◆◆◆ GPSレーダーの取付 ◆◆◆

最近の道路は様々なレーダー取り締まりシステムが存在し、走りは監視され測定され写真を撮られ罰金を取られる。これに少しでも対応するため僕は全車にレーダーを付けている。もちろんセンチュリーにもGPSレーダーを付けていた。たぶんセンチュリーにレーダーを付けていたのはウチの車だけかもしれない。そんなわけでカングーにも最新式レーダーを搭載する事にした。選択基準はアンテナ分離式である事、GPSで有る事、データがダウンロードして入れ替えできる事だ。その結果コムテックのLS938に決まった。なぜアンテナ分離式かというとカングーのフロントガラスは熱線や電波を反射するガラスで出来ているからである。 ルームミラーの後ろ側の黒い網状になった部分だけは電波を通過させるように出来ているからETCなどのアンテナは設置可能だ。このため本体とアンテナは分離している事が条件となる。 本体の取付は視認性の関係からウインド上部に付け、アンテナはリアまで室内配線し後ドア部のゴム部品を加工してルーフに引き出した。ルーフに出す事によってGPSや無線の感度が数倍になるから熱線ウインドでなくともこの方式にするといい。 配線はフロントウインド上のトレイから車室側面のボックスを経由し一旦上部のゴム栓の部分から車体内に入り再び後部のゴム栓からルーフに出すいう方法で行う。このルートは案外知られていないと思うがやれば出来る。お互いのゴム栓同士の連絡は硬めの電線などで探ると通線できる。アンテナは付属の両面テープで貼り付けたが寸法が一回り小さく雨水の浸入で短期間で駄目になるかもしれない。横に設置したカーナビ用のGPSアンテナは小型でマグネット式でありこの方が格段に良い。電源はカーラジオのACC電源から取る。 取付後周辺や高速を走ってみたが正確な表示や警報は十分信頼に足るものである。ただ350.1MHz無線傍受アラームなどはロックしておかないと都度お知らせがありうるさい。  comtec