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【2017.01.31】
★イギリスのEU脱退の選挙、アメリカ大統領選挙、そして日本では民主党が与党となった後の選挙..何か共通点があるのではないだろうか。その裏には何をやっても楽にならないなど現状に不満を持っている人達の無分別な暴走があるのではないか。 しかし結果が決まった後の脱力感と無分別だった自分への反省が別次元の現実となって自分に襲いかかる。 個人よりも集団というものは少しの切っ掛けで暴走しやすい特徴を持っている。大勢集まって居るのだから安定していそうなものだが現実は逆で、誰か1人の意見が連鎖的に他人を取り込んで絶対多数になるという現象は数学的にも解明できるものだ。 機械工学とか電気工学ではこのような現象をレーシング現象という。例えば回転機械ではいつも一定の回転数を維持できるようにサーボ回路などを用いて現在の回転数の微妙な変化を検出し、僅かでも回転が落ちれば電圧を上げて修正する、この時に電圧を少しでも上げすぎると回転数は設定値よりも早くなる。こうなるとサーボ回路は電圧を下げて回転数を下げようとするが、これまた電圧を下げすぎて回転数は低くなりすぎる。こうした異常動作を抑制するために遅延回路のようなものを用いてサーボ回路の動作を緩慢にすることで動作の安定を図っている。 こうした現象を見ればわかると通り、人間集団の場合でもその集団の中に、例えば集団の目的と反対の意見を持っている者が含まれないと確実に暴走することがわかるだろう。反対意見を堂々と述べるものが居ない今の自民党などはその好例と言えよう。 これはトランプ大統領に対して退任後始めて意見を述べたオバマ前大統領の言葉を先程読んでみて直感的に僕はこの暴走現象が頭に浮かんだので紹介してみた。 株価の動きも世の中の動きも果ては宇宙の動きも大凡は数学的に解決出来る。株価の推移は人の考えや事件によって上下するように見えるが、実は計算式通りに推移しているということだ。 また宇宙の大きさとか宇宙誕生についても計算式によって表現できる。いま確実に表現し切れていない部分は数式の一部が誤っているか欠けているということだ。 ★東京都の豊洲市場移転問題は汚染の再検査とか築地市場の組合長選出だなど新しい局面を迎えて傍観する我々にドラマの続篇としての楽しみを与えてくれている。根底にある悪の枢軸の摘発とか、水質検査の数値改ざんなど今後もドラマチックな展開が待たれる。昔なら既に浄瑠璃とか芝居になっていてもおかしくない騒ぎである、誰かこうした戯曲でも書いたら売れるのは間違いないが..そこは癒着とか権力とか中傷によって国立劇場で上演されることはなかろうし、本屋の店頭に並ぶこともないだろう。 今こそ政治や格差の問題について論じる好機なのに残念だから、僕が少しでも補完してみようということで時間を割いて毎日書き綴っているのだが..パイナップルペンは有名になってもマスコミが嫌う社会を更生させるような意見は埋没してしまう。 まあボケ防止の指の運動に丁度良い。

【2017.01.30】
★昨日の雨で雪解けが進んだ、しかし頼みの綱だったランドクルーザー70を昨年売却してしまったので積雪が10cm以下にならないと南アルプス山麓の山小屋に行く事が出来ない。今年になってまだ一度も行く機会がなかったが監視カメラの映像を見ると、積雪がほぼ10cm以下になったようなので近日行こうと思う..しかし雨の後は道路はともかく今迄凍っていた山腹が緩んで土砂崩落や落石が多発するので安全を考えてあと4、5日経ってからにした方が無難と判断している。従って今日は地元の温泉に行って命の洗濯をしていた。今年になってから葬式が2件あったり雑用が山積していてゆっくり休む暇がなかったので丁度良かった。 ★世界は慌ただしく動いているが..日本の若者や庶民は至って冷静で政治とか経済に目を向ける寸暇も惜しんで娯楽にのめり込んでいる。まあ人生は楽しく暮らしてこそのものだから、くだらない事やカネ儲けに心血を注いでも無駄だろう。先日も東芝は巨額損失で破産状態になっていると騒いでいたが、今度は世界のソニーが映画事業の失敗から1100億円の赤字を出したとしている。何のために朝から晩まで走り回ったのか..従業員の落胆ぶりが目に浮かんでくる。 儲かる時もあるし損する時もある、だから毎日アイデアを出して夜中まで頑張ろう..簡単に解釈すれば、商売は幾ら働いても損得勘定すればチャラとなるから適当に働こう..と言う事になるのだ。 世の中にはこうした考え違いのために没落する人や企業が幾らでも有る。例えば連日連夜猛練習を重ねて世界選手権に出場したが、練習疲れから予選落ちした..というような笑いを誘うケースである。過ぎたるは及ばざるが如しと言う事だろうか。 相撲の世界でも昨年初場所で優勝した大関琴奨菊は結婚したり優勝パレードをしたりして稽古に力が入らなかったため負け越して関脇陥落。それを見ていた稀勢の里は優勝パレードを中止し稽古に邁進するが..やり過ぎて疲れが残ったり打撲したりして負け越し、なんて事にならなければいいが。 要するにいつも言っているように適当にやることの大切さを忘れてはいけないと言う事である。 このことを予算委員会で蓮舫氏から追及された安倍首相は、会社を退社してから次の出社までに一定時間を確保する「インターバル規制」の導入を進めるという。これらは働き過ぎ日本人に対する遅すぎる対策である。 「働きすぎると貧乏になる」と僕は時々書いているが、カゼオケ(風が吹くと桶屋が儲かる)風に解説すると、働き過ぎると給料が増える→給料が増えると納税額や年金額が増える→税収が増えると役人は使い道を模索する→利権事業に無駄金を使う→使ったカネは回収できない→年金が減る→納税額が増える→だから今迄より貧乏になる。ということだ。

【2017.01.29】
★太陽光発電の発電状況を見ていると随分陽当たりが良くなってきたのを感じる。僕は自作の設備を使って監視カメラや録画装置など直流で動作するものをバッテリーに蓄電して動かしている。装置の電圧や発電状況などを24時間コンピューターに取り込んで評価している。ソーラー発電は殆ど利益は出ないが遊びとしては面白いので多くの人が様々なアイデアを凝らしてやっているようだ。ソーラー発電自作の鍵はバッテリーを如何にして極限まで無理なく使うかという事に尽きる。ソーラーコントローラの負荷出力が大概は10Vだが9V程度まであれば相当活用できる筈である。常時稼働しているコンピューターの電源をソーラーで使ってみたが、バッテリーからAC100Vに切り替わる時に瞬間的に電圧が下がり停止してしまうケースがあり未だに活用できていない。別紙の記録でもわかるようにバッテリーが満タンになった時ソーラー発電は無駄になるため、この時だけ何らかの負荷を接続するか、もっと大容量のバッテリーを増設するかすればいいが、たぶん投資してもそれほどメリットは無いと思う。 こうした工作はアマチュア無線マニアに向いている。また露天風呂建設と同じぐらい面白いので暇が有ったらチャレンジしてみたら如何だろうか。最近は中華(中国製)ソーラーパネルが安く入手できるので使い方によっては儲かるかもしれない。 ともかくソーラー発電からも春を感じる今日この頃と言う事である。 ★昨日公務員の犯罪白書が公表されたが..何と警官の懲戒処分者が266人も出ているが氷山の一角だろう。毎日一人ぐらい逮捕されているという計算になるが、その犯罪の殆どは性犯罪である。犯罪人数はともかくこの内容がいかがわしいではないか。 ストレスが溜まったという言い訳をしているが、今の日本でストレスが無い人間など皆無に近い。犯罪を犯すぐらいなら職を変えれば良い、警官から風俗産業の見張り番などへの転職は簡単だろう。 最近の犯罪は狂気に満ちている、なぜこんな事になるのだろうか?。たぶん狂人の作品を見たり教えられた結果ではないか。絵画で言えばゴッホとか、小説家なら三島由紀夫とか..世の中で飛び抜けた才能を持ち合わせた人には多かれ少なかれ狂気が宿っていし、それがなかったら天才でも芸術家でもない。彼らの作品を小中学校で教えられたり見たりすると間接的に何か洗脳されたり記憶に残るのではないだろうか。この小さな記憶が将来なにか悪さをするという事は十分考えられる、なぜならそれが教育だからである。 先日も書いたが友人のK君は最近体調が悪くなり伏せっている。彼は真面目で道楽もなく定年後も働き続けてていたが、これも何らかの洗脳とか刷り込みが行われた結果だろうと思う。学校の脇に立っている二宮金次郎像を崇拝するような教育の果ての姿は企業に死ぬまで利用される人を造り出したに過ぎないのではないか。日本人はもう一度立ち止まり子供の心でこの先を考える必要があろう。そうすれば原子力発電所の建設とか再稼働というような問題にも終止符が打たれる筈である。

【2017.01.28】
★久しぶりに気温が10度を超えて春近し..という気分を味わった。もちろんウオーキングも気持ち良い、妻もこの天候に誘われて一時間近くウオーキングをしていた。春は人生に例えれば青春そのものである、いつまでも春であってほしいが時間という次元は全ての動植物に平等に訪れる。だから素晴らしいのである、若者諸君もこの二度とない青春を出来る限り有意義で記憶に残るものにして貰いたい。 先日テレビを見ていたところ、先の少ない老人達から、今迄の人生でこうすれば良かったと思うのは何か?、という質問をしたところ殆どの人から「他人の目を気にせず自分の思った通りの事をすれば良かった」と答えたという。要するに人生の反省である、特に日本人は他人を気にしすぎる。これは日本人特有の遠慮とか我慢とかいうものではなく自分の心とか気力が弱いところにも原因が有る。もっと大らかに朗らかに出来るだけ思った通りに行動する事は例え失敗したとしても死を前にして後悔は小さいと思う。まあ、後の後悔先に立たずと言う格言もあるから成り行きに任せて生きるのも気楽なのかも知れない。 ★友人と話していたところ、彼の親戚に東芝に勤務している人が居るらしく、心配になってこの先どうなるのか聞いてきた。僕はそう詳しい内情は知らないが、原発の「バチ」が当たったのではないかと簡単明瞭に答えておいた。東芝がなぜ原子力事業で7000億円もの損失を出したのかは知らないが、たぶん自社だけではなく政府関係も絡んでいるのは間違いないだろう。 この時代に原子力発電所を輸出して儲けようという者達が何やら画策して外国のトップと工作しているが、この後ろには原発産業があるのは間違いないが、本当に日本がやって良いのかという自問自答がこの企業にはない。単に儲かればいいと言う考えしかないから間違いが起きたのだろう。ともかくシェールガスが開発された今、原発の発電コストは高すぎることと、余りにも大きなリスクを背負うことから手を出すこと自体が間違っていたのである。 如何に政府が煽った結果であったとしても、赤字が山ほど有る企業を助ける者は誰もいないことを念頭に置いた経営力が必要である。 トランプ大統領にゴマを擂って巨額投資をするのも良いが最悪の結末を予測すれば無謀な投資となろう。世の中のカネ儲けはあくまでも適当でなくてはならないということだ。 ★トランプ大統領は難民受け入れ中断の大統領令に署名したが、日本では殆ど難民を受け入れていないので誰も批判は出来ない。アメリカの恐れているのは難民ではなくイスラム過激派のテロである。テロを無くすにはどうするか..アメリカとロシアなど核保有国の軍事予算の1/10を世界の貧困のために使えばいいだけのことだ。時々テレビで栄養失調の子供達に薬を贈ろうという募金をしているが、こうした人や場所に爆弾一個分のカネを落とせばいいのだ。爆弾など落としも何の役にも立たないことはバカでも知っている。あえて爆弾を増産するのは軍需産業の利権の為だけのことだ。日本の武器輸出も同じ事で武器よりも食料を輸出すれば一発の銃弾よりも100倍の効果がある。なにもかも馬鹿者が仕切っているとこういう社会になるのである。

【2017.01.27】
★今日あたりは寒さが緩むと言う事だったが..あまり暖かくはならなかった。風が強くて体感気温は低くウオーキングも躊躇してしまうほどだ。高齢になると血管が動脈硬化によって直径が半分以下になってしまうので心臓への血流が少なくなり狭心症を起こす。だから健康のためにするウオーキングによって命を縮める事になりかねない。薬と同じで病気を和らげる反面で同等の副作用が生じてしまうのだ。同等ならまだしも副作用によって以前より体調が悪くなった人は後を絶たない、これが西洋医学の欠点であろう。漢方薬というと効き方が緩慢だという印象があるが、最近は調合の進歩によって速効で効くものも多いし副作用が少ないのでもっと多用すべきである。 先日も書いたが、僕も医者の勧めで飲んだ新しい薬の服用で目眩や低血圧症状が起きたため飲むのを中止して事なきを得た事が有る。血圧の薬だが、朝飲むと午前中気分がすぐれず温泉に入ると血圧がどんどん下がって目眩がして倒れそうになるのである。それでも医者は中止について難癖を付けたので僕はこういう傲慢な医者とは付き合う気になれず行くのをやめた。たまたまこの医者は市民病院の職員であり何を言っても給料が変わらないという後ろ盾があっての傲慢さだと思う。 どんな病気でも複数の医者の診断を聞くことが完治への近道なのは間違いない。中には5人ぐらいの診察を受けた後にやっと真の病名に辿り着いた人も居る。 ★友人のK君から電話があって1週間ぐらい寝込んでいたという。原因はインフルエンザみたいだというが、本当は無理に働きすぎたためである。定年後もアルバイトとして勤めたが、仕事内容は在職中と変わらなかったという。トヨタ自動車の下請けの中小企業だが、従業員に対してタイクカードは必ず5時になったら押せという暗黙の決まりが有るのだというからまさにブラック企業である。彼は自分が労災死した時のことを考えて自ら実際の就労時間や仕事内容を毎日記録して居るという。如何に政府が太鼓を叩いても企業は聞く耳など持たないのである、それどころか下請けだけでなく大企業が率先して違法労働をさせているのだから日本は労働後進国の仲間に違いない。 僕の友人が社長をしている建設会社は労働時間についてはキチンとしている。5時になれば何をしていても仕事を終えて5分も経たないうちに現場から去っていくのだ。これはこの建設会社だけでなく他の会社も似たようなものだから田舎の会社の方が労基法を遵守していると言える。 僕は以前から適当に働け、いい加減に働け、時にはサボれ..と書いているが間違いではない。サボることの出来るような仕事量が従業員の健康を維持するために必要なのだ。 最近のバカ経営者は「企業は人である」という鉄則を忘れている。三菱とか東芝もそうだが如何に日本を代表するような大企業であっても人を大切にしない企業は破綻するのだ。今後は法改正して企業を破綻させた経営者には実刑を科すべきであろう、そうでなかったら庶民は救われないし秩序も無きに等しくなる。

【2017.01.26】
★同級生の葬儀に出席してきた。同じ年齢での友人の他界はショックに値するものだ、参列した10名余りの同級生も同じようにショックを受けていた。今年は盛大に同級会を開こうという意気込みで計画を進めていたのも、遠方からの参加も考えて元気な内にやろうということで始めたのである。 彼とは昨年12月28日に病院で偶然出会って元気な姿を見ていただけに一層ショックが大きかった。人はいつ死ぬか判らないということを改めて自覚した思いである。 先日紹介したばかりだが、東大大学院の部長矢作直樹氏の著書「人は死なない」という本を読むと少しはショックから遠ざかる事が出来るかもしれない。なぜなら著者は「人は死んでも魂は死なない」という事実を自身で確認したからである。肉体とそれを利用して住み着いている魂を別物として捉えることによって著者の体験は正当化される。霊媒師による口寄せを実体験することによって彼は死後も魂は生き続けてている事を確認したのだ。亡くなった母がしていた結婚指輪が無くなっていたのでその在りかを尋ねたところ、箪笥の上の箱に入っていることまで霊媒師を通じて話した、その後実際にその場所で見付かったのだから疑う余地はなかったようだ。 医学の頂点に居る彼がこのようなオカルトめいた書物をお出版するのは異例のことだが、様々な事実を実体験することによって医学では説明出来ない世界を我々に知らしめようとしたのであろう。 アインシュタインに始まる宇宙の真の姿の追及は現在の科学の全てを網羅しても解明できないどころか、もっと深見にはまっていくだけだ。いま地上や宇宙で起きる現象の全ては物理学で解明できると思っていたものが崩壊し始めているのだ。それは宇宙をの全てを表現することが出来るとした物理学の法則が破綻したからだ。例えばブラックホールの内部では全く物理法則は通用しないし、極めて微少な原子の世界でも物理法則は破綻する。この事からも人の生命の行方とか、なぜ生きているのかというのはもっと別次元の思考を取り入れて追及しなくてはならない。 物理法則の破綻は、昔から「亡くなったお婆さんは貴方の肩に留まっていていつも見ているのだよ..」というのが真実なのかもしれないという裏付けにもなろう。 地球は近い将来終焉を迎えるのは事実である、しかし我々人類や動物などDNAをもった種は別の場所で必ず生き延びてゆくという事だ。 僕は思う..東京や大坂があと30年以内に70%の確率で大地震と大津波に襲われるというが、なぜ皆呑気に酒を飲んだりコンサートで大騒ぎしたりして楽天的に生きていけるのか..それは滅びるのは単なる身体であって魂ではないという確固たる事実が有るからだろう。

【2017.01.25】
★19年ぶりに日本人の横綱が誕生して相撲界やファンが沸きに沸いている。昼頃に相撲協会から使者が稀勢の里に対して横綱推挙の伝達をし横綱昇進が確定したわけだ。この伝達式よりも両親の言葉が胸を打った。大関のままで居て欲しかった、出来れば早く引退して欲しかった..というファンの期待する言葉ではなかったが、僕はこの稀勢の里の生い立ちと努力を映像で見たら親として当然のコメントだと感じた。横綱は言わば名誉職であり、取り組みも去ることながら一言一句にも相撲界や社会に対して大きな責任が付きまとう。気ままに大関で相撲を取っていた方が安心して見ていられるのである。また大きな体と稽古でケガはしないか病気にならないかという心配も付きまとう。親としては無理せず健康で元気に長生きして貰いたいというのが子供に対する一番の望みなのである。要するにカネは幾らあっても名誉が山ほど有っても命には比べられないということだ。 彼が中学三年の時に卒業式を待たずして送り出した先生や同級生それに両親のエピソードを見た時にテレビの司会者が涙ぐんでいたが、僕も同じように涙が出てきた。 僕の中学校の同級生は95%の人が卒業と同時に15歳で社会に出た、そして名古屋とか東京などに散って行って一生懸命働いて今迄生き抜いて居る。昨日も書いたが、その同級生は既に70名の内10名ぐらいが世を去ってしまった。人生に何か大きなストレスがあったのは間違いない、それが原因で病気になったのではないかと考えると不憫でならないのだ。 ★相撲と御嶽海で思い出したが..あの御嶽山の噴火からもう二年余経った。死者を63人も出した噴火について当時何度もここで書いていたことがある、それは「人災」ではないかと言う事だ。噴火の前から異常な地震や噴気を観測していた気象庁は登山者などに何の警告もレベルの引き上げもしなかったからだ。これはあの福島第一原発がメルトダウンした時に気象庁は税金を何百億も注ぎ込んだコンピューターシステムがあり放射能が流れる方向を知っていながら隠蔽していたという事実にも関係する。この時に気象学会は会員研究者に対し公表の自粛を要請までして隠蔽したのである。結局はドイツとかノルウェーの気象機関が気象庁に代わり独自に予測し、放射性物質が拡散する方向をリアルタイムで予測し世界に公開していた。何のための気象庁か、何のための税金投入か..。今日御嶽山噴火の遺族が国と長野県を相手取って損害賠償の請求を行ったが当然だろう。こんな馬鹿げた隠蔽を見過ごしたら国家の恥である。 気象庁はなぜ隠蔽したか..やはりカネと利権に目が眩んだ者が政府や役所に居るのだろう。例えば火山の噴火レベルを上げると登山者が減る、そうなると旅館や商店が儲からない。それでは困る..だから頼もう。もちろん厚生労働省も同じ考えで運用しているだろう。早い話が国民の命よりもカネ儲けを優先しているということである。だから全ての役人たちが主催するイベントなどに出席して喜んでいる者達を僕は馬鹿者と定義しているのである。わかっただろうか!。

【2017.01.24】
★極寒の朝を迎えた、飯田市で−8度、南アルプス山麓の山小屋では−14度である。日本全国が寒さで震え上がった。この寒さは心臓に悪い..という話をしていた矢先に同級生が亡くなったという訃報が入った。彼は頭の切れる人物で地元の役所で教育委員をしていたが退職後は自宅に居た、昨年12月28日に偶然市内の脳神経科病院で出会った。何でも脳梗塞を起こして救急車でこの病院に運ばれ入院し2週間に亘る点滴の結果一命を取り止めたと話してくれた。話も歩行も問題なくなかったようだっただけに何ともあっけない最後だった。まだ若いので残念だったと共に僕自身も他人事ではないという思いに駆られている。 ただこの病院で彼と話した時に壁に貼ってあったポスターにうる覚えだが「一度脳梗塞を起こす一年以内?に殆どの人がもう一度起こすので注意しよう」という内容だったことが妙に気になった。 ★携帯電話のソフトバンクがテレビCMで使っている「お父さん犬」という白い犬の親元である「湘南動物プロダクション」で職員が2名ライオンに噛みつかれた..というニュースが流れた。この時に頭に浮かんだのが女優の松島トモ子さんである。彼女は僕が小学校の頃ラジオで始めて聞いたドラマ「赤銅鈴之助」の声を担当していた人で今も忘れない。その彼女が1986年にケニアのナイロビでライオンに襲われて首を噛まれた、あと1ミリ歯の位置がずれていたら確実にその場で死んでいたという大事故で、治っても元に戻るのが奇跡というほど深刻なものだった。更に彼女はヒョウにも噛まれてたが生還するという強運の持ち主だ。 ここで考えるのは噛みついた歯が偶然1ミリずれたのか、それともライオンが故意にズラして噛んだのかという疑問である。ライオンやツキノワグマのような猛獣に噛まれて亡くなった人は余り聞いた事が無い。日本各地で熊やイノシシが出てきて毎年多くの人が襲われているが死んだ人は居ない。このことから如何に獰猛(どうもう)な動物でも人殺しはしないという事実である。言い変えれば「人を殺すのは人だけ」だということである。もちろん人は動物も平気で殺しているから世界一獰猛な猛獣であることは間違いない。 僕も犬や猫をずっと飼っているが、毎晩腕枕で寝ているような犬や猫であっても何度も噛みつかれている。これは動物の本能で何らかの危険を感じた時とか食物を奪われそうになった時などに起きる回避行動だ。だから腕から血が出ても許すことが出来るし家族も時々噛まれるが怪我をしても文句は云わない。要するに動物の習性を知っているから自分の行動が悪かったからだと感じるからである。 先日ライオンに噛みつかれた人達も何らかの動作がライオンの気に触ったのだろう、もう一度頭を撫でてやれば友達に戻れると思うが..。

【2017.01.23】
日足が長くなって春近しという今頃が一年で最も楽しい時だろうか。我が家の周りではもう福寿草が開花しているから間違いなく春が来ることを実感できるのだ。 僕は楽天家だが自分の生き方を変えようとしない頑固者の一人である。昨日我が家に来て先祖の霊に新春のお経をあげてくれたお坊さんから永平寺から寺に一部だけもらったという今年のカレンダーを戴いた。1月を開けてみると最初に「常行一直心」と書かれていた。この意味は、「どんなときでも、どんなことがあっても、清らかな心で目の前の物事に一心不乱に打ち込む。そうすると、ものごとの本質が見えてきて、自分自身の生き方に揺るぎない自信が持てるようになる。自信がつけば、周りの意見に振りまわされることはなくなる。」という意味である。自分の信じる道を貫くことが自信に繋がり人生を豊にすると言う事でもある。 最近の若者は一心不乱に物事に打ち込むという姿勢が見られないという、不満や喪失感はこうした夢中になる事柄が見付からないか見付けないことが根底にあるのだろう。見付けるためには遊び心が不可欠である、世の中の殆どはこの遊び心に始まることを忘れてはならない。今や経済も政治も全てがこの遊び心の成れの果てである、株取引も投資もギャンブルも全てが遊びから毛が生えたようなものである。世界一になろうというような馬鹿さ加減を発揮しなくとも良いから適当にいい加減に人生に向かうことだ。決して過ぎてはならない。 ★今日は中繁彦先生と飯田市内の天竜川沿いにある「川楽屋」という料理店で会食をした。この店は田んぼの真ん中にあり近くに行っても一見しただけではわからないし、予約がなければ入れない。昼も夜も予約で一杯で飯田市の隠れた人気店である。ここでは過去にも食事をした事が有るが料理が実にヘルシーで女性客が多いのもこのためだ、しかし血糖値を気にしている僕には格好の店である。このような店(レストラン)は界隈には相当数有るが、どの店もそれなりの特徴を持っていて楽しい。田んぼの真ん中というのも売りの一つだろうが、川楽屋では隣接して陶器の工房を持っていて食器や展示品に至るまで自家で造っているようだ。店内には所狭しと陶器が並んでいるからこれを見るだけでも楽しい。メイン料理の撮影は忘れたが前菜は写真を撮ってきたので紹介しておく。僕とこの店は何の利害関係はないが、食い道楽の方々の一助になればと思い紹介しておく。

【2017.01.22】
★血圧を測って一喜一憂する人も居るが、最近ツイッターを見て一喜一憂している日本を始め諸外国の大企業のうろたえぶりは目に余る。アメリカが輸入しないというならば1ヶ月ぐらい止めてみたらどうだ。世界(企業や政治)は密接に結び付いていて、中国が南シナ海に進出しても日本はいつも通り輸入も輸出もやっているではないか。例えミサイルが2,3発打ち込まれても貿易は止まることはないだろう。これはお互いに金儲けに支障があってはならないと考えている人が多い為でもある。 ★大相撲初場所は千秋楽を迎えたが、長野県木曽出身の御嶽海の活躍や稀勢の里の活躍と横綱昇進もあって大いに湧いていたようだ。人が集まるところで相撲の話になることが多いことを思うと八百長時代が嘘のようである。何事もルールに従って真面目に取り組めば人は信用し応援してくれるということである。スポーツも政治も八百長は厳禁だ、天下りに贈収賄、口利きなど悪が栄えた試しは無いと思え。 また政治家は格差是正にもっと力を入れるべきだ、賃金格差、生活格差、住居格差、就職格差、健康格差..世の中は格差の山である。 ★僕は以前から高齢者の交通事故について調べていたことがある、それは老人であるという理由以外に重要な事実を忘れていないか..と言う事だ。事故現場を報じるテレビニュースを見ていて気が付かないか?。事故車の多くがトヨタのプリウスなのだ。僕はトヨタのプリウスという車に疑問を持っていた、それはエンジンとモーターと双方を持っていて特にスタートする時にモーターを使うと音が殆どしないことだ。アクセルを踏んでも音がしなかから余計に踏んでしまうことがある。更にエンジンに比べてモーターは瞬発的にパワーが出るという特徴がある、言い換えれば出足が良いと言う事で事故に繋がる。もう一つ危険な事が有る、それはミッションのポジションが今迄の車と全く違うと言う事だ。要するにの車でバックの位置にギアを入れたつもりが前進の位置になっていると言うことである。これが昔から何十年も車を運転し続けて来た人にとってはとっさに判断できないのである。まさしくプリウスは老人にとって危険な車と言える証拠だろう。最近はこのことに気が付いた人達がツイッターなどで発表していることもあり早急にメーカーは対策を考えるべきだろう。高齢者は今迄運転していたようなマニュアル車か普通のガソリン車が好ましい。以前にも書いたが昨年僕が買った自動運転に近いような車は危険なので買わない方が良い。 事故は年齢だけの問題ではなく、メーカーの設計にも大いに関係していると言う事である。

【2017.01.21】
★50年ぐらい昔のことだが僕が寮に入っていた時に炊事をしてもらっていた方が亡くなり市内で葬式があり参列した。何と満102歳である、亡くなる数時間前まで元気だったと云うからまさにピンピンコロリの大往生である。100歳前後まで長生き出来る人は持病を持っていないから亡くなる寸前まで元気でいられるのだろうと思う。 人は100歳を堺にして今迄の雑念が全て消えてしまうといい、更に毎日の生活が極楽に変わるのだという。これは先日テレビを見ていてわかったことだ。老人ホームに居る100歳を超えたお年寄りにインタビューすると口々にそう答えていた。またゲスト出演していた日本で最長老医師である野原重明氏(105歳)も全く同じ事を語っていたし彼らは皆呆けていないのだから間違いないだろう。しかし生きて極楽を味わうには100歳まで生きなければならないということだからそれ自体が難問である。 100歳を超えると自分の子供達も高齢にになり喪主の長男に至っては「ようやく母の葬儀を行うことが出来た」と胸をなで下ろすほどだ。ともかく今現在90歳〜100歳の方々の生命力は異常に高いのには驚く。 僕の故郷の南アルプス山麓の山村でいまも元気に生きているのはその年代の人達が多く、殆どが一人暮らしだが炊事洗濯どころか山から薪を取ってきて風呂を焚くという人すら居るから驚く。 日本では男の平均寿命は約80歳だが、世界には男性の平均寿命が日本より高い国がある、それがスイスとかアイスランドである。なぜ男が長生きかというと彼らはぶどう園などで死ぬまで働いているからだとのことだ。 余談だが、僕は105歳の医師に健康を任せる気にはなれない。 ★トランプ大統領は就任直後にオバマ前大統領が力を入れていた「医療保険制度改革法」の撤廃を目指す大統領令に署名した。これは貧しい人も健康保険に加入できるようにした国民皆保険法をやめようというものだ、もちろん日本も国民全員が加入でき所得に応じて負担額も決まる。だがトランプ大統領はこうした貧しい人への負担をすることを拒否して保険法の撤廃を求めているが、これには裏があり、公的な保険がなければ保険会社が儲かるから彼らの利益の為に廃止を進めているのである。まさに金持ちによる金持ちのための政治であろう。これでは外国からテロ攻撃を受けるだけでなく国民からも攻撃対象にされかねない。日本の福祉が全く前進しないのも保険業界からの政治資金によるものだと考えるのが正しかろう。揺りかごから墓場までという社会は日本やアメリカとは無縁のものであることがわかる。全ての国民はこうした裏を読み取ってから選挙に行きたいものだ。

【2017.01.20】
★大寒に相応しく全国的に荒れ模様となったが..世界も荒れ模様である。アメリカ大統領就任式まで6時間を切ったが、会場周辺では賛成派と反対派のデモ隊が衝突しているようだ。アメリカは銃社会で有り過去に多くの悲惨な事件がありながら規制されないのは大統領がその気にならないからだろう、それとも国民の意識が自分の命は自分で守るという西部開拓時代からの考え方が浸透しているからなのだろうか。ともかくデモ隊同士が撃ち合いにでもなればトランプ大統領も規制に対して真剣に考えるかもしれない。 アメリカはカネの社会である、カネで何でも買えるという意識は世界一である。確かにこれは間違いない事実である、例えば就任式などに1億円ぐらい寄付すれば大きな国の大使になれる、500万ぐらいだと小さな国の大使になれる、大使になれると言うよりポストを買えると言う事であり国民は誰も違和感を持っていないのだ。アメリカでは大使になるのは科学の寄付した人ばかりなのだ、これも自由の国アメリカの姿だ。 ★省庁の天下りについてはここでも何十回も取り上げているが一向に減らない処か民主党の蓮舫氏による廃止論以降は多少自粛傾向があったものの最近はそれこそ自由気ままにやっているといった方が正しいようである。 天下りは単なる再就職ではない、前もって自分達が行く先の企業に多額の工事や機器を発注して巨額の利益を上げさせておくことが条件となる。企業も何の役にも立たない人に給料を支払うのだから少なくともその給料分だけは確保しておく必要があるのだ。 天下りは例えば警察からは自動車学校とか信号機の会社、道路標識の会社など関連する企業が多い。要するに職務権限が及ぶ企業でなければ多額の発注が出来ないからだ。 天下りは犯罪である、行き先に対してデタラメな発注はともかく、以後も省庁と連携して入札に便宜を図ったり金額を漏らしたり..ともかく無駄に税金を使うことになる。だから横領でもあり税金泥棒という立派過ぎる犯罪なのである。これを捕まえる者達も同じような事を押しているのだから摘発も出来ない。 韓国では連日財閥のトップなどが逮捕されるという事件が起きているが、仕切っているのは検察とは別の「特別検察官」である。何故かというと検察は大統領府などの介入や圧力を受けて正当な捜査が行われないため別に独立した組織を作る必要があったのだ。日本もこうした組織を早々に作らないと役人や議員の犯罪は後を絶たず税が無駄に使われることになる。 特別な取り締まりの組織は犯罪を犯している者達がこれ以上深みにはまって身を滅ぼさないための救助隊と考えたらどうだろう。 TPPがどうのこうの防衛がどうだこうだと云う前に国内の秩序を正さねばならない。先進国とはこうしたことを正義感を持って積極的に進めてゆける国家のことである。

【2017.01.19】
★多少気温があがってきた、果樹園の中をウオーキングしていると剪定作業が始まり農家も忙しくなった模様である。たぶん12月にフジリンゴの出荷が終わり一休みすればもう繁忙期に入る。昨年はリンゴのできが悪く収入が減った農家も多いと聞くが、一般的に果樹園農家はサラリーマン世帯よりも生活は楽である。例えば保育園の費用もサラリーマンと比較したら半額以下の家庭が多い。これは様々な税控除があるからだと思うが、僕の子供が3人保育園に行っていた頃は1人当たりの保育料は果樹農家の3倍ぐらいだった。たぶん農家の年収は僕より遙かに多かったと思う。 こうした農業に対する様々な控除や助成金処置は政権与党の集票に欠かせないものであったことは間違いない。 最近は補助金の受け皿になって私腹を肥やしていたJA(農協)の見直しが進んでいるが、これは集票が思うようにいかないところに原因が有るのだろう。 ★○○を食べると○○に効くという話は毎日のように耳にするが..例えば内閣府のプロジェクトチームと明治食品はカカオを多く含むチョコレートを中高年の男女30人に4週間毎日食べてもらったところ、学習などにかかわる大脳皮質の量が6割の人で増えたと発表した。 この発表が食品に何の係わりもないメーカーとか研究室の発表ならいざ知らず、最近このような研究発表がされるのは大概が食品メーカーから資金が出て研究しその結果を発表しているものばかりだ。 だからこれを鵜呑みにして寒天を買いに走ったりオカラを大量に買い込んだりするのは愚の骨頂だろう。しかし人は精神的に弱いものだから我先にと買いに走るのも仕方がないだろう。 実は僕もこの仲間の一人である、しかし僕はこうした発表を鵜呑みにせず、その成分を研究したり、その成分が体内でどういう作用をするかを検討してから買い求め長期間(6ヶ月以上)は試してみる。その結果がよかったモノだけ人に勧めることにしているが、やはり個人差もあるので効果の程はわからない。 こうした食物による健康法を集約すれば「幅広く何でも食べる」ということに尽きる。おおよそ食べられるモノの全てが人の体に有効に働くのは間違いないからだ。時には医者の薬よりも効くことだって有る。 もう一つが効くと信じて食べる事だ、これは精神的なものだが食物よりも有効となる場面もある 先日テレビで紹介されていたが..外国でステージ4の癌にかかった老婦人が病院で死を待ってた、彼女は世界的な大スターのファンであり何十年も応援していたが雲の上の存在で会うなどという事は叶わない人だった。ところがこの話を聞いた大スターが病床を訪問し話をしたところ、その翌日から癌は快方に向かい、どんどん小さくなって退院するまでになったというのだ。癌の治療に何が必要なのかといえば生きようという希望である。生きるのを諦めた人は長生き出来ないということだ。 話は戻るが、僕は健康食品といわれる葛(クズ)粉を毎日食べていてもうすぐ1年になる。体調もよく風邪をひいても軽く1日で治った。インフルエンザなど怖くないので予防注射など一度もしたことがない。昔は風邪をひくと多くの人が葛粉を食べていたというのもそれなりの効果があったからだと思う。

【2017.01.18】
★厳しい寒さが続いている、我が家でも風呂ボイラーに漏水が起きた。冷え込みによってドレンバルブの一部にクラックが入り水漏れしたのである。手持ちのバルブに交換して何とかなったが、その時に少しボイラーが動いて地震感知装置が働いてしまい起動しなくなったのはわかったが、警報のリセットの仕方を書いてある説明書探しに手間取ってしまった。自宅で使っている機械の取扱説明書はわかる場所に一括して保管しておくべきである。また機械が現存しているうちは絶対に棄てないことだ。 ★今日は定期検診の日で近くの診療所に出掛けた。昨年から温泉に行った時などに目まいがして立ち上がれなくなる事象が何度か起きた。様々な要因を考えたが12月中旬に温泉でひどく目まいがした時に即刻血圧を測ったところ上が90を割っていて高血圧の僕が低血圧だとわかったのだ。これは昨年から新しい薬を追加して飲み出した頃からなので、これが原因ではないかと思い飲むのを一時中止したりして確認をしていた。このことを話すと医師は連絡もなく飲むのをやめてはいけないというので、毎月検診をしているのだからその時に申告しても問題ないだろうと言ったのだが、何やらぶつぶつ言って聞く耳も持たない始末だった。結局自分で薬を中止するなら通院の必要無しと言うので、どうせ健康はまず自分で考えて自分で守るのが最優先なのだからその都度代金を支払って何度も診察の必要なしと言う信念から今後この診療所に行くのをやめた。 昨日厚生労働省と診療報酬について書いたばかりだが、その厚生労働省でも健康は自分で守ろうと言う事で、なるべく医者にかからず市販薬で治療し、その代わり薬品代金も税の控除対象になるとしている。こんなご時世に重篤な病気ならともかく何でもかんでも医者に来いと言う医師の考えはどうしたものか。個人的に売上げ増に拘っているのだろうか..飯田市の医療機関だから来院者数の成績でも競っているのだろうか?。医師に対して病人は「お客様」であることを第一に考えたいものだ。 医師会という仲間で徒党を組んで医療費を庶民からむしり取って高額所得を実現するなどと言うのは医師のすることではない。医は仁術という言葉も既に死後になってしまった今、庶民が期待するのは政権交代と医師会の解散しかないのだが..。ともかく日本がまともな政治経済医療体系になるのを期待するしかない。 ★アメリカではトランプ次期大統領の就任式が迫っているが..当のアメリカでは祝賀どころかデモの計画や有名人の式典への参加拒否が相次いでいる。更に就任式への参加をボイコットする民主党下院議員の数も60人にもなるという状況はどうしたものか..。アメリカにも日本にも大きな器を持った人物が居ないと言うことだろうか。就任式で暴動が起きないという保証もないのだから、おおよそ世界の指導者のレベルは年を追う毎に低くなったように見えるのは僕だけだろうか。 トランプ氏に期待するのは政治を職業としている者達には考えつかなかったような平等な富の配分への期待だけである。

【2017.01.17】
★僕がいつも役人をバカにしていると思われる方も居ようが..例えば今日発覚した神奈川県小田原市の市生活支援課のケースワーカー25人の行為を紹介してみたい。彼らは生活困窮者の家庭を訪問して支援や相談に乗るのが主たる業務である。 どうやってカネを無面したかわからないが、この職員25人が同じジャンパーを作ってそれを着込んで家庭訪問をしていたのだが..そのジャンパーには暴走族の如く背中に「保護なめんな」「我々は正義だ」「不当な利益を得るために我々をだまそうとするならば、あえて言おう。クズである」と書かれているのである。なめんなよというのは彼らに対して庶民が発する言葉である。 このジャンパー製作を指示したのは誰なのか、金はどこから出ているのか?。税金から出ているとすれば、彼らの方が真のクズであろう。 ともかく役人の根性を一から叩き直さない限り日本では福祉という言葉は使えない。連日の寒さの数倍も寒い話であることを全員が認識したいものだが、多くの役人が彼らと同じような事を考えているような昨今では無理難題か。 昔アメリカではヒッピー族という人達が沙漠の端っこのような人里離れた場所で生活していた。もちろん収入はないが普通に何もせずに暮らしていた。実は彼らには収入がないので政府から生活保護資金が出されてたのだという。ここまでいかなくとも福祉とはそういうものだ。実はこのヒッピー族の造った文化はアメリカの外貨獲得にも貢献していた。 ★昨年12月末に開かれた経済財政諮問会議で「薬価の議論と併せて診療報酬の改定についても諮問会議で議論すべきだ」との意見が出された。すぐさま日本医師会はコメントを出して、大それた発言で遺憾であると批判した。現在は医師会の仲間で構成される中央社会保険医療協議会で診療報酬が決まる訳だが、そこで決めるのをやめるとなると即座に高額な報酬を受けている医師の報酬が減る事になるのは火を見るより明らかである。カネにモノを言わせて国会議員に多額の献金をしている医師会が最も恐れているのがこの診療報酬の改定である。 時々厚生労働省はたぶん庶民に対するアピールに過ぎないと思うが医師が損しないような見直しをしている。何らかの診療点数が減った分は、例えば2ヶ月に一回診察を受けていた人も毎月受けなければ薬を出さないようにせよという通達を出している。これによって報酬が減るどころか返って増える結果になっているのではないだろうかとも感じるような改定である。国家はなるべく庶民の負担が少なくなるようにいつも意見を聞き検討し制度を改めるべきが本来である。例えば諸外国のように運転免許証の更新はしないようにするなど即刻実行に移すべきである。単に免許証を交換するだけで数千円の浪費と2時間ぐらいの時間の浪費であり、これによって日本国の生産性も落ちているのは間違いない。安全のためというより天下り会社で作る教本代金の徴収という側面の方が大きいように感じるが..。

【2017.01.16】
★日本列島が冷凍庫のようになってしまった。また温暖化による大雪で日本中で多くの人が苦労している。苦労している人の殆どが弱者であることも問題を深刻にしている。大雪は昔から降っていて豪雪地帯では二階に玄関があると言う事も聞き及んでいた、しかし昔と違うのはこの村から若者が居なくなったと言うことである。 豪雪と温暖化は密接に関係している、日本海の海水温が高くなっている為にロシア方面から来るマイナス数十度という冷えた空気との間に気温差が生じて大雪をもたらすのだ。地球は人間の不摂生によって病んでいるのだから仕方が無いと言えばそれまでだが..。かといって大金を注ぎ込んで火星に移住しようなどと考えるのは狂気の沙汰であることを認識したいものだ。地球(生まれ在所)に住めない者が火星に住める筈など無いではないか。税金の無駄使いもいい加減にしてもらいたい、くだらない宇宙開発に関わるだけで温暖化は加速されているのだ、特に「京」などというスーパーコンピューターは温暖化の最大の敵である。地方都市一つ分の電力を消費する、一度自分で調べてみると良い。これを使って将来の気候変化を計算するというのだから狂気の沙汰に違いない。 ★携帯電話によるSNS(日記やメッセージを通じて友人や共通の趣味を持つ人達との交流を目的としたネットサービス)で犯罪が多発しているが、その反面で人探しや助け合いなども行われ多くの人が助かっている。まさにインターネットは両刃の剣だが、どのようなシステムであろうと悪党が居れば犯罪は必ず起きる。銃やナイフの持ち歩きを規制しても包丁で切りつけたり自動車で群衆に突っ込んでより多くの人を死傷させているのは間違いない事実である。こんな事なら今迄通りでも何ら変わりないではないか。この規制は先日も書いたバス事故に際しての規制強化のようなものだ。役所の言い訳と取り繕いのためにしか機能していない。酔っぱらい運転を規制しても相変わらず警官や役人に至るまで酒酔い運転をしているのがその証拠である。 この役人の言い訳のためにどれだけの人達が苦労しているか..以前も書いたが、子供がライターを悪さしていて火事になったから点火用のバネを子供が使えないほど強くした例だ。このために老人達はライターが使えなくなり昔ながらのマッチを使う事になった。その結果、タバコに火を付けたり線香に付けたりするためのマッチの燃えかすの処理をしなければならず火災の確率が昔より上がっているのではないか。役人の特権と保身でこんないい加減な事をするのは許せない。東京都の地下水検査のように天下り先の会社とか建物の建設業者に検査を任せるとどうなるのか..という事件と変わらない。そもそも汚染された土地を法外な地価で買い上げて、そこに巨大建造物を作るという行為、これこそが利権というものの実像であり、日本各地にある原子力発電所もその例に漏れないのだ。

【2017.01.15】
★知多半島に住んでいる同級生のK君が12時頃にフェイスブックに投稿された写真を見たら何と積雪が12〜13cmもあるではないか。飯田市では今日の積雪量は約5cm程度であるから驚きだ、テレビで各地の雪の様子が紹介されているが普段降らないような地域でも大雪となった。まあ時には子供達が雪だるまを造ったり、雪かきをしたりして楽しめるから良い経験だろう。それにしてもこの冷え込みには参った、飯田市では朝の気温が−6度で最高気温が−1度となり冬日になった。センター試験も飯田市の受験者は今年から地元の飯田高校で受験できることになった、なぜもっと早くから遠い松本市まで行かなくてもいいようにしなかったのか?。旧態依然として業務を進める人達の改善に対する意欲とか庶民の暮らしに対する配慮が皆無だったと言う事だろう。 まあ雪は春になれば必ず溶けるから心配ないが..失われた命は二度と戻らない。軽井沢のバス転落事故から1年が経った今日、現場には多くの遺族や関係者が花を捧げた。 この事故に伴って国土交通省では法改正を行いバス運行事業者に対する規制を強化したというが..なんの役にも立たないと思う。要するに今迄も規則は山のようにあった、しかし誰も業者をチェックしたり立ち入り検査などしなかった為に無法状態になり事故が起きたのである。新たに規則を作っても例えば警察のスピード違反の取り締まりのように路上で頻繁に検査をしなければ再び事故が起こり、再び規則だけが対策として書き直されるだけに止まるのだ。 もう一つの問題点が60歳以上になった人を定年にせずに雇用するのも問題である、高齢者になれば目や耳だけでなく身体能力全体が衰えてくるのは当たり前だ。これを年金が足らないとか赤字だとかくだらない理由を付けて老人になってまで働かせようとする国策自体を変えなければ事故は抑制できない。70歳まで定年延長したらどうなる、昼飯を食べればすぐに眠くなってしまう人達が夜中にバスを運転して何百キロも離れたスキー場に大型バスを運転して行くのだ。こんな事で安全が守れるのか..定年延長とはこうした危険のことを誰も考慮せず、ただ金銭的な問題の解決策にしているだけのことだ。元気だと言っても高齢者は確実に高齢者であることを忘れてはならない。 昔は定年が55歳だった事を考えれば福祉さえ充実させれば今からでも55歳定年制を復活できる。人生は働く為にあるのではない、生まれてきて来て良かったと感じる時間を過ごさねば意味がない。金が無ければオリンピックだの高速道路だのと無駄な事をやめればいいし、それをやめれば労働力の不足もない。何の為の人生か..という基本に立ち戻って再考しない限り世の中の不幸や戦争は無くならないと断言できる。

【2017.01.14】
★誰の口からも寒い寒いという言葉しか聞こえて来ない、それも最高気温が2度なのだから仕方がない。今日は阿南町に出掛けた、家の周りには道路も含めて雪が5センチぐらい積もっていたが、何と天竜川沿いには雪が殆どないではないか。天竜峡もなかったが富草から阿南に掛けては山沿いの道を通過するため道路にも多少の雪があった。しかし気温は2度で周りの雑木林は霧氷のように木の枝に雪が付いて美しかった。本来なら車から降りて写真を撮るところだったが、寒いのでやめてしまったのが今日の反省点である。 飯田市街地は天竜川の西側に位置するが、飯田駅のある辺りは海抜が500mを超えるのだが天竜川沿いは海抜が300m余しかないため暖かくて雪も少ない。反対に飯田駅よりも西側の山沿いを通過する中央道より海抜の高い所は一段と積雪が多い。まあ北陸の豪雪地帯よりは良いが早く春が来て欲しいというのが寒がりの願いである。 ★老化が進むと弱くなるのが骨である、ちょっと転んだだけでも骨折してしまう。和歌山県の果樹園ではミカンが骨に効くと言うことを発見し「機能性表示食品」に認定されたという。昔からカルシュームが骨に良いとされ魚の骨を食べたりしていたが、オレンジジュースで多少でも改善できれば有り難いのだが..。しかしこの「機能性表示食品」というのが世の中には山ほど有ってテレビも午後になると老人向きの健康食品や栄養補助食品のCMばかりである。しかしこれらの商品を販売している会社は購入者に対し「1年位で毎月買うことを条件に最初の1袋だけ980円で売る」という規約をいい加減な説明の為に、1袋だけ買っても980円でいい、というように誤解を与えている、このために消費者センターなどには苦情が殺到していて企業も対応を迫られる事態になっている。とにかくこうした健康食品で如実に効果が出るのは数年間毎日食べ続けてなければ意味がないような物ばかりだ。あれがいいこれがいい..という前に毎日の食事で何でも巾広く食べる習慣を身に付ければいいのである。それと一つの物を食べ続ける方が危険極まりないことを忘れてはならない。 ★東京都が進める築地移転問題でまた問題発覚である。豊洲市場の地下水調査でベンゼンやシアンの猛毒物質の濃度が環境基準の79倍も有ったというのだ。以前の調査では問題なかったものがなぜ急に高くなったか?。これは調査する会社が変わったからである。以前の調査は測定結果に手が加えられていたという大きな疑惑が浮上してしまった。前々から豊洲移転ありきで調査したのはおかしいと言われていたが、科学的に数値的に証明された形である。最近はクロマトログラフィーという検査機器が発達し多少知識が有れば誰でも簡単に極めて正確な測定できるようになった。この機械の検査結果は印刷され過小評価など出来ないが、当初の1000倍にも数値が変わったとなれば人為的に故意にやったとしか考えられない。事もあろうに庶民の食の安全を守る立場にある行政が、何らかの圧力によって数値を書き換えたとなれば重大な犯罪である。役人がいままでやって来たことを鑑みれば誰も否定など出来ないことだが..。やはり日本は役人に滅ぼされるのだだろうか?、敵は外国ではなく身近に有るものだという言い伝え通りだろうか。

【2017.01.13】
★大寒波が来ているようである、豪雪地帯では雪下ろしや雪かきに加え交通事故まで多発してケガをしたり命を落としていまうから救われない。豪雪地帯でも住めば都で何か良いことが有るのだろうか。北海道の陸別では気温がマイナス28度以下になり日本最低を記録したが、これが町興しに役立っていると言う。何でも一番になれば良いという教育で叩き込まれた根性はいつまで経っても忘れないのだろう。 南アルプス山麓の山小屋でも積雪が50センチを超えたため暫くは行く事が出来ない。だが監視カメラのシステムは十分にメンテナンスしてあるから画像は途切れることなく自宅に届いている。 最近はこの監視カメラに没頭する余り自分の為に富士山の周りのカメラ約10台を始め、長野県内のカメラ約50台を専門に見る為のホームページを造って楽しんでいる。 トランプ氏の顔に見飽きた人に是非見てもらいたいのが、静岡県の富士市から富士山に向けたカメラ画像である。24時間稼働しているので何時でも見る事が出来るし、何と言っても送られてくる画像の美しさでは日本一だろう。元旦などは思わずコンピューターのディスプレイ画面に手を合わせてしまったほどだ。 こうした画像を高齢者の施設などで見れるようにしたら何か暇つぶしとか気分の高揚になるのではなかろうか?。 ★飯田市にも「幸楽苑」という全国チェーンのラーメン店があり安いので時々利用していたが..昨年9月に事もあろうにラーメンの中に従業員の指が入っていたという事件がありそれ以来一度も行った事は無い。食品にとってはハエや蚊はともかく人の指というのが大問題であり到底カネを払って食べるという気にはなれない。 ここで問題なのは従業員が肉をスライスする機械で指を落としたことを知りながら即座にラーメンの提供をやめなかったことだ。指だったのでまだ良かったが、薬品や洗剤の混入だったらどうなっただろうか?。今年度は3億円の赤字だと言うが、この程度で助かったのは神仏のおかげだと感謝しなければならないところだ。 僕は以前から食品業界というのはヤクザより悪いと言っている根拠がここにある。期限切れの食品を包装しなおして売ったり、客の食べ残しを他の客に出したり、返品されてきた牛乳を再度販売したり..これを大企業が平気でやっているから許せないのである。大量に廃棄した食品を廃棄物処理業者が販売したという事件もあったが、この責任は放棄した企業にもあることを忘れてはならない。破棄物に関する法律では、廃棄物を出した会社はその廃棄物が完全に処理されたか確認する必要があるからだ。下請けに罪をなすり付けて助かろうというような簡単なものではない。人の命がかかっているのである。 日本に於いて最も危惧されるのこの食の安全だが、韓国ではいまでも爆発した福島第一原発周辺の農産物の輸入を制限している。少しでも疑いの余地のある物や、少しでも自然界に存在しない放射性物質が入っている物は国民には食べさせないという決意が必要である。

【2017.01.12】
★本格的に冬がきたようだ。猫も家の中でコタツの周りに集まって一日中居眠りをしている。メス猫はあまり外出しないが、オス猫は多少雪が降ったり寒くても縄張りを一回りしてくるから大変である。時にはずぶ濡れになり、時には身体中に草の種を一杯くっつけて戻ってくる。彼らも地球に緑を増やす為に貢献しているのである。原発利権にしがみついているような者達とは違う。 台湾の民進党政権は2025年までに国内の全ての原子力発電所を廃炉にする事を議会が可決した。あと8年で全ての原発が停止し解体に向かうことになる。日本も海外で原子力発電所を建設するのではなく、福島の原発解体の技術を生かして世界の原発の廃炉に貢献できるようにしたいものだ。それが唯一の被爆国たる国が取り得る最良の世界貢献という選択肢だろう、それでこそ日本という国家に唯一の立つ手があるのだ。 こうした高度な技術を持てばアメリカだろうがトランプだろうが怖くない。先のトランプ氏の記者会見を聞いた日本の兜町は驚き慌てふためき株価は大幅に下落した。保護主義を主張する大統領に詣でても何の得策にもならない事を知っておくべきだろう。これで株価も落ち着き円高も進行して庶民の暮らしに貢献できるに違いない。 考えてみれば、日本から中国や東南アジアに逃げていった企業に対してトランプ氏のような対応を取らなかったのが不思議なくらいである。このために日本の技術は流失し仕事はなくなり企業収益も減った挙げ句の果ては、労働者にただ働きや、サービス残業を当たりまえのようにさせる社会が築かれてしまったのである。先日も三菱電気が違法残業させたことで捜索を受けている。社長はもちろん幹部は辞職する事になるだろうが、なぜ他の企業が捕まっているのに自社で改めないのか..。天下り社員からの情報を受けてからでも遅くはないと考えているのだろうか。これでは三菱自動車のリコール隠し事件と何ら変わらない。経営者はゴルフ三昧でニュースを見ていないのだろうか。三菱といえば三井、住友と並んで第二次世界大戦の立役者として活躍し解体された企業である。古い体質は、年金福祉事業団が解体され名前が年金積立金管理運用独立行政法人になっても何も変わらないのと同じである。 ★話は猫に戻るが、猫は家で飼われる動物の中で最も野生に近い動物である。だから野良猫は簡単には家族の友達にはなってくれない。毎日餌を与えるだけで懐くことは不可能である、食べたらサッサとどこかのネグラに行ってしまったり家の周りで寝転がっている。毎日友人として猫と接して敵ではないこと、危害を加えないことをわかって貰えて、夜一緒に寝るようになるには数年かかる。 野良猫を飼い猫と同等にしてもやはり身に付いた野良の生活は忘れが難く夜中になると屋外に出る。しばらく草むらに寝転がったりしていて布団に戻ってくるが..この時ダニも連れてくるから身体中が痒くてならない。大概はこのようになった時には一緒に寝ることが嫌になってしまうものだ。だが、それを承知で毎日腕枕で寝ていると猫もわかってくれて、ようやく長時間外に行かなくなるのである。人も猫も変わるには一朝一夕ではないのだ。

【2017.01.11】
★道を歩くと身を切るような風が吹きつける、厚着をして体温が下がらないようにしながら今日も約5km歩いた。中年過ぎると血管の老化が顕著になる、要するに血管の内壁に長年に渡ってサビのような物が付着し、血管の太さの半分ぐらいを占めるようになる。この量が70歳代で60%未満ならまあまあだが、80%(血液の通過する部分が20%)になると手術が必要になるという。これは一ヵ月前に脳ドックに入った後に医師から聞かされた言葉だ。この血管の老化は個人差が甚だしいと言う事だが、薬で解消する方法は無いと言う。人の体の機能を維持するのは血液であり、その血液を全身にくまなく届ける血管は極めて重要な器官なのだ。 脳梗塞というのは、この血管に張り付いていたサビのようなものの一部が剥がれて血管を流れて脳に達して脳の血管を詰まらせる病気である。 このサビのような物は人間の体の至るところに出来る、身近な例では腎臓結石とか膀胱結石である。僕は40代にこの腎臓結石になった、背中の辺りが焼けるように痛くなり、顔は青ざめて全身から汗が噴き出した。その時に医師に聞いたところ、やはり石の出来る体質と出来ない体質があると言う事だった。 人の病気とか体質は生まれ持ったものが中核を為していることは間違いないが、健康管理とは如何にしてこれ(遺伝要因)を少なくするか..と言う事に尽きる。しかし血管に悪い物を他人より多く食べたという事実はないし、そもそも何が悪いのかも良くわからないのだ。 これは癌についても同様で、何を食べたら癌になるのかもわからない。 ここで運とか不運とかいうものが付いて回ることになる。僕が想うには、何が原因なのかわからないような病気は、正月に神社仏閣にお詣りに行ったり、厄落としに行ったりするのが良いとしか考えられない。 お詣りすることによって得られる安心感..これが病気になる確率を減らすからだ。要するにストレスの心因心の排除効果である。 ★アインシュタインは宇宙物理学に時間という概念を取り入れ、光の特性とか引力を空間の歪みであると定義した人である。先日も書いたが、宇宙というのは明らかに無限であるが、その無限の収束するところは振り出しではないかと思う。どんどん先に進んでいくと反対側から元の位置に戻ってくるから無限に見えるのである。人が生きているということは何んだろうかと考えると、肉体を動かしている心(精神.魂)がその肉体を放棄することだと定義できる。要するに病気とかケガは単に肉体の損傷であり本来ならば心は何も傷つかない筈だ。だが心が深く探求する余りその病気に感化されてしまう事になるのではないか。だからストレスを排除すれば肉体と心のパイプを切断することになるから、病気も平癒(へいゆ)に向かうのは自然の摂理だろう。心を楽しくいざなえば人生も楽しくなる、だから人は好きなことをする時間を持たなければならない。健康保険とか医療費問題を議論する前に、庶民が如何に楽しく暮らせるかを考える方が先なのだ。

【2017.01.10】
★昨日と今日の太陽のおかげをもって雪景色も随分少なくなった。幹線道路はほぼ乾燥状態になったが路地や陽当たりの悪い道路はまだ雪があるから要注意である。ウオーキングに行くのにも道を選んで行く必要がある、幹線道路の歩道は車が溶けた雪をはね飛ばすので歩けない。いつも行っている市民グランドは泥沼のようになっている、殆ど車が通らない果樹園の道にはまだ雪が残っている..。ホームセンターの広大な駐車場は雪かきをしっかりしてあってウオーキングには最適だが、長時間ウロウロしていると車上荒らしに間違われかねないので要注意である。 ★今年も世間は様々な話題で賑わっているが、中でもアメリカ時期大統領トランプ氏の「つぶやき」に対する過剰反応は問題点が多い。彼はツイッター(つぶやき)で様々な政策や思惑を公表しているが、その中身はアメリカの利益にならない事は切るという姿勢が貫かれている。世界のトヨタもこのつぶやきを読んでいるらしく、メキシコに建設する工場を予定通り稼働させる為に、アメリカ本土に1兆数千億円の投資と雇用をする事を社長自ら発表した。 日本には昔から「勝てば官軍」とか「寄らば大樹の陰」という諺があるが、まさしくこれを形振り構わずにいっているようで見ていて嘆かわしい。 日本国内では首相の労働賃金増額や労働時間の短縮要請に対して聞いて聞かぬ振りの企業だがトランプのつぶやきには形振り構わず協力姿勢を打ち出し、資金投入まで明言する始末だ。しかし当の日本の総理大臣もいち早くアメリカに飛んでトランプ氏に挨拶に言っているのだからカネ儲けには変わり身の速さが求められると言う事だろう。地に根を張った政策とかなんとか言っている人ほど根っこは抜けやすい性質のようだ。 TPPが崩壊したいま、そしてイギリスがEUから離脱するいま世界は大きなうねりに晒されるのは間違いないが、その波を最後にまともに受けるのは一般市民と弱者なのだからたまったものではない。 銀行が土地の評価をいい加減に見積もって巨額の資金を貸し付けた果てにバブルが崩壊し、その赤字を庶民が今もって肩代わりしているのも相場という賭博の後始末であることを忘れてはならない。

【2017.01.09】
★様々な事務処理がコンピューター化される事によるメリットは紙の消費が減るということだった。しかし一向に減る気配など無く返って増える結果になった。産業へのロボットの投入によって作業員の疲労が軽減され労働時間も減少するはずだったが、労働は一層過酷になり残業も増え給料も減った。情報処理技術の革新や広範囲なネットワークの構築により在宅業務が可能となり、通勤地獄も解消され労働者は自分に為の自由時間が増えるはずだったが、それどころか新幹線まで使って通勤して深夜まで働いている始末である。 世の中の改革とか進歩というのは明らかに働く人(庶民)の為ではない事がわかる。結局は企業系経営者とか資本家の利益増に寄与しているだけのことだったのである。 多少情報化社会のメリットとが出ていると言えば年賀状ぐらいのものだろう、今年も昨年比で約6%減少したから電子メールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が活用されていると言う事である。どんな物でも税金を使ったり資源を使って開発する物は国民の為にならなくては意味がない。例えば地震に備えて如何に建築基準法を厳しくしても、名だたる大企業が相変わらず手抜き工事をしていたのでは何にもならないのと同じ事だ。 こうした基本的な事を踏まえていない宇宙開発や地震研究などは明らかに無駄な事業だと断言できる。税金をたれ流す格好の屁理屈になっているだけだ。問題なのは、例えばロケットの部品には定価というものがない、言い換えれば100円でも100万円でも良いと言う事になる。このことが宇宙開発に多額の金を投資する屁理屈となるのだ。 同じような事は日常的にどこでも行われている、東京都が新しく建設している豊洲市場についても多くの疑惑が議論されている。土地の買い上げ価格があまりにも高額だったこと、なぜ当初と設計を変えたのか、入居する企業の意見を反映させたか..ともかく都知事は黒いネズミが裏で暗躍していると断言しているが、まさにその通りであり言われるまでもないだろう。とにかく数千億円の金が闇の中に消えているという話もあるぐらいである。 オリンピックも同様で、たかがボートを漕いで競い合うだけに数百億円が消えていくのだ。まともに考えたら馬鹿馬鹿しさを通り越しているし、同様の事が日本全国で行われているのだから国民は幾ら稼いでも裕福になったり夜かを持てる事など無い。冬期長野オリンピックで使われたジャンプ台が錆び付いて廃墟になっているのを見れば誰でもこの事実を理解できるだろう。

【2017.01.08】
★飯田市では今日成人式が行われた..だが大雪になってしまった。いままで好天が続いていたのだが、今日に限って大雪である。ともかく昔から成人式には雪が降るというジンクスがあったが今回もそれを踏襲したことになる。これから大人として一人で生きて行く人生の教訓としては良いことだと讃えるしかない。 夕暮れには大雪警報も出され我が家の庭でも18時頃には15cm近く積もっている。監視カメラでみるとこの雪は海抜1,000mの南アルプス山麓の山小屋もしらびそ高原も積雪はほぼ変わらない。 一番困っているのは成人式で田舎に来て明日帰る人たちだろう、各地でスリップ事故が多発しているから車の運転には細心の注意を払いたい。 新成人の数が今年は約2万人増えたと言うがその理由は定かではないが、一昨年も5万人増えているからバラツキの範疇だろう。 ★この異状気象はロシアにも及んでいる、モスクワ市内では零下30度を記録して寒さに凍える多くの人たちがウオッカに飛びついているという。この寒さこそがロシアの大敵である、アルコール中毒患者が減らないどころか増えてしまうのだ。一般的に普通の酒を多少多く飲んだだけでは中毒にはならない、ウオッカを買えない人達がアルコールに走り、もっと貧しい人達はもっと安価な工業用のメチルアルコールに走る。日本でも終戦後にアルコール中毒患者が大量に出たが、その原因はアルコールと称してメチルアルコールを売りつけられて飲んだのが原因である。僕はこうしたアルコール中毒者に何人も出会っている、彼らは仕事中にアルコールが切れると文字を書くことが出来ずに、ポケットしに隠し持っているウイスキーを一口飲むと..余りの達筆に驚くほどの回復を見せていた。 友人Sさんの父親もこのアルコール中毒者で、もう50年以上も昔の事だが飯田市内の病院に入院して治療していた。ある夜に病院を抜け出して居酒屋で酒を飲んで病院に戻ったが、全ての入口は既に施錠してあり玄関付近で寝込んでしまった。それも運が悪く今日のような寒い大雪の日だったので凍死してしまったという。今ならそんな事件は起こらないと思うが..公にはならないと思うので何とも言えないが多くの酒による死者がいると思う。 僕がいままで生きて来て酒で徳をした人に一人も出合ったことがない。バイクで谷から落ちたり、車にひかれたり..家族にとって最も惨めな死に方をしている例ばかりだ。もっとも多いのが飲酒運転である、降格人事や解雇などこれも家族にとって最悪の結末である。 20歳になったら酒が飲めると喜ぶ前に、自分に飲む資格があるかどうか考えるべきだろう。大酒を飲んでも憂さ晴らしなど絶対に出来ないどころか、もっと大きな憂さを背負い込んでしまうということだ。酒を飲まないと親睦が計れないような事もない、素面で付き合うからこそ信頼できるなのだ。カネを払って不幸を背負い込むのは猿以下のバカのすることだと覚えておこう。

【2017.01.07】
★年が明けて一番先に咲く花が「ロウバイ」だ、花びらが凍ってしまうのだが生き返って来るようだ。花のない時期には植えておくと良い花木である。我が家から100mぐらい離れた田んぼには大きな「どんど焼き」が造られた。明日の明け方に点火されるが、我が家からも松飾りやダルマなどを出してあるから燃えて天に昇っていくだろう。 天に昇ると言えば人の魂も同様である、亡くなった後には全ての人が天に昇る、そして時々降りてきては家族の横に立って手助けをしてくれる。 何年か前に作家の立花隆氏の臨死体験の本を読んだが、彼も同様に人は肉体と魂からできていて死は単に肉体が無くなるだけだと感じていた。 昨年末にアマゾンで購入していた東京大学大学院医学部付属病院の部長である矢作直樹氏の「人は死なない」を今日の午後に集中的に読み終えた。何千人もの死と直接向き合った彼の言葉から出てきたのは、やはり人は肉体と魂から出来ているということだった。もちろん気功を実際に体験したり臨死体験の本人聴取それに亡くなった母と霊媒師(口寄せ)によって対話したことなどをもって医学では未解明の事実があることを明らかにしている。 時々ここで僕は人は皆平等だと書いている、何歳でなくなろうが重い病気で苦しんで一生を終えようが、貧乏だろうが裕福だろうが皆平等なのだ。その原点は..矢作氏もこの件に触れて、人が現世だけのものではないことを考えれば平等であると結論付けている。 また彼は登山中に二度の滑落事故に遭い幽体離脱に近いものも体験したという。このことからも魂の存在を肯定するようになったようである。 ★時々僕はここで宇宙に関して思うことも書いているが..最近になって感じることは、今見えている宇宙も太陽も人間の含めて一つの生物ではないかと言う事だ。宇宙は広大で先も知れないが、実は人間の細胞も高性能な顕微鏡でどんどん細分化していくと、細胞の中には原子があり核があり電子が動き回り、更にこの電子を観察するとその中に太陽系や銀河のような構成がみえてくる。この電子の上に立って見上げたらどうなるのか..余りにも広大で人間という形状など理解できないだろう。同じように地球の上に立って天の川を見ても宇宙の形など誰も理解できないし物理学や探査機を使ってもその片鱗さえ見えてこない。いま頭上に見えている宇宙は小さな虫の細胞の一部なのかも知れないのである。 これでは何が何だかわからなくなる、だから基準をどこに置いて眺めるか..という違いだけが物の形状の違いを顕すに過ぎないのである。 矢作氏も触れているが、人が死んだら生前にどんな悪い事をしても無に帰すのだから関係無い筈である、しかし大多数の人が思い止まるのは死んでもなお魂は生き続けるという証拠である。

【2017.01.06】
★北海道以外のスキー場が雪不足だという、長野県でも滑走不可能なゲレンデも多いという。暖冬でこのような事は多々あったので驚くには当たらないが、雪不足というのは夏の渇水を招くから要注意である。スキーなどどうでも良いが米や野菜が不作だったら多くの人が困る事になる。この雪不足が単純に暖冬なら良いが温暖化の進行によるものだったらもう救いようが無い。 伊那谷もこのところ快晴が続きウオーキングには最適である、青空の下で僕が気持ち良くウオーキングしているのを見て妻も3日前からウオーキングに出ている。資金が有ったらハワイに移住したら良いような気がする、物価は安いし温暖で長生き出来そうではないか。定年後にニュージーランドとかオーストラリアなど海外に移住してそこを終の棲家とする人も増えているようだから様々なシガラミから抜け出したい人には名案であろう。 ★先日行われた箱根駅伝では道路の規制が巧く行かずにランナーが危機一髪車にひかれそうになるという事件があった。警察のミスだというが..この駅伝が始まったのは今から90年も前の大正時代である。その時はともかく、昭和40年代までは車の通行量が極端に少なかった。現在のような交通量になればコースも考え直さなければならないだろう。東京マラソンとか名古屋マラソン、それに地方で行われる大会も同様である。なぜもっと交通量の少ない道路でやらないのだろうか?。見物するにも混雑していない方が良いし、車で仕事をしている人達にとっても迷惑がかからない。ただ走ったり観戦するだけならもっと適した道路がある筈だ。単に地域興しとかでやる道路を使った遊びは本当は困りものである。飯田市でも自転車競技が行われるが、長時間に渡って道路(迂回路が無い)が通行止めになり近隣の住民は困り果てている。こんなイベントを市税を使ってやって誰が得するのか疑問だし、市役所の見栄でやるのだったらやめた方が市民の為である。最近は自転車に乗る人も少なくなった、それどころかオートバイに乗る人も少ない。敵対関係に有ったホンダとヤマハが生産提携をするまでになったのも時代を映している。競技も内容も時代を読んで現実的に対応していく姿勢が必要だろう。 ★薬局で買う薬にも税控除がされるようになったと聞いて調べてみると..なんだこの制度のいい加減さは。同じ風邪薬でも銘柄によって対象になるものとならないものがある。しかも年に1万2千円以上買わないと対象にならない。この制度は庶民が医者に行かずに自分で治させようという事なのか、それとも薬局の団体から何らかの圧力が有ったのか?。まあそんな事だろう、厚生労働省が庶民の健康増進とか医療費の支出削減に真剣に取り組むはずがない。若しも真摯に取り組むならば、傷ついたり関節が痛かったりしてやむなく行く温泉の料金に入湯税などというものの不条理に気が付く筈である。現状では昔の農協のように百姓の稼ぎからピンハネして職員を養っていくようなものだ。

【2017.01.05】
★24節気の小寒である、それなりに冷えこんだが快晴とあってそれなりに暖かい。年末ジャンボで10億円当たった人などは裸で飛び廻っても寒さなど感じないだろうが..。しかし1億円以上に当選した人の7〜8割は数年後には路上生活者のようになっているという調査結果もあるようだから当たらなかったことに感謝して今年も何とか生きて行くしかない。 景気のいい話は例の大間のマグロの初セリである、今年も昨年に続いて「すしざんまい」の木村清社長が7、420万円で競り落としたが、実はこのマグロを釣った猟師は昨年も含めて5回も初セリに出して最高値で落札されている。この人は青森県大間町のマグロはえ縄漁船「第56新栄丸」の竹内正弘船長(65)だ。一本も釣れないという猟師もいるというのになぜ彼の針にはこんなに大きなマグロがかかるのだろうか。僕が考えるに..大きなマグロはたぶん高齢である、だから老い先短い事を知って、どうせ釣られるならば有名な猟師に任せようという事になったのではないか。たぶん上手な猟師に釣られると揚げ方を心得て居てそう痛くもなく成仏できることをマグロは知っているのだ。 猫も犬も亀でさえも親切な人を知っていて寝る時も散歩する時も寄り添って歩く。イノシシや鹿でも餌を与えて親切にしてやれば山に戻ってもちゃんと秋になると家にきて庭で寝るという。 飯田市の上村にはしらびそ高原という海抜2000mの観光地があるが、以前ここでも餌を探してカモシカが庭をウロウロしていたので残飯を与えたりしたところ近くに住み着いて人気者になっていた。僕も何度もこのカモシカを撮影したことがあるが、近寄っても触っても逃げたり攻撃するようなことはなかった。要するに彼らにも知能と「心」があるのだ。大概の動物は多かれ少なかれ脳を持っている、しかし脳らしいものを持たない種もある。ここで間違えてはならないのは脳の無いものに「心」が無いのだと決めつけることだ。実は最近の研究によれば筋肉などが脳の働きをしているようなのだ。だから脳のないウイルスや寄生虫のようなものにも心が有る可能性が高くなったのである。顕微鏡の中でキラー細胞がウイルスを殺すところをみると明らかに彼らは考え状況を判断して動き回っているのがわかる。 だから鹿や熊など害を与えるものであっても何でもかんでも殺して良いのだという事にはならないのである。人間は食物連鎖の頂点に君臨している、その王者から「心」が段々失われていくとしたらどうだ。それこそ地球の終わりが近いと言う事である。

【2017.01.04】
★仕事始めである..今日の大発会(東証)をみると今年も株というギャンブル中心の世の中が助長されるだけに終わりそうだ。要は真面目に仕事をしている人たちがバカバカしくなる世の中になると言う事だ。このギャンブルを政府や日銀が後押しして一部の者達のカネ儲けに加担しているのだからたまったものではない。アメリカも同じように大金持ち大統領の政策に期待して株価はどんどん上がっている。ギャンブルならば別にカジノなど造らなくとも株でも十分だろうと思うが、持てる者達の資産倍増を後押しするだけで社会に少しでも分配されるような気配さえ感じられない。まあ昔から賭場の儲けはヤクザの活動資金になっていたのだからそう易々と変わるわけもない。 ガソリンを満タンにしてきたが、先月より1リットル当たり10円も高くなっている。これも原油相場というギャンブルによって価格が高騰しているだけのことだ。一般庶民にとって株とか相場は本来は見方であるべきシステムなのだが..一旦ヤクザの手に渡ると今我々が目の当たりにしている光景になるのだ。本来有るべき株の意味を少しでも取り戻すしかゲーム社会から逃れられない。 ★ギャンブルとい言えば例の福岡県飯塚市長らも業者と賭けマージャンをしていたことがバレたが..今年になっても逮捕されないのは国会でカジノ法案が通過した事によるギャンブル崇拝の広告塔の役目もあるのだろうか?。現法では1円でも現金を掛けたら有罪であり申し開きが出来るものではない、市民がなぜ告発しないのだろうか、放置しておくと法治国家が崩壊してしまう恐れが有る。 まあ今年もこうした馬鹿者首長が数多く出現し、贈収賄は日常的儀礼的な行為となるに違いない。まさにモラルの崩壊である、今後表面に出てきそうなのは口利きによる裏口入学や入社、交通事故のもみ消しなどのようなものも山ほど出てくるに違いない。 なにか終戦後の混乱期を迎えたのではないかという錯覚にさえ陥るのはどうしたことか。ともかく混乱に乗じて様々な国家の重要問題が次々と閣議決定され、憲法学者がこぞって違法としているにも拘わらず無視する政府というのものは戦時中と何ら変わらないものだと考えたい。 国民もやがてこの時代を振り返る時が来るだろうが..それは昭和20年代に我々が振り返った歴史を再現して見せてくれる筈である。少なくともゼロ成長は悪であり経済は成長あるべしという考え方だけは棄てたいものだ。

【2017.01.03】
★厳寒期とも思えぬ暖かさが続いている。草に覆われた農道を歩いていると「馬頭観音」の石碑にお餅が供えてあった。近隣の誰かが祀っているのだろう。この石碑は本来の馬頭観音と違って農家で飼っていた馬を供養しているものだ、信心はこんな所にもちゃんと行き届いていて信仰の深さを感じさせる。 暖かいのはいいが今年も年平均気温が昨年と同じように0.8度も上昇することになったら大変な事になる。世界的に平均気温は上昇しているが日本は群を抜いて高い値となっているのは何故だろうか。国家にとって最も大切なのは食料である、その生産高がどんどん下がっていくようになるとどうなるかと言うと本当の貧困に直面するのである。近代農業も冷夏とか高温には耐えられない、以前(1993年)に起きた冷夏では米が無くなるという事態になり、タイから緊急輸入して対応したが、余りにも低品質の米だった為に庶民はおおいに困った。 結局シワよせは弱者から始まり次第に全体に及んでいくことになる。今年が江戸時代の飢饉に匹敵するような事態にならないとは誰も断言できないだろう。日本は1600年以降大飢饉というものに4度遭遇している、寛永、享保、天明、天保の飢饉である。この時は食べ物が無くなった農民が食料備蓄のある江戸に大挙して集まったが、江戸でも食物の配給など無く路上で多くの人が餓死するという事態になった。 生命維持に何が大切かといえば食料が一位であろう、他の物は何とか凌ぐ事が出来る。寝る場所は市役所でも体育館でも良いし、着る物は短期的な消耗品ではないから幾らでも調達できる。 古代の戦争は食料の奪い合いが主因であったから、他国に軍隊が行って駆け付け警護するような行為が、その先に飢饉と貧困を何とか銃で解決しようという魂胆があるなら一理ある。しかし一部の武器商人の利益確保であったり軍需産業の利権の為ならば許せるものではない。人は餓死するとなれば闘って生き残ろうとするのはDNAから与えられる防御本能の一つなのだ。 世界には余りにも多くの危険が潜んでいる、その一例がアメリカのイエローストーンだが、地下にマグマが大量に溜まっているのが確認され小規模地震も観測されており、近未来に大噴火する事が危惧されている。この火山が噴火した時は、人類も全ての動植物も一度ゼロにリセットされる、要するにまた一からスタートすると言うことになる。それ程に大きな噴火(破局噴火)を間違いなく起こすと言う火山である。 いま自分達が生きている最高の環境の地球を何とか守ろうという反面で、自動車を増産し無駄なイルミネーションを点灯し馬鹿騒ぎに明け暮れるのは何故なのかという答えがここにある。どうせ破局するならそのまえに遊べるだけ遊んで過ごそう..という破綻肯定思想だ。或る意味で彼らは正しいことをしていると言える、どうせ大金を持っていても無駄になるだろうということだから、無駄を省く行為と見なす事が出来るからだ。

【2017.01.02】
★一般に1月2日(昨夜)見た夢を初夢という。今年は猫と一緒に寝ていたので夜中に何度も起きてしまったが、夢を3回見た。とりわけ自慢するような夢ではなかったが..フトンの中でパソコンを立ち上げて富士山のライブカメラを見たところ良いことが有った。富士市に設置され24時間稼働しているライブカメラには今朝も素晴らしい快晴の富士山が映っていた。また富士吉田にあるライブカメラを操作してレンズを望遠にして山頂を見ていたところ、何と前を大きな鷹が横切っていったのである。一富士二鷹は初夢の最高位にランクされるものだ。この二つを同時に現物として見たのだから夢よりも演技が良いに違いない。 そんなことで気分を良くして外気温も上がってきたのでウオーキングに出掛けところ、空を見上げたらウロコ雲が空を半分ぐらい覆っていた、写真を撮ったりしながら歩いていると、家の近くまで戻ってきた時に彩雲が出ているのを発見した。これも虹と同じで縁起がいいものだが、虹よりも見る機会が少ないものだ。僕はここで過去2回この彩雲を紹介しているので今回が3回目である。 一度家に戻って大きなカメラを持ち出して撮ってみたが太陽の光が強過ぎてなかなかハッキリしたものは撮れなかった。約15分ぐらい見る事が出来たが次第に消えていって空は晴れ渡っていった。 とにかく人間というのは精神的に弱い動物である、どんな事にも縁起を担ぐのもこの弱さの象徴である。昨年麻薬で逮捕された野球の清原も鬼番長などと言われながらも精神的には一般人よりも弱かったことがわかった。要するに人は言葉とか外見とは関係無く弱いところを持っていて、その一部を補足しようというのが信仰とか縁起担ぎである。 僕にだって拘りがある、それは靴を履く時には必ず左足から..というもので絶対に間違うことはない。こんな些細なことでも精神的に安定し判断力を正確にしたりするのである。 最近の研究でチンパンジーはほとんど癌にかからないという。人間と同じ霊長類であるにも関わらず何故かからないのか?。これも単純に考えたら信仰や縁起によって精神の働きを補うことが無いからではないか?。病気は気の病と言うが、ここで言う気は精神のことに他ならない。 もしも縁起や信仰によって精神が高揚し病気になる確率が下がるとしたら、なんでもかんでも縁起を担ぐことで救われる筈である。 そうだ今年は薬を減らして神社仏閣から巨岩巨石、イワシの頭まで縁起を担いでいこう..おそらく救われることは間違いないだろうが、この考え方も信仰に類するものだ。まあ良い夢を見ようではないか。

【2017.01.01】
明けましておめでとうございます。皆さまも何事もなく新しい年をお迎えになった事を心からお慶び申し上げます。鳥のごとく青空目掛けて羽ばたくも良し、鳥の目で世界を俯瞰し恐れを知らぬ人間の性悪さをさらけ出すも良し、鳥の如く大声で新しい時代の幕開けを告げるも良し、鳥の如く身を切って病原菌の恐ろしさを告げるも良し..是非とも若者にもっともっと表に出て本音を発言してもらいたい年である。 昨年阿智村の満蒙開拓平和記念館を訪問した天皇陛下と妃殿下の勇気と実行力を是非とも多くの若者が身に付けてもらいたいものである。 自分の想ったことを実行に移すのが最も難しい存在の陛下が行った平和と反省への願いを日本の若者はもっと自分の中に取り込んで身に付けて欲しいと言う事である。 ★もっと地球を穏やかにする試みにも勇気を持って取り組まないと若者は確実に天寿を全うできないだろう。カネ儲けや経済指標にだけ注力した政策運営する者達にも何とか現状を打破することを考えてもらいたい。それも弱者に小さな対応を迫るのではなく大企業に大鉈を振るう勇気と根性のほかに利権との訣別も必要である。議員の顔色を伺って政策や社会基盤の整備をするのではなく真に必要とするものを重点的に行う公共投資をするような正義感を持つべきだろう。 更に公務員の意識改革を一からしなければ日本の未来は無きに等しい、単に大学の成績にとらわれない採用基準を考えるべき時だろう。いま日本が必要としているのは親身になって問題に取り組む意識を持った者だ。役人になって天国のような毎日を過ごしたいという願望から携わる仕事ではない。役人に倫理というものの存在が皆無になって久しいが今年こそ役人に叩き込む時だろう。警官は普通の人間ではない、制服を着る者は犯罪は犯してはならないのである。警官も人間だから..などという相田みつを流の言葉に殉じてはならないのだ。それぞれの役人に命がけで仕事をする事を覚えさせることも必要だ。 ★災害列島日本では自分の命は自分が守るのだという意識が何よりも優先しなければ生き抜けない。会社も仕事も二の次でいいのである、危険を察知したら仕事の途中だろうが会議中だろうが君が役人でなかったら早速安全サイドに退避しよう。危険から身を守ることをスポーツ観戦やコンサートよりも優先すべき時代なのだ。諸外国で起きたテロ事件を考えてみよう、人が集まる場所が狙われるのである。要するに大勢一カ所に集まるよ場所から遠ざかるべきなのだ。何でもかんでも大勢集まって騒ぐというのを馬鹿騒ぎという、こういう馬鹿者こそ最初に淘汰されることを知っておきたい。 ともかく今年一年、健康で安全に生き抜くことを主眼に置いて行きたい。