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【2017.03.31】
★梅だ桜だと言っている間にもう三月も終わってしまった。だが南アルプス山麓の山小屋ではいまも雪が降っている。春は近くて遠いというところだろうか。昨日雪かきをしたと書いたしらびそ高原でも雪が降り続いて真っ白な銀世界が戻ってしまった。 飯田市内の公民館の横にある桜もようやく開花し始めたと思ったらこの氷雨である、東京でも満開になった場所も多いが雨に祟られることになってしまった。桜の時期は急に冷え込んだり4月中旬になっても雪に見舞われるなどしてろくな事は無い。有名な高遠の桜は四月末から連休にかけて満開になるが大雪に見舞われたことだってある。 人生の春も同様である、今まで待ちに待った社会人になっても待っているのは過酷な労働環境だったりする。成績一辺倒に燃える上司が鎮座していたり、花見の席取りをやらされたり、法外な量のノルマを与えられたり..こんな事は日本中の企業が当たり前にやっていることだ。 関西電力と言えば大企業である、先日裁判所で原発の再稼働が認められたばかりだが、何と裏では残業をしても残業代が未払われないという労基法違反事件が明るみに出ている。放射能を撒き散らすだけでなく電力会社は日本でも有数のブラック企業であることを露呈させてしまった。傍から見ると聞くでは大違いなのである。こんな企業に希望を持って入社して企業のために人生を捧げられのだろうか..。俗に言う五月病の原因はこういう日本経済や企業モラルの歪みが原因なのである。 ★いまアメリカ大統領は「狼大統領」と呼ばれているそうだ。狼少年はイソップ寓話のひとつだが、幾つも嘘を重ねるうちに誰も信用しなくなるという話だ。様々な大統領令(移民政策や医療保険制度改革、財政政策など)を山ほど連発したが、どれもこれも実現が困難になっているし、先日のドル高けん制発言も外国為替市場がほとんど反応しなくなって来ているのが現実である。 世界の誰が見ても狼少年よりもタチが悪い男だろう、狼少年は権力も何も無いからやったことだが世界で一番権力を持っている男が吠え廻るのだから始末が悪い。何十年に一度現れるか..というような異端児的な大統領や首相が世界中に蔓延している、まるで悪政のウイルスに感染しているかのようだ。北朝鮮は論外にしても..と書きたいところだが世界の大統領や首相も彼と殆ど変わりない。 何を期待して世界は未来に進むのだろうか..単に馬鹿者を増産するためか、それとも地球を叩き潰す人種を増産するためか。おおよそ輝かしい未来などと言うものは存在しない、それは人が持っている「潜在意識」が穏やかにならない限り実現は無理だろう。人が春とか朝日とか雲とか海など我々を取り巻く環境に感動を覚えることが必要なのだろうか。

【2017.03.30】
★暖かさを感じたのも束の間で明日から再び気温が下がるという、三寒四温とは良く言ったものだ。春を感じさせるものは南アルプス山麓のしらびそ高原にもあった。先日から80cmぐらい積もっていた雪をブルドーザーでかいていたが、今日の暖かさで舗装道路が見えて来た。来月末には山荘もオープンすると思うが、新緑を大いに楽しませてくれるに違いない。日本のチロルと呼ばれる下栗地区も今までは春から秋にかけて観光客が来ていたが、最近は冬でも観光客が来るので唯一の蕎麦屋も前倒しして来週からオープンするという。ともかく高原の一角ぐらいは平和でありたいものだ。 ★いま伊那谷で行われている大工事と言えば「三遠南信自動車道」の建設工事である、既に高木村内の工区は50%程度が完成しているという。矢筈トンネルから富田までの工区はほぼ全てがトンネルになるので取付道路工事工事をしている段階である。僕も南アルプス山麓の山小屋に行く時にはこの工事区間を通行するのだが、平日は大型車の通行が多くなった。現在国道の再舗装工事なども行われており、片側通行区間もあったりするので出来るだけ休みの日に行く事にしている。 この工事車両の通行という問題が最も厳しいのが「リニア新幹線」の工事だろう。昨日は豊丘で工事の地元説会明が行われたが、やはり問題は交通量と安全の問題だった。大鹿村から出てきたリニア新幹線は伊那山脈内を通過して豊丘村や喬木村を経由し天竜川を渡り飯田駅に至る。豊丘工区はこの6月に着工する。まだ飯田駅周辺は工事は行われていないが既に時間の問題である。飯田市もリニア新幹線の飯田駅に通じる道路工事の測量も行っている。大きな道路としては中央道の座光寺パーキング付近から新幹線飯田駅に通じる道路だろう。この勢いで鉄道や道路ばかり造っていたら日本中が道だらけになってしまいそうだ。 過疎の町に広い道路が出来た頃には誰も居ない村になっていいる。上村地区がまさにそれで道路は広くなってきたが、既に免許の更新も出来ない老人ばかりなっている。家の前を通っている日常使っている道路は三遠南信自動車道と共用となるから家の前で立ち話も出来ない。既に今も交通量が増えているから老人は道路を横断するにも命がけだ。  この道路工事利権というのは代議士が持つ利権の中でもっとも大掛かりなものだ。昔は文部科学省とかいうような省庁では大掛かりなものはなかったが、最近はどこの省庁でも利権追及に抜け目がない。文部科学省では子供が参加することに出来ない賭博「サッカークジ」の胴元となって居る始末であるから推して知るべしである。 ともかく誰のところにも公平に春が来ることを祈るばかりである、かねの有るところにカネは寄って行くというが、無い者のところにも利権の一部でも回して欲しいものだ。

【2017.03.29】
★散歩をしていると、暖かい陽射しを感じて草むらの中から「トカゲ」が顔を出してきた。草の中や穴の中でじっと春を待っている動物は少なくない。冬眠している熊もそうだが「日本ヤマネ」もそのひとりだろう。彼らは餌のない冬期には仕方なく冬眠に入るが、ほぼ意識を無くして寝ているという危険性は半端ではない。彼らが冬眠に入るのを待っていて捕獲しにやって来る動物は幾らでも居るからだ。それでも餌がなければこうするより生きる道はないのだから運を天に任せて春になるのを命がけで待っているのである。だからどんな動物にも春には素晴らしい感動があるのだ。 四月になると山小屋の庭の片隅には「青大将」が日光浴に出てくる。この青大将は家の守り神とも言われているから、父も家の土台の一部に穴を開けて出入りが出来るように配慮していた。僕も彼らの為に今も穴はそのままにしてある。 しかし不運な動物も居る、昨夜午前0時頃に天井裏でネズミが30分間ぐらい今までにない大きな音を出して走り回わっていた。そして朝9時頃..妻の叫び声が家中に轟いた!。何が起きたのか一瞬で理解する事は出来なかったが、平静に近い状態に戻った妻の口から出たのが、洗濯機で洗った衣類を取りだしていたらネズミが中に入っていた..と言うとんでもない現実だった。 夜中に洗濯機の中に落ち込んで出られなくなっていたのだろう、それにしてもとんでもないことだった。選択した衣類やバスタオルなどは二度と使うことが出来ないから全て廃棄しなければならなくなった。ネズミも悲劇だが我が家にとっても悲劇であった。カレンダーを見たら今日は仏滅だった。 ★僕はインターハイ(全国高等学校総合体育大会)の競技種目のなかに登山というのが有ったことを知らなかった。テコンドーみたいに知らない人が多かったのではないか?。先程関係者の記者会見が行われたが..判断ミスということが言い訳になっているようだ、当日はなだれ注意報が出ていたこと、登山計画書が出ていなかったことなど事件を後から事故を振り返るといくつものミスの積み重ねがあったことは間違いなかろう。警察も過失致死容疑で捜査を始めたと言うが難問だろう。 たぶん人は死ぬ時は何処に居ても死ぬものだという法則が成立すればいいが、そう簡単にはいかない。毎年冬になるとスキーバスが衝突したりして多くの若者が命を落とす、若者ばかりなのは高齢者は寒い雪山やスキー場にはあまり行かないからだろう。かといって暖かいハワイなど外国に旅行に行けば、旅行会社が倒産しホテルはキャンセルされて泊まるにも苦労するという災難も起きている。飛行機が墜落するよりはマシだが、世の中はそう順調に物事が運ぶとは限らない。 10日後ぐらいに同級会を計画しているが、出席予定のだったS君は先日仕事中に骨を折り入院してしまったというアクシデントも起きている。明日は明日の風は吹くのは事実だが、何処から何処に向かって吹いてゆくのかは誰も知らない。

【2017.03.28】
★昨日組み立てたリモコン装置を設置すべく南アルプス山麓の山小屋に行ったのだが..寒いのなんの。まだ真冬のような気温で閉口してしまったが、何とか今まで運用していたPCと取り替えて動作試験も成功だった。昼頃には少しだけ陽が出てきたので持参していたホットモットの弁当を食べる、幸い山小屋には電子レンジがあるので温めることが出来たのが幸いだった。監視カメラのガラスをふいたり池のゴミを取ったりしてから飯田市に戻ったが..ここも寒くて雪が舞うほどだった。 ★ついに自由化の波はガス業界にも押し寄せてきたが、電力料金の自由化のように国家の束縛が余りにも多く国民に寄与するような効果がない。元々原子力発電所を抱えている電力会社との競争をすると言う事だから効果など無いはずである。本気になってやれば自ずから勝敗は決まってしまうのだから、弱小企業の努力など何にもならない。自由化に参入した企業にも福島第一原発の爆発による費用負担を強いているし、大容量の太陽光発電を造れば買い入れ料金を値下げしてしまう始末である。単なる見せ掛けだけの自由化競争なのである。 見せ掛けと言えば、原爆記念日に首相がオバマ大統領と記念碑の前で言ったことと正反対のことが堂々と行われている。核禁止条約に日本は不参加だというのがそれである「核兵器禁止条約」制定に向けた世界会議での態度である、唯一の被爆国とか何とか言っているがご都合主義とデタラメな発言は世界に対する侮辱でもある。この事からも政府が如何に嘘とゴマカシと隠蔽のなかで動いているのかが判るというモノだ。森友学園問題でも誰も政府の言葉を信用しないのもこのためである。もっと正直に政治が出来ないものか。 長野県で起きた県の職員が主導した森林組合の補助金不正受給問題も内容は殆ど似たようなものだ。この補助金言う利権や既得権が絡んだ資金は国民の税金である、議員や大臣の仲良しの友達に分配するものでは無いのである。 盛岡市で行った貧困率が高いとされる母子世帯の生活実態の調査結果が公表された。 過去1年で必要な食料が買えなかったことがあったと回答した世帯はほぼ半数に達している、また無料の学習支援の利用を希望する声も8割に上ったという。この調査は、子どもの貧困対策法が2014年に施行されたことを受けて15年11月〜17年2月、岩手県立大地域政策研究センターと共同で実施したものだ。児童扶養手当の受給資格がある母子世帯にアンケートを郵送し、2857世帯中1173世帯から回答を得たという。 億単位の補助金は裕福な企業だけに出される、貰ってすぐに倒産したのでは見栄えが悪いからだ。この補助金を全部やめて新たに一般市民から無差別で選んだ団体が補助金の使途を考えるべきだろう。強欲な政治家に税金を渡したら泥沼に投げ込むようなものだ。 本当に困っている人を助けるのが政治である、くだらない学校に補助金を出したり口を出すから大問題に発展するのである。

【2017.03.27】
★午前中はあまりの寒さに外に出ることが嫌になってしまった。そこで先日オークションで購入してあったスティックPCを持ち出して改造してみることにした。スティックPCとは長さが10cmぐらいで巾が4cmぐらい、厚みが10ミリほどのコンピューターである。タバコの箱の半分ぐらいだ。どの程度の性能か試してみたくて購入しWINDOWS10の設定と適当なソフトウエアをインストールして使ってみた。まあこの程度であれば十分に実用的だしテレビにくっつけて居間で楽しむのもいい。余りにも小型なので消費電力も5Vで2A程度、おおよそ10ワットだ。これなら山小屋の監視カメラ用に利用すれば完全にソーラー電力で賄えるそうだ。しかし難点がある、それは停電後に自動起動しないことだ。通常のディスクトップパソコンはBIOSの設定で停電後自動起動し指定されたソフトを起動実行できる。この機能がないと無人運転には使う事ができない。 いま山小屋ではインターネットの無線ルーターを使っているが、この機械も自動起動しない。そこで電話回線を利用したリモートコントロールを使って電源ボタンをソレノイド(電磁石)で押す構造で成功している。 このPCも何とか出来ないかと午後ウオーキングしながら考えてみた。やはり電話回線を使って1mmぐらいの小さな電源スイッチのボタンをソレノイド(電磁石)で押すしかないという結論になり、戻ってからアルミ板を切って台を作り小さな電磁石をくっつけて押す時間(5秒)を造り出すためタイマーリレーをくっつけて配線し20時頃になってやっと完成した。 室内での実験は成功である、明日南アルプス山麓の山小屋に行って今使っているコンピューターと置き換えて実験してみることにした。 山小屋では周辺に10台の監視カメラを置いてある、野生動物の監視、池の水位と入れている水量の監視、河川の水量の監視、積雪量や雨量の監視などだ。まあ99%は道楽なのだが、トラブルが起きると何はさておき1時間かけて現地まで行って内容を確かめなければ気が済まないのだ。 回路の創作、金属加工、配線と半田付けなどボケ防止にはもってこいである。しかしキーボードをバンバン叩くこともあり、指先ばかり使っているので最近は指の先端が麻痺したようになっている。昔からコンピューターを生業(なりわい)としていたこともあり職業病だろう。 昔はラジオやテレビを組み立てていたし、30年位前からはコンピューターを一年に10台以上は組み立てて売っていた。しかし目に見えない遠方にある機械を様々な方法で操作し結果や画像を自宅まで送ってくると言うシステムは実に面白い、ひとつ間違っただけでどうにもならなくなるから真剣味が増すのだ。ともかく下手の横好きで何でもやるのは良いことだが、昼寝の時間も取れない昨今で有る。

【2017.03.26】
★桜の開花が始まったというのに多くの場所で雪になっている。北信越方面はさほどではないが飯田市を始め南方向が雪が多い。我が家の開花を始めた桜も雪に包まれてしまったし、特に富士五湖周辺は大雪になっていた。 ★政府与党は先日行われた籠池氏の証人喚問について偽証であるとして告発するという、しかし告発となれば刑事捜査をしなければならないから昭恵首相夫人の捜査も行わねばなるまい。こうなると返って深手を負うのではないかと危惧されるが如何なものだろうか。長期化が予想されるこの疑獄事件を最も簡単に収束させる方法は、大坂の松井知事の言うように首相が官僚の口利きを認めるのが最良だろう。大方の見方で口利きは有っただろうと推測できるからである。こうなると数人の官僚の首を切ることになるが..まあ喰うに困ることはないだろうから安心である。 今朝見ていたテレビで小学生と思われる政治に関心のある子供が、いまの政治を馬鹿にしていたのが痛快であった。 ともかく休日は終わったし、明日からの攻防が楽しみである。 ★妻が台所でテレビを見ながら大声を上げていた、僕は笑点を見て笑って居たが何だろうとチャンネルを変えたら稀勢の里の奇跡の優勝ということである。怪我(左手が全く力が出ない)のまま出場して大方は勝てないと持っていたのが何と決定戦まで持ち込んで優勝したのだから大したものだ。八百長相撲が一掃され真剣な取り組みが行われている証拠なのだろうか。政治の攻防と違って相撲の攻防は真剣味があっていいし、学歴の空しさとか努力の大切さとか気力の持ち方など大いに子供や世間のためになる。 そう、横綱とか総理大臣は世間の手本(鏡)とならなければならない立場だと言う事だ。だから大きなプレッシャーの元で仕事をしなければならないが、何とも政治家のお粗末さは法外である。私人と言い切った首相夫人には経産省から2名、外務省からが3名の5名が付いており年間の秘書費総額は何と2,800万円である。これで私人というなら僕にも介護を含めて一人ぐらい秘書が居ても不思議ではない。それどころか山奥の寒村で一人だけで寝かされほったらかされている要介護老人が大勢存在する事を忘れてはならない。 何から何まで無駄の総本山と化した国会議事堂は電子化が進んだ今となってはインターネットに移行するのがいいだろう。ネットを使って発言したり決済して誰の目にも簡単に触れるようにしなければ幼稚化した人達を監視監督とよび救済できないだろう。

【2017.03.25】
★世の中は良いことが有ればその倍返しぐらいで悪いことが起きる。独裁よろしく憲法も何のその好き勝手にやっていた指導者も落ち目になるどころか犯罪の片棒を担いだ疑惑まで持ち上がっている。沖縄の知事は辺野古の埋め立て許可を破棄すると宣言し、政府に対して最大で最後の反撃に出た。政権が弱ってきたところでのパンチは一段と効果が期待できるだろう、是非とも美しい沖縄の海を後世にまで残して欲しいものだ。 新横綱になって大いに期待されていた稀勢のも昨日の相撲で力が入りすぎてケガを負ってしまった。まさに青天の霹靂(へきれき)とでも云うのだろうか。調子の良いときこそ少し力を抜いておくべきところだったが..声援と期待に脳が反応して「火事場の馬鹿力」を出してしまったようである。火事場から老婆がタンスを担いで逃げたという話が火事場の馬鹿力だが、医学的にこの力は確実に出ると言うことだ。なぜ普段出ないかというと脳が力を抑制しているからだ、そうしなければ筋肉を痛めたり筋が切れてしまうからである。人は命の危険に晒された時に、例え後日筋肉が使い物にならなくなっても命だけは何とか守ろうという力が働くのである。何とも素晴らしい機能だが、時として横綱のように脳が過剰反応して大怪我になってしまい取り返しがつかないようになってしまう事が有る。人生は力を抜いて他人のことなど考えず「いい加減」に力を発揮すればいいのだ。 良い馬とは怪我をしない馬のことだ、これを「無事これ名馬」というのである。 ★大事件が起きる度に新しいワード(単語)が話題になる、今回の森友学園問題で注目を集めたのが「忖度(そんたく)」である。国語事典によれば「他人の心をおしはかること..」である。早い話が、総理大臣婦人が名誉校長をしている学校ならばこれに関わる書類審査は早急に対応し、払い下げ金額も安く見積もって便宜を図り喜んで貰おうというようなことだ。 大阪府の松井知事は、維新の会だけでなく自分の身にも大量の火の粉が降りかかって来たこともあり、25日の党常任役員会で、「安倍首相は(財務省などの)忖度そんたくがあったという事実を認めるべきだ」と指摘している。要するに自身の事は早急に決着を付けてくれないと自分達も危ないということだ。 また石破茂はTBSの番組収録で首相夫人が国会で説明するべきだと発言している。石破氏にとっては閣内に入らなかったことが幸いしたという結果になったが、人生ここまで読み切れるならば大した人だろう。しかし彼は彼で多くの自民党議員から嫌われているから、この先のことは判らない。 大臣や国会議員は、社会の片隅でひっそりと生きている人達のことを忖度して政治に当たってほしいものだ。 テレビを見ていると日本各地で小中学校が閉鎖され最後の卒業生のお別れの様子が映っている、母校が無くなると言う事の寂しさは計り知れないものがある。こうした少数派の人達が普通に青春を送ることが出来るようなコミュニティーの再構築が必要だろう。僕の通った小学校も中学校も例に漏れず過疎の進行と共に消え去ってしまった。

【2017.03.24】
★僕は毎朝目が覚めるとフトンの中でパソコンの画面から山小屋の状況、信州一帯の状況、富士山の様子、噴火が予想される火山の様子など100カ所ほどのカメラをチェックしている。とりわけ重要な意味がある訳でもないが、単に目覚める時の太陽に手を合わせる変わりであると言った方が適当だろう。 しかしその中で飯田市内の動物園の猿山の様子を観察すると面白い。今時だと太陽が6時過ぎに伊那山脈から昇ってきて飯田市内を照らす、もちろん猿の山にも朝日が当たるが、その頃には猿は室内から外に出てきて岩の上に登っている。そして殆どの猿が朝日の方向を向いて何やらお祈りしているように見えるのだ。中には手を合わせているように見える時もあるから不思議だ。 猿と人間のDNAは99%が一致していると言うから、彼らの持っている性格にも遠い過去の歴史が刻まれているに違いない。 遠い昔..人は太陽を神として崇めながら生きて来た、それは生きる為に太陽こそが唯一必要だったからである。太陽というとてつもなく巨大な核融合炉はやがて燃え尽きる時が来る、その時は太陽系の全ての星が無くなってしまう時だ。宇宙の歴史というとてつもなく長い時間の流れを人は脳の素早い働きによって何十年も生きているように錯覚し実感している。ネズミも数年しか生きないように見えるが、実は彼らも長い一生を一生懸命生きているのである。 朝が来ることは全ての動物にとって地球一回転分だけ生き延びたことのいなる、だから朝は眠たいが生きている事を最も直感出来る時なのである。 ★ひとつの藪をつついただけでこれだけの嘘や証拠、怒りに不安、メールにファックス、無駄な役人に秘書..等々山ほどの事実が発掘され披露されている。これこそが悪徳政治の実態であり国民がスポーツにばかりうつつを抜かしていて見落としている現実なのである。 学校一つのこの疑惑の数々である、オリンピック競技場の建設や豊洲市場の建設には如何ほどのカネが動いたのか?。 高速道路の建設や新幹線の建設もしかりだが、何と言っても巨大利権である原子力発電所はこんなものではない。建設だけでなく道路建設から保修工事まで数千億円の金が乱れ飛ぶ。 安倍記念学校建設などは屋根とか床とかの単価が知れているので法外な事は出来ないが、原発の建設や宇宙ロケット建造などの単価など誰にも想像が付かない。ここが利権発揮のミソなのだ。例えばロケットエンジンを止めるネジの部品一つが1、000円と言えば1,000円だし10万円と言われれば10万円でいいということになる。 日本から天下りと贈収賄がなかったら..国民は世界一裕福になっていたに違いない。

【2017.03.23】
★このところ毎日多忙なのだが、今日の国会での証人喚問は何とか午前午後とも半分ぐらい見る事が出来た。あとは録画しておいたので今夜にでもゆっくり内容を精査してみたいと思っている。籠池氏は63歳ぐらいだと思うが、関西大学を卒業後に奈良県庁に入庁していたことから役人の事情には精通していると思われる。数時間にも及ぶ質疑応答は籠池氏が昨日まで弁護士と共に打ち合わせしたとは考えられない膨大な内容である。たぶん自身で知っている事実をそのまま答えたのだと思うが、彼の言うように財務局などの官僚や大阪府の関係者の証人喚問を早急に行うべきだろう。また阿倍夫人も政府の見解で私人と言う事だから籠池氏と同様に国会で証言して貰わなければ片手落ちと言う事だろう。ともかく安倍首相一家が籠池氏側と深く関わっていたという事実は間違いないようだ。 こうして喚問を見ていると質問者の所属する政党の利害関係が直接質問内容になっていて、国家国民の為に真実を解明しようという姿勢は感じられなかった。与野党とも議員は口利きなどは日常的だろうから追及に対する迫力に欠けたのは予想通りである。 ここで判ったことは多くの行政機関が多岐に渡って絡んでいるということだ。こんな思想教育専門の学校に設置認可を与えたのは異常としか言いようもない。ともかく誰かが責任を取らねばならないことは間違いないのだが..。 例えば先日長野県で県の防災ヘリコプターが墜落して多くの隊員が死亡したが、未だに事故原因とその責任がウヤムヤニなっている。これは整備なのか機体なのか操縦なのか命令系統なのか、何らかの原因が必ず存在するはずである。日本の役人に欠けているのは自分の管理範囲にあることに対する失態に対しての責任を取らないことだ。 ★日本人は世界で一番働いていてGNPや貿易など様々な指数で世界のトップクラスである、この日本人が年老いて病院に行くカネも無いという現実はどうだ、税金を役人が政治家の都合などで無駄に使いすぎているからである。例えば高速道路の延伸などは病院がタダになってからでも遅くはないだろう。 議員は税金を使って世界に視察旅行をしているが、福祉のしっかりした先進国家を今更ながらでも見てきて実践すべきであろう。馬鹿役人が無駄使いしなければ消費税など無くとも安定した国家運営が出来る筈なのである。 籠池事件はこうした日本の政治の諸悪の根源の深部にメスを入れる形になれば彼の瑞穂の国もそれなりの効果があったと言うべきなのだろうか?。 ともかくこの事件は今から始まるのである、様々な因襲を暴き出して誰かが言っていた「美しい国」を造ろうではないか。

【2017.03.22】
★我が家の庭の桜が咲き始めた、5個ぐらい開いたので開花宣言である。 今日は我が家の猫のシロが亡くなってから丁度一ヵ月である。シロは元々野良猫だった、それが我が家に来てから8年経って本当に家族の一員になっていた。毎晩僕のフトンの中で寝ていたが、たぶんとうに10歳は過ぎたのだろう、突然に居なくなってしまった。遺骨は南アルプス山麓の山小屋の墓地に埋葬するのだが..この猫は我が家の周りのどこかで生まれて近隣を縄張りにしていた。だから遠い南アルプス山麓に全て納めるには失礼というか僕達の身勝手なような気がした。そこで遺骨を小さなビンに分骨して家の裏の土手兼花壇に小さな場所を確保し、記念碑みたいにして納めることにした。ビンはプラスチックで完全に密封して地中に埋めて、小さな石に写真を貼り名前を書いてみた。こうしておけば数十年は今まで生きてきたこの場所で過ごす事が出来るだろう。妻が花を買ってきたので廻りに植えてみた、これでシロも喜んでくれるだろうか..これは小さな命に対するささやかな御礼のしるしでもある。 ★トランプ株といわれて高値を付けていた株価だが、ようやく市場もそのバカバカしさ加減に気が付いたのだろうか?。一気に下げに転じているのは筋書き通りである。イギリスが保護主義に傾倒しEUに脱退通告をしたのもまた世界不況の入口だろうか。元々地球に国境線などと言うモノはない、それどころか野生動物と人間の境界線などというものもさえ存在しいのである。地球は命有るもの生きるもの全ての財産なのである。このことを念頭に置かずして主義主張で対峙したり、宗教で争ったり、貿易で戦争したりしても何ら意味がないというか無能者のやることだ。 地球レベルで考えれば「一人が勝ち」という考え方は危険な思想だと捉えることが出来る。アメリカのマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の資産は約100兆円である、日本ではソフトバンクの孫正義社長の資産が2兆3千億だという。カネがカネを生む社会ではこのような事態が起きるのは当然だが、余りにも行き過ぎていることから世界は歪みを増していくのである。 金持ちから何とかして寄付を貰おうとする政治家が便宜を図ることは目に見えている。こうした秩序の崩壊がやがて地球や大気の汚染に繋がっていくのである。 ライオンは腹一杯になれば目の前の動物も絶対に襲わない、これがサバンナで生きている動物の掟である。この掟が今も生きているから彼らは今も生き続ける事が出来るのだ。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺にもある、何事もいい加減にしておかないと殿様の首も飛ぶだろう。韓国では現実に元大統領が逮捕寸前ではないか。

【2017.03.21】
★来月開催する中学校時代の同級会の出席人員がほぼ掌握できたため、人数の打合せなどのために他の幹事と友に利用するホテルに行って来た。あいにくの雨だったが、天竜峡から少し南に位置しているこのホテルはロケーションがバツグンで、丁度桜の時期と重なって天候さえ良ければ言う事のないところである。 同級生も何人もの人が家で家族を介護していたり、自分自身が病気になった人など年相応の状況だ、出席率が50%を目標に取り組んできたが僅かに及ばなかった。当時の先生もご健在で3名も出席して貰えることになり幹事一同大喜びである。 春は良いのだが..春というのは体調が余りかんばしくない時期である、同時に花粉の飛散などもあり調子が今一歩というところである。 これから4月になると新しい環境になじめない学生や、社会人一年生も多くなる。特に田舎から東京や名古屋に出て行くと何かとカルチャーショックを受ける。言葉もその一つで伊那谷近隣の市町村では、ナマリと言うほどではないが随分変わった言葉があり、時として口に出てしまう。そんな些細な事から萎縮してしまう人も多いと聞く。 小さな子供で転校した時などにはもっと悲しい思いをしたり、イジメの原因にもなる事があるだろう。何とか統一しようと思っても千年も続いた文化の一つであるからしてそう簡単には治らない。 日本の東と西で電気の周波数が違うというのも国家的な懸案の一つだが統一することは難しいのと同様だろう。 しかし東北のナマリの話について聞いてみると納得する事が有る、それは「おはよう」というのを「お!」とか「ありがとう」を「あ!」で済ますことが出来る点である。マイナス20度にもなる地方では口を開けるのも寒いから大概は一言で済ませるための方言だというから実に合理的ではないか。まあナマリは他の地方に住めば時間が解決してくれるからそう悩まないことだ、またその場所で生まれ育った記録として温存しておくべきだろう。 ★飯田市から平岡方面に行く道路がこの雨でまた大きく崩落して通行止めになった、大鹿でも同様の崩落があった。この時期は凍っていた山の法面が溶けるし、雨が降ると滑ってくるから危険極まりない。通過する時間と崩落のタイミングが一致すれば土砂と共にダムに沈んでしまう。平岡線の崩落も今はまだ被害者が居るかどうか判らないと言うから若しかしたら湖底に沈んでいるのかも知れない。 このタイミングというのが運命なのである、先の熊本地震の時に阿蘇道路の橋に偶然通りかかった大学生が橋と友に流された事故も現実に有った。彼は家族や親戚の1年に亘る捜索で発見されたと言うが、こうした大災害は行方不明になってしまう事が多い。 もうすぐ雪解けを迎える木曽の御嶽山では噴火で遭難した人達の家族会がカメラを搭載した「ドローン」を使って捜索を再開するという。人の命は自分だけのものではなく、周りに居る家族や友人を始め多くの人達のものでもあることを知っておきたい。

【2017.03.20】
★天候も良く気温もあがってきた、彼岸にやろうと思って先日山小屋から持ち帰ってきた我が家の猫の墓石だが、風雨にさらされて痛みが激しくなっていたので、写真を新しいものに張り替える作業を行った。これは御影石の表面に貼り付けた写真が、日光の紫外線や風雨により3年ぐらいでボロボロになってしまったからである。 今回は特殊な写真紙(A−ONEという会社のポリエステルフィルム)を使って印刷し、石に貼り付けてからクリスタルレジンというエポキシ樹脂を使って防水処理をしてみた。このレジンは超難黄変、高透明というもので写真の色彩に影響を与えずに風雨から守るものだ。 もちろん先日他界した「シロ」の墓石の片隅にもガラス板で保護してから同一処理をしたものを貼り付けた。 世に言うペットロスから抜け出るにはこうしたものは返って邪魔になるが、僕はいつまでも一緒に寝ていた動物の事を忘れないために、あえていつも見えるようにしている。それこそが供養と云うものではないのか。早く忘れてしまっては彼らに失礼極まりない行為だろう。ペットロスおおいに結構なことだと言いたい。 ★朝から晩までテレビは証人喚問の話題でごったがえしている、こんな事で話題が独占されることは日本の恥を世界に晒しているようなものだ。また大山鳴動して鼠一匹ではどうしようもない。誰が嘘を言っているのか..国民の大多数は知っている筈である。世間から見たら政治家とか官僚などと言うものは悪党ばっかりに見えるが、その通りだろうし、彼らを馬鹿者と表現することを誰も批判することなど出来ないだろう。 ハシゴを外される..というが、まさに籠池園長先生は屋根に上ったままハシゴを外されてしまった。飛び降りる覚悟が出来たところで洗いざらい世間にぶちまける体制に入ったということだ。人間腹を決めて「さあ殺せ」と言う事になると法務大臣でも防衛大臣でも殺す事は出来ない。それどころか祖国をミサイルから防衛すべき大臣が毎日数百発のミサイル攻撃に遭い、いまや戦艦大和の如く海底深くに撃沈される前夜の様相ではないか。 将棋の世界では「傍目八目」という言葉があるが、こと政治については通用しそうもない。なぜなら議事堂内に巣くっている者達はほぼ同じ釜のメシを食べてその味を知っているからだ。お互いに落としどころを探り合ってるいようではダメなのだ。今回は新聞記者のごとく犯人とされる人物の住宅にまで訪問し問い質したのだから、どちらかが討ち死にするまで闘うべきだろう。 この際、北朝鮮のミサイル攻撃とか防衛問題はアメリカに頼んでおいたらどうだ、それが安全保障条約ではないのか。カネだけ払って何の助け船も出さないようなら条約の価値がない。 考えてみれば我々が豊かに生活すべき資金は役人に無駄使いされ議員に浪費されアメリカに貢いでしまった。こんな馬鹿げた政治システムを変えれば、多くの国民が本当に産まれて来て良かったと実感出来る毎日を送ることが出来るだろう。

【2017.03.19】
★ようやく春のような気温になったが、明後日から急激に冷えこんで飯田市でも降雪の予報が出ているからまだ油断は出来ないようである。桜のつぼみも膨らんできて高遠や飯田市内の監視カメラも桜の方向に一斉に向いてきたから開花を間近に控えた今が一番良い時である。本当は桜も咲いてほしくないし季節も今のままでいいのだが、時間は止まってくれない。 いつもウオーキングで通る丘の上にある墓の殆どに花が供えてあった。やはり父母を始め先祖を敬う心は人に共通するものなのだろう。 学者はブラックホールの中では時間が止まるというが、なぜ止まっている時間の中に星が引き込まれるのだろうか..。単純に考えても嘘っぽいが彼らは夢と称してこうしたデマに等しいことを公表して楽しんでいる人種である。オタクの中ではタチの悪い学者だが、もっとタチが悪いのが原子力科学者であろう、放射能を飲んでも何の影響もないなどと巨額な補助金を国家から貰っている政府に代わって原発事故を矮小化した犯人である。この補助金疑惑こそ近々に解明したい大問題なのだ。 自衛隊の隠蔽体質も福島第一原発爆発の放射能社の飛散の隠蔽も全く同じことだ。こうした隠蔽体質を改善するためにも東京都や国会で行われている悪質な事件の解明はその第一歩で確実に解明したいものだ。 PKOで派遣している自衛隊に死者が出そうだと言う事態になり早々に撤退を決めたのは良いが、隠蔽されていた数々の問題点の追及は今後の課題である。 一般紙には殆ど書かれていないが、スポーツ紙や週間誌は首相の退陣時期にまで迫っている。 ともかくアメリカを始めヨーロッパでも極右主義が台頭してきたが、これは戦争によって社会を似非活性化してカネ儲けを企む連中の血迷い言だろう。ともかくこれらの事件は対岸の火事と同じで大きけれ大きいほどいい、激しく跡形無く燃えて新しく政治も社会も再生することを期待して止まない。 ★数々の事件から浮かび上がってくる問題は行政改革が全く進まない原因の一つである。安倍首相も就任時には息盛んに訴えていた行政改革は何一つ進んでいない。この原因は森友学園のような学校設立でも大いに使われた「許認可権」である。官僚や省庁はこの権利のために日夜奔走し既得権化してしまったものだ。この利権は天下りから接待、収賄に至るまで幅広く使われるのである。こお許認可権を剥奪することを称して行政改革と云うのである。3本の矢だか3枚のレンガ(札束)だか知らないが、結局はこの枠の中に取り込まれ自らもその中心に居座ることになる。だから僕は昨日も勉学のために「水戸黄門」のビデオでも見てみなさいと書いたのである。 そろそろ権力者の耳にも周りから「楚」の唄が聞こえてくる頃だろうか。

【2017.03.18】
★飯田市にも人気の温泉が数々あるが、天竜峡にあった「天龍峡温泉交流館」は赤字のため経営破綻していた。これを飯田市が総事業費約2億8000万円をかけて改築工事を行い来月8日に天龍峡温泉交流館「ご湯っくり」としてオープンすることになった。当然近くには天竜峡温泉があり、コスモスの湯などの温泉もある。いま温泉は過密状態にあり経営不振に陥っているところも多いという。飯田市がこの温泉を3億円近くかけて開業したのは確かな収支の見通しがあるのだろうか疑問である。 昔から天竜峡は名勝として有名なところだったが近年は人気が衰えて最も大きなホテルだった天竜峡ホテルが閉館してしまった。このホテルには放浪の画家山下清氏も宿泊したことがあるほどだったが時代の流れには逆らえなかったようだ。昨年は対岸にあるホテル「龍峡亭」に天皇陛下夫妻が宿泊されたことから天竜峡が再び脚光を浴びているのだろうか..。こうしたことで地域が活性化されれば良いことなのだが、予算消化とか地元議員や有力者の発案とかで今更温泉施設を造るのもどうかと思う。 ★案の定東京都が再検査していた豊洲の地下から環境基準の100倍のベンゼンを始めシアンまで検出された。前回が79倍だったからほぼ同様の値である。それ以前に行った8回の検査でゼロだったという数値はどのように画策されたものか。検査会社の証人喚問をして追及する必要があろう、それをしなかったら日本中で行われている水質検査の数値を行政が勝手に操作していることになるからだ。特にゴミ処理場の河川や地質検査、ゴルフ場周辺の水質検査など庶民の安全に大きな影響を及ぼす検査が疑われることにもなる。当初の検査を実施した「株式会社日立プラントサービス」と「ユーロフィン日本環境株式会社」のトップではなく検査員に対しての強制力を持った招致が必要だろう。 僕は以前から役人のやっている事に対する様々な疑問やゴマカシを批判してきたが、日本の中枢である東京で役人が庶民の安全に対して何の恐れる事もなく数値をゴマカシたという事は全国の全ての役所でも同様なことが疑われると言う事である。ほったらかして置いたら税金で飼っている役人に殺されてしまうだろう。 これらの事件はいま起きている「森友学園」事件と何ら変わらないものだ、役人と議員などが組んで特定の個人や団体に便宜を図る..北朝鮮と同様のとんでもない事が日本でも日常的に行われていると言う事を認識すべき事件でもあろう。 こうして日本がメチャクチャになった今となってはもう救いようが無い、勘ぐれば選挙の票操作までしているのではないかとまで疑われる事件まである(高松市で行われた昨年の参議院選挙で一票を投じたのにゼロ票と集計され発表された)。まあ疑えばキリがないとだけは言っておきたい。 来週行われる予算委員会での証人喚問をするまえに質問者は是非ともテレビドラマ「水戸黄門」のビデオを5作品ぐらい見ておいたら参考になるだろうと思うがいかがだろうか。

【2017.03.17】
★今日は何の日かというと彼岸の入りである。国会のタヌキの化かし合いの観戦よりも重要な日である。毎年彼岸には南アルプス山麓の山小屋の墓詣りに行く、そして世話になった親戚にも寄ってくる。しかし親戚の人は次々に亡くなったり施設に入ったりして今年は寄ってお茶を飲むことが出来たのはたった一軒だけである。この家も2人とも高齢になっている、一人亡くなれば空き家になるのは必至である。そうなると無人になった墓詣りばかりする事になってしまう。 今日の山小屋は気温が零度だったが次第にあがって昼近くには7度ぐらいまでになった。こうなると蜜蜂の時期なのだが、ここ数年のうちに昔からあった巣箱が次々に熊に破壊されて1個もなくなってしまったため以前に自作してあったたものを置いて来たが..このところ日本蜜蜂は激減し巣箱に入るのは希である。若しも入ったとしても熊にやられるので蜂蜜の収穫の見込みはない。熊は1km先からハチミツの在りかを嗅ぎつけるというので完全に防護するのは難しい。熊の餌が野山に無くなってしまい森の中に造った蜜蜂の巣まで食べてしまうことが日本蜜蜂が減った原因のように思う。ともかく人は何かを優先すれば何かを確実に無くすことになることを認識しておかなくてはならない。 山小屋の周りを散策していたら一部が異常に膨らんだ木を見付けた。切り倒して中から小判とか姫が出てきたらいいのだが..妻と笑いなら写真を撮ってきた。野山を散策すると様々なものに出会う、時には鹿に出会う事もあるしリスに出会う事もある。また名前の知らない野草に出会うこともあるが、採取せずに写真を撮ってきて調べるのも楽しみの一つである、野山は社会勉強の宝庫なのだ。 ★僕は時々ここで「盛者必衰のことわりを ...」という平家物語の一部を引用しているが、まさに仏の教えのそのもののような言葉である。勝ち誇った勝者は自分の思い通りに物事を推し進めるが、そう長く続くものではない。身近にいる部下達もそういつまでもくっついて居る訳ではない。少し落ち目になると見るや手の平を返したように反対派に廻ってしまう。いま現実に起きている事件でみても、森友学園の園長籠池氏が公然と大嫌いで敵だと言い放っていたフリージャーナリスト菅野完氏が今は彼の信用できる味方になっているではないか。最大の敵は裏を返せば友となる(敵の敵は味方)事を知っておこう。 法秩序も何のそのやりたい放題にやって来た我が国のトップにも陰りが見えてきたことを国民の多くは既に感じ取っている。そして誰が嘘を言っているのかも知っているのである。この期に及んで猿芝居は見苦しいだけである、たまには野党(下野)ではなく本当の野に戻って静かに地球が話す言葉を聞いてみるのもいい。

【2017.03.16】
★マスコミから人気集中の森友学園園長籠池氏から遂にというかやっとと言うか安倍首相の名前が飛び出してきた。元々この学園は当初「森友学園・安倍晋三記念小学校」という名前が付けられていたのだから総理の名前が出て来ても不思議ではない。また婦人が名誉校長になっていたわけだから名前が出ない方が返ってマスコミの自粛と捉えられてしまう懸念がある。 籠池氏が大阪府に出した収支報告書の中で、安倍晋三首相の名前で寄付を募ったところ4億円を超える寄付金が集まり、入学予定者を含め出願者が70人以上いる、と記載していることも事実であるから極めて進密な関係に有ったと言わざるを得ない。この問題はどんどん深みにはまって蟻地獄の中に落ちていく様相である、傍目に見れば刑事ドラマのようであり庶民を楽しませるが、一国の政府を揺るがす問題だとすれば実に不愉快な事件である。 反・日教組の大物右翼活動家だった父(椿原泰夫)もち、幼い時から軍国主義的教育をされてきたとされる防衛大臣もこの事件の中枢に居るとなると..行く末は右翼VS国民という構図に変わってこないだろうか。ともかく事件の核心は誰もがわかっている通りの筋書きであり、日本では日常的に行われている贈賄と便宜供与という犯罪の氷山の一角だろうが、ただその氷山に右翼集団が乗っていたから問題なのだ。 馬鹿な庶民は積極的に選挙に行こうと考えるのは一見正しく見えるが、こうした政治の内幕を知らないままだとタチの悪い投票者となる事は僕が何時も指摘していることだ。馬鹿者は選挙に行くなということだ。 ここで民主主義に反するかもしれないが女性の参政権という問題も出てくる訳である。昔はいいこともあった、例えば大岡裁きという人間的な立場にたった判断が行われたこともあったからだ。法律とは第一に庶民の暮らしが全うに出来るように助けることから始まるのである。また軍備というものも庶民だけを守るものである、貴族とか皇室とか資産家を守るものではない。イギリスを例にしてみれば良くわかる、世界大戦の時に飛行機の乗って真っ先に戦場に向かったのは貴族だった。今の皇太子も軍隊で訓練を受けヘリコプターの操縦も出来るようだ。国を守ることは庶民を守ることであり貴族の勇気の象徴だったのである。 ともかく戦後70年過ぎた日本に巣くっているのは戦争を楯にしたカネ儲け思想だけである、嘆かわしいことだが人の心が変遷していくというのもまた一興というものだろうか。いつも旧態依然とした毎日では面白味がないからだろうか、だが人に迷惑をかける事だけは控えて貰いたい、その張本人が公務員であったら我々は税金を支払う必要性を見出すことが出来ない。 ともかくここまで複雑に絡み合った日本の政治腐敗による疑獄事件は松本清張でも簡単に書くことが出来なかっただろう。 「事実は小説よりも奇なり」という諺通りに社会は今日も束の間の一日を終えるのである。

【2017.03.15】
★まだまだ北風が冷たい、南アルプス山麓のしらびそ高原では大雪が降っていたし、富士山が裾野まで真っ白になったのは初めてのように思う。富士山とか箱根は伊那谷に比べて雪が少ないのだ。 島根県辺りもウエザーニュースのリポートで見ると雪のカ所が多い。日本各地で強い風も吹いて大荒れのようだ。 しかし国会の予算委員会に比べたら大した事はない、荒れに荒れて防衛大臣などは自分自身の防衛に必死でとても日本国の国民を守るというところまで気が回らないようである。それでも何とかなるのはどの大臣も同じ事で居ても居なくてもそう行政に影響はないということだろう。 しかし今日行われると行っていた籠池の外国メディアでの記者会見が中止になったのは大変な事態である。この問題が発覚した時から究極のシナリオが始まっていたのだろう、財務相から身を隠せと言う指示があったと言う事を考えると、今回の記者会見中止も政府関係者が確実に関与しているのは間違いない。 そして、また新しい登場人物が現れた、ノンフィクション作家の菅野完氏である。彼はこの問題について深く調査しており大凡の事件の構図を知っている。窮地に追い込まれた籠池氏が助けを求めたのは敵視していた菅野完氏だったというのも事件の闇が深いことを物語っている。更に家族が3人で行動を共にしていることも見逃せない、今までの例だと確実に殺されているから複数での行動は必須である。こうした側面から日本を見るといい、北朝鮮が金正男氏を殺害したことと大して変わらないではないか。 政治家の大掛かりな贈収賄事件が勃発すると、その秘書が死んでいるという背景も良く似ていると感じなければ事件の真相は闇に葬られる。 まあ人間という奴は権力とカネにどれほど執着したら気が済むのだろうか..これは一種の狂気である、また○○党という団体に関与し寄付したり応援したりすることの裏も知っておきたいものだ。 まあ人間も犬も猫も一人で生まれ一人で死んで逝くことを考えれば、こんな馬鹿者共に係わることの空しさを感じるだろう。バカを持ち上げているのは他ならぬ庶民なのだ。 まあ日本の旧い川柳で「先生と言われるほどの馬鹿でなし」と謳われるのも納得できる。潔癖さ、謙虚さを蔑ろにした先生など有り得ないと言う事である。

【2017.03.14】
★いやはや玉手箱というかパンドラの箱(小学校の館)を開けてみたら出るわ出るわ..ありとあらゆる癒着とカネと不正と便宜供与の塊ではないか。 どうも大臣就任時から胡散臭いと思っていた稲田防衛大臣もついに化けの皮が剥がれてきたようだ。もう少し調べてみれば例の大阪市の学校法人「森友学園」との係わりがわかったのだが、下らない調査に時間を費やしている暇がなかった。可愛がっていた野良猫のシロが死んでしまったからだ。 この「森友学園」と稲田防衛大臣との接点は確実にあったのだ。何故なら平成18年2月に大臣自身が造った「伝統と創造の会」というものの実態が余りにも「森友学園」の志望するものと酷似しているからだ。 結局の所この弁護士稲田朋美が選挙に当選した後に与党とのパイプ役になっていたというわけだろう。後ろに控えている集団は誰もが知っている通りの団体だろうと想像が付くが、それにしても早稲田の法学部を出て弁護士になったのだから民主主義とか憲法について学んできたはずではないか。いったい学校では何を教えていたのか何を学んでいたのか..。 「千丈の堤も蟻の一穴から」という諺があるが、何か小さな政治的な事件を解明していくと巨悪の存在が確実に見えてくる。 同じように築地移転問題もオリンピック競技場建設も、長良川河口堰も、有明干拓も..すべての事件の行き着く先は政治家絡みの疑獄事件に発展していくのだ。 ロッキード事件は関心を持った作家立花隆の「田中角栄研究その金脈と人脈」によって曝かれ総理はその座を去った。 今起きている様々な政治絡みの事件も目的を持って調査すれば明らかになるのは間違いないが、実践する人物は居ないのだろうか?。最近は気骨のある作家も少なくなったのが淋しい限りである。 ★東芝という巨大企業が破綻になりそうな背景には政府が絡んでいると思う。これは原発輸出を推進しようという政府の方針があり、それを実践した結果がこの有様だ。誰か助けてくれるだろうと安易に考えていたが、落ち目になると誰も寄ってこないのが世の常である。しかし東芝の書庫の中をかき回してみればきっと何らかの助かる為の書類が出てくるだろうが、今となっては遅きに失した感がある。豊洲移転で問題になっている東京ガスはちゃんと助かる道「脅かされたというメモ」を残していたではないか。日本の巨大企業の海外進出の裏でうごめいている黒い政治の影もこの先追及していかねばならない重要問題だ。野党諸君も○○に先を越されたなどと言う幼稚な考えは棄てて挙党一致でいま取り組まないと生きる道を無くすだろう、我々庶民も税金だけ取られて口をつぐんでいる場合ではないのだ。

【2017.03.13】
★何かと毎日騒がしいが..サウジアラビアからサルマン国王が来日し、何と同行が1,000人と言う大げさな話だったが、このぐらいの事で驚いてはいけない。時は江戸時代1860年に天皇家から徳川に嫁いできた皇女和宮の行列の同行者は3万人である。車もトラックも大ホテルも無い時代であるからしてその雄大さとか規模はサウジアラビアの如き小国とは比較にならないだろう。行列の長さは何と150kmに及んだ、更に御輿の警護には12の藩が動員され、沿道警備はとんでもない人員が配置されたが、これには29の藩が動員されている。しかもテロを恐れて東海道は利用せず中山道を廻ったのだからそれこそ大騒ぎだった。この様子は小説「夜明け前」(島崎藤村)にも記述されているからご存じの方も多いと思う。 実は現代の騒ぎというのは大概がサルマン国王の来日程度のものだということだ。国会で議論されたり東京都議会で大騒ぎしている事件など大したものではない。豊洲とか築地の汚染物質の量など福島第一原発周辺の田畑の汚染から比べたら無農薬に近いものだ。 日本人に皮膚病や大腸癌などが多いのは、野菜から摂取する農薬によって腸内で病原菌を退治してくれる微生物が全部死んでしまったからである。日本では食の安全などとうの昔に崩壊しているし、無農薬野菜などと言って販売されているものにも何の保証もないし確かめようもない。ただ性善説を信じるだけだが、これも既に死語と化してしまった。 この世の中に信じるものなど無いと感じて神仏を崇拝すれば、これがまた食わせ物で金集め集団だったということも日常的である。では何を信じたら..と思う人には朗報がある、自分を信じることだ、タダそれだけのことだ。自分を信じられなくなったら人間をやめて旨い豚になるぐらいしか道は無かろう。 ★長野県という山国は以前から騒々しいという現実とは距離を置いたところに位置していた。 しかし今となっては殺人事件はある、オスプレイは空を飛び回るし火山もあり災害も有り地震もある。特に東日本大震災の翌日には同等の地震が長野県内で起きているが記憶に残る人は少ない。現代は何でも大げさに発信することが要求される時代である、個人でも企業でも政治でも同様である。何をやっても多くの人が知らなかったら無かったことになるのだ。なかには無かったことにして欲しいものも有るだろうが、様々な情報を全て世の中に知らせて審判を得るのが民主主義である。 首相は昨年の9月から南スーダンからの自衛隊の撤退を考えていたというが、誰か知っていたのだろうか..。誰も知らないことは誰も信用しなくても仕方のないという事である。いまさら自衛隊員が殺されそうだと現場から撤退について矢の催促があったと考えられても当然である。情報の公開は実は我が身も国民も守ることになることぐらいは知っておきたい。

【2017.03.12】
★近くのホームセンターに行って墓石になるような御影石の平板を買ってきた。この平板にプリンターで印刷した文字をカーボン紙を使って写してから筆を使ってペイントで書き込む。2月22日という猫の日に突然死んだ愛猫のシロは既に火葬にしているが、遺骨を南アルプス山麓の山小屋の墓に入れるために墓石が必要なのだ。天候が良かったので屋外で文字書きをしていたが背中が暑くて仕方ないほど春の陽は濃くなってきた。もう少し生きていたら暖かい春になったのに..という時に人も動物も息絶えてしまうのは何故だろうか?。何か命も自然界と密接に関係しているのは間違いない。 ★老人や障害のある人が集団で生活するのは安全面などで有利に思えるが、時として逆効果になる事もある。先年起きた大量殺人事件もこうした施設の中で起きた、今日も同様の施設で入居者の放火による火災があり何人も亡くなっている。 アフリカの大草原でも弱い動物は集団で生活し移動するが、ライオンなどの強い者は家族単位で生活している。人間も同様で元気で強い内は家族単位で生活するが、弱くなってくると施設に入る。大勢が入っている施設では事件が起きやすい環境になる、なかには3階から放り投げられて死んだ人もあった。 これらの事件の原因の殆どが健康に見える人間の狂気である。この狂気をどうやって発見し対処するか..現段階ではその方法は無い。無差別殺人事件の犯人も普通の人に見える狂人だが、過去の例をみると近くにいる人達はある程度その異常性に気が付いているものだ、しかし警察に通報することは出来ないだろう。事件前で間違っていたら裁判沙汰となるからだ。 いま国会で議論されている破壊活動防止法も事件の早期発見ということでは似たような案件に見えるが実は似て非なものだろう。この法の下ではデモさえも対象となるから民主主義に反するものであり、単に権力維持のための法と解釈できるからだ。 その昔占領軍D.マッカーサー元帥によって行われた「レッドパージ」という思想弾圧があった。これは共産党員を公職から追放しようというもので、共謀罪も含めて民主主義を否定するもので多くの冤罪が故意に造られた。 全てに於いて国民の安全と財産の保全というところから出発していれば否定も出来ないが、特定の個人の利益とか政党の存続のために行われるのは明らかに憲法違反であろう。憲法など有って無きが如き政権ではそんなことも考えては居ないだろうが、それでも何百人も居る与党の国会議員の中には一人や二人疑問を持って対応する者が居ないのだろうか。そうでなかったら国会議員など10名も居れば済んでしまうことになる。自身が無駄飯を食っていると感じないのだろうか、自分の信念に疑問を持てないのだろうか?。そうで、それとも国会議員としての勇気と決断力が無いのだろうか、無いのならば単なるシマウマの集団と言う事になる。

【2017.03.11】
★あっと言う間に3月も半ばになった、もう桜前線が北に上ってきているという。我が家の桜のつぼみも随分大きくなったし、庭木の枝からは黄緑色の新芽がふきだしてきている。枝を室内に刺しておいたものはもう満開になっている。やはり春という季節はいいものであり人生に例えるなら青春だろう。来月同級会を開催するために何人もの級友に電話をすると元気な声が返ってくる、その口調は昔と全く変わらないから不思議なものだ。人生なんて短いものである、気が付けば還暦はとうに過ぎて既に古希に突入するではないか..。 ★東日本大震災からもう6年..亡くなった二万人の方々はもう七回忌となる。災害を体験した人達の語る映像を見る度に運の悪さというか神の不公平さのようなものを考えてしまう。なぜ..自分が!!.という疑問が毎日のように脳裏をよぎったに違いない。しかし大震災はまとまって2万人であるから注目度も高いが、日本中では毎日同じような不幸に襲われている個々の人達はあまり関心を持たれていない、だが皆おなじ苦労をしているのである。小さな災害も大きな災害も区別なく行政は救済の手を差しのべなくてはならない、一軒だけ流されたとか、屋根に雷が落ちて焼けてしまったとかいう災害も何ら変わりないのである。しかし誰もが不安と将来を悲観する毎日だから他人のことなど考えていられないのは当然だろう。では誰がやるのか..無駄な日常を過ごしている役人の仕事である。例えば前から書いている事だが、気象庁には桜が開花したかどうか毎日桜の木の下に出掛けて行って状態を見ている者が居る、こんな事は近くの小学生に頼んでも出来ることだ。こういう無駄な役人にそれなりの仕事を割り振って働かせることを考えれば役人の数は半減し、消費税の搾取も不要となるのだ。 ★もうひとつ震災で忘れてはならないのが福島第一原発の爆発事故である。6年経っても何ら前進しない復旧作業は人間が扱う限界を超えた放射性物質に阻まれているためだ。大丈夫だと言った学者とか他の原発の再稼働に賛成している連中を復旧作業員に加える法改正をしたらどうか。安全だと言い張っている者が率先してやる仕事として相応しくないか。 特に核関係や宇宙開発関係の学者はオタクを通り越して精神的に異常をきたしているのではないか。夜も日も頭から離れない悪夢に向かって解決策を模索する姿は明らかに異常である。特に100光年彼方からやってくる重力波を観測しようと思いつき、平気で税金を数百億円使って大規模な観測装置を建設しようなどと考える事は狂気である。発見してどうなるものでもないし、アインシュタインの公式が正しかったと証明されても何の意味も無い。 それでも何か有ると言い張るなら、中性子の存在を予言した湯川秀樹の二の舞である。彼はこの発見を悔みつつ死んで逝ったが、このことも学校で教えるべき教育の一つである。

【2017.03.10】
★またウィキリークス(Wikileaks)が山ほどの秘密文書の公開をした。これによってアメリカ(CIA)が国家として盗聴や盗撮などの新しい手法を1000件近く開発していたことが明るみに出た。銀行口座の閲覧はともかく携帯電話の盗聴やパソコンのソフトに至るまで多岐に渡っている。ウィキリークスではその詳しい情報をソフト会社などに公開すると言うから社会不安の種になっているネット詐欺やデーター盗難に対して効果絶大である。既に一般に使われている「Notepad++」というソフトは対応を済ませたというから素早い。ウィキリークスの創始者であるジュリアン・アサンジ氏にはノーベル賞を与えても誰も反対できないだろう。要するに彼らが公開している国家機密などと言うものは庶民を統制したり制御するものであり特権階級の利益を守るものだ。国家など守るようなものではない事を機密文章の内容が物語っている。いわば国家とは国民そのものだから間違いなかろう。 日本でも国家機密などと称する文書があるが、たぶんその殆どが特定の者の利権に係わるものでしかないような気がする。軍事機密と行ってもその殆どが軍事年鑑のようなものに載っているものだろう。機密という言葉は別の言い方をすれば隠蔽である。 今までにウィキリークスで公開された世界各国の機密文書は120万件を超えているが、今後も社会の明朗化のためと人々が自由に生きる権利確保のために活躍して貰いたいものだ。こんな下らない隠し合いの結末は世界大戦しかなかろう。 ★韓国の朴槿恵大統領もついに罷免が決定したという、多くの取り巻き連中が私利私欲の果てに庶民の税金を奪い合った結果だろう、投獄は当然だろう。韓国は昔から賄賂社会で有る、僕がコンピューターを販売していた頃も、売ったコンピューターの韓国への持込には高額な関税がかかっていた、しかし持ち込む時に誰かは知らないが賄賂一発(確か酒だっとと思う)で素通りできたという話を聞いたことがある。この賄賂というのがいま日本で問題になっている大方の事件の中心である。これこそ政治の重要課題であるにも係わらず誰も正そうという者は出て来ない。小学校建設にまで見返りと賄賂が存在するのだからたまったものではない。教育などどこ吹く風だろうか..。こんな事からも日本の教育システムは明らかに間違っていると言える。校長が流れていって教育委員会に漂着するという天下りも問題である。 また人の不幸を利権や金儲けに使う事が横行する、原発事故の除洗作業や津波被害の復旧工事で逮捕者が出ているのも人の不幸を喰い物にするの者が多数存在するという証である。 更に国の体裁として医療保険会社など保険会社が儲かるようではいけない、明らかに社会保障が進んでいない証拠である。個人保険などなくとも普通に生きて逝くことの出来る国を先進国というのである。

【2017.03.09】
★同級会の幹事を仰せ付かっているので友人に電話したり幹事長の家で打ち合わせをしたり多忙である。同級会というのは不思議なもので参加しない人は殆ど出て来ないが、出る人は毎回のように参加する。どうもこうした寄り合いに出たいのだが話題に事欠きそうで遠慮している節もある。 彼らの学生時代のことわ振り返ってみると..50年経っても性格は変わらないように思う。 しかし高齢になっても、おーい○○などと何の遠慮も無しに呼ぶことが出来るのは同級生だけである。それに育った環境がほとんど同じなので自然に話題が共有できるところがいい。全国に散らばってしまった仲間を集めるのは難しいが何とか一人でも多くの友の顔が見られるように幹事一同努力して居るところである。 ★それにしても寒い、雪が舞って風も強くウオーキングに出掛けても心臓に悪いほどである。高齢になるとどうしても大動脈などの血管にカスが溜まって細くなるため心臓に行く血液が不足してしまう。更に寒い日はもっと血管が細くなり、上り坂でも歩こうものなら狭心症を発症してしまうのだ。 昨日同級会に参加すると言う電話がかかってきた名古屋で電器店をやっていたS君もすでにカテーテルを入れていると言っていた。僕の同級生はすでに13%の方が亡くなってしまった、その多くが癌である。人類は何とかこの癌を克服しようと頑張っているが..ほぼ制圧すると別の病気が蔓延してしまうのは間違いない。これは何故かと言えば、人は何らかの事象によって必ず死ななければならない運命にだからだ。若しも200歳まで生きられるとしても後半の100年はただ疲れてしまうだけに終わるだろう。 まあ俗に言うピンピンコロリもいいが余程熱心に終活しておかないと残された家族が突然の死に途方に暮れることになる。 ★東京の小学校の女教師が業務に大きなプレッシャーを感じて自殺した事件の判決があった。東京都は公務災害と認めなかったため両親が裁判に訴えていたものだ。この教師のうつ病の原因は保護者対応だったという。俗に言うモンスターペアレント(子供の事で暴走する親)※(僕が独自した解釈)である。子供に、親、教師、文部省の組織など様々な人が多数係わっている割にこうした事件が絶えない。学校崩壊という言葉まで有るがまさにその通りだろう。世界には学校で学びたいが行けない子供達が数千万人も存在していることを考えてみよう。少なくとも学校は自ずから進んで行って様々な知識を吸収しようとする場所であることを理解すれば多くの問題も解決する筈である。また一人勝ちすることを賞賛するような教育も問題である。いま問題になっているクロネコヤマト宅急便を見てみよう、一人勝ちしたいがために獲得した膨大な顧客が足を引っ張って今やブラック企業とあだ名されるようになったではないか。世の中の幸福は一人勝ちでも巨額の収入でもない、毎日家族や友人と楽しく暮らすことだ。

【2017.03.08】
★朝っぱらから下らないニュースを見ていると人間の愚かさにテンションが下がり一日不愉快になる。僕はあまりテレビは見ない(夕方放送している水戸黄門の再放送は除く)が、家族が台所のテレビを朝から付けっぱなしにしているので嫌でも耳に入ってくる。僕のニュースソースは殆どがインターネットであり、その裏付けはツイッターやフェイスブックである。ネットの情報は新聞やテレビと違って企業の利益や政党の思惑が絡んでいないので正確さが高いと確信している。 先日も書いたが世界では「鎖国政策」が文字通り始まってきたのはご存じの通りで喜ばしい限りである。北朝鮮とマレーシアはともかく中国と韓国も本格的に鎖国状態に入りつつある。これはアメリカ陸軍が開発した弾道型迎撃ミサイル(THAAD)を韓国内に配備するということから始まった。まるでキューバがソ連のミサイルを国内配備した時と同じ事件でありそう驚くには当たらないニュースだ。 北朝鮮のミサイル攻撃に備えて日本でもTHAADを配備すればいいのだが..。観光客の激減、中国に出店している企業やデパートの撤退など鎖国に近い状態が待っているから総理も判断に迷うだろう。トップというのはこうした問題の決断力が全てである、アメリカにすっ飛んで行ってゴルフをして来た仲だから買わされるのは時間の問題だろうと思うが..どうなることやら。 既に総理も足元に火が付いてしまった様相である。次の座を狙う人達もここ一番上げる拳を懐に仕舞いつつ出番を待っている状況だろう。誰がやってもハシゴを外されるのは世の常である、もっと穏やかな職業について普通に暮らした方が気が楽だろうと思うがいかがだろうか。 同じニュースでも鴨池という男の学園ドラマは次から次に嘘や虚偽が発掘されてきて、徳川埋蔵金の放送よりも面白い。今日は学歴詐称という問題を発掘したようである。ひとつ入口が見付かるとどんどん奧の方まで入っていくことが出来る洞窟探検ドラマである。この洞窟の奧に何があるのか、ひょっとしたら疑獄事件に発展しないだろうかと期待してしまう。まだまだ登場人物は増えてくるだろうしカネの流れも見えて来よう。造船疑獄や昭和電工疑獄、それにロッキード疑獄に比べたら小さいように見えるが、若しも裏に右翼団体が登場してくるとなると話はドラマでは収まらない、大河ドラマに昇格だろう。 NHKの大河ドラマを何時間か見たことがあるが、有り余った受信料を表に出さないように使い切ってしまいたい局の意向がミエミエではないか。こんな下らないドラマに何十億もかける神経が既に民衆心理から離脱していると思わないか?。この集団も馬鹿者揃いなのだろうか。

【2017.03.07】
★気温が下がって冬の空が戻ってきた、午後には雪になり辺り一面が真っ白になってしまった。やはり春分の日が過ぎるまでは季節は変わらないのだろう。まだまだ石油ストーブの世話にならねばならないのだが..ここにきて我が家の石油ストーブとガスレンジが一気に壊れてしまった。こういった商品は危険が伴うので早急に買い替えねばならない、またも予期せぬ出費がかさんでしまう事になってしまった。 こう考えると南の島で悠々と暮らす人達が羨ましい、海に行けば魚が獲れるし、山に行けばバナナやイモが自生している..こんな環境がいいような気がするのだが、世界の長寿国にこうした国民は入っていないのは何故だろうか、たぶん知られないようなストレスがあるのか、それとも長生きするのも面倒くさいからなのだろうか。 ★北朝鮮はマレーシア人の出国を禁止したというが、マレーシア大使が追放された仕返しだ。しかしアメリカは中東の国々の人々の入国禁止に大統領は再びサインした、イギリスはEU離脱、スペインもEU離脱派が台頭..世界で始まっている鎖国政策は僕が時々ここで環境保護のために必要だと書いていた事が現実になって来たということだ。 地産地消はエコに最も効果がある、運搬の手間だけでも不要になるからだ。わざわざフランスからワインを輸入して飲む必要もないし、周りを海に囲まれた日本で魚を輸入する事もない。リンゴやフカヒレまで中国に輸出する必要もない。 最近の過剰な物流はクロネコヤマト宅急便の内情を見ればすぐに理解できるだろう。米農家や林檎農家は採れたものを遠く離れた家族や親戚に毎年大量に送っているが、リンゴの価格よりも宅急便の料金の方が高いのである。中には米まで送る人も有るが、近くの米屋でいい米を買った方が賢いことは言うまでもない。こうして毎日何万何十万個の宅配便が日本中を駆け巡るのだ。排気ガスは出る、道路は傷む、道は渋滞する..ともかく悪いことだらであり既に因襲になってしまった感がある。鎖国すればカネの往来も無くなるから、今日は円が幾らになったとか騒ぐこともない。要するに世界を第二次世界大戦終戦後の時代程度まで戻すことが人類が繁栄する重要なキーワードとなる。こうなると貧富の差も縮小され犯罪も減り、一人勝ち思想も衰退するかも知れない。 人間は後戻りすることが出来ないと思われがちだが、津波の過ぎ去った東北の人達は何万人もいま昔のような生活を余儀なくされている。もちろん熊本でも同様だが、人は助け合う心さえあれば生きていける。 しかし米の飯が腹一杯食べる事の出来ない社会になるともっと別の脅威が起きる。それはこの不幸を逆手にとって戦争をしようという勢力の台頭である。北朝鮮のミサイルを脅威だと大げさに伝えたり吹聴する行為も実はこうした戦争への導火線となる事だと知っておきたい。

【2017.03.06】
★国会議員というのは国民の為の仕事と称して「口利き」を主たる業務としている人達の総称である。口利きをしていないような国会議員や地方議員それに県市長村長など皆無に違いない。では誰からも口利きを受けるかというと..一般庶民など関係無く企業が主体である。ここに法的な問題が起きる要因がある、それが口利き料と称して支払われる現金やパーティー券である。議員に言わせれば企業無くして雇用無しという事になるが、ここにも間違いがある。多くの個人が望んでいるのは大企業ばかりではなく一般の商店であったり、農業であったりするからだ。 国会でいま問題になっている国有地払い下げという言わば国民の財産を売り払う行為である。これをタダ同然で入札も無しに売ったとしたら何らかの口利きや犯罪性が存在し得ると判断するのが妥当だろう。 また売った先が右翼だったとしたら胡散臭い問題になるのは間違いない、また国がこのような学校に補助金まで出しているという事実はいかんともし難い。癒着、贈収賄という言葉が脳裏に浮かぶのもおかしくないだろう。またこの「森友学園」の校歌というのが舟木一夫の「あゝ青春の胸の血は」を何も変更せずそのまま使っているのも狂気じみていて笑えるではないか。 野党諸君はいつも負け戦ばかりでは立つ手がなかっただろうが、重要なのは自分自身も身を清めた上で対応すべきだということだ。このような時に野党から似たような口利きの事実が発覚するということが多々有り尻つぼみになるからだ。同じ釜の飯を喰っている仲だから仕方がないでは済まされない、彼らを応援し給料まで支払っている雇い主(国民)に対して言い訳が出来るような仕事をして貰いたいものである。 ★北朝鮮がまたミサイルを発射したが、日本政府から国民に知らせるのに時間がかかりすぎないか。地震などは数分で伝達できるのだから、そのシステムを使ってすればミサイルの発射を素早く国民に周知できるだろう。危険があれば国民が地下街などに非難する余裕も生まれよう。 しかしこの時期に北朝鮮がミサイルを発射することは専門家でなくとも予測できたはずである、なぜ警戒していなかったか、なぜ国民に向けて警戒を呼びかけないのか?。 ミサイルは日本の経済水域内に落ちたのだから迎撃すべきあった。そうしなければ漁業のために当該水域に出ている日本人が被害を受ける可能性が有るからだ。何の為の迎撃ミサイルを保有しているのか、自衛隊は本当に初動体制が出来ているのか..それとも核が怖くて打ち落とせないのか。核の脅威が本当なら日本は軍事費を上積みして小さな兵器を大量に配備しても何ら意味も持たないではないか。アメリカの核の傘に頼りきれば戦車も意味がないし不要だろう、持つのなら核兵器だけしか有効ではないと言う事だ。北朝鮮もこのことを何度も言っているのだから間違いない。要するに軍事費の競い合いは各国の指導者の権力と利権を見せ付けるだけのものにすぎない。 今までの粛清などが事実とすれば北朝鮮のトップは既に狂いの境地に入っているのだろう、かつて旧日本軍がそうだったように誰も文句が言えない、天皇陛下さえ反対できない環境が出来上がっているのである。 こういう状況を打破するにはもう戦争しかない..と思えるが、裏で日本の北朝鮮と密接な関係に有る者が糸を引いていたとしたら..政府与党の窮地を救う手立てなのかも知れない。

【2017.03.05】
★先日天国に逝った猫(シロ)の記念品(ペンダント)を作ろうと思って昔から有る道具を倉庫から出してきたが壊れていた。そこで何とか機械を修理して作ってみようと思い立った。この機械というのが強い紫外線を発生させるもので昔(30年位前)にパソコン用のUV−EPROMというメモリICにプログラムを書き込んだり消したりする時に使ったものだ。このICは表面に透明な窓が付いていてここに強い紫外線を当てるとIC内に記憶したデータを消去することが出来るという優れ物だった。 僕はこのICにPC9081のモニタプログラム(スイッチを入れて起動する時に読み込むプログラム)を書いて市販の物とは一線画した商品を造り上げて販売していた。 ここでペンダント製作になぜ紫外線が必要かというと、金属製のペンダントの土台の上に写真を置いて透明なレジンで固めてペンダントを作るが、このレジンを固めるたに紫外線照射が必要となるのだ。レジンは固まるとガラスのようになる。 紫外線は当然危険で目に当たると大変な事になるから、発光用の蛍光管は箱に入れてドアスイッチを設けてドアを閉めないと点灯しないようにしてある。また照射時間を設定するためのタイマーも必要となる。 ドアが壊れ、タイマーも壊れ、光を出さないようにしてある目張りもボロボロになっていたので、何とか箱の一部だけを使って再生できたので、試しに3個ほどペンダントを作ってみた。 初心者なのでうまく行かなかった、それはレジンの粘度と気温が関係する、硬いと内部に気泡が出来たりするし軟らかいと垂れてしまう。10個ぐらい作ってみればコツが掴めるはずである。 ペンダントの金属のハート型などの土台は百円均一で売っているもので安いからいいがレジンはけっこう高価である。誰か名人に習うとコツがすぐに掴めると思うがあいにく知り合いには居ない。 4月に入れば南アルプス山麓の山小屋も雪はなくなり土地の氷も溶けるからシロの墓も作る。我が家にシロと一緒にやってきた「ミッキー」と同じ場所に葬ってやるつもりである。ミッキーは腹の部分にある黒い模様がミッキーマウスに似ていることから付けた名前だ。山小屋の墓地には既に犬が3匹と猫が3匹眠っている、どの犬も猫もほんとうにいい奴ばかりだった、少なくとも国会議員とか先生とかいわれるような悪徳さなどどこにもない。彼らは僕たち家族を何年にも亘って癒し続けてくれた功績は大きい。別れは辛いものだが誰でも同じように別れが必ずやって来る。僕も死んだら彼らと一緒に花畑で一日中遊べることを考えたら死ぬこともまた幸福の入り口であろう。

【2017.03.04】
★21世に来なってもまだ人間達は戦争をやめようとせず、核爆弾を製造し、実験し、武器を造り、売りまくる。西に戦いがあると聞けばすぐに駆け付けて強力な武器を売りつけ、東に扮装があると聞けば軍隊を派遣して参入を図り、北にミサイルを撃った国があれば軍事演習を行い、南にテロがあると聞けば鎖国も厭わない。 1950年代に今のような未来を描いた人は一人も居なかっただろうし僕ももっとバラ色の未来が有ると思っていた。 それどころか今日のロイター通信によると、スウェーデンはロシアの軍事的脅威を理由に徴兵制を7年ぶりに復活させるというのだ。もちろん日本も北朝鮮のミサイルや核兵器を口実にして徴兵制を復活しようと画策しているのは明らかだろう。のんびりと社会生活をおくっている若者もこの先召集令状が舞い込むことを承知の上で右翼政権に投票しているのならいい。しかし一部の馬鹿者や何も考えない学習しない主婦などの人気投票で勝ち誇った者達によって君たちが戦場の露と消えるのを見過ごせないから多くの人が危惧しているのである。若者はもっと現実と人間という高等動物のやるべき真の姿を自覚出来る筈である。夢遊病者のようにスポーツやコンサートにのめり込むことの代償が何だか知っているのか?。知らないというなら享楽に明け暮れるがいい、世の中は良いことばかりでは終わらないという自覚を持たないと無駄死にをすることになるのだ。 ★最近話題に登ることの多い宅配便だが、我が家ではずいぶん昔から店舗を構えていたことから宅配便の取次店をしている。最近は確かに運転手は疲弊している、特に梨とかリンゴのシーズンになると一挙に何倍にも荷物が増えるので夜中まで走り回っている。その結果運転手はどんどん辞めていくが..新規採用しても使えないのだ。担当する地区の道とか番地や会社の名前などを何ヶ月もかかって覚える必要があるからだ。そこで退職した人を無理矢理頼んできて一緒に廻って教えたりしているのだが、余りの多忙さに訓練中に辞める者まで出る始末である。最近になってこうした労働環境が問題視され是正の動きが出ているが早速にはいきそうにない。サービス残業も多く労働基準法違反は当たり前になっているのだろう、会社では未払いの残業代を支給するというニュースも流れている。 会社は配達先の人が不在で手間がかかったり時間指定制度によって廻るのにロスが出るという。これはお客のせいではない、会社が他社と競争のために自ら進めた顧客獲得戦略だろう。客に文句を付けてもどうしようもないのだ。給料の増額、賃金の固定給化、労働時間の短縮など幾らでもやれば出来るのに何故しないのか。実行して顧客を奪われたり仕事が減って利益が減ってもこれ幸いではないか。人も増やさず、給料も上げず、顧客も減らさない..こうしたバカ企業のことをブラック企業というのである。

【2017.03.03】
★様々な政治とカネのニュースの裏で前都知事、舛添要一の政治資金問題が不起訴になったというニュースが陰に隠れてしまった。舛添と会計責任者は、資金管理団体だった「グローバルネットワーク研究会」の政治資金報告書に家族旅行に使ったカネなどを虚位記載していたのだから少なくとも何らかの責任が問われるはずである。こうなると不起訴にした東京地検もなにやら仲間内ではないかと考えてしまうのはやむを得ないだろう。 前都知事石原慎太郎まで断罪の檜舞台に登場して来たが、核心を握っているのは政治家と接触した都の幹部だろう。彼らを厳しく追及しない限り真相はわからないが、彼らもサラリーマン仕事の一環として議員から無理矢理押し付けられたのだから、将来の救済方法を明示した上でないと聞き出すことは難しいだろう。そうすれば一気に解決するように思うが世の中はそう簡単にはいかないし甘くない。 阿倍内閣の元で大臣就任を頑なに固辞してきた石破茂がついに表舞台に顔を出してきた。又とないというか千載一遇のチャンスが目の前に来ているのだから寝ている暇もないだろう。既に政争は次期総理大臣の椅子にまで辿り着いてきた感がある。戦国時代の歴史など研究してみる必要などない、いま起きている現実こそ戦国大名が実力以上の才能を発揮していた時代を彷彿とさせるではないか。彼らは城の石垣の石の一つまで神経を使い才能の全てを投じていた。でなかったら自分が殺されるからだ。 先日起きた北朝鮮関係者の暗殺事件もまさに戦国時代を生き抜こうという大名の姿を彷彿とさせる。戦国大名でも自分の兄弟を殺害したれいは幾らでも有る。例えば誰でも知っている織田信長は弟の織田信行を殺害しているではないか。いま織田信長のファンだとか徳川家康の子孫だとか言っているが誇れるものではないことを知ろう。 ★だから普通に生きている事が一番なのだが、それも時により強欲な人物や社会や右翼によってネジ曲げられてしまう。戦争も当然だが、福島第一原発の爆発というような人災も他人によって生活が曲げられてしまった現実の一端である。 「他人を傷つけないこと..」人が生きる上での基本であり常識である、しかしそんなことはお構いなしの狂人が巷にはウジ虫やバイ菌の如く繁殖している。彼らの犯罪への入口は動物虐待である、良く耳にする幼稚園のウサギが殺されたり、猫が切られたりする事件がそうだ。これが残虐を身に付けるための最初の行動である。彼らにそのことを正当化させているものが、畑を荒らされたから鹿を撃ち殺すという異端の論理であることを忘れてはならない。凶暴な犯行の裏には必ず何らかの理由があるということだ。こううしていま生きるべき姿を描いてみると、たぶん仏教やイスラム教というような宗教に辿り着く事になるのは「自明の理」であろう。

【2017.03.02】
★昨夜からの雪で今年になって始めて伊那山脈が真っ白になった。1月や2月に大雪になった時は殆ど白くならなかったが今日は違った。理由は気温の高さだろう、ベタベタした雪が地面に落ちず枝に付いて白さが増したのだろう。 深夜になって重い雪のことが気になって1時半頃に山小屋の監視カメラを生かして照明を点灯してみたところ案の定雪が数cm積もってきていた。ところが偶然庭のカメラに鹿が写っていたのを捉えた。 これは昨日山小屋に出掛けたとき漬け物に使った塩分がたっぷり入ったヌカをバケツに2杯置いて来たからだ。先日も書いたが鹿は生きる為に塩分を求めて野山を歩き回る、だから塩分に対する嗅覚が発達していてたぶん数百メートル先からわかるのだろう。昨夜は2匹確認したが、何と言っても猟師に撃たれずに生き残って居てくれたことに感謝である。こんなに一生懸命生きている動物を殺すなど悪魔の仕業としか考えられないではないか。まだ漬け物の桶に一杯のヌカがあるので次回に逝く時に持っていって食べさせてあげよう、これで元気に繁殖して貰いたいと願うばかりだ。 この鹿を見ていて思ったこと..先日死んだ猫のシロも共通点が一つある、それは彼らが財産を持って生きていないことだ。シロも何の財産も残さずに死んだが当たり前のことである。彼らは財産を持たないからこそ精一杯生きている、そして彼らの財産は人から可愛がられることだ。僕たちに懐かしい記憶として彼らはかけがいのない財産を残して逝ってくれている。彼らは限りなく地球という住処を愛して、汚すこともなく生き抜いたことは人間に対しても鏡のような存在である。 ★国会での安倍首相の答弁を聞いていると既に精彩はない、国有地売却に関する責任を取って辞任に至る道程の分かれ道に差しかかったと言う事だろう。自民党議員(鴻ノ池氏)が語った贈賄に来た者達の描写は誰もが想像していた通りである。出る杭は打たれるというが..まさに出過ぎてしまったのは否めない。 アメリカに飛んでいってゴルフはしてもTPPという言葉を発したという記録は無いようだ。何の為に説得に行ったのか..その答えの一つが出てきた。米商務省が日本から輸入されている鉄筋コンクリート用の棒鋼が不当に安く販売され、米国の製造業者が損害を受けていることを認定したのである。このために鋼材の輸入製品に209・46%の反ダンピング税を課すことになったのだ。さあどうする..親しくゴルフをした仲ではないか、電話一本で何とかせねば立場もなかろう。何も出来ないのなら友人だとか打ち解けた仲などと言うのは勘違いであろう。婦人一人扱えない者が税金を使って人を動かすにも限度があると言う事だ。まさに盛者必衰の理というのだろうか。何かが落ちぶれれば何かが良くなって行くのは世の常である。

【2017.03.01】
★南アルプス山麓の山小屋に行って昼過ぎに戻ってきたばかりだが..弥生3月になった途端に野山は雪で白くなってしまった。まだまだ寒気は日本から遠のいてはいないようである。飼い猫のシロが死んでから今日で一週間経った、そこで墓を作るべく山小屋に行って場所を決めたり寸法を測ったりしてきた。すでに犬が3匹と猫が3匹、合計六つの墓があるから埋葬場所が限定されてしまう。シロが家に来た時ミッキーというオス猫に付いてきた、だがミッキーは2年位家に居て死んでしまった。僕はミッキーのために大きな墓を作ったのでシロもその墓に入れてやろうと考えた。火葬にしたので野の動物たちに荒らされることもないから埋葬は簡単である。4月にならないと雪があったり土が凍っていて作業できないから少し余裕があるので自作の墓を建ててやるつもりだ。 ★最近の犯罪というとユーチューバーという連中が動画をインターネットに投稿するためにスーパや飲食店で悪ふざけをするという事件が多々有る。反対に減った犯罪と言えば酔っぱらいによる犯罪だろう。昔は夕暮れ時を過ぎてから街を歩くと酔っぱらいが至るところに転がっていた。そして様々な悪さをして迷惑をかけたり大声で叫んだり、挙げ句の果ては人様の玄関脇でゲロして寝込んでしまったりしていたものだ。たぶん東京の繁華街に行けば今もこういう連中が幾らでも居ると思うが田舎では減っているのは間違いない。 酔っぱらいが少ないというのはストレス発散とか言いながら大金を使って大酒を飲んで翌日まで頭痛を持ち越している馬鹿馬鹿しい自分に目が覚めたのだろう。 世の中の移り変わりと共にストレスの内容も変わり発散方法も変わって来たのだろうか。ともかく自分が酔っ払ったりケガをしたりするのは勝手だが、人に迷惑をかけたり、器物損壊したりしたら即刻逮捕である。特にいま政府がゴリ押ししている「共謀罪」が成立したら逮捕処か重罪になる事は間違いない。何でこの法律を急ぐのか..日本を再び暗黒時代に引き戻すために必要な法律だからなのだろうか?。ともかく右翼の与党をもった日本に今後降りかかってくるのは戦争という悲劇しがない。止めるなら今の内だが、原発の再稼働一つ止められない野党の衰退はやはり軍国主義に移行するしかないのだろうか。何のメッセージも発しない若者たちは自分達が犠牲になっても構わないというのだろうか。特に学生諸君の日和見主義に漬かった現実はどうしたことか、日教組が解体してしまった今の日本に何かを正す力は残っていないのだろうか。一つだけあるとしたら「富士山噴火と関東大震災」だけなのだろうか。