【2017.09.30】
★10日前に山小屋に行った時には栗が全く落ちていなかったので、そろそろ今日は良い頃だと判断して行ってみた。天候も気温も文句なし、栗山に入ると一面に栗が散乱して居るではないか。腰の痛いのも我慢して約1時間..バケツに3杯拾った。まだいっぱい落ちているがそれ程の量は必要ないのであとは鹿とリスと野ネズミの餌にしておいた。家に帰って大きな漬け物樽に移したところ入りきらないほどで25kgあった。これは皮ごと煮てからフライパンで少し焦げ目を付けると皮がむきやすくなって食べられる。糖分が多いので食べすぎは禁物である。 山に登ってみたがキノコ類は全く収穫できなかった。過去には10月20頃に松茸を収穫した記録もあるのでもう一度登ってみなければならない。道路を歩くのとは違い山登りはものすごく疲れる、それとザイルを使って行く余りにも危険な場所なので登るのは今年が最後かも知れない。 それはともかく、今日は四国遍路ウオーキングを始めて398日になるが、やっと2周目(2,400km)を達成した。雨の日も雪の日も一年殆ど休まずに地味地に歩いた結果である。一日平均でちょうど6kmとなるが年齢的にはちょうどいい加減なペースであろう。 数年前には一日20km位歩いたり風越山の山頂まで歩くような無茶をした挙げ句にモートン病になってしまった。整骨院で10日間のギブスをはめられて苦労したが、半年ぐらいは痛みが取れなかった。 ウオーキングに無理は禁物でそれに距離も少なめに毎日やる事が良い結果を生むと思う。血圧も下がったし、この数年間は風邪もひかず病気で医者にかかったこともない。それと血糖値も安定している、これは明らかにウオーキングの成果である。これは食事をしてからの経過時間も入っているので正確ではないが歩く前と後では数値が50位下がることもあった。 まあ、何事も信じてやることだ、こんな事で治るはずがないと思いながら何をやっても良くならない。それは精神的に病気を治らないようにしているからだ。薬も同様で信じて飲まなければ効果は半減するという研究結果も出ている。 まあ、こんな世の中だが一日も長く生き延びて旨い物を食べたいものだ。

【2017.09.29】
★何と気持ちのよい青空だろうか、気温も良い湿度も良い言う事のない天候である。道を歩いていると「フジバカマ」の花が満開になっている。近寄ってみるとまだ「アサギマダラ」は来ていないようだ。この時期になるとこの蝶は日本本土から南西諸島や台湾まで2、000km以上も飛んでいくのだが、大好きなフジバカマの花が見えると一休みして蜜を吸い再び南に飛んでいく。この蝶の為にだけ愛蝶家の方々が畑の一部を利用してこのフジバカマを植えて管理しているのである。昨年は10月1日に数匹の蝶を確認し写真に収めている、今年も一枚ぐらい記念写真を撮ってやりたいものである。 ★しかしこの爽やかな青空とは無縁に人生の技路に立たされ右往左往している人々が大勢出てきた。それが迷える国会議員たちなのだが、もっと他の事案に命がけで奮闘してたならば何時厳しい立場になっても誰かが助けてくれるはずである。人は見ていないような振りをしていてもちゃんと普段の行いを見ていると言うことだ。 しかしこの選挙がどんな結末を迎えようが以後何らかの混乱が起きることは間違いない。特に野党第一党内では党内の争いに没頭して庶民も外交も頭の中から消え去ってしまったのでは元も子もない、投票してくれた国民にお詫びのしようもないだろう。 日本は保守の国である、例え大臣が国を売るような行為をしても喉元を過ぎれば忘れてしまう、これは寛容というのではないバカの一つ覚えというのである。外国人から見ると日本人は親切で寛容に見えるのだが、その裏を返せば何事にも無関心な国民なのだ。 この由来は何だろうか、それは島国という地理に起因するのだと思う。海を渡らなければ敵が攻めてくることが出来ない島国である。だから日本人は不動産に固執している、自分の土地を買い家を持つというような事に人生を賭けているということだ。大陸では川を渡れば隣国である、5分もあれば攻めてくるのだから大変だ。取りあえず急いで着の身着のまま逃げるだけである。だから彼らはカネが儲かると金や銀の首輪とか腕輪のような身に付ける物を買うのである。毎日身に付けて生活していれば例え寝込みを襲われても全財産を持って逃げる事が出来ることになる。 テレビで見る外国の人の出で立ちを見ればすぐにわかるから注意して見てみよう。テレビはただ漠然と見るだけではなく、服装とか住居とかを見て彼らの置かれている状況を読み取らねば見た価値が無い。 まあこんな事ばかり気にしていないのが日本人である、天気が良よければ明日の土曜日はどこで焼肉をするか真剣に考えるているのだろうか。

【2017.09.28】
★やはり朝から雨が降り出した、昨日から友人のN君と約束していた「ストレスゼロの日」を実践した。起きたい時間まで起きずに寝ている、昼はレストランでステーキを食べる、その後は温泉に行ってのんびりして、家に戻って昼寝する..という実に薬効のある一日である。病気の根源はストレスによる例が実に多いという。特に胃腸関係の病気の殆どがストレスである、サラリーマン諸氏も働くばかりが能ではない、月に2日ぐらいは「ストレスゼロの日」を実践して見たらどうだろうか。特にプロ野球のチームを応援するような行為は厳に慎まなければならない、勝っても負けてもストレスの元になる、パチンコのようなものだ。 国会議員の人達をみたまえ、還暦を過ぎても脂ぎった顔で徹夜の審議にも参加できる。それどころか議員宿舎に女を誘い込んで浮気に走る者さえ出る始末である。なぜこんなにパワーが有るかと言えば、毎日が「ストレスゼロの日」だからである。喰うに困らないと言うだけでもストレスの半分は解消されるのだ。特に野良猫などは喰うに困らないと言うだけでストレスが100%なくなり、目は優しくなり人に爪を立てることもなくなる。少なくとも全員が喰うに困らないようにしなければ真の平和はやってもないと言う証でもある。 学校の授業料を無償化しても何の効果も無い、子供達が余った金で塾通いさせられて苦労するだけのことだ。この先を読んだ投資家は、塾が栄えると判断して関係する企業の株価が軒並み上がっているではないか。 補助は本当に困った人だけ助ければいいのだ、カネだけで人間は形成されないし、学歴だけで幸福になるとは限らないと言うことを知ると同時に子供達に教えるべきであろう。 補助金というものは必ず誰かを経由して支払われる、このことで中間間引きが行われるのだが、たぶんこの事が目的の一つでもあろう。 国会も解散して選挙選に入ったが..ここまでくると右往左往する者達の顔を見て判断するしかない。なぜなら現実的で庶民の為に有意義な公約が出来る可能性が低いからだ。自民党など選挙後に公約を公表するとまで言っているが、彼らは本当のバカではないのか。みたまえ大学を卒業していてもこの程度の能力なのだ。 民進党は分解すると思われるが、この際大企業の労働組合とある程度距離を置くべきだろう。企業の管理下にある労働組合と手を結んでも庶民の為にはならない。医師会と厚生労働省と族議員の関係になるだけのことだ。ともかく長年日本の為に働いてきた高齢者を蔑ろにしないことも重要である。これは子供の教育の為にもならないだろう。何を切り捨ててもいいから国民の医療費は医療先進国並に無料にすべき時期に来ている。困っている人を助けられない国家が他国と戦争など出来るはずがない。 トランプ政権は企業の税金を10%下げると言うが、日本では逆に10%上げるべきだろう。でなかったら内部留保を何らかの手段で吐き出させるべきである。 (例)大企業の従業員に老人施設のボランティアを半ば強制的に動員するというのも名案であろう。このぐらいの事が実現出来なければ選挙に勝利しても政権与党などとは呼べないのだ。

【2017.09.27】
★仕事の与え方として○○日までに..というのは間違いである。せいぜい1日か2日が限度だろう。またレポートの提出なども○○日までになどと長い期限を切るのではなく、明日までにというように出来るだけ短い時間を指定すべきである。でなければ期限の前日までやろうとしないのが人間である。まあ子供の夏休みの宿題のようなものだ。 その好例がいま起きている政治的な集合離散問題だろう。民進党は希望の党と合流することを決定したという、なぜ決定できたのかといえば無駄に考える時間がなかったからである。言い換えれば小中学生並みの判断力と言う事になろうか。 日本も今後は意固地な意見を持った小政党時代は終わって2大政党時代になるのだろうか。ともかく様々な政党の議員が新党に集結する事になったのは、阿倍政権を倒そうという一致点を見付けたからだ。何の目的も争点も考えもなく、ただ平穏な時間に流される日常を過ごしていたら結束は出来ない。小さな意見の相違は大きな目的の前には何の意味も為さないことを悟ったであろう。 明日は安倍首相が解散を宣言するが、たぶん止めたいと思っているのではないか。自ら掘った穴に落ち込む気配が濃厚になって来たからだろう。 政府寄りの読売新聞が行った支持率調査を鵜呑みにしていたことが墓穴を掘ることになると思われる。配下の者は決して大将の悪口など言わないものだということも知っておくべきだ。 いま自民党の樹の下に集っている議員は安倍晋三のためではなく選挙資金となる政党助成金の配分目的だけのことだ。彼らは政策とか原発とか少子化とか老人問題とか難病対策とか..何の興味もないと言うことぐらいは学んでおきたい。その証拠に風紀は乱れ脱税や横領それに不倫騒動など後を絶たないではないか。中学校でもここまで荒れている所はないし、もっと常識は持っていると考えるが間違いだろうか。 しかし北朝鮮が近日中に核実験やミサイル発射するとなると..誰か政府の中で北朝鮮と内通して居る者が有ると考えるのが正しかろう。何故なら核実験やミサイルの発射を日本から依頼していると考えられるからだ。これは朝鮮総連ビル事件などの一連の流れ振り返ればある程度は見当が付く話である。いま自民党が選挙で圧勝するには現実に国難に見舞われる事しかないからだ。 新聞も雑誌もこのぐらいの事は書きたいのだろうが..。政治とカネと暴力団という関係が有る限りそう簡単ではないのだろう。 今日の朝日新聞デジタルでも報道されているが、福島第一原発の爆発事故の除洗作業ではその工事に山口組などの暴力団が介入し賃金の中抜きが横行しているという。中抜きとは東京電力から一日1人当たり1万円支払われていた日当が、現実には半分以下になっているということだ。これを見て見ぬ振りをしている事が暴力団に資金源を与えて飼っていることになるのだ。 ともかくこの先年末ぐらいまで日本が面白くなる、しかしその後がどうなろうが僕は知った事ではない、若者がもっと興味を持って勉強しないと暗黒の世界にもなると言うことである。

【2017.09.26】
★何とも爽やかな秋晴れである、小春日和にしては暑すぎるように思う。高い山からは真っ赤な紅葉の知らせが届いている。こうなると今年もいよいよ終盤になったと実感する、日本人は季節の移ろいを人生と重ねたりして自分が置かれた立場とか環境を認識する。 友人のN君が大根の葉っぱだけを山ほど持って来た。大根自体はいまちょうど土の中で5cmぐらいに成長したばかりだ。大根の種を撒くときに撒きすぎたものを間引きする、その間引きした小さな大根でも葉は大きくなっており食べられるのだ。どこの農家でも自家で食用にすると思うが店頭には出て来ない。ともかくビタミンを始め栄養豊富でこれを食さない手はない。これが食卓に出てくるとやはり秋を感じてしまう、この大根が11月になり大きくなったら漬物にするため我が家では100本ぐらいは必要となる。3人家族で大きな沢庵を12月末から3月頃までに全部食べてしまうのだ。その他にカブの漬け物を約20キロも食べ、更に白菜のキムチを5kg以上は食べてしまう。毎日の塩分の摂取量はハンパではない、たぶん20gは取るとになろう。厚生労働省は1日6g以下に制限しようと言っているが、何の根拠もない。 某大学の教授にによると、長野県は日本一の長寿県だが何と塩分摂取量は全国第2位で毎日約12g取っているというのだ。長生きしたかったら、塩分は少なくとも毎日10g以上摂取する必要がある、それと高齢者は血圧を160以上になるようにコントロールすればいい。これもその教授の言葉だが、高齢になると血管が細くなり血圧を上げないと体内の毛細血管の隅々まで血液が回らなくなり、様々な病気を引き起こすのだという、高齢者に癌が多いのも末梢血管に血液が届かない為だという。確かに考えてみれば高齢になって高い血圧が必要ないとしたら人の体は何百年という年月の間に低くなるように進化しているはずである。進化とはそういうものであろう。 厚生労働省のデタラメは他にもある、卵を食べ過ぎると高コレステロールになるとか、肥満になると長生き出来ないとか..。 血圧が135超えると血圧が高いから○○を飲もう..というテレビCMもあるが、彼らはいったいこの135という数値が誰がいつ、どこで、どんな状況で測った血圧なのかを明確にしていない。数百人に1人位しか発症しない血圧維持機能の病気の人を除いたら、高血圧の人などは殆ど居ないのではないなろうか。それはともかく教授によると長野県は老人医療費の金額が日本の各県で最低である、これは医者にかからないということであり、医者にかからないと言うことは薬を飲んでいないと言うことだ。要するに薬を飲まされている人ほど早死にするということが厚生労働省の統計に表れているのである。それでもまだ薬を飲めと言うのは、国と医師会と政治家と厚生労働省が利権で硬く結び付いていることを象徴するものである。 ★首相が解散の理由にしている教育支援金だが..これも裏を返せば家庭で余った教育資金を塾の費用に回すだけのことで、特定の企業の応援に他ならない、このために塾関係の株価は今日も値上がりしているのだ。株価変動というものはこうした政策の裏を読み取って売り買いしているのである。政治も社会もすべてその裏を読んでから判断すべきだろう。

【2017.09.25】
今日は久しぶりに中繁彦先生と昼食のために豊丘村の「てっぺん公園」の近くにある高原のレストラン「そらくぼ」に出掛けた。始めて行ったので道に迷いそうな場所だったがナビがあったので助かった。JR伊那大島駅から13kmもあり、殆どが上り坂で標高も805mと書いてあった。そこで「おまかせランチ」を頼んだ。素朴なものだったがオーナーの拘りが溢れていた。何でもコーヒー用の水は飯田市の風越山かわ湧き出す名水100選に選ばれた「猿くらの泉」まで汲みに行っているそうだ。 このレストラン「そらくぼ」から車で数百メートル登ると「てっぺん公園」が現れる。360度の視界が開け北は伊那市から中央アルプス、更に飯田市や風越山までが眼前に広がっている。何か風景の中に落ち込んでしまいそうな衝動に囚わる景色であった。 遠くまで行かなくとも身近にこんなに素晴らしい風景があるのだ、そして四季それぞれに姿を変えるのでいつ行っても新鮮な驚きがあるんだろうと思う。何かと言えばすぐに外国に行きたがるが、労力と時間と費用の無駄ばかりか環境も悪影響を与えてしまう。 ★北朝鮮も怒りまくって核実験をしている昨今だというのに、ついに衆議院解散である。自民党内部からも異論が相次ぐ中で離党など相次いでいるようだ。総理もこんな状況で票を減らしてしまったら責任を取らねばならないだろろう。そして加計学園問題について激しく追及を受ける事になろう。まあそうなっても自業自得と言うことだ。 僕も毎日忙しいので、くだらない選挙選のことには触れたくないが、今のように党議拘束に縛られる以上は、国会議員は2,30人も居れば事足りるだろう。ましてや参議院など無駄飯食いの寄せ集めでしかない。良識の府どころか猿にも劣る者の集まりなのだから、無くても何ら不都合は無い。出来たら参議院を無くしたその税金で、労働者は60歳になったら誰でものんびりと人生を楽しむ時間と資金を提供したらどうか。そうすれば国としての生産性も間違いなく上がるし生命保険など必要なくなるし、庶民が楽しい人生をおくることが出来るだろう。 自分達が頭脳明晰だと思っているなら、もっと未来思考になって新しい政策の一つも実現してみたらどうだ。それとも女性議員から「このハゲーー」と罵られるような面体のぼけ老人ばかりではどうにもならないか?。

【2017.09.24】
★先日回収してきた南アルプス山麓の山小屋の監視カメラの画像をチェックしていたら、久しぶりに入り口付近で2頭の鹿が写っていた。久しぶりに捉えた鹿の写真だが..以前と比べて明らかに痩せている。今は野山に食料があるから太っているように考えていたのだが間違いだった。野山には彼らが食べる草が無いのである。これは山林の間伐をしないために森の木が混み合って太陽光が地上に届かない為に草が育たないのである。森の木は背が高く鹿が首を伸ばしても届かないから明らかに食糧不足に陥っているのである。 鹿は10年位前までは毎日のように何頭も山小屋の庭に出てきて遊んでいたが最近は一度も姿を見せなくなっていた。これは環境省や県が有害鳥獣として殺りくをする者に補助金を出したからである。 世の中に有害という物は何一つ無い、例えば人間の体内に住んで居る悪玉菌も必要な物だ。彼らが住んで居るからこそ善玉菌が毎日元気に働けるのである。悪玉菌が居なくなったら善玉菌も居なくなってしまうと言うことである。これは犯罪者や暴力団が無くなったら警察が飯を食えなくなるのと同じ事だ。世界に目をやれば北朝鮮が無くなったら自衛隊員や兵器は半減しても良いことになり、軍事産業や自衛隊利権にしがみついている企業も困ってしまうだろう。 悪があるから善も存在し社会の平衡が保たれている事は他に幾らでも有るのだ。 ★安倍首相の解散宣言もしていないというのに国会議員が慌ただしく動き回っている。今日は自民党の福田峰之内閣府副大臣が離党し若狭新党に参加するという発表があった。このまま行くと選挙当日までにどんな事態になるのか首相さえ予測は出来ないだろう。 共産党の志位氏はたまには良いことも言う、「野党一本化で1足す1が3にも4にも」なるという発言がそれだ。小さな政党が幾ら自分の意見や主張を誇示しても多数にはかなわない、それが民主主義であろう。ともかく独裁者に対して何とか対抗できる勢力を構築することが先決でありそれこそが野党の責務だろう。このままだらしなく負けたら国民の誰一人も振り向いてくれる事は無かろう。 いつも、のんべんだらりとやっているから、来月選挙だと言われて慌てふためくばかりではないか。普段からの緊張感と未来展望が全くされていないのだから醜態を見せるだけだ。こういう怠け者達が不倫したり政治資金をネコババするのだろうか。もちろん与党内でも解散に対して堂々と異論を唱えている議員があるから、この方が誉められる行為であろう。政治は国民のものだ、一部の悪人の利権行為に加担するものでは無いと言うことをハッキリと認識してから各人が行動に移したい。そのためにも自身の身辺をいつも掃除ぐらいしておくべきであろう。

【2017.09.23】
★隔週の土曜日には義母の入所している施設に様子を見に行っているが、ちょうど今日は彼岸の中日で施設の中にも祭壇が設けられていた。亡くなられた7名の方の名前が書かれていたが、この施設には今100歳以上の方も入所して居るという。人生の行き着く先の殆どは病院かこうした施設である。住み慣れた自宅で最期を迎えるのも良いが働いている家族が看取れるかどうかということだろう。たぶん僕もこのような場所で最期を迎えるのだろうが、家に居るよりも多くの人と話したり気軽に面倒をみて貰えるので賢い選択肢だと考える。 先日も総理大臣の老人無視政策発言について意見を書いたばかりだが、施設の入所というのは姥捨て山ではなく楽園への移住であろう。しかし最近はこうした弱者を狙い痛め付けて憂さ晴らしをする介護職員も出現しているから、地獄で仏どころか閻魔大王に遭う事にもなりかねない。 弱い者に怒りを向けるのは愚の骨頂である、社会悪に対しては政治家や政党に向けて堂々と意見を浴びせてうっぷん晴らしをすべきである。 ★世の中には反対勢力というものがある、今の自民党にすれば民進党であろうか。しかし自民党が堕落しているその原因は反対勢力の中にある良い意見を積極的に拾い上げて実現しないことである。だから多くの敵を作ることになる。 いま処方される薬は全て毒物である、その証拠に腹一杯食べたら誰もが死んでしまう。しかしその毒物も少量だけ飲むことによって薬になるのだ。酒も同様で少しだけ飲めば百薬の長となる。このように自分達と敵対する毒のような反対勢力であっても必ず何か良い手法や意見を持っているはずなのだ。 自分の思うがままに進める独裁政治は、安倍首相が28日招集の臨時国会で所信表明すらせずに解散するのは明らかに加計学園事件と森友学園事件隠しである。こんな事まですると言うことは明らかに黒であることを公表しているようなものだ。そこまで考えが及ばないのだろうか..これでは北朝鮮のトップと何ら変わらないではないか。仕事人内閣を作って何一つ仕事をせずに元○○大臣という肩書きを背中に貼り付けただけである。 幸い此処に来て新聞やテレビは「全く大義のない解散」と批判をしている。首相が見ている支持率50%は読売新聞の調査によるものだ。それを見て喜んでいるのが間違いだろう、以前から読売の出す数字は明らかに政府寄りの数字である。今回の支持率調査を見てみると、朝日新聞が38%、日経新聞が49%、毎日新聞が39%である。政党支持率などと言うものは調査方法によってどのような数字にもなるということだ。なにはともかく庶民も政治家も少数意見や反対派の意見の中の優れた物を拾い出し実現する努力が望まれる。 ともかく今日も北朝鮮では核実験を行ったようである、隣国の脅威に対して首相はアメリカでトランプと会談し、彼の真意を聞き出そうとしたが、どのような感触を得たのだろうか。

【2017.09.22】
★戦争だ戦争だと騒いでいるのは日本とアメリカだけではないのか。安倍首相はアメリカでトランプの意見に同調し戦争大好き与党の顔を顕した。アメリカと日本は戦争を良いことに軍事費の増額と軍需品会社の利権を獲得するにすぎない。これらは明らかに軍部のご機嫌取りである、文民統制が機能していない国家だからこのような事ができるのだろう。 若しも安倍政権が戦争に断固反対しようとしても裏でうごめいているモグラのような連中がそれを許さない。例えいま共産党政権になってもトランプに追従し戦争への道を模索する筈である。要するに国会議員は国民の代弁者としての体裁と同じ釜の飯を喰っている仲間としての体裁とが同居しているのである。以前も書いたが、村山富市が大臣になったとしても何ら変わることがなかったのがその証拠である。 民進党という組織も結局は大企業の組合の都合によって出来た政党の成れの果てだから何も出来ない。要するに大企業の御用組合が推しているのだから自民党と何ら変わることがない。そこでスーチーのような正論を掲げる者が出てきても叩き下ろされるだけだ。要するにどの政党であろうと正論は通用しない、ということは国民目線の政治など不可能だと言うことである。だから安部政権は隣国から水爆が飛んで来るかもしれないというのに呑気に解散するのだろう。日本の政治に危機感など何処にもない、ただ裏でカネ儲けを模索しているに過ぎないのである。 この事は前述のスーチーの昨今を見れば誰もが納得できるだろう。あれだけ民主化を進めようとしたが出来ないのである、それどころか宗教の違いを理由に迫害を続ける政府の首謀者に祭り上げられてしまったではないか。 こうしてみると宗教というのは邪悪な存在でしかないと云わざるを得ない、しかし宗教がなければ戦争がないかというとそうではない。北朝鮮問題のように口実など幾らでも出て来るのだ。何ならピストル一丁あれば何処の国とでも開戦は可能なのである。 ここに人間という動物が地上で生きるには不適切な生物であるという結論が導かれるのである。僕も含めて全ての人間は何一つ良いことなどしていないのは間違いない。 夜の繁華街に行けば憂さ晴らしの酔っぱらいの溜まり場となっているし、球場に行けば無駄なエネルギーを淡々と消費しながら馬鹿騒ぎをしている。こんな事でストレス解消をしないと死んでしまうと言うが、そんな奴は早いとこ死んだ方がいいと思わないか。何もこんな苦労までして生き長らえる理由など幾ら探しても見付けられない。 ★春まで僕の家で飼っていたノラ猫のシロは一緒に寝ても一度も喉がゴロゴロ言わなかった。喉が鳴らないネコは小さな時から母親から離れ野良猫生活をしていたネコである。だから警戒心が強く家の中に入ってエサを食べるまでに3年ぐらいかかった。その後も一緒に寝てくれるまでに3年かかった。だがシロは毎月1〜2匹のネズミを獲ってきた。要するに住んで居る家の家族の為に毎日働いていたのである。シロはちゃんと食事のお礼をしていたし、生きる理由と飼われる理由を知っていて実践していたのである。どうみても税金を喰っているネコにはその意味がわからないらしいしヤル気もないのだろう。国民の不幸はこんな事から始まっている。

【2017.09.21】
★やはり今の社会でも大家族は必要なのではないか、特に子育ては家族が多い方がいい。子供を部屋に残したまま外出して死亡させるという事故も多い、また火遊びから火事になって焼死したケースもある。特に多いのが母親が育児ノイローゼにかかるケースである、その結末は子供の死に繋がることが多い。いま入って来たニュースによれば、19歳で2人の子供の面倒をみていた母親が次男を殺害したという。誰かほかに家人が居れば確実に救えるケースだろう、何でも子供が泣き止まなかったというのが殺害理由だという。 政府も社会も子供子供と一つ覚えのように言っている、総理に至っては学費を無料化して..などとカネで全て解決しようというのだから助かる子供も助からないだろう。 保育園が足りないと言うことで様々な整備を進めているが。その政策の中で考えられていないのが母親が家で育てるという最も合理的で子供にも優しい手法ではないか。なぜ出来ないのかといえば働いている夫の給料が安いからだろうか?。それとも遊ぶ金欲しさに働きに出なければならないのだろうか。その辺の調査はしているのか?。 僕も一介のサラリーマン時代に子供を3人育てた、妻は子供の面度をみるために働きに出る余裕など無かった、しかし何とかやり繰りし時には僕の母親とか妻の母親も動員して対処していた。 今の若者は工夫が足りないのと何でも人任せにしたがる傾向があるのではないか、子供は自分が育てるのだという意気込みとか覚悟がないから育児のノイローゼになったりして自らが殺人犯にまでなってしまうのではないか。豊かさに慣れた家庭で育った母親は我慢を知らない、この我慢は嫁姑の関係にも関係している。どちらも我慢と言うことが出来ないのである。この嫁姑関係こそ子供を育てる環境に悪影響を与えているのは間違いない。嫁と姑はいがみ合うのが当たり前だと思っている馬鹿者ばかりである。様々な社会問題の根源ともなっているのは言うまでもない。 ★昨夜のことだが、女性歌手が引退するというニュース速報が流れたという。そこで朝のワイドショーを見たところ全ての局で特集を組んでいるではないか。僕も様々な歌手の唄は聞いたことがあり口ずさむことはあるが、歌手が引退すると言って泣くような精神状態は信じられない。サッカーの応援に行って馬鹿騒ぎするエネルギーがあれば子育ても出来るように思えるが..。ともかく見ていてバカバカしいのは、猪木のファンだという人達が猪木からビンタを喰らって喜んでいることだ。父親のビンタにあれほど反抗していた者の反逆だろうか?。殴られて喜ぶのを一般的には変態と言うが..たぶん変態なのだろう。こうして見ると人間という動物の愚かさばかりが目立ってくるばかりだ。 子育てなどは猿山に行って彼らの子育てや子供に注ぐ愛情を見習うと良いだろう。いよいよ猿に教えを受ける時代になってしまったか。

【2017.09.20】
★今日は彼岸の入りである、暑さ寒さも彼岸までといわれる通り今日は山小屋に墓詣りに出掛けてみたが、何と気温が11度である。涼しいを通り越して寒いというのが正しいが、この寒さならば栗も落ちているだろうと思って栗山に入ったが一つも落ちていなかった、イガの様子だとまだ10日ぐらいは収穫できないだろう。今年は気候のせいか果樹の収穫が1週間から10日遅れているものが多い。伊那谷は東京と違い雨が降り続く事もなかったのだが..何故だろうか。ともかく昨年と同様に山の木の実は少ないようである、熊の餌がないので冬眠には入れない熊が里に下りてくるのではないだろうか。国内では数頭の人を喰う熊が居るとされているが一般的には危害を加えても熊に食べられることはない。山に入る時はお互いに驚かせないようにするのが礼儀だろう。熊は人間を見ると逃げていく気の弱い動物なのだ。 ★世の中はいい加減なものである、安倍首相が解散をほのめかしたら株価が急上昇している。アベノミクスの再来を望んでの買いだろうが、投資家や証券会社という不労所得で生きている者達は不謹慎極まりないと言えよう。まだ加計学園問題や籠池問題も何ら決着していないのだから当然だ。何をやってもカネが儲かれば良いという考え方こそ不謹慎というのである。日本も世界もこういう不謹慎者に振り回され我々は稼ぎを税金という合法的な手段で持って行かれてしまうのだ。 次の選挙の争点として教育の無償化などに1兆円拠出すると言うのも明らかなバラ撒きである、この陰に隠れてどれだけの税金が無駄遣いされ利権事業に回されるか大凡見当が付くだろう。そのうえ財政健全化もほったらかしになると言う事だ、如何に教育を無償で受けてもその先にその10倍も100倍も税金で持って行かれるのだから若者もたまったものではない。財政というのものは今日明日のことではなく5年10年先のことを論じ、その上で判断すべきものだ。行き当たりバッタリの行政ならば国会でなくとも中学校のクラブ活動でも十分対応できるだろうと考える。 ★日本が病んでいることを象徴する事件が最近になって極めて多い、それは社会の最も弱い立場の人である老人や障害者などを殺害する事件だ。入居している施設の窓から突き落としたり暴行を加えたりして殺害しているのである。犯人の憂さ晴らしにしては殺人というのは度が過ぎると思うが、多くの国民が病んでいることを考えると不思議なことではないかもしれない。この犯人が病んでいる病気とは何だろうか..おそらく国会議員にして不倫の果てに離党し、次の選挙に何食わぬ顔で出馬するという人と似たような病ではないか。要するに人間の脳の働きに自制という働きが欠如している病気である。熱があるわけでもなく痛みも無いからこの症状は大病院でも見付けられない。いわば精神病の一つとして分類すべきであろう。なぜこうした病気になるのか、社会環境とか貧富の差とかではなく例えば食生活とかに係わっているかもしれない。それとも環境ホルモンの影響という説も有力である。 癌など征圧しても新しい病は次々に発生して来るが、それを医学の限界と捉えるのが正解かもしれない。本人が如何に健康体であっても昨年相模原障害者施設で起きた大量殺人事件(19人)のように刃物を振り回すことは癌よりも重い病気である。これを早期治療できなければ医学の進歩とは程遠いと云わざるを得ない。

【2017.09.19】
★秋の夕暮れ時の涼しい風の中を歩いていて思ったのだが..馬鹿な政治家が国を仕切っていると老齢の天皇陛下にまで苦労をかけてしまうことになる。つい先日新内閣が発足して皇居で認証式を済ませたばかりではなかったのか。陛下は正装して式典をするわけだから準備から始まって半日はこの儀式のために費やされることになる。要するに政治家達は我が身の為ならば庶民どころか陛下まで蔑ろにしていると言う事になるだろう。 野原の真ん中の小屋の中に住んで居るヤギと人間の愚かさについて会話しようとしたが、餌を食べることに集中していたので話し相手にはならなかった。まあ、ヤギでもこんな話は馬鹿馬鹿しくて聞く耳を持たないというのが正解だろう。 ★近くにある小学校や中学校は20年前と比較してクラス数は半減している。これは少子化のせいだが、子供ばかりか青年の数も当然減っている。オモチャの最大手「トイザラス」も破綻したが、今後は青少年相手の様々な業種が破綻するはずである。例えば青年が減ったら自動車学校も半減するし、大学も当然のように減る。人が減ったら運転者も車も減り道路の混雑もなくなるから、新たな道路建設や拡幅なども不要となるはずだ。 政府は今後老人に対する負担増を求めていくという、一生懸命働いて、やっと仕事から解放され旅行の一回もしようという人達からカネをもぎ取ろうというのだ。 時代は確実に繰り返すというが事実である..長野県の千曲市に「更科山」という山がある、実はこの山の通称は「姨捨山」というのだ。働けなくなった年寄りを置き去りにして来た山である。これは作家深沢七郎が始めて書いた短編小説「楢山節考(ならやまぶしこう)」によって大いに話題となった。もちろん1983年には緒形拳と坂本スミ子の主演によって映画化もされた。僕もこの映画を見たが、母と子の絆と置き去りにするという罪悪感との葛藤で涙を誘う内容だった。 「親孝行したい時に親は無し」という諺があるが、最近の若者はこの諺をたぶん知らないのだろう。苦労ぜずに育った者ほどこの傾向が強いと思う、そして最近の若者の無力化、無関心化が叫ばれるが、実はその若者も今の時代の中で大いに苦労しているのは間違いない。 以前の企業は家族主義で終身雇用という安定した環境があった、しかし能力主義の社会ではいい加減さを許してくれない。自分の時間も寝る時間も提供して働き続けてている者が多い。特に飲食業界は労働時間などと言う概念すらないのだ。そういう若者達が政治に参画する暇が無いというのも政府や企業が目論んだワナなのかも知れないと感じてしまう。 世界中の研究者が肯定している研究成果に、最近の若者の精子はその80%が異常で、切れたり動かなかったりしているという。要するに子供を作ることに出来る精子は20%以下になって居ると言うことだ。だから少子化になるのだという研究者さえ存在する。 これは一体なんの前ぶれなのだろうか?、ネズミは餌が無くなるのを予想して子供を生まなくなるが、若しかしたら食料危機が来るのではないだろうか。

【2017.09.18】
★台風は日本中に大きな爪痕を残した。今朝0時半頃に山小屋の様子を見ようと監視カメラを点けたところ非常時だけに送られる河川の画像が1枚だけ送信されてきた。これは停電になった時に備えてバッテリーで1台のカメラの画像だけ送るようにしてあるためだ。遠山にある建設省や飯田ケーブルTVのカメラも全て停止していたので遠山谷全体が停電していることがわかった。たぶん風倒木のために電線が切れたのだろうが山小屋の停電が復旧したのは7時過ぎだった。天龍村や下條村などの一部では18時現在も停電しているところがあるようだ。 こんな時こそ情報を得る為に電気が必要なのだが、山間地を通過する配電線は倒木に弱いから停電になってしまう。 最近の電気自動車は車の中に蓄えてある電力を家庭用に使えるように出来ているが..このような車を持っているのは都会の人ばかりである。最低限確保したいのは携帯電話の電源である、乾電池を使って通話できるアダプターは数百円で入手できるので乾電池と共に常備しておきたい。 台風は北海道に行ったが、元々北海道は台風が通過しない地域なので河川の堤防もいい加減らしい。昨年のように本土と同じような雨が降るとたちまち氾濫してしまう。今時は文化会館を建設するよりも河川の氾濫しやすい場所の補修こそ急ぐべきだろう。 ★民進党や都民ファーストがゴタゴタしているのを逆手にとって解散総選挙という話が確実になった。自分達の政党の人数はともかく、隣の国からミサイルや核爆弾が飛んでくるかも知れないと言うご時世に呑気なものである。こんな時こそ与野党という壁を越えて団結し国民を如何にして守るのかということに心血を注ぐべきではないのか。昨日も拉致被害者の会が開かれたが、政府は何の手立てもない。拉致担当大臣は何をしているのだろうか。拉致されて帰りを待っている親兄弟は既に高齢化していて、特に横田めぐみさんの両親は被害者の会に出席することも出来なかった。そんな国民の不幸をよそに一票でも多く票を取りたいということだけで解散だ総選挙だと騒いである。余りの日本人の体たらくに北朝鮮のトップは首をかしげているに違いない。要するに国会議員に危機感が無いのである。そのために不倫のような騒ぎが起きるのだ。 しかし民進党の幹部はなぜ幹事長に推す前に不倫を見通せなかったのか。ここにも何の危機感も介在していないではないか。防衛大臣の不祥事に対して総理大臣の任命責任を追及する政党である。誰が見てもバカの集まりとしか思えないから、安倍首相もここで選挙に打って出ようとするのは当然だろう。 台風で家が水没したり田畑が流され多くの国民が困窮しているというのに困ったものだ。近々に選挙をしてもあまりにも馬鹿馬鹿しくて投票に行く人は30%位しか居ないだろうと思われる。

【2017.09.17】
★台風が近づいているが飯田市は晴れ間が出て雨も昼間帯は雨も降らなかった。日本は台風が毎年やって来て被害が出ているが、台風一つぐらいで倒れたり浸水しないような工夫はなかったのか。 そう言えば我が家も30年位前の雷雨の時に床下まで浸水したことがあったが、これは道路工事の不始末からであり人為的な災害だった。排水用の側溝を壊して道路拡幅工事をしていたが、完成までの仮処置として100φの塩ビパイプを埋めて対処していた。監督者に、これでは約600坪に大雨が降ると排水しきれないだろうと伝えたが、ほったらかしていて被害を受けた。家屋は問題なかったが、プレハブ倉庫は基礎が低い為に浸水し中に入っていた物が水浸しになった。 ちょっと気を抜いたり無知だったりすると災害はそこを突いて襲ってくる。今日もニュースで報道されたが、家畜のし尿処理タンクが爆発して数人がケガをしたという。これもし尿から出るガスを甘く見ていた結果である。昔は農家のトイレが爆発してケガや火傷をした人が出ていた。これもトイレから出たガスに煙草の火が引火して爆発したものだった。 危険物取扱主任者の試験には必ずと言うぐらい出る問題に「爆発範囲」というものがある。これはガスが一定の量よりも多く充満しているとマッチを擦っても爆破しないが、ガスが薄く充満していると爆発するというものだ。そのガス濃度の爆発する最低の濃度と最大の濃度のことを爆発範囲というのだ。だからガソリンを満タンにしたタンクローリーは危険ではないが、カラになって走っているタンクローリーは危険だということである。難しいことだが、多くの知識を持つことは自分も家族も他人の命も救う事になるのである。 ★このところ台風や集中豪雨で「モーレツ」という言葉を良く聞く、気象庁も表現が多岐に渡ってどんな方法や言葉で危険度を知らせるのか迷っているようだ。しかしこのモーレツも毎日聞いていると慣れっこになってしまって、またかということになる。「かつてない大雨」とか「経験したことのない大雨」が降ると言われても経験していないのだからその程度がわからないから推測しようがない。滝のような雨という表現も有るが、余りにも大げさ過ぎて本当に滝のような雨が降るのか疑ってしまう。 ともかく昔は「モーレツ」といえば、丸善石油の小川ローザを思い出す程度のことだった。僕と同年代でテレビCMだけでなく雑誌や映画にも登場していた。こんなモーレツだったら毎日でもいいのだが..。

【2017.09.16】
★飯田測候所の観測した記録を見ると、今日の気温は最低13.5度、最高15.9度である。涼しいを通り越して寒いぐらいの気温になった。昨日まで半ズボンとTシャツでウオーキングしていたが今日から長ズボンにしたのだが、それでも寒くて仕方がない程である。傘をさしながらいつもの道を歩いて行くと、花が少なくなったこの時期に目を楽しませてくれるのが彼岸花である。群生している場所もあるが、この時期になると農家で草刈りをするため雑草と共に刈り取られてしまう。しかし球根はそのまま地下で一年を過ごして来年のこの時期に再び花を咲かせる。 ★イギリスの地下鉄で爆弾テロ事件が起きた。しばらくテロのニュースを聞かなかったが彼らは周到に準備していたのだろう。テロを無くす最初の手段は犯人となる人達を満腹にする必要があろう。腹がへると他人や社会を恨みたくなるものだ。 考えても見よう、僅かな賃金で毎日働いたとしても幸福感はないどころか惨めさを増幅させる。ゴミの中から金属を拾って一日10円程度のカネを入手している子供達も居る。イジメや差別に合い泣きながらも生きる為に我慢して働く人達。世界の多くは飢えと闘っているのが現状だが、株や相場などの不労所得で年収10億円以上も稼ぐ人達。税金を誤魔化したり収賄で稼ぐ人、巨額の配当だけで暮らしている人。 無秩序な資本主義社会は余りにも差別が拡大し過ぎてしまったのである。国家はそれを抑制しようとする処か投資家や銀行にカネをバラ撒いてもっと格差を広げようとしている。 企業は従業員を牛馬の如くコキ使って莫大な利益を得ているが、従業員の給与は減っているという現象が起きている。その証拠が日本の企業の預金残高が過去最高を記録し、ついに1,000兆円になった(日銀6月27日発表)。この莫大な余剰資金が政治に廻り回った挙げ句の果てが忖度問題を引き起こしたのではないだろうか。それと献金や贈賄によって政治の根幹まで歪められてしまった感がある。 世界がこんな状況でテロ撲滅を叫ぶ意味や効果がどこにあるのだろうか?、アメリカを最近は多数の巨大ハリケーンが襲い大被害を出しているが、国の見解は「温暖化との因果関係は判らない」としていることと同義である。原因がわかっていても金儲けの為に公表できないということだ。若しも温暖化の影響だとすれば工業生産を縮小する方向にせざるを得ないからだ。 要するに人は集団化してしまうと何も言い出せなくなると言うことだ、戦争に参加していて戦争反対を叫ぶようなものだ。この大衆心理が社会悪の素因であろう、人は徒党を組んではいけないと言うことだ。 同種企業が集まると組合や協会を作り談合に走るのも徒党を組んだからだ。その昔、箱根の山に出た山賊も一人ではなく悪党や食い詰めた者達が集まって犯行に及んでいたのと変わらない。 だから学校で団体競技とか団体行動を教えるのは間違いだと言うことだ。何かあったら協力出来るだろうとか、多くの人が集まればもっと大きな事が出来るとか..それが間違いなのだ。 田舎で近隣の人を多数殺害した事件があったが、これも集団化した者に対する、孤立した者のテロと捉えるのが正解だろう。暴走族はともかく何らかの目的の為に時に徒党を組むのは止むを得ないが速やかに解体すべきであろう。

【2017.09.15】
★庭の片隅に植えてあるヤマブキに黄色い花が一輪だけ咲いているのを見付けた。藤とか桜でも同じように季節外れに一輪だけ咲くことが多々ある。なぜこのように開花するのかは判らないが、人間で言うと癌にかかったようなものなのだろうか。動物.植物を問わず突然組織の一部が変異してしまう現象は起きてしまうのだろう。若しかしたら放射線の影響があるのかもしれない、科学者に研究の余地があろうというものだ。こんな所から病気の原因が解明されるかも知れないということだ。 ★また早朝から気持ちの悪いサイレン音が鳴った。たぶん北朝鮮のミサイル発射だと思ったがテレビを点けると北海道を跳び越えていったらしい。頑丈な建物か地下に隠れて..というが、近くにはそのような場所は無いし核ミサイルだったら数分のうちに隠れることは出来ない。 外を見ると小中学生が何も無かったかのように通りすぎている。建物の陰に10分も隠れていたら学校に遅れてしまうのだ。 自衛隊が大量に買い込んでいる迎撃ミサイルは全く使いようがない無用の長物である。ミサイルを大気圏外まで上昇後に東京のど真ん中目掛けて落としたら迎撃できないのだ。このような無駄な物は購入したり配備するだけ無駄であろう。最も効果的な反撃は日本海に展開している艦船から数千発のミサイルを発射して敵の主要施設を完全に破壊することだろうか。 アメリカは北朝鮮を利用してアジアの国々に兵器を売り込もうという作戦だから頼りにならない。他国の為に戦闘を行い米兵を死なすなどという事に対して米国民は反対を唱えて居るから戦闘は無理だろう。 気違いに刃物という諺があるが、お山の大将に核爆弾と言うのも困り者である。しかし若しも僕が北朝鮮の将軍だったら..と考えると、散々核実験をやって核保有国になった国々はなぜ今も今後も核保有が許されるのか?、という疑問の元に公平であるべきという原則から核保有を推進するかも知れない。国家と国家が対等に話し合うことが出来ないのならば仕方がなかろう。日本とアメリカのようにいつになっても子分格から抜け出せずに巨額の駐留費を支払わされるばかりだ。それどころか地位協定の元でアメリカ軍は好き勝手に出来る。元々アメリカは日本がソ連の支配下に置かれない為に好んで進駐してきたのであろう。まあこんな事を考えると毎日牛馬の如く働き続けている日本のサラリーマン諸君もいい加減に働く事の尊さを会得したいものだ。

【2017.09.14】
★廻りの田んぼは大半が稲刈りが終わって農家も一段落しているようだ。僕がウオーキングで歩く範囲は家からほぼ半径4km以内だ、半分ぐらいが田んぼで残りは市田柿、梨、桃、リンゴの果樹園である。風の多い時には果樹園は歩かない、何故なら果樹の葉について乾燥した消毒薬が舞ってきて吸い込むからだ。健康の為に一生懸命歩いて農薬を吸い込んだのでは意味がないではないか。人は何かを一生懸命やろうとするが、現実はその成果と共に失う物が多い事を知らない。 利便性の影には危険や犯罪それに無駄な出費などがくっついて居ることを知っておこうではないか。 実りの秋になると台風がやってくることになっている、今年も台風18号が本州を縦断しようと勢力を蓄えている。台風の栄養素は人間が無駄な享楽によって放出した熱である。この熱の為に日本近海の海水温は高い、だから台風も今も発達続けていて今日は935Hpになった。最大風速も70mという強い台風に成長してしまった。 なぜ災害を恨む前に自分達がやっている無駄な遊興(らんちき騒ぎ)をやめようとしないのか?。オリンピックや国体など明日にでもやめることはできるだろう。 車から家電、その後はITと時代は進んできたが。この時代も近々終わるであろう。人間に必要なのは宇宙開発でもなければ医学の発達でもない、単に今日から明日を生きていく為の食料と住居である。次の時代は確実にふるさと農業の時代となる筈である。政府も食料の外国への依存率がどうのこうのと言って補助金行政をしてきたが、実態は選挙の為のカネをバラ撒く口実だけのことだった。こうして農家の票集めをしてきたことが慣習化し政治を歪んだものにしてしまった。 戦後の日本では今までに多くの総理大臣が誕生したが、人間が総理大臣になったのは小渕恵三までだろうか。その後の実態は調べなくともわかるはずだ、今もオリンピックで訳のわからないことを口走っている人は小渕総理の次の総理である。 人間が..というのは猪や豚が総理に就いたというのではない、総理大臣でありながら人間として日本人としての情緒とか思いやりを持っていたか否かと言うこなのである。 ★東京都はいま何を重点的にやっているかというと、ベンゼンやシアンが基準の100倍以上も検出されている豊洲新市場の風評被害を如何にして沈静化するか..ということだ。最も簡単に払拭するには地下水を汲み上げて都庁の飲料水として使う事だろう。福島産のイチゴを食べて安全だと言っていたのと同じ事だ。しかし都庁の役人は多分誰も口にする人はいないだろう。空気は大丈夫とか、地下水は使わないとか言うが役人の言葉を信用するような都民が居るのか?。あの都庁舎を見ればわかるが、役人の仕事場にしては威圧感が有り過ぎないか。人を説得するには庶民と同じ土台で話す必要があろう。 福島第一原発からは今も汚染水が海に流れだしているし、東京を始め都市の地下は汚染だらけである。日本列島はオリンピックはともかく暇な選手を使って安全な土地に弱者の家でも建ててみたらどうだろうか。

【2017.09.13】
★山小屋の周辺では丁度クルミが落ちる頃である、草刈りをしがてら出掛けてみた。昨年は未だかつてない不作だったが今年も多少は良いものの不作である。100個ぐらい拾ったところで腰が痛くなったのでやめて草刈りを始めたが..急に気温が上がってきたのでこれもいい加減にやめた。そろそろ松茸のシーズンなので老体に鞭打って山に登ってみた。狭心症も顧みずに登った甲斐有って10cm位のものと5cmぐらいの小さな松茸を見付けた。しかし大きなものは腐りかけていたので半分ぐらいしか食用に出来なかった。ともかく家に持って帰り今年初めての松茸ご飯にして秋の味覚を楽しんで、くたびれた一日は終わった。 ★僕は昔からダーウインの進化論に対して疑問を持っていた。例えばキリンの首が長くなったのは食物の奪い合いから高い位置の葉も食べられるように徐々に首が長くなっていった..という進化論である。だが過去に発見された多くのキリンの化石を調べるとキリンの体形と首の長さが中途半端に長いものは無いという。要するにキリンは突然変異によって首の長い種が生まれて生き残ったという説が正しいのだ。 もちろん人間も猿から進化したとされるがこれも間違いであり、ある時に猿が突然変異して人間になったというのが最近の定説である。その突然変異は何故起きたのか?、と言うことだが..この原因は放射線によってDNAの遺伝情報が破壊され、その結果として癌になって死ぬ者と、突然変異して特別な才能を持った者と別れたのである。 最近は様々な場所から放射線が出ている、原発や大学の研究室、病院に歯医者など我々が放射線に触れる機会は多いし、当然宇宙からやってくる自然放射線にも晒されている。 人間に癌が出来るのは明らかに遺伝子(DNA)の破損と、それをコピーする時のミスである。DNAというのは128億文字で書かれたその人の個人的な特徴を全て網羅する情報である。それを毎日古い細胞から新しい細胞にコピーしているのだから間違いが起きるのは当然である。 しかし癌というのは人体が行う若返り操作(遺伝子のコピー)の結果であるから、人は癌というものを甘んじて受けなければならない病気であるとも言える。 平均寿命を過ぎてから癌になったら..たぶん天国から雲に乗った仏と天女が迎えに来たと思うのが正しい人生の終わり方ではないかとも思う。ともかくいま僕たちが生きているという背景とか過去とか未来もわからないしわからなくても良い。今どういう考えで物事を判断して明日を迎えるのか..人生とはただそれだけのことではないのか。

【2017.09.12】
★ずいぶん日暮れが早くなった。秋の夜長は読書というのが一般的だが中々その時間がとれない。数ヶ月前から司馬遷の史記を読もうと思いさわりを読んでみたが..。 もっと他になにか無いかと探し回る始末である。 中国という国は歴史は古いように見えるが、その都度新しい考え方で生まれ変わっているので世界でも新しい国の一つである。毛沢東以後でも国家の方針というか考え方とか価値観は180度変わっている。今まで確実に正しいと言われたものが完全否定され、新しい政権はそのうえで機能を始める。これこそが真の政権委譲であろう。 アメリカを例にとってもトランプ政権はオバマ政権の考え方を180度転換する政策を次々と打ち出している。この点で中国の歴史に良く似ているような気もする。 しかし日本の政権は違う、実際に社会党政権になっても委員長だった村山富市は推されて総理になったが、自民党政権と変わるどころか自衛隊の閲兵をして満悦げな顔をしていた。その後自民党政権になり、2009年に308議席を獲得して民主党政権になったが何も変わるところがなかった。政権が変わるということは政治の基本方針が変わることだ、例えば民主党が308議席を獲得して与党となったが何も変えなかった。即座に原子力発電所廃止を実行するべきだったのだが、今までの流れのままにほったらかしにしてしまったのである。要するに与党となっても今までの政治を引き継いでいくだけの事しか出来なかったのである。変革を熱望していた国民は呆れ果てその後の選挙では大敗し、今となっては解党の風さえ吹き始めているではないか。 本気で日本を変えようとするならば最低でも遷都を行うべきだろう、政治に密着した永田町という裏取引の場所を引き払って、例えば不便極まりない長野県の南部にでも遷都すれば良かったのではないか。早い話がこの程度の仕事に二の足を踏んでいるような政権では崩壊してしまうと言う事だ。 ★長野県では県の職員が関わった補助金不正事件があり摘発された、補助金は国に返還したが、係わった県職員に対する損害賠償請求が行われる。11人に対して1億5300万円だと言うから一人1000万円ぐらいだ。財政に損失を与えた公務員は当然賠償責任を負うべきであり、今まで様々な事件や無駄な使途で摘発されながら賠償したケースは聞かない。 今年3月には長野県の防災ヘリコプターが墜落し9名が死亡している。ヘリコプターは高価なために長野県ではいま遭難救助用のヘリコプターや訓練を積んだ救助隊員が居ない。遭難や事故時には民間からリースで借りたヘリコプターで救助に向かっている始末である。この事故原因はいまだに公表されていない、機体なのか操縦士なのか..。たぶん原因は既に特定されていると思う、何故かと言えば墜落時に機内内で連続撮影していたビデオが存在するからだ。しかし公表すると何か別の問題が浮上してくるのだろう、とにかく誰が責任を取るのか、賠償は誰がするのか..黙っていたら疑惑は深まるばかりだ。一般的に言えば県知事にまで責任が及ぶ事故であることは間違いない。

【2017.09.11】
★車に乗ろうと思ってボンネットの上を見たら小さな汚れが有るように見えたので拭こうとしたら昆虫だった。何という虫かは知らないが羽根を広げた形が正確にハートの形になっていた。さっそくカメラを持ってきて撮ってみた。世の中にハートの形というのは良くあるが昆虫は珍しい、この昆虫は羽根がほぼ透けていて車の色を透過している。大きさは縦横とも20mmぐらいだろうか、小さな虫である。この羽根の形状といい模様といい芸術である。エンジンをかけても飛び去らなかったため手を近づけたら凄い速さでどこかに飛んでいってしまった。 ★制裁とか禁輸とか離党とかW不倫とかいう文字ばかりの新聞やテレビも見飽きてしまった。何かもっと愉快で幸福なニュースは無いのだろうか。 誰かが100mを10秒以下で走ったというニュースもあったが、人間がなぜそんなに早く走る必要があるのか。力自慢が集まって砲丸を投げたり2時間余も走り回ったりしてなんの価値があるのだろうか?。日本にこうした遊びというが記録道楽に陥っている者は何万人も居るだろう、その人達が被災地で仮設住宅の建設競争や流失した橋を架ける競争をするのだったらわかるのだが..。 それだけではない個人の道楽に毎日汗水たらして働いている人達から巻き上げた税金を惜しみなく投入するというのも大きな疑問である。自己満足でしかない記録魔の道楽にそれ程の価値を見出すことは出来ないのだ。 世の中にはもっと支援を必要とする人達が何百万人も居ることも忘れて税金を使って道楽を楽しんでいる者達の無神経さには閉口する。 ★火事と喧嘩は江戸の華というが..昨日起きた電車の屋根火災は希なケースであろう。様々な関係者の判断が電車を火事現場に止めることになり引火してしまったようだ。再び動き出した電車を止めたのも良かれと判断した消防士によるものだった。 世の中には有り難迷惑という言葉がある、横断歩道で渡るのを待っているかのように見える老婆の手を取って反対側に移動したのはいいが、老婆は立ち止まっていただけだったというような話である。世の中の事件や事故は人の故意によって起こされることは少ない、誰もが良かれとしてやった事が大惨事になったりするのである。 最近は飛行機の事故も多い、一歩間違えば500人が死ぬという事故もあった。これは整備士不足だと言うが違うだろう、整備に時間をかけていないのだろう。点検するカ所を省いているのである、特に故障しないような部位、タービン翼とかプロペラとか..。近々墜落事故が起きるのではないかという懸念も広がっている、要するにカネ儲けの犠牲になるのではないかという危惧である。安心安全を唱えるならば運賃を値上げしてでも確保すべきだろう。

【2017.09.10】
★朝夕は風がずいぶん涼しくなったせいかネコは箱の中に入って眠っている。季節は秋本番である、廻りの田んぼは稲刈りを始めた。この時期の土用日曜になると遠くに行っている家族が帰ってくる。稲刈りを1〜2日間手伝って一年分の米を貰う為だ。とにかく近隣の農家は老人ばかりで田植えや稲刈りは他人に任せないと出来ない。大きな農機具を持っていて頼まれて毎日順番に田植えや稲刈りをしている農家もある。この有様では農業は衰退の一途であることは間違いない。農地法によって田んぼは住宅地にするのは極めて難しい、税制を優遇するなどによって何とか農地のままで留めているのが現状だろう。 株や相場で大金を稼いでいる人達を見れば、朝から晩まで働いて米を作るような仕事に就きたくないのは当然だろう。しかも株などの利益については税金まで優遇されている始末である、これでは米は作るなと言っているようなものではないか。 JAの弱体化を進めてきた政府も票集めという裏側もありなかなか思うようには進んでいない。相変わらず補助金の支給先として存在しているのだろう。これでは政治はネジ曲げられたまま元には戻らないのは当たり前だ。ヒモ付き政治は何処の国でも同じ事だ。アメリカで銃規制が進まないのも全米ライフル協会という大組織があるからだ。 日本でも医療費や薬価がバカ高いのも裏に医師会とか製薬業界が潜んでいるからで、ライフル協会と何ら変わることはない。透明な政治が行えれば日本は消費税など不要であり、医療費も無料となるのは火を見るよりも明らかである。 こうした政治の起源は明らかに明治維新にある、徳川の政治から官僚政治になったのを良いことに農民の支払う税金は倍以上に膨らんでいる。 坂本竜馬がどうのこうのと取り沙汰されるが、結局は官僚政治を作りあげた張本人であり、罵られることはあっても誉められるような人物ではない。 歴史の良し悪しは後の世になってみなければわからないと言うことだが、現在の乱れた政治はそうした長い目など必要ない。誰が悪いことをしているのか、脱税しているのか..どんどん掘りだそうではないか。そのためにも週間誌の販売会社に助成金を出したらどうだろうか?。そこまでしないと日本の将来は真っ暗闇だ。

【2017.09.09】
★広い野原を歩いていると雑草の中に1本だけユリの花が咲いていた。なぜ1本だけなのか良くわからないが特に変わったユリでもない、しかし雑草の中にあるとよく目立つ。美人とか金持ちとか幸福とかいうものは他との比較のうえでのみ議論されるものだ。たった一人では美人なのかどうかなどの判断は出来ないのだ。 人は何かというとすぐに比較してしまう、この比較が様々な不幸の始まりであろう。自己満足という言葉があるが、人はこの自己満足出来るかどうかで幸福度が変わる。どんなに貧乏でも癌になった家族が居る人と比較してみたらわかるだろう。人はいま生きている事自体が幸福なのだと感じるには長い経験とか様々な苦難を乗り越えることが必要かもしれない。しかし確実に言える事はいま生きている事が最高の幸せだということだ。 身近な他人と比較しても何の意味も無い、世の中にはもっと上も下もあるのだ。 特に勉強が出来るとか出来ないなどの比較は論外である、将来に亘ってほとんど意味を持たない事例がほとんどである。 自己満足とか成功とか言うものは、如何にして自分の特技を見付けて生かしたかであろう。 ★北朝鮮は今日、建国記念日を迎えたという。トップが強調したのは核保有国になったという優越感だけである。全てを犠牲にして世界の悪童という汚名を着せられても核の方が大事なのだ。 信長が鉄砲を大量に買い付け時の誇らしげな様子が目に浮かんでくる、早い話が鉄砲も水素爆弾も似たような物である、持っている事により新たな敵を作りただ恐れる毎日に変わりはない。要するに国家のトップになるような者たちは大金持ちの恐怖を数倍にしたようなものではないのか。 日本でも弥生時代以後は小さな部落同士の戦いが始まり、その後は村と村の戦い、更には地方と地方の戦いになった。しかし外国という新しい敵の為には日本全体が一丸となる必要があり一つにまとまった。そしていま国と国の対決になり各国はミサイルや核爆弾を抱えて一喜一憂している、この馬鹿げた者達の世の中はもうすぐ終わる。それは地球規模の災害によって世界は一つになるのだ。それが温暖化の果ての災害なのか、医学が開拓した新種のウイルスの蔓延かも知れない。 地球全体が一つとなって一つの目的に向かって闘う日は確実に来る。皮肉なことだが、人類が滅亡するのはこの世界が一つになった時だろう。その日まで、他国と様々な比較をして自分の立場を曲解しながら様々な武器や毒ガス兵器までも開発し続けるのだろう。 人間という動物はそこまで行かないとわからない脳天気な生き物なのだ。そんな生き物に優劣も何も有ったものではないと言うことだ。

【2017.09.08】
★食欲の秋だというのに胃腸の調子がよくない、そこで1週間ぐらい前からキハダの皮を煎じて飲んでみた。このキハダは20年ぐらいまえに父親が山から採ってきたもので、父も僕も胃腸の調子がよくない時にいつも飲んでいたものだ。 H2ブロッカーという胃腸の薬があるが、何回か飲んだが何か副作用があるというので止めた。その後もパンシロンなども飲んでみたが余り変わらないので忘れていたキハダを思い出して服用したというわけだ。カップにキハダの皮を適量入れてお湯を注いで暫くすると黄色く変色してくる、適当な濃さにになった時に飲むだけである。この濃さが苦みの度合いである、濃すぎると苦くなっていく。一日三回食後に飲んでいるが1週間したら胃腸は随分良くなって普段と変わらないぐらいになった。 僕の胃腸の不調の原因の一つは暴飲暴食にあるから食事制限するのが一番手っ取り早いのだが..。最近は年齢の為かあまり多く飲み食いできなくなったためいつも通りの食事量だとダメなのだろう。まあ運動量に応じた年齢相応の食事を心掛ければいいのだ。 ★いまは電子機器全盛時代で軍それに電話や販売や流通などネットワーク依存度が高すぎる。昨日起きた太陽の爆発は北海道でオーロラが観測できるほどの規模だという。昔から太陽は神として扱われてきたが、現在も全く変わっていない。太陽が燃え尽きたら地球もお終いということだから間違いないだろう。昨日の爆発は小規模だが時々起きる大規模爆発は問題である。前回の大爆発はたまたま爆発が地球方向に向いていなかった為の被害はなかったが、地球に向いていたら人工衛星は機能を喪失していたという。もちろん宇宙ステーションの電子機器も機能を喪失し宇宙を漂流する船にもなりかねない。 様々な自然現象を考えると、人は生きているのではなく生かされているのだということを発見する。そして自然は人間だけの物ではないことも悟るであろう。 科学が宇宙や物理の全てを解明しようとするが、どの方向から探っても壁に突き当たる。更にその解決法は神に依存しなければならないという結論に達する。 人はなぜ生きているのか?、という疑問すら誰も解決出来ないのだ。 人間の英知などというものは極めて限定的なもので物理法則の最終着地点は神の存在の肯定でしかないということだろう。 僕は猫と遊んでいて思うことがある、彼らは人間を見てどう思うのだろうか?。人間からゾウを見るよりも猫が見る人は巨大である。それでも恐れずに膝に乗ってくる度胸はどこから来るのだろうか。たぶん物の大きさとか距離というのものは視覚だけではなく感情とか精神みたいな要素も絡んでいるのではないか。要するに宇宙というものは広大に見えるが、実は身の回りにあるビルの大きさと変わりなく、10光年先にある天体を見ると言うが、実は軒下にぶら下がっている蜘蛛を見ているのと変わりないのではないかと言うことだ。理論と現実は整合しないものだ。

【2017.09.07】
★庭木で最も苦労するのは「アメリカシロヒトリ」略称アメシロだろう。樹木の高い所の葉に卵を産み付けて数千匹も一度に発生する、幼虫から成虫になると5cmぐらいのケムシになり葉を食い荒らす。薬品をかけて駆除しようとしても効かないので、葉を枝ごと切り落として焼くしかない。我が家にも5mを超える木が何本か有るが、高い所にこのアメシロがいっぱい繁殖してしまった。大木なので登って切るわけにもいかないので、庭木屋さんを頼んで伐採して貰った。あいにくの雨だったが予定を先送りするわけにも行かずにやることになった。トラック2台分の木クズが出るほどだったので数万円かかっても仕方がないだろう。やっとスッキリしたが、来年には他の木も伸びてしまい維持管理が重荷になるが、庭木があれば何か心が豊かになるからそれでいいのだ。 ★最近のニュースを見ているとおおよそ半分ぐらいが国会議員とか芸能人の不倫スキャンダルである。先日は元スピードの今井絵理子が不倫で吊し上げられたばかりだが、今度は民進党の幹事長に内定していた女までが不倫の事実がスクープされた。北朝鮮ではミサイルや水爆が開発され国民は避難訓練しているというのに、なんというザマだろうか。国会議員が信用できなくなったと言うことは、国家そのものが信用できないと言うことである。果たして水素爆弾から誰が国民を守るのだろうか?。こんな烏合の衆に税金を払うなどと言う事自体が暴挙ではないのか。そうでなかったら犯罪の共謀罪に近いものだろう。 とにかく騙し取った税金は全て返して、政治資金などに違法性があれば資産没収も当たり前だろう。こんな連中を泳がせる為に共謀罪を作ったとしたらどうだ!。先進国の国民として恥ずかしくはないのか。 不倫の本質は人間の性(さが)にあるのだが、自己抑制機能が働き、痴漢と同様に思い止まる率は高いと思われる。しかし、自惚れ(うぬぼれ)が先に立つと抑制処か積極的になり、ましてや弁護士資格とか医師免許があるという事になると一段と加速されるようだ。こうして高学歴とか高度な資格は人間をダメにする一助となる。 同じように、億単位の宝くじが当たると人間性の崩壊を招くということに酷似している。なんでも億単位の宝くじが当たった人の7割以上が最後は路頭に迷っているという統計もあるようだ。また豪遊の挙げ句にアルコール中毒になった者、精神に異常を来し自殺した人、ネタミなどによって家族や親戚に殺された者..など枚挙に暇が無い程だ。 なぜ高額当選者がこんな惨めな結末になるかというと、元々セレブではなかったからだ、言い換えれば大金を持ったことがなかったからである。人生身の丈にあったサイフを持っていれば間違いはないと言うことだろう。 しかし他聞に漏れず僕もジャンボ宝くじを買っている、それは目的があるからだ。高額当選したら、森の動物達のを供養する為の大きな鐘楼を建てるのだ。僕は森の中で育ったので、多くの動物を食べて大きくなった。僕の体の組織は森の動物の一部から出来ている、要するに僕がいま元気で生きていられるのも森の動物たちのおかげである。何とか少しでも恩返しをしようと、山小屋に行く度に鹿や鳥たちの為に餌を置いて来ているのだが、多くの人が森の動物を敵視しないことを祈って造りたいのだ。

【2017.09.06】
★9月に入ったと思ったらもう1週間近くが過ぎてしまった。時間が早く過ぎ去るように感じられるようになったということは、身体の各部が老化した証拠である。何故かと言えば、例えば居間からトイレに行ったことを想定してみると、若い頃はトイレまで10秒で行けたが今は13秒かかったとすると、30%老化が進んで同じ動作に30%余分に時間を費やすことになる。だから昔と同じ事をしていても一日の時間が少なくなるのである。山に登ることを考えれば確実に理解できるだろう。ではそうならないようにするにはどうしたら良いか、速く歩くこと、早く飯を食べること、早く新聞などを読むこと..。要するに若返るには何事も昔と同じように迅速にしなければならないのだ。 だから運動に熱を入れてやるのだが、その結果足腰が痛くなったり、股関節が磨り減ったりする。こうなると若返り処かもっと不幸な結果になる。結局は時の流れに身を任せて行くのが最良と言う事にもなろう。しかし加山雄三さんも里見浩太朗さんも80歳である、彼らの音楽や芸を見ていると同年代との違いの大きさに驚いてしまう。 ★友人が来て車のバッテリーの警報が出たので見てくれないかというので調べたところ、彼の車は自動エンジンストップと回生エネルギーを回収してバッテリーに蓄える仕様である。僕は以前ももここで書いたが、多少燃費がいいからと言って交差点でエンジンを止めたりするのは大きな間違いである。セルモーターを駆動するには短時間に大電流を必要とするからバッテリーの負担が大きいのだ。従ってエンジンストップ機能のない車に比べて1.5倍ぐらい大きなバッテリーを積んでいる。しかも劣化が早くバッテリーの価格も高い、近場を走るのならかえって修理台が高く付いてしまうのは間違いない。また電気自動車となると携帯電話と同じ種類のバッテリーを積んでいるから劣化も似たように始まり持ちが悪くなる。そうなるとどうなるのか?、買う前に考えておくべきだろう。税金が安いからと言って買ったはいいが電池の交換に15万以上かかったら..。結局エコカーなどというものはいい加減なものなのだ。 原子力発電所で発生した電気は空気を汚さないから環境に良いという馬鹿げた話を信じている者が多い。簡単に説明すれば原発で発生した電気が家に来て電熱器を使ったらどうなるのか。結局500ワットの電熱器ならそれだけの熱を大気に放出することになる。これが温暖化の原因なのだから、どんな発電方法を採用しようが同じ仕事に使う限り変わりないことに気が付くだろう。世の中の電気やガスそれいに石油は使うとその全てが熱として放出される、冷蔵庫だって冷やしている反面で後ろから熱を発生しているし、電気掃除機は熱が出ないように思えるが使った電力はそのほとんどが熱となって放出されている。とにかく政府や自動車会社の言うことを真に受けていると大きな損をし環境破壊になることになることは間違いなさそうだ。

【2017.09.05】
★明日から雨になるというので飲料水を汲むのと周囲の草刈りの為に南アルプス山麓の山小屋に出掛けた。朝の気温は12度である、もう長袖でないと寒ささえ感じる季節になってしまった。1時間ほど草を刈って水を汲んで墓詣りをして12時前には家に戻って来た。程々に疲れたが、夕暮れ時になって散歩に出掛けると伊那山脈の上空に大きな○印の雲が出ていた。丁度この真後ろが山小屋である。犬や猫の墓に大好物の餌を置いて来たから、きっと彼らが「旨かった」と言ってくれたサインを雲にしてあげたのだろうか。そう考えながら歩いていると、いつも愛犬と散歩に行って一緒にオヤツを食べた場所に出た。そこでもう一度犬や猫の名前を呼んでみると急に風が吹いてきた。この場所で今まで飼っていた動物たちと会話すると必ず風が吹いてくるのである。以前も同様の事を書いたことが有ったが、こんな不思議なことがあるのだろうか?。話す代わりに風を言葉として伝えているのだろうか。 ★北朝鮮との戦争がいつ始まるのかという話題が先行する毎日だが、戦争というのは第一に国民を騙すことから始まる。多くの戦争の火種は国境である、この島は俺たちの物だとかいうものだ。しかしこの時点で既に国民は騙されている。国家が言う国境線などと言うものを国民は誰一人として見た事が無いのだ。要するに国民にとって正確に見たり知ったりすることが出来ないものを引き合いにして居るのである。元々地球に国境線など存在しない、国境線とは独裁者が自分達の利益の為に国民を囲い込んでいる目印の線に過ぎないということだ。 北朝鮮と戦争が始まったら誰が得をするのか..アメリカである。たぶんこの危機自体がアメリカと北朝鮮が共謀している事も考えられる。選挙前にロシアと内通していたという大統領である、このぐらいの事は当たり前だろう。何故アメリカが儲かるか..それは今日のニュースを見ても明らかだろう。韓国は緊急にアメリカから大量の兵器を輸入するという記事が載っている筈である。要するにアメリカが北朝鮮を温存する理由は周辺国への武器輸出のためである。世の中は単にカネだけで動いているという証拠であろう。友好国などとは口先の方便であって金ずるだという事ぐらいは知っておきたいものだ。 ★先日も学校に行くのが嫌で自殺した子供のことを書いたが、いま彼ら(年齢が15歳)はどの位の人数が居るのだろうか。平成27年度の統計では国民1億2千7百万人の中に約百二十万人である。簡単に言えば、広場に無作為に国民が千人集まったとすると、たった一人しか居ないのである。0.1%という実に少数であるし16歳とか17歳もその程度だから、広場に集まったのは老人ばかりということになるのだろう。こうした若い人達を教育の歪みとか、点数主義とか、イジメの放置で死なせていいかと言うことである。教育委員会の馬鹿者達はこうした数値をもう一度見直してから自分達の置かれた立場と責任を痛感するべきだ。毎日当たり触りの無いような生き方をしたいなら、他の職業に就くべきだろうし、学校を辞めてきた連中は家庭内に引きこもるべきである。

【2017.09.04】
★昨日、首相は日米韓が協力して北朝鮮に更に厳しい制裁を..というコメントが出したが、いったい今まで何の制裁をしていたのだろうか。何の効果も無い制裁など制裁の範疇ではないと思うが、ましてや石油をどんどん送り込んでいたのでは核開発を応援しているようなものではないか。少なくとも北朝鮮と中国を結ぶ橋を爆破するぐらいの制裁は当たり前だろう。 しかい2013年には北朝鮮の羅先特別市にある羅津港とロシア極東のハサンを結ぶ全長54キロを結ぶ鉄道が開通しているから、ロシアからの物資の流入は止まらないだろう。この鉄道はロシアがアジアに影響力を行使するつもりで開通させたのだから止めようがない。ロシアにしてみれば隣国の北朝鮮がアメリカに占領されては困るから物資をどんどん送って裏で助けているということだ。要するに北朝鮮もベトナムと同様にアメリカとロシアのクッションになっているのである。まあ彼らのやることに世界が過剰反応する事自体が相手の思惑に踊らされている事になる。どこの国でも国民を何とか政権の手中にまとめる為に戦争に対する危機感を煽っているから、こうした連中の作戦に乗るのも思うつぼと言う事になる。 しかし最近出てきた文書によれば、朴槿恵(パククネ)前政権は2015年末以降、金正恩委員長を指導者の地位から追い落とす工作を計画していたという。金正恩の暗殺も視野に入れた計画で、事故に見せかけた殺害を計画したという。しかし北朝鮮の警戒は思ったより厳重で実行できなかったということだ。金正恩の父親である金正日も度々暗殺劇に見舞われていたから当然の警備体制だろう。彼は危険な飛行機には絶対に乗らなかったが、中国訪問時の列車が爆破されかけたことがあった。しかしすんでの所で計画は失敗し助かった。 このように国家のトップはいつも暗殺されるという危険をいつも背負っている、これは昔から変わらない事で、例えば戦国武将も枕を高くして熟睡することなど出来なかったし、食物も細心の注意を払っていた。 いくらトップだと言ってもこんな生活は馬鹿でないと出来ないし、幾ら金を積まれてもおだてられても僕はご免被りたい。 秋になれば紅葉を見ながら静かな時間を過ごし、冬には雪の山々を眺め、春は秦新緑の小径を歩き、夏は小川の水辺で子犬と戯れるのだ。 いま枕を高くして寝ているのは当国の首相ぐらいなものだろう。しかし総理の椅子を狙う者は国会議員だけではない、裏で工作している政商や右翼こそ恐怖であろう。 多少貧乏でも大らかな人生をおくるには、戦争を由とする政党や議員を選択しないことしかない。 再び世界は馬鹿が暴れ出すかも知れない、そんな時代になったことを不運と思わずに、誰でも一度は通過する人生の一幕とでも考えよう。 北朝鮮が日本を狙うとしたら米軍や自衛隊の基地などではない、原子力発電所を通常のミサイル一発で原子爆弾を投下したと同様の被害をもたらすことが出来るのだ。国内に原発を持つということはこういう事なのである。こんな物に賛成している者達の期が知れない。

【2017.09.03】
★ついに北朝鮮は水素爆弾の開発に成功したようである。水素爆弾は単独で開発するのは困難であり、原子爆弾を開発した技術がないと製造できない爆弾である。水爆の内部には原子爆弾が入っていて、まず原子爆弾を爆発させてその熱と圧力を利用して水素を核融合させる爆弾なのだ。破壊力は原子爆弾よりも極めて強力だ、これをミサイルに搭載して潜水艦を使ってアメリカ周辺の海底に潜ませるという恐怖はトランプ大統領にもいい加減な対応が出来ないだろう。アメリカはベトナムを始めイラクとかシリアと戦争をしてきたが、どこも水素爆弾は保有していなかった。しかし今度北朝鮮を相手に戦争をするとなると核戦争になる危険性は100%あるから覚悟が必要だ。このリスクをアメリカがどのように判断するのか、テロ支援国家としている北朝鮮をその枠から外すのか。馬鹿げた発言を繰り広げているトランプ大統領も重大な技路に立たされたと言って良いだろう。自分の国だけが勝って庶民が裕福な暮らしをし、貧乏な国家を足蹴にする政策に限界が有ることを悟らねばならないだろう。 道を歩いていると田んぼの稲は黄金色になり既に収穫を始めた農家もあった。しかしこの時期になると小鳥が稲に群がって穂をついばんでいる、このため農家では田んぼに網を張り巡らして被害を防いでいる。この様子と今のアメリカの様子が似ているように思えた。田んぼの稲は実る前には小鳥もやってこない、刈り取りの近づいた時期にやってくるだけだ。小鳥が食べたとしても収穫量の1割も食べるようなことは絶対に無い、ほんの少しだけだと思う。ここで、田んぼの惠を小鳥たちにも少しだけ分け前を差し上げようという心の有無だ。これはリンゴも柿もネギもみな同じことだ、考え方を変えなければ農家と動物や野鳥との喧嘩は収まらない。最初から収穫を期待しないというか神様にお供えする事のように考えれば戦いは無くならないだろうか。貧乏人にタダでやっては無駄になるし自分達の利益が減ってしまうという根性から抜け出せるのだろうか。アメリカもメキシコやキューバの人達と仲良く食料や富を分かち合おうという心が無ければ戦争になる。寛容という言葉があるが、これは慈悲を施すと言うことである。これは仏教でもキリスト教でも同じ事だろう、俺だけ良ければいいと言う考え方はいま日本の政治の中核となっている、これを改め無い限り平和への道は開けない。何でも一番になるという教育や考え方はすぐに矯正すべきだろう。その中で例えば学校で行うクラブ活動もいま問われているのである。県大会で優勝しなければ..とか世界大会に出られなければ..という奢(おご)った目標を持つことの弊害が世界中に蔓延しているのである。 この問題は格差という面にも現れている、一人で年に10億円稼ぐ人と100万円稼ぐ人との格差は明らかに異常であろう。資本主義はその都度修正し公平と救済を取り入れて行かなければ暴走してしまう。特に今のアメリカと日本はこの暴走期に入ってしまっている、そこには神仏もなければ思いやりもない、ただ殺伐とした未来を目指した競争があるだけだ。日光の猿軍団と同じように時には反省する時間を持たなければ北朝鮮のような国家や人物を造り上げてしまう。

【2017.09.02】
★秋の陽はつるべ落とし..という、また窓から差し込んでくる西日は畳の目の一筋ずつ後退していくという。要するに冬はあっという間に来ると言うことだろう。道を歩くと影がズーンと伸びている、太陽が南に移動して陽の当たる角度が変わって来たことを改めて感じる。幸いにして台風15号は本土に寄らずして去っていくようだ。それでも日本各地に大雨を降らせている、避難訓練したりコンピューターでシミュレーションしたりしても無駄な事だ。そう役に立つとは思えない。それよりも地球を如何にして冷やすかということを考えないのか。 ともかく人間が自然に手を付けるとろくな事は無い。 既に工事が始まっているJR東のリニア新幹線だが..この工事も着手して間もないが、暗礁に乗り上げているようだ。何しろトンネルの掘削で出てくる土砂が300万立方メートルという巨大な量である。ピンと来ないが、長さが500mで横巾100mの土地に100mの高さで積み上げる量である。 これを近隣の市町村の山林に棄てるということで着工したのはいいが、未だに1立方メートルも捨て場所が決まっていないのだ。それでもトンネルを掘らなければならないから、いま出てきている土砂は大鹿村内に一時置き場として多少の用地を確保して仮置きして工事を進めている状況である。 この現象は何かに似ていないか..そう原子力発電所の核のゴミと同じ事だ。何の解決策も無いまま再稼働するという行き当たりバッタリそのものだ。 リニア新幹線のトンネルの坑口となっている大鹿村は塩とか歌舞伎が有名だが、あとはのどかな風景が売り物の村である。リニア新幹線の駅が出来るわけではないから何の振興策にもならない。また駅が出来る飯田市も用地買収が思うように進んでいないという。今更ながら、狭い日本そんなに急いで何処に行く..というキャッチコピーが思い起こされる。誰が作ったか知らないが政府も絡んでいたと思う、今でも遅くはないから巨大な事業は止めるに越したことはない。間違った事がわかったらその時点で中止するのが最良の判断である、そうでなかったら太平洋戦争のように原爆が落とされるまで続けなければならないのだ ★学校が始まる9月1日前後に子供に自殺が多いことを先日も書いたが、やはり中高生の自殺が相次いでいる。教育評論家の尾木直樹氏(尾木ママ)も先日この件に関して、学校に行かないという選択肢を考えよう..というコメントを出している。国が定める義務教育というのは、学校に行くのが義務だという解釈は間違っている。ここで言う義務とは国に科したものであり、全ての人に公平に教育を受けさせる義務を負うことだ。 まあ何事も気軽に考えてみることだ、人生は長いのだから勉強はいつでも出来るし友達もいつでも出来る。若い内から真剣に将来を考えないことも必要だろう。一流大学を出たからと言って幸せになるとは限らないのだ。

【2017.09.01】
★季節の変わり目は急にやってくる。今日の飯田市の最高気温は28度である、東京はもっと気温が低く調べてみると最高気温が27度となっている。これでかき氷屋さんも店仕舞いだろうか?。ともかく海や川に入る気が全くなくなってしまったようだ。ちなみに昨年の気温を見ると飯田市は31度まで上がっているから再び暑い日が来るかもしれない。しかし急に冷え込んで雨が降ると松茸の増産が見込める、季節も気候も気温もあらゆる人達に平等に変化しているのかも知れない。 ★民進党の党首選挙も前原氏で決着したようだが..本当に野党再編が出来るのだろうか?。前原氏は何が何でも消費税を含めた増税が必要という男だ。人口が減っていき社会インフラも縮小傾向にある現在、なぜ増税が必要か。増税などという発想は揮発油税を全て一般財源化した後の話ではないのか。日本は全て縮小傾向にあるのだから、学校も要らないし車も少なくて良い、道路も不要だ、もちろん公務員もどんどん減らすべきだろう。取りあえず日本中で遊んでいる公務員、例えば教育委員会や気象庁の職員など半分以下の人数に縮少すべきだろう。税金で喰っている連中を減らすことによって赤字経済を建て直すという英断を下せるような者は日本に居ないのだろうか。八方美人を気取って票獲得だけが生き甲斐になった議員なども半減対象だ。それと今の国会運営の状況を見れば参議院などという遊び仲間は不要だろう、暇に任せて不倫の花を咲かせたり、税金の横取りを考えている者ばかりではないか。 中には自民党議員が申し合わせて政務調査費を誤魔化していた痴呆(ちほう)自治体もある。こんな状況で何を子供達に教え何を期待すると言うのだろうか。 子供達に期待しようという発想自体が間違っていないか、何にも出来ない自分について何か反省しているのだろうか。 ★台風15号は一点に立ち止まったままでエネルギーを蓄えている、大暴れする前の準備である。中心気圧もどんどん下がって今日は955hpaになった。これから大いに雨を降らせようという地球に優しく、しかも地球のバランスを維持する大切な働きをしようというのである。多くの人間達が馬鹿騒ぎして発散した熱を冷やそうという政治家が何処に居るのか。堂々と自動車の生産を半減しようという大臣が居るのか。オリンピックは断ろうという英断が出来る大臣が何処に居るか?。 大掛かりな遊びはもうお終いだ、君たちはいま紀元前に生まれた文明の末路を目指している事が判っていないのだろう。 しかし消えていったこの四大文明と一線を画した文明が日本にもあったのだ、それが縄文文明である。なぜ縄文文明が素晴らしかったかというと、この時代が1万年以上も続いていたことだ。たぶん日本人の祖先らしく質素な生活をして食料に困らなかったこと、それと病人や老人と助け合って生きていたこと。馬鹿な指導者を必要としなかったことだろうか。ともかく地球上で最も長く続いた縄文時代こそ人類がこの先生きていくための道標にする文明なのである。彼らの造った時を見たまえ、現代の陶芸作家とて及ぶところではない。何故なら縄文人は金儲けの為に製作していないからだ。そこには奢りもなければ権力もない、ただ今日も生きていたと言う幸福感と明日を夢見る信仰だけだ。