【2017.10.31】
★紅葉もまともに見ないうちに秋が過ぎ去ってしまったようだ。朝、戸隠神社(長野市)の奧社参道を見ると雪で白くなっていた。南アルプス山麓の山小屋では既に気温は−2度を下回った。飯田市内の気温が気象庁の観測で0.8度となっているから当然だろう。水たまりには氷が張っているはずである。 台風が来たとを大騒ぎしている間に10月も終わってしまった、この11月はあまり良い事がなかった、何しろ葬式が3回もあった。この時期は高齢者が急激な気温変化で体調悪化になる時期である、十分気を付けて貰いたいが、そう書いている僕も車を洗っていたら目眩がしてしまった。 ★巷ではまた大量殺人事件が起きているようである。アパートから9人の死体が見付かったというが理由はともかく狂気の沙汰であろう。いつも書いているが、このような凶悪犯は検査してみると精神的な異常がある場合が多い。その結果は死刑の回避だが、ここで何か間違っていないかということだ。例えば僕が殺人を犯す時、その瞬間とかある程度の準備段階から明らかに異常な考えを持っていることは間違いない。要するに普通の人でも人を殺す時は精神的に異常者となっているのである。だから殺人者は誰でも法の下で平等に裁かれなければならないということだ。特に殺人願望を持っているような者は厳しく裁かれるべきではないかという考え方が多いと思う。 しかし世の中には正論は一つではない、必ず2つ以上は存在している。その人が育った環境や教育によって考え方は変わるし、時代や民族によって正しいことの意味も変わってくる。考え方の一つとして精神異常者の考え方がこそ正論とされることもある。 韓国人は明らかに日本人を嫌っているが、これは戦争のせいだけではない。民族が持っている価値観が違うのだ。例えば韓国の子供は小学校3年生ぐらいになるとほとんどの子供が顔などの整形をする、また成人になっても日常的に整形をしている。そして日本のように他人から整形しているだろう..などと言って罵られることがない。これだけ見ても日本人とは明らかに違う民族であることがわかるだろう。世界はともかく日本にも正論というものは存在しないのである。 しかし殺人犯は別だろう、精神や判断力の有無など罪状に関係無いではないか。 ★首相と取り巻きはまた悪いことを考えついた。それは国会質疑で野党の質問時間を減らそうということだ。これこそ間違いであろう、質問は政府=与党である限り自民党には必要ないのである。明らかに少数意見の無視である、聞く耳を持たないということだ。既に多くの国民はこういう考えの人達を選択したのだから文句はないだろうが..情けない話である。まさに独裁政治を応援し認めた選挙となったのだ。なぜこうなったか..野党という馬鹿者が自己利益の為にだけ動き回っているのがわかったからだろう。誰一人として国民の生活とか安寧を考えた形跡がないのだ。勝ち馬に乗るべく右往左往するボンクラを見放した結果であろう。大阪城が落城したのも女が指揮したからだという反省がどこからも見えてこない。

【2017.10.30】
★台風は去ったが風が強い、先々日書いたが南アルプス山麓の山小屋の近くに住んでいた方の葬儀に出掛けた。トヨタ市内なので中央道を通って約2時間走って行ったのだが、風が強くて車が左右に揺さぶられた。 さすがトヨタである、葬儀場から火葬場までトヨタ系列である。近くにはトヨタの自動車学校もあった。墓石まで売っているのだから、トヨタとはは自動車だけでなく建築まで手がける総合企業なのだ。 葬儀場の職員の方と話をしていて、故人の住んでいた場所とか武勇伝を聞かせたのだが、すぐには信用出来ないようだった。 この葬儀に使われた故人の写真はどこかで見覚えがあったので、聞いてみるとやはり僕が撮影したものだった。そして今日持って行った紅葉した山を指さす写真を見た多くの人が涙をこぼしていた。僕は故人の写真を数百枚撮っているが、家族はたまに帰省してもさほど写真は撮っていないものだ。他にも僕の写真が使われたことは何度も有る、こんな時には撮っておいて良かったと思うし感謝もされる。 これで僕の生まれ在所の八丁島という部落は住人が一人も居なくなってしまった、この寂しさは他人にはわからないだろう。 日本の農村は疲弊を続けているが、似たような現実は日本中で毎日起きているのである。何が原因だろうか..ただ経済成長だけの為に農村から労働者を大都市に集中させた政策にあることは間違いない。要するに大企業の為のカネ儲けと自民党の利権の為に日本の農村は見捨てられたのである。 このカネ儲けの政策はいまも続いていて、例えば政策的にサラリーマンに副業をやらせようという話も出ている。一人でも多くの人が働けばその分だけ税収は増え企業は儲かるのだが、働き過ぎといわれる日本人にそこまで要求している日本政府というのは如何なものか。 昔のタコ部屋に閉じ込めて死ぬまで働かせる仕組みと何ら変わらないではないか。人生60歳を超えたら仕事は半減させて豊かな老後を楽しんでもらいたいという発想はないのだろうか。日本の国会議員はこの程度の者の集まりであることを知っておきたい。

【2017.10.29】
★2週続けて日曜日に台風が来るのも珍しい、それもほぼ似たようなコースである。今回も各地で冠水や土砂崩れを起こしている。これだけ毎日のように雨が降ると地面は吸収しきれずに一気に流れてくるから危険なのだ。ともかく大電力を使ってスーパーコンピューターを駆使し未来予測をしている連中(オタク)があるが、彼らのような仕事こそ温暖化を加速する要因でしかない。 雨が大量に降る原因は小学校の教科書に出ているではないか、海水から蒸発した水蒸気は空に昇り、雨となって野山に降りそそぐのだ。コンピューターを使って計算するほど難しい問題で柄はないのである。結局は海水温の上昇を抑えるしか打つ手はないことも明らかだろう、だからと言ってガソリンエンジンを電気自動車に変えて温暖化が収まるなどと云う考え方も間違いである。単に車を買い替えさせるための利権政策にすぎないのである、これは単に政権の景気刺激策であり温暖化対策ではないということだ。 ★人工知能(AI)について質問されたので多少調べてみた。今後注目されるのは車の自動運転だろう、近い未来に必ず出来る技術だ。ハンドルがない車に乗るわけだから免許証は不要となる、自動車学校は閉校である。だから警察は天下り先の新しい組織を立ち上げなくてはならないだろう。 多くの研究者が指摘しているのがAIの発達によって東大のような大学の教育は必要なくなると言うことだ。必要なのは突飛な発想が出来る柔軟な脳を持った人だけなのだ。また学者の予測ではこの人工知能によって日本の未来は確実に暗く悪くなるということである。それは産業ロボットの発達によって労働者がどうなったかを考えれば見当が付くだろう。 通信販売のアマゾンでは既にドローン宅配の実験を行い実績を積んでいるが、こうした新開発の事業にはリスクが伴う。例えば配達中のドロ−ンを強力な電波で乗っ取ったり、或いは大きな網のようなもので捕獲したりして盗難に遭うというようなことだ。 無人タクシーが客を迎えに出向いたら帰って来ない..調べたら途中で横取りされて鉄屑になっていた。というような事件が多発するだろう。 またロボットもAIも完成に近付くほど人間から遠ざかって行く、そして軍事利用に重点が置かれるのは間違いない。 人工知能を人のために活用できる社会とは、格差(貧富)の小さい穏やかな社会でなくてはならないのだ。だが今の政府も省庁も無駄金を使う為に弱者いじめに頼っているような始末である。これではインターネットの発達によって学校のイジメは何倍にも増え、預金やデータの盗難などが頻発している現実の二の舞になると僕は思うのだ。

【2017.10.28】
★朝から雨になって何やらうっとうしい感じの一日である。そんな日に限って良くない知らせが飛び込むものだ。南アルプス山麓の僕の山小屋の近くに昨年まで住んでいた方が亡くなったという知らが入った。先月98歳の誕生日を迎えたばかりだった。15年前に夫が亡くなってからは冬(12月)になると名古屋方面の息子の家で過ごしていたが、春(3月)には戻って来て元気に農業をしていた。このオバサンの武勇伝は幾らでも有る。たった一人で隣家まで3kmもある森に住んでいたことだけでも驚きである。しかもこの場所も海抜は1、000mを超している超山奥であり、週に1回郵便屋さんが寄るぐらいで電話しか話し相手は居ない。僕は山小屋に行くと必ずこのオバサンの顔を見に寄っていたが、その都度野菜などを貰って居た。 5年位前に寄った時に驚いたことがある、それは庭に鹿の死骸があったからだ。理由を聞いたら夜中に鹿が畑の柵の中に飛び込んだが出られなくなり、畑をメチャクチャにしていた。そこで飼っていた犬と一緒に柵の中に入ってこの鹿をやっつけたのだという。 秋になると真夜中に家の横にある蜜蜂の巣を狙って熊が出没するが、こんな時はロケット花火を家の窓からバンバン発射して追い払っていた。 数年前に脳梗塞を発症したが、自力で救急車を呼んで入院し危機一髪助かったこともあった。退院してからも体調が悪く僕が寄って声をかけても返答がない事があり家の中まで入っていくと、2日前から食事もせずに寝ていたということもあった。 とにかくここまでして一人暮らしをする理由はたった一つあった。「この美しい山を見ながら生きて死にたい」と言うことである。 ともかく昨年の秋までは元気だったが冬になって名古屋方面の息子の家に行き、今年の3月には周囲の反対にもかかわらず南アルプス山麓に戻ると言っていた矢先に脳梗塞で倒れてしまったのである。しかし武勇伝はここからも続いた、半身不随になり食事を飲み込めなくなってしまった、もうダメだということだったが点滴で2ヶ月ぐらい生き延びていた。何とその後食事が出来るまでに回復したのである。しかしその後半年..生きることに終止符を打った。僕の父親も93歳まで同じような環境で生活していたが、その強さの秘密は戦争に行って7回決死隊に出て生き残ったという運と意志の強さだろうか。生きるという人間の精神力は素晴らしいものであり、動物が持っている屈強の本能である。山小屋周辺の山道を歩くと猪や鹿の足が落ちているのを見る。これは罠にかかった足を1本ちぎって脱出し3本足で生き残ったことを意味している。僕が小学校の頃に飼っていた黒いネコも前足が1本無かった。僕は昔から山道に仕掛けてあるワナを見ると必ず取り去っている。こんな事は人間のする仕事ではないからだ。

【2017.10.27】
★マリリンモンローの死の真相も定かでないが、ケネディ大統領暗殺の真相も闇の中だ。ダラスで暗殺されてから50年、犯人(オズワルド)については未だに明確な答えは出ていない。狙撃後に犯人は射殺され事件の大半は闇の中となったかのようにされた。しかし当時の米中央情報局(CIA)は相当な時間と労力をかけて真相究明に当たったがその報告書も非公開となっている。大統領が暗殺されてその真相が隠蔽されるとはどういう事なのか。一部ではCIAが首謀者だったという説さえ有る。また真犯人はソ連に亡命したという説も有力視されている。更には外国政府の関与なども有った可能性が有るとされ、文書の公開は世界的にも大きな混乱を招くことは必至である。 この報告書は500万ページ有り既にその88%は国立公文書館で公開済みである。しかし残りの12%が問題なのである。トランプ大統領は全て公開せよと言う指示をしたが、CIAの反対で以後検討することになったということだ。これだけ考えてみても暗殺事件には明らかに裏があることは間違いない。早々に単独犯で片付けた事にも疑問が残る。 日本にもこのような事件は幾らでも有る、調査資料が公開されないのは確実に冤罪とか何らかの陰謀が有ることは間違いない。しかしてこのような国家が法治国家とは云いがたいのも事実だろう。 ★最近、電車の窓ガラスが割れたり、飛行機の部品が落ちてきたりする事故が絶えない。そこで疑問になるのが鋼材の強度不足の隠蔽事件である。データを改ざんすると云うことは明らかに強度が不足していると言うことだから、その部品を使っている自動車や飛行機の故障や事故も何らかの因果関係が有る筈だから調査するべきだろう。 僕はスバルのXVという車に乗っているが、このメーカーも検査不正をしていたことが露見した。30年間もやっていて当たり前になっていたようである。25万台がリコールになるというが..果たして僕の車はこの中に入っているのだろうか?。 企業のモラルは地に落ちたが、なぜこんなにも安易に不正を繰り返して来たのだろうか。推測の域を出ないが、ここに天下りという大きな問題が潜んでいることは間違いないだろう。何か有ったら天下りしてきた者が対処してくれるだろうということだ。そうでなかったら天下りを受け入れる必要性が無いからだ。 カネの流れとヒトの流れが監督官庁と企業との癒着を招き、結果として企業は巨額損失を生む事になる。なぜ巨額損失が見通せなかったか..たぶん企業では知って居ながら毎日恐れていたと思うが、役人や代議士が絡んでいて今までの流れに任せるしか無かったのだろう。原子力発電所の問題も実はこうした天下りとカネの流れが原因で再稼働しなければならない事態を招いているのだろう。まるで経済も産業も役所も無法地帯そのものではないか。

【2017.10.26】
★また台風が来るというので保安のために南アルプス山麓の山小屋に行って一日過ごしてきた。先日から池の水が止まったので調査したところ、最も危険な川の横を通過する場所でつなぎ目が抜けていた。水道水でもある為にどうしても普及しなければならない、川に降りる道がないので石垣にハシゴをかけて降り何とか修理してきた。先日の台風に伴う洪水がまだ完全には収まっておらず川の水は多く落ちたら流されてしまうのでザイルを張って仕事をする。携帯電話が通じない場所であり、一人で行ったので事故になって大声を出しても誰一人助けには来ない。近くの民家まで3kmぐらい有るし、人もほとんど来ない山奥なので自力で這い上がるしかないのである。 ともかくこの文章を書いていると言うことは生還した証拠である。 海抜が1,100mの山小屋の周りもそろそろ紅葉の時期を迎えるがピークは11月5日頃だろうか。朝いちで各地の監視カメラを見ると、浅間山、御嶽山、駒ヶ岳など8号目まで真っ白になっていた。冬はもうすぐそこまで来ているのである。 ★四季の美しい日本にあって、なんとも醜いのが政治家の争いだろう。今日も橋下氏が激怒して維新の会を脱退したというし、民進党の一期生議員はセクハラで資格停止、小池氏は身内から非難囂々..。こんなものは教育にも日本の為にも社会の為にもならない。総括すれば日本の国会議員の資質が落ちるところまで落ちたと言うことだろうか。恥ずかしくて北朝鮮に拉致被害者を返せなどと言えないぐらい恥ずかしい行為の連続である。 ともかく美しい紅葉と秋の真っ青な空を眺めて時には我に返るのも彼らには必要であろう。

【2017.10.25】
★大型の台風が去ったと思ったら次の台風22号が発生した、再び土日に日本に立ち寄りそうだというではないか。台風が来れば必ず何人かの命が奪われる、何とかならないものかと思うが..。農家の人は大雨になるとどうしても水のことが心配になり用水とか川を見に行ってしまう。僕も子供の頃は洪水になると川の近くに行って見たものだ、普段と変わった風景に対する興味というようなものが人を危険な場所に引きつけるのだろう。怖いもの見たさという例えもあるが、人とはそう言うものだ。子供でもお化け屋敷とかジェットコースターとか恐怖を求める傾向にあることは間違いない。こうした事から災害を完璧に防ぐという事は出来ないのだとわかる。 大陸に住んでいる人達は、日本人がなぜあんな国土に執着して住んで居るのか不思議でならないという。考えてみれば地面が動くという事を知らない国もあるのだから当然だろう。特にヨーロッパでは地震の怖さを日本のニュースで知っているぐらいだろう。更に関東大震災は明日起きても不思議ではない時期に来ているし、富士山の噴火の履歴を見てもとっくに周期を超えている。火山というのはある程度噴火の周期が決まっていて、そろそろ噴火しそうだという予測も出来る。「地震、雷、火事、おやじ」というが、ここで言う「おやじ」とは父親のことではない。オヤジ風と言って竜巻を指す言葉である、まあ広範に考えれば台風も含まれるだろう。ともかく「君子危うきに近寄らず」と言うぐらいだから危険な場所には近寄らないことだ。 ★とかく問題の多い「ふるさと納税」だが、一部の自治体では返礼品をやめて貧困家庭に食料を配る事業に変えたという。とにかく税金を払って、その半分以上の価値のある物を貰うという制度は間違いである。要するに金持ち優遇税制である。確かに返礼品を生産することによって地場産業が潤うという利点もあるが、それは通常の姿ではないことを知ろう。前にも書いたが日本は子供の貧困率が先進国で最も高い位置にある、貧富の差が大きいばかりでなく政治が貧困救済に消極的だからである。何故かと言うことも以前書いたが、ゼネコンにカネをバラ撒けば様々な形で何割かは戻ってくるが、貧乏人を助けてもパーティー券一枚買ってくれるわけではないからだ。こうした政治を容認している政党を日本人は再び肯定したのだから仕方がない。 今回の衆議院選挙結果について著名人の意見をネットで探してみたが、中でも評論家の大宅映子氏の「未来の日本が敗者として刻まれた選挙」という名言が印象的だった。

【2017.10.24】
★予報では昼までには晴れになるというのでウオーキングしながら飯田駅まで往復して来た。約1時間の行程だが..寒いのなんの。写真を撮ることも忘れて帰りのことばかり考えて歩いていた。たった1枚だけ撮った写真が、飯田駅から地下道をくぐって裏に回り100mぐらいの場所にあった大きめの建物の壁に「即原発廃止」と「PEACE」という大きな文字が書かれていたものだ。飯田駅に向かう格好の場所にあってPR効果も大きい。とにかく「悪魔のエネルギー」と言われる核は人類が決して使ってはいけないエネルギーなのだ。何故なら未だにチェルノブイリ原発も福島第一原発も廃炉どころかその手法さえわからない状態だからである。言い換えれば人が扱えないという事は使ってはいけないということである。 自民党の圧勝で今後は東京電力の原発も次々に再稼働していくはずである、地元と与党の利権の為に日本人と国土は限りなく危険に晒されるのである。 ★選挙で野党の敗因は小池都知事にあると言うのは間違いないが、なぜ都知事の椅子を守り通したのだろうか..。その理由を考えてみた。決定的な理由は今から約1年前に行われた「リオデジャネイロオリンピック」に始まる。このオリンピックの閉会の時に都知事として大会々場で五輪旗を引き継いだ時の表情を分析すると納得できる答えが出てきた。いま都知事を辞めて国政に出たら東京オリンピックの開催都市のトップとして世界の注目を浴びることが出来ないからだ。要するに国政よりもオリンピックで目立つことを優先したのだというのが僕の出した結論である。本人に直接聞くことはできないが、たぶん都政よりも緑の党よりも10倍ぐらい関心が高いのだろうと思われる。今まで脇を固めていた子分達が去っていったのもこんな考え方が見えて来たからではないのか。 そう言えばオリンピックに固執して自らの悪行を決して認めず、辞任するのに時間がかかった都知事があった。彼の名は舛添要一である。オリンピックがなぜ政治家をこれほどまでに引きつけるのか?。利権だけでは説明出来ない部分が面白い。簡単に言えば目立ちたいと言うことではないか。オリンピック選手も同類であり目立ちたいから頑張っているというのが本音だろう、日本の為になどと考えるものは僅かであろうと思うがどうだろうか。 この傾向こそ最近の犯罪の主流となっている、小さなものはコンビニの冷蔵庫に入っている写真を撮り公開して目立ちたいというものだ。この程度はいいが、多くの人を殺して目立ちたいという者まで現れているのである。要する彼らは田畑で一生懸命食料生産に励んでいる人々とは違う人種なのである。

【2017.10.23】
★台風一過..秋晴れとなった日本列島は、台風前と何も変わらずに元の木阿弥となった。道には多数の枯れ葉が舞い散って秋の色づけをしていっただけのことである。 やはり女を党首にするというのが間違いだったのだ。僕はここで女は..と言っているが決して男女差別ではない、女には女、男には男の一分というものがあるからである。 以前、山田洋次監督の「武士の一分」という映画があったが、まあ一分とはこのようなものだ。 ★今日は僕の誕生日である、誕生日とは家族や友人から祝ってもらう日ではない。産んでくれた母、それと育ててくれた父や家族に感謝する日なのである。しかし古稀ともなると誕生日を迎える度に健康に対する不安だけが増幅され積算されていくだけだ。テレビ番組もこうした高齢の視聴者をターゲットに、聞いたこともないような病気や症状を紹介するので、余計に不安感は増幅され、小さな症状も拡大し悪化てしまうのである。 最近になって嫌な事が立て続けに起こっている。昨日は米の中に入っていた白くて小さい石によって歯の一部が欠けた。今日の朝食時には舌に怪我をしてしまい夕方になっても治っていない。それはたまたま朝食に食べた梅干しが原因だった。何と梅干しの種の先端が槍のようになっていて舌に突き刺さったのだ。口中が血だらけになっしまうたが、こんな事は古稀の今日まで初めてのことである。まるで何か僕に恨みがあるかのような梅干しだったので種をきれいに洗って写真を撮っておいた。 ★事件や事故はいつ起きるか知れない、そしていつ天国に逝ってしまうのかも知れない。しかしいま生きている事は事実であるから、確実に死んでいないのである。死んだら無に帰すのだから傷みも心配も権力も全てが無くなる、そして生きているという実感も失われる。まあ簡単に言えば生きている内は死なないと言うことだから安心して誕生日を迎えよう。そしてテレビ番組を気にしないことだ。高名な先生が20人ほど人を集めてビタミン剤を飲ませて、それが興奮剤だと告げると一同は一様に興奮したという。この実験からも気にしないことが健康の秘訣であると教えられる。 僕の年代(団塊の世代)は死亡率が高いような気がする、70人の同級生のうち既に9名が他界している。彼らと自分のことを考えてみると高度成長期とバブルの時代を生き抜いてきたという事実が浮かんでくる。バブルの頃は給料が年に30%も上がった事もあるほど大量の仕事をしていた。徹夜もしたし危険な事もしていた。僕の同級生の中にも若くしてプレス機で片手の指を全て失った者もある。 再び繰り返されようとしているアベノミクスに対して生きることを再考してみる必要があろう、「命より大事な仕事はない」。もう一つ「命より大事な学業もない」ということだ。

【2017.10.22】
★夕方になって台風の影響で雨と風が強くなってきた。しかしこの台風のおかげをもって、江の島の花火大会とかお台場海上花火大会、それに秋季高校野球近畿大会などのイベントが軒並み中止になった。要するに巨大台風とかゲリラ豪雨が意味するものはとはそういうものなのだ。今日行われようとした無駄な大騒ぎをやめただけで、おそらく石油だけでも数万トン節約できるはずである。中止しても何ら問題が起きないものばかりなのだから、人間の不要な営みと云わざるを得ない。いつも書いているが社会を単に俯瞰して判断しただけでは正解は出て来ない、時には逆立ちしたり穴にもぐったりして見上げるのだ。そうすれば何が必要で何が不要なのかが少しずつ見えてくる筈だ。 車の生産を9割削減したらどうなるか..たぶん日本が破綻してしまうだろうと思うかもしれないが間違いである。戦後の何も家も財産も無くなった焼け野原から日本人は生き延びて来たではないか。そのぐらいの減産では多少貧富の差が修正されるぐらいだろうか。夢のある未来にするためにはこのぐらいでは不十分であることは誰でもわかることであろう。 ★台風があろうと選挙があろうと雨が降ろうと花火大会と違ってギャンブル(賭博)だけは中止されることはない。それが菊花賞(競馬)である、今日も例年通りに行われたようである。もともと貴族の遊びの延長として発祥したものを物好きな日本人が真似して始めたものだ。パチンコを含めたギャンブルというのは政治家(保守政党)にとって必要なものだから制限されるどころか拡大の一途である。なぜギャンブルが必要かというと..菊花賞を見ればわかるだろう、第一レースから馬券を握りしめて歓声をあげている誰もが政治や忖度や利権のことなど考えていないだろう。要するに政治離れを確実に造り出す為の格好の事業なのだ。だから国や市が率先してギャンブル事業を展開しているのである。市にしてみても市政に関心が無い者ばかりになれば有り難い限りである。無駄な箱物造りも資金援助にも文句が出ないからだ。 もっと酷いのは吉原を筆頭に全国に展開される売春であろう。知っていながら見逃しているその理由は無関心層の拡大を狙いながら、社会的なウップンのはけ口を政治に向けさせない為に有効だからである。昭和31年に制定されて以来、非核三原則と同様に何ら意味を持たない法律になってしまった。法制定に尽力した市川房枝氏も草葉の陰で泣いていることだろう。

【2017.10.21】
★今回の選挙で若者が未来に向けてどういう方向性を持っているのかがある程度判断できるだろう。しかし政治は自分達が判断した方向に進んで行くとは限らない、全く逆方向の道を歩む可能性の方が高いというのが現実である。こうした苦い経験が後日生かされるかというと、全く生かすことなど出来ないのが政治の恐ろしさである。要するに政治を仕切っているのは国会議員でも総理大臣でもないからである。政治の裏側で操っている者達の存在こそ国家がマフィア化していると言っても過言ではないだろう。彼らは選挙で選ばれる訳ではない、何があろうと何が変わろうと明治維新から脈々と続いているものだ。 第二次世界大戦の開戦も政府や天皇陛下が進めたわけではない、軍部の暴走でもない、特に天皇陛下は反対であった。米国及や英国に対する宣戦(開戦)の詔書も天皇が全て自ら発したものではないと思うが、冒頭には開戦に対して否定的な考えを述べているではないか。 裏で活躍する政商とか暴力団まがいの者達によって動かされる政治も時には思わぬ出来事に遭遇することになる。例えば民主党の政権奪取である。このような時にどうなるかというと、スキャンダルや冤罪によって政治の方向を変えてしまうのである。時には検察まで動員してしまうのだ。こうした現実にが事実だとしたら選挙とはどういう意味を持つのだろうか。 もちろんアメリカも似たようなものだしヨーロッパ諸国も同様だ、イタリアなど議員の半分以上がマフィアに汚染されていた時代も有った。 ★なぜ役人が正当な労働者と成り得ないのか..。それは彼らが一般的な意味のエリートだからであろう。彼らは枠にはまった基準とか規則や規定内でしか行動しないし出来ないし、その能力しかない。要するにそれが政権にとって都合の良いように仕立てられた人材像なのである。だから想定外の事が起きると対処できないのは当然のことだ。もちろん想定外に対して対処できるような教育もされていないから仕方がないのだろう。 国はこうした規格内のバカしか採用しないようなシステムになっているのである。例えば生活保護を打ち切って餓死させた役人が出現するのもこのためだ。教育の無償化などと言う訳のわからない政策が何の検討も調査もなく発せられるのもバカの為せる仕業だろう。例えば年収1億円の人も100万円の人も同様に扱われるのかという疑問がある。早い話が金持ち優遇政策の一環でしかないのだ。支給に線引きするとなればどのような基準で誰が審査して決めるのか..。この事からも単なるバラ蒔きでしかないことは判断できるだろう。 僕がこの転世神誤を立ち上げたのは物事を正面から見ないように、先ず現象を裏から観察してから判断しようと言うことだ。あまのじゃく、という余りにも正しい考え方こそ日本を救う事になるのは間違いない。

【2017.10.20】
★日本より国民の総生産が低いオーストラリア(日本は世界3位、オーストラリアは世界13位)では今月中に自動車の生産がゼロになるという。一時はアメリカや日本の工場があり50万台生産していたという。更にGDPが減るわけだが、もっと驚くことはオーストラリアの最低賃金は日本の800円台に比べ2倍近い1、600だという。また新卒の年収が1、000万円という話もある。だからワーキングホリデーではオーストラリアが最も人気がある国だという。なぜこんなに高くてもやって行けるのだろうか?。たぶん日本の最低賃金が安すぎると言うことではないのか。確かにアルバイトだけで生活している人を考えたら、一日6〜8千円の日給で25日働いても20万円未満である。一人ならば何とか生活出来るかもしれないが家族を養うには無理がある。企業の従業員の大半がアルバイトという日本の現状で妻はともかく子供を育てる余裕など有る筈がない。少子化対策だとか何とか騒いでいる与野党の連中も企業の回し者であるからして最低賃金など倍にしようなどとは思わないだろう。だからその賃金分の余剰金が企業内に発生し内部保留となっているのだ。こんな内部保留金には70%位の税金をかけなければならない。元々企業は退職金積立金など様々な名目で内部に蓄積しているのだから、過剰な内部保留金こそ政治献金や賄賂に使われかねないのである。どこかの政党が似たような公約を出しているようだが、本当に出来たらお慰みというところだろうか。 ★昨日も書いたが、日銀が大量の資金を市場にバラ撒いた結果はどうなったか、貧富の差が拡大してきただけのことだ。最近の株高をみてみよう1961年以来の高騰記録となっているではないか。要するに日銀は間接的にバクチ場に資金を投じているからだろう。経済に通じる人達もこの資金については異論を持って居る人が多い。何とかして消費者物価を上げようと画策し何兆円も放出するという手法は明らかに裏に何か有ってのことだろう。それが金持ちだけ優遇する社会の構築であろう。アメリカは人口の3%の富裕層が国家のカネの90%以上を所有しているという、まあトランプ大統領を見ればわかる。日本もほぼそれに近いところまで来ているのは間違いない。 年金だけで細々と生活していて、夏の暑い日に電気代が払えないためにクーラーを止めていて熱中症で死んだ人も現実に居るのである。こうした格差の現実を救済する為の手法を明確にしない限り選挙など行く気にもなれない。 それと政党政治により如何に本人が良い意見や行動力を持っていても無視されることも大きな問題だ。さらに悪いのが政党助成金であり、即刻中止しなければ政治など正しく機能するはずがない。

【2017.10.19】
★今日も寒さに震える一日となってしまった。東京も数十年ぶりの冷え込みだと言うから全国的な規模で有る。まあ選挙で加熱した頭を冷やすには好都合の気候であろう。 今日も僕は傘を差してウオーキングに出掛けた。いつも肩にかけているスマートフォンにはFMラジオアプリが入っている。このアプリを入れておくと日本全国にある百局以上の地方のFM放送を聞くことができる。今日は奄美大島にある「FMあまみ」を聞きながら1時間ほど歩いた。午後1時頃の奄美大島は晴で気温は31度とのことだった。アナウンサーも方言が多くて話の内容が理解できないこともあるがそれもいい。しかしこうして全国のローカル放送を聞いていると、各地方の問題点や名産などが良くわかり旅行で行くよりも知識は増える。例えば今日の放送では「マングローブ」というと我々は根が何本にも別れたタコの木の事を連想するが、実はマングローブとは林になっている状態を指す言葉だという。まあ今頃になって知識を蓄えても日常生活の邪魔になるだけだが..。 脳は覚え過ぎるとそれ以上に詰め込むことが出来なくなって、今しがたの事を忘れてしまうのだ。昔は脳は30%位しか活動していないので勉強すれば幾らでも詰め込めると言われたが、それは間違いで最新の機械の診断によって常に脳は100%活動しているのだという。 僕は札幌の「ラジオカロスサッポロ」とか「FMあまがさき」など良く聞いている。また歌謡曲ファンには「J−POP」がいいだろう。 このFM放送を聴くにはパソコンでも出来る、それなりのソフトをインストールすれば大概は無料で視聴できるのだから利用しない手はない。 ★天下りの為に造られた「商工組合中央金庫(商工中金)」で不正が発覚しトップ3人が辞任するという。この組織も経済産業省や財務相の天下り先となっていて本来は不正を監督する者たちである。天下りが日本を滅ぼす元凶だということは毎日の報道や事件でも明らかだが、この天下りは役人ばかりではなく中小の企業や銀行などあらゆる産業で日常的に行われている。役人と違って、企業では高齢者の給料をカットする為に下請けに出向させるという事でお互いに納得し合っている。同じポストに在籍していて給料だけ下げるわけにはいかないからである。 また、不正の一つとして国家の財産で潰れそうな大企業の社債を買い取っている例もある。例えば日銀は先日からデータ改ざんで問題になっている神戸製鋼所の社債を今日になって買い取ったようである。このカネは金融緩和政策の為に用意されている3兆円の一部である。要するに不正を犯した企業の社債を持って居る銀行などから買い取るのである。こんな事が許されるという日銀の方針すら誰も理解できないだろう。そのぐらいなら赤字で破産してしまった八百屋の借金だって肩代わりしても良いだろう思う人もあるだろう。世の中は下らない事を争点にして馬鹿騒ぎ選挙が行われているが、候補者のうちどれだけの者がこうした不条理を知っているのか、はたまた何らかの解決策を持って居るのか..。ともかく誰を投票するかは自由だが、投票する者の知識の方をそれ以上にしっかりしないと世の中はこんな事になってしまうのだ。

【2017.10.18】
★こんなに朝日が眩しい日は最近無かった。この好天でやっと南アルプス山麓の山小屋に水汲みに行くことが出来た。でも8時半頃に気温は4度である、ガラスニ霜のようなものが付いていた。ともかく約100リットルの水を汲んで廻りに異常がないかチェックして、川に行ったり畑を見たりしていたら昼も近くなってきた、弁当は持って行ったが寒いので午前中に自宅に戻ってきた。 同級生の友人の会社の近くを通ったので寄ってみたところ、村内にいる同級生が体調を崩したという情報を得たので直接電話してみたが、電話も携帯も出ない。そこで近くの同級生2人にも電話してみたが出なかった。何でも骨折と心臓で手術も必要らしいとのことだった。夕方電話しようと思っていたが多忙の為忘れてしまった。 とにかく高齢になるといつバッタリ倒れるかわからない。僕も最近は携帯電話だけは離さないようにしているが..携帯電話が出来るようなら大した病気ではないのだろうが..。本当に脳梗塞とか心筋梗塞になったら電話などする余裕はないだろうと思う。 狭心症ならば10分ぐらい安静にしていれば快方に向かってくる事もあるし、ニトロを飲めば何とかなる。ここで問題なのがニトロである、この薬はやたら小さな粒である、これ以上小さな丸薬はないと思う。だから大方の人は、無くさないように水に濡らさないようにと金属製の防水ペンダントに入れて持ち歩くのだが..。緊急の場合にこのペンダントから薬が取り出せないのである。それと余りにも小さいので飲む際にどこかに行ってしまうことも多々ある。何とか利用者のことを考えてもっと大きな粒にならないだろうか?。 このニトロの薬は本物のニトログリセリンでダイナマイトの原料である。造っている会社も日本ダイナマイト工業だから、そういった利用者のことには気が回らないのだろうか。僕の友人も持ち歩いていて昔は何度か飲んだが、その都度手からこぼれてなくしてしまい見付けるのに苦労したと言っていた。 明日からまた雨になりそうである、これからひと雨事に気温が下がり冬に近付いて行くかと思うと気が重い。

【2017.10.17】
★昨日のような気温低下が1ヶ月ぐらい前だったら松茸が豊作だったに違いない。松茸は朝の気温が10度以下になって数日間連続しないと出て来ない。それと7月から8月にかけて適度な雨も必要である。市場間計の人に聞くと今年の松茸価格は去年の5倍だと言うが、例え5倍出しても無いものはどうしようもない状況だという。温泉ホテルでも観光客が松茸目当てで来るからどうしても入手したいようだが..かといってカナダ産ではホテルの面目丸つぶれとなる。 日本の四季はどうしても毎年同じというわけにはいかない、特定の周期で寒暖と雨の量が変わっている。しかし最近の気象は明らかに異常である。アメリカは最大規模のハリケーンに襲われているが、これも温暖化ガスを世界一放出した代償だと考えれば納得できる。また山林火災も相次いでいるが雨が降れば良い時には降らないのは世の常というものだ。 ★時々税金の不払い者や企業が脱税したとして逮捕されているが、海外の島国に会社の本拠地を移したりして脱税している者達はなかなか逮捕されない。これは脱税者が大物であったり大企業であったりすると同時に、この海外逃避が法的に有罪に出来ない要素があるからだ。こんな事をほったらかしにして国内の脱税者だけを取り締まるのは片手落ちだろう。早急に法整備を進めるべきであり消費税の増税を唱える者の義務であろう。 この脱税天国となって居る国が、地中海のマルタである。この国にしても脱税は当然で自国の首相の妻の所得隠しまで発覚している始末である。しかしこの摘発記事を書いてた記者(ダフネ・カルアナガリチアさん)が16日に自動車に仕掛けられた爆弾によって殺されるという事件が起きた。犯人は誰なのか..記者に生きていられては困る人物に間違いないが、カネのために殺害するという行為は許されるものではない、徹底的に捜査して犯人と黒幕を逮捕すべきだろう..出来るかどうかは首相の意気込み次第だろうと思うが、世界の法治国家は注目しなければならない大事件である。 ★要するに選挙演説で何を叫ぼうが、裏で税金を横取りするような連中ばかりの日本はもっと税金について真摯に向き合わねばならないだろう。なぜ代議士になりたいのか?、という疑問を棚上げにしたままの選挙演説など聞いても無駄である。昔から乞食と大臣は3日やったらやめられないと言うがよく言ったもだ。昔から庶民は彼らが何者なのかを良く知っていたが、それを利用して問題解決を図るなど大いに利用もしていた。土地の境界問題とか、就職、入学など多くの事案に係わったようだが、今なら確実に犯罪者として罰せられるから庶民の利用価値もなくなってしまった。

【2017.10.16】
★雨は振り続いている、全国的に気温は11月だ。飯田市も最高気温は13度だから東京とほぼ変わらない。先日まで半袖と半ズボンでウオーキングを続けていたが、今日は真冬と変わらない装束で出掛けた。いつも通る緑が美しかった道は落ち葉の街道となていた。その落ち葉を踏みながら歩くと春の日にここで「春来たりなば冬遠からじ」と書いた事を昨日のように思い出した。時間というのは目をつむって開いた時にはもう半年も過ぎ去っているものである。最近の物理学は時間の観念を変えないと成立しなくなっている、見方を変えると未来にも過去にも行けるようだが我々にその必要はない。何故ならこれ以上長い時間を過ごすことには飽きが来ているからだ。人生など一度あれば十分である、もう一度勉強したり働いたりする気などもう無い。それぞれの人には違った人生があるようだが、実は皆おなじ時間と現実を消費して生きているに過ぎない。政治家も芸術家もサラリーマンも悪人も善人も皆が同じように平等に生きているのである。そして死んでいくのも全く同じで逝く先すらわからない。 ★選挙のお茶菓子として教育の無料化を挙げている政党があるが..。有料とか無料というのは日本全国で教育が安全に正しく行われているかと言う事の方が先決ではないか。今日のニュースを見ると、3月に飛び降り自殺をした中学二年の生徒の死因は教師によるいイジメが原因だったと言うだ。先生によるイジメが自殺の何割かを占めている現実をどう考えるのか。学ぶということは何なのか..オリンピック選手を育てることか、それとも県大会で優勝すれば良いのか偏差値が他校よりも上なら良いのか。何でも勝たなければならないという教育は大きな間違いであった事を国家として是認する時が来たのではないか。少子化とか子供手当てとか騒いでいる者達は、日本の子供の貧困率が世界的に高い事を認識しているのだろうか。6人に一人が貧困という現実をどう見ているのか..食費が払えない、家でまともな食事をしてい、ないなど内閣府の公表されたデータでも16.3%が貧困児童となっている。特に親が一人の家庭が多いという。学業と栄養失調とどちらを優先するのか聞いてみたいものだ。それとイジメを苦にして生活保護を受けられない家庭をどうやってフォローしていくのかなど課題は幾らでも有る。票獲得の為のバラ撒きよりも現実を直視した政策を掲げる党を応援したいが..。 野党という勢力は如何にせん気迫が足りない。何故だろうか、お坊ちゃん育ちが多いのか?。国会議事堂に放火するぐらいの迫力に満ちた人材が居ないのだ。政治資金や公共工事の金を誤魔化して田舎に特別養護老人ホームを建設しようというような善良な政治家も居ない。昔から政治家というと口利きをする悪党というのが身に染みついて未だに離れないのは何故だろうか。日本の悪政の根幹は与党とか野党の問題ではなく政治家になろうという者の覚悟の問題である。

【2017.10.15】
★秋の長雨である、昔の人達は季節ごとの季興の特長を知っていて様々な形容をして後世に伝えている。まさに24節気などを併用すれば天気予報は現在のような衛星やコンピューターを使って予測するよりも精度が高いようにもみえる。人がやる事などはたかが知れていると言う意味である。 その人間のやることも大企業ともなるとスケールが違う、数百億円から数千億円の賠償金を支払うような過ちを平気で犯している。タカタの自動車用エアバック事件、東洋ゴムの免震装置偽装事件など枚挙に暇がないが、今回の神戸製鋼所の事件も数千億円の賠償規模に拡大しそうである。事件が発覚してからも公表せず内部で何とか収まらないか毎日会議を開いていたが妙案が見付からず公表した次第したのだろう。明らかに大企業病にかかったのである。これは大組織になればなるほどトップの意向が下部まで伝わらず、伝わったとしてもその内容は変わり拡大解釈されることになる。挙げ句の果てはトップが一列に並んで何十秒か知らないが頭を下げてお詫びすることになるが、お詫びはタダだが補償は大きい。新幹線や車の鋼板やアルミ板、更には飛行機の機体に至るまで強度を偽装していたのである。最近飛行機の故障や飛行中に部品が住居近くにバラバラ落ちてくる事故も関係しているのだろうか。こういう企業は社会から抹殺すべきだろう、その昔雪印乳業が破綻したように..。生かしておいたらまた犯罪を犯しかねないからだ。 鋼板は食しないが食料品は健康被害に直結するものだ。廃棄した食品を安値で売りさばいたり、中国から肥料にしかならない米を輸入し焼酎(美少年酒造)にしたりとこれも枚挙に暇がない。僕は以前から食品流通業者は暴力団よりもタチが悪いと書いているがその通りだろう。JA(農協)が首謀者となって新潟のコシヒカリの袋を大量に印刷して地元産の米を入れて売るなどという事件が現実に起きているのだからこの指摘は当然だろう。 更に多くの不正に役人が多く関与していることも考慮して、役人を特に厳しく罰する法改正を急がなければ日本は崩壊してしまう、北朝鮮の脅威など大した事ではないのだ。ひょっとしたら彼らは北朝鮮の脅威を吹聴しながら裏で悪銭を稼いでいるのだろうか。 長野県のように県職員が関与して補助金を億単位で騙し取るという事件すら起きる不始末がこれを証明している。 日本人の勤勉さを逆手に取った不当労働事件も多発しているが、先日NHKの職員の過労死について家族が記者会見をした。ここで明らかにされたのが事件の内容を3年間公表しなかったのは家族からの申し入れだったというNHK側の嘘である。NHKは様々な企業の過労死問題を取り上げて報道していたが、自社の事件には沈黙するという神戸製鋼所と何ら変わりない体質であることも証明してみせた。また税金の如く聴取料を取っているNHK職員の平均年収が4年前で1800万前後だという報告書もある。これではNHK紅白歌合戦などやっても庶民の賛同は得られないだろう。この協会も解散して民放にするよう法改正を急ぐべきである。しかしこのまま民放にすると他の民放局の倒せないライバルになるから資産は全て有料貸与して存続させなければならない。

【2017.10.14】
★友人のN君は先日車を買い替えた。トヨタの戦略車種(C−HR)のハイブリッド車である。今まで乗っていた同型車よりも燃費が倍増したという。これならばガソリン消費が減るのは当然だろう。最近も北海道で最大の日石エネルギー室蘭製油所が閉鎖、山口県でもコスモ石油坂出製油所も閉鎖ということで石油消費は明らかに減っている..しかしガソリンの価格は1バーレル50ドル程度で推移しているのだが国内のガソリン価格は高くなってきている。ガソリン価格については良くわからない部分もあるが..たぶん車の消費は減っても日本全体の消費は減っていないと言う事だろうか。電気自動車が普及すれば充電の為に電力を使うから電力会社は発電量を増やす事になり、石油消費量は増えて結局は大差ないと言う事になる。 「エネルギー不変の法則」というものを前提に考えれば、人間がA地点からB地点に移動するための消費エネルギーは車だろうが徒歩で行こうが変わらないのだ。ともかくエネルギー消費を減らすと言う事は人が移動しないことと、物資を移動しないことに尽きる。その点で地産地消というのは理に叶っていると言える。わざわざ外国から持ってこなくても国内産を使えばいいと言うことだ。 せいぜい国内で食料を生産している人達を優遇するべきだろう。自動車税を減免するなどお門違いと言うことである。 ★気象庁は南海トラフ地震予知のために「ひずみ計」や、国土地理院のGPSを活用した新たな情報発信をすると言いだした。しかし地震予知は不可能であろう、例え99%予知に成功したとしても気象庁は公表する事はない。福島第一原発の爆発時の風向と共に放射性物質が移動する方向を隠蔽した事からもそれは間違いない。地震とか南海トラフとか火山というのは気象庁の予算ぶん獲りのための方便と下請けとの利権獲得に過ぎないということだ。彼らの天下り先はこうした関係会社ではないのか。 それよりも災害用住宅の建設や家や働き手を失った人達への援助などもっと実効性のあることに税金は使われるべきだろう。10分前に大阪市や名古屋市の大半が水没すると言われても現実はどうしようもないのである。だから世界の地震学者の99%が地震予知は今後も無理だと言っているのであろう。 人は2万人死んでも一人死んでも単位は一人である、大災害は一人の死の積算に過ぎないのである。幾ら地震で生き残っても徴兵されて戦場に行くのでは何の価値もないのと同じだろう。世の中の安全とはこうした全ての事象を考慮して考えねばならぬ。宇宙ステーションを造ってあっても地震や火山の都度逃げていくことなど出来ないだろう。火星移住計画というものも現実に存在するが、そのぐらいなら墓穴に移住した方がいいではないか、どうせ行くのだから。人類など生き延びたとしても環境を荒らし回るだけの存在で何のメリットも無い生き物であることは間違いない。

【2017.10.13】
★13日の金曜日も終わりそうだが..夕方になって気温が下がり暖房がいりそうになってきた。急激な気温変化は健康に悪い、何故なら血管の太さが変わってしまうからだ。結局血圧が上がることになるからだ。まあ血圧とか血糖値というのは個人差もあり気にしないことが一番健康に良いのだが..。 色付いてきた紅葉を愛でながらストレス発散するのもいい、海抜2、000mを超えるところは既に見頃となっているようだ。花見に行くと花の下で酒を飲むことが多いようだが、紅葉狩りで酒宴という話はあまり聞かないのは何故だろうか。たぶん飲み過ぎて帰る時に寒さが身に応えるからだろうか。これも体が健康を保持する為に飲みたいという心にブレーキを掛けているのかもしれない。 さて明日は南アルプス山麓の山小屋に水汲みに行こうとしているが..天候はどうなるだろうか?。 ★最近気が付いたことがある、それは加齢と共に坂や階段の角度の見え方が変わることだ。要するに加齢と共に坂や階段がより急角度に見えると言うことである。山にキノコ取りに行った時もこの山の斜面はこんなにきつかったのか..と思った。更に昨日の事だが近くにある飯沼神社の急な階段を降りようとした時にその事を確信したのだった。数年前にこの階段を下りた時にはそう恐怖は感じなかったが、昨日この階段の上に立った時に恐怖心が先立って降りるのを躊躇ってしまった。結局は自分の体は老化のことを認識していて目の前にある事象や現実に対して安全の為により長生き出来そうな視覚を与えるのである。先の紅葉狩りと良く似て居るではないか。 この事は加齢と共に食べ物の趣向が変わることにも共通しているようだ。これも自分の安全を確保する為なのだろう、食べたくない物は食べるなということである。人は今の体調に合った、或いは栄養状態に合った物を食べようとするのである。本当に胃腸が悪い時は苦い水もその苦さを感じなくなるのである。この事からも病気の自己判断が出来るのだ。 総括すれば自分の食べたい物を食べ、飲みたくない時は飲まない、元気なら運動して、いやな時はやめる。まあこれが健康管理の神髄だろう。 ★野党諸氏が揺れているようだ、前原氏と小池氏の会談で解散したものの、このままではどうしようもないので再び集結しようという動きである。こうなると前原氏の立場は一層悪くなる、なぜ小池会談で解党を決意したのだろうか。小池人気にあやかって解党に賛成した多くの議員の立場はどうなるのか。希望の党の選挙結果次第で政界は再び元の構図に戻って安倍一強政治の再開になるのではないか。こうして右往左往する議員の姑息さがいまの政治を形造って居るのだと思う。まあ最近の様々な事件を考えると国会議員のレベルの低さが安倍一強政治の原因の核だったと思わざるを得ない。もう少し常識を蓄積してから選挙に臨むべきであろう。

【2017.10.12】
★沖縄でまた米軍のヘリコプターが墜落したという。この機種は2004年に沖縄国際大学内に墜落した機種と同型である。一歩間違えば多数の死傷者が出る環境に沖縄の人達は日常的に晒されているということである。今回の衆議院選挙では沖縄の辺野古問題は各党とも力を入れていないが、同じ日本人が危険な環境に置かれているのを解消しようという姿勢が見えてこないのは残念である。教育費がどうとか消費税がどうとかいう以前に命の問題であることを考えたい。同じように北朝鮮の拉致被害者救出というのも政府の行うべき重要な課題である。これらを忘れて他の政策について議論する余地など無かろう。立候補している者達ももう少し自分達の立場と政策について更に深く掘り進めるべきだろう。 命がけで選挙戦を戦うなどと口走っている候補者も居るが、我々は彼らに命まで張って出馬して貰いたくない、それよりも過去に如何にして沖縄や北朝鮮拉致問題と向き合ってきたのかを話せるものなら話すべきだろう。 また毎年繰り返される災害と温暖化対策についてもハッキリと持論を述べるべきだろう。世界に先駆けて自動車の生産を日本は半減しようというような公約を述べる事が出来る者が存在するのだろうか?。 原子力発電所の再稼働について反対を唱えている党もあるが、今稼働しているのは数カ所しかない、何時止めても大勢に影響の無い公約であろう。こんな事では多少の票稼ぎをしようという魂胆が見えて来るだけだ。 新聞各紙の大凡の集計によると、安倍政権が倒れるどころか議席を伸ばすだろうという予想が出ている。その中心になっているのが若者だというから世の中は面白い。彼らは戦争とか戦後の飢えを全く経験していない世代である。 先日ここで中学や高校の部活に政策の決定をさせたらどうかと書いたが、明らかに間違いであった。日本の行く末の議論には高齢者(戦争経験者)も参加しなければならないのである。 なぜ中学とか高校生だったかというと、彼らはシガラミ(利権)に関与していないし関与できないからである。国会議員を1年やったら油まみれになるのは間違いない、それは労働の油ではなく利権という油である。 ★またまた大企業の不正が発覚した、それが神戸製鋼所である。彼らが組織ぐるみで大それた不正をするには何らかの裏があるはずである。それが監督官庁からの天下りではないだろうか。彼らの情報操作により発覚を免れていたのが、何らかの告発によって露見してしまったのだろうと推測できる。日本の政治経済を歪めているのは天下りであることは間違いない。 以前何人もの死者や血液感染を引き起こしたミドリ十字事件も明らかに天下りの多数の人物が関与していたようである。薬の製造業者でありながら国民を殺してまで金儲けしようという背景には、政治とか議員とか天下りなどが複雑に絡み合った結果だろう。人殺しの人物を選挙で見分ける事は出来ない、投票に行かないのも反旗の証明だろうか。

【2017.10.11】
★長野県の南部地方の運転者のマナーは低いと言われている。昔は軽トラに乗っている人を中心に交差点などで特に注意を払っていたが、最近はプリウスに乗っている人達のマナーも最低である。これは軽トラの運転者が農業関係の高齢者が多いと言う事が原因だったが、プリウスに乗る人のマナーは何故悪いのだろうか?。僕の家の前はこの付近でも交通量が多い場所である、一日に2回30分程度の調査をしたり、道路監視カメラを再生して調査してみたところ、やはり高齢者の女性ドライバーが多いのだ。何故多いのだろうか..燃費が良いと言う事で高齢者が飛びつく車種だと言うことか、それとも小型で運転しやすいためなのだろうか?。明らかに若い男性ドライバーは少なかった。 これはメーカーによる購入層の調査でも50歳代以上が65%で20代は5%、30代が12%、40代が18%となっている。この事からも高齢者の運転している割合が圧倒的に多いのである。これを農村に当てはめると軽トラとプリウスのドライバーのマナーの悪さが裏付けられる事になると思われる。とにかく軽トラとプリウスには気を付けて運転するのが身の為だ。 ★今回の衆議院選挙では余り面白い戦いの構図がない、僕が目を止めたのが山口4区である、ここは安倍首相の地元である。ここに加計学園問題を追及する市民団体の代表が出馬しているのだ。この票の行方が日本の民主主義の本質を顕す事にもなりそうなので面白いのだ。ともかく最近の政治家に面白い人は居ないし、勇気有る者も居ないから政治家が何をやっても誰も感動しないのだろう。それどころか天の邪鬼のような市民が寄って集って、暴言吐きや不倫政治家に応援の声援をしているのが面白い。彼らは社会の格差などに反発する憂さ晴らしにやって居ると思われるが、それがミエミエなのが哀愁を誘うではないか。 ハリウッドのスターではないのだから、登院の歳に赤い絨毯を敷くというのも何か不自然な気がするが如何だろうか。彼らは国民の代表だと言うが一体何を代表として代弁しているのだろうかハッキリさせて貰いたい。 ★こうした高給公務員の堕落は末端まで浸透して真面目に仕事をする者が果たしているのだろうか。税金を少しでも安くしようと努力する公務員が存在するのか?。たぶん一人も居ないだろう、それどころか年末に余った予算をどうやって使い切るか日夜頭を悩ますぐらいが関の山である。 国民が汗水たらして得た税金を投げ込む淵の中には、大きな口を開けた魚の群がパクパクしている姿が見えこないか。消費税を10%にすると言うが、例え50%にしても決して赤字を解消したり福祉に回ることはない。それどころか赤字の元になる箱物や道路建設に使うだけだろう。 福祉には使われない理由は、何億バラ撒いてもパーティー券の一枚も売れないのだから推して知るべしだろう。 先に税金を安くしようと考える者が居ないと言ったが..例えば僕は10年位前から道路上に書いている文字の塗料を改良するように各方面に働きかけたし、飯田市は建設課の職員に直接言っているが、誰一人考えてみようとも思わない。この路上の文字の塗料とコンクリートとの伸縮率の違いによって境界面にクラック(割れ目)が発生し、それが徐々に拡大して道路が傷むのだ。まあ早く傷んだ方が良いと思っているなら別だが、科学が発達した世の中でここだけ明治の時代を感じるではないか。

【2017.10.10】
★午後友人とコーヒーを飲んで話していたら外気温が29度になった。彼は先日種を撒いて芽を出したばかりの大根が心配だという。漬物用だがこのまま高い気温が続くと成長が速まって太くなり過ぎてしまうのだ。そうかといって漬け物は寒くならないと漬けることが出来ないから収穫時期は決まってしまう。要するに商品価値が無くなってしまうのである。暑過ぎも寒過ぎも多雨も少雨も農家にとっては命取りになってしまうのである。 ★福島の原発爆発事故の裁判で国と東電に賠償命令が出た、しかし現状回復は却下された。これは元通りに回復することが不可能だということである。だから国と東電にカネで解決せよという判決である。要は原子力発電所が事故を起こすと周辺の市町村は二度と人が住むことの出来ない場所になるということである。今度の選挙でも原発の再稼働が争点となっているが、なぜ自民党が再稼働を急ぐのか、その理由を明確にすることが先決ではないのか。原子力発電所の建設や維持運営には巨額の資金が必要である。その資金に群がっているのが様々な業種の亡者である。そして裏には巨額な利権資金が存在するのである、一文にもならない原発を応援する国会議員など存在するわけがないことを知るべきだろう。要するに議員が夏の暑さにも冬の寒さにも負けずに選挙を戦うのは国民の利益の為ではなく自分の利権の為、いわば裏のカネ儲けのためだと言うことだ。 特に立憲民主党は電労連という谷町が付いているため、個人的な政策など反故にして闘わなくてはならない運命を背負っている。結局はヒモ付き政治家の集団だが、各党ともこのヒモが必ず付いている。しかもこのヒモには補助金とか天下りとか献金とか様々な形態があり断ち切ることなどほぼ出来ない。こんな人達ばかりの選挙投票に時間を割いて誰が行くのかという疑問さえ感じてしまう。 ここで政党政治が間違いであるという結論を得るわけだが、誰も質すわけでもなく続いているのは他のシステムを用いても同じ結果に収束することがわかっているからだろう。だが断ち切る方法はたった一つある、それは立法府の仕事を中学、高校の部活として行う事だ。こうすれば未来を担う若者だから自ずから真剣な議論をして最適な手法を導き出すに違いない。政治に経験や地位は必要ない、外交も一般人の方が旨く行く。新しい政治とはこうした常識を越えた発想から生まれて来るはずだ。老い先短い老体政治家に明日の日本を語らせても仕方がないではないか..黙祷。

【2017.10.09】
★真夏のような太陽である、気温は27度を超していた、まさしく異状気象であろう。ウオーキングしていても額から汗がポトポト落ちで目に入る。熱中症になりそうだったので途中で切り上げた。そして17時過ぎにもう一度出掛けてみると..何と空にマグロが泳いでいるではないか。口のあたりから出ている釣り糸をみると風越山に繋がっている。まるで風越山が大きなマグロを釣り上げているようで、目出度いという外ない。こうして何でも目出度いことにするのも健康の秘訣であろう。家に帰って妻に写真を見せたが関心の無さには呆れるばかりだが、こんな傑作はそうは撮れないだろう。雲の形は見る人が犬だと思えば犬になり、ネコだと思えばネコにもなる。そこが雲の良いところだろうか。入道雲だって見方によっては素晴らしい芸術品なのだ。 ★世の中は確実に歪んでいる、芸能人の不倫はともかく政治家や警察関係者の非常識さは限度に達している。安倍首相が任命した野田聖子の夫は元暴力団員だ、しかし組が解散したので元暴力団員となった。まあこれだけなら許せるが、その後も2回に渡り逮捕されていることを考慮したら到底大臣に推挙できるような人物ではない。夫と言うのは妻の仕事に最も影響を与える人物である、この事を知っていて抜擢したということの重大さを感じていない総理も何かおかしい。到底国民の上に立って行政を司ることのできる能力はないだろう。 また、警察関係者の堕落ぶりも目に余る、冤罪をでっち上げたり証拠品を横領したり、犯人の女に付き合いを強要したり..と枚挙に暇がない。 それどころか大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件で犯人隠避罪に問われ執行猶予付きの有罪判決を受けた元特捜部長大坪弘道(64歳)が..何と大阪弁護士会に弁護士登録を申請したというのだ。こんな者が弁護士になれるのなら僕でも隣のオジサンでも明日から弁護士になれるだろう。司法という存在も結局は大きなバカの海に飲み込まれてしまったのだろう。原発裁判でも確実に政権を意識した判決を下すなどの行為はミエミエで庶民の怒りを誘っているのも事実である。 こんな連中になぜ税金を支払ってまで役人で居て貰わねばならないのか?。真に清く正しい政権となれば、脱税者は表彰対象になるのかも知れない。何故なら何の考えもなく悪人に給料を支払った国民こそ共謀罪だと判決が下るかも知れないではないか。 本来の選挙とはそういうものだ、だから習近平もプーチンも敵対する者を逮捕し投獄して居るではないか。投獄ならまだしも殺されるというのだから悪徳政治家に間違いないだろう。しかし悪徳も一瞬にして終焉を迎え銃殺されることもある。それがルーマニアで悪政を誇ったチャウシスク大統領である。政権交代後に彼と婦人は即刻銃殺されている。悪には必ず鉄槌が下ると言うことを知っておきたい。

【2017.10.08】
★朝ふとんの中から各地のWEBカメラを見ていると野山が色付き出したのがわかる。権力者が如何に騒ごうが、鬼畜に等しい者達がミサイルを抱えて笑って居ようが、季節は万人の廻りに確実に訪れて、誰もが一日年をとる。 今年はサンマが不漁だという、だが我が家ではまだ一度も新サンマを食べていなかったので近くのスーパーに行ったが..痩せこけたサンマが一匹128円だった。これでは情けないので飯田市内の勢力屋鮮魚店に行ったが休みだった、更に砂払温泉の近くにある宮島鮮魚店も休みだった。そこで駅前のピアゴの食品売り場でようやく入手したが、例年のに比べて小さいものしか無かった。ただし値段も安く一匹220円ぐらいだったから価格的に妥当だと思い買ってきた。しかし秋の味もいいが、サンマとかイワシは後味が悪い、妙にはらわたの苦みのような臭いが口の中に残る。だからホテルなどでは食事にこうした魚は使わないはずである。食事というのは食べている内はともかく食べ終わってから1時間ぐらい後にまで残る味の余韻が大切なのだ。 伊那市郊外の監視カメラを見ると赤蕎麦の畑が赤くなっている、そろそろ収穫に時期を迎えるのだろうか。昨年は北海道の水害で蕎麦不足が深刻だったが、今年は既に北海道産の蕎麦が近隣の蕎麦屋に入ってきているようだ。我が家では10年位前まで蕎麦を自前で作っていたので、蕎麦を収穫すると自宅で製粉して10割蕎麦粉をダンゴにし中にサンマを入れてソバダンゴを造った。この団子のに入れたサンマはソバと食べる事によって後味が良くなる。 季節の移ろいはその時々の食品や木の実などを食べるという好奇心と健康を満たしてくれる。僕は庭の片隅にあるアケビを5個ぐらい食べた。甘酒のように甘いものだが、この果肉も人間の健康にとって何らかの貢献をしているのではないか。そう思って食べると実に良い健康食になるのである。 ソバというのは一見栄養が少ないように思えるが米の飯100gとソバ100gを比較するとソバの方がカロリーが高い。だからダイエットには不向きな食品である。何のかんの言ってもダイエットにはエネルギー的に見ても米の飯が一番である。これにワカメ入りの味噌汁を飲めば無敵であろう。 記録によると広島と長崎の落とされた原子爆弾の被害者の中で甲状腺ガンにかかった人は圧倒的に長崎の方が少なかった。それは毎朝ワカメ入りの味噌汁を飲む習慣があったからだという。ワカメに含まれるヨードが癌を防ぐのは間違いない、福島で配られたヨード剤も同一成分なのだ。 このように自然界の食品は人間の健康の為に存在している。更に海から陸地に上がって人間となった祖先のDNAを持つ我々にとって塩と海草は必需品なのである。 ★先日も高速バスの運転手が意識を失い乗客がハンドルを握って助かった事故があったばかりだが、今日も庫県明石市で同様の事故があり乗客の機転で事なきを得た。最近こうした事故が多すぎる、飛行機も同様で大惨事一歩手前の事故は何回も起きている。自衛隊でもミサイルの部品を落とした事故もあった。ミサイルが落ちていたらどうなっかのだろうか。北朝鮮に落とされる前に自国の自衛隊が落として何百人も死んだら..幹部が一列に並んで、すみませんで済ませるのだろうか。すみません、で済んだら警察も軍隊も国連も要らないと思わないか?。

【2017.10.07】
★日本の大企業の不正の集大成が日産自動車の違法検査だろうか。三菱自動車が違法行為で破産しそうになった時に救いの手を伸ばしたのが日産自動車である。早い話が三菱の不幸を良いことにタダ同然で傘下に収めその不正のノーハウを横取りしたということだろうか。 それ以前に日産自動車が破産寸前になった時に助けたのは有名なゴーン氏である。彼が黒字化に成功したのは日産と下請けの何十年間も続いていたシガラミの断絶であろう。長い付き合いで部品代を決めるのではなく、安ければどことでも取引するというものだ。このことが日本の下請けを弱体化し、大企業優先経済を確立したのである。その結果、企業の内部留保は増えても従業員の給料は増えないというアンバランスな経済を造ってしまったのだろう。ともかく38車種116万台のリコールという巨額損失はまさしくバチが当たったということか。 ★策士策(さくしさくに)に溺れるという諺がある、その諺を目の前で演じてくくれたのが希望の党の小池都知事だろう。多くの味方を確保したいという策は民進党との合流だった、しかしその策が功を奏して合体すると決まった途端に冷静になって考えてみたら、現状では民進党に乗り込まれ乗っ取られることがわかったのだ。結局移籍する人物を選択しなかればならなくなったのだろう。 その結果、小池氏自身は人気を落とし、民進党も混乱した。更には小池配下の都民ファーストから脱退者が出る始末になった。その脱退者というのが昨年夏の都知事選の時から小池氏を支援してきた第一人者の音喜多駿氏と上田令子氏の都議である。結局この二人の脱退が小池氏自身のクリーンさまで完全否定する結果になっている。 更に合流交渉に当たっていた民主党の前原氏も小池氏にバカにされた形になり、男を下げたばかりか無知さをさらけ出してしまった。以前にも民主党の鳩山由紀夫が無知から同じような事をしでかして党崩壊の引き金を引いた事もあった。 前原氏は今日になってコメントを発表したが「枝野さんに本当に申し訳ない」というものだが、ほんとうに申し訳ないのは応援していた国民に対してだろう。 反対に男(女)を上げたのが音喜多駿氏と上田令子氏であろう、政治家としての確固たる信念を持っていることをこの時期に日本中に認知させたのである。ともかく直面している国難に際しての解散劇は未来永劫評価されることはないのは間違いない。国難でなく本人の身に降りかかった難儀であるから一層不甲斐なさを感じてしまう。

  【2017.10.06】
★過労死の問題がクローズアップされてから久しいが、未だに事件は多発している。表面に出ない(労災認定されない)事件は相当数にのぼるだろう。電通を始めNHKの過労死も女性だった、NHKの職員は現場で携帯を手に持ったまま亡くなっていたという。その過度な責任感はどこから始まったのだろうか。日本人の勤勉さとかお人好し言うことだけでは納得できない問題である。家が貧しくて会社に解雇されたら暮らして行けないから死ぬまで働くという訳でははないだろう。教育の問題だろうか..校庭に二宮金次郎像が居座っている学校で教育を受けて洗脳されたのだろうか。それとも個人的な性格の問題だろうか。ともかく死ぬ前に悪から離脱する事を教えようではないか。これではイジメに遭いながら学校に通い続けた挙げ句に自殺す子供と変わらないではないか。要するに過労死はイジメに同様の行為だから変わらないのは当たり前だ。 電通過労死事件の判決が出て、電通に罰金50万円だという。この判決は間違いだろう、明らかにイジメで殺したとなれば殺人罪の適用もすべきではないか。 アベノミクスはこうした事件を加速する働きをしている、企業の利益優先の政治の果てはこの過労死事件になるのだ。企業はもうこれ以上稼ぐ必要は無い、選挙後はどの政権になっても企業の内部保留に年30%程度の税金を課す処置を断行すべきであろう。こうしなければ過労死事件は後を絶たない。企業は株主や個人の利益の為に存在しているのではない、国家国民の利益のために存在するものだ。特定の個人や団体に巨額のカネが蓄積され、社会に流通しないという経済は明らかに間違いだと言うことだ。 ★仕事とか社会活動に対する努力とは何だろうか..日本人が間違っているのがこの事だ。例えばラーメン屋で究極の麺を造るとか、日本一のダシを造るというが、そもそもこれが間違いなのだ。誰もが旨いというラーメンなど存在しない、例えテレビで絶賛される名店であっても、好きな人は10%に満たないだろう。なぜかと言えば人の好みは千差万別だからである、誰にとっても旨い味など存在しないと言うことだ。 一番にならなければ..金メダルでなければ..という考えもこれに当たる。朝から晩まで苦行してメダルを取っても、バカでは無かろうか..と考える人が多数存在すると言うことだ。 ★ノーベル賞の発表のお祭り騒ぎが始まっているが、以前から僕はノーベル賞受賞者はそのほとんどが狂人か反社会的な活動家だと言っている。彼らの活動によってどれだけの人が死んでいったのだろうか..創設者がダイナマイトの発明家だから破壊的なのだろうか。戦争の道具のほとんどは狂人の研究によって生まれたものだ。平和賞だって佐藤栄作が受賞した時から認定の怪しい裏側が見えてきた。世の中には極めて高度な技術や科学は必要無いのである。農業も新しい農薬や遺伝子組み換えを使わなくとも確実に収穫は出来る。医学も新たな耐性菌を造り出すだけの新薬開発も無駄なものだ。癌の特効薬を作ってみても人はやがては死んでいくものだという絶対的な結論から逃れられない。特にDNAの操作は危険極まりない領域になっている。ロボットの開発は既に戦闘ロボットが開発され、ある日突然、銃を持ったロボット兵士の大部隊が攻めてくる時代になった。レーダーもコンピューターも全て戦争の為に開発された物だ。特にコンピューターは大砲の砲弾の命中率向上の為の軌道計算をする為に開発された。 宇宙ステーションだって軌道上から核爆弾を地球に投下する為のものだ。だから各国が参加して互にけん制し合いながら共同で運営しないととんでもない兵器になるのである。 豊かで安らかな生活とは..ごく原始に近い普通の生活なのだ。

【2017.10.05】
★朝一でウオーキングに出掛けたのはいいが薄着だったので寒すぎて途中で引き返して着替えをしてから再び出掛けた。 路傍の草むらに黄色の蜘蛛が巣をかけ始めていたので暫く観察してみた、彼らの能力はたいしたものである。時には数メートルもある糸を風を使って張り巡らして大きな巣を架ける。彼らはいま作っている巣を遠くから見ているわけでもなく設計図もないし何の指標もない。いわば2次元の平面上で正確な網目を造り上げるのである。とうてい我々の能力の及ぶところではない。 こんな能力を持った昆虫たちを標本と称して捕まえて殺し、箱の中に飾って満足を得ている狂人が存在するのは人間として悲しいことである。特に蝶を集めている馬鹿者は外国にまで出掛けて何千も蝶を集めて喜んでいるのだから殺人者と何ら変わりない。 獲るより撮れというのが僕の主張である、だいたい学校で夏休みなど昆虫採取を奨励するというのはとんでもない話だ。獲って何になるかと言うことだ、研究の為という学者もあるようだが、研究の為なら殺しても良いのか。こうした人間が森の小さな命まで道楽の為に殺して環境を破壊しているのである。その事にも気が付いていない馬鹿者が世の中にいる事も悲しいことだ。 そう思いながら見上げると「ウロコ雲」が空全体を埋めていた。 ★スイスの製薬メーカー(ノバルティス)から日本の厚生労働省に薬の販売方法に対する認可申請があった。それは買った薬を使ってみて効果が有った時だけ代金を払うという制度改革の要請である。特に癌関係の薬などは1回分で数万円もする物があり日本の医療費高騰の原因にもなっている。これを効いた時だけ代金を払うことにすれば医療費は激減するだろう。言ってみれば通販で買った靴のサイズが合わなかったから返品するのと同じである。イギリスやイタリアなどでもこうした制度が進んでいることを考えれば早急に導入すべきだろう。特に薬価の高い日本では国の方から製薬会社に積極的に申し込むべき案件であろう。 こうした事を選挙の争点に出来ないものだろうか、また医者と製薬会社の為の医療厚生業務を根本から見直すべきだろう。 ★先日元ライブドア社長の堀江貴文氏が北朝鮮のミサイル発射の時に政府が発したJアラート(全国瞬時警報システム)を厳しく批判していた。内容は「こんな事で朝早くたたき起こされてはたまったものではない..」ということだ。僕も同様の考えでだ、第一飛んで来たのは爆弾を積んでいない実験ロケットである、これは誰もが知っている事実だ。例え日本上空から落ちてきても大気圏に突入した時に燃え尽きてしまう。また本物の原子爆弾を搭載したミサイルだったにしても5分や10分前に逃げろと言っても行く場所など見付からないだろう。それとそのような時は迎撃することになっている。 政府でも今後はこのシステムの運用に対して改善をしていくというから、今後は早朝に起こされることは無いかと思うあが..。 ここで戦いとか武道とかの神髄について、日本の哲学研究家であり武術家の内田樹氏の著書に良い言葉があった。それは戦いに勝つという事は「敵を作らないことだ..」。これが武闘の本質だとも述べている。Jアラートを鳴らして国民を一人でも多く戦争に参加させ、横暴な政治を正当化しようという間違いこそ正すべきなのである。

【2017.10.04】
★起床して外に出てみるとひんやりとした空気を感じた。暑かった夏もようやく終わったことを実感するような朝である。気持ちがよさそうなので8時過ぎから1時間ぐらいオープンカーでドライブに出掛けてみた。暫く行っていなかった沢城湖に登ってみたが、厚着をしないと寒いぐらいだがまだ紅葉はしていない。誰一人居ないエメラルドグリーンの湖は、湖面に時として小さなさざ波だけが立っているだけだ。飯田市内(海抜500m)から車で30分ほどの高地(海抜860m)にあるこの湖は夏には釣を楽しむ人やキャンプ、乗馬などで賑わっている、近隣の別荘地も格安な物件もあり人気があるようだ。先日もテレビの「人生の楽園」でも紹介されていたが、都会からの移住者も居るようである。だが海抜が高いので冬期間は積雪もあり住みにくいと思うが、この雪も楽しみに変える事が出来るのが田舎暮らしである。 僕も似たような山林に囲まれた南アルプス山麓の高地で育った、冬になると1m位の積雪があったがそれも楽しみの一つだった。木馬(きんま)という大きな業務用のソリに乗って遊んだり、カマクラを造ったりしたものだ。また冬になると鳥や野うさぎなどがワナによって簡単に獲れたので食卓も豊だった。この時期にはマツタケも山ほど出てきたので家族は誰も食べたいと思わなかった。余ったマツタケを母は味噌付けにして漬け物代わりに食べていた程である。 こういう高冷地は星が特別にきれいだ、夜中に外に出て空を見上げると子供の僕も5分ぐらいは飽きずに見ていたものだ。 ★カネが集まる所には必ず不正が存在している。最近週間文春によって報じられているのは、日本学生支援機構である、ここは学生に奨学金を貸し付ける団体である。年間130万人が借りているという、その総額は何と年間1兆円である。しかし借りる時には連帯保証人が必要なのだが、この書類の偽造疑惑が浮上してきたのだ。親の知らないところで学生に奨学金を貸して書類は偽造する..学生が返さなければ保証人から取り立てるという図式である。この問題は深掘りしていけば巨額の資金が闇の中で動いているという事件にもなり兼ねない問題である。また政府は学費無料化などと旨いことを言っているが、進学を諦めて働いている若者はどうなるのだろうか。 こうした無料化の背景には様々な利権、例えば支給機構のような組織を作って文部科学省の天下り先になるのは間違いないだろう。 今の政治はこのような人助けと利権をセットにして庶民の眼を眩ませるという政策がほとんどである。死ぬまで働き続けて怒ることもしない国民を搾るだけ搾り取る政策はもう止めにしたいものだ。そして国民もこの政治の法則を改めさせるよう目を覚まさなければならぬ時だろう。例えば揮発油税などを全て一般財源とすれば消費税も0%で良いし、医療費も即日無料化できるのだ。

【2017.10.03】
★冬に向かう時間は何故か早く過ぎていく、冬の間はなかなか時間が進まない(春が来ない)。多くの人がそんな事を実感していると思う。 これは量子力学的に言うと正解である。本当に時間が進まないのだ。時間というのは時計を見た人がもう12時だ..と感じることで成立し、無関心ならば時間などどうでも良い事になる。 最近の科学や物理は根底から覆されている、アインシュタインの理論でさえ通用しなくなったのだ。今まで信じられてきた数万の理論は量子力学の前には全て間違いとなる。 簡単に量子力学を説明すれば、人の体も石も見方によって光と同じ性質の並であり、別の見方をすれば人と石である。ということだが素粒子理論は実に難しく思えるが実際には単純なものなのだ。例えば人が見るまで箱の中の物体は色も形もわからない、人が見た時点でその物体になる。 実はこの理論を拡張していくと時間でさえも現在しか存在しないと言うことになる。過去も未来もそれを見た時点で存在するだけである。 既に素粒子理論や量子力学を応用してテレポテーション(物体の瞬間移動)実験も行われ成功している。関連付けられた二つの粒子のうち1個をハワイに持っていき、日本に残っているもう一つの粒子にPという粒子をくっつけると..日本の粒子は消え去りハワイの粒子は同一時間にPという粒子に変わるのである。この速度は瞬時であり有限な光の速度より速く到達時間は10億光年先の星にでも0秒で届いて、全く同一時間に変化を起こすのである。この事から光速より速いものは無いと言うアインシュタインの理論も当て嵌まらないのだ。 この研究の行き着くところとは実は人が死んでからどうなるか..という問題である。これは宇宙のなかのあらゆる物質の粒子が関連付けられて居るとしたらどうなるかということであり、目の前に数億の宇宙が存在しているととを肯定すれば、人は死とか生とかではなく、生とか死はどの宇宙に住んで居るのかという個人の考え方によって変わるものになる。 こうした最新の素粒子理論は人間自体も変え、モノの見方考え方も変わってくる。いま大騒ぎしている選挙選も介入していない者にとっては無い事に等しいということだ。アメリカの銃乱射事件も見なかった者には無かったことになる。 嘘みたいな話だが、世界中の科学者はこの理論を認めざるを得ないまでに実験で証明され、既に一部は実用化にまで行っているのである。 こうなるとタイムマシーンも夢ではない、同じ宇宙ではなく別の宇宙の特定の時間に行けば叶えられるのである。 宇宙観も変わる、人が見ていないと宇宙は無く見て始めて天の川も実在する。この見ているか否か..というのが量子力学なのである。 秋の夜長にぜひともこうした著書を読んでみよう、人生も変わり、憂さも悩みも吹き飛んでしまうのは間違いない。

【2017.10.02】
★秋雨がシトシト降っている日本に来て京都辺りで静かな情緒を楽しもうという外国人も多い。だが、いま日本と言えば政争の真っ直中で、何がどうなっているのか国民さえ知る由もない状況となっている。こんな状況を見て北朝鮮のトップもこれを憂いに思ったのか投書まで寄せられる始末である。またイギリスを始めヨーロッパのメディアもこの一連の解散劇を酷評しているという。何か安倍首相とトランプ大統領とが手を取り合って世界の悪者に祭り上げられている感じである。 自民党はともかく野党の集合離散はどうなるのか、各県の候補者はどこから出馬するのか、そのために自分の主義主張を変更して置く必要すら生じているではないか。そして正統派かリベラルかは知らないが同じ釜のメシを喰っている連中が泥沼にはまっていく感がある。自民党も大きく議席を減らすことになれば安倍首相の身の上も危ない。 今回の選挙を外国向けに言い換えれば日本の政治家が国会劇場で上演する「国盗り大歌舞伎」とでも言おうか。テレビで観ていてもっと面白い人物が大勢登場すれば言うことは無いのだが..。どれもこれもドングリの背比べのようなヤワな者ばかりでは観客も納得しないだろう。 ★民進党の枝野氏が新党「立憲民主党」結成して選挙に臨むことになった。現状ではこれがベストだろう、票も大きく流れてくるはずである。自民党とほぼ自民党の2大政党では安部一強政治と何ら変わるところがないからだ。原発反対を唱える小池氏と連合を後ろに抱える民進党の議員がそうそう合体できるはずがないのだ。この辺を前原氏はどう調整して合流しようと思ったのか不思議でならない。一部には騙されたというコメントも多数有るが、小池氏にとっては赤子の手を捻るようなものだったに違いない。 トップに立つと誰でも豹変するのが常である、今回も国民は都知事の豹変というものを直接見る事になった。権力は人を変えてしまう、そしてとんでもない法律を作ったり総裁の任期まで延長してしまう。人間という性(さが)は死ぬまで消えない処か、実は孫子の世代以降まで確実に引き継がれるのだ。 ライオンと言えば茶色の毛を持っているが、現在真っ白なライオンも多く存在している。これは最新のDNAの研究によって突然変異で生まれたのではなく、その昔地球が氷河期になり雪と氷の世界になった時、ライオンも狩りをし易くするために白熊のように真っ白になった。その後温暖化になり野山が落ち葉や草に覆われてくると再び茶色に戻ったのだが、その白かった時のDNA配列が今も残っていて時々白いライオンが生まれるということである。人もこうした過去の遺伝情報から抜け出す事は絶対に出来ないのである。

【2017.10.01】
朝の気温は8度まで下がった、本格的な秋が来たことがわかる。駒ヶ岳の千畳敷カールも紅葉で真っ赤になっている。紅葉はともかく嫌なのが気温の低下による血圧の上昇である。特に風呂やトイレは鬼門である。僕の同級生も今年の初めに風呂で亡くなっているから一層注意しなければならない。 山の幸も豊富な時期になるが、今日も阿智村でキノコ取りに行って2名が遭難したようである。キノコも良いが命の方が..と思うが、実際山に入ってみると命などどうでも良いという考えも浮かんでくるから人間とは不思議な動物である。 ★今日のニュース速報を見ると「街頭でハゲーの人を見た」という一般人からの投稿が紹介されている。何でも自らポスターや立て看板を持って街頭や駅でお詫びの言葉を口走っているという。その真意を駆け付けた記者が問い質すと「議員続けたい」という本音を語ったという。しかし例の暴言や暴力の様子を見ると応援してくれるのは似たような性格の主婦しか居ないだろう。またよせばいいのに自民党の河村建夫元官房長官は「あんな男の代議士なんかいっぱいいる。あんなもんじゃすまない」と発言して叩かれて発言を撤回している。まあ言ってみれば同じ穴の狢(むじな)の本音の応酬というか本音の吐露というか..。まあ我々が知った事ではないので大いに暴言を吐いて有名になって貰いたいものだ。 しかし善行をして有名になる人がほとんど居ないというのが日本の政治家の程度を現しているのであろう、そろそろカネに集中するだけの人生を改めて弱者の手助けになるような事を考えても良いのではないか。 ★政治と言えば例の希望の党の小池百合子氏の本性がようやく見えてきたようだ。政治とカネの問題や築地移転問題などウヤムヤになってしまったままだ。東京ガスから時価の10倍もの価格で購入した土地問題も未解決だろう。あの差額はどこに行ったのだろうか、おそらく東京ガスが一人で儲かったわけではない、裏から裏へと何十億単位のカネが動いているのは間違いないだろう。 あんなに不倫問題でバカにされた議員達が恥を棄てて再び国会議員を目指すのは、おそらくこうしたカネの分け前に有り付こうと考えているのではないだろうか。 他にもリニア新幹線のルートを事前に知る事によって何らかの利益を得ようと考える者も有るに違いない。なぜ日本はこんな国になってしまったのか?。戦後の復興期にGHQの手助けをして何らかの特権や利益を得た者が今の日本を牛耳っているという話もある。 今から35年位前のことだが女性タレントが参議院に当選した。しかし彼女は一期だけでやめたが、その直後にポロッと出た言葉を僕は覚えている。「怖いから」という理由だ、これは与党に反旗を翻す者に対して何らかの嫌がらや脅迫が有ったのだと思う。早い話が国会議事堂というのは暴力団の本部みたいなものなのだろうと感じたのである。しかし当たらずとも遠からずだということは、先のハゲーー発言の女史や元官房長官の言動に現れているのではないだろうか。