【2018.01.31】
★長い一月がやっと終わった。経過していく時間は変わりないのだが、雪と冷たい風が吹く一日はずいぶん長く感じると言うことだろうか。 今月も様々な事件や事故と災害が起きたが、中でも白根山の噴火は誰もが予想だにしなかったことだ。しかしこの噴火を予知するのが気象庁や学会の仕事ではなかったのか。巨額の観測資金と人材を使って今もって予知が出来ないというのは未来永劫予知はできないということであり、世界の地震学者も同意見である。この観測もオタクの道楽の延長みたいなものであろうと推測する。 アメリカの証券取引委員会は仮想通貨を使った資金調達の禁止を打ち出した。それと日本の盗難事件で信用をなくしたことで仮想通貨は大幅に下落し、ギャンブラーは元の木阿弥に戻っていくのは嬉しい話だ。単に仮想(実態のない)金貨を売り買いしているのだからゼロになっても何の不思議でもない。株も似たようなものだが企業の過大評価は別としても裏付けとなる資産が多少あるから安全率は高いと言えよう。 まあこうした金に振り回されている者は白根山で今もスキーを楽しんでいる者と大差ないのである。 ★学校をめぐる事件も後を絶たない。福岡市西区の教育委員会の発表によると、担任の男性教諭から暴力を受けて、鎖骨を折る重傷を負っていた生徒がいだことがわかった。これは理由の如何を問わず、暴行事件であり横綱日馬富士の事件と何ら変わらないものだ。 宿題を忘れたぐらいで重傷を負わせ傷害事件になるというのは、教育が今の日本という無能社会を作ってしまったことに深く関わっている。 それは先日起きたもう一つの事件を参考にするとよく理解できるだろう。東京都の女性教諭(40)が給食時に生徒が食べられないと言ったにも関わらず無理やり食べさせて嘔吐させたというものだ。 これらの事件を併せて検討してみると共通点がある。それは生徒が全て同じ動物に育たなければならないという間違った考え方だ。学校は同じドングリを生産する工場では無い、それぞれに違った個性をそれなりに伸ばすところではないか。食べ物も勉強も宿題も全て個性と捉えるべきだろう、そうしなかったら民主主義を守れないのである。要するに自民党ばかりでなく他の政党の良さも教えて、平等に扱っていくのが民主主義の教育ではなかったか。 同じ考えの者ばかり量産するとどうなるか?、原子力発電所の爆発も戦争も阻止できない社会が現実にで出来てしまったではないか。 特に食べ物は好き嫌いがある、食べたくないものは食べる必要がないし誰も強要できないのである。これは単に好き嫌いに関係なく人の免疫にも関わることでもある。 なぜこんな教育が施されるようになったのか、それは教えている者が世間を知らない者ばかりだからではないか。今の役人がそうであるように教員も弁護士も裁判官もほぼ似たものばかりの世の中になってしまったのである。 なぜドングリばかりではだめなのか、それは森を見ればわかるだろう、ドングリもクルミも松も杉も草も苔もないと森は破綻してしまうからだ。 世の中は多くの個性の集合体でないと安定しないということである。様々な意見と個性こそが安定を生む根幹であることは間違いない。 昨今話題になっている相撲協会をみたまえ、様々な意見が無いから隠蔽して何も無かったことにしなければ組織が防衛できないのである。そこで貴乃花のような言わば異端児のような個性がなかったら行く先に相撲は破綻してしまう筈である。 いま格言を思いついた、「異端児は世界を救う」。

【2018.01.30】
★大寒が過ぎたというのにまだまだ寒い。だがいつも通るウオーキングルートの土手にある福寿草は寒さに負けるものかと黄色い花を開いた。零下7〜8度の日が続くが花びらは凍ってしまわないかと他人事とも思えず心配である。世の中に心配事の種は尽きない、どんな裕福な家庭でも大臣の家でもそれは変わらない。子供の事や父母の事、地域のことや災害のこと、更には自分自身の健康のことなど考えればキリがない。しかし人間はあまりにも楽天的なのである。学者によると古代に人が誕生する前は全員が猿の時代があった、しかし楽天的な者は森に入ったり餌を求めて他の土地に移動したが、臆病な者はその地に留まった。楽天的な者は人間に進化し臆病者は猿のまま現在に至ったという。他人が死ぬほど心配しても事態は変わらない事を考えれば、楽天的な者が生き残り進化するであろうことは想像できる。 我々も今からでも遅くはないから楽天的に生きよう、下らない心配はしないことだ。例え火山が噴火しても噴石に当たる確率は宝くじに当たるより極めて低いのだ。土石流災害が起きても自宅が巻き込まれる確率も同様である。情報過多の時代だから我々は他人事を多く見聞きし過ぎるのである。 僕の祖父は関東大震災(大正12年)のとき伊那谷でこの地震の大きな揺れを感じたという。今までにない揺れで驚いたがラジオもテレビもない時代だから、被害の噂が伝わってきたのは数日後だったという。しかしそれ程の大災害とは知らずに仕事に精を出していたと聞いた。知らぬが仏という諺もあるからあまり多くの情報を見聞きしない方が気が楽だろう。いらぬ心配をしなくて済むから気が楽だ。 ★しかし東日本大震災以降日本の地殻変動は大きくなり、大火山噴火や大地震がいつ起きても不思議ではないという状態である。しかしこの噂も確実性はない。なぜなら気象庁の利権や国土交通省やゼネコンの利権が絡んだ末のことだからである。気象庁といえば国土交通省と共に焼け太りで有名な象徴である。大地震が起きたら補正予算や地震の特別予算を獲得できる。いちいち財務相と折衝しなくても手に入るのである。今回の白根山噴火でも新たに観測機器を設置するから来年度予算で有利に働くだろう。津波が来れば高さが15m以上もある堤防を何の中途もなく建設する。最近完成した堤防でも地元の反対で壊そうという話もある。まあ木曽川の河口堰や諫早湾の堤防を見れば納得できよう。これらは地元の建設業者の利益だけを目的に建設されたものだ。 いま問題になっている原子力発電所も電力が必要なわけではなく多くのゼネコンや建設会社や保守会社、更には代議士などのために造られたと言っても過言ではなかろう。もちろんプルトニュームを保持して原爆製造の可能性を世界にアピールするという側面もある。人が死んでもそれをすぐにカネ儲けに結びつけるという風潮もいかがわしいではないか。 神仏も恐れぬ世の中は無謀と策謀と無駄で成り立っているのである。

【2018.01.29】
★先日来の事件で一番驚いたのは、例の仮想通貨取引所大手の「コインチェック」の記者会見である。500億円以上の被害に遭ったにも拘らず、顧客全員に対して手持ち資金で補償を行うというのである。この業界が如何に巨額の資金を動かし、途方もない利益を上げていたのか想像を絶するものがある。しかも経営している人は20代の若さである。世界のネットに係る人たちが豪邸に住んでいるのも理解できる。 その双璧を担うがごとく成人式の晴れ着を扱う「はれのひ」という会社が倒産し、一ヶ月近くも経って50代の社長が記者会見したが、その事件とは雲泥の差だ。損失額はわずか6億円だというが、社長は成人式当日に対応しないばかりか、あまりの恐怖から雲隠れしていたのである。たぶんこの社長は普通の人なのだろうが、このぐらいの金額で逃げ回るようなら会社など経営しないことだ。会社を経営すれば自分が破産するだけでは済まない、従業員も露頭に迷うし取引先も破産に追い込むことにもなる。 1997年に四大証券の一つだった野村證券が破綻した時に、当時の社長だった野澤正平はテレビに向かって「社員は悪くない」と言って号泣会見を行った、しかし泣いたぐらいで済むのなら企業経営など気楽なものだ。 企業を戦国大名としたら殿様は当然切腹だが、家族から親戚一族まで全てが抹殺された。負けるとはこういうことなのである。 その昔植木等が「無責任時代」をつくった時期があったが、その当時は経営者も従業員も大いに責任感があった。しかし今の時代、詐欺は横行し、破産しても夜逃げ、捕まっても知らん顔..とにかく無責任極まりない時代になってしまった。 ★もうひとつ、今の時代は馬鹿ばかりだと思うことがある。いま国会で行われている憲法九条を無きものにしようという憲法改正議論についてだ。国会での議論も去ることながら、庶民はこれが何を意味するのか誰も理解していないという事だ。要するに改正されたらどうなるのか..という議論ができる者がいないのである。教育の段階でも教わっていないし、自分で学んだこともない。だから友人や会社内で憲法改正について議論できる下地が皆無なのである。たぶん昔の無責任時代だったら、国の未来を左右する重要な問題だから、学校や喫茶店のなかでまで活発な議論が行われたに違いない。無知というには可愛そうだが、偏差値ばかりを追った教育、スポーツの全国大会で上位になろうという教育、これらが暗雲漂う未来を作ってしまったと言う事だ。 それでも誰も反省しないし、誰も昔に戻そうとしない。だから若い君たちも近い将来徴兵されて、同じ国民に殴られて死ぬか、それとも戦場の露と消えるか..選択肢のそう多くはない未来が待っている筈である。だが、団塊の世代の我々は知ったことではない。全ては君たちの責任なのである。

【2018.01.28】
★中央道の山本JCから飯田市の天竜峡を通過し喬木村から上村を通過し静岡県の三ケ日方面に抜ける三遠南信自動車道の工事が随分進んでいる。山本JC−天竜峡間は以前から供用開始されている、また喬木村の一部区間も共用されている。天竜川を横断する「天竜峡大橋」の工事も進んでいて完成も近いようである。この道路にどれだけの資金が投入されているかは定かではないが、とてつもない工事費であろう。将来の日本は人口が確実に減少するから車に乗る人も少なくなる。道路の通行量も減るだろうと推測されるが、依然として道路に投入される税金は天井知らずである。こんな状況だから医療費の無料化や老後の政策も充実できないのだろう。ともかく今後の日本は東欧諸国のように福祉により多くの人的、金銭的な支出増を急ぐべきであろう。幸福は格差が小さくすべての人が平等に安心して暮らせる社会からしか生まれない。 ★昔、鉄道の切符で人気のあったのが北海道の「愛国駅〜幸福駅」間のもので僕も買ったことがある。飯田線でも鼎という駅があり願い事が叶(鼎)えられるということで人気があった。また皇太子妃が小和田雅子さんに決まった時は、やはり飯田線の「小和田」という駅が人気になったこともある。今回はやはり飯田線の「鼎駅〜桜町駅」の切符が人気だという。これは受験生用で合格したときに電報で「サクラサク」という電文が打たれたことからヒントを得たものだという。キャッチフレーズは「願いかなえて桜咲く」というものだ。また飯田駅と天竜峡駅では専用の台紙まで販売されているという。ともかく最近のビジネスは全国的な話題にならないとどうしようもない、儲けるには情報戦を制するしかない。 ★諏訪湖には時々「御神渡り」という氷の盛り上がり現象が起きる。今年はほとんど氷が張らず諦めかけていたが、監視している八剣神社(諏訪市)は最近の全国的な低温が幸いして氷の厚みが増してきて一部に盛り上がりが見られると発表した。なぜ神社なのかというと、御神渡りは豊年豊作祈願の神事だからである。決して観光用の資源ではない。冬は厳しく冷え込んみ夏は太陽がくまなく照らして暖かくなる、これが豊作の条件なのである。要するにすべての神事は全ての人々が餓えることがないように存在するのである。もちろん相撲も同様であり決して暴力団や協会のカネ儲けが趣旨ではない。 僕も昔一度だけ諏訪湖に降り立って御神渡りを直接見たことが有る。その時に滑って転んで腰を打った、若しかしたらその時に骨が変形したのが今になって腰痛として現れたのだろうか?。何事にも興味を覚えて見たり聞いたりするのはいいが噴火のような事態に遭遇したのではどうしようもないから気を付けよう。

【2018.01.27】
★大雪も一段落したが、昨夜から南アルプス山麓の山小屋にある監視カメラシステムが停止してしまった。毎朝−15度ぐらいになっているので機器が異常になったのかもしれないと思い出掛けて見た。雪は約15センチぐらいまで溶けていて何とか山小屋の庭まで車で行くことができた。結局システムは正常だったが、ドコモの3Gの電波が一瞬止まってルーターがロック状態になったのが原因だった。新しいルーターを交換してから2回目である、何とか自動的に開始する方法を模索したい。これでは災害が起きたときに使えない可能性があるからだ。 ★オリンピックで北朝鮮と韓国の融和ムードが広がっているが、国連安全保障理事会の1月の議長国であるカザフスタンは、北朝鮮は核を捨てて繁栄をという議長コメントを出した。しかしこんなことになったら困るのは日本の右翼と自民党議員ではないのか?。北朝鮮がそのようになったら、いま進めている改憲論議がしぼんでしまう。それに憲法への自衛隊の明記を始め徴兵制への移行を含んだ憲法改正は安倍首相の執念であるが、これもやばくなる。ここは何とか韓国に出かけて行って北朝鮮と韓国の中を裂かねばなるまい。たぶん開会式へ出席するとしたらこうした目論見もあろうかと推測する。 ★また仮想通貨の流失事件が起きた。金額は580億円だというが、通貨の取引所は顧客に補償する金も無いようである。この仮想通貨はビットコインではなく「アルトコイン」だという(仮想通貨は多くの種類がある)。顧客の大半はカネ儲け目当てのギャンブルなのだから例え無になっても仕方がないかもしれない。これで加熱続きの通貨投機も一段落するかもしれない。だが不労所得者の手元にある資金は我々の老後資金程度のなものではない。数千円万円を何の心配も無く投資する人の集団だから再び加熱してこよう。人は一度水商売をしたら他の商売はバカバカしくて出来なくなるというがその例え通りだろう。 一般の商売はモノを売って何%儲けるかというものだが、水商売は何倍儲けるかという違いである。家で寝転がっていて1日に数千万円儲けることも可能な相場投資は一度やったらやめられないと思う。ともかくコインが破綻しても我々とっては知った事ではない。

【2018.01.26】
★ユーチューブでフジテレビの「ホンマでっかTV」で有名な中部大学総合工学研究所特任教授の武田邦彦氏のブログを時々見ている。 彼は若い頃から腰痛持ちで車の運転もできない状態だったという。大学病院を始め様々な病院で診察してもらったというが、レントゲンを撮りまくった挙句に病名は筋肉痛で異常なしという診断だったそうである。しかし最近になってテレビ局の中のスタジオまで歩いていけなくなってしまった。そこで最後の手段として町の整体院に行って診てもらったという。わずか5分ほど診てもらったところ、骨の関節がズレているということで10分ほど治療したら即座に歩けるようになってしまったという。その後すぐにテニスも普通にできるようになったことを報告している。 医者は行くと必ずレントゲンを撮るが整骨院は撮らない、要するに現代医学の基本はレントゲンなどの科学的検査が主体でそこから始まるのである。 僕も10年ぐらい前に左足首が歩けないほど痛くなったので、いつも通っている医院で相談したところ病院を紹介してくれたので行った、やはりレントゲンを撮って異常なしで金だけ払って帰ってきたが1周間経っても治らない。そこで近くにある富起接骨院というところに行って相談し診てもらったところ、足をグリグリ動かしたあとに目を見て「血糖値は?」と聞かれたので、最近高いことを説明したところ、まず血糖値を下げる薬を飲んで下げてから、しばらく足首を固定してくださいということで、10日間ギブスをはめていた。そうしたらケロッと治ってしまったのである。 武田氏は僕と同じ経験をしていたのだが、彼の親は医師だというが彼はその医師を批判している。武田氏はここで西洋医学主体の病院と、東洋医学中心の整体院や鍼灸院との実力と厚生行政の格差について述べている。要するに医師会という巨大な利権組織と町の整体院との政治的な格差問題がここにあるのだ。 日本の社会は巨大な組織ほど優遇される、それは選挙のときに票集めに寄与できることと、巨額な政治献金がくるからだろう。 既に日本では公平の原則も三権分立も非核3原則もなにもかも吹っ飛んでしまったのである。元に戻すには大自然の力を借りない限り人の力ではもう無理である。 ★異常気象は大寒波や大雪をもたらしているが、フランスでもセーヌ川が氾濫し、ロシアでは零下50度にも達した地域があるという。それでも生活して居る人間も素晴らしいが、何とか地球の怒りを沈める方法は無いものか?。そう、これも自然界の力を借りないと元には戻らないだろう。 アメリカの科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が更新している「終末時計」が昨年より30秒進んで残り2分となった。トランプ大統領が就任した時はそれだけで一気に30病進んだが、この進み方も妥当であろう。世界は終末に向かって春を待つように一歩一歩着実に進んでいるようだ。

【2018.01.25】
★いやはや毎日こんなに寒いと身体全体が固くなってしまうと同時に血圧も上がってしまう。ちなみに南アルプス山麓の山小屋では今朝7時の時点で−14度だった。 昔から血圧は年齢+110と言われている。昔は年齢+100と言われた頃もあった。このように年齢とともに血圧は高くなるのは当たり前のことだ。これは動脈硬化が進んだりして血管が細くなったために血液をくまなく循環させるため身体が自動的に行っている正しい働きなのである。だから老化してくると血圧がある程度高くないと血液が末梢血管まで循環しなくなり、かえって不都合が起きるのは道理である。特に極めて細い血管の血液が不足すると病気や癌にもなりやすいという。この細い血管を毛細血管といい太さは0.01mm程度のものだ。この血管が詰まると身体の隅々まで栄養とか酸素が行き渡らなくなってしまう。血液が回らないと細胞は死んでしまうのは知っての通である。しかしあまりにも高過ぎると血管の弱くなっている部分が破裂したりすることもある。しかしこの破裂を修復するのは血小板の働きである、小さな穴ならば秒単位の速さで傷口に血小板が集結し止血する。ここで厄介なのが血液サラサラの薬である。この薬は血小板を極端に少なくするものだから止血できないのである。こうして薬の効果と反効果というものが生命を危険に晒すのだ。俗に副作用というものと同じだが、狭心症や脳梗塞を取るか大動脈からの出血を取るかという二者択一を迫られるのである。単純に考えれば何もしない飲まない方が医者も薬代もかからず良いと言う事になろう。 ★日本の政治は自民党オンリーとなって久しいが、その反面で野党の堕落ぶりは止まるところを知らないようだ。「烏合の衆」という言葉がある、百科事典を見ると「規律や統制もなく、ただ寄り集まっただけの群衆・ 軍勢、役立たずな人々の集まり。」としっかり書いてある。これほどピッタリした言葉は他に見当たらないだろう。今日も民進党の大塚代表という人が、事もあろうに参院代表質問の際に自らの政党名を「民主党」と名乗って質問に及んでいいる。早い話が彼らは次期選挙に当選さえすれば何党でも構わないということである。こんな体たらくでは質問しても何の役にも立たないどころか返ってバカにされかねない、税金で喰っているのだから少しぐらいはまともな質問をして応援した人たちを多少なりとも納得させてもらいたいものだ。 ★相撲界もいよいよ疑惑の核心に迫ってきたようである。今度は春日野部屋という暴力団の集まりみたいなところである。暴力だけならともかく力士が有罪判決を受けても隠蔽するという念の入れようである。核心にというのは日馬富士の暴力事件と貴乃花の行動についてのことだ。以前から指摘しているように貴乃花は暴力事件を申告しても確実に隠蔽されることを知っていたから報告しなかったのである。要するに報告しても無駄な事だと思っていたのである。 プロというのは見せ者である、いわば役者と同じことだ。彼らは国民(子供)に向かって正々堂々戦う場面を見せるのが仕事なのである、だから裏で賭博や暴力があってはならないのだ。こうした隠蔽体質の原因は明らかに金である、彼らは既得権とされる様々な資金の恩恵に預かっていて、その分け前で喰っているのだ。その分け前の利権は文部省も絡んでいて、単独で利益の上がる相撲協会を「公益財団法人」と認定して税金を投入しているのだ。それに巡業の利益や数百億円のNHK中継料など、とてつもない金が動いている。この相撲団体とプロレスの団体と何が違うのか?。こんなくだらないスポーツに税金の投入など片腹痛いという怒りは、僕がまともな病気を背負っている由縁であろう。

【2018.01.24】
★飯田市の最高気温は−1.6だった。最近ではこの最高気温になったことは記憶にない。とにかく昼前後は吹雪になったが、ひるむことなくウオーキングに出かけた..しかし心臓に悪いので30分(約3km)でやめて家に戻ってみると衣服は吹き付けた雪で真っ白になっていた。昔(小学校の頃)はこんな寒い日も徒歩で学校に通ったものだ。30センチぐらい積もった雪をかき分けながら片道約4Kmの山道を歩いていた。最も怖かったのは雪ではなく冬に出没する鹿とかタヌキそれにイノシシなどの野生動物が突然眼前に現れることだった。だからいつも手には棒切れを握りしめていたものだ。それと道路脇の木の枝から落ちてくる雪の塊である、こいつにぶっつかると雪まみれどころか怪我をしてしまう。だから木の下を通る時は確認してから早足で通り過ぎた。 昨夜冷蔵庫からヤクルトを取り出して飲んでいると妻が、期限切れだから飲むと危ないと大声で止めたが既に飲み終わっていた。日付を見ると1月6日となっている。しかし味に変化はなかったので飲んでしまったのだ。僕達の世代は食べ物に賞味期限など書いてなかった、だから色とか味を確かめ自らの責任で大丈夫だと思ったものだけを食べていた。最近は表示に頼るあまり味覚で判断することを忘れている。だから多少味がおかしくても食べてしまい食中道を起こすのだろう。これらも木の枝から雪が落ちてくるかどうかという判断と同じ危険予知能力なのである。 火山の噴火にしても土石流災害にしても、匂いとか振動それに微妙な山鳴りなどの環境変化に敏感になっていないと生き残れない。 人は昔からこうした能力を持っているのだから、明日の天気を当たりもしない予報に頼るのではなく、それぞれの経験から判断する習慣を身に着けたいものである。 今回の白根山の噴火も役人は予知はできなかったが、現地に居れば硫黄の匂いとかカラスの行動とか何らかの予兆はあった筈である。死んだと思った..という話を聞くが、やはり自らの予知能力を磨いておくのが死に直面しない最善策であろう。 ★アメリカではトランプ大統領のロシア疑惑の調査が進んでいるようだ。日本と違って検察が独立した存在であることを立証したものでもある。この一件は大統領選挙の時の疑惑だが、聴取されているのがトランプ大統領の側近の司法長官だというのがミソだろう。「千丈の堤も蟻の一穴から」という諺もあるが、言いたい放題の大統領を何とか黙らせるにはこの一穴からかもしれない。日本でも忖度問題で紛糾したが検察が一向に動かないので迷宮入りである。検察や警察は国民の何を守ろうとしているのだろうか?甚だ疑問である。もしもアメリカ大統領が失脚したらどうなるのだろう、新しい大統領を訪ねて我先に挨拶に出かけるのだろうか。 こうして社会を俯瞰して見ていると、人の行動を通じて彼らの性格や心情など普段は見えないものが次々に姿を表してくる。歌舞伎を見ているよりも面白くて社会的に役立つとは思わないか。

【2018.01.23】
★大雪のニュースが一段落したら今度は火山噴火である。長野県の県境にある白根山が噴火し犠牲者も出ている。随分昔の事だが僕も今回噴火したのとは違う隣の白根山に登って火口の中を覗いたことがある。乳白色というか黄緑色の水が溜まっていて美しかったことを覚えている。火山の噴火は今回のように突然あるのだから注意したいが、今回のようなケースまでは予測できないだろう。それに余震のような前兆現象もなかったというから被害に遭った人たちは運が悪かったとしか言いようがない。 しかし今回の噴火は御嶽山の噴火に比較して犠牲者が少なかった。それは土日でなかったことと前日の東京の大雪が影響している。大雪のためにスキー場に行くバスが現地に来なかったのである。このバスを予約していた人たちにとって東京の大雪は命の恩人なのである。人生は一寸先は闇だというが、闇の反対にはこうした事実も隠れているから何が幸福で何が不幸なのか判断はできないのである。 ではこうした「運気」をどうして手に入れるか誰もが知りたいと思う。俗に運というのは「鈍」であるべきだという言い伝えがある。これは焦らないこと、先走らないこと、落ち着いていること、何事にも動じないこと..であろう。そして自分は運が良いのだと信じることも必要だろう。ともかく神仏に頼るのも良いし、鰯の頭に手を合わせるのも良い、自分が信じることを実行すべきなのだ。 ★今回の噴火というのは天世神誤なりに別の見方をしてみたらどうか。いわば地球の怒りとしての捉え方である。昨日召集された通常国会で首相は働き方改革という心地よい言葉で多くの労働者をに働かせて税収を上げたいという事と、憲法改正に向かって邁進する事を挙げている。多くの人が働く事は取りも直さず地球の環境破壊そのものである。また憲法を改正し自衛隊を軍隊にしようと言うのも地球の破壊に通じるものである。そこで警鐘を鳴らしたのが白根山ではないか、特に山の横でヘリコプターを飛ばしたり銃を持って行進したりすることを諌めたのであろうと考えるとわかり易い。 この地球の怒りも運とか神仏とかのように目に見えない現象であ、人は神仏だけを実在化して崇拝することも必要だが、目の前の人間がやっている事についてもっと目を向けなさいということでではないか。現実に目も向けようともせず神仏や運だけにすがるのは間違いなのだという意味である。 同じように環境破壊の温床はいくらでも存在していることを忘れてはならない。様々な遊興や享楽的行事がそれである、来年あたり関東大震災が起らないという保証はどこにも無いのである。無駄な若い力を結集するのなら、彼らによって避難用の建物を一棟でも建設するほうが良策ではないのか。そしてその政策を讃える国民性の醸成も必要であろう。

【2018.01.22】
★東京の大雪のニュースを聞いていたが、16時頃になって伊那谷も大雪になった。この冬初めての本格的な降り方である、見る間に10cmぐらい積もってしまった。先日咲いたばかりの「カイドウ」も雪の中で寒そうである。雪も季節の贈り物である、山に降り積もった雪は春になって暖かくなると溶け出して川に注ぎ田畑を潤すのだ。この雪がないと野菜も米も不作になってしまうということだ。また川下の都市部では渇水になる事もない、惠の雪に感謝するしか無いだろう。 ★北朝鮮がオリンピックに出るのでないのはともかく、国連で制裁決議をしてもしても何の効果も無い原因は、様々な国が密輸という方法で物資を流しているからである。もちろん高値で買ってくれるのだから流した国は大きな利益となるのは当然である。今日も上海沖の東シナ海でドミニカのタンカーが北朝鮮のタンカーに海上で物資の密輸をしているのを自衛隊の哨海機が確認している。しかしこの密輸も見方を変えると、政府が言う通りならば日本が過去に日本が戦争を起こした原因と合致するのである。なぜなら特定の国に行く食料などを止めるということは、その国の国民を殺す行為となるからだ。要するに大砲を打ち込んで殺す事と何ら変わりないから開戦の理由として正当化されるのだ。いわば油と食料を止められたら宣戦布告と受けっとても良いのである。しかし北朝鮮の状況とか拉致被害とか核実験などを考慮すれば制裁も仕方ないようにも思える。 オリンピックは政治利用しないことが原則だと言われているが、明らかに今回の開催はおかしい。北朝鮮の金正恩は今度のオリンピックは我々が仕切るとまで言っているのだから、韓国の国民とか拉致被害者にとっては堪忍できない事態であろう。だから今も東京オリンピックを返上したらどうかという討論が何度も行われているのである。既に建設費は1兆円を軽く突破していて、今後どのぐらいになるのかさえ予測もできない状況である。要はオリンピックで誰が儲かるのかということになるが、明らかに政治家とゼネコンであろう。地球的規模の飢饉が襲ってきた時、真っ先に処刑の対象となるのはオリンピックの誘致や実行に関わった人たちではないかと思われる。また核をこよなく愛する科学者たちも同罪であろう。 人は縄文時代のように普通に慎ましく生きるべきだろう、それを証明しているのが縄文時代が約1万年も続いていたという事実である。

【2018.01.21】
★世の中はいつの間にか変遷していく。僕が働きだしてから10年ぐらいの間給料は全て現金支払いだった。出張したときも旅費は現金で支給されていた。もちろんボーナスも同様だから見た目の厚さで他人の支給額も判断できたのだ。 そして銀行振込になり通帳と印鑑を持っていって引き出してきた。その後はカードになり自動支払機で引き出すようになった。しかしそのカードも近いうちに無くなるようである。指紋と顔で認証して現金を引き出すのだ、すでに僕のスマートフォンも指紋で起動しているし、顔の認証でも起動出来る。こうなるとコンビニやスーパーでも現金やカードは必要なくなり全て「顔パス」で支払いできるようになる。中国では既に多くの店で行われているのだから日本は遅れていると言っても良い。とにかく一番先に顔パスを導入してもらいたいのは免許証である、忘れただけで3,000円の罰金というのは馬鹿馬鹿しい限りである。 まあ、顔パスで..と言っても口座に預金がなければどうしようもないのは今と何ら変わりない。 ★ついに安倍首相の軍国化に追い風が拭いてきたようだ。フランスのマクロン大統領が先日軍幹部らを前に演説し、「すべての国民が兵役に従事する仕組みを作る」と述べ、若者に兵役を科すための法整備に入る。フランスは2001年に兵役義務を無くしたばかりだが、今回の理由はテロが頻発するための対応策としている。 こうした変化は世界は第三次世界大戦へと歩みを始めているのだろうか。もちろん日本でもこのフランスの政策を引用して若者の兵役を義務化しようという意見が出てくる、絶対多数の論理から法律は可決されるのだから、近いうちに20歳〜22歳の男女とも兵役が義務化される公算は大きい。こうなると兵隊を遊ばせておいても仕方がないから、ひとつ外国に出ていって大砲の一発でも撃ってこようという話になろう。そうなると軍需産業は大儲けだし、特権階級は大いに喜ぶことになろう。いま人が死んでも葬儀屋が儲かるように戦争で儲かる人が山ほど居ることを忘れてはならない。 ★今年はウナギの稚魚が不漁だというが本当だろうか、NHKまでが業者の噂をそのまま流してうな重の高値誘導を図っているのではないか。どんな魚も年度によって多少の豊魚や不漁はあろうが、マスコミはこうした噂に近いものを堂々と流している。昨年の秋はサンマが不漁だとして騒いだが、スーパーでは例年と変わりなく並んでいた。しかも例年より安かった。ウナギなど生活必需品もなければ主食でもないから食べなくとも一年はすぎる。それよりも米とか味噌醤油などの必需品は税率10%になるのを契機に無税にすべきであろう。

【2018.01.20】
★今日は一年で最も寒いとされる大寒である、だが最高気温は10度以上になり温かい一日となった。しかしこの先にはもう一度大寒波が来るというから楽しみなのである。こうして3歩進んで2歩下がる状況を繰り返してようやく春は来るのである。要は簡単に春は来ないのが良いのである、人生も二十歳を過ぎれば下り坂だし、厄年をすぎると社会的にも体力的にも下り坂となる。だから若者は精一杯学んだり多くの知識を吸収するときだといえる。若い頃の時間の進みか方がなぜあんなに遅かったのだろうか、一日が長くて仕方がなかった。特に働き始めた頃の時間は今の倍にも感じられていたものだ。その時間の長さが後年の幸福を培っていたのかもしれない。 ★トランプ大統領になって一年、世界は不安な方向に向かい更にその歩みを早めている。一人の独裁者によって民族問題、移民問題、外交問題、宗教問題など多岐に渡って窮地に陥ってしまったのである。更に人種差別発言は留まるところを知らず、世界中の反発を買う事態となっているのはご存知のとうりである。アメリカではこうした背景(移民対策の対応)もあって与野党が折り合わず、連邦政府の予算が成立せず政府機関が閉鎖されるというニュースもある。 日本も同じように独裁的な政治が様々な人権阻害を実行し、戦前の社会に逆戻りを始めている。こうして居る間に誰が得をしているのだろうか、明らかに中国であろう。いま彼らはアメリカをおだてあげている間に様々な布石を打っている筈である。 いま我々が使っているスマートフォンの90%以上は中国で造られているし、コンピューターや家電製品を始めあらゆる物が中国無しでは成立しなくなってしまった。いわば世界の首根っこを掴まれた状態である。習近平のあの無表情の顔の裏には世界制覇という地図が確実に描かれていて着実に進行しているのである。 世界はなぜもっと穏やかにならないのだろうか..それは例え世界が隅々まで平和に満ち溢れていたとしても、何時でも何処でも不幸は必ず起きるからであろう。 ともかく平和を願うあまりに逮捕投獄という結果になった事は過去に幾らでも有る、だから時の流れに身を任せるのも生き方の一つだろう。たぶん若者はこのことを知っていて無関心になっているのではないかとも想像できる。 しかし世の中は捨てたものではない、確実に死ぬのだということは万人に共通する事実だからである。せいぜい生きていてよかったと思う思い出を一つでも多く造っておくことだ。

【2018.01.19】
★庭先に有る「ロウバイ」の花が咲き出した。この木は我が家で春の一番先に咲く花である。咲いたあとに気温がマイナス10度ぐらいになって氷ったようになっても咲き続けている花である。監視カメラで見たところ道路や庭の雪もほぼ溶けていて、気温も今日は上がってきそうなので南アルプス山麓の山小屋に出掛ける事にした。昨年末に飲料水を汲んで来て以来行っていないので貯蔵が完全になくなってしまった。 行ってみると日影に雪は残っているもののほぼなくて真っ青な空が広がって爽やかそのものだった。 しかし今日はもっと良いことが有った。僕はもう15年以上に亘ってウオーキングをしている、しかし雨脚が強い日とか雪の日などはやめていた。そこで1年半前ぐらいに新しい万歩計を購入した、それが山佐時計が造っている「歩く遍路」だ。四国の遍路八十八ヶ所を徒歩で巡ると1,200kmあるが、それを万歩計の地図と一緒に走破しようというものだ。 購入後一日も休まずに遍路一周を達成し、その後二周目も達成し、今日ついに3、000kmに達したのである。この間509日間かかったが盆も正月も休まずにウオーキングを続けた結果である。一日休でもむと何かダラダラになってしまい、どうでも良くなるのを防ぐためだ。1日平均で約6kmのウオーキングだったが、この間病気にもならず風邪もひかなかった事もこの成果だろうか.感謝!!。 僕はへそ曲がりなので人にやれと言われると嫌になるが、自分で始めたことはそこそこ達成出来る性分である。でも古稀をすぎると体も衰えてくるのがわかる、武田鉄矢(68)氏に言わせると死の風が吹いてくるのが身近にわかるようである。彼は生まれつき心臓の弁が悪くてチタン製の弁に取り替えているようだが、外にも高血圧で病院に入っただけで血圧が50もハネ上がってしまうというし、糖尿も患っているらしい。それでも水戸黄門を始め多くのドラマに出演して頑張っている。なぜ僕がこのことを知っているかというと、毎朝ラジオで放送している「武田鉄矢、今朝の三枚おろし」という番組を時々聞いているからである。この番組は昔からやっていて武田鉄矢氏が自から書店に行って気に入り買い込んできた書籍の内容を紹介する番組である。 ★毎日ウオーキングしているルートの途中に2ヶ所のガソリンスタンドが有る、経営は違うが1リットルあたりの単価は一年中全く同じである。どちらかが他方を見て決めているというのではなく裏で話し合っているのだろう。ガソリン価格がここ一週間で2円も値上がりしている、これは原油価格が上昇したためだが、ここに来てドバイの原油価格は下落を始めた。減産していたが長期に渡ると国家財政が厳しくなるということも有るが、石油需要は今後減っていくことは間違いないからだ。シェールガスや自然エネルギーの開発と自動車の需要が先細りなのだ。こんなものに投機して金儲けをしようという者達もあるが、今後はそう儲かることもないだろう。彼らは政治家を煽って中東などで紛争のネタを造っているのだからたまったものではない。特にアメリカの大統領のエルサレム発言では世界の石油を使う人たちの財布から金を抜き取ったことになる。こんな金儲け第一の社会を早く脱しないと地球そのものの怒りを買うことになるのは間違いない。

【2018.01.18】
★今朝は暖かくて道路も凍っていないようだったが、飯田市天竜峡から山本に通じる「三遠南信自動車道」で今朝、軽トラックと乗用車が衝突する事故があった。この道路での事故はあまり聞いたことが無いかったが、3名が病院に搬送されているという。三遠南信自動車道といっても片側1車線道路である、どのような原因で対向車同士が衝突したのかはまだ分からないが、たぶん道路の一部が凍結していたのが原因ではないかと思う。この時期は道路が凍っているのか単に濡れているだけなのか判断が難しい、特に薄暮の時期は注意が必要であるというより低速運転に徹したいものだ。真の安全運転とは、自らが事故を起こさないことではなく、こうした事故のようなトバッチリからも逃げられる運転を言う。しかしこれだけ車がゴロゴロ走っているのである、事故に遭わないのは癌になるよりも確率が低くそうである。 ★いま世の中で騒がれているブラック企業とか、過労死問題、更に大企業の偽造や隠蔽などの犯罪について根本的な問題点はどこにあるのだろうか?。 それは企業や団体などのトップや役人が本来知っておくべき基本的(法的な)なルールを知らないということに尽きる。言い換えれば企業の利益を優先し法律を無視する結果だったといえる。 わかりやすく説明すれば、今日も波乱が続いている大相撲の暴行事件のてん末を見ればすぐに説明できることだ。 あの障害暴行事件が起きた時、まず第一にしなければならなかったことは、同席した者や店の関係者が救急車を呼んで怪我人の治療手配をしなければならなかったことだ。交通事故を起こしても警察や会社に連絡する前に怪我人の救護をしなければならないと法で定められている。 次にしなければならなかった事は警察への通報と加害者の出頭(自首)である。これらを済ませたあとで当事者(モンゴル会)の責任者(この例では白鵬)は巡業中の責任者である貴乃花親方に連絡しその後の指示を仰がねばならなかった。その後貴乃花親方は相撲協会にその事実を伝えるのである。 この順番が確実に間違っていた原因はその後の相撲協会の対応を見ればわかるだろう、彼らは協会を守る行動に出て貴乃花親方になぜ早く連絡しなかったのかと怒りをぶちまけているが、これこそが大間違いであり法を遵守するという考えが欠落している証拠なのである。要するに握り潰せば安泰という利権擁護に走る考え方なのである。 まず第一に罰せられるのは怪我をさせた犯人は当然だが、巡業部長にいち早く正確に報告しなかった白鵬だろう。その後も貴乃花親方が巡業部長なら巡業に行かないという彼の発言もそのことを裏付けている。 僕に言わせれば貴乃花親方の行動は役職を解任されるほどのものではないということだ、反対にこうした背景を世間に公開した功労者であると同時に、本来あるべき相撲界の暗部を少しでもなくしていこうということにもなる。 もう一つの暗部は横綱審議委員会などの役員が相撲と何らかの利害関係に有る者だということであろう。外部から招いても利害関係が有るのでは何にもならないばかりか、政府が行う有識者会議と何ら変わっていないということである。

【2018.01.17】
★久しぶりの雨で湿度が上がった、連日起きている火災も多少は収まるだろうか。また乾燥による喉の痛みも少なくなるかもしれない。晴天ばかりでは地球も人間も良いことはないのである。気温も今日はマイナスにならなかった。諏訪湖ではお神渡りができるかどうか神社の関係者が観測し心配していたが、この雨で絶望的になったようである。再び寒波は来るが多少冷えただけでは氷が厚くならずお神渡りが出来ないのだ。この神事も農家にとっては多少重要なもので、この時期に低温にならないと夏からの農産物の収穫に影響するらしい。しかし最近の異常気象は神も仏も有ったものではないのだから困りものだ。 ★ようやく仮想通貨(ビットコイン)で儲けた連中にも天罰が下ってきているようだ。1ビットコインあたり1万300ドルまで下落し3分の1の価値まで下がった。元の価値はもっと低いのだから今後も値下がりが続いて適当なところで収まるだろう。世の中はそういう浮き沈みで出来ていることを知らねばならない。もちろん株価も同じで庶民が景気が良いと感じていないのだから、今後庶民の思うような適当な位置まで来て落ち着くであろう。これも世の中のリズムなのだが、実はこのリズム(周期)は日本や世界だけの現象ではなく、太陽系とか銀河系も絡んだ大きな周期の一部なのである。 学者の最近の研究を調べてみると、宇宙の果ては何処かという問いに対して、もう一つの宇宙に繋がっているという答えが多い。これをマルチユニバースというようだが、いま見えている宇宙の他に数万数千万の宇宙が存在しているという。こうした宇宙もお互いに何らかの周期的な結び着きが有るようだ、しかしこうした研究が何の役に立つのだろうか?。税金を無駄に使って自分の道楽を満たしているだけに見えるのだが..。事実彼らの千年に及ぶ研究で人類の役に立った事は一つもない。中には地球が太陽を回る周期が正確にわかって時計の精度が上がったというのもあろうが、こんな精度など千年前のマヤ文明で十分語り尽くされていることである。人類には1000分の1秒などという時間は必要はないのではないか。 ★北朝鮮は何が何でもオリンピックに参加して将軍様を讃える歌を観衆の前で披露したいらしい。美人楽団を大量に派遣するのも何か誇らしく感じるのだろうか。共産国家ならば美人だとかブスだとかいう判断基準は存在しなかったのではないか。 いま世の中で起きていることは明らかにバカ者の天下取りゲームの内容でしか無い。またインターネットのツイッターなどを使って世界のトップ達が文句を言い合うというのも子供の遊びと何ら変わりない、それどころか小学校の生徒よりもモラルがない。彼らも時間が合ったら、もう一度小学生からやり直してから選挙に出てもらいたいものだ。

【2018.01.16】
★震災でも大活躍した熊本県の「くまもん」というご当地キャラクターがある。これが地元の反感を買っているという珍しい話が合った。これは今月から海外の企業にも有料で解放されて、中国などからの輸入商品にも「くまモン」マークが使えるようになったからだ。これは「くまモン」人気にあやかって使用料を儲けようと企んでいる県の仕組んだことだろう。「本来の目的から外れる」とか「県内企業を優遇せよ」という非難が多数寄せられているという。確かにあれだけ有名になったのだから今一つ儲けてやろうという県の役人の考えはいいかも知れない。また使途によっては賛成という話もあるが、何か不自然なものが付きまとうではないか。大いに議論を戦わせて「くまモン」を地元に取り戻そうではないか。 役人というのがここでも反感を買う的になっているが、凡そ彼らが一般常識に欠けるのは否めない。例えば文部科学省の役人にしても、学校教育に柔道を取りいれようと必須科目にしたようだ。しかしこの目的が間違っているのである。彼らによれば柔道によって子供たちに礼儀作法が身につくというのだが、実はこの礼儀というものの基本から間違っている。礼儀とは人と人、子供と先生などとのあいだでのことを指すのだが、柔道の礼は人に対するものではない。柔道の礼は宗教的なものであり、神仏に対する礼を指すものなのである。 ともかく何かをやろうというのならもう少し勉強して学を付けてから望みたいものだ。 ★政府は年金の支給開始を70歳より上まで引き上げるという審議に入ったという。早い話がさんざん金を集めておいて早死にしたら国が儲かるという仕組み造りである。明らかにすう勢と乖離していないか。ロボットが活躍する未来には人間は60歳位で退いて道楽や趣味で過ごそうというのが本来ではないのか。ここでも何か間違っているようだが、死ぬまで働かせて税金を搾り取ろうという政策はそろそろ終わりにしても良い時期ではないか。 オリンピック選手などのように税金で自己満足と名誉欲だけを追っている者もある中で、農業や漁業などの3次産業に就いている人たちはもっと早く生きていて良かったと言う実感の持てる国にしたらどうか。それでも海でマグロを釣りたい者は道楽と稼ぎを両立させてやればいいだけのことだ。 最近の犯罪の内容などをつぶさに見ていると、若者は既にこの事に気が付いていて未来に対する希望が無くなってきた結果だというように見える。おそらく各国で起きて居るテロもこうした素因の下で発展してきたのだろうと思う。やはり社会の安定は軍隊でも兵器でもなく食料が第一ではないのか。食う所と寝る場所が有るだけでも社会は安定に向かうはずである。アメリカではトランプ大統領の精神鑑定を受けさせようという声も日増しに高まっている。○○ファーストなどというのは秩序を破壊する言葉でしかないことは都知事選でも似たようなものだったのであろう。

【2018.01.15】
★日本の景気はこのまま上昇を続けるのか?..否である。何故なら子供の数が少なくなっているからだ。その影響は例えば自動車産業や自動車教習所にも及んでいる、新型車を開発してもどんどん売れないのである。また先日来大騒ぎになっている振り袖詐欺事件も、実はこの少子化によって客の数が減っているから起きたものだ。 少子化は日本にとって大問題であるかのように思われるが、実はまだ人口が多すぎるのである。専門家によると8〜9千万人ぐらいが適当であろうと言われている。実際に戦後間もない時期は8千万人だったが徐々に増えて2000年には1億2千万人を突破した後に徐々に減っている。なぜ減ったかと言えば多すぎるから減っているのではないか。野ネズミだって増えすぎると餌がなくなるので自然に減っていき平常の数に戻るのである。 なぜ今少子化で大騒ぎするかと言えば税収が減るからであろ。たったそれだけのことだ。年金の問題も有るが人が少なくなれば道路も不要だから揮発油税を全て年金に回せば明らかに余ってくる。要するに政治家の利権の為に少子化問題が取り沙汰されているにすぎないのである。 テレビのCMでアフリカの栄養失調の子供を救おうという募金が行われているが、早い話が食料もないのに子供を生むという行為をやめれば済むことであろう。日本の国民だって給料から考えて子供を何人育てられっるのか考えているだから当たり前のことだ。歯に衣着ずに言うなら子供を助けるより彼らの教育が先決であろう。 こうした救済活動が何らかの利権の上で動いているのではないかと言う疑いも出てくるのは昨今の情勢から当然のことだ。 昔のことだが年末の赤い羽根募金が市町村で行われ、終了した時にその集めた金で打上げ酒宴をしていたという事実も有った。もちろん東日本大震災の募金なども横領した者が逮捕されている。それどころか津波復旧工事の金額を2倍も3倍にも水増しして請け負った企業も有る。それを審査して許可した国や自治体の検証をし世間に公表すべきだろう。工事と言っても単純な土木作業である、毎年改定される「工事積算単価表」というものがあり、工事内容はそれを使って積算できる工種や材料ばかりだ。今の世の中は全て性悪説で考えねばならないのは当然であろう。それらを踏まえて騙されない人間造り教育も必要になろう、教育も時代に合致したものが必要ということだ。50年前と同じようにやっていたのでは人格形成が出来ないのだ。 ★騙されない人造りという教育をしたくないのが日本政府であろう、例えば中国人観光客を頭を下げて誘致し、多くの企業が代議士を連れて中国詣でに出かけるなどという現状で、尖閣に中国の潜水艦が近付いたというだけで航空母艦を建設して有事に備えようという。こんな矛盾を平気で報道するマスコミもさる事ながら、庶民も何の疑問も感じないようでは人間失格ではないのか。まず政治家に騙されない人造りから始めようではないか。

【2018.01.14】
★昨日より2度ぐらい気温が高かったが、それだけでも春が一歩近づいて来た感じがする。春はゆっくり来てほしい、来るとすぐに行ってしまうからだ。 初物が手に入った、友人がフキノトウを20個ぐらいくれたのだ。ちょっと袋を開けたところ中から春の香りが広がってくるではないか。これが野原の匂いであり、故郷の匂いでもある。さっそく味噌和えにして口に入れると、一年ぶりに味わうほろ苦い香りが口内に広がる。こんなに寒い日が続いても太陽も地球も野原も季節を決して忘れては居ないのだ。我々は何と素晴らしい環境に我々は生きているのだろうか。 ★先日も書いたが日本人の暮し向きはどんどん悪い方向に向かっているという調査結果が出ている。しかし世の中にはとんでもない国も有る、給料から50%近い所得税を引かれ、買い物をすれば消費税率は25%の国である。国民にアンケートをすると90%の人たちが、この国に生まれてよかったと答えている。日本の総理大臣が聞いたら大喜びするであろう反応である。その国とはデンマークである、世界各国で行われる幸福度調査ではブータンのようにいつも上位に入っている。何で幸せなのだろうか、それは政治家が良いからである。国民は将来に何の心配もなく生きているということだ。だから税金は国家に貯金して老後に備えるということで理解している。政治が良いというのは政治家がまともな人間であるということである。日本はその正反対を貫く国家なのである、どこの家庭でも老後の心配ばかりが先に立つ。だから毎日の生活を切り詰めながら老後に備えていて、温泉旅行などに行くような金も無い。 教育にしても未だに政治と選挙の餌にされているだけで若者のことなど誰も考えていない。それは担当省庁の文部科学省や地方の教育委員会まで何ら変わらない。単なる無駄な官僚組織そのものである。 要するに政府も役人も庶民の幸福がなんであるか理解できていないのである。金だけ集めれば幸せが来るのだと信じてやまない行政というこにもなろうか。 日本は税金や消費税を何の為に支払うのか国民も理解できていない国家でも有る。要するに馬鹿者の集団ということになろう、第一に選挙が人気投票だと思っている国民が存在する事事態が世界の笑い者である。 僕の知り合いの娘さんはスリランカからお婿さんをもらっている。その婿さんは結婚後一年ほど日本に来て仕事をしていたが、今はスリランカに出稼ぎ?に行っている。日本の会社では朝から晩まで働きどうしで体が持たないどころか自由時間がないのだ。スリランカでは軍人でも申請すれば1年間の休みが取れるという。ともかく日本人も多くの人が外国に出かけていくのだから、景色を見るだけでなく、その国の人たちと触れ合って物の見方考え方から学んでくるべきだろう。

【2018.01.13】
★センター試験は毎年のことだが、この時期にやるというのも見直したほうが良い。前年10月でも良いではないか。今の時期は大雪が降るのは当然だが寒さも厳しい、こんな時期に学生が何万人も出歩くのは危険も伴う。たぶん役人が言い出せないだけなのか、それとも前例だけを死守するだけのことか。 少子化だから大学など行きたい人が全員行けばいい、そして特定の基準に達しない者には卒業証書を渡さなければ良いだけのことではないか。そうなると志望校を選択するのにも今以上の自信と真剣さが求められる。とにかくどうでもいい事に青春の貴重な時間だけは無駄にしないで貰いたい。ここで今年初の一句が浮かんだ「大学に行かねばならぬ馬鹿でなし」。 ★世の中は棄てる神あれば..というが、まさか火葬に付した遺灰までがビジネス(金儲け)の対象になっているとは..。遺灰に溶け出した入れ歯の金銀を抽出して売る為に灰の入札まで行われているという。まあこれも「もったいない」という部類に入れれば正解だろう、カネになるものを捨ててしまうのも考え物だ。 しかしこの灰で儲かるのは業者ではなく火葬場を持っている市町村である、死者も生まれ育った故郷に最後のご奉孝だと思えば気分もいいだろう。 最近は終末ビジネスも盛んである、老人を集めて棺桶とか墓石の販売や、斎場の予約とか互助会の勧誘などだ。特に体験入棺というのものまで気軽に行われ、自分に合った棺桶を予約するというから一時代前では考えられなかったことだ。それだけ「死」というものが身近に扱われるようになったことは良いことだろう。死は汚いものでもなく恐ろしいものでもない、人が一生を終えて二度と自分たちの前に戻って来ないという儀式である。こうした儀式は国や人種が違っても同じように行われているし、縄文時代であっても二度と会えなくなる人を送る行事をしていたことに変わりない。 サバンナで生きる象も同じことだ、家族で群れを作って行動している象は一頭が亡くなると、その周りを何回も回って弔った後に広大なサバンナに旅に出る。しかし命日が近づくと弔った象のところに再び集まって在りし日を偲ぶというのだ。 「門松は冥途の旅の一里塚..という狂歌もあるように誕生日とか正月は死に一歩近付いたということである。 ★日銀は全国の個人を対象にして3か月ごとに景気の実感や暮し向きをアンケートしているが、自ら行っている政策の間違いが露呈するような調査結果が毎回出ている。要するに多くの人が生活が苦しくなったと答えているのである。これは賃金や年金が上がらず物価が上がっていうる現状を的確に表したものだ。それなのになぜ企業や銀行と証券などしか優遇しない政策を行っているのだろうか。与党の言い成りになっているなっているという現状が見て取れるが、それで日銀は良いのか?、なぜ日銀がある程度独立して存在しているのか理解しているのか?。要するにここも世間知らずのバカ者の集まりになってしまったのだろう。日本中が高等教育というオバカさん教育を受けた結果であろう。こんな事からもセンター試験を含めて教育全般に着いて再考が必要であろう。

【2018.01.12】
★全国から寄せられるのは大雪と異常な低温の話題ばかりである。長時間に亘って電車が立ち往生したようだが、専門家によると最近の車両は軽量化のために重量が軽く多少の雪でもスリップしてしまうのだという。昔の電車に比べたら重量は半分ぐらいになっているようにも見えるが、電車は軽量化による金儲けよりも安全第一で製造されるべきだろう。 こう寒いと石油の消費量も多くなる、だが何の理由かは知らないが昨年から高値が続いている。しかし円高も一段落しそうだし、春も近いことから徐々に下がっていくだろうことを期待するしか無い。石油価格は需要と供給というよりも投機的な売り買いによって価格が決まる。要するに世界の投資家の金儲けという理由だけで価格が上下しているのだ、こんなシステムは人類にとって庶民にとって如何なものだろうか。そもそも株式というもの自体が本来の目的からとんでもない方向に来てしまった。政府はこれらの事態を煽るより沈静化に努力すべきであろう。この根幹に有るものは不労所得者の献金が幅を利かせているのだろうか?。ともかく今はこうした曲がった世の中を修正に向かわせる時ではないのか、このまま突っ走っても世界に平和とか安寧は決して訪れないであろう。 ★今年9月に行われる自民党総裁選だが、既に様々な噂や立候補者の名前が取り沙汰されている。しかし本気で対抗馬となる人物が居るのだろうか?。例えば野田氏などは首相の援護射撃として、票割れを狙うものだという話もあるが、これはしごく当然の作戦であろう。総裁の取り巻きには賢い人がくっついているから牙城を崩すには難しかろう。しかしここで真の対抗馬として出る人物こそ次期総理大臣として相応しいのではなかろうか。ともかく金持ちのための政治だけは止めてもらいたいし、日本医師会などの団体の解体を進めるような与党であってほしいものだ。 しかし与党として力があるというのならばそれを実証する政策や行動が必要である。医師会ならずともゼネコンの協会だったりパチンコ店の団体だったり、世の中には幾らでも圧力団体は存在する。いま力の見せどころを誤ったら将来に禍根を残すことになるのは必定であろうし、民衆も離散していくことは間違いない。 ★広辞苑(岩波書店)が10年ぶりで改定された、新たに追加された項目をみると「ビットコイン」という語句が有った。このビットコインは我々のようにコンピューターを自作する人達の間でブームになっている。彼らは何をするのかというとマイニング(採掘)という作業である。これはビットコインを新たに手にする方法の一つで、超高速なコンピューターをビットコイン売買の台帳管理に貸し出しその代償としてビットコインを得るものだ。この高速なコンピューターというのが曲者で、ビデオカード(グラフィックボード)のCPUを利用することから通常は1枚しか使わないボードを10枚ぐらい使う。このための消費電力は普通の家庭1件分の電力を24時間必要とする。だから稼ぐと行っても電気料金だけ稼げれば良いという位いにしかならないようだ。ともかく半分は道楽なので電気料金だけ稼げればいい。しかしこれらの行為も無駄としか言いようがないものだ。

【2018.01.11】
★この冷え込みは尋常ではない。これも今年は熱帯地方の海水温が過去に比べて2度も高くなっているためだ。要するに地球温暖化の影響はこうした極端な冷え込みも誘発するのである。しかし我々団塊の世代は今後に起きる地球の異常現象に対しては、生存していないのだからほとんど関心が無い。当面の間何とか現状で持ち堪えてくれたらそれで良いとしか答えようがない。無責任のようだが老人が死ぬということはそういう意味も含まれているのである。だから今後長生きしたい若者はもっと積極的に政治に関与すべきであろう。毎日くだらないスポーツ観戦に熱中していたのでは誰も救いようが無いということだ。 ★オリンピックの政治利用で韓国と北朝鮮がなんとなく融和ムードになってきたので、何か中国が行動を起こすのではないかと考えていたら的中した。なぜそう考えたかというと、日本が軍事予算で兵器を購入したり、空母の建造までしようという昨今である。南北朝鮮が仲良くなっては事が旨く運ばない。そこで日本と中国の地下ルートを使って何者かが中国に対して尖閣諸島に艦船の派遣を頼むのではないかという予測をしていたのだ。事実かどうかは確認の取りようもないが、過去の例を検証しても似たような事が起きている。だいたい中国の観光客がとてつもない金を日本に落としているのだから、日本にとって中国は最早敵国ではないということだ。もちろんアメリカにとっても中国は日本以上の友好国である、お互いに太いパイプ(ホットライン)で結ばれているのである。これらの事を大局的に見れば、夫々の国民を人質にした大国の馴れ合い猿芝居で演じているという事であろうということだ。 こうした現象は昔からの日本の政治を検証して見ればよくわかるだろう。例えば国会で野党が質問するときは前もって国会対策委員会が開かれて、質問の内容や政府の回答に対して与野党で検討を重ね国民を何かしら納得できそうな結論に導いていたという事実だ。まあこんな話は誰でも良く知っていることだが、その裏で金銭のやり取りまで有ったという話をした議員の証言も有った。柔らかく言えば根回しであり、悪く言えば国民を裏切る行為である。こうした馴れ合いが今も続いているとすれば由々しきことだが、オリンピックやサッカーに夢中になっている若者にとってこんな事はどこ吹く風であろう。こんなボンクラ連中が今後地球環境の破壊によってどのような天罰が下ろうが我々の知った事では無いと言うことである。まあ本来の天罰の意味そのもので有るから仕方がない。まあここで天罰の意味だけでも知っておいてもらいたい。

【2018.01.10】
今日も木枯らしが吹き粉雪が舞い散る極寒の1日になった。しかしこの寒さと、もうじき春になるというこの時間が一年で最も希望に溢れる時ではないだろうか。寒い寒いと言いつつも実に充実し安心できる季節なのである。要するに物事は考えようなのである。 星野監督は70歳で膵臓癌で先日他界したが、彼にとって野球に熱中していた選手時代や監督時代に癌で戦力外通告を受けることがなかっただけ良かったのだ。癌よ今までよく我慢していてくれたと感謝に値するものなのである。 今日は寒かったが恩師の中繁彦先生と今年初めての会食をしてきた。先生は蕎麦が好きなので市田に有る人気店だという蕎麦屋に初めて行ってみた。蕎麦の量は他店よりも多少多かったように思うが、テンプラなどは普通のものだった。蕎麦はご飯よりもカロリーが多いのでダイエットには注意が必要である、一見蕎麦はヘルシーに見えるがそうではない。世の中には自分が思っていた事と真逆の真実が存在することも覚えておいてほしい。 ★税金のなかで良く理解できないのがものがある、それは森林税である。これは里山の保護とか植林などして森を再生し維持しようというものだと説明されている。しかし本来の森は森に住む動物たちが自らの手で守っていくものではないのか。先日報道で熊を必要以上に殺している実態が報告されていたが、明らかに食害とか危険だというような単純で馬鹿げた理由で殺すのは間違いである。森は熊や鹿それにリスや野ネズミなど様々な動物によって実に効率的に守られているのだ。それは彼らが自分たちの住処を大切にしているからだ。家で飼っている猫でも家の中では教えなくとも決して糞はしない、もちろん何もしつけをしない野良猫だって同様である。彼らは自分の家だということが分かっているからだ。 野ネズミやリスは木の実を土に埋めて森を豊かにしている。野ウサギは木の皮を剥いてその木を枯らす、枯れた木は倒れて腐り他の若い木の肥やしとなるのだ。 森でも海岸でも人間が手を加えると必ず災害の原因になったり、周辺の環境を悪化させてしまう。これ等の事はいままでの災害などで我々は十分に学んできたことではないか。 アフリカのサバンナに住むハイエナとかハゲタカは不潔で悪い動物に見られているが、これは全くの見当違いである。今のアフリカの大自然と多くの野生動物が生息して居られるのは明らかにハイエナとハゲタカのおかげなのである。彼らはライオンなどが食べ残した餌を完全に骨になるまで食べ尽くすのだ。だから肉が腐敗して細菌が繁殖するのを防ぎサバンナを清潔に保っている衛生士なのだ。彼らが居なかったら病気が蔓延して全ての動物は絶滅していた筈である。 森林税は里山に木を植えるのではなく、野生動物を助け自由に生きるための森を提供することに使うべきなのである。役人がここまで考えが及ばないとしたら、このような税金は廃止すべきであろう。

【2018.01.09】
★雨で一段落したが今度は雪になってしまった。僕の親戚が住んでいる福島県のいわき市に電話したところ、飯田市で−6度のときに+3度だった。雪が降って積もることも殆どないという住みやすいところのようだ。しかし福島第一原発の爆発で数万人がこのいわき市に避難してきて定住したため、人口増と土地価格の高騰が激しいという。 元公正取引委員会のトップが先日語っていたが、震災復興の工事はゼネコンの儲け放題で検査するという状況ではなかったという。彼はその状況をジャブジャブと表現していた。要するに巨額の税金の投入で足元はカネでジャブジャブだったということだろうか。同じように最近の公共工事もオリンピック工事もこのジャブジャブ状態であろうと推測するのだが、何か間違っているのだろうか?。 ★それにしても世の中には悪い奴が居るものだ、成人式の晴れ着詐欺である。人生の一つの転機が成人式とするならば、詐欺に遭った人たちはこの日から他人を信用しない人になるだろう。確かに今の時代は他人や友人を信用した結果、自らが多額の借金を背負ったり破綻したりする事件が多発している。しかしそれはごく僅かで希なケースとして捉えれば、他人を信用できない人生はかえってマイナスになるに違いない。これこそ「ハレの日ハサン」というタイトルが似合っているだろう。 また全国の成人式で馬鹿騒ぎした者たちも人生の節目に立って自らの存在をアピールしたいという思いが酒で爆発したのであろう。目立つことが優先されるような今の世の中にあって彼らはその犠牲者と捉える事もできる。 しかし東京オリンピックが近付くに連れて世の中は利権や金儲けとともに出場したい選手たちの攻防が半端ではなくなった。ロシア国家並みの薬物事件が発覚したが、出場を賭けるライバルの飲み物に薬物を入れるなどは極めて重い犯罪であろう。オリンピックはとうの昔に世界の平和とか友好というタガが外れて、企業の金銭目的と政治家の利権、それに先程の成人式ではないが目立ちたいという若者の欲望一色の単なる無駄騒ぎ行事となってしまった。 特に世界中が北朝鮮に対して禁輸を始め多くの制裁を科して圧力を強める中で、オリンピックという格好の材料を使って親睦を深めようというのは明らかに制裁破りであろう。ここで北朝鮮選手が参加したとしても何ら平和解決への道は開けないのは誰もが認めるところだ。韓国は日本やアメリカと違って北朝鮮は親戚も友人も住んでいる同じ国家の人々なのだ。他国が制裁だとか近油とか騒ぐのを快く思っていないことも確かである。北朝鮮問題はそう単純な問題ではないということだ。ともかく世界は馬鹿者を中心軸として回転しているのだから、誰が良いとか悪いとかは言い難い、しかし地球環境のことも考えて世界規模や全国規模での馬鹿騒ぎだけは慎むべきであろう。

【2018.01.08】
★久しぶりの雨にホッとしたというか湿度が上がったため過ごしやすい一日となった。しかし気温は上がらず真冬のままだが夕方まで飯田市内は積雪がない。監視カメラで南アルプス山麓の山小屋を見ると庭に約10cmの積雪が有る。年末に汲んできた飲料水が底をついてきたので、近いうちに行って来ようと思っているが、ランドクルーザーを売却してしまったので積雪が10cmを超えると無理がある。諦めるしか無い。 ★落ち目にはなりたくないというのは希望の党だろうか。昨年の選挙の時に公約として企業や団体からの献金を禁止していたが、今になって党に金が入ってこないという理由から献金を解禁することになった。もともと党が存在する目的が「しがらみ政治からの脱却」という触込みだったのだから党の存在意義がなくなったのは当然であろう。要するに議員といういい加減な者達の行き着く先は金しか無いということである。貧乏人に政治家をやらせると決まってこういう無様な結果になるということを知っておきたい。党が崩壊していく理由がトップが女帝であるという事が大きな理由であろうと見ているが何か間違いが有るのか。それとトップが政治が目的ではなく東京オリンピックで目立ちたいという理由だったとしたら許せないものが有る。 そもそも日本の政治は近来、直接戦争と係わらなかったこともあって人気投票なってしまった。その結果が危機を誘発するような政治体系を造ってしまったと言える。 しかし救いの神となったのは未だにアメリカと表面的にしても軍事的に対立関係を保持しているロシアの存在である。例えば日本がアメリカから高性能ミサイルを購入するとなると、ロシアは北海道近辺への配備を危惧して北方領土問題を掲げて購入に対して反対表明をしている。これを称して軍事的バランスというのだろうか..ともかく無駄な兵器調達にNO!を突きつけてくれるのがロシアという事になるのは喜ばしい事だ。消費税を上げ生活保護費をカットして、その資金でロケットを買おうという目論見は北朝鮮の将軍様のやることと何ら変わりないではないか。 ★相撲界はまた新たな問題を抱えたようだ、オカマの行事がセクハラで懲戒処分になるというのだ。なんたって行事の最高位「式守伊之助」である、ただでは済まされないであろう。しかもこの行事が白鵬の部屋に所属しているらしいから事態は風雲急を告げる。女が上がれない土俵にオカマならば良いと言う事か..ともかく行事も酒を飲んでセクハラ疑惑に陥るという失態は全国を回ってファンや子どもたちを励ますなどと言ってはいられない。 僕はいままで酒で成功した人を見た事が無い、反対に失職したり捕まったり、精神科の病棟に入れられた人などは多く見てきた。その家族も多く知っているが実に悲惨な思いをしている人たちばかりだった。中には会社の慰労会で松茸観光に行って彼だけが1本採った。その喜びから飲みすぎて自転車に乗って家に帰る途中で側溝に落ち救急車が呼ばれて事故がバレて、管理職からヒラに降格した人もあった。 ともかく百害あって一利なしという麻薬と同じ我を失うようなものに手を出さないことが肝心だ。

【2018.01.07】
★今日は「春の七草」の日だと言うが、僕が育った村ではこの風習がないので今も食べたことはない。また来月の節分に食べる「恵方巻」という風習もなかったので食べないが、我が家でも昔からこの日には巻き寿司を食べていた。更にバレンタインデーなどの風習もあるが、これらは一部の地方や外国で行われていた風習をコンビニなどが売上増を狙って全国に広めたものである。 飯田市周辺ではこの時期に(大概は1月7日)に「どんど焼き」が行われる。正月飾りの松や竹などを使って高さ5mにも積み上げてそれを燃やし、その火で餅を炙って健康長寿を願って食べるという行事である。今朝も市内各地で空高く煙が立ち上り大火災発生さながらであった。もちろん我が家から100mほど離れた田んぼでもどんど焼きが行われ、家の周りや車の屋根には笹の葉の燃えカスなどが飛んできていた。点火が朝6時ということもあり以前は参加していたが、最近は寒くて血圧や心臓に悪いので行っていない。その方が健康長寿に良いからである。 ★このように健康にとって何が良いかという事は誰にも分からない。また最多くなったアルツハイマー病の原因物質として植物性の油(サラダ油)が危険だという研究結果も大きな注目を集めているが良くわからない。しかし今日もニュースで報じられたているが、以前からJR西日本金沢支社が合格祈願として配っている「列車の滑り止めの砂」に発がん性物質が確認されたとして緊急に配布中止となった事件も有る。合格したのは良いが癌になってしまったのでは意味が無いのである。とにかく健康という問題は還暦を越えると一気に人生の中心に躍り出るのは間違いない。 さまざまな健康食品を食べ尽くしても何にも良くならない、運動しても余計に腰が痛くなってしまった..など逆効果も指摘されている。これも美白用の化粧品を顔に塗って一層醜い顔になったということと同じだろう。何事もいい加減にというのを正解とするより正解はなさそうである。 今年も癌の特効薬競争が一段と激しくなりそうだが..例えその薬が効いて一時的に回復しても待っているのは確実に死ぬという結末だけである。生命というものはそういう運命の下に花を咲かせているのだから当然であろう。死にたくない人はいち早く死ぬしかその希望を全うできないというのも正論だろう。 ★ここに来てトランプ大統領は北朝鮮と会話しても良いなどというメッセージを送っている。いったい彼らが考えていることの真意は何なのだろうか?。たぶんトランプ大統領は戦争になったら家族とともに我先に逃げる覚悟をしていることだろう。ここで戦争になったら1発ぐらいはワシントンにも原子爆弾が落ちてくるかもしれない、それが恐怖なのだ。一国の將がこんな事では様にならないが、彼の本心はまちがいないくそうだ。本来なら下手(したて)に出て金正恩と対話して何とか丸く収めたいというのが本音である。そのためにはアメリカは民主主義とか資本主義の体裁を変えるべきであろう。要するに格差の是正である。それもアメリカ人だけでなく世界中の生きる者全ての格差是正に全力を尽くすべきだろう。それが大国の責任であり生き延びるための最善策でなのである。

【2018.01.06】
★世の中は人工知能の開発に凌ぎを削っているが、将棋の人工知能ならともかく自動車の運転はどうだろうか?。もちろん今の段階ではとても任せきれないが、人間の補助として使うならば何とかなるところまで来たようだ。トヨタでは9日にアメリカでこの人工知能を応用した「次世代自動運転実験車」の展示を行うという。今後の自動車製造業の命運は如何にして人工知能自動車をいち早く世の中に送り出せるかにかかっている。 しかし老人の事故が増えているという事から80歳をすぎれば人工知能の方がいい時代になるのは間違いないだろう。まあ統計上で老人の数が増えているのだから事故も増えるのは当たり前で、統計の数字というのは集計の方法などによって如何様にもなるから役所やマスコミの好きな数値に簡単に修正できるものだ。 しかし新しい技術はとんでもない事件も起こしてしまう。先日アメリカで起きた遠隔殺人事件のようにインターネットを通じて数千キロも離れた者同士が対立した結果が事件になることもある。これはインターネットゲームの対戦相手を犯罪者として警察に通報したことから警官がその家に行き、誤って射殺してしまったのだ。 今の世の中は突然に何が起きるかわからない、北朝鮮の金正恩が核兵器のボタンは自分の机の上にあると言えば、アメリカの大統領は俺だって核のボタンは持っているが君のボタンよりとてつもなく大きいと言い返すような馬鹿げた世の中である。 この言動で感じるのは、何か最近になって世界の首脳と言われる者達のレベルが極端に落ちたということだろうか。こういう人達の前には新しい兵器も危険な遊び道具でしかないようだ。 ただ、アメリカではトランプ大統領の内幕を描いた暴露本「炎と怒り」が販売開始されて大きな話題となり売り切れ続出だというが当然であろう。この本は2016年の大統領選から2017年8月のバノン前首席戦略官の辞任までのトランプ政権内部の様子を書いたものだ。 本の中身は選挙中にトランプ氏の長男がロシア人弁護士と面会したことなどにも触れているが、中でも面白いのはトランプ氏とその陣営が選挙の序盤では当選を全く予想して居なかったこととだ。当選が確実になった頃メラニア夫人は「喜びではない涙」を流していたという。 たぶん世界中の傍観者も事実そのように思っていたのだが、まさか当確になってから断るわけにも行かず家族で大いに困ったのだろう。その反動がデタラメな政策や言動に表れているとしたら..世界の【困り者家族】としか言いようがない。 まあその内にアメリカと追随する国には何らかのダメージが襲うに違いない、世界の民はそこまで馬鹿ではないのだ。

【2018.01.05】
★将棋と囲碁の名人二人に国民栄誉賞が贈られることが決まったようである。今まで芸能やスポーツなど多くの人の目に付き易い人たちを中心に贈られていたが、一風変わった分野から贈られるのは好ましいことだ。しかしテレビに出ている時の人たちばかりではなく同じ日本人でも世界に貢献している人は幾らでも居る。例えば国民栄誉賞どころか文化勲章に匹敵するのはインスタントラーメンを開発した人だろう。また無農薬で果樹を育てた人など人の幸福に大きく寄与した人も多い。政府とかマスコミの使命とはこうした影に隠れた功労者にこそ光を与えることではないのか。 今日もマグロの初競りが行われ1本が数千万円で取引されたようだ。このマグロは寿司一貫が約3,000円で客に提供されるという。腹一杯になるには50万円ぐらいかかる計算だが、これも金持ちの楽しみとマグロ漁師へのご褒美だろう。荒海と極寒に耐えながらの仕事にしてはボーナスもない職業である、だから一年に一度ぐらいはこんな楽しみがあってもいいだろう。 しかし世の中にはマグロの寿司など食したことが無い人も多い、食べたからと言って健康に役立つわけでもないし、そう寿命が伸びるわけでもない。本当に旨い物とは幼い日に母親が作ってくれた惣菜だということを思い出してみよう。僕も月に1〜2回はこのお袋の味を楽しんでいる、それは単に小麦粉に砂糖と卵を入れてかき回し、フライパンで焼いただけのものだ。これに家で採れたハチミツを付ければ最高なのだ。要するに人の幸せは遠い所にはなくてすぐ身近に有るものだということだろう。 ★株価が200円上がって23,700円を越した、ご祝儀相場ということも有るが..その昔バブルの頃を思い出す上昇である。しかしそのバブル崩壊後新たに路上生活者となった者達はこの株価高騰という宴の列席者だった。 山田洋次監督の「寅さん」シリーズの主人公はどうして生まれたのか。山田洋次は中国で生まれ父親は満州鉄道の幹部だった。大邸宅に住んで、父母は毎週末にはロシア人の馬丁の馬車で舞踏会に出かけていた。もちろん食事は中国人の料理人で彼の家庭教師はフランス人だった。しかし敗戦後は全ての資産を失い日本に引き上げてきた。しかし明日の食べ物もなく闇市で闇米の売買をしていたが、警官に見つかって背負っていた米を奪われようとした時、後ろから警官を殴って逃げろと言って助けてくれた人が居た。その人は在日韓国人の青年だったというが、その恩人をモデルにしたのが「寅さん」だということだ。 人の運命とか先のことは誰にも分からないが、頂点に居る時こそ転げ落ちるエネルギーが最も蓄積された状態であることは理論的にも物理的にも間違いない事実である。

【2018.01.04】
★寒い朝である、飯田市では−7度まで下がった。でも少しずつ太陽は北に向かって動いているし、日差しも長くなってきている。春来たりなば冬遠からじ..と言うが、今こそ一年で最も希望が持てる時期であることも忘れたはならない。世の中がどんなに荒廃しようが季節は必ず巡ってくるし、誰の一日にも同じ時間が流れることに違いはない。 食べ過ぎれば糖尿病になるし、旅行に出かければ事故に遭ったりテロにも遭遇する。世の中は全て平等にできていることを念頭に置けば毎日が素晴らしくなるのである。 ★貴乃花親方の処分が決まったという、理事を解任するいう事だが処分が重すぎないか。それと土俵にも上がってはいけないという女性が、何で日本相撲協会の最高意思決定機関である評議員会の議長をしているのか?。その方が不思議でならない。早い話協会に筋の通った考えがなく儲かれば何でも良いのである。それなら連絡の不備ぐらいで解任はないだろう。貴乃花といえば日本を代表する横綱なのだ。日本にはこのような摩訶不思議なシステムが存在している。新年からどうでもいい話だが、こうした馬鹿馬鹿しい話がニュースの中心を占め時間も占めているのは困ったことだ。 マスコミは広告収入に関係する事案を放送したがらないのは当たり前だ。ニュースを提供している企業の不正をニュースでボロクソに言うことは出来ない。また反対に企業にしてみれば大金を支払って番組を提供することによってマスコミに対して無言の圧力をかけることができるのだ。こんな良いシステムは他にはあまり存在しないだろうし、これは持ちつ持たれつという意味合いとは全く違うものだ。 特に福島第一原発のメルトダウンについて追求していくと、何とNHKが東京電力の社債を購入していた事まで明らかになっている。まさに公共放送などと言えるものではないし常識を逸脱している。これも庶民の無関心から保護されているに過ぎない。自由とか民主主義を唱える国家に国営放送など必要ないのである。しかしNHKの民営化に反対しているのは民間放送局である、何故かといえば強大な競争相手が出来てしまうからだ。 ★以前から僕は日本で開発しているスーパーコンピューターについて疑問視していることを書いているが、昨年末に開発を委託していた会社(ペジーコンピューティング)のトップが逮捕された。彼らは何かを条件に開発費を3億円近く水増して請求したが、あっさり許可されて支給されている。支給したのは経済産業省所管の国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」である。この案件も何か忖度問題で揺れた2つの事件と似ていないか。特捜で調べているというが再び国側の責任とか背任がウヤムヤにされてしまう可能性が高い。 安々と支出して金儲けをさせた企業をそのままにしておくことなど考えられない。この裏には天下りとか金銭の還流があるものと想定した操作が必要だろう。こんな状態ではいくら消費税を10%にしてもザルに水を注ぐようなものである。これらを総括すれば、役人が税金は天から降ってくるものだという認識に立っている事であると断言しなければなるまい。

【2018.01.03】
★日本では新生「立憲民主党」が原発ゼロと再稼働は非常時以外認めないという党の骨子案をまとめた。どれだけの効果効用があるのかは未知数だが、世界のすう勢には適合しているようである。と言うのも昨年末、カトリック教会のローマ法王庁(バチカン)が教会関係者に向けて1945年に長崎で原爆投下を直後に撮影された写真入りのカードを配布したという事実である。これはフランシスコ法王が配布するよう命じたものだが、教会関係者によれば法王がこのようなカードの配布を指示したのは前例が無いということだ。 このカードは長崎で原爆投下直後の写真「焼き場に立つ少年」というものだが、内容はここで確認して貰いたい。法王の原子爆弾に対する姿勢の現れであり世界が今後目指す方向でもある。 ★以前から僕もここで核兵器や核施設の廃止を唱えているし、ノーベル賞を与えられた科学者の原爆研究に対する懺悔のことも書いている。先日公開された湯川秀樹の日記からも核兵器の開発研究に携わったことに対する反省の記述が見つかったという。今の学者がこのような人間的な感情も持っているのかといえば明らかに「ノー」であろう。単に政府から多額の資金をもらい目的を知った上で研究し、現実に原子炉が吹き飛んで放射能が市中に撒き散らされても知らん顔である。まさにどこの大学で学んだかは知らないが常識のカケラも見ることの出来ない堕落人間集団である。それもその筈で毎日常識などに目も呉れる時間も暇もなかったであろう。こうした片端の人間を造り上げた高等教育とは何なのだろうか。国民の税金を投入する価値が何処にあるのだろうか?。学者と言われる世界の愚か者たちは今一度考え直すべきであろう。また我々もこうした学者と称する道楽者を賛美するような行為は厳に慎まなければならない。ロボットの研究にしても人工知能の研究それにDNAの研究なども明らかに軍事目的であるということを知っておくべきだろう。そうでなかったら国は巨額の資金援助などしないのだ。 福島第一原発の爆発のあと学者や教授という肩書きの連中に騙されたことを今一度思い起こすべきであろう。 また宇宙の起源とか重力波の研究なども何か未来の人間に何らかのメリットが有るように思いがちだが、ディズニーランドと似たり寄ったりよったりの一時の満足感を与える娯楽に過ぎないものだ。こんなことのために税金を投入すること自体が省庁の天下りや利権のネタに過ぎないことも知っておくべきだろう。 ★今年も世界中でテロ事件が多発するだろう、現にこの年末から新年にかけても各地で事件は多発している。その理由はそう根深いものではないのではないか。本当は「腹一杯食べたい」という欲望にすぎないのではないか?。宗教という目に見えない神のようなものを殺しの言い訳にしなければ理由が付かない殺人は犯罪である。しかし世の中には殺すことに興奮を覚えるものが存在するのは事実である。これを狂人というが、彼らも偉大な科学者も何ら変わりない脳を持っていることは間違いないであろう。

【2018.01.02】
★毎日快晴の日が続いて乾燥し空気はきっている。何か人間性までカサカサになっているような気がしてならない、しかし湿度計を見ると40〜50%ある。時には雨も雪も必要で周りの高い山の雪も少ない。家族はどこに行くでもなく家の中でゴロゴロしてテレビを見たり食べたりしているだけだ。これが最も安い正月の過ごし方だろうから正解には違いない。 僕は昨年末からインターネットサーバーの年度切替の作業をしていたが、今日でほぼ終わった。個人的にサーバーを運用するのは実に面倒くさい、また自宅から風越山のWEBカメラ中継もしているが時々停止してしまうのでそのメンテナンスも面倒である。まあ道楽というものは金と暇が必要なものだから仕方が無いだろう。 ★昨日も書いたが、世の中を斜めに見たり裏から見たりすることの重要性が日本人には全く無い。それは戦後70余年のあいだ戦争に巻き込まれなかったからだろう。政府のやる事の大半の目的は税収を上げることである。そして深夜まで議論を戦わす根性も利権目的が大半である。いま日本はバブルだと言っている首脳が居るが、誰がバブルになっているのか?。日銀や年金資産をバラ撒いた金が市中で踊っているだけのことではないか。大半の庶民は増税と物価高に喘いでいるだけだろう。 年末に正月の食品を買いに行ったが、その現象はスーパーの品揃えに如実に現れている。例えば「新潟沖で捕れる天然ブリ」の仕入れ量である。明らかに半分以下になっているし、正月用として販売しているものの大半は普段と同じものでパックに正月シールが貼ってあるだけだ。昔のバブルのときには大型のボイルした伊勢海老などが大量に並んでいたが今はほとんど見かけない。明らかにそれは大都市の有名デパートでしか売れないのだろう。 我が家では食べる人数は変わっていないが昨年と同じ購入金額でテーブルに並んだ料理は二割がた少ないように思えた。景気を見るには新聞ではダメだ、近くのスーパーに行って実際に見て買ってみればよく経済学者よりよく分かるのだ。 ★社会を何の先入観もなく見ることが何が正しいのかを知る重要な要素になる。例えば、今日家族が見ていた駅伝である。これは働き盛りの若者たち数千人が走るためだけに時間を過ごしてきた結末だという事実である。政府も役所も省エネだ温暖化防止だと大声を出しているが、何が省エネなのか分かっているのか?。スーパーのレジ袋を削減して何か効果があるのか。数千人の若者がただ走り回っているだけならいいが、彼らは飲んだり食べたりして大きなエネルギーを消費しているのだ。このエネルギーを植林とか里山の復活、それに野菜や果物の栽培に振り向けたらどうだ。世の中や人の生活に何のマイナスも与えることなく無駄なエネルギーは食料に変換できるのだ。 こうした事実に目を背けて真実を見ようとせずに何が温暖化防止なのだ?。省エネとか地球温暖化防止は享楽の一部を削ぐことでしか達成できないことも理解できていないのである。マスコミは単に視聴率だとか伝統行事だとか言いながらテレビで放送し金儲けを企んでいるのだから海水温は上昇し大雨が降り災害が起きるのは理論通りだろう。如何に東大を出ようが京大を出ようが事実を見ることが出来なければただの「盆暗」ボンクラでしかない。単なる無駄な時間とエネルギーを消費しただけの人間なのである。 僕はあくまでも天の邪鬼(あまのじゃく)的な発想から書いているのではない、単純に人が見失っている現実と正論を追求しているだけのことだ。

【2018.01.01】
★明けましておめでとうございます。飯田市は大凡7時に初日の出を拜むことが出来ました。清々しい光は手を合わせて一年の平穏を祈るに相応しいものだった。富士五湖のまわりには朝早くから多くの車が押し寄せて初日を拝んでいる光景が見られましたが、やはりマヤ文明などの起こった頃の太陽信仰のDNAが今も残っているのは間違いないようです。 昨夜はサーバーの年度切替でテレビはほとんど見なかったのですが、24時近くなってユーチューブを見たところ、日本レコード大賞の特別賞に荻野目洋子さんと登美丘高校の「ダンシングヒーロー」が受賞したのは多くの人の励みになり、我々のような団塊の世代にも何か力を貰ったような気がしました。要するに、人の一生には何らかのタイミングでチャンスが来ることがあるということです。我々にチャンスと言ってもそう期待したものはないのですが..宝くじが当たるとか。 ともかく例年に比べて変わったのはオセチ料理があまり食べられなくなったということでしょうか。胃袋がだんだん小さくなってきたようです。 毎日続けているウオーキングもYAMASAというメーカーの「四国遍路」という万歩計にしてから490日にして2,904kmになった、今年は早い時期に3、000kmに達するだろうが無理をしないように一歩一歩前に進むことが長続きの秘訣だろう。 昨年12月に脳外科で様々な検査をしたが、少しずつ進んでいた動脈硬化はこのところ全く進行していないという結果を得ました。薬を飲んでも解消することの出来ないこの動脈硬化症という老化現象は、これ以上悪くさせないために歩くことが一番良いという。そんな研究もあって歩き始めたのだが確かに効果があったのは間違いないだろう。 今年の初詣でも近くの元善光寺に家族で詣出て一年の安寧を願ってきた。年中行事とはいうのものの何か行ってこないとスッキリしないものだ。 ともかく今年も天の邪鬼のように世間の見方と反対の方向から様々な社会の出来事を見つめていきたいと思っております。暇ができたら時々読んでいただければ万に一つぐらいは良いこともあるかもしれません。