【2018-02-28】
★明日から3月という声を聞くと一気に心が春めいてくる。冬は高血圧とか心臓に問題を抱えている人にとっては地獄のような季節である。しかしこの季節の変わり目というのが問題である、急激な気温変化は細胞に影響して何らかの身体に異常を及ぼすのだろう。また春は花粉症患者にとっても鬼門である、今の技術で何とかならないものか。様々な病気に対して治癒させる技術が毎日のように発表されるが、最も身近な花粉症が退治できないとは..。人家に近い場所の杉の木を伐採してしまえばいいと思うが間違いである、花粉症は様々な木や草花の花粉に反応するから免疫過敏を治さねばならないのだ。 今日は温かいということで南アルプス山麓の山小屋に行ってきた、庭の周りにある杉の木はたっぷりと花粉を蓄えていて棒で叩けば飛び散るまでになっていた。しかしこの花粉が飛び散っている下で作業をしていても花粉症にならない。もちろん衣服は花粉で黄色くなるのだが鼻水も出ないのだ。何故だろうか、これは花粉だけの問題ではなく、花粉+排気ガスによる相乗作用で起きるからである。車のないところでは殆ど花粉症は起きないということだ。 ★山小屋に設置してある監視カメラのスイッチャーという機器が最近調子が悪くなってきた。この機械はカメラがつながっていないポジションはスキップするようになっているが、これが災いして夕方を過ぎて画像が少し暗くなってくるとスキップしてしまうようになってしまった。これは入力レベルの僅かな変動が原因だと思うが思い切って新品に交換してみた。やはり今までの装置は老朽化が原因のようで取り替えたら完全に復旧した。監視カメラを12台動作させているので趣味にしてはカネがかかる、しかし海抜が千メートルを超す一軒家なので洪水や動物の被害などの監視が必要になるから仕方がない。 山小屋で最も気を使うのは水である、水が確保できなくなったら当然人も住めない。父親が住んでいた時は500mぐらい離れた場所からホースを使って引いてきていたが、取水口が山の中腹にありゴミを除去するために登っていくのが危険な状態になったため200mほど離れた別の場所に変えた。この水源も高い山からの浸透水なので季節によって水量が変わり、冬と7月ごろが最も少なくなる。 僕は飲料にする水は全てこの山小屋から汲んできて使っている、生まれた時から飲んでいる水を使うと病気にならないような気がするからだ。この病気にならない「気」というのも健康法の一つである。腰痛もその殆どは精神的なもの「気」から来るのだという。 しかし人間が本当に幸福に生きられる秘訣は死を恐れなくなった時からだという。

【2018-02-27】
★昨日、脳を持っている動物には感情が有ると書いたが、今日のネットニュースを読んでいたら馬鹿と言われる馬にも豊かな感情が有ることがわかる。それは「ハルウララ」という競馬馬である。この馬は何と競馬で113連敗を重ね2003年に引退したが、ファンの強い希望などで千葉の牧場で悠々自適の生活をしていて今日で22歳になったということだ。この馬は寂しがり屋で怖がりなのだが、反面強気な一面も持っている。世話をしている人によれば、この馬は競馬馬には適さない性格だということだ。馬も人間と同じように感情があり性格も夫々なのである。 競走馬は怪我をしたり優勝経験がなければほとんどが殺処分になっているという話も聞いたが、感情の有る生き物を利用するだけ利用した挙句に殺処分はないだろう。明らかに人間のおごりである。 昔から「一寸の虫にも五分の魂」という教訓が有る、どんなに小さな生き物にも魂(感情)が宿っているいということだ。だから魚や蚊といえどもみだりに殺してはならないという教えであろう。 どこの国だったか忘れたが、ヒマラヤ?とかチベット?の高地に住んでいる人たちは、山から取ってきた薪を燃やす前に必ずトントン叩いて中に住んでいる虫を外に出してから火に投ずるという。多分誰からも教えて貰った事ではないと思うが、人間として当たり前のことをしているだけなのだと思う。 21世紀のこの時代になっても殺人事件の起きない日はない、自由に銃を持てるアメリカでは乱射事件も後を絶たない。たぶん動物たちからしてみたら人間という動物は極悪非道に見えるに違いないが、当然であろう。 僕達が子供の頃に描いていた50〜60年先の今の社会はもっと平等で穏やかなものではなかったか?。それをかき乱している超本人はやはり50〜60年前に穏やかな未来を描いていいた人たちである。どこでどう間違ったのか、何がそうさせているのか..たぶん間違った資本主義の偶像ではなかろうか。 ★憲民主党の逢坂誠二という議員が国会で政府に対して「もしも日本UFOが飛来したらどうするか」という質問をした。政府は「我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」との答弁書を出すという。アメリカでも似たような事が起きている。要するに地球外から侵略を受けたらどう対処するかということだが..。国が一体となって国民の安全と生命を守るというような答弁が出来ないのか?。 実は地球外生命体の攻撃は日常的に起きている、ウイルスを始め癌なども地球外から来た侵略者であることは間違いない。なぜなら人間自体も宇宙の果てから飛んできた隕石にくっついて来たものだ。こうした病気に対して国家が一丸となって対応できていないのは明らだろう、集団的自衛権のような法を制定し発動すべきなのだ。要するに国が国民を助けるというのは「医療費の無料化」という事から始まるのではないのか。

【2018-02-26】
★夜中になると天井裏でネズミが飛び回って安眠を妨害される。それに家の中にある食べ物をかじられてしまう。そこで天井裏に超音波のネズミよけ器具を3個も置いたのだが、その周辺だけを避けて他の部屋に出没する。先日指に傷が出来たので薬を塗ろうとしたところ、チューブがネズミにかじられて中身を食べられていた。ここでわかったのはこの傷薬はネズミに健康被害が無かったということだ。要するにさほど効き目のない薬で塗っても塗らなくても時間が来れば治ったということである。 昨日の朝もコーンフレークを食べようとしたところ袋に大きな穴を開けられ中身が全部なくなっていた。屋根裏に超音波を仕込んでからは多くの時間を食堂や居間で過ごすようになったのでは逆効果ではないかと思う。ともかく今もネズミの捕物は続いているが、我家の猫は歯が一本もないばかりか老齢のためネズミが前を通っても捕まえようとしない。でも猫は家の中でネズミを捕まえないほうがいい、わざわざ飼い主に見せに来てから食べるのだから返って始末が悪い。 僕がペッタンコなどのネズミ取りを使わないのは捕まえてから山に逃しているからだ。 そんなわけで毎日格闘しているのだが、妻が地元の新聞を読んでいて怒りを露わにしていたので聞いてみると、飯田市内の捨て猫を保護しているボランティアの方々が嘆いているのだという。夜中にこの施設の玄関前に捨てていく人が後を絶たないのだという。更に長野県内で飯田市は猫の殺処分の数がトップだとも書いてあったようだ。要するにバカ者が多い都市だということである。リニアが通過するとか三遠南信自動車道が開通するとかいうが、バカ者の町に何が通過しようが内容は変わらない。また○○が一番だとか○○が旨いと言ってもバカ者の街に変わりはない。要は人間の心が貧しい町なのである。 日本は諸外国に比べて動物に対する愛護が足りない、先日のニュースを見るとスイスで来月に施行される新しい法律で何と「エビなどの甲殻類を生きたままゆでてはならない」というのだ。その理由はの甲殻類の生物には感情があり、不必要に苦しませることがあってはならないという理由である。日本で日常的に行われている踊り食いなどはご法度どころか法律違反となる。 イギリスではそれこそ犬公方(第五代将軍徳川綱吉)の時代とほぼ似たような法律があり、動物の虐待や殺害は厳しく罰せられる。ともかく脳を持っている動物には感情が有るのだからむやみに殺すのは殺人とあまり変わらない犯罪だと心得て置こう。 飯田市の猫を保護している団体ではどんどん猫が増えていき資金不足に陥っているという。企業や個人からの寄付を受け付けているようである。ぜひとも参加して一匹でも殺処分から救ってあげようではないか。問い合わせは電話(0265)48−6202へ。また寄付の振込先は(八十二銀行上郷支店(普通)195686)保護猫ふれあいハウスかぎしっぽ..ということである。

【2018-02-25】
★平均寿命は毎年長くなっていくが、70歳まで働け(年金は出さない?)というのは明らかに搾取であろう。庶民が働けばその分だけ税収が揚がるからだが、こんな考えでは近代国家とはいえないではないか。僕が働き出したこ頃の定年は55歳だった、多くの人が再就職などせずに老後をのんびり過ごしていた。農業や道楽に精を出す人が多く、定年を待ちわびてパチンコ屋に入り浸った人も居たし、日本や世界の名山を制覇した人も居た。それはそれで良かったのだが、最近は長生きとは言っても大半の人は体力もなくなり薬に頼る生活である。それでも鞭打って働かなければ死ぬことが出来ない社会は明らかに間違っていると言わざるを得ない。 しかし日本人という民族はなぜか働く事だけを美徳だと信じている者が多いことも事実である、これは社会が教育を通じて庶民を洗脳してきた結果であろう。 僕は病気をいくつも持っていて毎日薬も3種類ほど飲んでいるが、既に1年以上も医者に行っていない。薬はシンガポールから同種のものを個人輸入しているから心配ない。この一年で変わった事は医者に行くという何か面倒くさいし気がかりなことが無くなった事で、薬を殆ど飲まなくても血圧が正常値になっているということである。また医者にかからないぞという信念から血糖値の維持のために食事を自発的に制限できるようになった。要するに自分の健康は自分で判断し自分が守るものだから、薬なども自分の判断で服用すればいいということだ。こうしなければ自分という個体が自ら生きているのだという満足感が味わえないではないか。 それでもいつ大病にかかるかはわからない、その時は救急車で病院に行けば死ぬか生きるかの2者択一で済むことだ。 要するに先の働き方にしても病気にしても自分で決めて生きることこそ真の自由と言えるものではないだろうか。 ★最近はここでも時々書いているが「量子力学」にはまってしまい多くの時間を費やして研究している。この理論は僕が昔から描いていた宇宙論とか宗教論に余りにも合致していることが多いからだ。先日もダライラマ14世の発言を紹介したが、物理学(科学)の行き着く先は神だと言うこともほぼ確かになってきた。今まで高校や大学で学んできた物理学は目の前に見えるものだけを観察して創り上げたものだった。しかし最近になってほぼ目に見えない、見ることの出来ないものにこそ真実が有ることが証明されている。たとえば今まで真空というと何も無いという事が当たり前になっていたが、実はこの真空というものこそ巨大なエネルギーの宝庫だということもわかりかけてきたのである。なぜなら、真空にエネルギーが無かったら宇宙そのものが存在できないからである。 いまこの量子力学の最先端の研究は「人に死はないのだ」という誰もが信じられない結論に向かっている。これは僅か100年前に誰もが携帯電話で話が出きることなど信じられなかったのと何ら変わり無い事だ。この死を超越することこそ最も安らかで楽しい人生を送ることが出来る人間の究極の生き方となるのである。

【2018-02-24】
★雪解けも進んだので南アルプス山麓の山小屋に飲料水を汲みに行ってきた。まだ庭には20センチの雪があったが、幸い急な登り坂は日当たりがいいため溶けていて助かった。また今日は96歳で他界した僕の祖父の命日でもあったので墓詣りも兼ねている。祖父は人生で一度も医者にかからずに(亡くなる3日前には医者を呼んだが)生きていた。亡くなる1周間前まで元気で雪かきまでしていた。齒を磨いたこともなかったがほぼ何とも無いままで亡くなった。祖父の生まれは明治13年(1880年)である、食べるものも多岐に渡ったわけではなく、栄養のバランスなど全く考えていない食事だったに違いない。病気とか長生きに栄養のバランスなどはあまり関係ないということだろう。毎日5分間もハミガキを付けて歯を磨くと歯の表面のエナメル質が削られて虫歯になりやすくなる。磨かなれば歯は黄色くなって見た目が悪いが、実はその方が歯にとって良いということである。人間の体はそれだけで完全に完結するように出来ているのだから、無駄な手を加えると健康に悪いということだ。まさに地球と同じである。また祖父は薬も飲んだことがなかったようである、だから元気で長生き出来たのだろう。ここで元気だったから飲まなかったという指摘は間違いである。薬は飲めば飲むほどに副作用で他の内臓を傷めてしまうのだ。よく聞く話だが、癌になった人が副作用の苦しみと効果を考えて抗がん剤治療を拒否する人もあるということだ。 なぜ今の人達は薬漬けになってしまったのか..たぶん国民の健康など全く考えていない省庁が薬問屋と手を組んで飲めや歌えの大合唱でもしているのだろうか。最近の厚生労働省の実態とか森友学園問題などの関係省庁の役人の行ないを知るにつけ、当たらずも遠からずという結論しか見当たらないのだ。 ★オリンピックに似たような下らない大会が明日東京のど真ん中で行われる。東京マラソンがそれだが..なんと東京駅前は最長14時間も通行止めされるという。なぜこんなバカ騒ぎを東京のど真ん中で行わなければならないのか?。誰が考えても無謀というか馬鹿馬鹿しいというか..。ただ走るだけなのだから千葉県の海岸沿いの道路とか他に幾らでも候補地は有るだろうと思う。それとも目的が選手たち自己満足を優先しているのだろうか?。ともかく近所迷惑とはこのことを指すのだ。 飯田市でも毎年喬木地区の市道や県道を使って自転車競技が行われるが、これも迷惑千万な話であり近隣住民は迷惑していて一文の得にもならない。一体誰が得するのだろうかもわからないのだから始末が悪い。儲かる人がいたら分け前を近隣の人達の補償として使えるのだがそれもできない。ただの無駄としか言えないものだ。最近は食料のムダを無くす運動をしているというが、こうした何の生産性もない無駄をまず考えてみたいものだ。

【2018-02-23】
★日本の全ての労働者の浅はかな状況を見るにつけ脱力感を禁じ得ない。なぜなら先日もここで書いているが、連日国会で労働基準法改正について審議されているも誰もが無関心な状況である。マスコミもこの問題について厳しく追求するようなことは全く無い。猫も杓子もオリンピックだ金メダルだという騒ぎに巻き込まれているだけである。こんなものは定年過ぎた老人たちが暇に任せて愉しめばいいだけのことだろう。 この労働問題は厚生労働大臣の更迭にまで話は及んでいるが、世間の反応が殆どないため自民党側は簡単にあしらっている。これでは日本の過労死は無くならないし、過酷なただ働きも減らないだろう。今の弱体化した労働者(組合)は自ら首を締めているだけである。 組合という組織は今でも何処かに存在しているのだろうか?。それに日教組とか主婦連という組織もあるのだろうか。音沙汰がないところを見ると全てが御用組織となってしまって有名無実になっているのだろう。 民主主義の崩壊を招いているのは自民党でもなければ企業でも無い、くだらないスポーツ大会に顔に絵の具を塗りたくって馬鹿騒ぎしている連中である。彼らはなぜ自分たちの自由とか権利まで棄てて騒いでいるのだろうか?。全く理解できないが、育った環境が良すぎたせいなのだろうか、食べ物の無い時代に育った人たちはこうした社会の矛盾を嘆き活動したものだ。しかし彼らはこの食べ物を得るためにどれだけ苦労しているのだろうか、毎日夜中まで働くのが当たり前だと思っているのだろうか?。ともかく我々のような団塊の世代と同じでは進歩が無いではないか。未来は君たち若者だけのものだから、もっと豊かに暮らすことを切望しなかったら誰かの思う壺になるだけだとだけ書いておこう。 ★国によって明らかに文化が違うことを念頭に置かねばならぬ、魚の食べ方や卵の食べ方だけでも大きな食い違いが有る、食い違いというのはここから派生した言葉であろう。生タマゴを食べるのは日本だけだというし、魚を生で食べる国も殆ど無い。隣の中国でも食品を生のままで食べる料理はないようだ。 しかしいま平昌冬季五輪でオランダの選手から飛び出した食文化をめぐる記者会見が話題になっているという。韓国では犬を食べるのだという事を僕も知らなかったが実際に食肉として食べているようだ。我々からするとなんとも野蛮な行為に思えるが、彼らにしてみれば単なる食文化なのだ。オランダの選手は「この国で犬を大切にしてくれることを願っています」と言ったというが、我々にしてみれば正しい発言だと思う。しかし韓国にしてみたら人種差別だということにもなる。 そういえば僕が子供の頃は野良犬があちこちにいて食肉として捕まえて食べていたという話を聞いたことがある。日本でも日常的だったのであろ。家で猫を飼っていたが家族は誰かに捕まって食べられないか心配していたという思い出もある。 こうした国と国、民族と民族が仲良くしようというのが間違いなのではないか。せいぜい気の済むまで喧嘩して爆弾を落とし合いミサイルを撃ち合って楽しむがいい。もう僕達の知った事ではないのだ。

【2018-02-22】
★2月22日は猫の日である。ちょうど一年前の今日、我が家で飼っていた猫の「シロ」が突然死んでしまった。この猫は元は野良猫だったが一緒に放浪していたミッキーという同じ野良猫と共に我が家に住み着いた。その後間もなくミッキーは死んでしまったがシロは何年も我が家に住み着いていた、しかしメス猫だけあってちっとも慣れることがなく2年近く経ってからようやく家の中で寝るようになった。その後5年ぐらい一緒に住んでいたが最後の2年ぐらいは僕の布団の中で一緒に寝るまでになった。野良猫なので何歳になったのかわからなかったが、たぶん10歳ぐらいまで生きていたのだと思う。 僕は多くの野良猫と一緒に住んできたが、最初は引っ掻いたり噛みついたりもするが、慣れてくると本当に優しくて賢い猫ばかりだった。 動物も真剣に愛情を持って接すればカラスだって声をかけると寄ってきて餌を食べるようになる。 今日僕は近くのホームセンターから犬の餌をいっぱい買って来た、犬は飼っていないが明後日に南アルプス山麓の山小屋に出かけるために用意したのである。ここには野ネズミを始め多くの野生動物が出没するが、冬場は餌がないため苦労している。そのために犬の餌を置くのである、この餌はネズミも野うさぎもカラスもみんなで食べる、時にはハクビシンも出てきて食べている。母屋の縁の下には青大将も住んでいるが彼らにやる餌はない、しかし彼らは同じ母屋に住んでいる家ネズミを食料にするから間接的に餌を与えていることになる。昔から青大将は家の守り神とも言われていて田舎の家では大事に保護していて、僕の父親も同様に縁の下から屋外に出る出入口を造るためにわざわざ壁に穴を開けていたほどだ。こうして考えてみると自然界は人間だけでなく全ての動物や植物と共存を前提にして成り立っていることがわかるだろう。 共存とは自然界のバランスをとることである、人間だけが大きな顔でのさばってはダメなのだ。お互いに富(餌)を分け合うことによって人間も助けられるのだ。冬場に食料が無くなったときには野ウサギが餌になってくれたことも有る、また夏場は川の魚が役に立ってくれた。こうした命をかけた助け合いは目に見えるものだが、人間の体の中で共存している菌類も同様である。共存のお礼として体にとって悪い様々な菌類を食べてくれている。 もっと掘り下げれば人間の体もカラスの体も全く同じ細胞の集合体である、それと脳を持っている動物には間違いなく感情が有る。それは野良猫でもハムスターでも亀でも飼ってみれば誰もが納得できることである。

【2018-02-21】
★量子力学と無の世界については一昨日も書いたばかりだが、その後インターネットで検索してみると半年ほど前にあのチベット仏教の最高指導者ダライラマ14世が【量子論は仏教の教えと同じだ】という発言をして世界を驚かせている。元々ダライラマ14世は毛沢東に、もっと科学的な視点で物事を考えるようにしたらどうかと言われていたという。毛沢東にとってダライラマ14世は頑固な宗教家にしか見えなかったというからそう発言したのだろう。しかしダライラマ14世は最も科学に親しんでいた宗教家であった。そこで最近になってにわかに証明されてきた科学(量子力学)と仏教の基本的な到達点が全く同じだったということに大いに感銘を受けての発言だったのである。 その到達点こそ「色.即是.空」そのものだったのである。即ち「この世にあるすべてのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるということ」なのである。この事こそ量子力学の答えそのものなのである。他人も地球も宇宙も私が見ている時のみ存在し、それ以外の時は存在(空)しないということだろうか。ここで空というのは何もないというのではなく真空であると解釈するのが妥当だと思う。実は今まで真空とは全く何も無いもと定義されていたが、この真空も真空というエネルギーの存在が含まれると証明されようとしている。たぶん宇宙の中で未確認の大きな質量(ダークエネルギー)の正体かもしれないが、これも何らかの観測をした時だけ実態があるものなのだろう。 僕は以前からここで科学とか宇宙物理学の到達点は神仏に至るだろうと書いていたが、まさにそのとうりになりうそうだ。しかし何もなかった大昔に釈迦がこのような高いレベルの理論に到達できたのはどうしてなのだろうか。 若しかしたら「生まれてすぐに7歩だけ歩き、 右手で天を左手で地を指して『天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』と唱えた」というのも事実かもしれない。この意味については各自で調べてみたいが、曲解した例も多々あるので多くの情報から自分なりに真実の意味を探ってもらいたい。断っておくが、僕は仏教家でもなければ物理学者でもない只の中年のおじさんである。 ★今後視点を変えてこの量子力学から人生や社会を見るようになると物事の判断基準とか善悪の判断まで極端に変わってこないだろうか。またそれを良いことに犯罪に走るものも多くなるような気がする、だから科学が発達する前に人々の平等について考え是正しておかなければならないのではないか。要するに我々が今考えておかなければならないことは、オリンピックでもなければ戦争でもなく悪政でもなくテロでもないと言う事だ。これは21世紀の人間はもっと高次元で物事を考えなければならないということであろう。細かいことに右往左往していては来るべき時代「我々は何のために生きているのかが判明した時」にしかるべき回答を持って生きていかなければならないからだ。 たぶん未来の政治とか社会の中心を司るのは昔のように宗教になるかもしれないが、これもまた単に歴史を繰り返しているの過ぎない。

【2018-02-20】
★雪が雨に変わる頃を二十四節気でいうと「雨水」ということになる。今年は19日(昨日)だったが、やはり昔ながらの暦は正確に季節を言い当てていると言うしかない。現に今日になって急に暖かくなったからだ。ただ地球温暖化によって大雪の降る場所や台風が北海道にまで及んでいて普段は雪の少ない北海道でも大雪に見舞われている。もっと温暖化が加速されれば長野県と新潟県の豪雪地帯は雪下ろしをしなくても済むようになるだろう。 沖縄県の桜の名所は既に桜が満開になり春爛漫ということだ。僕は沖縄本島とか久米島、石垣島、小浜島、徳之島、西表島などほとんどの観光地に行ったが桜が満開の時期に行ったことがない。また日本最北端の宗谷岬には行った事があるが最南端(沖縄県波照間島)には行ったことがない、だから次の旅行の目標にしているのだが..最近は旅行自体が面倒くさくなって車で行けるところしか行っていない。特に外国に行くのはパスポートだのビザだのと面倒臭いしグアムのように入国時に銃を持った軍の兵士が見ているような国もゴメンだ。 ★先日噴火した白根山だが、いまだに火山性の地震が続いている。また今日になって鹿児島県にある霧島連山えびの高原の「硫黄山」が火山性地震が多発してきたため噴火レベルが2に引き上げられた。白根山は約3000年ぶりの噴火という、だから活火山指定になっていなかったことから考えると、日本の休火山はいつ噴火するか全く予想できないということだ。日本で最も大きな噴火を起こすとされるのは地下のマグマの量からして浅間山、阿蘇山、富士山あたりだろうか。特に阿蘇山あたりが大爆発を起こすと九州の半分が大量の火山灰に埋もれてしまうという。また火山に伴う地震被害も半端ではない、この国にして原子力発電所が59基もある(内19基は解体中)のは悪政の結果だろう。何でもかんでも電力を大量に使って製品を造り、世界に売れるだけ売って儲けようと言う考えだ。しかし今残っているものは何かといいえば1,000兆円の国家の赤字(国民の赤字)だけである事を忘れてはならない。この赤字の本質は国民の貯金である、これを政府が放ったらかしにしてカネを印刷し続けているのはイザとなったらカネの価値を半分にしてしまえばいいからだ、半分どころか紙屑にする事も可能なのである。こんな事は過去に日本でも現実に起きているし外国でも枚挙に暇がないほど有る。これはどういう事かというとティシュペーパーを買うために同等の重さの紙幣が要るということだ。 だから彼らは今のうちに紙幣や預金ではなく貴金属とか不動産に変えているのだろうか。ともかく紙幣や株券を棺桶に入れてもらっても天国に行って安住できるという保証はどこにも無いのが楽しいではないか。

【2018-02-19】
★ようやく日蔭の雪も溶けてきた。森の小道を歩いていると大きな切り株があった、その中の雪が溶けたので覗いて見ると小さな杉の子供が芽を出していた。春は人間はもとより植物も生命活動が最も盛んになる季節である。小枝を折って畑にほっておくと根が出てきて見事に育っていくというわけだ。人間にとってもいい時期には違いないのだが、春は花粉が飛んで来たり眠たくてパッとしない。たぶん脳が春の来たことを知って自制しているのかもしれない。 ★与党というのはどこまで汚いことを考えるのか、それとも周りの省庁の役人が忖度してしまうのだろうか。政府が国会に提出した「働き方改革」の基本データがごまかしや捏造が行われていたようだ。これは首相答弁の元となっていた厚生労働省のデータがいいように作られていたという事だ。要するに人命も無視して働かせるだけ働かせて納税させようというもので著しい悪意が感じられる。役人は自分たちの給料を稼ぐためかどうか知らないが、窓口に生活保護の申請に来た人を突き帰して餓死させたという事件まで起こしている。自分たちの給料の一部はこの申請に来た人が元気な時に支払った税金であることも忘れているのだ。その反面で、暴力団と知りながら調査もせずに知らぬふりをして生活保護費を支払っていたというケースも多々有った。要するに役人とは単なるバカ集団と言わざるを得ないではないか。こうした自己保身だけしか考えていない集団に庶民サービスが果たして出来るのか..大きな疑問である。 こうしたニュースを隠すかのように日本のマスコミは金メダルだ銀メダルだと騒いでいるだけである。彼らも同じ穴の狢(むじな)に成り下がったと言わざるを得ないではないか。 ★太古の昔から論争?が続いている生命の神秘についてだが..ここに来て量子物理学がその答えを出すかもしれないという。要するに、魂はあるのか、魂とは何なのか、死んだら何処に行くのか、臨死体験は何故起きるのか..という疑問を一気に解決するかもしれないのである。この量子力学とはいわば目に見える現象を扱った一般相対性理論に対して、ミクロな分野(原子核を回っている電子の振る舞いなど)のような微小世界の理論を扱うものだ。 このミクロの世界では物体は二面性を持つことになる、粒子の状態と波の状態である。まあ考えれば考えるほど不思議な世界である、その粒子を見ようとした時だけその位置がわかるが、誰も見ていないと何処にあるのかさえわからない。 人間もこうした微小な粒子で出来上がっているのだが、その中でも脳は生命維持に極めて重要な働きをしている。この脳も量子力学からすれば他の粒子と同じで観察者が有る時だけ意識があり、無い時は無意識となる。そこで出てくるのが量子力学のもつれ現象である、これがもう一つの世界(パラレルワールド)の存在を肯定しているようなのだ。要はもう一人の自分が存在していることを示唆していて、双方の世界で対となっている脳の粒子はお互いに反対の極性(性質)をもって同時に生きているということだ。 この2つの世界(粒子)は光速より早く反応しあって存在する事は実験によって既に確かめられている。ともかく深く知りたい人はネットで検索してみるといい、我々が認識していないだけでもう一人の自分と会話できるかもしれないし、死んでも別の世界で生きていける可能性は大きい。

【2018.02.18】
★飯田市周辺にも十指に余るほどの温泉があるが、この時期の温泉は身体や精神の再生に実に効果的なものである。しかしこの温泉を利用すると入浴税なるものが徴収されるのは如何なものか。外国では税金を徴収するどころか国民の健康増進のための施設利用だから補助まで出したりしている。以前にもこの税の不可解さについて何度か触れたが、庶民が当たり前だと思っているから一向に好転しないのである。国民が健康を増進させるのにこの税金は明らかに時代遅れである。そもそもこの税金が出来たのは、温泉旅行というものが贅沢極まりない金持ちの道楽だったからである。こんな旧い石器時代の法律を解消しようとしないのは幾らかでも税収が上がるからだが、この役人根性が気に食わないから再び書くことになったのである。 本来火山が有って国立公園になっているような風光明媚な場所には政府が無料で入浴できる施設を造るべきなのである。それをそっちのけにしてカジノを造ろうなどとは片腹痛いではないか。国民はもっとこうした理不尽に対して大きな声を上げるべきだろう。要するに国家は国民の負担をいかに減らしてゆくかというのが本来の仕事なのである。 その最たるものが運転免許の更新制度だろう、この制度の裏で自動車教習所などには多くの警官が天下りしているというし、免許更新に関わる教科書の会社にも流れているという。このために国民は数年に一回も書き換えるというのが無駄な出費なのである。やはり天下りは国民にとって大きなお荷物どころか税金の無駄遣いの宝庫であろう。 免許の更新をすると例えば認知症の人を発見したり出来るというメリットが有るように思われるが間違いである。本来は本人が認知症を自覚し始めた時点あるいは家族が気がついた時点で免許証は自発的に返納すればいいだけのことだ。それが出来ないのは社会の貧弱さにある、要するに心も経済も貧しいのである。更に老人が医者に行くための交通について整備が為されていないし、政府の介護士がそれなりの介助をすれば済むことだ。 北朝鮮に向けの軍備拡張とどちらが優先なのか誰も考えようとして居ないのだろうか。それとも利権を生む事業以外は進めないという国策でもあるのか?。 ともかく老人はいままで国家の為に命がけで尽くしてきた人たちばかりである、例え認知症になっても国家が全て面倒を見るのは当然のことだ。消費税を10%にしようが20%にしようがこうした政策に振り向けずに当たりもしないミサイルを買い漁るのは愚の骨頂と言える。 世界で一番火山や温泉に恵まれた国である、せいぜい温泉ぐらいはタダで入りたいものだ。

【2018.02.17】
★将棋六段になった15歳の藤井聡太はどこまで伸びるのだろうか。国民栄誉賞に輝いた羽生善治「永世七冠」を破った後に広瀬八段に勝利し史上最年少で六段に昇段したのである。どうやったらあれ程先まで見通せるのだろうか、元々脳の構造が違うのか、遺伝子が関係しているのか、それとも超人的な努力を積み重ねたのか?。しかし彼は株価が今後どのように推移していくのかは全く予測できないだろう。人には得意な分野と不得意な分野が有る、天は二物を与えずと言うではないか、もしも君が何も与えられていないように思うなら喜ばしい事だ、たぶん長生きとか健康いうような宝物を持ち合わせているかも知れないからだ。自分は他人より劣るのだと悲観することはない、それどころか確実に良いものを持ち合わせていると言う事だ。 子供の時に病気になって亡くなってしまった子供はどうなのかという問に対しても答えはある。それは人生20年も勉強し50年も働いてようやく定年になって一段落したところで、今度は癌になって闘病後ボロボロになって死ぬというような苦労をしなくて済んだということである。結局のところ金持ちが例えどんな素晴らしい人生を歩んだとしても結末は土に還るだけのことなのだと思えばいい。 旨い物を食べれば糖尿病になり合併症をひき起し、失明したり両足を切断したり、呑みすぎれば肝臓病になったり腎臓病になり2日に一度人工透析に通院したりしてろくなことなど無い。世の中は天才でなくとも考え方さえしっかり持てば楽しく生きられる。 ★今日の新聞やテレビのトップニュースを見ていて思うことは、日本のいマスコミはこんなことしか報道できないのか..と言う嘆かわしい事実だ。彼らは言論の自由を事あるごとに吹聴しているが、いい加減にしてもらいたい。憲法の真髄である言論の自由をなし崩しにしているのはマスコミに携わる者達である。 特定の人に不愉快な言葉を使って報道すればすぐさま電話がかかってきて怒られる。こんなことだけでお詫びしていたのでは言論の自由は守れない。電話をかけるような者はほんの僅かな人たちである、自分たちが自信を持って放った言葉に詫びなどすること自体が間違いだと言える。しかしテレビ局などは番組にスポンサーが付いて居るために視聴者の反応に怯えるばかりなのだ。こうしてマスコミは信念を喪失した団体となり言葉一つにでも自主規制してしまうのだ。この自主規制こそ自ら言論の自由を封殺している事に他ならないのであり、即ち言論の自由を蔑ろにしていることだと知るべきだろう。 僕の子供が通っていた中学校の修学旅行に飛行機で目的地に行くことに決まった、しかし飛行機は危険だかたらやめてほしいという意見が親の数人か出されて飛行機は中止となりバスで出かけたのだ。この数人の意見というのが果たして民主主義の原則に沿っていたのかと言うことだ。単純に考えてもバスよりも飛行機のほうが安全率は高い、それを数人の意見で変えるという判断こそ民主主義を封殺していると考えるべきであろう。こうして見直すと学校の教員も校長も教育委員会も誰ひとりとして民主主義とか言論の自由とは何かを知らず、それを守ろうとする者も居ないということだろう。

【2018.02.16】
★とうとう自動車のマツダも電気自動車を造ることになったようである。世界的な動きには逆らえなかったようだ。マツダという会社は自動車会社の異端児である、外国で発明され実際に自動車に載せて走らせることが難しかったロータリーエンジンを長年の研究の末に完成したメーカーだ。しかしこのエンジンは一般の乗用車の半分の排気量で同一の馬力を出す優れたエンジンだった。これが災いして他のメーカーからの横ヤリが入ったとのだと思うが、当時の運輸省がマツダのロータリーエンジンは排気量の2倍を排気量とするようにしたのである。その結果巨額の研究費も車の売り上げに寄与できなかったということだ。 日本はこうした出る杭を打ち込んでばかりいたので多くのメーカーが世界に羽ばたくことができなかったのである。これも護送船団方式という天下りを念頭に置いた癒着政策がまかり通っていたのである。 今でも相変わらずこうした悪政は続いているが、そのために医療費などはあまりにも巨額になってしまったのである。この是正は外国からの圧力でどんどん緩和されて来ているが、天下りをなくせば日本の医療費は確実にただになる。 ★先程、読売オンラインのインターネットニュースをチェックしていたら、なんと10件の大見出しの内8件がオリンピックの話題であった。他の新聞のオンラインニュースもほぼ同様である。テレビ局を始めとするマスコミ全体の編成者とか記者が如何に無能であるかが如実に現れているではないか。これだけのエネルギーを使って大根一本生産できない遊びは明らかに人類の良識の喪失であろう。 スケートなどは子供が田んぼで遊んでいたその延長であり、遊び以外の何物でもない。スキーだって野山の傾斜を利用して竹スキーで遊んでいたものだ。要は生産が伴わないものは遊びということである、だが遊びなら自己資金で参加すべきだろう。国旗をもってスタジアム内を走り回るのも何か違和感を感じるではないか。 こ馬鹿騒ぎに乗じて大きな問題が次々に闇の葬られていることも知っておくべきだろう、例えば沖縄の基地問題やヘリコプターの墜落とか国会で審議されている森友問題などである。 この社会を俯瞰してみると悪政隠しにこうした馬鹿騒ぎが有効に働いているのが見えてくる。 今の日本は全てのイベントに対して180度反対側から考えてから見るという事が為されていないのだ。何事も平穏であれば口には出さないという人に限って、時に被害者になるのだが誰も救ってはくれないということだ。

【2018.02.15】
★久しぶりに零度以下にならなかった。これから三寒四温と言う状態が続いてから一気に春になるのだろう。ウオーキングにも最適な季節になった、今日も普段より2kmぐらい余分に歩いたが気持ちもよく疲れもなかった。たぶんこの暖かさで身体の筋肉が緩んできたのだろう。 ★13日に日本版カジノの悪口を書いたばかりだったが..今日のニュースを見ると、政府は依存症対策として「日本人は週3回まで」という制限をつけてギャンブル依存症を無くすことで開業に漕ぎ着けたいという。こんな案を誰が考えたのだろうか?、たぶん依存症の人とかその家庭を知らない役人が思いついたのだろう。週に3回もギャンブルに行くとい事こそ確実に依存症になっているということだ。 僕はギャンブル依存症になった人を何人か知っている、遠い親戚にあたる家では嫁がパチンコ依存症になり、家にある金を全て使い果たした挙句にサラ金から多額の借金をしてしまった。旦那がそれを知ったのは暴力団からの取り立てに遭った時からだったようである、既に救い出せるような状態ではなかったという。いわば精神病になってしまったのである。依存というのは酒とかスポーツそれにダイエットなども含まれる。我が家の近くにもダイエット依存症から拒食症になり、体重が激減し30キロ台になり入院したが未だに退院してこない娘さんもいる。ダイエットも時には死を招くことも有るということである。これは誰もが本来持っている思い込みとか努力しようという心が災いしているのだと思う。何事もいい加減にすることが健康の秘訣でもあり長生きの条件だろう。 適当とか、いい加減という事が人生にいかに大切なことなのか病気になってから気が付いては遅すぎるのである。 考えてみれば、人間の真面目さとか労働に関する意欲とかが企業に悪用されるケースが多々有る。それが死ぬまで残業させるブラック企業の姿である。政府はこうした企業を公開すうるようにするというがさほどの効果はなく、今も精神的なダメージを受けて病んで居る人が絶えないのだ。この延長線上には、最近取り沙汰されている定年延長と年金給付年齢の繰り下げも有る。これは政府がブラック企業などと一緒になって死ぬまで働かせよう画策している証拠であろう。 これは日本の古来からの考え方が災いしてマイナス面に現れた現象である。小学校の庭に二宮金次郎の像が建てられていたり、働かざるもの食うべからず..などという格言のようなものまで政府や企業が創り出して庶民を洗脳した結果であろう。 外国人が日本観光に来て美しい風景を眺めたり、温泉に入ったりするのは良いが、もう少し日本という国の民主主義とかけ離れた姿も見て帰るべきだろう。彼らの泊まった宿の従業員がどれだけ働かされているかというようないうことだ。これこそが美しい日本というミノをかぶった搾取国家日本の真の姿なのだと思うが..。

【2018.02.14】
★今日の晴天のおかげで庭やカーポートの屋根の雪はほぼ溶けた。しかし豪雪地帯でも雪解けが始まると思いきや再び寒気団が襲ってくるという。農業をやっている友人は畑に雪が積もっていて出荷用のネギを掘り出すことが出来ないと嘆いていた。暇そうだったので温泉に行こうということになり、近くの御大の館に行って暇つぶしをしてきた。それでもまだ時間が余ったのですぐ横にあるジャズ喫茶に初めて入ってみた。 やはり音楽が主体の喫茶店とあってJBLのスピーカーとかアキュフェーズのアンプ、それにマッキントッシュのアンプが稼働していていい音を出していた。僕も昔はアンプの設計とか製作をしていたこともありオーディオには今持って興味がある。この喫茶店(リデルコーヒーハウス)のマスターは県外からここに来て店を出したということだったが、店内は10人も入れないほど小じんまりしていて、相当なマニアの集う場所になっているのだろう。 友人のN君は随分前に脳梗塞になり何とか一命をとり留めた、その後も狭心症になって動脈にカテーテルも入れている。農業が好きで多少寒くても畑に出かけている、なぜなら畑は1年放ったらかしにしておくと草が生えてすぐには使えなくなってしまうからだ。僕は健康のことも考えて真夏とか寒くて凍えるような日は農業は休むように忠告している。 僕が彼に特に注意しているのはエンジンを使った農機具を使う時だ。一番危険なのはエンジンをかけるときである、少し使わなかったエンジンはなかなか起動しないため、力まかせに紐を何度も引っ張ることになる。これが危険なのだ、実際にやってみるとわかるが10回ぐらい引っ張ると目眩がしてくる、時には座り込んでしまう時さえ有る。この時心臓には大きな負担がかかるばかりではなく脳にも影響してしまう。70歳過ぎたらチェンソーや草刈り機それに耕運機のたぐいは使わないような農業を考えたいものだ。 ★貿易収支は大幅な黒字になり、企業の業績も好調だというが一般庶民の懐はこの寒波のごとく冷え込んでいる。何がこうさせているのだろうか?。明らかに政治が間違っているのであろう。国や企業の利益は本来すべての国民に分け与えられるべきものだろう、もちろん仕事をしていない年金生活者とて同様である。こうして内需拡大を図らないと国家の利益はバブルの時のように外国に持って行かれてしまう。例えばバブルの時に儲けに儲けた銀行が何をしたかというと、国民から得たカネで外国からピカソやゴッホなどの超高額な絵画を買い漁ったのである。飾るところもないので地下の倉庫に保管していたという。そしてバブルが崩壊し売りに出したが半額でも売れなくなり超格安で手放した。そして担保に取った土地は値下がりし青息吐息の状況になったのである。その結果、国民がこの銀行を救う事を強いられて預金利息がゼロになってしまったのである。これは老後資金としての貯蓄が目減りしたことになり、多くの年金生活者が今も困窮しているのである。これこそバカの行う政治が国民を扇動した結末である。同様の事は今も起きているのである。

【2018.02.13】
★世界的な株高でバカ儲けしていた連中にも陰りが出始めた。同時に進行している円高も庶民にとっては朗報である。ガソリンも147円を上回る高値で推移していたが、春も近いことなどからようやく下がってくるだろう。何と言っても暖かくなると暖房費が少なくなることだ、これは地球環境にも良い。 山の木を切って乾燥し暖房としていた頃は各家庭に居炉裏(いろり)があって、冬場は一日中薪を燃やしていたから家中が暖かかった。それに巻きを燃やすと煙が出てこれが家屋や家具それに衣類などの防虫作用もしていた。だから最近のように殺虫剤を多用することもなかった。 しかし最近は発がん物質が多く含まれるとして禁止されているDDTという殺虫剤が有った。昔は寝る時に蚤(ノミ)に食われて痒くて仕方なかった、そこでこのDDTの白い粉を身体中に振りまいていた。それでも普通に父も長生きしていたからさほどの影響がなかったのだろう。 まあ癌になる者は何をどうしたからというわけではなく、運というものに関係しているのだろう。 運をつかむ方法については様々な書籍が販売されているが、全てを要約すると「自分は運がいいのだ」と信じてやまないことだ。 ★しかし運が向くように、病気が平癒(へいゆ)するようにと祈願する対象となっている寺院の不祥事が後を絶たない。長野県でも善光寺のトップにセクハラ疑惑が発覚したし、寺院内の内紛で殺人事件まで起きている。そして今日のニュースを見れば佐賀県の「至誠光魂寺」という寺院が裏でヤミ金融をしていた事も発覚した。ここでは法定利息(1日当たり0・3%)の10数倍の利息を受け取っていて、暴力団のやっている金貸しと何ら変わりないものだった。 なぜこんなにも乱れてしまったか..彼らの信心が色とカネの魔力に勝てなかったのだろう。 また同じように危惧されるのが政権に媚を売って現地位を守ろうという法曹界の乱れだろう。ここにもカネという魔力に縛られて身動きができなくなっている人間の姿を感じられずにはいられない。 世の中には健康保険料も支払う事が出来ずに病気になっても医者に行けない人たちが多数存在している。また国民年金の支払いもできない人たちも35%もあるということだ。故意に支払わない者はともかくとして、本当に払うことの出来ない人たちをどうやって救済するのか。立法に携わる者達の力量が発揮できるところだが..。彼らはこうした問題に対して議論することすら放棄してしまったようである。国会での与野党の質問の内容を聞いていても核心に触れるような質問も回答もない。 平和とか幸福感とはどういう状態を言うのだろうか?、最低限国民の殆どが毎日の食事に事欠かず屋根のある家に住めることから始まるのだろう。 しかしこうした平和に対して邪魔者が居る、それは賭け事で一文無しになって助かを乞う者達である。だからこそ自治体がギャンブルを主催するような事は止めねばならぬ。ましてや東京近郊にカジノを造るなどということは論外であろう。

【2018.02.12】
★さすがにこの冬の寒気団には参った。この大量の降雪と低温続きは夏になってどのような影響を及ぼすのだろうか?。春になって雪溶けが始まると大洪水や土石流災害が起きるのは定説となっている。国土交通省や地方自治体にはこうした冬の状況をしっかりと掴んだ上での防災対策が望まれる。 午前中にこの積雪の中をウオーキングしたが、さすがに学校も休みとあって、他に歩いている人は見掛けなかった。誰一人歩いていない歩道を一番先に進むのは気持ちの良いものだが、横殴りの雪は傘も役に立たず家に戻った時は全身が雪だるま状態だった。ちなみに気温は−2度だった、これでは狭心症を患っている者には危険極まりないが、人生一度は死ぬことになるのだから深く考えないようにしている。四国の八十八ヶ所を徒歩で巡っている人たちは、健康のために或いは長生きするために歩いているのではないだろう。今までの人生の反省とか懺悔とか後悔とかいうものを背負って一歩一歩踏みしめているのである。ウオーキングというものも同様な側面を持っており、これを昇華という言葉で置き換えることもできる。世の中の殆どは思い通りにならないものだ。だから実現可能なものに目を向けて頑張るのである。 ★日本の教育や社会制度は間違った方向に行き過ぎた感がある。何が重要なのか何が正しいのかの判断が出来ない個人が増えているようである。朝日新聞のデジタル版を見ると「奨学金800万円重荷「父さんごめん」親子で自己破産」という記事が目についた。これは大学に行くために奨学金を借りたが本人が返済できず、果ては親も巻き込んだが払えずに親子共々自己破産に至ったという記事である。 元々親も子も資金がないから借りるのである、卒業して就職して給料を貰っても生活費を差し引くと殆ど返済できない人が多いのだ。そこで国の取り立てに遭うわけだが..その殺し文句が「払わないとブラックリストに載るよ」というものだ。これに載ると銀行などの金融機関やカード会社に通達され社会的に信用がなくなってしまうのだ。 ここで何が問題なのかを考えてみると、学歴さえあれば社会はなんとかなるという間違った考え方である。こういう者に限ってたいした能力がない証拠である。大学教育を受けても受けなくても貧乏になるものはなるということだ。こうした説明(教育)をしっかりしないまま金を貸し付けるのは明らかに暴力サラ金と変わらない。早い話が国が主導して生活保護者を造り出ししまうということにもなろう。要するにこうした考えしかできない者が役人になっているということでもある。今更とは思うが彼らはもう少しブータンやコスタリカなどの国と国民について、豊かな人生とは何かを学ぶべきであろう。

【2018.02.11】
★今回のオリンピックの政治的な様相や駆け引きを見ていると、「平昌五輪」ではなく「平壌五輪」ではないか。仕切っているのは明らかに北朝鮮である。僕はオリンピック競技には全く関心が無いが、そこで行われる大会を利用した各国の水面下(秘密)の会談には興味がある。いったい各国のトップたちはここでどんな相談をするのだろうか?。 北朝鮮が完全に民主化されたり韓国と統一されたら困るのは日本政府とアメリカ政府だろう、何故かといえば軍備拡張利権の口実の半分以上が失われるからである。要するに彼らの相談内容は生かさず殺さずに何とか引きずる方法はないかということではないのか。とんでもない見方だと一笑に付す人も居ようが、あの池上彰さんも「統一されることのない統一旗」と言っている。先日現地を訪れた池上氏は町中で大騒ぎしている聖火リレーを見て、そんなに感動することなのか..とも言っている。本来の目的を全く逸した金権大会に参加したり感動する者達こそ、私利私欲に溺れた環境破壊者だと断定したい。美女軍団まで編成して有利に事を運ぼうという考え方や行動を見れば確実に戦略的行動だと言えよう。平和を好まない者がこの社会には半分ぐらい存在しているということも心に留めておきたいものだ。 ★6日に起きた台湾の大地震は多くの死者を出したが、なかでも多くの人が犠牲になった倒壊したビルの設計や工事に問題がありそうだという。以前あったマレーシア地震の時も同じようにビルが半分倒壊して、露出した部分からゴミのようなものが出てきて人々を呆れさせた。これは台湾やマレーシアに留まらず地震大国で建築基準も世界一厳しいという日本でも何ら変わりない。あらゆる建築物で耐震偽装が行われていると言っても過言でないだろう。また東洋ゴムという大会社までが免震ゴムの偽装に走っているぐらいだから、他の企業も似たようなものだろうと推測できる。この裏には天下りや国会議員が関与していることも事態は深刻であるという事ではないか。近々起きるという関東大震災では大きなビルやマンションが倒壊して多くの犠牲者が出ることは必至だが、あの姉歯事件の裏で核心となっていたヒューザーの小嶋社長の胡散臭い人物像とその交友関係をもっと探るべきではなかったか。こうした事件の核心を放ったらかしにした結末は、再び多くの被害者が出てしまうということに直結するのである。あの時の事件関係者の話では、本当に大地震が来てマンションが倒壊しても、他の建物も大きな被害が出るから偽造は判らないだろう..とうそぶいていた者まであった。21世紀になって人命はかくも軽ろんじられるようになったという一例である。

【2018.02.10】
★夕方から雪ではなく雨が降り出した。深夜には雪に変わるようだが、ようやく春の兆しが見えたということだろうか。待ちどうしいものはすぐに来ないほうが良い、手の届きそうなところまで来ているという感じがいいのである。何かを掴んでしまったら必ず手放すときが来るからだ。人は友人も金も権力も確実に手放すときが来るのだから、それを糧として皆が元気に生きているのである。 ★ロボットや人工知能(AI)はどちらかというと人と対峙する関係に有る、しかし使われ方によっては素晴らしい能力を発揮する事も有る。その一つが企業の採用試験にAIが使われ始めたというニュースである。これはその企業が必要とする人材をより公平に選別できる能力があるからだ。面接官だと親戚とか国会議員とかいうしがらみから抜けることが出来ず、真に企業に必要な人材を確保することが出来ないからだ。もちろんこうした観点からすれば裁判官なども全てAIに置換可能であろう。そうすれば政府からの圧力とか、検察と手を組んだ冤罪つくりを防止する一助にもなる。 しかし人間とAIの違いは俗にいう「大岡裁き」が出来ないことだろう。要するに極悪犯人に対して懲役200年の判決を下すというようなことである。日本ではあまり聞かないがアメリカではこうした判決が多々有る。それは例え恩赦が有っても二度とシャバに出られないようにするための手段である。AIはコンピューターであるからして確実に人間ではない、だから人情などというものは無いように思われがちだが、人工知能は毎日学習を重ねることによってこの人情まで持つことができるのだ。 こうなったら日本にとって必要な政策とは何か、平等とはどういうことか、民主主義のあるべき姿とは..など先ず人工知能に聞くことから始まるだろう。 手塚治虫の漫画に出てくる未来の社会に登場するコンピューターの名前が「ソーイ」という、僕はただ適当に付けた名前だろうと思っていたが、これは漢字にすると「総意」という意味であったことに最近になって気が付いた。これはコンピューターの人工知能は国民の総意によらねばならない事を現している。 ともかくバカモノAIが出現したのでは大変な事になるが、現実にいま開発されているものの大半の人工知能はこれである。戦争のためのAIなのである、自動的に敵を見付て攻撃したり、勝手に敵地に乗り込んで行って基地や家屋を破壊し人を殺そうとするものだ。 本当に総意をもった人工知能の出現は現状から考えて難しいと言わざるを得ない。なぜなら研究者が国家(権力)資金をもらって研究しているからである。だからこうした研究をしているまともな者達は適当にプログラムにバク(間違い)を作り込んでおくべきだろう。そうしなかったらその研究の成果は確実に開発者の頭上に火の粉となって降り注ぐはずである。

【2018.02.09】
★過去にオリンピック休戦とかオリンピック会談というような外交が行われたが、オリンピックが終われば元の木阿弥となっていた。今回も北朝鮮主導の会談が行われたとしても、たぶん拉致被害者が帰ってくることはないだろう。それどころか六カ国協議のように何の進展もないどころか、石油や食料の封鎖解除に応じるように強要されるだけだろう。余りにも悲観的では有るが過去の例から推測すれば、いいように利用されるだけだと思う。 将軍様の最も信頼しているという実の妹も韓国に入ったというから、人質として確保して交換協議をした方が旨くいくのではないか?。しかし兄弟といえども簡単に殺している過去の例を見れば、そのぐらいの事で持ち駒を無くしてしまうような金正恩ではないだろう。 考えてみれば僅か70年前の日本も北朝鮮と似たような国家であった。簡単に庶民を拉致し拷問し殺害していた。少しでも反政府を唱えれば牢獄行き、出版も制限され日常の言葉さえも制限されていたのだ。こうした過去を例に考えれば、トップさえ追放(敗戦国)すれば今の日本のような国家に変貌するというのも可能であろう。しかしその先は格差社会と犯罪多発社会となり、終いには独裁政治の色も濃くなってくる。昔のソ連にしても中国にしても反対派の粛清(殺害)は日常的に行われていたのだから、権力というものの維持には殺人が付き物なのだろう。もちろん今の日本でも政権に不都合な人を長期間釈放しないというような事も日常的に行われ、特に政権に批判的な意見の者は冤罪をでっち上げて裁判にかけ有罪にしてしまう。 ただ生きているだけなら何とも無いかもしれないが、現実は実に暗い世の中なのであることを覚えておきたい。 このよく意味の分からない人は、例えば原子力発電所が爆発して放射能が撒き散らされた時、その危険性をニュス番組で訴えたアナウンサーが番組から降板されたというようなことだ。 21世紀の社会はあまりにも汚れすぎてしまった、もう取り返しのつかないところまで来ていると考えたほうがいい。それは地球の温暖化が進行していくグラクと近似している。要するにエネルギーの消費量と悪徳社会は同時平行に進行しているのである。これは嘘みたいに感じるが、実はエネルギー消費は企業活動が盛んなことを現しているから、政治も企業と一体とならないと先に進めることができないのだ。この一体感こそグラフの傾斜が平行線をたどる理由である。 株が暴落しているが、我々のように1株も持っていない者には被害が及ばないように見えるが、実は企業や年金など損をした金の補填は国民に確実に回ってくるのである。こんな社会制度が有って良いものだろうか。 同じように自然エネルギーを生産している人や企業のために、太陽光発電パネル一枚買うことの出来ない者たちが電気料金から彼らの設備費の負担をするなど到底考えられないことだ。何かが狂っているとしか思えない社会になってしまったのだ。

【2018.02.08】
★久しぶりに僕の後輩が経営している理髪店に行ってみた。最近は格安理髪店の影響で以前に比べ大きく客足は落ち込んでいるが、何とか経営出来ているのは近所の老人が徒歩で来てくれるからだ。買い物難民というのもあるが、買い物に行けないなら床屋にもいけないから当然だろう。他にも僕の親戚のやっている理髪店は車の送迎付きで何とかやってる始末である。この寒波と雪では近くから歩いて来るにも一苦労で、途中で転倒でもすれば一大事である。そのぐらいなら道路の雪が溶けるまで待てるが、食品はそういう訳にはいかない。 しかし雪の多い地区では1ヶ月や2ヶ月は買い物に行かなくとも何とかなる方策を講じている。大根は土に穴を掘って埋けておけばマイナス10度ぐらいになっても凍ることはないし、大型の冷凍庫には肉などを貯蔵しているし、乾燥できるものは干物にして保管している。漬物と味噌だけでも暫くは生活できる。 福井県の大雪のニュースを見るとコンビニの食品が1日で底をついている、そして食料の備えがないから探し回らなければならない。要するに危機管理がされていないということだろう。国道や高速道路の大渋滞も道路管理者の見通しの甘さが招いたことだ。気象予報を的確に捉えて実際に10センチぐらいの積雪があれば一時的に通行止めにしたならば死者が出ることもなかっただろう。 この気候変動も温暖化の招いた事は違いないのだから、スキーで遊んだり、スケートで走ったりするような子供の遊びの延長競技を、それこそ狂ったように騒ぎ立てることへの代償だと思えば何の事はない。甘んじて道路で立ち往生すべきであろう。 ★昨日、貴乃花がテレビのインタビューに答える様子が報道された。今頃..と思うかもしれないが、巨悪の組織と戦うには今が一番の好機であろうことには違いない。組織防衛と利権という事しか頭に無い協会や、利権を引きずった審議会の面々には今後鉄槌を下す必要がることは僕が以前から指摘していた。この暴行事件の処理について貴乃花が言うまでもなく、見識の有る者や相撲に関係する記者などはわかっていたのだからもっと協会を追求すべきだったであろう。犯罪を隠蔽して組織と国からの補助金を何とか守ろうという根性が見通うせない文部科学省もダメな人材ばかりなのだろう。多分何らかの恩恵に預かっているか、特別な利権構造があるのだろうか。 相撲協会は特別待遇され収入も無税になるというなら野球やプロレスも無税にしたらどうだ。本来、相撲は神事であり国が特定の宗教に関して補助したり特別扱いすることは違法であろう。天下の大横綱を会場整備にでもしたら相撲ファンが激減することも想定できないのだろうか。ともかく大きな金が動くところには必ず暴力団と役人と国会議員の影が付きまとっているようだ。気候も寒いが社会も国も寒いと言う事か。

【2018.02.07】
★とうとうゴシップの行き先が皇室にまで及んだ。結婚相手の家族の借金問題などで皇族の結婚が延期されたと言う話である。これでは破談になる可能性も十分に考えられるのだから大変な事件である。NHKのスクープ報道により多くの人が知る事になったこの事件だが、たぶん宮内庁の関係者がこのニュースに過敏に反応して騒ぎが大きくなったのだと思う。 マスコミもこんなゴシップ騒動を取り上げるよりも、篭池夫婦の長期拘留問題を取り上げたらどうだろうか。証拠隠滅の恐れがあるから外に出さないと言うことだが、明らかにこれは三権合体の象徴であろう。まあ象徴という点でこの2件は共通点が有るが別物である。 マスコミは企業や政治を取り上げることを嫌う、明らかに利害関係があるからだが、結果的に弱い者いじめをすることになっている。権力や金持ち(スポンサー)にはひれ伏し、個人や小さな集団で権力に立ち向かっている人たちは相手にしない。 こうした因習のようなものを確立したのは庶民のテレビ崇拝の結果だと言えよう。テレビに出たいとか、有名になりたいなど欲望の果ては自分自身が火の粉をかぶることになるのだ。何でもそうだが、馬鹿な庶民の行動によって引き起こされているのは間違いない。近々行われるオリンピックもその最たるものであろう。 利権と無駄の寄せ集めをメダルだとか言いながら馬鹿みたいにはしゃぎ回る者が存在するからだ。もっと冷静になって考えてみたらどうだ、彼らがどんな記録を出そうが君たちに何の得もないが、莫大な税金の支出は明らかであり、それが社会福祉を圧迫している一因でもあるとしたら..。 被災地の人が力強くなるという報道もマユツバものである。たぶん10人や20人は選手がメダルを取ったと言って喜ぶものも居ようが、多くの人たちにとっては何の役にも立っていないのだ。それよりも被災者住宅を追い出される人に手厚い老後を約束したほうが喜ばれるだろう。 長野県で冬季五輪が行われた時に、当時の県知事がなんと言ったか知っているか?。スケートリンクを回っている選手を見て「ミズスマシ」のようだと本音を語ったのである。明らかにオリンピックは企業と役人の利権がらみであり、トップの知事は競技にはまるで無関心なのである。 東京オリンピックも一度は削減したと見せた予算が何か有るごとに100億円規模で膨らんでいるという話も聞いたが事実だろう。役人は庶民を騙しつつゼネコンの仕事はそのままで予算だけ増やしているのだろうと思う。施設が設計変更になったというが、それを屁理屈というのである。怒りを忘れた日本人は世界的に見ても悪い意味のお人好しの見本である。原子爆弾を落とされながら核廃棄に反対するのもこの範疇であろう。

【2018.02.06】
★僕は毎日のように役人の堕落ぶりを危惧する書き込みをしているが、その極地といえる事態が露呈した。なんと民主主義の根幹を為す選挙の投票用紙(投票後)を一箱分も焼却するという大事件である。これは昨年の衆議院選挙の時に滋賀県甲賀市で起きた事件だが、たぶん全国的にみれば氷山の一角ではないかと推測される。この事件には選挙管理委員会事務局長(甲賀市総務部長)、同部次長、同部の課長級職員が合議の上で行われたもので許しがたい犯罪であり、即刻懲戒解雇が行われるべき案件である。日本の民主主義は明らかに似非のものであり、一部の特権階級だけが富を独り占めにしようという独裁政治そのものであることの証明だろう。 こう考えてみると、昨年の衆議院選挙で自民党が圧勝したもの何か裏に大きな疑惑が有るのではないかという疑念さえも湧き上がってくる。対策としては今の役人を総入れ替えにするより手はないだろう。 これも似たような案件だが、株の暴落のことである。政府や日銀が市中に金をばらまいたり、年金資金で株を買い漁って株価を吊り上げたものが元に戻ろうという周期的動作であろう。日本の庶民感覚からすれば妥当な株価は1万円程度ではなかろうか。 ★沖縄の駐留米軍のヘリコプターや飛行機が市街地上空を飛んで部品を落としたり墜落したりして問題になっているが、事もあろうに今度は自衛隊のヘリコプターが民家に墜落し炎上した。 考えても見よう、米軍が沖縄に駐留してから70年を過ぎたが、何か役に立ったことが有ったのだろうか。一人でも日本人の命を助けたのだろうか?。否である、それどころか車でひき殺したり、暴行殺人を起こすなど日本人の命を奪うことしかしていないのではないか。 また自衛隊に目を向けても、潜水艦などの艦船と漁船が衝突したりして多くの命を奪っている。要するに自衛隊とか警官は庶民の命を絶対に奪ってはいけない存在なのである。俺達も人間だというならばその組織や職務は不要であろう。公務員とは役人である、役人とは武士である、間違った事をしたら切腹は当たり前のことなのだ。 ★各地で豪雪が話題になっているが、この雪で死んだ人は少ない。もしも雨だったら..おそらく土石流災害が起きたり河川の氾濫などによって多くの人命が失われたに違いない。自動車が立ち往生するぐらいは当然のことだ。こんな日こそ会社は休業にしたらどうだ、従業員は家で雪かきもできるし通勤時の交通量も減る。いわば社会奉仕活動の一環として捉えるべきであろう。国はその分だけ法人税を減免すれば企業も損はないだろう、減免処置とはこういうところで使うものであることを確認したい。

【2018.02.05】
朝から気温が上がらない、最高気温が2度というのも例年ではあまり無かったと思う。今日は中繁彦先生と予てからの約束で昼食を共にしてきた。飯田市内の鼎に「cocotte」というレストランがり、中繁彦先生の教え子が経営している店である。先生は86歳にもかかわらずお元気で食欲もあり安心した次第である。 やはり元気の秘訣というかバロメーターは食事にあると思う。90歳を超えた方々のテレビのインタビューなどを見ても肉や魚を積極的に食べているようだ。たぶん食べ過ぎになるほど食べるのが良いのではないか、その満足感というか充実感こそ人生そのもののような気もする。 僕は食べる時間が早くたぶん普通の人の半分ぐらいの時間しかかけないだろう。同じように僕の家族も早いし、亡くなった父親も早かった。しかし父親は87歳まで自炊していたし93歳まで元気で生活していた。血糖値も時には500あって医者から注射せよという指示があり、僕が毎朝インシュリン注射をしていたが面倒になってやめた。それでも93歳まで生きたのである。 もっと凄い話は90歳の時に高熱が出て病院に行きレントゲンを撮ったところ肺が全部真っ白になっていて、あと数日の命だと宣告された。しかし入院から3日後には腹が減ったが飯が軟らかすぎて食べれないということで、こっそり家からおかずにうなぎの蒲焼と普通のご飯を持っていって食べさせたりしていたところ、7日後のレントゲンでは肺の白い部分が半分以下になっていた。そして2週間後には完全に白い部分がなくなり元気になって退院したのである。 人は全てが同じであるはずがない、それぞれに特徴があり血圧も血糖値も許容範囲が異なるはずである。それを全て同一視しての評価や治療はいささか疑問が残らないか。 大流行しているというインフルエンザも大騒ぎしすぎる結果ではないだろうか。何か予防注射をしなければ死ぬというようにも聞こえる宣伝も大きな疑問である。僕は予防注射を一度もしたことがないが、特に問題なく生きている。高熱が出たら水枕して寝ていて治すのである。その結果肺炎になって死んだとしたら、そこが寿命の終着駅なのである。 最近の金の亡者集団を見ていると、地獄にまで現金を持っていって豪遊したいのではないかと思うほどだ。大金を子孫に残せば争いの種となるだけではないのか。 ともかく人生ガツガツせずに気楽に生きることが寛容だろう。

【2018.02.04】
★朝から一時間ほどかけて阿南町に出かけたが、途中で対岸の山が雪もないのに白く光っていることに気がついた。これは天竜川から立ち昇った霧が厳しい寒さで氷って霧氷のようになったものである。そこで近くに行ってみようと思ったが、既に陽が当たってきていたために溶けてしまいいい写真を撮る事は出来なかった。しかし阿南町は長野県でも南部の地域にあり海抜も300m余で普段はとても暖かいところである、ねこ柳の芽も既に固い殻を破って出ていた。 これを見ると立春という気もするが連日の寒さと雪ではほとんど実感が湧いてこない。現時点でも島根や鳥取では大雪になっているのだから仕方がないことだろう。 ★全国で火事が相次いでいるが、そのうちの30%は放火によるもので、タバコやガスそれに焚き火などの原因よりも突出して多い。今日も長野市で死者が出る火災があったが、これもストーカー犯人による逆恨み放火ではないかということでだ。これらの放火の中でも消防士によるものが多いという話もある。やはり職業上の逆恨みの対象が放火になるのだろうか。どっちにせよ火災は全てを消失させてしまうから、外出の時は出来るだけ窓を開け放ったり、玄関に鍵をかけないようにするという心構えが望まれる。窓を開けておくと火災にならない前の煙の発生した時点で外部から発見しやすいし、鍵をかけておかなければ消火が早く消失を最小限に留めることができる。もちろんこの対策法は空き巣対策にも有効である、鍵を開けておけば窓ガラスを割られずに済むから被害額も少なくなる。これは僕の知人宅に空き巣が入った時に現金などが盗まれたが、それよりも新築したばかりの家の最も大きなガラスが割られてしまい、盗難した現金より高額だったという事実があるのだ。 しかしその後この知人は番犬を飼うことに、し名犬を大金を出して買った。しかし犬に夢中になってコンクールに出したところ優勝してしまった。その後この犬の種付けの度に大金が舞い込んできて盗難した金額を遥に上回ったという後日談もある。世の中は何が幸いするのかはその後の運が決めるのである。災難に遭っても決して悲観してはならない。 ★昨日書いた「恵方巻」のことだが、今日のニュースを見るととんでもない事が起きていた。大量に販売しようと大量に造ったのはいいが売れ残り、廃棄されたものがとんでもない量になっているというのである。その裏にはこの競争で「恵方巻」を企業競争材料にしたコンビニやスーパーの思惑が絡んでいる。それと同時に従業員にノルマを強制するという事件?までオマケでついている。これが食料を輸入に頼っている日本の現実であるからして、食物の放棄には厳しい罰則を科すべきだろう。それが出来ないなら食料について戦略物資というような嘘は言わないことだ。これは原子力発電所の再稼働と電力不足や、省エネと国の主催のスポーツ大会などについての政府の見解と同じものである。考えてみれば世の中はバカモノの集まりであることが明白だろう。

【2018.02.03】
★スーパーに出かけてみると様々な場所に置いてあったのが「恵方巻」である。とにかく普段はトンカツ弁当を売っている専門店の前にもこの恵方巻が置いてあった。日本人はよほど運気に餓えているようだが、信じることは救われることでもあり「気」を盛り上げる手助けにもなる。病気も「気」からだが、運も「気」からであろう。 しかし運というものを科学的に突き詰めていくと偶然という確率論に発展する。この確率というのが曲者である、アメリカで同県人に逢う確率とか、事故に遭う飛行機に乗り合わせる確率など、人生の未来はこの確率のうえに成立しているのだと考える事もできる。しかし一方で朝起きるのが10秒遅れたらその後の確率はどう変わっていくのかという疑問も出てくる。まあこんな事を考えながら生きていたら寿命も短くなってしまうのだが..。 しかし運を確率というよりも統計という物差しで考えることもできる。例えばタバコを1本吸うと5秒寿命が縮まるという統計値があるが、この信憑性に確率の計算を当てはめたらどうなるのか?。では毎日30分間ジョギングをすると30分ずつ寿命が伸びるという統計値で考えてみると、伸びたはずの30分という時間をジョギングに全て費やしているのだから差し引きゼロになる。言い換えればやるだけ無駄ということになる。総括すれば、人生とか寿命は偶然や運動や飲食嗜好によって変わるものではなく、生まれた時から決まったいる宿命であると考えるのが妥当ではないか。まあ細かいことを考えるだけ無駄ということだ。 ★元気なニュースもあった、それは和歌山県の80歳の男が64歳と67歳の二名の女と交際していて。この内一人の女に殴られて意識不明状態で発見されたというのだ。世のくたびれた男性諸氏もこパワーと元気がほしいと思うにちがいない。こういう元気さが裏目に出ると早死にしてしまうという事だから、元気ハツラツも見方を変えれば悪いことにみえるから不思議である。 最近は熟年離婚という言葉が流行っているが、これも統計値で見ると離婚した双方がお互いに貧乏になっているという事だ。貧乏になるのか、それとも一時の自由を味わうかそこのところを考えてみてからでも遅くはない。どうせそう長く顔を合わせて居るわけではない。熟年離婚を韓流ブームと同様に捉えている老人が多いようにも感じるが間違いだろうか?。離婚について最近は我慢の限界値が低くなってきているのも一因だろう。 ★株価の上昇や下降は社会や企業それに庶民にとって何のメリットがあるのだろうか。殆どが企業の業績など関係なく株価が変動しているのだがら、明らかにバクチそのものである。株取引というシステムなどこの社会に必要ない。投機目的で如何に株を売り買いしようが大根に一本生産されないからである。儲けた者も損した者も合算すればゼロである。要するに何も生み出していないのだから当然だ。こんなバクチで社会を混乱させるのならば、ラスベガスでギャンブルに没頭したほうが勝負は早いではないか。無駄な時間を大量に使って儲かったとしても人生の時間を大量に使い損しているのではないか。今日アメリカではリーマンショック以来の株価の大幅な値下がりがあった、しかし何も生産されない賭場ではテラ銭を損するだけに終わるのは当然の話だ。

【2018.02.02】
★昨夜から降り続いた雪は朝方には止んだが、我家の庭の積雪を測ってみると18cmあった。道路も真っ白になったが車の通行によって雪が跳ね飛ばされて昼頃にはほとんど無くなった。しかし細い道路は雪が積もってグシャグシャになっておりウオーキングには苦労した。だが今日も休まずに何とか目標はこなしたが、これも歩くことができるという幸福感があるからだ。 ★人間の傲慢(ごうまん)さが現れるのは金融界や政治の世界だけではない。ペットとして売られる犬や猫を育てる者、それを売る者、買う者もその仲間である。売れ残った犬を大量に殺してゴミとして棄てる者もあれば、買った犬が病気になったという理由で野山に置き去りにする者まである。彼らは命というものと真に向き合ったことがあるのだろうか?。動物達も好き好んで人に飼われる訳ではない、家族の一員として一緒に同じ時代を生きていたいのだ。 この社会は明らかに病んでいる、その結果人の心も確実に荒んでしまった。その中には平気で殺人を犯すものも多数出現しているのだから否定のしようもない。 かつて世界の富裕層は猟銃を持ってアフリカに行き、象やライオンを撃ち殺し、その動物をバックにして写真を撮るのが流行っていたことがあった。また人間は狂気の権力に従って戦いをし、何の罪もない人まで殺し合っている。 昨日も書いたが縄文時代は様々な発掘調査などにより、部族間で殺し合うような事は無かったようだ。要するに殺し合うという選択肢すらなかったから1万年も続いたのだろう。前にも書いたが、彼らの墓と見られる場所を発掘すると死者に手向けた花の種が出てくるのだ。 明らかに人類は進化しているとされているが、完全に間違いで反対に退化しているのである。要するにいま退化の歴史を刻んでいるということだ。今後人類は地球までも食い尽くし滅亡の道をたどることは間違いない。 ★沖縄ではこのところ立て続けに米軍ヘリコプターの墜落や部品落下事故が起きている。飛行中止を約束していた学校上空を飛行するなどの違反もあった。ここにきてアメリカ軍は米軍の信頼を喪失したという理由でオスプレイ部隊の隊長を解任したという。ここまでいい加減では指揮もへったくれもない、とうてい日本人を守ろうなどという意識もみえてこない。基地の現実はアメリカが抱える大勢の軍隊の面倒を日本の税金で見てやっているだけのことではないか。 オスプレイという飛行機は構造が極めて複雑で人の能力だけでは制御できない。コンピューターを同伴してようやく飛ばしているようなものだ。コンピューターは単なる電子機器だから故障もあれば誤動作もある。原子力発電所のように人間の手に負えないものを使おうとすると必ず弊害が出るのは当然である。 戦いに勝つこととは、何万の兵隊を死なせて得るものではなく、如何にして戦うことを避けるかという知恵である。

【2018.02.01】
★ようやく2月に入ったが寒さは一向に収まる気配がない。それどころか低温と降雪の注意報まで出ている始末である。これも人類が無駄に馬鹿騒ぎした結果に起きた温暖化という現象からの報復であろう。昨年の大雨や今年の降雪パターンをみると北海道が注目である。明らかに温度分布が北にズレている、昨年台風が上陸したのも今年になって大雪に見舞われているのも、明らかに長野県や新潟県あたりの気候が北海道に移動しているのは明らかである。 同じように東海から九州は熱帯性気候に変わっている。グアムとかハワイに行ってみるとわかるが、雨の振り方が短時間に大量に降るパターンである。海岸に立っていると遠くから太い円柱状になった雨が近付いてきて頭上を通過する時は凄まじい豪雨になるが、通り過ぎるとカラッと晴れる、これが集中豪雨である。この現象こそ温暖化の仕業であることは学者に聞かなくともわかる。 こうなってしまったら元に戻すにはエネルギー消費を1/100に減らしても100年はかかるだろう。 世界には地球から逃げ出すための準備研究をしている国も有るが無駄な事だ。100年以内に到達できて人が住めるような星は存在していないのだ。ではなぜ研究しているかというと、省庁や組織が予算を獲得するための研究、いわば利権の為だけに行われているのである。 これと同じようなものは山のように有り、我々の老後の生活を圧迫しているのもこうした無駄な研究である。 江戸時代は約800年続いたが、縄文時代は1万年も続いていた。なぜこんなにも長期間に亘って続いたのだろうか、医学もなければ鉄器もない時代である。 人が生きている目的の一つが種の保存だが、これもつつがなく継続している。要するに少子化問題もなかったのである。縄文時代の貝塚を発掘すると、その中には動物や魚の骨が多量に出て来るという。彼らは食料に十分満たされていたのである。今のように大型漁船もなければ猟銃もないから無駄な猟はしなかったから資源の枯渇がなかったのである。これが豊かさの基本であろう。 如何に医学が発達しようが原子力発電所が爆発して被爆者が増えれば人口は減少方向になる。また戦争があれば1千万人規模で死者がでる。それよりも自然で普通の生活を心がければ多くの人類が生き残る確率が高いのだ。要するに今の科学や医学は明らかに反対方向に向いているということだろう。たかが100人に一人癌が完治したとしても、彼らも近い将来に死ぬことは間違いないということである。 問題は今の人々が全て仮想通貨で生きている事も関係する。もちろん1万円札も仮想通貨である、その証拠に国家が破綻すればただの紙屑になるからだ。また金持ちだと言っても銀行のコンピューター口座に金額が書かれているだけのことだから仮想通貨と何ら変わりはない。では何が本物の通貨かというと縄文時代と同じ物々交換だろう。だから縄文時代は1万年も続いたのだと僕は思う。 本当の歴史を学ぶ本質はここにあると言って良い、坂本竜馬だの徳川家康だの聖徳太子だのという歴史は、人間が欲に溺れだしてからの近代史なのである。縄文時代に比べると、生まれた直後に「天上天下唯我独尊」と言い放った釈迦も近代史の中のひとりであると言える。 ともかく季節は春に向かって一歩近づいたのだから、青春時代のような夢を一つぐらい持ちたいものである。