【2018.08.31】
★夕方になった途端に雷が鳴り出した、すぐさま大粒の雨が降ってきた、これでやっと涼しくなる。何といい雷雨だろうか。雷雨は人間の営みに不可欠な自然の恵みである、しかし惠と言っても世の中には様々な惠がある、単に雨が降ったとか晴れたとか言う簡単な問題ではない。世の中は命の連鎖で支えられていて、その命は次の命にバトンタッチされるのだが、それこそが最大の惠であろう。 この夏35度を超える暑い日にウオーキングしていると、道路の端っこにミミズが這い出て死んでいる。なぜこんなに暑いときにコンクリートの道路に出てくるのだろうか?。不思議でなからなかったが、この命の連鎖という観点から見直すと実に興味深いミミズの生態がわかってくる。彼らの死骸を見ると沢山の蟻や昆虫が餌にしているのだ。ミミズは彼らの餌になるために老い先短いと判った途端にワザと目につく道路に出て餌になるのだ。 同じように鮭は川で生まれ海に出て何年か後に再び産まれた川に戻ってくる。そして雌雄が一対となって産卵する、彼らは産卵を確認した後に雌雄そろって産卵場所の近くで同時に死ぬのだが、これを死のスイッチが入ったという。なぜ親がすぐに産卵場所の近くで死ぬのかというと、産卵した卵はふ化した後に海に行くわけだが、稚魚にとって余りにも長い距離である。多くの稚魚は海に行く前に餓死ししまうのだ。だから親は彼らの海に行くための餌となって命をつないでいく助けとなるのである。 要するに自然界は命の連鎖というか惠によって継続されているということだ。たぶん他の動物や昆虫も同じ事が行われているに違いない。人間は子孫に家や財産を残すことによって命の連鎖を図ろうとしているのは周知のとうりである。 超強力な台風21号は中心気圧が915hpまで下がってきた、なぜこのように発達するかと言えば海水温が高いからである。台風はこの高くなった海水をかき回して冷やすために発達し移動しているのである。この現象も命の連鎖を助けるものだと解釈すれば多少の被害は出ても何か友達みたいに許す気持ちにならないか。 河川の氾濫などの被害が出るのは人間の責任である、堤防のかさ上げもせず危険な場所を放置したままだから被害が出るのである。 オリンピックなどやっている場合か..暴力団まがいの連中の利権と欲望だけを満足させるようなことばかりしていては災害に対して誰も文句は言えない。家を流された人でさえ関係無い人がメダルを取ったと奇声を上げている始末である。なぜ流されたのか、なぜ家族が死んだのか..その原因に気が付かないとこの先も災害に遭うことは継続する。もっと利口になりなさいと言いたいし、もっと利権や汚職に対して叩き潰そうという信念も持ちたいものだとも思う。彼らの利権は災害に遭った人達ですらその対象としている、津波や放射能被害も未曾有の利権となって存在しているのである。

【2018.08.30】
★朝の涼しい内にウオーキングに出掛けたところ急激に気温が上がってきた。何とか日陰を探しながら歩いたが、こうも暑くては返って体調不良を招くことになる。約1時間歩いてきたが途中で生きることの無駄と言う事を考えた。なぜこんな事までして健康を維持して長生きしたいか?..ということだ。死ねば記憶も名誉も何もかもが完全に空になる、と言う事は振り返る事もないのだから反省もない。人はいつも過去を振り返るから生きる事が難しくなるのではないかとも言える。たぶん人生とはその程度のものだろう。 量子理論によれば、生きている自分が見ている物しか実在しないという、これこそ空即是色.色即是空そのものだ。やっと今になって科学者が辿り付いたのが実は釈迦の時代から公知の事実だったのである。 要するに時代は繰り返し再び一から出直すのだ、如何にコンピューターが発達しても理論の原点は変わらない。 ★またまたスポーツ界の闇というか新たに暴力団の親分みたいな人達が登場してきた。テレビで見ると如何に金メダリストか知らないが悪党にしか見えない。こんな連中らに税金を投じるのならば納税など無意味である。また彼らのような連中の利権を築いているのは馬鹿みたいに応援している庶民である。いい加減に我に返ってもっと人間らしく生きることを考えてみたらどうか。一円にもならない勝敗にワ−ワーギャーギャー言って散財する自身の馬鹿さ加減を見つめてみよう。我ながら本当の馬鹿だったとに気が付く筈である。 だいたい政治家が好きでもないオリンピックをやろうと言って積極的に働く姿をどう見るのか。多くの庶民が被災して右往左往しているというのに彼らは一体何をしていたのだろうか。カネ儲けのない所に政治家は決して行かないということは事実であろう。 ★世紀末という言葉は死語になって久しいが、最近の事件や事故を鑑みれば今こそが世紀末であろうと感じる。夫が妊娠中の妻を殴り殺したり、車でひき殺そうとしたり..。更にここ一年の幼児虐待事件は昨年よりも10%位増加して13万件もあったという。子育ての担当大臣を置いて何か変わったのか?。子供の保護とか教育の無償化を考える前に、如何にして殺されないようにするか誰か検討しているのか?。 ゴミを袋に入れて適当な場所に捨てると逮捕されるが、猫や犬を捨てても誰も捜査しようとしない。何が大切で何が不要なのかという判断が出来なくなった社会こそ世紀末社会なのだ。官庁が率先して法を無視して誰も罰せられないようなら、泥棒など罰することは出来ないだろう。なぜなら盗まれる方にも非が有るからだ。 正義とは何か、法とは何か、生きるとはどういう意味があるのか..学校でも教えていないだろう。文明の終焉はおそらく今のような状況が続いた後に突然にやってくるだろう。

【2018.08.29】
★一ヵ月ぶりにスポーツカーを車庫から出して朝から1時間ほど近隣にドライブに出掛けて見た。丁度中央道の飯田インター近くを走行していたとき、伊那山脈に形の変わった雲を見付けた。周りに多くのビルがあり写真を撮るのに不都合だったため、飯田市の高台(多摩川精機近く)に移動した。この間わずか5分ぐらいだったが、雲は完全に形を変えてしまっていた。先日は猫の頭そっくりな写真を撮って公開したが、今度は伊那山脈の上に横たわる「釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)」である。一応形は崩れてしまったが雰囲気だけでも味わってもらうためにあえて掲載してみた。 ★僕の遠い親戚に当たる市橋という人物は写真と伊那谷の歴史や古墳研究に長けている人だ。様々な土器などの発掘もしているし、史学会でも有名な人物である。 彼の写真も知る人ぞ知る腕前だ、様々なコンテストで優勝している。昼頃に我が家に彼が来て、9月10日から1ヶ月間飯田市知久町の八十二銀行飯田支店内のギャラリーで写真展(個展)をすることになったと案内があった。この写真展のテーマは「日本列島に三万八千年遡る人類が伊那谷に辿り付いたか(一部省略)」というものらしい。 彼の伊那谷の古墳や遺跡などに関する研究は伊那谷でもトップクラスだろう。「水晶山山頂は後期旧石器時代の遺跡」「伊久間原遺跡採集の旧石器資料と問題」という研究報告(伊那に掲載)もあり読んだことがある。しかし素人の僕は内容が完全には理解できなかった。ともかく伊那の歴史などに感心のある方は一見したらどうか。 ★暦の上では処暑を過ぎて一週間になるが暑い夏は終わっていない。人間はともかく猫や犬それに家畜は大変だっただろう。牛のように真剣に育てている家畜は散水したり扇風機を置いたりして対処しているが、ヤギとか鶏のような動物はあまり暑さに対して考えていないだろう。 もちろん人間も同様で、若くて元気な人はエアコンの効いた部屋で元気に生きているが、病人とか弱者はこの暑さを生き抜く戦争のように戦っている。病院でエアコンが壊れて入院患者が5名死亡したという事件もあった。この病院は終末医療専門のようだ、要するに治る見込みのない人を預かっているだけなのだろう。従って病人の扱いもズサンなのだろう。 この際、病院の株式会社制を認めるべきではないか、もちろん今迄のように保険も使えるようにするのは当然だが、それに加えて、どのような病気で入院し、どのような医師がどのような治療をして、患者が死んだのか完治したのかという事実を公表するのだ。今もインターネット上では様々な病気のエキスパート医師の居る病院など紹介されているが、これらを公的に行うのである。こうすれば患者もその病気に対して得意な病院や医師を簡単に選ぶことが出来る。医療も医師会の都合だけで仕切ってはならない、カネ儲けよりも如何にして安く確実に治せるか問題なのだ。 一生懸命働いて来た人達を老後ほったらかしにする国家など民主主義でもなく単なる悪徳社会ではないか。その証拠に殆どの省庁が法に違反して障害者雇用をしなかったことで証明できる

【2018.08.28】
★2日前に南アルプス山麓の山小屋に行ったとき庭のテーブルの上にカメラを忘れてきてしまった。そこで今日は雨が降りそうだというので再び出掛けた。矢筈トンネルが工事のために片側通行になっていて行き帰りで長時間待たされた。このトンネルは内部で10m位工事をしていても4km近いトンネルの全てが片側通行となるが、なんとかならないものか。ともかく山小屋は昼過ぎに2mmの雨が降ったから今日行って良かった、でなかったらデジタルカメラを一台捨てることになった。 ★昨日の夕暮れ時に2回目のウオーキングに出掛けたところ実に面白い雲に出会った。一つは雲が空の雲に向かって立ちあがったような雲、もう一つは猫が変わった形の雲を見ているような雲である。双方とも1分後には形が変わってしまった、雲といえどもシャッターチャンスは一秒を争うのだ。 昔、外国で首からカメラを吊り下げた人が居たら全て日本人だという逸話も有ったぐらいカメラ好きの国民である。最近はスマートフォンのカメラが優秀で性能は一般的なデジカメを超えているから、インスタグラムなどの写真投稿サイトが賑わっているようだ。また昨夜の関東地方の雷や大雨もテレビでは一般の人がスマートフォンで撮影した画像ばかりが紹介されていた。 ★大企業のモラルの低下について度々書いているが、この原因となったのは巨額の利益を上げる大企業に取り憑いている政治家のせいである。 関西電力の元副社長の内藤千百里氏によると、盆暮れには時の総理大臣(田中、三木、福田、大平、鈴木、中曽根、竹下)には選挙のあるなしは関係なくカネを渡していたという。これが大企業腐敗の原点だろう、しかもこの金が原発の巨大利権にも繋がっていくのだ。もちろん他の会社も同様であり、下請け会社に工面させた金を首相に献金している。全部の電力会社を合わせたら1億や2億ではないだろう。こうした献金は放射能漏れの隠蔽とか、軽微な事故の隠蔽などにも作用したのではないかと思われる。ともかく大企業の不正を根幹から無くさなければならない、とうてい憲法改正論議処の話では無い。 福島第一原発の爆発から2ヶ月後にNHKが放送した「ネットワークでつくる放射能汚染地図」という番組があったが、翌年には放送が終了している。被爆者とか環境の放射能汚染を追求したものだが、多くの人が知識を共有することは日本に不可欠な問題である。ここでも政府の圧力が有ったのだと思うが、再開する事が出来ないような忖度放送局は既に公共性を失っていると言っても良い。金を払って見るような放送ではないと言えよう。オリンピックだとかサッカーだとか庶民を煽る行為によって事実の隠蔽を図ろうとするのは第二次世界大戦時と何も変わらない手法だ。恐らく政治も行政もマスコミも当時よりも悪くなっているのは間違いない。今度の東京オリンピックについても大新聞4社(読売新聞、朝日新聞、日経済新、毎日新聞)が後援することによって紙面に賛否の意見の掲載が出来なくなってしまった。これも何らかの忖度か圧力が有った事は間違いない。マスコミはあらゆる場面で公平性が求められる、こんな事では一ヵ月10円でも読む気がしない。

【2018.08.27】
★久しぶりに近くにの小学校の前を散歩していたら、巨木になり根元が腐ってしまい昨年伐採された桜の切り株から新しい桜が育っていた。老木とは言え根はまだ生きていて新しい花を咲かせようと頑張っているのだ。しかし人間はそういう訳にはいかない、もう一度花を咲かすことが出来ないから人生は真剣で正義でなくてはならないのだ。 ★電子技術は如何に発達したとしても気候まで変える事は出来ない。日本は過去に何度も飢饉(ききん)に襲われてその都度数百万人規模の餓死者を出しているが、これは冷害によるものだ。 無駄に彗星観測のロケットを打ち上げるのならば、地球と太陽の間に薄いアルミなどで出来た大きなシートを設置したらどうか。アメリカでは最近太陽観測衛星を打ち上げたが単に観測だけでは拉致があかない。これを民間でやったら面白そうだ、新しいビジネスになるにちがいない。世界の国とか住民の依頼によって日射量を調整するのだ。当然この調整には数十億円の費用がかかる、しかし彗星から石ころを持ち帰るような無駄なものとは違う。既にこうしない限り温暖化による台風災害や竜巻などの災害は防ぐことが出来ないところまで来たのである。 進歩と言えば電子技術だが、コンピューターを中心にしたロボットや人工知能、それにゲームなどの技術は広範囲にしかも急激に進んでいる。しかし余りにも実体験と似たゲームに没頭するあまり殺人事件まで起きている。アメリカのフロリダ州で26日に行われたビデオゲーム大会で銃乱射事件により数人が殺されたというではないか。 AI(人工知能)の無秩序な拡散は何をもたらすのか..。自動車の自動運転など良い面もありそうだが、戦争という場面では極めて深刻な状況を作り出すだろう。ロボットが武器を持って数千の規模で押し寄せて来たらどうする。無人のド大型ロ−ンが爆弾を抱えて飛んで来たらどうする。現に首相官邸の屋上に放射能汚染された土が落とされたという事件もあったではないか。現在でも一般庶民の家などは小型ドロ−ン(2万円ぐらい)があれば個人でも攻撃できるようになっている。 自動車の無人運転は何をもたらすのか?、多分労働と格差拡大が問題になるだろう。 既にベンチャー企業のZMP(ゼットエムピー)と大手タクシー会社の日の丸交通は今日から一般客を乗せた自動運転タクシーの実証実験を始めた。この車は千代田区大手町と港区六本木の間約5kmを自動で走行したという。この会社はあと2年経てば完全に実用化出来るとしている。 今迄の技術の発達は人間の労力を減らし豊かな社会の実現が可能だと思われていたが反対であった。現在労働者は酷使され、労働力が余るどころか人手不足になっている。要するにカネさえ有れば自動運転タクシーを買って本社にコンピューターを設置すればあとは勝手に稼いでくれる社会が実現するのだ。 医療でも臓器移植技術の進歩は直接殺人事件や誘拐事件に発展している。中国では臓器目的で1ヶ月に千人ぐらいの子供が行方不明になっているという報告もある。もちろんフィリピンや東南アジアでも誘拐事件が多発し、子供達の臓器が抜かれてアメリカなど豊かな国に裏ルートを通じて売買されているという。これも大学の医学部など出れば誰でも臓器胃移植が出来るまでになったからだ。 如何に金持ちでも一つや二つ臓器を入れ替えても150歳まで生きることは出来ない。なぜなら脳が死ぬからだが、病む人になって見れば藁(わら)にもすがる気持ちなのだろう。 インターネットで検索して資料を集めればピストルや爆弾はともかくプルトニュームさえ入手できれば原子爆弾も製造できるという時代である。科学の進歩は世の中に大きな不安をもたらすことも忘れてはならない。

【2018.08.26】
★南アルプス山麓の山小屋に水汲みに行ってきた。しばらく手入れしなかったため家の周辺は草むらになってしまった。鎌とナタを出してきて30分ほど伐採などしていると汗が噴き出してきた。1、000mの高原も気温は30度近くまで上昇してきた。日陰に入ると涼しいのだが、とても草刈りなどしていられないので午前中に家に戻ってきた。夏が続いてこのまま急に秋を通り越して冬になる、亜熱帯気候になった証拠である。 ★23日に自衛隊は巨費を投じて例年通り東富士演習場(静岡県御殿場市畑岡)で実弾演習をした。この演習は教育演習と呼ばれるが、北朝鮮がミサイルや核弾頭を廃棄している時期に実弾演習もないだろうが、これも実弾を消費して軍需産業に税金を投入し途方もない利権(天下りなど)を得る手段の一つだろうか。 更に新しくミサイル防衛網を構築するとして1兆円に及ぶ予算を獲得したが、北朝鮮のミサイルが落ちるより先に日本中の町や村が土石流災害や堤防の決壊で無くなってしまうだろう。今こそ北朝鮮やアジアの国々に対して日本は外国を攻める気はありませんという意思表示をすべき時ではないか。そして北朝鮮に拉致された国民を一刻も早く取り戻すためにもミサイル防衛網などマイナスになるばかりである。 税金の使途の勘違いというか狂気政治の一端がここにも露出しているのだ。白昼堂々と演習をすると何か吉本興業の公演みたいに見えるが、しかし突き詰めていくと双方とも何ら変わりもないことが判る。演習には自衛隊員の家族も招待され、更に全国の武器マニアなどが集まる。ショーならショーでも良いが敗戦国として他国に配慮するのは当たり前だろう。自衛隊は軍事機密と称して様々なことを隠しているが、この中の殆どは国民が知っておくべき事項だろう。隠せば何をやっても良いという現政府のやり方は様々な省庁に感染し、それによって国民の収めた血税は泥沼に捨てられていく。日本の生産性と技術が有れば、老後の住まいや医療などの無料化や、国民医療も完全に無料化は可能なのだ。 その正義を蔑ろにしている原因は明らかに天下りによる税金の無駄な流失であろう。 ★隠蔽と言えば、福島第一原発の爆発による放射被爆について健康診断の結果報告などが殆どされていない。これは加計学園とか籠池問題での忖度の千倍もの忖度が行われているからだろう。検査する病院や医師、各地の地方自治体など様々なところで忖度が行われ報道すらされないのである。こうした事故は今後の参考になるのだから検診結果は世界で共有すべきデータではないのか。 聞く所によると、放射能が流れていった地区の子供達の癌の発生率は全国平均の5倍以上に達しているという。ゴミを掘った埋めたという忖度よりも人命に関わる忖度こそ犯罪そのものである。 また各地の行政機関では、癌の発生率とか、被爆という言葉自体が禁句になっており、気安く使うとそれこそ左遷させられるというから日本という国家も地落ちたものではないか。

【2018.08.25】
★湿度が高くて気温も30度を超えているからまるで6月の梅雨時期のようだ。20号の台風は去ったばかりだが、台湾付近に1個と沖縄の南に1個の熱帯低気圧が出来たから、間もなく台風になって日本近海に来るに違いない。南太平洋の海水温が高くなっているので大量の水蒸気が発生し、その上昇気流によって台風が出来る。人が発した熱は人の犠牲によって冷ますことになる、まるで天に唾する如き現象なのである。 今日の朝日新聞デジタルに書かれていた記事によると、生活保護世帯がどうやってこの酷暑を乗り切ったかが紹介されていた。エアコンの有る人は食費を切り詰めて電気料に回して凌いでいたとか、暑さの中を徒歩で図書館とか公共施設に行って生き延びた人もいたという。だがこの人は足が悪くて働くことが出来ずに受給者となったが、その悪い足で長時間歩いて涼を求めて行ったというから死に物狂いだ。この人は記者に「生きることが今の私の仕事ですから」と言ったという。 この世の中(政治)の間違いがここにある、元気なスポーツ選手の道楽に一人何百万円も支給し、弱者は死線を彷徨って生きているのだ。 僕たちも君たちもいつ弱者になるか判らない、明日にも車椅子になるかも知れない。こうした社会の歪みに対していつも疑問を持ち政治の正常化に意見を持っていないと弱者の仲間入りも夢ではないのである。 ★署長、校長、所長、会長、理事長..社会にはこうした肩書きの人が山ほど居て高給を食んでいる。しかし彼らがどれだけ任務を果たして居るのか未知数どころか全く果たしていないケースばかりではないか。警察署から犯人を逃がしても自ら責任を取らない、校長は教師がいじめに加担して子供を死なせても責任を取らない、ダムの水を急激に放流して災害を起こしても責任を取らない、スポーツで相手選手を殺そうとしても責任を取らない..など社会的に認められているような人こそ地位を放棄することが苦痛なのだろう。「長」というのはどういう立場なのだろう、わがまま放題の飾り物なのか。様々な意見があるが間違っている、彼らには「職責」というものが有るから給料も高額で、職責給と言って給料とは別に報酬を得ている。だから普段から良い生活が出来て夏の暑さも涼しく生きていけるのだ。この職責とは何かといえば、自分の失態はともかく「部下の失態の責任を取る」ことなのだ。民間企業では当たり前のことなのだが、役人の間ではこれが守られていない。これが公務員の堕落した素因であろう、責任を取らない長ならば馬鹿でもできるのだ。 現在逃げ回っている犯人の逮捕にかかる費用は毎日億単位の税金である、こんな大失態は署長だけでなく県警のトップも責任を負うべきだし、国家公安委員長も減給などは免れない事件であろう。こうした現実に対して責任を明確に指示する者は誰なのか。総理大臣しかいないだろう、彼がまともな道を歩かない限り日本は果てしなく無法国家の道を辿るのだ。

【2018.08.24】
★台風が列島を横切ったが飯田市は雨も今日一日で30mm前後で風も吹かなかった。果樹農家はほっとしていることだろう。何はともあれ食べるものが被害を受けないことが一番である。列車や飛行機が運休しても大した問題ではない。 とにかく食糧の確保さえ出来れば人間は生きてゆける。 だが、世の中にはそんな事など一切頭の中に無い馬鹿者が大勢居る。国家の赤字が1,000兆円というのに湯水の如く税金を使って自分たちの欲望を満たしている者たちだ。彼らは博士とか教授とか言う肩書きの付いたオバカさんである。言い替えれば科学オタクである、コスプレオタクとか、女装オタクとか、漫画オタクとか言われる人達など可愛いものだ。 例えば東京大学が中心になってやっている「宇宙の起源」を探るとか、「物質誕生の謎に迫る」という馬鹿げた研究施設である。岐阜県の山中に700億円賭けて建設される第二のスーパーカミオカンデといわれるオタクの遊び道具がそれだ。既に過去に同じ物が建設されており。ここでで発見されたという「ニュートリノ」は何の役に立ったか。宇宙の起源など見付かる筈がないのに、数兆円もかけてやっているのはなぜか?。これこそ巨大な宇宙利権なのである。 家を一軒建てると平均的な住宅ならば2千万円とか大凡の相場がある。だがニュートリノの検出管の値段などは誰にも分からない。ここがミソなのである。利権とはこうした建設金額が700億円と言われて妥当かどうか誰にも分からない工事に発生するのだ。 反対に利権が全く望めないのが障害者施設への補助などである。誰も補助金を環流させてくれない。 たった一人がノーベル賞を取るための税金の使途としては明らかに問題であろう、ニュートリノがどうであれ、宇宙が如何にして産まれたかなど知った事ではない。要するに何の役にも立たない研究で税金をドブに捨てる行為とはこの事だ。博士とか教授とかいう肩書きの付いた者達は一般常識の殆ど無い者達であろう、こんな馬鹿げた事に金を使うなら氾濫しそうな河川の堤防を1メートルかさ上げすれば多くの人命が救えるとして研究を放棄すべきが人間としての姿の筈だ。賢者ならばフォンブラウンや湯川秀樹の二の舞にならないように下らない研究に手を染めてはならない。 ★台風が通過したあとに残された巨大な風力発電のタワーの倒壊したものを見たか。見た瞬間にこれは手抜き工事ではないかと感じたのは僕だけだろうか。周りの木造民家や車庫が吹っ飛んだ形跡もない。タワーの根元を見れば地中深く埋まっていた様子もない、平地に立てただけのように見える、要するに根元が腐った大木のような設備ではなかったかと言う事だ。 なんでもかんでも台風のせいにすれば良いというものではない。 他にも巨大な看板が倒壊していたが、これも風速70m程度耐えるように造られていたかが疑問である。写真で見ると支えている鉄パイプの厚さが不足している、風圧荷重の計算をして建設していないとみたが如何だろうか。 また神戸市の和田岬にある灯台も半分から上がすっ飛んでしまった。これも手抜き工事が疑われるものだ。灯台は荒れ狂う海の道しるべとなるものだ、多少の風ですっ飛んだのでは意味を為さない。 こうした建造物が弱体化した原因はコンピューターによる強度計算が普及してからである。コンピューターを使えば指定された強度ギリギリの強度で建設出来る、こうすれば資材代も安くなり儲けも大きくなる。このギリギリ計算が設備の弱体化を招いている、そもそも計算の元になる安全率は誰がどのように決めたのかも判然としない。 頑丈な物を造るにはまず職人の目で見て確かめた方が正解であろう。人の目は水平垂直はともかく風や波に強いかどうか瞬時に判断できるのだ。 昔、新潟地震が起きたときに多くの橋が破壊された、しかしコンピューターが出来る以前の大正や昭和初期に建造された橋は一つも落ちなかった。

【2018.08.23】
★朝から妹や姪とその子供達が我が家の猫を見に来て大騒ぎだった。始めて触ろうとした1.5歳と3.5歳の子供だったが..猫は基本的に子供が嫌いである、逃げ回って触ることが出来なかった。僕は他の猫や犬を何匹も飼ったが、やはり動物は小さな子供嫌いである。それは手加減を知らないという事を動物は本能的に知っていて避けるのだ。子猫でも上にまたがったり棒で叩いたりすることを予測しているのである。 それに引き換え、人間は台風が2つも向かっているというのに旅行に出掛けるのだ。飛行機やホテルを予約したから仕方ないと思う反面で、大きなリスクを抱えることを理解していないのである。今日もテレビのニュースを見ていると飛行機や電車が運休して家に戻れないという人達がたむろして居るのを見た。 昔台風が去った翌日に沖縄に出掛けたことがあったが、那覇空港のロビーには2日前から寝転がっている人で満員だった。 先日(21日)にも書いたが、友人のN君と食事に行った。新しく出来た回転寿司(スシロー)に行こうと言って出掛けたが、駐車場は満車で遠くから中をのぞくと50人位が順番を待っている様子だった。しかし回転寿司にう行こうという方針は変えることが出来ずに、近くにある回転寿司(かっぱ寿司)に行って食べた。店に着いたのは11時40分頃だったが、席はまだ半分ぐらい空いていた。10分ぐらい経つと一気に満員となり数十人の待ち行列まで出来た。聞こえてきた話し声から判断すると、やはり満員だったので寿司屋を諦めたが、子供が寿司を食べに行くというので和食屋に行くという選択肢が無かったのである。何かオープンしたと聞くと行ってみたくなるのが人情であり、人の持ち併せている特性というか深層心理なのだろう。 海の中で小さな魚が群れを為して泳いでいるが、これも大勢が行く方向に行けば安心というDNAの働きである。全ての動物はその昔..数万年前に生きていた頃のDNAを今も引き継いでいる。人間のDNAを解読している人達が困っているのは、その99%の意味がわからないということだ。このDNAの99%の部分こそ人が魚だった頃とか猿だった頃の記憶が刻まれているのである。 人の病気はこの頃の記憶を呼び出すことによりその殆どが治るという研究結果もある。どうして治るのか有るのかは確かではないが、例えば裸足で歩くとか、森の中から染み出した水を飲むとか、高い場所に寝るとか、落ち葉を食べてみるとか..そういうことだ。なぜ落ち葉かというと落ち葉に含まれる森の細菌を胃や腸の中に取り込むのである。 現代病の殆どは農薬や蚊取りスプレーなどの薬品によって胃の中の細菌が死滅してしまったからだ。この細菌を補給するには大自然の中に長時間身を置いて取り込むしか無いと言うことだ。 自然の尊さとか有り難さはこうしたことから生まれてくるものだ。だれも環境を壊してはならないというのは数万年前からの教訓でもある。 台風が来て荒れ狂う風雨の中を逃げ回るのはやめよう、人はどこに逃げても死ぬ人は死ぬものなのだ。

【2018.08.22】
★また夏が戻ってきた、台風でも通過しないと秋が来ないのだろうか。 知多に住む友人からメールが来た、先日親戚のお婆さんを写した写真を送った事への返礼だが、彼は今迄に7回引っ越しをしたため思い出の品(特に写真)が一枚も残っていないのだという。そこで昔の写真(小学校、中学校の頃)の写真を見付けだして数枚送っておいた。会社を辞めて古希を過ぎ暇になると何か昔の事を思い出すものだ。そして昔の友と会ってみたいと思うのも年令のせいだろうか。 僕は昔(中学の頃)から写真が好きで今も殆ど毎日撮影している。路傍に一輪咲いた花とか、出会った野良猫の写真、珍しい形をした雲など山ほど溜まってしまった。既に1TB(1、000GB)のハードディスクが10台以上満杯になっている。 困るのはフィルムで撮影した写真である。全てをプリントして有るわけでもなく、データー一覧を作ってあるわけでもない。そこでビューワーを使ってネガを調べなくてはならない。見付けたら今度はそれをフィルムスキャナーでコンピューターに取り込み、フォトショップを使ってサイズや解像度、色調を整えるのだ。撮るのは簡単だが後が大変という事である。しかし写真を芸術作品として考えなくなった今、何か視界が広がったような気がする。昔は北海道の富良野を有名にした風景写真家「前田真三」さんと一緒に駒ヶ岳などの風景を撮影していた。そして商業写真として使える作品造りに没頭した。カメラも4x5インチのフィルムを使う大型カメラを使っていた。早い話が撮影自体が苦労の連続であった。 そこで今になって気軽に日常を撮ることにしてから写真が楽しくなったのだ。稼ごうという考えが入ると趣味とか好きとかではなく仕事になるから面白くないのだ。どんな好きなことも仕事にしたらダメだ、好きなものは趣味にして仕事はもっと別の道を進むべきだろうというのが結論である。 ★各省庁で障害者雇用の水増しをしていたという事件は国という制度自体の破綻に近いものが有る。それと同様に一般企業にも障害者の雇用を義務付けたのはいいが後のフォローを全くしていないのだ。それは採用した各企業のなかで邪魔者扱いされ、いじめや嫌がらせを受けて居る現状を把握していないのだ。言葉だけならともかく、賃金差別や虐待まで起きているというではないか。各省庁は承知の上でやったことだから確信犯であり、担当者や責任者は処分の対象となることも忘れてはなるまい。これを処分できない者達が名を連ねた行政を監督する者達もいい加減な連中なのだろう。特に公正取引委員会とか行政監察局など官庁の中でも公平を貫くことが使命にも拘わらずナアナアで済ませるのは明らかに違法行為である。特に大企業からの意見を総理のように忖度して対応する様は悪徳代官にも劣る行為と言えよう。 例えばガソリンの安売りに対して大手から文句が出ると、安売り業者に圧力をかけるなどという行為が実際に行われていた。これでは競争も自由もなにも有ったものではない。単に国民を愚弄する集団になり果てたのであろう。ヤマト運輸の元社長が言った名言「日本は役人に食い潰される」が思い起こされる。

【2018.08.21】
★またまたスポーツ界の不祥事である。100%税金で遠征した挙げ句の果ての買春事件である。もう馬鹿馬鹿しくて税金を払う気にもなれない。買春は大概の国において法律違反である、もう一度帰国した馬鹿者共を現地に送り返して裁判にかけるべきだろう。救済の余地はないから懲役刑にしてもらえば良い、こんな連中がスポーツだ日の丸だと馬鹿げた事を言って税金をせしめているのは明らかに社会が間違っているのである。 僕は以前からスポーツへの税金の投入は止めようと言っているが、何らかの利権があってやめられない。これも補助金行政というものが如何に人も社会も堕落させているかわかるだろう。こんなスポーツをテレビで見たり会場に行ったりして見ている者はもっと馬鹿者である。スポーツは既に悪徳商法みたいなところまで落ちているのだということを知っておきたい。 要するにスポーツは子供の遊びの成れの果ての姿である、多少速く走っても泳いでも何の意味も無いし生産性はゼロである。ましてや殴り合って勝敗を決してカネ稼ぎをしようとかタイトルを取ろうなどと言う行為は犬猿にも劣るとしか表現のしようがない。スポーツは税金に頼らず、自身のカネで或いは企業からの応援でするのが当たり前の姿だ。なぜ補助金を出すのか..たぶん選挙と関係が有るとしか思えない。 ★台風が二つも本土に迫っている、まさにワンツーパンチである。効果のあるパンチというのは、まず左手で相手に軽くパンチを当ててから腕を引く動作と並行して右腕でパンチを繰り出すとその威力が倍増することだ。これは左手を引く動作によって右腕を前に出す力が増幅されるからだ。 台風も1個ならともかく立て続けにくると損害も1+1より大きくなる。例えば河川の水量が減らないうちに次の台風が来るからだ。こうして立て続けに台風が発生する原因は100%海水温が高くなっているからだ。温暖化の影響は地上だけではなく海の水を沸かしてしまったのである。 友人のN君と久しぶりに食事に行って話していたら、今年のリンゴは気温が高すぎて中身がおかしいと言っていた。売り物にならない割合が例年より格段に多いということだった。それも当然だろう、今年の飯田市の最高気温は38度近くになっている、車の中は60度を超えている。屋外で日光の当たるリンゴの場合はどうなるかというと、果樹の表面温度が50度以上に達してしまい、内部も煮えたぎるような状態になる。これは何を意味しているかというと、伊那谷はもうリンゴの産地として不適格だと言う事なのだ。今後は北海道が米だけではなくリンゴの産地になっていくことは間違いない。 農業試験所では暑さに強いリンゴ造りに没頭していると言うがどうなることやら。 信州のリンゴ農家はパイナップルとかバナナの栽培に切り替えていくことを考えた方が良いのではないかとさえ思われる。 福島県郡山市の逢瀬川沿いの堤防ではいま桜の大木200本が次々と伐採されている。これも温暖化による豪雨災害防止の為に堤防のかさ上げを行うためだ。馬鹿者共が大騒ぎして造り出した温暖化は何百年も人々の目を楽しませてきた風景まで奪ってしまうという事実を肝に銘じておこうではないか。

【2018.08.20】
★ウオーキング中ハーハー言いながら坂道を登りながら思い出したのが、昨日も触れたボランティアの尾畠春夫さんだ。彼のおかげで僕も自信が付いたというか大きな励ましをもらったことは否めない。何故なら、彼はバランスの良い食事などしていないし、毎月健康診断に行っている様子もない、更に薬を常用している気配もない。更に睡眠時間や労働量など厚生労働省の言っているようなこととは全くの無縁である。 要するに何かに夢中になっていたり、大きな目標の前では健康のことなど考えなくても良いと言う事だ。血圧によって最も悪い行動は毎日決まったように血圧を測って一喜一憂することである。また1型の糖尿病は尾畠春夫さんと同じ生活を3日続ければ確実に治る。78歳という年齢も古希を過ぎた我々にとっても生きることに勇気を与えてくれていると思う。 先日、数千億円の資産家の社長が女優を連れて自家用ジェットで外国へサッカーを見に行ったという記事が話題を呼んでいたが、尾畠春夫さんの前にはガキの遊びみたいなものだ。テレビや週刊誌で紹介される事自体が恥ずかしいことであろう。 毎日多くの庶民が夜中までスポーツを見て馬鹿騒ぎしているが、このうち10%の元気な人が土のうを造ったら..一日に数万袋も出来てしまうだろう。大根一本生産できない馬鹿騒ぎに乗じている者は自分自身の生きている意味についてもう一度考えてみたい。 災害に遭うと地方自治体のやる事と言えば、ゴミの片付けと義援金や補助金の配分、それに壊れかけた家の評価のようなことだけだ。あとは、なぜ早く避難指示を出さなかったのかという失態の言い訳を考えているに過ぎない。 我々が税金を払っている目的は、安全で健康な生活を維持するための保険金である。家の中に入った泥を掻き出すような仕事は官が主体で行うべきであり、善意のボランティアはその補助として存在すべきが本来の姿であろう。 津波に襲われた三陸の自治体では義援金をネコババしたり、他の目的に流用する事件も起きている。既に役人は庶民のお荷物でしかない域に達してしまったのだ。 ★救急車や身障者の車の路上駐車は認められていて違法ではない。以前、佐川急便事件というものがあった、これは宅配便のトラックが路上駐車していることに対して違法駐車取り締まりを大目に見てもらおうと警察に贈賄していた事件だ。しかし来年になると宅配便の路上駐車が合法になるという。では引っ越し便はどうするか、老人世帯への宅配弁当の車両はどうか、ケアマネージャーの車は..という様々な業種で合法、非合法の境界が出来る。 元々道路の混雑をなくし無断駐車による事故を無くすための法律である。堂々と長時間にわたって大型トラックが一車線の道路を占有するとどうなるのか。通学のバスなどの影響も考えねばならない。要するにこれが安倍政権の企業優遇政策の成れの果てなのである。平等とか事故死者とか言う前に企業利益優先の悪政が進むと終いには宅配便の運転手は免許証すら要らなくなるかもしれないという事だ。

【2018.08.19】
★秋の雲を眺めながらウオーキングしていると路傍には満開のユリが目に付く。どのようにしてタネが飛んで来て根付いたのかは判らないがユリは繁殖力が強い植物である。我が家の庭にも数十本の百合が咲いている。僕がいつも目にとめるのは辺鄙(へんぴ)な場所に咲いている花たちである。今日写真に収めたユリは側溝のコンクリートの僅かな透間から成長して花を咲かせていた。世の中には数千本も一斉に花を咲かせて目を楽しませる花もあるが、原野の中に一輪だけ咲いている花もそれなりに見事である。 ★世の中の秩序が崩壊している中で企業経営者のモラルも最低となっている。大企業は偽装や談合は当たり前、中小企業は従業員の生活も配慮することなく気軽に倒産。これでは社会の秩序は保てない。企業の倒産による自殺者は一年で5、000人になるというが、彼らがこの無秩序の被害者であり、言い替えれば日本の弱者たちである。カネ儲けだけが企業ではない、如何にして庶民の役に立つ仕事が出来るかが本来の考え方である。その基になるのは従業員ではないのか。企業も政府も行政もこの動きは変わらないが、この倫理観の喪失を誰が主導しているかと言えば政府であろう。政治のトップが様々な疑惑をウヤムヤにして隠滅を図るという手法こそ社会悪となってモラル低下を招いているのは間違いない。 例のボランティアの師匠は一ヵ月5万数千円の年金で活動しているのと言う。彼のことを賞賛し何かにあやかりたいと思う政治家やテレビ局も有るだろう。しかしこの根性こそ大きな間違いである、人の親切とか助け合いとは無償であってこそ生きるものだ。毎年行われているテレビのチャリティー番組、24時間テレビでは有名な芸人は出演料を取って出て居るという記事を見た。これこそが現代のモラルの現状なのである。 5万円で人知れずボランティア活動をしている人と、100万円の出演料を取ってボランティア面している者達との乖離こそ現代社会に闇を生む元凶であろう。 ★刑務所からの脱獄いたした犯人はまだ捕まっていないようだ。何と3,000人の警官を動員していても捕まらないのである。 昭和59年に発生した「怪人21面相事件」と言われる江崎グリコの社長を誘拐して監禁した重要事件があった。この時もとてつもなく大量の警官を投入したが、警察庁広域重要指定事件では初の未解決事件となっている。当時は毎週発売される週刊誌などを読んでいたが、何と多くの刑事が捜査中に喫茶店で時間つぶしをしていたという記事があった。要するに捜査関係者の殆どが、俺が捕まえてやろうという信念が皆無だったのである。 この事が先の行方不明者の捜索でも差が出て来るのだ、俺がきっと見付けてやる、という自信と信念が子供を生還させたのだ。何か公務員の捜索は棒を持って草むらを叩いているだけのように見えていたのは僕だけだろうか。 たまたま事件の記事を検索していたら、「怪人21面相事件」で脅迫されていたのは江崎グリコと森永製菓だが、安倍昭恵夫人は父親が森永製菓の社長だったことから、本人にも警察の保護がついたという。何か世の中の因縁というものは回り回ってくるものなのだろうか。

【2018.08.18】
★阿南町に行ってきた、義母の入所している老人施設の周りはもう秋の気配が漂っている、陽射しは強いがそれ程でもない。施設の周りをウオーキングしていると、たわわに実った稲の穂はもう頭を垂れて黄色く色付いている、画材でもあれば絵にしたいような風景が至る所に散らばっていて楽しい。まだいっぱい花を付けている百日草には大きなアゲハが蜜を吸いに来ていた。もうそろそろ甘い蜜もお終いになってしまうから腹一杯に溜め込んでおかなければならない。かといって何処かに貯蔵ビンのようなものが有って溜め込んでおくわけにはも行かない。自然界を穏やかにしているのはこの法則であろう。がむしゃらに溜め込む者が居なければ野の密はたっぷり行き渡って多くの昆虫たちは苦労せずに生きられる。ここにささやかだが穏やかな平和の世界が広がるのだ。 脳味噌ばっかり大きくしてしまった人間達は必要以上に密を溜め込むことで欲望を満たすという悪癖が身に付いてしまった。これが平和を乱す最も大きな原因であろう。 こうした人達に自分たちが得るべき密を提供しているのは庶民である。この事実に気が付かなければ世界の平和など望むことも出来ないし戦いも収まらない。何故なら戦いの根幹にあるものがこの密の配分にあるからだ。 公平という原則が忘れ去られた今、庶民は何をしなければならないか..。下らないスポーツ番組を見る代わりに多少なりとも政治について関心を持つことだろう。このことが君たちの子孫の安全と健康を維持できる最も近道なのだ。 秋が来たら野山の木々は葉を落とす、葉を落とすことで大雪に遭っても枝が折れることはない。人も時には無駄に付けた欲望の葉を落とすべきであろう。

【2018.08.17】
★盆を過ぎると一気に夏ではなく冬の足音だ。春と秋という季節がなくなるのも日本が亜熱帯性気候になってきた証拠である。日本の四季などという風流な言葉も次第に過去のものになっていくに違いない。 夕食後19時からウオーキングに出掛けたところ、冷めたい北風が吹いてきて寒くて仕方がなかった。北海道の山ではもう初雪が降ったと言うし、南アルプス山麓の山小屋では20時の気温が15度となっている。今年の灼熱地獄もおようやくお終いなのだろうか。 ★役人のいい加減さは枚挙にいとまがないが、今度は宮内庁で歴史的に重要な「特定歴史公文書等」という永久保存文書を紛失したのだという。何が書かれていたのかは不明だが、たぶん何らかの政府にとって不都合なことが書かれていたのであろうと推測する。日本の役人の不真面目さというか馬鹿さ加減は世界の笑いものになるのも当然だろう。こんな連中の飯代を税金で払っていると思うと情けない限りである。 トランプ大統領と北朝鮮の金正恩の会談があった時点で首相は拉致被害者の会で発言しすぐにも取り戻せるようなことを言っていた、あれはどうなったのか。何か裏工作でもしているのか、それとも外務省の大臣以下10名ぐらいが人質として北朝鮮に行く算段でもしているのだろうか。 何か良い兆しが見えてくると一命を投じて早期解決などと言う言葉が出てくるが、事態が膠着状態になると救出の話など全く聞こえて来ない、政治家とはこういうものかと思わざるを得まい。首相ともあろう者が確約するような発言をしたときは、少なくとも1ヶ月に一度は進捗状態を報告すべきだろう。このままでは拉致被害者の家族も死に絶えて拉致問題自体がどうでも良くなってしまう。政府はそこまで引き延ばして幕引きをしようと考えているのだろうか。 ★最近になってNTTドコモのインターネットショップ(商店)で10万円前後のアップルのスマートフォン「iPhone X」約1,000台が他人のパスワード等を使って不正に購入されたという。もちろん買ったスマートフォンは名義人ではなく他の住所に送るられていたので被害者は気が付かなかった。被害は軽く1億円を超えるが、こうした被害を何とか防がないととんでもない事件が起きるだろう。例えばインターネットを使った病気の遠隔診療では、患者を簡単に癌にすることも出来る。患者の住所を使って癌保険をかけさせたり受け取ったりすることも可能だ。 世の中には企業やコンピューター専門会社で働く人の数段上の知識を持った人が幾らでも居る。昔僕の部下だったK君はとんでもない秀才だった、コンピューターも去ることながら、一級無線技士とか技術士の試験を一発で合格していた。この技術士の国家試験は東大入試を超えるレベルのものだ。彼はプログラマーとしても電子技術者としてもトップクラスで、僕が開発していたコンピューター周辺機器の製作を依頼したこともあった。 こういう秀才がひとたびネット犯罪の道に進もうものなら、そこらのお坊ちゃまプログラマーなど足下にも及ばない技術力を発揮する筈だ。 やはり給料は現金支給、買い物も現金というのが今後の主流になるかも知れない。ネット決済などは太陽黒点の活動によって完全に停止する可能性も高い。そろそろ昔に戻る支度をする時に来たのだろう。

【2018.08.16】
★お盆に帰ってきていた仏様をおくりに南アルプス山麓の山小屋に出掛けた。8時半頃に到着したのだが、その途端に豪雨に見舞われた。たぶん時間雨量にしたら30mmぐらいだろうか。川の水も色が変わってきたので1時間ぐらい居て早々に引き上げた。飯田市まで戻る道路は山岳地帯を通過しているため、いつ崖崩れが起きるかわからないからだ。 秋田を始め新潟など各地で局地的な大雨になって様々なイベントが中止されているようだ。この事実をどういうふうに考えるかだ、タダの局地的な大雨だと捉えるのか、地球温暖化による気候変動と捉えるかということだ。 大雨で交通が遮断されたり、行事が中止されるのは地球という例えれば生態系の頂点に君臨している大地からの偉大なる警告メッセージと捉えたいものだ。要するに何万人も集まって単なる享楽のために無駄なエネルギーを使うなと言う事だ。 このメッセージを右から左に聞き流していた文明は全て滅びていることを知って起きたい。 昔から遊びに行って雨に降られると「普段からの行いが悪いからだ」と言われてきたが、まさに紛れもない事実なのである。昔の人はここまで人間の堕落を予想していたのだろう。多くの人類が毎日享楽に没頭する有様は既にストレス解消という域を逸脱しているのだ。 ★大企業には馬鹿者従業員しか居ないのか..と言わしめる事件が有った。小さく扱われた事件だが内容を見ると実に幼稚で馬鹿の仕業にしか見えない。何と東京電力は福島第一原発の視察者向けに販売を始めたクリアファイルの表紙に爆発した原発の無残な現状写真を使っているのだ。こんな写真をなぜ載せたのか、爆発した原発は見世物か?。まだ事故の収拾すら見えていない現状で彼らは何を考え、何を反省しているのだろうか。それとも税金を投入して行われている除洗や避難者の生活をどう考えているのか。叱責に値するものだが、国民もこうした事実を掘り起こして原子力発電所の事故とその後を考え直さなければならない。 昨日も偶然ここで原発再稼働の裁判について触れたが、今回の行為もまさに鬼畜の仕業と言える所業だろう。 このクリアファイルは一般からの多くの指摘によって1週間で販売を中止したが、似たような事は毎日行われている筈である。要するにこうした物品の販売に対して常識が働かないのである。それもその筈で、一流大学を出たボンクラが課長などを務めているからだ。管理職は少なくとも路上生活経験者と言いたい所だが、他の職業に就いていてある程度の社会常識を持った者に任せるべきだ。 まあ同じようなことは財務相を始めとする官僚にも共通する事項だから国家的に人材の見直しが急務と言えよう。特に警察とか自衛隊などピストルや銃を持ち歩く者には早急な対応が必要であろう。 面会室から逃げた犯人が中々捕まらないのも逃げた方向について勘が働くような現場たたき上げの人材がトップに居ないのだろう。昨日行方不明の男の子を発見したボランティアの尾畠春夫さんを講師に招いて庶民の常識とか勘の養い方を学ぼうではないか。

【2018.08.15】
★何はさて置き今日のトップニュースは山口県で行方不明になっていた2歳の子供が無事に見付かったことだろう。12日に行方不明になってから三晩も経過した後の発見だった。人の生命力は素晴らしい、たぶん子供は生きなければ..とは考えていなかったと思う。人のDNAが生まれた時から生き延びるように仕組まれているのだ。この生きようという力はどんな薬よりも励ましよりも効くに違いない。何故なら子供は誰にも励まされずに生き延びたのだから。 少し前にも洞窟の中に閉じ込めらっれた子供達が全員生還したという事件もあったし、日本でも北海道七飯(ななえ)町の林道で行方不明になった7歳の男の子が7日後に発見されたという事件もあった。 この人の持つ旺盛な生命力(生きる力)を如何にして発揮するかということが我々のような老人世代の課題でもあろう。単に医者に行けば良いという考えこそ寿命を全うできない原因と考える人も多い。 その理由は、「病気を駆逐して医者の要らない世界」を目指している医師が一人も居ないことだという。確かにその通りであろう。 今回の行方不明事件で最も注目されたのが発見者の大分県日出町の捜索ボランティア尾畠春夫さんだろう。経歴を聞いて唖然とした人も多いと思うがボランティアでは有名な人だという。捜索ボランティアというのがあったことすら知らなかったのは恥じるばかりである。 彼はテレビのインタビューで人命の尊さについて語っていたが、実に説得力があった。 今日行われた全国戦没者追悼式に参加していた政府関係者の方々に聞かせてやりたい一言でもある。二度と繰り返さない戦争に対して日本の軍事費は年々増加の一途である。一発も当たらない迎撃ミサイルの配備に何兆円もかけるならば、目の前で死にかけている子供達に心臓の一つでも買ってやったらどうか。 何はともかくひとつでも人命が救われると言うことは喜びである、尾畠春夫さんの言うが如く命は地球よりも重いのである。 数百万人の国民を殺す戦争をして何を得たというのだろうか?。石油が断たれたら戦争だ..などと騒ぐではない、日本人の知恵は油が断たれたぐらいで人生を諦めない。現に松の木から「松根油」を採って役立てていたではないか。油など無駄遣いさえしなければ、植物などから人が生きて行くに必要な量は採れるのだ。 電気が無いから原子力発電所だというような短絡的な利益と利権だけの発想はもう止めるべきだろう。全国の原発が次々と再稼働していく裏には裁判所の独立性が皆無になったことが原因である。日本における三権分立など紙に書いてあるだけのものだ。なぜ裁判が政府の代弁者になったのかと言えば、裁判官の任命と昇進制度に問題が有るからだ。 彼らの人事を担っているのは裁判官ではない、政府の官僚上がりである。ここが大問題なのである。人事権を握られた裁判官は彼らに従わないと出世の道は完全に閉ざされるどころか合法的に左遷(抹殺)させられるのだ。過去の原発裁判で再稼働を認めなかった裁判長の全員が降格に近い左遷をさせられ、再稼働にOKを出した裁判官は即刻出世している。この法曹界の闇こそ日本の抱える最大の闇なのである。

【2018.08.14】
★僕の家の付近にも新盆の家が3軒あり見舞いの車が走り回って道路も混雑している。盆だからと言ってのんびり休んでも居られない、多い人は10軒ぐらい新盆の家を回るからだ。雨が降りそうだったがなかなか降ってこない、しかし18時現在南アルプス山麓の山小屋とか、しらびそ高原は局地的な大雨になっている。河川も増水し水も白濁してきた。 地球温暖化の恩恵は何も無いが、北海道の広大な平野に旨い米が出来るというのは良いことなのだろうか。米が出来るところには台風の通過が必要となる、河川の氾濫も必要だ。北海道住民がこれさえ納得できれば良いのだが、芋畑やタマネギ畑が流失してはどうしようもない。しかし一度洪水の水がついた田畑は森から多くの肥料が贈られて良い作物が出来るから喜ばしいのでは無いか。最近は農薬や化学肥料ばかり使っているから森の栄養素など必要ないかもしれない。 わざと数年に一度田畑に洪水を入れて行う農業もあることを知れば、本当の農業とはどういうものかわかるのだが。 ★温暖化防止に政府は何十兆円も投入したと言うが効果が上がるどころか地球温暖化は毎日進むばかりだ。なぜ温暖化防止に税金が必要なのか?。単なる利権だけのことだ、本来温暖化防止に税金は必要ない、何に使ったかというと電気自動車の税金を安くして販売台数を増やしCO2を増加させただけだ。逆に温暖化防止策には自動車に高い税金を課すことである。こうすれば税収増も有り儲かってCO2が減る。しかしこれでは利権にならない。 屁理屈の果てには夏時間の採用というこれまた地球温暖化に逆行する政策まで進めようという話もある。(現在夏時間を採用している国々も廃止の方向で動いている)。要するに人が起きている時間が増えればそれだけエネルギーを必要とするからで当たり前のことだ。逆に一日10時間ぐらい寝ていられるような政策が好ましいのだ。例えばテレビ放送を24時までとする、コンビニなどは24時から6時まで深夜営業の禁止、終電を22時に打ち切るなど簡単にできて税金も必要ないだろう。こうすれば明らかに涼しい夏を迎えることが出来て災害も減る。しかし災害が減っては困る省庁とゼネコンがあるからそうもいかないのだ。ともかく儲ける阿呆に寄り添う阿呆というところだろうか。 ★日本にはほかにもまだ阿呆な人達は幾らでも生きているから安心しよう。監獄から逃げられた阿呆とは違うが、こちらは本当の阿呆である。徳島の阿波踊り騒動も本当の阿呆であろう、夏祭りは元々カネ儲けのために始めたのではなかろう。全国で行われている無形文化財指定の祭であってもその殆どは補助金もゼロで年金暮らしの老人達が半ば強制的に拠出した薪とか米や酒などによって運営されているのだ。もちろん観光客から入場料も徴収することもない。 阿波踊りも観光組合が赤字になったと言うから縮小したりやめようというのも明らかにボタンの掛け違いというか基本的な部分に間違いが有るに違いない。 夏の風物詩なのか、観光客の財布だけが目当てなのか、庶民の踊りに対する情熱なのか、文化の伝承なのか..。まあこんな事は僕の知った事では無い、地球温暖化防止のためには全面中止という選択肢も忘れてはならない。ともかく暑さと災害から身を守るための専門学校が必要な時代になった。

【2018.08.13】
★お盆になって雷が幾つか落ちて涼しくなった。庶民にとって救いの雨である、停電など有っても涼しいからエアコンも不要だろう。ちゃんと季節は巡ってくるし人生の悪運もいつかは尽きるものであろう。 刑務所から逃げた凶悪犯の男もお盆だから墓参りに行こうと思ったのだろうか?、それともシャバに出る運が向いてきたのだろうか?。もちろん後者が正解だが、それを手助けしたのは警察署一同である。凶悪犯が脱獄したために盆休みで昼寝をしていた警官も召集されているだろう。この連中に残業代は不要だし、本来の民主国家ならば署長は即刻懲戒解雇であろう。1、000人の警官が日夜探し回って使う金は一日に一億円は下らない筈である。この捜査資金は全国の警察官全員の給料から均等に寄付させれば良いだろう。 以前も尾道の島から脱走した犯人を追って毎日山狩りをしていたが、犯人は海を泳いで渡って本土側に移動していた。この失態によって逃がした捜査資金も今回と同様の処理が望まれる。 民間企業なら事業所全員が出勤して無休で捜すのは当たり前だ、ぐうたら役人が優遇されるというような除外規定などは無い。 ★同じようなことだが、自治体が運営している防災ヘリコプターがまた墜落して9名もの人が死んだ。長野県の事故の時と何ら変わりない事故ではないか。まだ長野県では正式な調査結果が出たという話は聞かない。早急に事故原因を究明しないと日本中の防災ヘリコプターが墜落してしまうし、搭乗希望者も居なくなるだろう。病気と同じで原因さえ分かれば治療はすぐに出来て生還できるのだ。どんな病気も原因が分からなければ自然治癒しか道は無いが、そこでセカンドオピニオンという制度を積極的に活用すべきだろう、如何に主治医でも得意不得意がある。 こうした数々の事件には何か共通点が有る筈である。この原因について2時間ぐらい検討.研究してみたが、ネットの検索に引っかかったのが集団決定と心理である。これは僕が10年以上前からここで指摘してきたことだ。 重要な物事を決定するためには集団で決めてはだめだと言う事である。集団には必ず強硬意見を述べる者が有り、大方の参加者はその意見に傾いてしまうためだ。集団は安定しているように見えるが、実は一人が枠の外に出ていくと一時的な不安定に陥るが、その不安定さが集団は間違った方向を目指してしまうのである。 第二次世界大戦の開戦前に行われた御前会議(天皇陛下が同席の会議)においても一部の強硬派の意見に対して天皇陛下さえ反対意見を唱えることは出来なかったのだ。 縄文時代を中心とする石器時代はなぜ一万年も安定して続いていたのか。これは集団行動が必要無かったからである。 日本には凶器準備集合罪という悪法があるが、これも集団の暴走に対する危険性から出来たのである。要するに各人が全て個人レベルで行動すれば争いは起きないという事でもある。戦争も一人では出来ないだろう。何でも徒党を組むと大きな力を発揮できると思っている者も有るが、明らかに誤りで狙われたり敵視され抑圧される原因になる。 代議士制度もこうした大集団を一人にまとめて少人数にして日本が間違った方向に行かないように考えられたものだ。まあ今となっては何の為の代表者なのか説明出来る人など一人も居ないだろう。

【2018.08.12】
★午前中に雨が4mm程度降ったため湿度が上がって蒸し暑さ倍増となってしまった。弱り目に祟り目で少しぐらいの雨は余計に悪い結果となる。60mmぐらいの時間雨量が5時間ぐらい続いたら少しは暑さも和らぐのだが..。こうなったら山は崩れ河川は氾濫しても大雨が降ってもらいたい人は多い。農業をしている友人がカボチャを10個ほど届けてくれたが、雨が降らないので葉が枯れてしまったという。また草だけは元気でエンジン草刈り機を使っても一回の通過では刈りきれなかったと嘆いていた。 僕が夏バテで寝込んでからもう6日になるが、ようやく半分ぐらい平常を取り戻しつつある。明日は南アルプス山麓の山小屋に行って墓詣りしたり新盆の家を回る予定だったが中止した。車と谷底に落ちたのでは神も仏も無いだろう、何事も無理しないことが肝要なのだ。 このブログに対して時々メールで反論などくるが、寝ている間に僕の動物園不要論について「動物園は教育上必要だ」という意見メールがあった。 僕も多少元気が出てきたので反論したいが、いまの動物園は教育など関係無くただのカネ儲けと娯楽鑑賞である。パンダとかペンギンなど見ても教育にはならない。本当に教育したいのは動物を知ることではないのか。例えば蛇のコーナーではマムシやコブラ、アオダイショウなどを展示し、どの蛇にどのような毒があるのか、噛まれたらどうするのか、どんな場所に出没するのかなどを教えるのである。こうすれば野山に出掛けたり仕事をするときに安全に迅速確実に対応することが出来るではないか。教育は娯楽では無い、如何にして人が生き延びていくかの知恵を与えることなのだ。 ★最近のニュースを見ているとテレビ局のアナウンサーが「大きな災害が迫っています、急いで避難してください」などと言っているのを聞く。また気象庁の職員も記者会見で同じようなことを言っている。彼らにその権限と責任があるのだろうか?。まさしく越権行為でり職権濫用でもあろうと思われる。住民の避難について責任と権限が有るのは地方自治体である、また1級河川などの氾濫などについては国土交通省に責任と周知義務が有る筈だ。そのために彼らは監視カメラなど全国に数万台配置し、設置費用も数千億円は使っているだろう。 こうして行政を俯瞰すると現制度は形骸化し、地方自治体などは自分自身で雨量や河川流量の監視や確認もせず、気象庁やNHKニュースを聞いて避難指示を出そうとしている節まである。 もしこのようなシステムに移行するのならそれなりに法改正し、各自に責任を持たせるべきであろう。このままでは誰も信用しない処かテレビドラマと並行して見聞きしているだけだ。だから現実に避難指示が出ても100人の内5人位しか避難しないのである。こんな事のために何兆円もの防災対策費を使うのはやめて死んだ人の葬式費用に補助した方が喜ばれよう。またテレビ局もいい加減な放送をすると訴えられることにもなる。○○の依頼により等と付け加えた方が良い。

【2018.08.11】
★寝込んでから既に5日、何とか今朝からほぼ平熱に戻ってきたようだ。僕もこの猛暑の犠牲者の一人と行っても過言では無いだろう。今日はどうしても起き上がらなければならない理由があった。 それは我が家は毎年この日にお寺から和尚さんに来ていただいて「施餓鬼」をしてもらっているからだ。我が家に来ていただくのは正月と盆の2回である。我が家は未だに元々住んで居た村の檀家になっているので遠方からわざわざ来てもらっているが、和尚さんは村中を回りいろいろな出来事を知っているので噂を聞くには都合が良い。今日も3時間近く話をしていたが、僕が村を出てから一度も出会っていない同級生の近況なども聞くことができた。 祖父の代から付き合っている寺なので双方とも代替わりしても付き合っていると言う事であり、これも俗世の因縁であろう。 しかし時々出会って噂話をするというのも実に良いことなのだ。何故ならその昔、猿だった人間が言葉を話すようになったのは「噂」をする為だったからという。小さな家族集団で暮らして居たとしたら言葉など無くとも大概のことは通用したが、誰かが少し遠くに行って見た事を戻って家族に知らせたいがために言葉を話すようになったのである。あの方向に大きな川があって魚がいっぱい泳いでいたとか、山の向こうに家族が住んでいたとか、とにかく人は他人に話したくなるものだ。だから人にとって噂話は心を弾ませ時間も忘れてしまうのである。 週刊誌に載っている記事の殆どはこの噂話が本当かどうか、あるいはこんな不正が行われていたとか、議員がホテルで医師と一晩過ごしたとか..。書く方も見る方も実に楽しい内容から480円(週刊ポスト紙)でも買って読む気になる。例えば今週号の見出しだけでも興味津々で買いたくなるではないか。「定年後は一切税金を払わない」「日本をだめにした10人の総理」「AI(人工知能)が予測する地震予測」というようなものだ。明らかに下らないスポーツ蘭ばかりの新聞より為になる記事ばかりだ。この新聞のスポーツ蘭などは地球温暖化を加速させている大きな要因であり良識があるならば即刻中止すべきだろう。そろそろ馬鹿な庶民もどちらが勝っても負けても一文の得にもならない事に一喜一憂する愚かさを知る時だろう。

【2018.08.11】
★治ったと思っていた発熱だったが、今日になってぶり返してしまった。何とも情けない話だ。熱冷ましの薬を飲んでも効果が無い。そこで昔通りの葛根湯を飲んでみたところ大いに発汗して熱も下がってきた。発熱は妙な薬で急いで下げるより、葛根湯などの漢方が主成分の薬によって寝ている間に発汗を促してみたほうが効果が有る。 やはり今回の発熱には反省点が多い、暑い屋外で無理をしすぎたのだ。例えば5日には猫が屋外に飛び出さないようにテラス用の格子を買ってきて、トリマーを使って上下に溝を掘り今迄使っていた戸と取り替える仕事などしたが、これを屋外で13時から16時までやっていたのがまずかった。当然汗まみれになったが、その時の勢いでやってしまったのだ。 また毎日のウオーキングも、夜間といっても21時頃だが、この時点でも気温は32度有あった。もちろん昼間37度の熱波で暖められた道路のコンクリートは熱を放射している。このなかで約1時間5km程度を毎日歩いていたのだから疲労が蓄積しても止むを得まい。 やはり病気には原因が有るということだろう。今日も一日熱が下がることを期待して寝ているしか無い。

【2018.08.09】
★今日の沖縄県那覇の最高気温は31.9度だ。飯田市はというと36.5度である。4度近くも避暑地信州の方が気温が高いのだ。気象学的にも地球科学的にも説明が出来ない温度差である。これが一日や二日ならいざ知らず飯田市が7月の8日に30度を超えてから殆ど変わっていないのだ。 馬鹿者達の下らない騒ぎによってもたらされた温暖化は既に死者が軽く千人を超えているはずだ。熱中症ばかりではなく、温暖化によってもたらされる様々な特異な気象現象によるものも含まれる。何はともかくこれが弱者に集中しているのが気に入らないではないか。エアコンも買えない人、危険な山間部にしか住めない人達など、金銭的な格差が命の格差となって現れている。 今日も配信されてくるニュースは漫才の「アンガールズ」の田中、山根コンビかと思いきや、何とボクシング連盟の山根と日大の田中理事長ではないか。世間では「悪のアンガールズ」と評されている。どちらの顔を見ても組員としか思えないが、これこそ役職との格差だろうか。こんな連中の学校や殴り合いのスポーツに数十億円も税金が支払われるのは明らかに政府の犯罪である。たぶん裏口入学利権とか現金での環流などがあるのだろう。何度も書くが、スポーツに対しては一切税金を使うべきでは無い、企業から差し入れてもらえば良いではないか。 それを観戦して馬鹿騒ぎしている連中が災害に遭っても熱中症になっても助ける必要性すら感じない昨今で有る。 ★頼みの綱だった台風13号は伊那谷に雨の恵みをもたらすことは無かった。ただ熱波を置き去りにして行っただけだ。ただし南アルプス山麓の山小屋の雨量計は6日に68mm、7日に60mmの雨量を観測している。河川の水量も洪水並に増えているが、遠山川下流域では殆ど降っていない。こうした局地的な豪雨現象も温暖化によるものである。 こうして我々が暑さや台風で困っている最中に、ここぞとばかり公表されたのが自動車メーカーの排出ガス不正である。温暖化防止の規制だったが日本や世界のメーカーは昔どうりのガスを出していたのだ。最近車の車検に立ち会うと排出ガスの測定をしていないようにも見えた。また旧車でも、古いディーゼル車でも何らチェックしていないようだ。特に大都市圏に乗り入れるディーゼル車のチェックは行われているのだろうか。たぶん運送会社とか宅配会社などの反対があって実質素通りではないのか疑われてならない。週刊誌記者諸氏が読んでいたら探ってみるのも良いネタとなるかも知れない。これが事実なら、国土交通省の担当部署も知っていたことになり大スキャンダルとなろう。現在行われいる悪徳政治の内容から考えてもクロは濃厚である。 このような悪徳行為は大学入試や公務員試験など様々な場所で日常的に行われている可能性が高い。いっそ検察庁を民間に任せたらどうかと思うが、此処にも手が回って元の木阿弥になる。もう救いようが無い事態であり総理が替わっても天皇陛下が変わっても何ら変わらないであろう。 一つだけ有るとしたら、関東大震災が起きて東京都などが海底に沈むことだ。ポンペイも伊勢湾にも現実に沈んでしまった都市や島があるしムー大陸もその一つだろうと思う。だがこれも人間の欲望にとって数年しかもたないだろう。

【2018.08.08】
★飯田市の最高気温は34.7度だった。これでも涼しく感じてしまうのは体が順応しているのだろうか。ともかく次の台風も伊那谷にどれだけの雨を降らせるのかがは疑問だし、今日産まれた台風14号も日本に来てくれるかどうかは分からない。 今日も一日家の中で寝転がって過ごしていた、熱もほぼ平熱+0.5度ぐらいになって食欲も出てきた。なぜ昨日発熱したか考えてみたが、気候が急変し気温が下がったことも起因しているような気がする。僕が昔働いていた頃は家族から9月病と言われ9月に5日ぐらい高熱で寝込む事があった。熱も39度以上になり大変だったが、この10年間ぐらいは寝込んだことは無かった。 ★暇なので音楽を聴いたりユーチューブを見たりして過ごしたが、テレビは台風とボクシングの山根辞職というニュースが飛び交っているだけだった。山根も78歳と言えば死んでも文句の無い年齢である、現に俳優の津川雅彦氏も78歳で先日亡くなっているではないか。放っておいても老い先短いのだからこのままにしておいて庶民の酒の肴にでもしたら良かったのではないか。 しかし考えてもみようボクシングの特定の選手に240万円の税金が助成金として与えられた。山根はこの金を3等分して他の選手にも分け与えたという。ここんな事は大した問題ではない、何が問題かと言えば人一倍元気で健康で跳んだりはねたり出来る者に240万円もの税金を何故つかうのかということだ。それどころか国内では擁護施設や交通遺児を始め一円でも税金を支給してもらいたい団体や個人が山のように居る。スポーツは個人の道楽の範疇なのであるから、自分で稼いで自分で鍛えてこそ真っ当な選手なのだ。数十億円の助成金が訳のわからない元気な者達にタダで分配されている実態はよほど裕福な国しか出来ないだろう。しかし日本は教育も貧困率も先進国としては下位に甘んじている。やはり税金の使い道を間違えているのは間違いないだろう。 以前起きた5、000万人分の年金の無駄遣い(紛失)事件についても未だに事件に係わった者達の処刑もされていない処か、次の職場で高額な禄を食んでいるというのはどういう社会構造なのか。明らかに常識と秩序の崩壊した国家であろう。 裁判所で先日出された原発の再稼働訴訟についても裁判所は政府に忖度して再稼働を容認しているのは誰の目にも明らかである、これは司法制度の崩壊であり民主国家の死滅でもある。 また無駄と言えば昔から書いているが科学技術関連の利権費用だろう。彗星に探査機を飛ばして石ころを持ち帰ったとして何のメリットが有るのか。宇宙がどのようにして出来たかなどは知ったところで温暖化は止まらないし政府の暴走も止まらないだろう。宇宙は何も無いところから大爆発によって出来たという嘘を唱える学者達は巨額な研究費を得ている。なぜ嘘かと言えば何も無いところから地球など産まれるはずが無いことは馬鹿でも分かることだ。科学オタクという一部の人種の為に使われる税金は半端な金額では無い。科学技術庁と学者という馬鹿者の利権の為に使われている税金は誰のものか?。オリンピック選手も身の程をわきまえて補助金などは辞退すべきだろう。

【2018.08.07】
★朝から体が妙にだるい感じがして体温を測ってみると38.3度有った。やはり連日の無理とこの暑さの相乗効果で疲れが出たのだと思う。ともかく約3年間一日も休まずに毎日5km以上ウオーキングをしてきたのが原因だろう。人は何でも適当が一番であり、毎日続けてやるという意志も大事だが、これが逆効果になってしまうことがある。 今日は一日エアコンの世話になって寝転がっていたが夜半になっても熱が下がらず、7〜8年ぐらい前に風邪をひいたときに医者から出してもらった熱冷まし薬を一粒飲んで寝ることにした。 ウオーキングというのは様々な季節の写真を撮るという楽しみも有り、時には三匹の子猫を拾うという幸運にも恵まれるが..。三匹の猫が来てから猫関係で使った金はもう10万円を超したし、掃除機、炊飯器、扇風機が壊れた挙げ句に僕の歯まで壊れてしまった。歯の治療だけでも2万円近くかかった、それに発熱というオマケまでついたのだ。しかし考え方を変えれば、発熱も少し休養しなさいということになり感謝すべきかもして知れないし、炊飯器などが壊れたのも、機械が古いのでこのままだと火事になるから取り替えようということだ。何に付けても幸運と考えるのが正しかろう。三匹の猫は毎日元気に家中走り回って運動会をしている。

【2018.08.06】
★「五月雨(さみだれ)をあつめて早し最上川」これは松尾芭蕉の「奥の細道」の中の一句である。 陰暦五月は新暦では七月頃となり、梅雨の時期である。「さみだれ」とは毎日降り続く長雨のことだ。芭蕉が最上川を見た時、梅雨の長雨のために増水した川が勢いよく流れていく様子を詠んだものだ。果たして今日の最上川はどうか、局地的な集中豪雨で朝の6時頃から水位が上昇し、昼どきには危険水位を超えているから一句詠んでいるような暇は無いだろう。 この局地的な豪雨も地球温暖化の為に起きる特異な現象である。多くの人が勘違いしていると思うが、地球温暖化とは毎日暑い日が続くばかりではなく極端な気候変化の事を指すのである。高温、冬の大雪、台風の大型化、台風の異常な進路、偏西風の極端な蛇行など様々な影響をが発生するのである。 暑い地域とは反対に気温が低くなる地域も地球上に存在するが、これも温暖化の顕著な症状である。 昔も災害は幾らでも有ったし、火山噴火も乾燥も飢饉(ききん)もあった、しかし技術が進み「灌漑用水」なども発達したいま、農作物が危機的な状態になるのは異常なのである。 この地球異変のさなかに議論を戦わせているのは余りにもレベルの低い話ばかりではないか。北朝鮮が核開発を継続しているとか、米中が関税合戦をしているとか、ボクシング協会のトップが暴力団と付き合っていたとか..。もうこんな低次元の話では無いのだ、洪水が起き、山は崩れ街は水没し、多くの犠牲者が出ている。これらは地球が何も温暖化について対策を施さない人類に向かって出している提案の一つだ。人口を減らすこと、経済活動を抑制することに最も効果のある方法なのだ。それと毎日の40度近い気温は毎日50人以上の熱中症で人を殺している。これも人口減対策と捉えると納得できるだろう。 このようにして母なる地球は安定を目指して日夜取り組んでいるのである。その労に報いない者達にもう未来など語る必要も無かろう。 古代インカ文明なども母なる地球の安寧を求めて太陽神に生け贄(いけにえ)を捧げてまで祈っていたのだ。 ★「我に還る」という言葉がある、意味は本心に返るとか興奮が冷めるということだ。 最近の最も良い例がボクシング協会の不祥事だろう。まさに先日僕がこの会長の写真を初めて見た時にここで「どこかの暴力団の組長が犯罪を犯して逮捕されたのか」書いた。まさにその通りで人は人相に確実に現れている。 要はこの事件で庶民は何を学ばなければならないかということである。審判まで抱き込んだ不正判定の蔓延だが、庶民はこんな馬鹿げた試合を真面目に見て興奮し騒いでいたと言う事実だ。もちろん今迄他のスポーツでもこうした不正は確実に有る、何故かと言えば、一つは暴力団が絡んでいるからだろう、野球も相撲も過去の事件を振り返ればわかる筈だ。要するに試合が賭博の対象になっているからだ。そろそろ世界のスポーツ馬鹿たちも「我に還る」時が来たのでは無いか。もちろん地球温暖化も日本が粗悪国家になってしまった要因も、こうした悪徳スポーツに歓喜している市民の馬鹿さ加減から生じた現象であり、いわば自業自得の範疇なのである。

【2018.08.05】
★立秋後の8日頃には雨が降りそうだと予報されていた気象庁の予測が変わっている。昨日ここで台風13号について米軍の気象観測と日本の観測との対比を紹介したが、どうも米軍の予測の方が当たりそうなのだ。米軍予想では東海地方に上陸直後に90度方向を変えて三陸沖に進みそうなのだ。ともかく9日の15時に最接近するというのだが、自然の法則で動く台風は人間の思うようには行かない。気象庁では7日からの雨の予測を変更しているから間違いうなさそうだ。 同じように思うように行かないのは猫である、猫は先祖代々自由気ままに生きる動物だ。犬は3日飼うと3年忘れないが、猫は3年飼っても3日で忘れるという。この諺は僕も多くの猫や犬を飼ってきたので良く理解できるし事実である。要するに猫という動物は太古の昔から原野に住んで居た頃と性格が変わらないということだ。人間に飼い慣らされることが無いという点で優秀な存在である。 同じように大阪のオバサンはヒョウ柄の服を好んで着るが、ヒョウ柄を着ることによって闘争心をかき立て、商店で値引き交渉に勝利するのである、この点でカンサイのオバサンは家庭的である。しかし東京のオバサンは違う、何とシマウマ柄を好むのだという。何故かというと、シマウマは人を乗せないし農耕用には使えない、要するに飼い慣らすことが出来ない動物である。だから東京のオバサン達は亭主に飼い慣らされる事は無いという信念の象徴としてシマウマ柄を着ているのだ。 どんな細かなことも追究してみるとそれなりの理屈や理由があるし、地方によって着る物に対する考え方や意識が違うことも納得できるだろう。 ★今日から高校野球が始まったが、やはり各方面から様々な意見が続出している。何故なら環境省から「暑さ指数」というものが示されているからだ。これは日本の環境省独自の基準では無く国際的にISO等で規格化されているものだ。また日本体育協会でも「熱中症予防運動指針」としても公表されている。暑さ指数は気温では無く人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、 日射・輻射、気温の3つを取り入れた指標だ。少なくとも気温が35度を超えればこの基準では文句なく運動は中止である。今日の甲子園の気温は12時は35度を超し15時には36度となっている。明らかに試合中止しなければならないし、前日に予報が出た時点で今日の試合は全て中止すべきだろう。もちろん明日も35度越えの予報が出ている。選手にしろ観客にしろ死者が出たら誰が責任を負うのだろうか、それともほったらかしにするのだろうか。正々堂々と戦うスポーツであればあるほどに規則は守る必要がある。カネ儲けのために人命を犠牲にしても良いなどと言う行為は既に犯罪である。 高校野球は日本の消費電力のピークを押し上げている。関西電力では予備力が不足し融通を受けていると言うが原因はこの高校野球である、要するに日本の電力投資に大きな無駄を強いていて電気料金の高騰の要因なのだ。100回もやればもう良いだろう、そろそろ遊びではなく勉学に打ち込んだらどうか。

【2018.08.04】
★大地は乾燥しきって農家では野菜を収穫するにも土が硬くて抜けてこないという。また雑草を抜こうとしても土と共に固まっていて手が付かないようだ。この暑さがいつまで続くのか、誰もが知りたいところだが、僕が考えるに、7日の立秋を境に変わるだろうと思う。台風13号の進路を見ても三陸沖を北上するとする米軍レーダーによる予測を除けば、気象庁もウエザーニュース社もほぼ本土直撃コースを辿るようだ。これが上陸すれば間違いなく雨は降るだろうと思うが、台風12号の例もあるので安心しては居られない。 とにかく多くの人達が地球という生き物の恐ろしさを感じただろうが、実はまだ始まったばかりで今後はとんでもない天変地異が起きることも予測しなければならない。まあ人間一度は死ぬことになるのだから、癌で死ぬより楽かも知れない。 こうした温暖化の諸現象を踏まえて働き方も変えなければならない。政府の働き方改革は、如何にして安い賃金で企業が労働者を使うことが出来るかとを主眼にしているが、大きな間違いであろう。働くと言う事は労働時間では計れないということだ。あくまでもその内容によって考慮すべきなのだ。長時間働けばいいとか実績を上げれば良いとか言う事ではない、その人にとって最も良い働き方を与えることだ。早い話が高所恐怖症の人にビル建設に当たらせるようなことではまずい。そこで労使の話し合いが不可欠となるが、その対話の後ろ立てとなるのが組合である。しかし弱体化してしまった組合にその力は既に皆無である、それどころか大企業の組合に至っては会社が組合の専従員を決めている始末であり、その組合が従業員を会社に変わって押さえつけるのが目的になっている。また会社の昇進のワンステップになっているという現実も殆どの企業で行われているようだ。もう御用組合どころか企業の管理部門の一部となって活躍している始末である。 これこそ民主主義に対する企業の暴走であろう。暴走というのは実に恐ろしいものだ、自衛隊の暴走というのもある。昔の事だが2.26事件のように軍部が暴走することもある。この詳しい内容は落語家の「五代目柳家小さん」の話を聞くとよく分かる。18歳だった彼はこの反乱軍の一員(警視庁を占領する反乱軍の機関銃兵)となったが、これがクーデターだという認識は全く無かったという。ただ命令に従って動いただけのことだった、しかし反乱軍の一員として満州送りとなり苦労した。 暴走というのは誰も知らない内に仲間になり首謀者と一丸となって突き進んでしまう。 もっとすごい例を挙げると、広島.長崎に原子爆弾を落としたアメリカだが、当時の大統領トルーマンはこの事実を知らなかったし命令もしなかった、要するに軍の暴走によって原爆が投下されたのである。 原子爆弾による被爆と原子力発電所の爆発による被爆とどこが違うのか..。原発の建設や再稼働についても暴走しここまで来てしまったのは何故なのか、誰も真剣に考えようとしないしメディアも知らん顔だ。誰が暴走の主犯だろうか、政府か、電力会社か、ゼネコンか、地元民か...誰かの暴走によって彼らが一丸となって突っ走った結果であろう。 とにかく原発の再稼働など暴走族の悪事の比では無い。それにこの酷暑でクーラーによる電力は戦後最大値となったと思うが、電力がどこで不足しているのだろうか。ともかく嘘と利権と犯罪によって生み出されるエネルギーこそ悪魔のエネルギーなので有る。

【2018.08.03】
★全国で人がバタバタ倒れている、今日も我が家の前を救急車が通過したし、車で出掛けた時も救急車に出会った、たぶん熱中症の患者では無かろうか。 地球を大切にしないと確実に殺されるという現実をいま我々は目の前で見ているのだ。 この暑さに医学など殆ど役に立たない、搬送されてきた人に点滴をするぐらいのことだ。 こんな折りも折り裏口入学で揺れる東京医科大が女子受験生を一律減点という信じられないような入試選別を行ったことが明るみに出た。「時代錯誤」とか「必要悪」とか議論は様々だが、違法であることは間違いない。同大医学部に在籍する女子学生は「他の大学でもやっているのでは」とインタビューに答えているが、確かに日本中で行われている可能性は極めて高い。 日本の女性医師率は先進国最下位という統計データーもここから来ているのだとはっきりした。早い話が、女医が退職してしまうのは社会福祉が最低ランクの日本の現状を別の視点から見た結果でもある。要するに医術とか人助けよりもカネ儲けを優先する病院の実態を見せら付けられていると言う事だ。 病気になると殆どの人は一瞬にして弱者の仲間入りをする、この弱者というのがミソで政府も行政もこの弱者から如何にして税金を巻き上げるか毎日模索しているのである。 金持ちよりも貧乏人からの方が搾取しやすいというのは江戸時代から全く変わらない。百姓から年貢を取り立てることと同一だからである。武器も持たず地位も資金も無い弱者は言われた通りに出すしか無いのだ。 更に病院とか医師とか研究者を側面から観察すると、もっと別の面が見えて来る。それは研究とか実績というものである。IPS細胞による治療は確かに今のところは一定の効果が有るかもしれないが、今後この治療法は人類を危機に陥れる危険性をはらんでいる事も併せて知っておく必要がある。また臓器移植などの技術は子供の誘拐という事件に発展しいる。アメリカを始め台湾や中国なども犠牲になる子供が多数にのぼっている。特に中国では1日に100〜200人の子供が誘拐され売春宿を始め臓器移植のドナーとしてに売られているというデーターもある。学校帰りの子供を大人数人で取り押さえ車に乗せて連れ去るのが一般的な方法だというから恐怖に満ちた社会で有る。日本でも2011年だけでも行方不明になって発見されていない子供は4,000人にも登るのだから他人事では無いだろう。 この裏に暴力団やマフィアなどの大組織が絡んだ臓器売買という裏マーケットが存在するというのは間違いない。日本でも臓器の移植については順番の変更というような小さなものから、こうした裏マーケットから購入した臓器移植が行われているという疑念は当然起きるし行われている筈である。 医学の発達が子供の命を奪っているのだと言う現実を知らなかったでは済まないだろう。また医学の発達は様々な病気を駆逐してきたようにみえるが、実は駆逐した数よりも多くの新しい病気を生み出して居ることも事実である。 今日のニュースを見ると鹿児島大学病院の入院患者から、薬(抗生物質)が効かない多剤耐性菌(アシネトバクター)が見つかり大騒ぎになっている。病原菌は人間によって倒されると、すぐさま新たにもっと強力な細菌を造り出すのだ。この事実を考えると、縄文人がなぜ一万年も生きながらえてきたか、納得できるだろう。

【2018.08.02】
★この一週間だけで熱中症で死亡した人は39人、その前の週は65人が死亡している。まさに殺人熱波である。政府が如何に法律をネジ曲げてもこの熱波は抑えられない、また抑えようとする馬鹿げた努力がもっと気温を上げることになる。とにかくスポーツや芸能に走る者達はそろそろ気が付いても良い頃なのだが、そこが馬鹿者の馬鹿たる由縁である。自分が熱中症になるか、野菜が食えなくなって始めて気が付くのはまだ良い方っだろう。 滝行で身体を冷やそうとしても川が枯れてはどうしようもないではないか。またクーラーで冷やそうとすれば更に暑い夏を招くことになるのは昨日も書いた。この熱波は母なる地球からの贈り物というか警告であることは間違いない、いわば愛情を持った愛の指摘とも言える。 暮らしを江戸時代に戻せば熱波被災者も減るかも知れない、企業は7.8の2ヶ月休業するのだ。人々は会社でなく家で過ごすのである。江戸時代の暑さ凌ぎは素晴らしいモノを生み出している。一つが水琴窟である、聞いているだけで体感気温が3度ぐらい下がるのだ。暑いとか寒いというのは皮膚が感じて脳に信号を送って暑いと感じるのだから脳を涼しげにしてやればいい。実際に人の肌は感じるだけで思ったほど冷熱を感じてはいないのだ。脳に対して涼しげな音を聞かせると皮膚からの信号が弱められる。だから涼しく感じることになる。この水琴窟には小型の物も有って寝る時に枕元に置いて寝ると、涼しさも去ることながら寝付きを良くしたという。 要するに大勢の人が会社とかデパートとか劇場などに集中しないことだ。こうすると大型の冷房機を幾つも付けて広い場所を冷やすことになり不経済である。特にデパートなどは12時から20時までは休業にするといい。 脳を欺すことによって人は病気も治る、それが「気」の病の治療法である。病気に対して様々な方法で脳を欺すのだ。この方法は病気だけでは無く、例えば「運」の向上にも役立つ、自分は「運」が良いと毎日自分に言い聞かせていると現実に運気が上がり良いことばかり訪れるのだ。 何事も負けることを悔やむ人が多いが、実はこの負けた原因は自滅にあるという。これはサイバーエージェント社の藤田晋社長と、その師匠で勝負師(雀鬼)桜井 章一氏の共著「運を支配する (幻冬舎新書)」を読むとよく分かるだろう。 ともかく当面はこの自らが招いたこの熱波をくぐり抜けるしか無いが、この後に来るもの、それは寒波と大雪である。 何とかこの熱を蓄えて置きたいものだ、日本人は昔から例えば冬に出来た氷を氷室を使って夏まで保存して利用していた。江戸のお偉いさん達は真夏にアイスを食べていたのである。いま人類はこの方法を放棄してしまったのではないか。単に電力を使って冷やすという手っ取り早く楽な方法しか使っていないのだ。確かに安直な方法だが、これが温暖化の大きな原因なのだ。「勝つと思うな思えば負けよ」という美空ひばりの歌がある、何でも勝てば良いという単細胞阿保に似た行政とか企業の間違った経営手法である。正しい経済.社会構造に戻すために各人とも、もっと穿った(うがった)考え方を導入しなければならない。

【2018.08.01】
★本来ならば高原ではそろそろ秋の気配がしてくる頃だ、7日は立秋なのだから当然だろう。昨日書いた飯田動物園のペンギンだが、今日の午後偶然テレビを見ていたらこの動物園内にテレビ中継が入り生中継していた。ペンギンの前でも生中継があり見るとペンギンは9羽を確認できたが、やはり灼熱の太陽に下でプールに入ること無く立ち尽くしていた。昆虫も動物も産まれながらの自然で生きるのがいい、人間が実物を見たところで大した意味も効果もない、ビデオや図鑑で十分だ。クジラなど見なくても誰でも知っているのと同じだ。 中国も日本同様に40度近い猛暑に見舞われているというし、北海道でも35度を超し猛暑に見舞われているが、熱中症で死亡する人も出てきて居る。しかし調べてみると先月29日に熱中症で亡くなったという女性には問題が有りそうだ。この女性は生活保護を受けていたが、家には扇風機やクーラーはあったが電気料金が未納だったため電力会社が電気を止めていたという。しかし電気や水道(ライフライン)を止める時は必ず役所の担当部署にその旨を報告するはずである。報告を受けた担当者は直接訪問してその実情を監査して適切な手を打つべきだろう。それが行われていれば恐らく死には至らなかったと思われるような事件である。いつものように行政のどこかがサボっていたか間が抜けていたのでは無いかという疑惑が出てくる。 下らないイベントには総力を上げて取り組むが、弱者救済はいい加減という役人根性がここでも露わになりそうだ。 ★僕が毎月何回も書いているのがスポーツ行事の中止である。特に学校で行われる対外試合、高校野球、インターハイ、国体などはすぐに中止すべきであろう。またヤクザのような人々に税金を分配する仕事をしているスポーツ庁などという利権組織も解体すべきである。 それでは子供の健全な教育ができない..などと寝言を言っている諸氏にどれだけスポーツ界の実情を知っているのか聞いてみたい。毎日のように報道されているスポーツ団体の犯罪は氷山の一角だが、目に余る事例ばかりではないか。時には相手チームの選手を殺せと指示するような人達が監督をしている犯罪集団と化したものさえ有る、このような遊びに対してなぜ税金を交付しなければならないか、正当な理由など見つかる筈が無いだろう。 既に地球環境は負のスパイラルの真っ只中にある。暑いからクーラーを付ける、廃熱で外気温は上がるのは当然だが、使用した電力に相当する熱が追加されて温度が上がるのだ。 テレビも蛍光灯もコンピューターも携帯電話も使った電力の90%以上は熱となって発散されている。テレビのように使った電力が光となって放出されるのは僅か10%未満なのだ。 スポーツを全て中止すればテレビを見る時間も減るだろう、こうした対策で負のスパイラルを断ち切るしか救う手段は無い。 人類が生き残ることに対して反対する者はいないだろう、だが毎日享楽に溺れていたのではそれも出来ない。暑さの中で弱者が非業の死を遂げるのが今の社会かと思うと、いままで人類が努力してきた発達とは何なのか問わずにはいられない。 テレビ局も放送時間を短縮するなお配慮をしないと単なる温暖化悪の権化となってしまう。温暖化を推進してきた責任有る団体として夜中ぐらいは放送休止しても問題ないだろう。 ★話は変わるが、昨夜21時過ぎに長野県の浅間山を観測していたところ、噴煙のようなものが立ち昇った。このような事は時々あるから問題はないが、その後富士山周りの15台ぐらいの監視カメラをチェックしていたところ、富士山の5合目付近から噴火の炎のようなものが上がった。更に別の場所にあるカメラで見ても似たような火焔(かえん)が確認できた。その後その付近に月が重なってしまし見えなくなってしまった。 とにかくいつ噴火しても良いとい時期に来ていると言うから富士市や沼津など溶岩流の通路となる場所に住んでいる方々は監視を怠らず長生きしてもらいたい。如何に医学が発達し90歳の人の癌を切り取って92歳まで延命しても土石流や波山噴火で多くの人が死んだのでは何の意味も無いように思うが。