【2019.01.31】
★ようやく一月も最後となった、乾燥しきっていた空気も夕方からの雨で解消に向かいそうである。寝ている間に口の中が渇いて仕方がないので頭元に水を入れた瓶を用意していたが、最近になって乾燥がひどいため100CCぐらい入る先の尖ったポリ容器にハチミツを少し溶かし込んだ水に替えたところ効果テキメンで喉も唇も乾燥から免れた。 僕は10年前まで自家(南アルプス山麓の山小屋)で日本ハチミツを飼っていて毎年1升ぐらい採っていたが、10個ぐらい有ったミツバチの巣を全て熊に襲われてバラバラにされてしまった。その後自作の巣を作って置いたものの一度もミツバチが入らないから収穫ゼロである。 山小屋から5キロ圏内には果樹園も田んぼもないため消毒が行われない、周りの花と言えばクロモジとか野いちごとかヤマブドウや薬草である。ここから採取してきたハチミツは喉にはとても良く効くし完全無農薬である。人は自然に溶け込んでいる限り大概の病気や怪我は何とかなるものだ、里山を見限った日本の政治は大きな財産を棄てたことになる。 ★この時期になると昔から僕も家族も「そば団子」を食べていた。それは100%のそば粉200gをこねて団子状にして中に大きな塩サンマを半分入れ囲炉裏の灰の中で焼いて食べるものだ。一個食べれば満腹となり夕方になっても腹が減らない。何故かと言えばソバはこねて細切りにして盛りそばなどにして食べると同じ量を食べても栄養価は1/3になるからだ。カロリーブックで見てもソバそのものは100gあたり720キロカロリーだが、ゆでソバにすると100gあたり260キロカロリーになっている。ゆでると同じように栄養価と共に旨みも風味も失われてしまうのだ。だから盛りそばの旨いとかまずいとか言う表現は間違いで、単にソバの堅さとか細さとか麺つゆの味によるもので蕎麦そのものの味ではない。旨いそば屋というのも単に噂というもので根拠などあまりないのである。 だからそばを味わうならば科学的にみても「そば団子」として直接食するのが正解なのだ。僕は外食は多いが、蕎麦屋には殆ど行かないのはそういう根拠が有るからだ。 ★最近ここで僕は賢いと言われる役人の馬鹿さ加減を書いてきたのはご存じの通りである。1月最後の話として書くのは、やはりエリートと言われる無知人間の例である。 世に中に「3K職場」というものがある。この言葉もこういう連中が造った言葉だろう。この3K労働とは 「きつい」「汚い」「危険」の頭文字を取ったものだ。しかしこうした職場で働く人の半分ぐらいはそうは思っていないという事だ。彼らはこうした仕事に喜びと充実感をもって働いているからである。なぜ嫌われるのかと言えば賃金が仕事の割りに安すぎるからである。 機関車の整備工などで手に職を持った人達は定年になってもタダ働きで旧いSLの修理に当たって居る。消防士だって希望してその道に入る人が殆どで、消火に当たり鎮火や延焼を防ぐ事に仕事の持つ充実感を感じているのだ。僕も昔は極寒の中で15万ボルトの送電鉄塔に登って仕事をしたこともあるが、終わった後は誇らしいほどの充実感があった。一歩間違えば死である、この死というものは植村直己という冒険家の死に通じるものなのだ。ジェットコースターに乗って時速100キロで急坂を落ちても恐怖は満足感と楽しさに変わるのと同じ事である。 もっと書けば幾らでも例は有るが、要するに仕事というものの本質を理解していない者が厚生労働省の役人になっていることが間違いなのだ。だから僕は昔から、国立大学は全て有料化し、公務員は大学を出た者は採用しないようにすべきだと言っているのである。 こうすれば裁判員などと言う制度など考えることすらなかっただろう。馬鹿者では判断出来ないから庶民の常識を使おうなど以ての外の制度であることを認識しておきたい。

【2019.01.30】
★春が近付くのはいいのだがウオーキング中に困る事もある。この時期になると果樹園や農地では施肥をする。この肥料は近くにある牛舎から大量に出てきたものだ。それをトラックに何杯も畑にまくのだから凄い匂いが辺り一面を覆ってしまう。これを称して田舎の香水と言うが、確かに一理ある。 春になると僕の嫌いな「キンモクセイ」の匂いが漂ってくる、この匂いを吸い込むと気持ちが悪くなるのだ。だから並木のように大量に植えてある場所とか、大木のある家の周辺は避けて通るのだが、この匂いも遠くまで拡散するから始末が悪い。たぶんキンモクセイの匂いが嫌いだという人は少ないかも知れないが、嫌いな人にとっては肥溜めの匂いと変わらないのである。 それに春になると花粉が跳び散ってくる、これも元をただせば人間が環境を勝手に変えてしまった結果である。杉は育ちがよくて短期間で売れることから国も先に立って植林をした結果がこの始末である。 農家では「ハクビシン」という野生動物の食害に悩まされているが、これも人間の都合で外国から持って来て山林に放したからだ。野ウサギが木をかじると言う事で天敵となるハクビシンを利用したのだが、結果はこの始末である。これも国の機関である営林局が主体となって行った事業だと言われている。 湖沼にはブラックバスが生息し、雷魚まで住んでいる。貿易が盛んになてくると殺人蟻までがやってくる。 ひとたび街に目をやれば世界中の人種で溢れている。 結局外来種は国内の植物や生物にとって危険なものとなるのだが、カネ儲けのためにはどこの国のどのような植物でも人でも呼び寄せるという手法は自らを滅ぼす事になり兼ねない。 地球温暖化を防ぐ効果的な手法が有る、その一つには外国との人や物の往来を減らす事だ。地産地消などと看板を立てて騒いでは居るが、野菜まで輸入しているのは明らかに無策による無駄であろう。 空を飛び交う飛行機の燃料はケロシンだが、これは石油の別名である。これを大気圏の上空で数千リットル燃やして飛ぶのだから地上での焚き火とは訳が違う。オゾン層を破壊している重要な犯人の一人でもある。特に長期の休み時などは日本だけでも数十万人が飛行機で飛び出すのだが、現地に行ってみてもそう感動することはないがと思うが..。 こうした旅行者を大量に呼び込もうというオリンピックや万博のような行為こそ焚き火の比では無いことを知っておきたい。明らかに環境破壊の大きな要因である、これを政府やレジ袋まで節減しうようという連中が先に立って進めるなどという行為が不思議でならない。一貫性のないというか口先だけの温暖化防止と罵られても甘受するしかないだろう。 要するに庶民をレジ袋のような些細なことに注目させておいて裏で大儲けという姑息な算段こそ今の政治の醜態そのものなのではないのか。

【2019.01.29】
★ヤギにやろうとしても野に草は殆どはない。だが昨夜の雪にも耐えて青々としている20〜30センチぐらいの雑草がある。ウオーキングしながら土手にあるこの草を雪の中からむしり取ってヤギに持っていくと喜んで食べる。脇には白菜の葉のような餌が置いてあるが食べ残している。元々ヤギとかヒツジのような家畜も野生だったのだろう、笹の葉とかモチ草などを摘んで持っていくと貪るように食べる。人間の食べるようなものだけでは胃の調子が悪くなるのだろう。 ★また児童相談所の不手際で子供が殺されるという事件が起きた、虐待を知っていながら一度も訪問せずに放置した結末である。面倒な事には係わりたくないという警察と同じ考え方がこの組織にも充満しているのだ。何の為の組織なのか。職員は子供を助けてナンボの仕事ではないのか、全員が半年ぐらいの給料を返納したとしても小さな命は再び戻って来ることはない。 こういう職場の職員はスーパーボランティアの元で一年ぐらい指導を受け実務に携わった後に配属されるべきではないか。お笑い芸人も養成所などで厳しい訓練を受けてから世に出て行くのだ。人助けをしようという者が忘年会の計画を優先するようなことではどうしようもない。 更にいま入ったニュースによると母親が子供を殺すという事件があったという。 「殺伐とした..」という表現は今の日本社会について使われるのが正解であろう。 ★先ほど届いた日経メールによると、政府は1月の月例報告で景気が戦後最長を記録したなどと公表したという記事があった。何を持って戦後最長か?、偽装された統計をもって最長と公表したのだろうか。 厚生労働省のデタラメな仕事によって失業した人や労働災害に遭った人達、いわば弱者が失業保険や労災給付金が減額されたのだ。弱い者を攻撃すれば大声を出して訴えてこないし、金額の算定根拠など知る由もないという考えが根底に有ったのだろうか。まさに悪徳役人ではないか、それがアベノミクスを偽装する忖度だったとしたらどうだ!!。中小企業や商店など労働者の給料は増えるどころか減っている、それに年金さえも減っているというのに何が景気回復なのか。公表する連中の学識というか正義感すら疑われてならない。 先の森友学園、加計学園の事件も含めて公文書の偽造は今に始まったことではない。戦前も戦後も同じように国民を欺しながら私利私欲のためにだけ政治が行われてきたことは否めない事実である。こうした偽装政治の元で戦争という名を借りた利権の下で死んでいった数百万の国民の命の尊さと怨念を誰が語り継ぐのだろうか。 あのスーパーボランティアの尾端さんは徒歩で帰宅した後は沖縄に渡り、今なお発見されていない戦争犠牲者の遺骨収集に当たるという。暇な役人は自費で参加する者は居ないのか。

【2019.01.28】
★一年のうちで最も長く感じる月は1月だ、とにかくまだ終わらない。正月は随分昔のように感じてしまうのは何故だろうか。 テレビは何を見ても面白くないし、下らない話題だけで公共の電波を悪用していると言える。ワイドショーのコメンテイターもテレビ局の台本通りにしか喋らないのだから据えておく意味が無い、だからお笑いでも何でも良いのだろうか。まさに衆議院議員と参議院のようなものだ、党の意に沿った発言しか出来ない議員など無用の長物処か税金泥棒そのものである。 元々日本人の良いところは弱い者の味方をする精神が旺盛なことであった。大きい者より小さな者、都会より田舎、政治家より市民、金持ちより貧乏人..とにかく弱い者には応援していたものだ。しかし昨今は「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」という考え方が席巻してしまった。 だからスーパーボランティアの尾端さんが歩いて帰宅する姿を見て感動を覚えるのもその為である。自分も正しいことを正しいと言いたいが言えない..誰もがこんな妄想にも似た願望を少しだけ持っている証拠でもあろう。 正しいことを言えないとはどういうことか?。 例えば核の問題である、アメリカは数万の核弾頭を持っても良いが、北朝鮮が持つのはダメだというものだ。明らかに間違った答えだが、中にはこの間違えすらわからない者が多い。もっと掘り下げれば日本に対して原子爆弾を2発も落とした国は原子爆弾を持っても良いが、弱小国は持ってはいけないという事になる。 こうした間違いを正そうというコメンテイターなどどこにも存在しないし、政治家も与野党ともそのような奇特な人物は皆無である。 なぜシャープとか東芝など日本の企業が外国に身売りされているか知っているか?。それは経営者が馬鹿だからである。例えば全て細かい社内規則に従って勤務しなければならないという束縛というか自由のない企業になってしまったからだ。自由のないところに発明も発展も無い。以前「青色発光ダイオード」の発明で会社側と争った社員が居たことも覚えていると思う。これも顕著な例である。 世界の大発明家と言える中松義郎(ドクター中松)さんも苦い経験をしている。彼はコンピューターに利用できる記録装置としてカセットテープに代わるフロッピーディスクを発明した。日本の電機メーカーに売り込もうとしたがどの会社も自社開発でないという理由とか、社長の決裁がどうのこうのと一社も採用しなかったのだ。そこで彼はアメリカのIBM社に持ち込んだら「こんな凄い発明をなぜ日本のメーカーは買わなかったのか」と驚いたそうである。もちろんこの特許はIBMにものとなり全世界に広まって巨額の利益を得たことは周知の通りである。 自分の意志も上申出来ないという風土は誰が造ったのかといえば政治である。勝手にいろいろとやられては自分の役所の立場がないと考えた結果だ。これが利権と相まって日本の産業をダメにしてしまったのである。 以前良く言われた「護送船団方式」と言われるものも同じである。これも顕著な例だが、日本の銀行は競争力が無くなり、終いには国民の預金利息をゼロにして救済したのである。すべて政府と役人の仕業なのである。このまま放置すると日本は役人に食い潰されると言い放ったのはクロネコヤマトの創業者だった。

【2019.01.27】
★厳しい冷え込みである、家の中でも吐く息が白いほどだ。家の前に10羽ぐらいのハトが飛んで来た。灰色のハトの中に一羽だけ白っぽい個体を見付けた。急いで写真を撮ろうとカメラを持ってくると近くの田んぼに移動していた。追いかけて撮影したが近寄ると飛び去ってしまうので遠距離から撮ったのだが..飛んでいるときとは違って少しだけ白いハトだった。世の中には競技場に行って馬鹿騒ぎしなくとも身近に幾らでも楽しみはあると言う事だ。 ★いつも馬鹿呼ばわりしている役人だが昨日はそれを実証するような記事を見た。厚生労働省の調査偽装問題で調査に当たったのが身内だったというのだ。こんな事をすればすぐにバレると言う事すら判らない者達が行政を牛耳っているのである。庶民が苦労しているのも、こうした馬鹿者達のせいであると自ら白状しているようなものだ。 以前にも書いたことが有るが、子供が親の留守中にライター遊びをして火事を起こしたことからライターのバネを強くして子供では操作できないように通達したのだ。これによって老人世帯ではライターが使えなくなってマッチを使って仏壇の線香に火を付けることになった。どちらが安全なのか馬鹿には判断できないのである。世の中には同じようなことが多数存在していて生活や仕事に支障を与えているケースが多々有る。仕事が進まなければ生産性が落ちる、当然収入も減るから納税額も減る。役人は自分たちの給料がどこから出ているのかさえ認識していないのだ。 地方自治体の役人も工事に当たって業者との橋渡しをしているに過ぎない存在である。自ら庶民の不都合を解消しようという努力がないのだ。中には官製談合の主役となって利権を漁る者も多い、それどころか国からの補助金の扱いについて談合し分け前を得ていたという実例も長野県には存在している。おそらく全ての補助金について役得的な関わりを持って仕事をしているのだろうと思われる。 以前から国土交通省は洪水や土石流災害に対して庶民の安全など計算に入れていないし、厚生労働省は国民の健康など眼中にないと書いたがまさに今回の事件もそれを裏付けているではないか。 もう一つ言える事は省庁の事業は全て政権への忖度によって為されていると言う事だ。統計を誤魔化したところで省庁内では誰も儲からない、しかしアベノミクスを偽装する手段として成長率を上げることが出来れば大きな仕事をしたことになるのだ。こんな事まで偽装する社会は狂気の社会で有ろう、教育も文部科学省が先行して崩壊させたし、堤防は国土交通省が壊れるのを容認した。気象庁などは福島第一原発の爆発の時に風向を隠蔽して多くの被爆者を出した超本人である。彼らの出している予報など聞いているとひどい目に遭うこと請け合いである。明日の天気もわからない者が地震予知など出来る筈がないと言うのは馬鹿でも判るではないか。 こうした怒がなぜ政府や行政に向かないのか?、明らかに国民の堕落である。スタジアムに集まって大声でわめいているような連中は政治の犠牲になっても当然であろう。 冒頭に書いたように鳩の飛んでいるだけの風景にも、路傍の一輪の花にも、凍てつく小川の氷にも感動もドラマもある事を知っておきたいものだ。

【2019.01.26】
★またまた寒波到来で一日中気温が上がらなかった。阿南町に出掛けていたので現地でウオーキングしたが寒さと強風で短時間で取りやめた。昨夜の雪は飯田市内も阿南町も同じぐらい降ったようで日陰にはまだ雪が残っていた。 異常気象もい去ることながら今日は熊本県と岩手沖で大きな地震も起きている。東日本大震災以降日本は歴史的な地殻の変動期に入ったという話もあったが、確かに火山噴火を始め天変地異の兆候が顕著になっている。大金持ちの諸君はこの際貯金や株券を現金に替えて庶民の為に使った方が喜ばれるだろう。金というのはただ溜めているだけでは持っていないと同じ事だ、使うことがそれなりに働いた見返りであり唯一自己満足できる行為なのだ。ZOZOの社長もせいぜい庶民の為に或いは貧乏人のために何か一つぐらい満足できる使い道を考えた如何だろうか。 ★日本人は世界で希にしか存在しないというは善良な国民である。外国人がその証拠として挙げるのが「オレオレ詐欺」である。オレだ息子だという電話一本で数百万円を箱に入れ宅急便で送るのだから当然だろう。外国ではこんなにお人好しが居ないからオレオレ詐欺もないのだ。まあ裏を返せば馬鹿者と言う事になるが、強盗に入られて拳銃で撃たれて死ぬことを考えたら無傷で済むのだからいいのかもしれない。まあ送るだけの資金が有るだけでも良いと言わざるを得ない。 ★不甲斐ないのは東京オリンピックの招致委員会が懲りもせず開催地を金で買ったと言うことだろう。招致委員会の竹田恒和会長は近くフランス当局から贈賄容疑で訴追されることになるという。長野オリンピックの時も同じように県民税から開催地を買うために巨額な資金を支出していた。それこそ県民1人当たり数十万円というものだった。それがバレそうになった時に招致委員会は帳簿を全て焼却してしまったのである。明らかに犯罪行為だがいまだにウヤムヤにされたままである。今も係わった者は生存しているはずだから堂々と不正を証言する時ではないか。犯罪を証言するのは一県民としての義務であろう。 フランス当局が掴んでいる証拠は、2013年7月と10月に東京オリンピック招致の名目で、国際陸上競技連盟の前会長ラミン・ディアク氏の息子に関係するシンガポールの銀行口座に約2億2300万円の送金があったことを把握したからだ。 招致のために世話(コンサルタント)になるというような名目だけの契約は明らかに不信を買うもである。長野オリンピックの時も招致に係わって盛大なパーティーを開催したり関係者に招待して贈り物をしたという事実も露見している。 オリンピックなどという利権の祭典を税金で買うなどとんでもない話だ。これで儲かる人はと言えば建設に係わるゼネコンとそれを選定し発注することに係わる利権者だろうか。国民は馬鹿騒ぎに動員されるだけのことだ。100mを何秒で走ろうが人類にも庶民にも何のメリットも無い行為である事を自覚したいものだ。こうした馬鹿げたことを放置しておくから老後問題や医療に税金が足らないなどと云う暴言を許すことになるのである。ともかくオリンピックは汚職と利権と犯罪で成り立って居ることを知っておきたいし、子供達にこのような汚れたスポーツと言う名の元に行われる犯罪行為の継承を許すべきではない。

【2019.01.25】
★最近はリスク(将来において悪い事が起きる可能性)の形態が変わってきた。昔はガスを使うと便利だがガス中毒になる..という程度のものだったが、最近は電話する行為でも大きなリスクになっている。警察は裁判所の許可なく盗聴するなどはおてのものだ。それどことろかアメリカでは世界中の電話やインターネットを使ったメールの殆どが盗聴している。大量のメールや話し声をどうやって盗聴するのかというと、人工知能(AI)と大型コンピューターを使って行われているようだ。全世界の全てのメールを傍受しその内容からAIが指定された文字列などを検知するのだ。更にテロとか麻薬に関わるような内容で有ればAIが文章全体を解読して危険と判断したものだけ人間に知らせるのである。こうすれば何億通のメールから瞬時にして怪しい者を発見出来る。 以前その中にドイツの首相のメールが含まれていたことが発覚したが、ドイツはさほど抗議しなかった。何故ならドイツも同じ事をしているからに他ならない。 こうまでしなければ安全に暮らせないのかと疑問になるが、それも当然の疑問だろう。アメリカの3.11(貿易センタービル破壊)の時からこうしたテロにかこつけた大規模な検査が堂々と始まるのだが、名目は国民の生命の安全である。しかし3.11での死者はたった三千数百人である。アメリカ全土でインフルエンザで死亡する人は年に2万人を超えるのだから3.11のテロの恐怖よりもインフルエンザの恐怖の方が遙かに大きい。 統計によると世界中でインフルエンザで死亡する人は64万人もあると云うからテロの比ではないのだ。ではこの盗聴までして守らなければならないのは何なのだろうか?。明らかに政権であろう。政敵を見付け出して抹殺したり尾行したりして冤罪まででっち上げて抹殺する手段として使われているのである。 こうなると野党が与党に手を出せない(大きな声を上げられない)という理由もわかってくるはずだ。これを称して独裁政治というのである。 ★ギョウザの消費量が日本一なのは○○県とか食塩の多い食事を食べているのは○○県などというランキングがある。テレビや新聞でもこうしたデータを使って評論家が批評めいたことまで書いているのを見掛ける。しかし誰がどういう方法で調査したのかはよくわからないのだ。僕も以前から疑問に思って居たことである。中には経済産業省とか厚生労働省などの調査によるデータもあるというが、昨今のデタラメな調査統計の実態をみれば明らかに胡散臭いものであることがわかる。たぶん該当県の国会議員あたりが、今度は我が県を一番にしてくれなどとお願いすることも有りそうではないか。メディアがこんなデータを公表すること自体が大きな過ちであろう。 最近の疑問になるデータとしてはインフルエンザにかかっている患者の人数である。これは近年になって患者がどんどん増えているようになっている。何かおかしくないか?。近年になって増えるのは当たり前だ、昔なら真にインフルエンザにかかって医者に行ったとしても「風邪です」で終わりだった。例え死んでも病名は肺炎程度のものである。しかし近年は検査方法や精度が上がって風邪ではなくインフルエンザと診断される人の数が増えただけのことである。なぜ増やすかというと、インフルエンザの予防注射を売りたいからであろうと想像してしまうが間違っているだろうか。間違いであって欲しいが、今の日本はその間違いを決して誰も肯定出来ない社会なのだ。

【2019.01.24】
★気持ちの良い青空が広がりウオーキングには丁度良い天候になった。何か春の兆しはないものかと歩いていくと路傍の黄色い花が目にとまった。家に戻って調べてみると、たぶん立金花(キンポウゲ科の多年草)ではないかと思うがはっきりしない。これから野には花が咲いて目を楽しませてくれるし、何より暖かくなるのがいい。有料のジムに行かなくとも歩くことで全身が鍛えられ健康にも良いのは言うまでもない。一時有名になったライザップも何やらあって経営がどうなっているか知らないが、これで痩せた人はリバウンドが半端ではないということだ。何事も無理は禁物である。もうひとつ散歩での楽しみは歩きながら聞くラジオである、スマートフォンのアプリを使うと北海道から沖縄まで全国のFM放送が聴ける。時には奄美の放送を聞き、時には札幌の放送を聞く。地域のFM放送は生放送が多いので今のその地方の様子がよくわかるし、小さな話題にも事欠かない。たまにNHKを聞いたりもするが、なにせ政府の放送局だから何ら信用できないので避けている。厚生労働省の調査偽造を言うに事欠いて不適切調査などと表現しているテレビ局や新聞は政府の忖度を重要視いていると見ていい。この事件は月給を多少返納すれば良いというような問題ではないのだ。失業保険をかすめ取って得た資金はいったいどこに流れていたのだろうか?。調査者委員会も回し者でなかったら調査に当たってここを解明しない限り事件は何も解明されない。ともかく面倒な事はしない、面倒な事案は避けて通る、面倒な事件は聞いてもほったらかしにする。こうした役人の行動がいかに多くの子供の命を奪い、死なずに済んだ事件を殺人事件にしてしまったことか。 税金を払ってこのような者達に与え喰わせているのはもはや犯罪教唆であろう。反対に脱税者は表彰ものだ。ここまで堕落した役人を数十万人養っている我々は時には反省してみたいものだ。 ★インフルエンザに感染しないようにするには人混みに行かないことだ。それに犯罪に合うのがいやだったら繁華街(人混み)に行かないことだ。テロに遭うのが嫌なら大勢の集まる場所に行かないことだ。 先日暴力団の発砲事件のあった東京の歌舞伎町は閑古鳥が鳴いていると云うが正解であろう。勤務時間中に無断で職場を離れで1〜2時間飲酒をしていた奈良県生駒市の職員ならば酒場でもどこにでも行くだろうが、56歳にもなって懲戒になっては馬鹿者としか云いようがない。こういう奴をアル中というのだろう。このような役人の名前を公開しない連中もその同列の仲間とみて良いだろう。隠す事そのものが犯罪に値する行為である。 殺されそうだと本人や家族が何回も出向いて相談したにも関わらずほったらかしていた警官も氏名を公表すべきだろう。それが役人の最低の責任だと言える。この責任を問わないなら日本に役人など必要ない。庶民は自主的に生きていけばそれでいいのだ。 縄文時代が平和裏に1万年以上も続いたのは役人がいなかったからである。

【2019.01.23】
★この乾燥でインフルエンザが猛威を振るっていて死者も出ている。高熱にも拘わらず会社へ出勤する途中に目眩がして線路に落ち亡くなった人も有ったようだ。とにかく薬を飲んで治す事になるが、インフルエンザ薬といえば「タミフル」だったが、近年になって「ゾフルーザ」という特効薬が出来たらしい。一回飲めば良いという話だが、効きすぎる薬には必ず副作用が付き物である。調べてみるとこの特効薬の副作用についてはまだ全容は解明されていないようだ。風邪と同じでインフルエンザも寝ていて治るものだが、高熱を出すとインフルエンザ脳症や肺炎を始め心筋炎とか筋炎を後遺症として起こすリスクが大きいという。 この大流行は異常乾燥によるものだが、明らかに地球温暖化の影響なのである。現にオーストラリアのキャンベラでは4日連続で気温が40度を超していてコアラも死にそうになっているという。反対にロシアでは気温が零下60度に達しあらゆる物が凍り付いているという。日本で顕著な事例は静岡県の「安倍川」が干上がってしまったというものだ。このため鮎の遡上が出来ない事態にもなっているという。 こうした温暖化による異常気象は夏になる乾燥とは反対に集中豪雨で極めて大量の雨が降り都市までも破壊してしまうようになる。これを止めるにはどうしたら良いのか、車をガソリンから電気に替えたところで殆ど効果など望めない。何故ならどのような燃料を使おうがエネルギーを確実に消費しているからだ。例え全て太陽光や風力エネルギーで走ったとしても、その設備を造るために莫大なエネルギーを使っているからだ。 これは運動エネルギーの問題である、人をA地点からB地点まで移動する為にエネルギーは確実に必要だと言う事なのだ。 ではそうすれば良いのか..もう残された手法は一つしか無い、世界全体が経済規模を縮小するしかない。 無駄な享楽の提供をやめるのは当たり前だ、僕が昔から言っているように全ての娯楽をやめることだ。娯楽場がなくとも人は自身で見付けて生きていける。流木を彫っているだけでも数日は過ごせる。それと企業の業績を半分以下に落とすことだ。例えば自動車の生産を半分以下にするのだ。余った人員は食糧増産に振り向ければ良いだけのことではないか。自動車産業の従業員の半分を農林水産業に移動させれば田舎も里山も賑わいを取り戻す。こうでもしなければ日本だけでなく地球の未来はないというところまで来てしまった。これは明らかに間違った資本主義経済を一部の特権階級が享受したからに他ならない。 冒頭で書いたインフルエンザにかかりながら会社に向かって死ぬというような誤った考え方を社会全体で是正しなけれっばならない。 会社も学校も病気になったりイジメに遭ったりしたら行かなくて良い社会の実現が急務であろう。 ではその資金はどこから出るのか?、予算の無駄を無くせば簡単に捻出できるし、累進課税の強化をすれば有り余る金が捻出出来るだろう。このインフルエンザの流行も間違った資本主義と欲望に対する警告であると受け止めたい。

【2019.01.22】
★山間部はずいぶん真っ白になっているが..近くの田んぼの土手にはもう福寿草が咲き出していた。福寿草が咲くと否応なしに春ちかしと感じるではないか。すでに大寒も過ぎたことだから日を追うごとに暖かくなってくるだろう。 ★何でも有りの中国だが、最近は遺伝子操作の研究も進んでいるようだ。中国南方科技大学の発表によると、遺伝子操作をした受精卵を使って世界で始めて双子の誕生を確認したという。こうなってくると自由にそれなりの(例えば軍隊向きの)子供を量産することが可能となる。既に科学は倫理の壁を越えてしまったと言う事である。 大豆の遺伝子操作に始まり、今となっては何が遺伝子組み換え食品でないか確認することさえ困難である。それ処か人間も通常出産とゲノム操作人間と区別したり、時には差別したりすることも考えられる。 遺伝子操作は何が危険なのかというと、例えば人の遺伝子の一部をすり替えて癌にかかりにくい人間を誕生させたとき、その人が癌にかかりにくいだけでではなく凶暴性を合わせて持つという事も考えられるからだ。余りにも複雑な遺伝子情報を操作すればこうした思わぬ弊害が確実に出てくる。それは今迄にあった様々な科学技術の開発に伴う副作用的な弊害を見ればよくわかるだろう。簡単に言えば車を造ると交通事故で死ぬ人が増えるということだが、もっと大きな事はラジウムを発見したり中性子を予言したことが原子爆弾になって人類を襲っているという事実だ。 権力者の欲しがる物は全てこういう物で有り武装に転用できる物なのだ。要するにその人物が欲しがる物(例えば最新鋭戦闘機とかゲーム機とか)をみればその人物の考え方や目論見(もくろみ)が確実に判るという事である。 ホンダ自動車を始めあらゆる産業で二足歩行ロボットの開発競争や人工知能の研究が進んでいるが、最終的にこのロボットがどんな利用形態になるのか知っているのか?。有る日の深夜に突然玄関のドアが破壊されてロボットが入って来て皆殺しにして去って行くという時代がそこまで来ているだ。政府が大学などのロボット研究に高額な助成金を支給しているのはロボットが産業に使われるのではないからだろう。もちろん水星探査機(ハヤブサ)の打ち上げなどの目的は彗星のチリを持ち帰ることではない。来たるべき時には大陸間弾道弾として使えるから巨額の税金を使って研究させているのである。要するに北朝鮮の主張していた弾道ミサイルが人工衛星打ち上げであると主張していたのと何ら変わりないのである。 テレビや新聞を読むのもいいが、こうした隠された本意というものを読み解くことも重要であろう。それに比べれば小室さんの親の借金騒動などは騒ぎ立てるようなものではない。

【2019/1/21】
★昨日に続いて朝からパソコンの復旧にかかったが、結局はクリーンインストールしか選択肢がないのかも知れない。失うデーターも然る事乍らソフトウエアの設定とパスワードの設定が大問題になる。ともかく今日は頭を休めて復旧の初歩から策を練り直しているところである。そんなわけで今日は久しぶりにサブコンピューターを使ってブログを作っているが、多少キーボードの感触が違うため大量に文書を打ち込む気にもなれない。 昨日は南アルプス山麓の山小屋では10センチぐらいの積雪があったが、日当たりの良いところは消えたようだ。先日家に持ち帰ったシイタケの原木は乾燥しすぎているためこの雪と雨は丁度良かった。この原木に菌の付いた駒を打ち込む為には20%以上の水分が必要とされるからだ。原木に必要なのは少しの日当たりと湿度と木の一部が土と接触していることだ。キノコ栽培の楽しみはこうして世話をして1年後ぐらい後に突然芽を吹き出したときだろうか。ともかく未来に希望とか目的をいっぱい持つことは健康と長生きの秘訣なのである。 ★誰もが有名になりたいとか注目されたいと思って居る世の中である。それはハロウインの仮装とか年越しの大騒ぎ、更には成人式での大暴れ、ユーチューブでの過激な投稿というようなものに具体化されている。なぜこうなるかというと、有名にならないと或いは目立たないとカネが儲からないということに尽きる。確かにユーチューブで話題になれば暮らして行けるようにもなる。しかしこうした様々な場面では明らかにリスク(危険)が伴っていることを忘れてはならない。 例えば、今日起きた事件もその端くれである。読売オンライン社会面のトップ記事によれば、強姦致傷事件で実刑判決を受け服役し12月18日に刑務所を出所したばかりの男がツイッターを使って誘い出した女子中学生に暴行し現金を奪うという事件だ。なぜ女子中学生がツイッターを見てノコノコと一人でホテルに行ったのかと言うことだ。理由はモデルになってくれたら現金を払うというものだった。そんじょそこらにモデルで稼げるような仕事など転がって居るはずがないのだが、金を払うということとモデルになれば目立つという理由があったから行ったのだろう。全てが金という世の中にみえるが現実は金というものはリスクとの対等な交換であると言う事を認識していない。競馬や競輪をやった人ならば判るが、単純に1番だけ勝った人は10頭で走れば10%の確率だが、3連単という買い方で着順で1.2.3と買うと確率はとんでもなく低くなる。 AKBとかNMBというような歌手グループがあるが、彼らも大きなリスクの上で金を稼いでいることを忘れてはならない。先日起きた暴行事件のように暴漢は家まで押しかけてくるのだ。これを有名税と考えるのはいささか早計すぎないか。教育の段階でこうした実態をしっかりと教え込むことが必要だろう。近年は受験勉強に惑わされてばかりいるようだが、こうした社会の実態教育も大事なのである。ここで問題になるのが若い先生達が度のような教育を受けてきたかと言う事だろうか。

【2019/1/20】
★朝一でメインのパソコンの電源を入れたところWINDOWSが起動しなくなってしまった。こういうことは時々おきているがメインに使っているパソコンは約1年前に新調したばかりで一度もトラブルは起きていなかった。そこでそこで復旧にかかったが一日を費やしても元に戻らない。DVDを使ってDOSのモードで立ち上げてコマンドプロンプトにしてハードディスクを見ると全て正常に残っているので何とかすべく、最終手段としてMBR(マスターブートレコード)を書き換えることにしたが一歩間違うとハードディスク自体が使えなくなってしまう。しかしこの処置も通用しないのだ。こうしたディスクの復旧には長時間待たされる時が有り軽く一日は済んでしまう。途中で1時間ほど身体と目を休める為にウオーキングに出掛けて考え続けてたが名案が浮かんでこない。とにかくC:ドライブに含まれる重要データのバックアップをして次の手段を考える事にした。今日は食事もいい加減に済ませて夜中までパソコンと向き合っていたため視力が確実に落ちてしまった。60cm以内の距離で長時間ディスプレイを見るときは1時間に10分は外に出て遠景を眺めることをしないといけないが、復旧作業中はとてもそんな気にはなれないものだ。世の中の事件も知った事ではない。ともかくパソコンと18時間も向き合ってしまった。

【2019/1/19】
★昨年の台風で川が氾濫して我が家の土地の一部が流失し大きな楢(ナラ)の木が2本倒壊してしまった。同時に国道一部も流失したため昨年末に普及工事が行われた。その時に工事の邪魔になっていた楢の木を短く切って積んでおいて貰った。楢の木は別名「ドングリの木」と言いシイタケ栽培の原木として使える。そのために一部を家に持ち帰るために南アルプス山麓の山小屋まで行ってきた。今日は気温が−8度と寒かったが昼にかけて徐々に気温が上がってきた。とりあえず車に20本ほど積んで持って来た、来月あたりに菌を打ち込むが、その後の置く場所に困るが何とかなるだろう。シイタケを山小屋付近で栽培するのもいいが、シイタケが出てくると野ネズミなどの動物が食べてしまうから無人での栽培は無理があるのだ。 今年は山小屋の水道管が凍結してしまっため池に水が入らず全面結氷してしまった。こんな事態はここ30年でも始めてのことだ。今後1日か2日間雨が降り続かないと春まで溶けないだろう。いざとなったら川の水も安全で飲むことが出来るので問題はないが汲んでくるのが面倒なのだ。 ★日本もアメリカの属国になって久しい、最近も韓国のレーダー照射問題でもアメリカに報告し出掛けて協力まで求めている始末である。日本として独自で拉致問題どころかこんな些細な問題も何ら解決出来ないのである。 韓国も昔から元とか清の属国であった、そても単なる属国ではなくほぼ植民地のようなものだった。今も元などから官僚が来た時だけ渡る橋とか豪華な宿泊施設が残っているという。それと共に韓国では官僚の来訪を記念して石に内容を刻んだ記念碑を建てるのが慣わしとなってる。その慣習が今も残っていて例えば慰安婦像が各地に建てられているのもその流れである。だから単に慰安婦像ぐらいのことで日本が大騒ぎする事自体が自らの非を認めているようなものではないのか。 沖縄では辺野古の埋め立てが進んでいるが、これも基地移転を目的とした事業ではないことは確かだろう、普天間基地の騒音や危険性が別の場所に移っただけのことだ。アメリカでも移転など強く要請しているわけではない、日本が政府が進んでやっているに過ぎないのだ。ではなぜ移転するのか、識者なら判っているだろうが、木曽川や長良川の河口堰建設と同じ理由である。それは大規模な土木工事を造り出して実行するという選挙をにらんだ議員利権の問題なのだ。木曽川河口堰の工事の前にある大臣が、君のところにも大きな公共事業を計画するから期待して..と地元の首長に言ったという新聞記事もああった。要するに辺野古の事業も大きな公共事業をわざと造ったのである。今朝の中日新聞にも埋め立て用の砂利を特定の1業者から2倍の価格で購入しているという事実が載っている。利権(カネ儲け)の為ならば河川が死のうがサンゴが絶滅しようが全く考えていないのである。たぶんそれこそが公共事業だと考えているにちがいない。 日本に国立公園とか世界遺産が必要なのだろうか?。何の為にこんな制度が有るのかさえ今となっては疑問である。国立公園が役に立つ事と言えば、例えば原子力発電所を建設する為に火山の地熱を利用した地熱発電が広まると邪魔になるから、その建設場所が国立公園の中に有ればそれを理由に建設禁止にしていたのだ。だいたい火山の廻りには温泉があり国立.国定公園になったるところが殆どである。これが火山大国日本で地熱発電が殆ど無い理由である。 しかし原発を爆発させて放射性物質を撒き散らした国が世界に原発を広めようとした事業が頓挫したというニュースは人類にとって喜ばしいことではないのか。

【2019/1/18】
★どこを探しても雲一つ無い青空だった。朝晩は冷え込んでいるが午後になると縁側の内側は暖かくなる。我が家の三姉妹猫たちも全員が縁側に集まっていたが、すぐに眠くなってしまう。そうなるとコタツの中に移動して2時間ぐらい出てこない。まだ生後8ヶ月だが全員が体重4キロになって抱いて歩くのも大変だ。こんな大きな猫が三匹で家の中を縦横無尽に走り回るとテレビやストーブまで倒れそうになる。 毎日が猫との格闘みたいなものだが、障子を破っても壁を剥がしても我が家では「癒やされるなあ」というのが合い言葉になっている。 猫だって好きでやっているわけではない、これが何なのか危険な物か遊び道具なのか見て触って試して経験を積んでいるのである。人間だって同じように様々な経験をし痛い目にも遭って成長していくのである、この経験値が大きいほど人生にはプラスになる。 実はこの三姉妹猫は捨て猫で僕が昨年の夏にウオーキング中に見付けて保護してきたものだ。生後間もない三姉妹がまとめて捨てられていたのである。 ここから学ぶ事の出来る教訓は幾らでも有る。この捨て猫が若しも捨てられないで居たらどんな生活を送っていただろうか。猫を平気で捨てる家族である、かわいがってくれるという保証はないどころか大きくなると虐待されていたかもしれない。たぶんこの三姉妹猫は僕のところに拾われて来た方が良かったと思う、捨てられて幸せになったのだ。 同じように人も産まれてくる場所や家それと家族を選んで産まれてくることは出来ない。しかしその環境がどんなものであろうが運命とか考え方によって誰よりも幸福になる可能性は大きいと言える。時々殺人事件を起こした少年の記事を目にするが、親は大概が医者である。医者の家に生まれた不幸という現実がそこにあるのだ、今の環境から犯罪によって離脱したいといいう願望が生まれてくるのである。 僕が長年世の中を見てきて思うのは人は全て公平であるということだ、これは間違いない事実である。先日も書いたが貧困の連鎖という言葉を使うのは明らかに差別発言である。芸能人を見ても野の草を食べていた人も多いし、その過去も含めて有名人になっているのだ。貧乏は未来への希望だと考えよう、頂点に上り詰めた者に残されたのは転げ落ちることだけだ。 幸福とは何か..金で買えるものなのか?。自分で稼いだカネで月まで行ってくるのは誉められる事だ、彼の夢の実現だからである。しかし彼が背負うリスクは死である、一歩間違えば確実に死ぬのだ。ここまでして金を稼ぐ必要があるのか考えてみてもいいだろう。

【2019/1/17】
★口永良部島でまた火山が噴火して火砕流が発生した。この小さな島は全域が「屋久島国立公園」に指定されており観光客も多いようだ。住民も150人位住んで居るそうだ。昨年末にも噴火していて避難を余儀なくされている、こんな島に住むのは危険なのだから屋久島などに移住すればいいのに..と思うのは大きな間違いである。この島こそ実は安全な島なのかも知れないからだ。千年の昔から噴火を繰り返しているから住民は逃げ場所と被害の想定を常に心得て居るのだ。 本当に危険なのは突然土石流災害に襲われたり、河川の氾濫に晒されている本土や火災による延焼被害が想定される都市部であろう。平穏な暮らしのなかで突然災害は襲ってくるから、被害想定も逃げ場所も考えていないのだ。世の中は見方考え方を変えれば噴火の島も住みやすい故郷なのである。 ★先日、大型客船「日本丸」がグアムで事故を起こしたが、船長が酒酔い運転をしていた可能性が高いという。また昨日はエア・ドゥのパイロットを始めクルー全員が飲酒検査受けずに乗務していたという事実も発覚した。飲んでいた事実を検査する者も知っていて、乗務を禁止すると運行に支障を来すので検査そのものを忘れたかのように工作した可能性が無いとは言えない。おおよそ日本企業の実態(コンプライアンス)はその程度のものだ。 飲酒事故を起こして新聞沙汰になっているのは議員、警官、先生、役人など公職にある者も多く含まれているのも問題で有る。飲酒運転は飲んで車に乗った時点で殺人を犯しても良いと自らが判断しているということだから殺人罪で逮捕してもいいだろう。とにかく何もしていない善良な市民が巻き添えになることだけは避けたいのだ。確実にゼロにするのはどうしたら良いのか、禁酒法の施行しかないのだろうか。 様々な世相を俯瞰(ふかん)してみると今の日本人に欠けているものが少しずつ見えて来る。それこそが隠れた道徳心の欠如である。隠れたというのは自分自身も自覚して居ない心である。例えば夜中の田舎道にある交差点の信号が赤の時には止まって青になるまで待つ、というような自然に身に付いた常識のことだ。 もう一つ欠けているもの、それは武士道精神ではないか。何も剣道をやって鍛えるということではない。簡単に言うならば物事に対する潔さの精神である。 負けたら切腹するという精神であり、悪事が露見したら潔く全てを告白し自ら罪に服するということだ。何でもかんでも時間稼ぎをしてウヤムヤにして保身を図ろうというようなずる賢さが問題なのである。森友学園や加計学園の問題にしても同様である。ヤクザで言う鉄砲玉(自分に代わり犯罪を犯して身代わりとさせる)のような考え方が政治と言う場所まで引きずってはならない。代議士の汚職が発覚した時に秘書が死んで詫びるというのも過去には何件もあった。これは現在の法律の元でも殺人事件になる筈である。人は時に悪事に染まることも否めないが、潔く責任を取ることこそ真の賢者(政治家)の証しなのである。武士は合戦の末に負けたと判ったら、潔く敵陣に乗り込んで自らの首を差し出し、汝(なんじ)の手柄にせよと言ったそうである。乱れた世の中を立て直す手法にこんなことしか思いつかなかった。

【2019/1/16】
★昨日書いたばかりのことだが、日産のゴーン元会長の拘留についての話だ。朝のテレビ番組で拘留期間について弁護士とキャスターなどが議論していたので聞いてみた。その資料の中に今迄で最も拘留期間が長かったのが元自民党で北海道開発庁長官や内閣官房副長官などを歴任した鈴木宗男だった事を知った。彼の拘留は1年以上にのぼっている。次が最近まで話題になっていた森友学園の篭池夫婦だ。次が厚生労働省4人目の女性局長となり活躍していた村木厚子である。そしてゴーン氏は4番目となっている。 ここで僕は彼らの共通点を考えてみると、全てが政治がらみの案件である。要するに政権が絡んで検察や裁判所を動かしての長期拘留だった可能性が高いのだ。 鈴木宗男はなぜ長期拘留されたかというと、地方や弱者を軽視した新自由主義経済政策を強く批判たこととを始め、北方領土問題に大きく関わっていた。 篭池夫婦は知っての通り首相生命すら揺るがした。村木厚子はなぜ検察が冤罪まででっち上げられてしまったのだろうか?。これも政治がらみなのだ、局長となったのが厚生労働省だ、医師会とか製薬会社など多くの利権と癒着の総本山である。ここの局長ポストはどんなものか誰でも推測できるであろう。早い話が実直な人物になられては困るポストなのだ。 この拘留期間というものが昨日書いたゴーン事件も密接に繋がっているのは間違いないと言えよう。 世界各国から日本の司法制度について改革の狼煙があがっているのは、日本が旧態依然とした裁判制度を固守している証拠である。白状しない者は長期拘留して曲がりなりにも自白させるというものだからだろう。江戸時代でももっと公平な裁きが行われていたように思う。実際に名奉行とか大岡裁きなどと言う言葉も生まれているが今の日本には無い。 裁きとは人が行うものであり、そこには歴史とか世相を始め人情や環境も考慮されねばならない。明治時代に書き殴った法を軽く修正しただけの書物を枕にしての判決は既に時代遅れであり、世界から批判されるのも当然であろう。 法は人を罰するものではなく平等の名の下に如何なる人をも助ける為の一助とされるものであることを忘れてはなるまい。 戦後の民主主義と共に一応は自由と権利が保障されているかにみえるが、名ばかりである事はこうした事実から間違いないと言えよう。それを確実にしたのが2015年6月4日である。日本を代表する憲法学者三名が安保関連法案の整備を進めようとしていた政府与党に呼ばれた。彼らは衆院憲法審査会に於いてきっぱりと「集団的自衛権は違憲です。」と述べたのである。にもかかわらず政府はそれを無視して閣議で日本国憲法を亡きものにして進めたのである。 特筆すべきはこの三名の憲法学者は政府与党が自ら推薦した人達だったことだ。彼ら三名の学者としての崇高な精神は議員や役人ばかりでなく庶民も学ぶべきであろう。

【2019/1/15】
★起床したあと外を眺めると真っ白である、1センチぐらいの雪が積もっていた。今年の秋以降の降水量は異常に少ない。山間部の小さな沢さえ涸れてしまっているし湧水も異常に少ない。遠山地区で自家用の水道を使っている家も水が出ないと嘆いていた。雪でも雨でいいから降って欲しい、もちろん雨は流行しているインフルエンザの拡散防止にも有効である。我が家の隣も家族がインフルエンザにかかっているから立ち話もしないように心がけている。これも予防策であり手洗いよりも有効であろう。 ★日産の元会長のゴーン氏の勾留延長が認められたようだ。ずいぶん長期間の拘留である。これも例の森友学園の篭池夫婦のような政治的な裏が有りそうに思えてならない。日産自動車は戦時中から「日本自動車配給株式会社」として自動車の配給を独占していた会社である。要するに日本を代表する巨大自動車メーカーと言う事で、株主や関係者の中には大物とか黒幕と言われる人も存在するだろう。あくまでも想像であるが、彼らのなかには政界の黒幕も存在すると思われる。こうした人達が日産を私物化し外国のものにするというゴーン氏を危惧していたとしても不思議ではないだろう。こうした黒幕と政治と裁判所が密接に絡んだ何らかの思惑が裏に有るような気がしてならない。近年の政治の腐敗を考慮すると、国民にこのような妄想や想像を抱かせるのは止むを得ない事ではなかろうか。 また政治も見方を変えると選挙までもネジ曲げようとする政権の独裁性が見えて来る筈だ。例えば18歳から選挙権を与えたことだ、与えるならば権利と共に責任も与えねばならぬ。これは酒もタバコも本人の責任において自由に扱わせることだ。これを据え置いたままなぜ選挙権だけ与えたのだろうか?。その裏には無知の人に投票させると有利になるという読みがあるからだ。現に老人など馬鹿の一つ覚えのように特定の政党に投票するではないか。社会や政治を読み解くにはこうした裏事情を考慮した判断が不可欠と言えるだろう。 ★今日も朝から雪道を歩き回っていたが、いつも聞いている「安曇野FM放送」でキャスターが面白いことを言っていた。大人が子供に向かって「大人になったら何になりたい」と問いかけると子供は野球選手とか看護師とか答えるのが一般的だろう。だが外国ではこんな事はないそうだ。質問する時に「大人になったらどんなに人になりたい」と尋ねるのだという。 ここが日本人と外国人の大きな考え方の大きな違いだろう。日本人はその人の職業に拘りすぎているのである。銀行員だから真面目だとか、役人ならば給料が安定しているとか盲目的な思い込みが根底にあるのだ。これは真の人間を見ようとせず、いつ変わるかも知れない従事している仕事だけで人間性を判断しているに外ならない。こうした誤判断の行き着く先は例えば離婚であり殺人事件となる。また盲目的間違いの主流は例えば東大出ということになるが、実は日本の政治を腐敗に導いているのは彼らのような病原菌なのである。

【2019/1/14】
★飯田市では成人式は昨日行われたが、今日は平成最後の成人の日である。今日は日本各地で成人式が行われたが、調べてみて驚いたのが東京である。東京23区の新成人は約8万3千人だが、何とその内1万8千人が外国人だった。特に新宿区は半数近い45%が外国人だった。もちろん地方でも多くの外国人が参加していると思うが自治体はその数を明らかにしていない。 少子化と言われる日本だが、あと10年ぐらいしたら青年の半分以上が外国人になってしまうだろう。また外国人労働者の数も今後相当増えると言うからもっと近い時期に働く若者の半分以上が外国人になるかもしれない。 外来の魚とか動物それに植物の駆除が自治体を中心に広範囲に行われているが、これは日本古来からの種の絶滅を防ぐためである。しかし日本人という種が滅んでしまったら湖沼に外来魚が泳いでいても何ら不思議なことではないし、諏訪湖の廻りに外来植物が大量に発生しても気にならないどころか当たり前になる。要するに日本という国が外国に占領されるというか古来からの日本人だけの物では無くなると言うことだ。 もちろん人間や動植物ばかりではなく野山も湖も観光地も今や外国人の物になっているのは周知の通りである。特に北海道は土地が安かったこともあって、スキー場なども中国人の買い占めが行われている。 こうしてみると北方領土とか竹島の利権は何の意味があるのか?。島の廻りが日本の領土となり漁業や資源開発が出来るからというが、漁師が外国人ばかりだったらどうだ。 先日から外務大臣がロシアに出向いて領土交渉しているというが、ロシアに対して交渉結果や共同宣言を公表しないでくれと頼んでいるという。その裏には国民に知られたら困る内容があるからだが、今更こんなことまで秘密にしておくという考え方が間違っている。いまや日本政府のやっている国民を愚弄している政治は様々な場面で露呈しまくっているからだ。例えマスコミが口をつぐんでいても様々なメディアから内容は流出する。これは世界中で共通する現象だが、これこそが情報革命と言われる由縁であろう。誰かが流したニュースを読んで見ているだけでは何にもならない。国家とか国境という元々地上に存在していない利権線(国境線)を消していくことが革命の本質なのである。 いまさらアメリカのように国境線に万里長城を築こうなどと言う発想も単に無駄に税金を使うだけである。10年もすれば馬鹿にされることは間違いない。5年後には空飛ぶ自動車の市販が始まる。徒歩で国境を越えなくとも個人的に空を飛んでどこにも行けるのだ。 日本と韓国も下らない事で争うそぶりを見せているが、実はこれらもお互いに納得の上で行われている猿芝居であろう。独裁者が国家という利権を維持するためには国民を納得させるための争いや戦争が必要なのである。国民が何らかの総意を持って団結しなければ戦争など起きないのだ。その根幹となるのが教育である、独裁者はこの教育の中に巧みに愛国心を楯にした団結心を植え付けようと画策するが、今日の成人式における外国人の割合を見る限り無駄になるだろうと感じる。この現象は日本も世界も決して未来が暗くないことを意味しているようでもある。

【2019/1/13】
★ずいぶん陽差しが長くなってきた。「かいどう」の黄色の花も満開である。1年のなかで一番良いのが今から3月迄だろうか。春になってしまえば暑い夏と冬が待っているだけだ。要するに希望を持っている時が幸福な時なのである。 紅白歌合戦に出たいと何年も苦労している間が幸福な時間であって、出てしまうとどん底に突き落とされるという事件と似たようなものだろうか?。活躍している芸能人の中にも子供の頃など不遇だった人も多い、段ボールを食べた人や路傍の草を食べていた人さえ有る。戦時中ならいざ知らず現代の日本でこのような生活を強いられて居る人(子供)が多いことに驚いてしまう。 学校の制服が買えないために先生が卒業生の家を廻って譲って貰いに歩き回るというのも未だにある話だ。タイガーマスクがランドセルを贈るという行為も日本が貧困国家である証しなのである。 更に毎日老後の心配をしながら過ごしている人が如何に多いかと言う事でもある。 しかし昔はこの程度の貧乏な家は幾らでも有ったどころか部落全員が貧乏だった。醤油がないと隣に借りに行ったり、風呂だってもらい風呂が一般的だった。しかし全員が貧乏ならば人はそれなりに助け合って生きて行けるのだが、格差社会はそれを拒否する社会なのだ。田園調布の高級住宅にもらい風呂に行ったら一軒ぐらい入れてくれるだろうか?。 僕がいつもここで書いているのは、こんな国家が惑星探査などする必要があるのかということだ。 このブログを誰が読んでいるのかは判らないが、こうした事実認識があれば自民党に投票する人など居ないだろうと思う。かといって僕は共産党でもなければ立憲民主党でもない、なぜなら議員全員が馬鹿者揃いだからである。例えば維新の会のプロレスあがりの議員が北朝鮮を訪問し帰国後に、外国人記者協会で会見し「拉致問題が解消されたら日本人は幸せになれるのか」という発言をしていた。こうしう人に殴られて、ありがとうという馬鹿者が存在する国が良い国で有るはずが無いだろう。このレスラーは明らかに北朝鮮の広告塔だと思うが興味の有る人はネットなどで調べてみるといい、あまりの自分自身の不甲斐なさに気が付くだろう。 要するに事実を知らない者が多すぎると言う事だが、これはマスコミがこうした事実を隠蔽しているのも一因であろう。これは放送の許認可権(総務省)を持つ政権に対する行きすぎた忖度だが、国民には裏切り行為である。

【2019/1/12】
★神波が戻ってきたらしく冷え込んできた。ウオーキングに出掛けたのはいいが気温が零度以下の為に冷えてしまい腹痛を起こしてしまった。しかし今日は記念すべき日となった、先日も書いたが今持ち歩いている万歩計を買ってから867日、5、000Kmをクリヤーしたのだ。 二年余で北海道最北端の稚内から九州最南端の佐多岬まで、道路を歩くとほぼ2,300kmだから一往復したことになる。僕はウオーキングを始めてから丁度15年になるから3万キロ以上は歩いたことになる。健康増進には最も安く効果のある方法だろう。 5、000kmを連続して歩くと大変だが毎日の積み重ねで到達するのが成功の秘訣だろう。僕は毎日5〜6km歩いているが実はこれも大変だ、雨の日も雪の日も4kmを下回った事はないし、この間休んだのは3日ぐらいだ。これは39度近い発熱をしてしまった時だ。身体と精神力を養うのには何もオリンピックに出るような訓練や練習は必要無い。毎日少しずつの積み重ねだけでいいし、日本中に名前を轟かしてテレビに出たりCMに出たりする欲望も必要もない。金メダルを取ったからといって健康であるという保証などどこにも無い、それどころかアメリカに渡った野球選手のように手術までする羽目になるだけだ。普通に暮らして普通に生きることこそ健康と無駄の削除に役立つのは間違いないだろう。 ★個人の願望の為に月を一廻りしてくるのは勝手だが、その資金は誰のものだったのだろうか?。使うエネルギー消費量は半端な量ではないことも知っているだろうか。 また彗星や金星にロケットを飛ばして喜んでいる省庁や学者や技術者それに宇宙オタクという庶民の代表も如何に無駄なことか判っているのだろうか。彗星がいつ出来たのか太陽があと何年持つか等というようなものは例え判ったとしても何の意味も無い。 それと地震予知の研究も何の意味も効果もないし元来地震予知など出来ないのだ。せいぜい、起きた後で1週間は同程度の揺れに注意してくださいと言えば済んでしまうことだ。こんな事なら僕でも出来る、要するに僕でも出来るような予報を出しているだけのことなのだ。当たるも八卦当たらぬも八卦ならば街の占い師一人で十分ではないか。気象庁は国土交通省と同じで焼け太り省庁である、大地震や噴火が有れば予算獲得に有利に働く、その金で請け負いに何を要求しているのだろうか?。まさか天下りの給料補填で有るはずが無いのだが..。彼らに地球環境などを議論し発言する資格は無いと考えるのは当然であろう。 それどころかCOP21など地球温暖化防止会議に出ている者達さえも庶民に強要する資格など無い。政府も当然その範疇に有るから進んで自動車の増産処置をとっているではないか。また経済発展と温暖化防止を両立できるという錯覚に陥っているのも問題である。とうてい学力の有る者の仕業とは思えないから、レジ袋の有料化だとかゴミの再利用など庶民に訴えるような資格も無い。第一今頃になって国会内でペーパーレス化を進めようというのもその現れだろう。このペーパーレス化の実態は無駄な印刷機によりエネルギーを浪費し紙の消費を数倍に増やすと言う事を知ってのことだろうか?。 何を今更と思ったが考えてみれば、裏の効用は文書の偽造や書き換えを簡単にするための方策だろう。馬鹿者たちが考えつくのはこの程度のことでしかない。

【2019/1/11】
★冷え込んだ昨日に比べて気温が上がり過ごしやすかった。ウオーキングも気分良く歩くことができた。しかし1月は日時が過ぎるのが遅い、正月などずっと昔の出来事に感じてしまうのだ、なぜか判らないがまだ11日なのである。友人のN君と昼食に行ったが彼も正月に子供や孫たちで賑わっていた正月がずっと昔の事に感じると言っていた。 時々時計の秒針を注視するときがある、その時の状況によって1秒の長さが変わって感じることがある。4次元を論じるときに時間はいつも誰にも同じように進むのだと考えがちだがそれは間違っている。飛行機で地球を一周すると地上の人よりも僅かだが長生きしている。これはアインシュタインの理論だが計測器(セシウム時計)によって時間差が確認されている事実である。カーナビや携帯電話に使われているGPSではこの僅かなズレを補正する為に苦労している。 時間は反対に進むのかという問いもあるが、プラスがあればマイナスもあるように反対に進む時間も存在する。ただその場所に立っていま反対に進んでいるかどうかという認識があるかどうかは判らない。 動物の寿命を考えるときに心臓の鼓動数を引き合いに出す。これは心臓の鼓動数が多い動物ほど生きている時間が短いからだ。しかしその動物にとって例え2年の寿命であっても人間と同じ80年にも感じているかも知れないのだ。時間は一律に決まったものではなく置かれた状況によって変わるものなのである。長生きする人の100年と50歳で亡くなった人と生きた時間の感覚が半分だとは言い切れないと言う事だ。 いま物理学者も数学者も哲学者も究極の方程式の解にようやく辿り付こうとしている。その解こそが「色即是空・空即是色」なのである。釈迦が紀元前5世紀に辿り付いていた真理なのだ。こうしてみると人は同じ解を求めて探求を繰り返し無駄な時間を過ごしてきただけのようである。 ★日立製作所はイギリスで進めていた原発建設事業を断念し2千億円の赤字を出したという。またかと思うが1年前にも政府と三菱重工業が共同で進めてきたトルコへの原発輸出事業も中止になっている、更にベトナムでも同様の事態となっているのは知ってのとうりである。このい事態は何を意味しているのだろうか?、僕は日本国民の総意という怨霊が取り憑いた結果だろうと解釈したい。福島第一原発の爆発という大事故を起こした国(国民)がカネ儲けの為に原発を輸出するなど神が許さないのだろうと解釈するのが妥当であろう。またこれ以上の放射能禍を世界に巻き起こさない為にも喜ばしいことである。誰がこうした事業を思いつくのだろうか、電気メーカーかそれとも政府か役人か?。たぶん昨日も書いたが、政権と産業界や軍需産業など多くの黒幕が癒着した結果であろう。そこまでしてカネ儲けしたいという欲望こそ教育によって是正していかなければならない課題であり道徳そのものなのだ。

【2019/1/10】
★長野県の南端にある南信濃でも今朝の気温は−6度となっている。我が家の外気温度計は−8度になっていた。まるで大寒になったかのような冷え込みである。昼近くになっても気温がプラスにならないのでウオーキングに出掛けて見たが、空は鉛色の雲に覆われ、あまりの寒さで心臓に悪いため近くのホームセンターに逃げ込んで暖を取ったほどだ。明日からは気温も多少上がるようだから何か春を感じさせて欲しいものだ。 ★寒いと言えば、事あるごとに僕が罵ってきた厚生労働省である。全員が悪党の集まりであり国民の健康など全く考えた事などない組織だからだ。健康だとか食生活だとか言う裏には必ず製薬会社の利益や食品会社の儲けしか頭に無いのである。血液製剤事件を振り返っても国民の命と製薬会社の利益を天秤にかけ、国民が数百人死んでも良いという判断が下されたではないか。国民の病気の多くは厚生労働省が作ったというのもあながち間違いではなかろう。効きもしない予防注射を打たせているのも利権が先行し国民の健康など眼中にない事業だ。 今日の中日新聞の一面に記事を見たまえ、彼らは庶民の労働時間統計も改ざんし企業の為だけに働いている事が伺がえる。これだけではなく他にも人知れずに行っている悪業は数百にのぼるはずである。僕が役人を馬鹿者扱いにしているのはまだ良い方である。本来ならば殺人扱いでも良いところだ。 先の森友学園や加計学園事件でも気軽に行われていた国家の決裁文書の偽造や改ざんをみても明らかなように全ての国家機関で毎日都合の良いように文書が偽造されいるのである。自衛隊でも同様で様々な場面で文書の隠蔽や改ざんが日常的に行われている事は誰もが知る事実である。海外派遣された自衛隊の陣地周辺にロケット弾が着弾しても戦地ではないというのだから狂っているとしか思えない。 国は公務員の定年延長を実行しようとしているが、とんでもない話だ。公務員は最大でも10年以上は同一人物は雇用してはならないようにしなければならない。同じ人物がタライ回しにされると悪業が継続されるからだ。これは年金消失問題をみれば納得できるだろう、名前だけ変えても中身は変わらないのだ。 大凡日本という国は役人の利権の為だけに存在しているように見えてならない。この裏には国民の無知と不勉強があることも事実だろう。今日のテレビを見ても遊びでやっている女子レスラーが体力が無くなって引退したという下らない話題が先行し、こうした国家の行く末に関する情報は何も出てこない。これが国民を惑わし無関心に誘う今の政治の基本となっているのだ。もちろんマスコミも忖度どころではなくこれに積極的に協力しているから世も末である。庶民は偽装された労働統計によって死ぬまで残業を強いられ、様々な形で税金をむしり取られているということだ。 三権分立もいまとなってはその名を残すだけの存在になったし、警察も検察も忖度の上で成立している、自ら冤罪を造っているのだから叱咤も免れないし世界の恥さらしであろう。馬鹿馬鹿しくて税金など納める気にもなれない昨今ではある。

【2019/1/9】
★積雪こそ無いが北風が吹きまくっていて寒い。ウオーキングも重装備でないと脳梗塞になりそうだ。ともかくこの2年あまりで600万歩き、あと数日で5,000kmに達する。これは新規に万歩計を買った時点からの記録だ。以前にも紹介した事があるが同じウオーキングでも目的が有るというのが励みになる。僕が今使っている万歩計は「ヤマサ」という会社の「歩く遍路GK−600」という機種だ。四国遍路で一番札所となる徳島県の霊山寺から始めて88番札所香川県の大窪寺まで歩くのだ。距離にして1,200kmである。これを先日4周し終わり5,000kmの大台に乗るところだ。一日に歩く距離は5〜6kmで大した事はないが、毎日続けてやることが長続きの秘訣である。盆とか元旦でも休まない、雨の日も雪の日も関係無く歩くのだ。以前朝から名古屋市で行われた葬式に行った時は葬儀場の周りを何周も歩いてきた事も有る。時には八甲田山で遭難した軍隊の如く雪ダルマになって帰って来たこともあった。 この万歩計の優れているのは実際に歩かないと歩数が増えないことだ、手で振ったりしても進まないのである。3D方式と言われるもので最近はこれが主体である。写真を撮るなどせいぜい楽しみを作って歩こうではないか。歩くと動脈硬化が進まないというがそのとうりだ、僕は毎年一度脳ドックと血管の超音波検査をしているが、こお3年間動脈硬化は全く進んでいない。効果は確実に有るのだからレビで宣伝している薬などを飲むよりも安くて安全なのである。 ★アメリカでは政府機関の一部が休んでいるという、これは予算が成立しない為だ。これについてトランプ大統領は今日テレビ演説をした、要するにメキシコとの国境に万里の長城のような壁を建設することをに賛成するよう民主党に呼びかけたのである。確かに壁は無駄なような気がするが、調べてみると不法に国境を越えてアメリカに入ってくるのは麻薬の密売人など犯罪者が多いのだ。一般人は法を犯してまで国境など越えて入国しないのである。正式な手続きもなく移民として入国すれば日本でも捕まって送り返される。国境警備隊に阻止を頼んでも長い国境を警備しきれない、だからトランプ大統領が提案した壁が要るというのも正論である。ただトランプ大統領の日常の並外れた行動や言動が壁不要論になっていることは否めない。それに多額の税金を使うことも反対の理由であり正論である。 だから世の中に確実に複数存在する正論について賛否の判断が要求されるのだ。この判断をするのは国会議員であり大統領だ、だから生半可な知識だけの者が選挙で投票すると政治は歪んでしまうという事だ。だから18歳からの投票という制度の弊害も確実に予測されるのである。 世界はいま政治と金、政治と企業、政治と株など密接に絡んでいる。いわば政府が株価操作できるというのが問題なのだ。しかし介入しないととんでもない事態に発展するという懸念もある。では自由経済にとって何が正論なのかと言う事になる。 様々なことについて議論すれば必ず2つ以上の正論と出くわす事になる。だから議論はやめようというのではない、議論の中に欠けているものを見つけ出すのだ。 フランスやドイツ、ハンガリー、イタリアなどの国旗を見てみよう、どれも3色に分かれている。日本の国旗は2色だが、これは自由と平等を現す二色である。 三色の国旗も自由と平等を現しているが、もうひとつ友愛という色があるのだ。要するに複数の正論を議論する上で中心に置くべきは自由と平等ではなく、友愛という視点からのみ判断の基準とすれば良いのである。日本の政治に欠けているものはたった一つの色だったのである。

【2019/1/8】
★しょうがつも何とか終わって本来なら一段落ということになるが..昨年保護してきた3姉妹の猫が大変なのだ。半年前は1kg以下だった体重が3匹とも4kgを超えてしまったのだ。それで毎日家中を遊び場にして飛び回って居る。台所の食卓テーブルを始めテレビの上までも遊び場にしているから、捕まえて下ろすにも重くで一苦労なのだ。最近は寝る時間が長くなったが、夜中でも運動会を始めるときもあるから大変だ。その都度「癒やされるなー」と言い聞かせている始末である。今迄に何匹も野良猫を飼ってきたが、どれも2歳以上になっていた為に家の中を縦横無尽に飛び廻ることがなかった。それにネズミも捕まえてきたが、子猫たちは家の中で猫用の餌をしっかり食べているのでネズミなど捕まえようとしない。だが夜中に天井裏をネズミが通ると一斉に起き出してタンスの上などに登って見上げている。これも猫に具わった生きる為の天性なのだろう。何はともかく猫は可愛い、三姉妹は喧嘩もしないし時々お互いの体をなめ合っている。3匹一緒に居ながらも自分の名前をちゃんと覚えたし、トイレの砂場以外でお漏らししたことは一度も無いから感心だ。これから何年生きるのかは判らない、たぶん15歳ぐらいは生きるだろうと思う。それまでは何とか僕も元気でいないと猫も困るだろう。せいぜいウオーキングを欠かさずに健康を保っていたいものだ。要するに猫や犬は健康増進の役目も果たしているということになる。 ★長生きというと、アメリカはワシントン大学今井真一郎教授(老化学)が老化抑制に重要な役割を果たす「ニコチンアミド・モノヌクレオチド」という物質を突き止めたという発表があった。(本日付けの英専門誌ネイチャーメタボリズム)。この物質を飲み水と一緒に摂取することにより長生きするのだという。肥満の解消や骨粗しょう症の抑制や糖尿病にも効くというから早く売り出して貰いたいものだ。特にこの薬による副作用は殆ど無いと言うからドリンク剤として販売すれば大ヒットだろう。 しかし100歳以上まで長生きして一体何をして過ごしたら良いのだろうか、長生きはすると言っても大間にマグロを釣りに行って稼ぐようなことも出来ないだろうし、アイガー北壁を目指すことも無理だろう。施設で世話になりながらの長生きではあまり意味も無い。いま施設に入所している僕の義母を月に2回見に行っているがその都度「一体いつになったら死ぬのだろうか」と問いかけてくる。20年ぐらい前と脳の具合は殆ど変わっていないから言う事も記憶も正しいから100歳以上は元気そうにみえる。 たぶん100歳過ぎたら生きているのも面倒くさくなるだろうと思う。その事は実際にいま僕にも起きている、時々温泉に出掛けているが、着ている物を一日に何回も脱いだり着たりするのが面倒になり、行くのをやめることも多々有るのだ。特に冬は何枚も来ているのでその傾向が強い、夏は薄着なのでいいが暑すぎて始めから行く気にならない。長生きもそんなものではないか。

【2019/1/7】
★世の中には不思議というかふざけた事件が有るもんだ。先日警察に駆け込んだのは指定暴力団山口組から分かれた指定暴力団神戸山口組の連中である。訴えによると組長の家から現金数百万円が泥棒に盗まれたというのだ。その泥棒は金庫ごと持って行ってしまったらしい。警察で犯人捜査をしているというが、果たして税金を使って指定暴力団が盗まれたカネ探しをしていいものなのか?。そしてたかが数百万円の金を盗まれたぐらいで警察に駆け込むような暴力団があっていいものか。 とにかく警察も暴力団もなにか社会的(庶民の目で見て)に見ておかしい、ここで勇気を称えられていいのは盗んだ泥棒だけであろう。最近は暴力団の金庫の中も淋しいようである。 更にとんでもない事件と言えば、大阪府立生野聴覚支援学校の校長(59歳)が15歳の少女に1万円を渡してわいせつ行為をして逮捕されたことだろう。金庫を盗まれて警察に泣き込む暴力団とどちらが悪党なのか判断に苦しむではないか。今年もこうした買春事件が多発するだろうと思うが、ワイドショーのネタにして騒がれることを考えて、誇れるような肩書きの有る者は潔癖さを厳守すべきであろう。定年直前に退職金をゼロにするほど馬鹿な行為はないと思うが..。 ★飯田市内の座光寺にあった飯田工業高校は以前飯田農業高校と合体し鼎地区に引っ越した。その大きな校舎はほったらかしにしてあったが、先日この廃校が「エス・バード」という名称で新たにオープンした。地場産業センターが引っ越して来たのを皮切りに県工業技術総合センターや信州大学南信州飯田サテライトキャンパスなども入所し、場所がリニア駅予定地に近いこともあって飲食店や売店も入っているという。 リニア新幹線の工事も飯田市内の各地で着工し今後は多くのトラックが走り回ることになるから道路の混雑が心配である。また三遠南信道路の建設も終盤のトンネル工事に入っているようで、富田から矢筈トンネルまでの工区もトンネル掘削が始まるようだ。要するに伊那谷は工事だらけになる。人口がどんどん減っていく日本においてこれ以上の道路や鉄道が必要なのだろうか考えざるを得ない。それより既設の道路や橋梁などの保修工事が必要だろう。また揮発油税を道路だけでなく医療や福祉に使えるよう100%一般財源化しないと国中が道路だらけになってしまう。北海道を例にすれば北海道開発庁があり多額の資金が流れ込んだ。その税金は医療や福祉には使われず利権がらみの道路建設に殆ど全部使った。だから車も通らないような立派な道路だけが出来上がったのだ。その影で夕張市のように市全体が破綻してしまったところも出ているのは行政の貧困そのものであろう。市は資金難で国から借金して何とかまかなっていたが、国はもっと貸すから○○施設を造れ..というお達しで巨額の借入金が出来た。しかしその施設は誰も利用するようなものではなく利権のための箱物に過ぎなかった。結局カネが返せなくなったために市の財政は破綻せざるを得なかったのである。要するに破綻は国の責任だったのだ。 例えば長野県でも以前は土木部長として国から派遣された役人が県の工事を取り仕切っていた。これはおかしいと言うことで田中康夫氏が県知事になった時に部長は国に帰したのだ。クリーンな政治とはこう言うものであることを庶民は忘れてしまったのだろうか?。

【2019/1/6】
★今朝は伊那谷の各地で「どんど焼き」が行われた。昔からの行事だが今も続いている、しかし多くの場所で中止となった、第一にどんど焼きが出来る場所が無い。夜明け前に起きてどんど焼きに出掛け餅を焼いて食べるという一種の祈願をしないと落ち着かないという人も多い。我が家から徒歩で5分ぐらいの場所でも毎年行われるが、子供が全員中学を卒業するまでは行っていたが、その後は時々しか行っていない。我が家の門松も取り外し後はこのどんど焼きの中に入っているので出来上がった姿を昨日写真に収めてきた。 信仰というものは人にとって健康維持に役立っているし、楽天的になることにも役立っている。今朝もウオーキング中に路傍に何気なく祀ってある馬頭観音や道祖神に正月のお供えがして有るのを見た。自分たちの貴重な食料でもある餅をこの何気ない石の前に供えるだけで一年の安泰を信ずることが出来れば他に勝るものなど無いだろう。 ★先日も書いたが、今年は多くの人が誤解しているようなことを正していきたいと思う。 例えば森林保護とは何かということだが、これは森の木を切り倒すことである。切った木は柱になり板になる、枝は割り箸になるが、自然保護の名目で割り箸をプラスチックの箸に変えるとどうなったか。森林は伐採もしなくなり間伐さえしなくなる。林業から人は離れ、森林の環境は最悪となり森の動物も街に出没したり死んでいった。 この原因は森林にとって何が最善策なのか、何が保護なのかを知らない者達が寄って集って保護とは伐採しない事だと騒ぎまくったからだ。東大の法学部を出た連中に森林がわかるはずがないのだ。 テレビでも時々耳にするが「貧困の連鎖」と言う言葉がある。これは貧困家庭の子供は高いレベルの教育が受けられず高収入な仕事にも就けない、だから彼らも貧困になるというものだ。これは明らかに差別発言であることを知らねばならぬ。こんな報道をした者は放送倫理委員会で糾弾すべきなのだ。言い方を変えれば車椅子の人は運動が出来ないしすべきでないと言う事にもなる。 教育現場などで「物事は飽きずにやりなさい」というが、これも間違いである。物事は飽きることが必要なのだ、未来に向かっての自分の為にも社会の為にも飽きなければならない。飽きるとは今迄と視点を変えて物事を見ることだ。この忖度社会をつくったのも飽きないで物事を進めた馬鹿者の存在が原因なのである。飽きもせずに100年前の法律を死守し変えようともしない者まである。また官庁の悪しき因襲も延々と続いている。例えば正月や連休こそ病院や役所が必要であるという国民の要望はどうなるのか。役所こそ10連休などとってはならない職場であるというのも正論であろう。 いままで自分が考えていたことは見る方向を変える事によって全く違った事実が露呈してくる。この事を称して勉強するというのである。

【2019/1/5】
★天候もまあまあで気温も上がるということで、今年始めて南アルプス山麓の山小屋に行ってきた。気温は3〜6度で暖かい一日だった。約100リットルの飲料水を確保してきたが、雨が降らない為に昨年からの渇水はまだ改善されていない。 年末まで行われていた道路の決壊箇所の工事も終わってきれいになっていた。川の状況も良くなって昨年のような豪雨があっても何とか持ちこたえることが出来そうだ。しかし気候変動によって局所的に短時間に大雨を降らせる傾向にあるためこの先の事はわからない。だが雨も降らないと困るのは湧水だけではないだろう。 三遠南信道路の工事も6日まで休みらしく大型車も皆無で往復の道路は空いていたが、海抜1,000mをい超えるところは昨夜雪が降った為に山小屋近くの道路には雪が残っていた。 ★僕がこのブログ(転世神誤)を書くにあたり専門的な知識を必要とする時はそれなりの専門書を読む、また精神論や哲学に関することは思想家で倫理学者、哲学者の内田樹(うちだ・たつる)先生(現 神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学人文学部客員教授 )の著書やネットでの発言を参考にしている。 彼の最近の発言で気に入っているのは、「五輪や万博、盛り上がるフリをしている」という言葉だ。馬鹿も杓子もオリンピックなどに関係無い者まで一緒になって大騒ぎすることだ。彼はこれを「共感の暴走」というが、確かに何かの事件が起きると世論はある一定の方向にだけ突き進む、マスコミも読者の共感に呼応するように書き殴ることになる。要するに庶民が冷静に物事を判断する学力と探究心がなくなったのだろう。 例えば昨日警察庁が発表した2018年の交通事故死に関しても同様であろう。今年は死者が最低を記録し3,532人となったが、この数には様々な要因が絡んでいる。交通事故死者とは事故のあった時刻から24時間以内に死亡した人だけを集計対象としている。だから現実には死者が倍増するのだが、最近の緊急医療体制をみると、生きて病院に入いさえすれば24時間ぐらいは処置によって死なないのだ。こうして様々な要因を加味してみると、15年ぐらい前まで1万人前後で推移してた時期とあまり差異はないのではないと思われる。 このように一つの数値にしても様々な要因を考えてから判断することが望まれるのだ。 交通事故はともかく、例えば自殺者数は毎年2万人を超えている。これは東日本大震災の津波で亡くなった人と不明者の数20、000人と変わらない数字だ。地方自治体や関連団体の努力があっても減少しないのはなぜだろうか、それは過労死による自殺や企業内のパワハラによって精神的に異常となった人が多いからではないか。悪魔のようなブラック企業を保護している政府関係者や省庁も去ることながら、強力に法で残業時間規制をしないということも大問題である。特に残業時間規制のない職種もあるということは、彼らはノイローゼにならない人達だと断定できるのか。ともかく企業優先の政治はこの先もっと多くの悲劇を生んでいくに違いない。

【2019/1/4】
★ずいぶん日暮れの時間が遅くなった。それだけで春が近付いているような実感がある。だが寒さはこれから大寒に向かって厳しくなって行く事だろう、せいぜい無駄な外出はやめ人混みも避けて風邪をうつされないことが肝要だろう。 ★中国がロケットを飛ばして月の裏側に探査機を着陸させたことはアメリカやロシアには大いなる驚異だろう。中国の技術は携帯電話だけでなくあらゆる分野で進んでいると言う事実である。 この状況に敵意をむき出しにしたトランプ政権は世界トップのファーウエイの締め出しにかかったが、結局はアメリカの携帯電話最大手のアップルの不買運動に繋がってしまった。中国が不買をしただけでアップルの売り上げは10%も減少した。この−10%がアメリカの景気に暗雲を漂わせ株価の暴落の引き金になったのである。アップル端末が売れないと部品も売れないと言う事で、納品している各国の企業の売り上げも10%減少している。そうなると世界的に株価が下がるのは当然であり、今日の日本の株式も暴落している。喧嘩を売ると必ずしっぺ返しが来るというのは世の中の常識である、言わば全ての出来事は身から出た錆と言う事に尽きる。 ★年末から正月にかけて面白い研究内容を発見した。それは地震の発生源に関することだ。アメリカのコロラド州オクラホマで1962年から1967年の間に起きた群発地震の発生原因の調査報告である。近くにあるロッキーマウンテン兵器工場が3、671mの深井戸を掘りそこに工場廃液を圧入したのが群発地震源だと疑われたため、米国地質調査所はこの説を否定するために計測器を付けて観測を続けたところ、何と完璧に注入量と地震の発生に因果関係がある事がわかったのである。地中に注水すると地震が起きるという事実を確認する為にその後も、300km離れたランジェリー油田で同様の調査をしたところ周辺で一日に50回以上発生していた地震は10回以下に減ったという。その後も研究が続けられシェールガスの掘削現場付近でも明らかに地震が増えているということだ。 この研究結果を昨年9月に起きた北海道の厚真町を中心とする大地震についても同様の疑いがある事がわかったという。それは震源地の近くの苫小牧で稼働している「日本CCS調査(株)」が行っている二酸化炭素の地中廃棄事業だ。これは地上の二酸化炭素を回収し高圧で地下1,000mに埋めてしまおうという温暖化防止に寄与する事業のようだが..。しかしこうした地下の深部に対する圧力が原因で本当に地震が起きるとしたら大変な事ではないか。地震多発国日本の政府も因果関係については知っていて利権の為の研究を始めているのではないか、マスコミもこれを承知の上で報道していないという事さえ疑われている。これが事実ならば即刻海底の掘削調査とか地球に穴を開けて水やガスを圧入するという行為は中止しなければならないだろう。しかし原子力発電所が爆発してもなお稼働を再開するという日本利権政府である、対応や研究など着手するはずもないが、国民の生命維持の為にも研究すべきであることだけは間違いない。

【2019/1/3】
★景気の実態を全く反映していなかった株価がようやく今年は落ち着きを取り戻しそうである。株とか原油相場で不労所得を得ていた者達も昨年の間に過去一年の利益はゼロとなり落ち着いたし、今年になって外国のマーケットで急激に円高が進んでいるのも落ち着きの要因になるだろう。特に円については昨年末113円前後で推移していたものが一挙に107円までになった。これは庶民にとっては喜ばしいことである。灯油やガソリンの値下げが期待できるだけでもいいではないか。 経済成長のない庶民の為の経済というものを受け入れることの出来ない者達も今年は考え方を改めるべきだろう。特に仮想通貨の売買で数百億も儲かるというような馬鹿げたシステムは有ってはならないものだ。 日本経済は無駄さえ無くせば税金は有り余る程あるのだから、介護や医療に何の心配も要らない。また政治の腐敗を無くせば日本人の老後は何の問題もない。国会議員もヤル気が有るのなら北欧に行って学んでくるべきだろうが、行かなくとも既に学んでいるはずである。 天下りという庶民を愚弄したシステムが未だに是正されないのは犯罪であろう、こういうものを告発しなければ幾ら働いても無駄になるだけだ。 それと日本中が馬鹿騒ぎするような事も自粛すべきであろう、福祉のための税はこうした享楽に加担して使うべきではない。今の行政は明らかに犯罪である。もちろん悪政に加担しているのは大企業である、正義も常識も信用も地に落としてまでカネ儲けに走るのは自滅するだけのことだ。 大企業のトップは一体何を学んで来たのだろうか、政治とコネクションして安泰と成長を図ろうなどと言う事だけでは企業は破綻する。これでは経営者ではない、銀行と同じように単なる国の支配下にある貢ぎ物企業でしかないだろう。 政治とか経済は誰の為にあるのか?、一億全ての労働者の為に有るのであって一部の特権階級の為に存在するものではない。 ここで日本経済が正常化しない理由の一つが、昔から言われている「一億総中流意識」というものではないか。しかし中流意識も例えば老老介護に陥ったときに間違っていた考えに気が付くはずである。 北欧の国では消費税を20%支払っている国もあるが、この国の国民は誰も不満を漏らしていない。なぜなら政府を信用しているからである。この消費税が全て老後に自分たちの為に使われるという信頼があるからだ。振り返ってみれば総理大臣が自ら忖度を誘発するような政治とか、国家の文書を偽造しても罪に問われない呆れた無法国家の実態が罪に問われないのは世界にも例を見ない乱れがそこにある。 近隣諸国を威圧するかのような軍事増強よりも融和の為の資金として税金を使った方が平和に近付く使途となるだろう。多くの国会議員は大学の法学部などで学んでいると言うが、詐欺の手口でも専攻したのだろうか。

【2019/1/2】
★昨夜の初夢は如何だったでしょうか..。良い夢ならば正夢(まさゆめ)になってほしいものです。朝は飯田市内も初雪が積もって真っ白になっていたが、多くの地域で晴れ渡り幾分暖かくなってきたような気がします。この空のように清々しく災害のない一年であってほしいと願わずには居られません。 僅か50年前には、この菓子は甘くておいしいから食べてくださいと言っていたものが、最近は甘くないから食べてくださいというように変わった。それどころか国を挙げて長生きする事業に取り組んできたのだが目標を達成した今、老人は社会問題になってしまった。 いったい目標とは何だろうか、達成することは本当に良いことなのか。こうした事実を国際的な問題に当てはめてみると国家というものの愚かさと醜さが見えてこないか。 樺太も竹島も昔からあったもので誰の物でもない、それどころか最近の研究によると縄文時代以後に日本に多く住んでいたのは大陸からやってきた人達(渡来人)だった。元々の縄文人(原住民)は10人に一人ぐらいしか居なかったと言う。 またコロンブスがアメリカ大陸を発見したことになっているが、これも間違いで元々アメリカ大陸には多くのインディオが住んでいたのだから単に見知らぬ島に寄ってみたという程度のことである。 要するに国家とは何かを考える時にこの事例がおざなりにされて議論していることだ。貿易だとか関税だTPPだと議論するのも空しいことである。元々物資や食料の取引に国家など関係無い、石器時代にも南方の島で採れた貝などが日本にきて使われていた。これは古代の人々が自由に貿易をしていたという証拠である。なぜ国家が貿易を管理するようになったかといえば、一部の特権階級だけが儲ける為に行われているに過ぎないのだ。 ★日本は毎年20万人の人口が減少している。17年後には約1,000万人の人口が減るが、東京都の全てがなくなることに等しいのだ。これは誰でも手にすることの出来る国の統計から明らかなことである。こうした動向は30年前でも同様で現在の老人問題は過去に確実に予測でき得ることだったのである。しかし役人は知っていながら何の対策もせずに放置し、年金までもドブに捨てた結果として老人が邪魔者扱いにされるようになってしまったのである。こんな無能な連中が公務員として高級を食み、ゴールデンウイークには10連休になるというのは明らかに間違っていることをマスコミは指摘すべきである。NHKを始めとする忖度しか能の無いマスコミの従業員らが世間平均よりも高給を取るなど有り得ないことなのだ。本来のマスコミの使命とはこうした矛盾ですら自ら指摘すべきなのである。それは企業の中に有って自社の不正を告発する者よりも容易いことなのではないか。新しい年とか未来とか下らない文字列を並べる前に、自らの正義感を確認し補正すべきを誓うのがマスコミであろう。

【2019/1/1】
★新年明けましておめでとうございます。今年もこの「転世神誤」読者の方々だけのご多幸をご祈願いたします。 年末年始は冷え込んだために体が硬くなり血管も収縮していることから血圧も上がる傾向にあります。寒い場所に出るときは十分に気を付けてお過ごしください。 今年は猪突猛進と言われる亥年ですが、実は僕も今年6回目の亥年を迎えるに至りました。車の運転はともかく毎日キーボードに向かう事も老化防止に役立つと言う事で、今年もできる限り「アマノジャク的正論」を世間に広めて参りたいと思っております。 現在テレビや新聞を始めとするマスコミは全く信用できないという忖度社会になってしまったわけですが、良いことにインターネットという情報網がポケットの中まで張り巡らされ、誰でもその意志さえあれば検索という手段によって真実に触れる機会が可能になっています。欺されない社会を目指そうではないか。庶民を蔑ろにした政治や、無駄な税金の使途についても可能な限り調査して問題提起してみたいと思います。 ★今年脚光を浴びるのはAI(人工知能)でしょう、なぜかというと大きな理由があるからです。それは昨年中国で行われたAIを含む電子関係の展示会でのことです。中国のインセントという会社が構築した人工知能ロボットに参観者が「中国人の希望は」と訪ねたところ「アメリカへの移住」と答え、「共産主義をどう思う」と訪ねたところ「嫌い」と答え、更に「共産党バンザイ」と言うと「腐敗と無能の政治に君はバンザイできるのか」と答えたという。中国の企業が開発した人工知能システムである、世の中に起きた様々な事実やデーターを蓄積した結果の答えである。 日本でも同じように人工知能に「少子化対策についてどうしたらいいか」と聞くと「自家用車の保有率を上げなさい」と答えた。また「老人達の健康を守る具体策を答えてください」と聞くと「総合病院を無くせ」と答えたという。これを聞いたNHKが全国的にこんな町があるのか調べたところ1箇所だけ有ったという。それが北海道の夕張だった、そこで現地で調査したところ総合病院がなくなってから病気になる人が激減したという事実をつかんで放送したのだ。AIの答えは間違いではなかったのだ、今となってはAIに聞いた答えを人間が学び実行する時代が来たことを告げている。もちろん政治家など不要で有る。 ★この「転世神誤」も1998年12月から数行ずつから書き始め20年を超えました。若しもギネスにブログの最長連載記録があるとしたら相当高い順位になると思いますが、残念なことに今から他人が始めてもその記録を追い越すことの出来ないものは登録されないらしいので登録は無理かも知れません。しかしギネスブックへ登録するには記録員(ギネス社員)に来て貰うだけでも最低60万円の費用が必要になるという実にあくどいカネ儲けの会社であり、何があっても僕は登録するような馬鹿げた真似はしませんのでご安心ください。 今の社会で最も危惧されるのは教育の在り方です。囲碁や将棋はともかく野球やサッカーといった完全なる遊びで収入を得られるという間違った教えを子供にしていることです。これは明らかに国策に沿った教育であり国民を欺く為の手段の一つでもあります。要するに政治から目をそらす手段なのだと言う事を良く知っておかないと、家族が戦地に赴く事にもなり兼ねないと言う事です。しかし脳天気な日本国民は餓死しても生活保護は受けないと言って餓死する人も出る始末です。これは真面目なのではなく馬鹿なのです。高齢になったり病気になったりすれば働けないのは当たり前なのです。あの橋もこの庁舎も元気な頃に我々が働いて建てた物なのです。さあ胸を張って生きましょう、そして今年も生き延びていきましょう。誰にも同じように明日も来年も来るのです。