2002.04.30
経済の行き詰まりを政策でなく戦争によって解決しようと云うのが今の首相の考え方かも
しれない。新しい首相官邸が出来たという、大幅にセキュリティーを強化して簡単には中
に入れないのだという。今までは簡単に入れたのかは疑問が残るが、100人もの機関銃
で武装した警官が警備しているのにそんなことが必要だろうか。官邸など誰が入っても良
いではないか、そう極秘にすることも無かろう、機密費の上納疑惑だって外務大臣をクビ
にして葬り去ったのだから。国の物はみんなの物だ、もっと自由に使おうではないか。開
かれた政治というのはこういう所から始まるべきだ。防衛にだってそう秘密は要らない。
武器だって人員だってインターネットで公開しておこう。自分の手の内を見せておいたっ
て良いではないか。もしもここで北朝鮮が普通の国になってしまったら困るのは政府と自
衛隊であろう。政治家なんて誰も北朝鮮との友好なご願っていないのである。むしろミサ
イルを飛ばしたり、拉致疑惑の拡大すら考えているのかも知れない。昔から政治なんてそ
んなものだ。戦争では利権のためやエゴのために尊い人命が何百万も失われていったのだ
が、最近の新しい法律論議はまさにその戦争の再来のための前哨戦を戦っていると言って
も良いだろう。日本は戦前に戻ろうと誰かが舵取りしているのは誰の目にも明らかであろ
う。戦争を始めるにはまず報道規制、統制をしなければならない、真実を国民に知られて
は困るからだ。WWⅡの時だって最後の最後まで国民は騙され続けていたのである。それ
も知らず提灯行列やってた人達はまだ生きている。なぜ彼らが先頭にたって物が言えない
のだろうか。これも盗聴だの何だので抑圧されているのだろうか。様々な警察関係者の堕
落の根元もここにあることが見えてくる。ニューヨークで起きたテロ事件だって彼らにし
てみればおあつらえ向きの良い事件だったに違いない。それにタイミングを合わせて様々
な貢献だの救済だのという美辞麗句で自衛隊まで参戦させてしまったのだ。一歩退いて見
ると日本はこういった蟻地獄に徐々に落ち込んでゆくのが見えてくる。僕たちが小さい頃、
西暦2000年は夢の時代に見えていた、しかし現実の世期は、戦争によって利権を勝ち
取ろうというあさはかな人間達が生き残っていて、再び暗黒の時代を模索しようとしてい
るとは..。一体数十年前に誰がこんな日本を想像したであろうか。この行き詰まった経
済は官僚と政治家の合議の産物で精神の堕落と社会不安を造り出してきたのだ。まさか手
塚治虫先生が鉄腕アトムを執筆していたときここまで21世紀の現実を想像するのは困難
であっただろうと推測する。

2002.04.29
家族で久しぶりにショッピングセンターに出掛けた。隣の女の子のおもちゃを買うためだ。
さすがにたくさんの物があって迷ってしまったが結局小さな電子ピアノを買った。たぶん
東南アジア製だろうと思うがかなり安いので驚いた。店内を廻ってみるとパグの様々なグ
ッズが目を引く。僕が飼っている犬と同じだからつい縫いぐるみやマグカップを買ってし
まった。僕の家にパグがやってきてからもうすぐ8年になる、生後2ヶ月ぐらいで来たと
き2,6kgだった体重は何と16kgにもなってしまった、しかし運動して鍛えている
ので2時間(5km)ぐらいの散歩はへっちゃらである。一日中雨の日を除けば毎日散歩
に出ているから身の動きも良いのだ。僕が散歩させるときは時間の許限り犬の行きたいと
ころに行きたいだけ自由に散歩させている、だからストレスが溜まらないのだろう、吠え
たり怒ったりすることもないのだ。パグはもともと食いしん坊である、それに肉が好きな
のでドッグフードは食べない、毎日肉がメインである。鶏肉や牛のスジや砂肝を食べてい
るので毛色も良い。人間だって食べ物の良い物を食べていないと身体や精神がおかしくな
ってしまうのだ。自動販売機の周りに問題児が集まるということを栄養学的に解き明かし
た先生もいる。これはジュースに含まれる糖分が問題になるということだ。食べ物は人間
も精神も変えてしまうのだ。その食の安全を預かる省庁がグータラばかりでは困りもので
ある。外国が攻めてくる前に日本人が死に絶えてしまったのでは笑い話にもならない、そ
う考えると食の安全は安保よりも有事法よりも遙かに重要だと言う事がわかる。ゴミ捨て
場から有害物質が流れ出しても住民に知らせない自治体もあった。水源地の上流に廃棄物
処理場を積極的に誘致している自治体もある。ゴルフ場では農薬をまき散らしているし農
家だって今や薬漬けで自分たちまで薬害に遭っている始末である。この付近でもビニール
ハウスをやっている家の人は早死にすると云われている。かくも危険ななかに生活してい
る人間なんてどこかがおかしくならない方が不思議である。そして頭がおかしい人が殺人
しても罪が問われないとは..。誰だって人を殺すときは頭がおかしくなっているのだ。
冷静でやるのは暴力団ぐらいだろうか。こんなところにも法律の間違いがあるのだ。狂っ
た奴こそ人を殺したら厳罰に処さねば危なくて町も歩けないではないか。なにから何まで
真っ暗闇よ..と唄った鶴田浩二も草葉の陰で笑っているに違いない。

2002.04.28
目に青葉山ホトトギス..とはこの季節のことだ、実家に行ったら周りの山々で小鳥の鳴
き声が木霊して春を実感させてくれた。連休は皆どうやって過ごしているのだろうか、僕
の若い頃はカメラを担いで山に入り、或いはテントをを積んで海辺の町に泊まっていた。
山国育ちの者にとって海を初めて見るのは小学校5年生ぐらいの旅行時だと思う。海を一
度も見たことが無く死んだ人も居たのだ。今でも別に何をするわけでもないのだが時々海
に行ってみたくなるのである。子供が小さい頃は一緒に海で遊んだものだが、今となって
は遊び相手もないので行く気分にならない。なにせ信州の飯田市からは太平洋側にも日本
海側にも高速道路を使っても3時間はかかるのだ。 海や空が汚れて久しい、海水浴場な
どは水質検査して遊泳の可否を決めていた、今も水質検査をやっているのだろうか。それ
に狂牛病検査も続けてやっているのだろうか、金がかかるから止めているかもしれないし、
やったことにして紙にハンコだけ押しているのかも知れない。当然今までの経過からみて
疑うのは当然であろう。日本の政府や役人のやることの信用は地に落ちているのだ。もう
誰も信用している者なんて居ないだろうと思う。こういう人達が様々な法律問題を本当に
議論できるだけの能力と常識が有るのだろうか、疑問符がたくさん付くのは確かだ。人と
人、国と国、政治家と庶民..全て信用だけで成り立っているのだ。車に乗っていたって
相手が出したウインカーを信用して突き進んでいくのだ。たぶんそれは命がかかっている
のだが..。信用できなければ車に乗れないし道も歩けない。今日も赤信号を見ずに交差
点を突き進んでいく車を見た。追いついてみたらやはり老婆?の運転であった。有る程度
運動神経が悪くなったら運転するのは止めようではないか。自治体はそう言う人達のため
にバスを無料で運行すれば交通事故は減るだろう。税金はそういうところに使うのが正解
なのである。人の命が救えるのだからだ。トンネル会社を造ってピンハネしても何の安全
にもならないのである。それに水道が無く個人で山から水を引いてきている世帯の水質検
査もしているだろうか?。おそらくやっていないだろう、国民の健康だの予防だのと大口
をはたく割には肝心なことは何一つやっていないのだ。たぶんこんな事をやってもお礼を
貰えないからだろう..。首相が今ベトナムを訪問しているが、あの国の良いところ、日
本より進んだ考え方を是非学んできて欲しいものである。このままだと日本は後進国の仲
間入りをせねばならぬ。

2002.04.27
やはり寒くなってしまった、親戚の法事に出席するため出掛けたのだが薄着で出掛けたた
め寒くて風邪をひきそうなぐらいであった。庭のモミジの新芽は霜に打たれたと見えてし
ぼんでしまっていた。連休に突入して何処にゆく車なのか知れないが道路の通行量は普段
の2倍ぐらいに増えていた。こんなに集中して全国的に繰り出さなくとも平均化を図るべ
きだろう。もうすこし日本もヨーロッパを見習いたいモノだ。先生方が税金を無茶苦茶使
って視察に出掛けているが、何を見てきているのだろうか..。おそらく観光中心で何も
見ていないのは事実だろう。先般もこの費用を返すよう決議され返した御仁も居る。全国
的にこういった馬鹿げた観光(慣行)を止めれば税金は数百億円の節約になるだろう。日
本の総理も金を持って近隣諸国を回り靖国参拝に有無を云わせまいとしているのだろうか。
こんな事に税金が使われているとしたら..まさに戦犯である。僕が中国の実力者だった
らおそらく国交を止めるだろうな..。余りにもひどい戦争をやってきた日本に防衛なん
て要らないのではないか。有事法案なんて考えてみればとんでもないことなのかもしれな
い。日本は中立を守り世界の平和に寄与することによってのみ過去の罪滅ぼしになるのだ。
もし攻めてきても良いではないか。戦っても双方に戦死者が出るだけだ。スイスみたいに
国民皆兵をもってする中立も有るが、これはどうかと思う。近隣諸国に拘わらず誠意を持
って話し合い、一人勝ちを止めてすべて外交で解決する器量が有れば軍隊もミサイルも要
らないのだ。ぐうたらな外交官や外務省にして有事法を議論せねばならないとしたら、日
本国民ほど不幸な民族はないであろう。 巷ではメーデーをやっているところも有ったよ
うだが、労働者の祭典をやるんだったら一揆の一つも画策してみたらどうか?。もはや日
本の会社に組合や組織なんて存在する意味もない。この所の首切り騒動は会社と組合の関
係なんて無かったのではないか..。何処を見ても見えてこないのである。組織なんて議
員の選挙のためにだけ有るものなのだと理解しておこう。いざとなったら..と思っても
知らん顔なのだろうと思う。組織の議員がバブル崩壊後の失業問題にどれだけ取り組んで
いるのか..。誰も知らない。命をかけてヤル..と演説をぶったのは一体何だったのか。
これでは横山ノックと大差ないのだ。

2002.04.26
いよいよ今夜からゴールデンウイークの始まりであるが、信州は急に寒くなってきた。夕
方はセーターなど着ていないと風邪をひきそうなぐらいな低温である。何処からの寒波か
知らないけれど余りにも暖かい春の戻りなのだろうか。お寒いのはここばかりではない、
国会だって北極圏の寒さである。郵便事業の民営化だのと散々騒いだあげく信書便法の内
容たるや骨抜き血抜きであり何の変哲もないものとなった。どこがこれで民間参入だろう
か、小泉首相の本性が余りにも露骨に現れている。それ民営化、構造改革と大風呂敷を広
げて人気を獲得し、うさんくさい法律をそのドサクサにまみれて成立させ、後は野となれ
..の政治である。税金泥棒を数百人も擁する国会でこんな重大な法律を決めて良いのか
と首を傾げたくなるのは僕だけだろうか。まあいいさ戦争やって焼け野原になっても草木
は再び生えてきて美しい緑を作るに違いない。動物や昆虫たちは人間が居なくなった野原
で思う存分遊ぶことが出来るであろう。そういった自然な社会を造るという意味での有事
法案なら賛成である。動物や昆虫は死んでも他の動物の餌にもなろうが、人間ときたら何
にもならない。これでは自然界の法則に反することは明らかであろう。自然とはそういう
ものだ。物価の下落が2年近くも続いているが、これも日本の構造改革への後押しになっ
ているが、物価が下落しているのは世界標準に近づいている..と表現した方が良い。日
本の物価は鎖国のため高すぎたのである。癒着政治の弊害は今頃になって吹き出すのだ。
遺伝子組み換えの弊害もあと10年経ったら人類に脅威として襲いかかるのは目に見えて
いるし、くだらない新薬の開発競争も同じ事が言えるのだ。散々苦労して金を使って自滅
への道を歩むのは人間の悲しい性であろうか。昔栄えたインカを始めとする古代文明も同
じ道を辿って、人々は何処かに消えていったのだ。世界全体に歴史に対する反省というモ
ノが欠如しているのである。

2002.04.25
今日のTV番組どっちの料理ショウには豚の薫製ベーコンがでてきた。僕も昔薫製に凝っ
ていて3ヶ月近くかかって暇を見ては薫製を造るための燻煙室を造った。何と言っても薫
製は長時間かけていぶす冷燻法がいい、そのために内部の温度が上がらないように工夫が
必要である。このためには火を使う部分と燻煙室は煙道を使い分離するといい。要するに
煙を冷やすのである。こうして造った燻煙室を使って豚、牛、卵、鳥、鮭、レバー...
など数々の薫製を造った。作り方は簡単である、まず素材を飽和食塩水に数時間ほど付け
た後塩抜きをする、その後自然の風で数日間乾燥する、それを燻煙室にい入れて燻すので
ある。簡単だが暇と根性が要るのみだ。チップは桜とかクルミなど素材によって使い分け
る。リンゴとかもいいが木が農薬を吸っていて有毒ガスが出るので注意が必要だ。要する
に果樹園からでた木は使えない。こんなところにも農薬付けの農業の被害が出ているのだ。
チップは四角い棒状になって何種類も市販されているからそれを使うのが良いと思う。た
くさん造った薫製を店を訪れるお客さんに食べて貰っていたのだが、想像以上に好評で連
日の薫製造りが続いたのだった。趣味というのは実に楽しい、これを仕事にしたらおそら
く面白くも何ともなくなるだろうと思う。だから暇を見付けてせっせとやるのがいいので
ある。暫く休んでいた薫製造りをまた始めよう。僕は時々駒ヶ根市に行くとダチョウの料
理(カツ丼)を食べるが、これが柔らかくてヘルシーでいい。思った以上に癖がなく旨い
のである。今度はこのダチョウの薫製も試してみると良いかもしれない。もうひとつ駒ヶ
根市には馬節といって馬肉の薫製がある、これもヘルシーで美味である。町には町の村に
は村の旨い食べ物がある。それを生まれたときから食べていると、故郷=郷土料理という
図式ができてくる。これが人を故郷に回帰させる原動力になる。まるで鮭のようである。
そうだ人間も鮭と何ら変わりないのだ。生まれて社会に出て働いて大きくなって故郷に帰
って死ぬのだ。中には故郷に帰ることなく他国の地で死んでいく人があるところだって鮭
と変わりないではないか。人間なんてそう威張ったモノではない鮭と大差ないのだから。

2002.04.24
なにか大型の連休をまえに落ち着かない人が多いみたいな昨今である。日本人は遊びが足
りない、これははっきり断言できる。それに良い趣味を持った人が少ない。物造りで戦後
の復興を果たした国であるからして、趣味だってそう言う方面にいって欲しいのだが..。
野球やサッカーの観戦ではモノはできない。昔は国防遊技などと呼ばれていたこともあっ
た。それでも国..いや世界がバカみたいにワールドカップに狂っているのは何故なのか
よくわからない。戦争の変わりに領土を取り合うのだったらわかるが..。イスラエルと
パレスチナはこうしてサッカーで決着はつかないか.なぜ国連レベルで考えないのか。こ
うしても決着はつかない、それは出来ない相談である。もしもこの争いが無くなってしま
ったら、日本から公共事業が消えたようなものだ。利権もなにも吹っ飛んでしまうし、第
一失業者がとてつもない数出てしまうのだ。要するに戦争は公共事業として存在している
のだ。今の日本はどうか..と考えてみると、公共事業は国に金がないからどんどん減っ
ていく、これでは利権も口聞き料も入ってこない、そこで考えたのが如何にして日本を戦
時体制に持っていって国民から金を搾り取るかという発想である。有事..とはこういう
事だったのだ。何でもかんでも利権を無くしたくない者達は次から次へと良くも考えつい
たモノだ。国民の命なんて何も関係ない、とにかく税金を投入できる社会構造が必要なの
だ。昔は寺の鐘や貴金属、タンスの取っ手まで供出させられた。それが何処に行ったかと
いうと..一部の人達の懐に入っていたのだ。今の社会だって同じ延長線上にあるからこ
の事実は納得できるだろう。国民から奪い取ったモノは遊興費や果ては競馬の馬にまで化
けているのだから..。まさに正直者が馬鹿を見る社会がここに完成したのである。長い
日本の歴史の中でも特筆すべき堕落した社会である。だいたい働かざるもの喰うべからず.
だの二宮金次郎像を学校の中庭に建てるなんぞはバカバカシイ限りである。こんなものは
弱い人間を働かせ搾取する洗脳教材に過ぎないのだ。さっそく撤去して貰いたいものであ
る。社会のあちこちにこういった戦前からの因襲が未だに残っていて、素朴な人達を騙し
ているかと思うと残念でならない。軍隊など無くても国は守れるということを知ろう。も
しも他国が攻めてきたら一対一で差し違えてみよう。1億人が死ねば相手の国だって無く
なってしまうではないか。何はともかく戦争好きの議員には注意を要する。陰で何を画策
しているやら?である。

2002.04.23
何ともはや..日本とは法治国家とは名ばかりの国であることを世界に発信した。あちこ
ちで発覚する不祥事の数々は星の数ほどにもなる。大阪高検公安部長まで逮捕されるに至
っては例えそれが口封じであろうが無かろうがとんでもない事件である。こんな連中に些
細な事件で逮捕された人達はさぞ悔しかろう。何だ俺たちより悪党に捕まったのか..な
んて泣けて来るではないか。税金を湯水の如く使い利権に溺れた警察はもう再起不能だろ
う。先年から頻発した不祥事など氷山の一角であることは明白となってしまった。この時
点で日本は法治国家ではなくなったのだ。暴力団と双璧を為してピストルを振り回し、庶
民を殺すというのはあのハイチの警察並では無かろうか。いったい何処で歯車が狂ってし
まったのだろうか..。 戦争への扉を何でもこじ開けようと云う政府与党、総理ととも
に21世紀の日本を代表する反平和主義者の一団として歴史に残ろう。さらに警察関係者
が情報収集と称して税金を暴力団関係者に手渡すなんて事も行われて居るようであるが、
関係者はこれが違法で悪を栄えさせることになるということに気が付いていないのだろう
か。たぶん当たり前だ、正義だと思ってやっているに違いない。病院での合法的に見せか
けた殺人とも似ているではないか。こういった思い違いはやはり貧困な教育にあるのでは
ないか。少年少女に善悪を教える者達のなかに腐った人間が多数紛れ込んでいたのだ。だ
から事の善悪なんて判断する能力がもともと無いのである。そういう昭和30年以降生ま
れた人達がこういう事件の中枢を為しているのかもしれない。だいたい母親がパチンコや
っていて子供を車中で死亡させるなんてとんでもないことである。そんなや奴も人間とし
て生存しているということは、人類全体が堕落しているという証拠でもある。昔ならそん
な母親は生きていなかっただろうし、家からはとうに追い出されていたものだ。誰が子供
を育てるかなんて議論は猿だってやらない、ちゃんと昔から決まっているのだ。こういう
犯罪者はアフリカのサバンナに置き去りの刑にするといい、そこで象が縞馬がライオンが
どんな風に子供を育てているのか教えて貰うためだ。もはや日本人は動物達にしかるべき
道の教えを乞う事となったのだ。

2002.04.22
人間達のいい加減な営みと何の関係もなく季節は過ぎてゆく、信州はまさに新緑のオンパ
レードといったところである。森の中を歩くと若葉の緑が目にしみる。本当に目にしみる
のがわかるのだ。どんな成分が入っているのかわからない目薬を使うよりも、この新緑の
中に1時間も身を置けば確実に目は休まる。自然はこんなにまでも痛めつけた人間の目ま
でも治療しようと云うのだろうか。余りの寛大さに恐れ入るばかりである。僕は森の動物
達が好きだ、野ネズミだってフクロウに追われながらも森の中を走り回ってドングリを土
に埋めて森を育てている。まさに営林局よりも遙かに働き者であり森を守っている。一部
の人しか知らないだろうが、営林局ときたら自分たちの金のために日本中の美しい原生林
をことごとく破壊してしまった役所だ。そもそもこういった役所を独立採算の対象にした
政治も腐っていた。バブルは人間の心ばかりかかけがえのない太古の大自然まで奪い去っ
たのである。今も南アルプスを遠望する峠に立つと山脈の中腹まで森が切り倒され裸にな
った山肌がみえる。観光も良いが、視点を変えて風景を見つめるのもいい。政治が、役人
が今まで何をしでかしてきたのか見えてくるのだ。(やってきた..ではなく、しでかし
た..ということに注意)こういう人達は個人的に見るとそう問題になるような人は居な
いのだが、いったん運命共同体の一員となると別世界の人間に変貌してしまう、これは集
団的な暗示というか教育というか..まあ催眠みたいなものだろう。あのオームの構成員
と同じである。あの中にはけっこう頭のキレれる人も居たようだが、結果的にそれは見か
けだけで本質は騙され屋のアホばかりであった。だいたいあの麻原の説教に騙されるよう
な脳の構造なのだ。未熟脳細胞と言っていい。動物だって人間の仕掛けたワナにかかるも
のもたまには有るが大半のものは決して騙されない知能と学習能力を備えているのだ。だ
から..馬鹿にも劣るのであろう。人間は団体になると自制心を失いその流れに流されて
しまう。酒を飲んで大騒ぎするのもその端くれだろう。こういう人達はすぐに騙される。
暴力団の経営するサラ金から何の警戒もなく金を借りてしまうのだ。だいたい美辞麗句を
使う者にろくな者は居ないと思えばいい。それこそが君たちが安泰に生き延びる術である
ことを知ろう。この春の新緑の下にて。

2002.04.21
連休になると寒波がやってくるという話があるが..この分だと本当かもしれない。信用
できない省庁の発表ではにわかに信じがたいのだが、まぐれに当たるかもしれない。もと
もと気象庁などという無駄な省庁は廃止民営化の対象とするべきなのだ。明日の天気など
どうでもいいし、台風が来たら民間の会社が他国の衛星画像を買って調べればいい。サッ
カーの試合や野球の試合だってあんなに高額な放送権料を払って買って放送しているので
ある。気象情報ぐらいは簡単なことだ。火山噴火だってどうせ予知できないし、ましてや
地震予知なんて夢物語である。そんなことよりこの無駄な金を国民の福祉に回してみよう、
もっと安心して暮らせるはずだ。少なくとも台風や地震の不安よりも安心度は高い。 首
相の靖国参拝は明らかにそれなりの意図と野望が有ってのことだ。遺族会の人達だって首
相が参拝したぐらいで票をまわすなどと言うことは今更おかしい。だいたい遺族になった
原因はこの靖国崇拝人間が居たからに他ならないからだ。そんなこともそっちのけで参拝
に期待するわけでも無かろうが..。僕たちにはその真意が全くわからない。中には遺族
年金の問題だと解く人も居るがそれも正解の一つだろうが、おおきな誤解の一つでもある。
軍隊(自衛隊)の規模を今の半分に縮小すれば老後の不安なんて消えてしまうからだ。世
の中はいま不要な物の切り捨てに走っている、会社も個人の家庭も..である。しかし警
察や自衛隊などの公務員は増えるばかりである。こんなことは10年20年先の事は若者
が考えるべきであって、僕たちの口出すことでも無かろうが老いた国会議員によってなし
崩しに決められるのはいささか見ていて問題である。なにはともかく税金泥棒の人達によ
って決められた法を何処まで国民に守らねばならぬ義務があるのか、それを知るのが先決
では有ろう。世の中にどんなことでも真実は明らかに2つ存在する、そのどちらを採るの
かを単に決めるだけが国会の役割なのだ。現在の国会など、どこの政党の議員も朱に交わ
れば赤くなるという事実を証明しているに過ぎない。だが若者がここで醒めてしまったら、
それこそ明日は無いと思わねばならぬ。普段は何のかんの言ってみても観桜会に5千人も
参集するなどと言う事実は、これまた日本の堕落の証拠でも有ろう。もしかしたら共産党
の党員でさえ出席していたのではないかと思うのは僕だけでは無かろう。

2002.04.20
近隣の市町村を廻っているととんでもないモノが有ることに気がつく。それは下水(汚水)
処理場である。何がとんでもないかというと、建物である。遠目に見るとその施設はホテ
ルに見える、もう少し近づいてみると喫茶店に見えてきた、門の前に立っても看板が無け
ればこれが下水処理施設だとはわからないのだ。こんな所に無駄に金を使っていたのか..
と我ながら驚くのだ。何処の組合でも談合が公然と行われているというが、さもあらん。
それにこれは目に付かない水道料という税金の無駄使いではないか。バブルの時代に造っ
た物ならいざ知らず、つい先日建設したものも有りったけ豪華なモノなのだ。中に入った
ことはないが温泉や喫茶店やバーが有るのかもしれない。こういう工事はとにかくどうや
って金をかけてやるか..そして水道料の値上げの理由を何とするかという庶民不在の論
理があるのだ。いまだにこんな地方行政では庶民の生活は何も変わらない。改革は何処に
行っても口先だけなのである。総理の改革もいよいよ自分自身の身の潔白を田中真紀子氏
に要求されるなどしているが、自分改革が先であることに違いはない。これだけ庶民(納
税者)がバカにされている時代(政治)もなかろう。街を歩いていても一歩踏み込んでそ
の風景を見ると美しい街路樹の陰に余りにもいい加減な行政が見えてくるのである。日本
各地でこういう事が毎日のように行われ、或いは何らかの名目や理由を付けて巨額な税金
が消えていくのだ。本来その税金は国民の福祉に使われるべきモノなのだ。介護保険だっ
て余りにも中途半端である、こんな内容で誰も安心した老後を描くことは出来ないであろ
う。国民の全ての人が真に将来老後対する不安から解放されたとき、その国のことを先進
国というのだ。これでは江戸時代の長屋で助け合って暮らしていた時代の方が遙かに良い
ではないか。日本が攻撃されたときの議論はあっても、交通事故死者の3倍もの人が自殺
している現実から目を背けてどうするのだ。これでは片手落ちというものである。自殺し
た人の家庭を自治体関係者が訪問し事情を調査し今後の政策に役立てるような施策が無い
限りとても行政などとは言い難い。単に無駄使い組織となってしまう。田中真紀子氏が先
般総理に対して【隗より始めよ】といったが、節税にしても、モラルにしてもまさに隗よ
り始めよである。行政が模範を示しそれから庶民に向かってモノを言えということだ。

2004.04.19
何とも季節の過ぎていくのが早すぎる、何かやろうと考えているうちにもう初夏になって
しまう。大型連休ももう間近である。もっと金のある日本人は遊んで楽しもう、老後なん
て何とかなるし最後はどうせ死ぬだけだ。頑張ってみたところでたかが知れている。後世
に残すモノなんて何もなくて良い、せいぜい借金だけ残さなければいいのだ。人生なんて
そう真剣に考える必要もなければ、仕事だって真面目に取り組む必要もない。上司が騒ぎ
立てたって見て見ぬ振りをしていればそのうち忘れてくれる。会社が転けたって怯むこと
はない他に生きる道を探せばいい。喰うに困ったら食い逃げで捕まっても良いではないか。
なんとなく頭の中で今までの人生の空しさなんか考えている君たち、..そうだよ空しい
のは君たちだけではない総理大臣だってムネオ君だって今頃空虚な時間を過ごしているの
かも知れないからだ。まあ適当にやっていれば運さえ有れば道は開ける、運のない人は通
販で売っている黄色い財布なんかを購入するぐらいしか救われないかもしれない。いや君
たちより運の悪い人なんていっぱい居る。パトカーに追跡された車に衝突されて死んだ人
だって居るのだ。日本の道でカーチェイスしたら二次的な災害が起こることぐらい小学生
だってわかる。こんな事件に巻き込まれた人こそ運が悪いのだ。いまこの文字を読んでい
る君たちは幸運にも生きているのがいいではないか。チャンスだって人は一生に3回は巡
って来るという。それを前向きに捕まえるように普段からキャッチボールの練習でもして
おこう。チャンスの神様は前髪が長くて後ろはツルツルなのだ。前から歩いて来るとき捕
まえないと...通りすぎてしまったらもう捕まえられないのだ。みんな痴呆になってこ
の春の一日を満喫してみよう。

2004.04.18
山小屋の池には15年ぐらい前から飼っている鯉が10匹ほど泳いでいる。父母が飼って
いるうちは良かったのだが、母が亡くなって父もそこを離れて僕の家に一緒に住むように
なってから夏場の餌やりが大変になってしまった。そこで昔取った杵柄で4回分の餌をタ
イマー設定で自動的に与える装置を作った。急いで造ったので出来映えは良くないが2,
3,年は使えそうである。使った物は木の板とタイマー、リレーとモーターぐらいである。
全部で3千円ぐらいで出来上がった。設定した時間(1時間から240時間)に一回タイ
マーが動作してモーターを廻し箱の底の板を動かして餌を池に落下させる仕組みである。
こんなものでもそうとう頭を使う、こういうモノを趣味でやっていると以前に学んだ知識
がどんどん湧きだしてきて楽しくなってしまう。脳の活性化にはとてもいいし実用的でも
ある。モノ造りというものは本来楽しみでなくてはならない。好きでやらなくては意味が
ないのだ。幸い日本にはまだまだジャンクを再生して楽しむ人種や、電子部品屋さんを徘
徊する人達がまだ生き残っている。yahooのオークションを見ていてもジャンクで検
索すると100ページも出てくる。それに秋月電子なんて名前もよく見掛ける。もちろん
タイマーやトランジスタ類も豊富である。もっと凄いのは僕が30~40年間の長期間保
管していた電子管(真空管)を先日100本ほど出品したところ2週間でほとんどが落札
されてしまったのだ。価格は1本500円から5,000円である。一体何にするのだろ
うと気がかりな人も居るだろうが、最も多いのが収集である。集めて眺めて充実感に浸る
のだ、次に多いのが旧い器械の保守用である。軍用無線機などの修理がこれに当たる。こ
んなふうに日本にはまだモノを楽しむ層が生きているのだ。最近僕は滅多に秋葉原に出掛
けない。それはジャンク屋が無くなってしまったからだ。いつ何時使うのかわからないが
取りあえず揃えておくという買い方がそこにはある。それこそがショッピングの醍醐味で
あり神髄でもあろう。こうして僕の家の周りには倉庫が建ち、屋根裏も車庫も寝室もジャ
ンクであふれかえるのだ。時々調べてみると同じ物を二度三度と購入してる。たぶんこの
部品はいつか必ず使うはずだったのだろう、しばし何の目的だったのか考えるのだが、こ
れが又脳を刺激していいのだ。たぶんこの趣味の神髄は興味のない人にはわからないだろ
うが、それでいいのだ。

2002.04.17
春の雨は暖かい南の風を運んでくる、新芽を吹き出した木々のための雨である。自然はや
はり自然に生きるものたちのためにあるのだ。穏やかに自然に身を委ね例え餓死してもそ
れが穏やかであれば自然は優しく受け入れてくれるに違いない。大きな宇宙の流れとはそ
う言うものなのである。 たまたま今日入手したアメリカ製のニコンD1シリーズ用液晶
保護プロテクター HOODMAN D1CAPという商品がある。これはニコン製のデジ
タルカメラD1の液晶表示部分を保護するプロテクターである。なぜこの商品がアメリカ
なのだろう..。日本の写真用品の分厚いカタログを見ると膨大な量の付属品や用品が日
本で造られているのにである。ハンザとかHAKUBAとか浅沼商会やキングで何故開発
しなかったのだろう。散々考えてみた結論は日本の用品を開発する会社の社員がこのニコ
ンD1を持っていないのだ、という結論に達した。開発する会社でどのぐらい給料を得て
いるのか僕は知らないが、おそらくマニアは居ても超マニアは居ないのだと思う。それに
自由な発想をする環境がないのだろう。いま日本の弱点はここに集約されるのだ。社員の
生活が様々な意味で貧しいのだ。そう言う会社でD1CAPなる商品の開発は無理なのだ。
肥料の無い畑に旨い果実が実らないのは当然である。会社が危なくなってきたら従業員の
給料を減らすのではない、もっと増やすのである。そうすれば立ち直るチャンスだって出
てくるのだ。従業員の給料を引き下げた会社でいま様々な事象が起こっている。社員のや
る気がない、管理職による部下の引き締め、交通災害や仕事上の災害の増加、自社の悪口
の流布、家庭不和...これで会社が立ち直るものか。従業員給与削減はその会社の断末
魔とみていいだろう。経営者には切り口を変えて事象を多方面から正確に捉える経営手腕
が今こそ要求されるのだ。ちなみに僕の提案によって見事に生き返った会社があり相当に
感謝の言葉を受けたのだが、僕は何もその会社のためにアドバイスしたのではなく、その
会社に勤める従業員の方々ために(身になって)やっただけなのだ。自分の会社に所属す
る授業員を一番に考えなくてどこに会社が存続する意味が有ろうか。経営とは人間として
の基本に戻ったところからはじまるのだ。社長がフェラーリを買う前に従業員全員を家族
もろとも特別機でハワイに旅行に行った会社だって現実に存在していた。

2002.04.16
有事法制関連法案が審議されているが、今まで自衛隊が配備されていたのは何のためだっ
たのだろうか。戦後50年以上経過した今頃になって、もしも攻撃されたら..なんて論
議はとんでもない話であろう。GNPの10%もの巨額の金を使って自衛隊は単に税金の
無駄使いと、利権の拡大に終始していたのだろうか。あまりにも高額な軍事物資の調達関
連の汚職も最近明らかになったばかりである。訓練で飛行機を墜落させたり、オームの人
間と接触したり..とおそらく今までの50年は無くてもいい存在だったのだろう。巨額
な税金は国民の健康と福祉に使うべきであった。これは猿でも反省するに違いない。しか
してこの法案が成立すればまた増員だの飛行機だ艦船だと税金の無駄使いと利権の温床を
拡大するのは必至であろう。今更ではあるが日本とはそういう国なのだ。政治と金..の
問題の議論だって同一線上にある。別に政治に金などは要らないのだ。利権獲得の根回し
と選挙に必要となるだけなのである。総理大臣になるんだって仲間内に使う金は億単位で
出ていくという話もある。集金能力が議員そのものの能力に評価されている政治では自浄
作用など全く期待できない。長野県の田中知事が大鹿村というところに古くから伝わる大
鹿歌舞伎を見に行って届けられた弁当代として1万円払ったが、これが違法となり書類送
検されたぐらい法律は厳しいのである。長野県内の学校の何校かで窓ガラスが連続して割
られるという事件がつい最近あった。この被害といったらガラス代が10枚で1万円ぐら
い、硝子屋さんの交換工賃が1万円として1校当たり2万円ぐらいだろう。これは税金で
修理するのだから我々の負担も大変だ。しかし外務省の機密費何十億円は飲み食いや遊興
費に消えてしまった。この事件はどちらも税金を使うという意味で同一犯罪である。いか
に官房機密費の無駄使いが大犯罪であるか改めて考えてみよう。憂さ晴らしに学校の硝子
の10枚や100枚割ったとしても、かわいいものである。事件はあくまでも同じ土俵で
議論するとその悪質さが露呈してくる。

2002.04.15
あっという間に4月も半分が過ぎてしまった、今日は信州でも29度という前代未聞の高
温(7月初旬の気温)になるなど汗をかいてしまうほどであった。車の中はまさに蒸し風
呂状態でクーラーを入れて走った。あらゆる花が開花してしまって、家の杏やアケビも既
に実を付けているしサクランボも膨らんできた。知り合いの写真家の先輩と話をしていた
ところ、阿智村というところにある「駒つなぎの桜」の撮影に行ったと言うが、何と驚く
ほどの人出でとても桜など撮影できずすごすごと帰ってきたとのことであった。たった1
本の桜に..である。余程行くところがないのか..。ともかく長野県には桜の名所がい
っぱいある。その中でも高遠の桜というのは全国的に有名で久米宏のNステーションでも
紹介していた。その為か連日観光バスが押し掛けて大盛況だと言う事だ。この賑わいがあ
と3ヶ月も続いていたら..過疎化など無かったろうな..。まあ桜の良いところはパッ
と咲いてパッと散る潔さであろう。何たって政治家の先生とは違うのである。桜はこの花
を咲かせる事によって人間どもに切り倒されまいと頑張っているのだと思うと、尊敬の念
さえ湧いてくる。木にも考えがあって花を咲かせるのである。山の中には他の植物との生
存競争に打ち勝つため、山火事にならないと実を太地に落とさない木だって有るのだ。焼
け野原になった所に自分の実を落とし成長するという、人間の知能を遙かに超えた考えが
有るのだ。そう言う意味で森の木々たちは明らかに生きている。そして明らかに人間社会
を見ているのである。人間の生体までも観察し尽くされているのだ。あらゆる人間の行為
も織り込み済みなのだ。僕は木が会話するというのは本当だと思う。今後研究が進めばわ
かってくるに違いない。僕の今年の研究テーマは森とそこに住む動物達である。今年は山
小屋に泊まり込んでその賢くおおらかで真剣に生きている山の小動物の姿を研究してみた
い。おそらく僕の人生の今後にもその生き方が大いに参考になることだろう。

2002.04.14
明日からyahooのオークションが完全有料化される。今までの参加費は銀行の口座確
認費で参加者の資格の審査料金であった。日本最大の登録数、取引数、会員数を誇るya
hooのオークションである。与える影響はかなり大きいと思う。僕の所に寄せられた意
見だけでも30通を上回っている。こんな事はかつて無かったことである。今後は出品内
容の変化は避けられない。yaho特有のオークション出品商品である少額商品が消え去
るのは忍びないのだ。このオークションがリサイクルのいい形でありここまできたら国か
ら援助があっても良いのではないだろうか。盗品販売だ、詐欺だと騒がれてはいるが、僕
自身一度も被害に遭ったことはない。(評価693 取引数811)である。これで一度
もなかったのだ。では何故騒がれているのだろうか、それは取引の数がそこいらのデパー
トの取引の比ではないからである。毎日何万件の取引の中には1件や2件の間違いもあろ
う。それは一般の商店やスーパーで買い物をしたときのトラブルとそう変わりはないだろ
うと思う。それを目くじらをたてて攻撃し法的な規制をかけるのは明らかに業界からの突
き上げの結果であろう。このように自由な市場で妥当な価格で販売されたのでは困るとこ
ろがあるからだ。それに国の目標でもあるリサイクルに寄与しているにもかかわらず補助
が出ていないのもそう言うことだからだろう。IT化を推進して税金使おうなんて言うと
きは、こういう事業に使うのだ。何も公共事業化して無駄なケーブルを張ったりして投資
することはないのである。民間のこういった事業に協力すればいいのである。そう言えば
NTT系からの圧力も有るに違いない、何と言ってもyahooBBでADSLの価格破
壊を先導した会社だからだ。これではいけない、日本は世界の情報大国になるのではなか
ったか、安くて早い通信インフラの整備を急ぐのではなかったか..。国のやること為す
ことの全てがひも付きでとても世界に太刀打ちしようなどと言う気迫は感じられない。何
か良いことやるように見えても裏を返せば特定の団体との癒着で有ったりするようでは誠
に心許ないのだ。せめて学校が週休2日になったら日本中の塾を取りやめにすると言うぐ
らいの目的意識が必要なのだ。学校で不足する学力を塾で補填しようなどと言う考えでは
2日制の目的など無きに等しい。行政に携わる者達に一人ぐらい筋のとうった者は居ない
のか、ダメか..せいぜい一人で出来ることと言ったら極秘資料を公にすることぐらいし
か国を救える手立ては無いのかもしれない。

2002.04.13
ずーーと以前から大多数の国民がうさんくさい金と読んでいた外務省の機密費であるが、
共産党の入手した資料は疑う余地もない。だいたい総理大臣がこの金を貰っていたという
のはわかっていた。それは田中真紀子氏が外務大臣のときこの金を含めた外務省改革と調
査に入ったからだ。このまま様々な事件が明るみに出ると自分も火の粉を被るからクビに
したのだろうと考えるのは当然である。少しでも推理力のある人なら簡単に解ける謎であ
った。だいたい国会対策委員会なんてのは与野党揃ってこれらの金を分配する会議だった
と暴露した人物だって存在したのだ。素知らぬ顔で税金の山分けをやって居たのである。
これで脱税した人を逮捕するなんてどう考えてもおかしい。不公平であろう。脱税なんて
汗水タラして稼いだ金を巻き上げられるだけなのだと言う事がハッキリしたのだ。国民の
義務..とかなんとかこじつけて集めた金は飲み食いから女やギャンブルにまでに使うと
いう小説をも超えることが国会内で平然と日常的に行われていたのだ。もう税金を払うな
んてバカバカシイではないか。何とか止めたい..ではどうするのか、それは必要以上に
働かずのんびり暮らすことである。趣味に打ち込んでもいいし、寝て暮らしても良い、と
にかく最低限の労働さえすれば社会はだんだん良くなっていくのである。バブルの時期に
納められた多額の税金は底なし沼の議員の懐に消えていったのである。そればかりではな
い、関係する企業が破産し借金は踏み倒し、また税金で補填するという地獄でもこんな制
度は無かろう。これでバチが当たらなかったら世の中に神や仏なんて居ないと言う事がわ
かる。宗教だって人心を惑わし金集めの手段に過ぎないと言うことがわかるのだ。オーム
だって氷山の一角だったことを考えれば当然である。何故あれだけ連呼して庶民に頭を何
千回も下げて議員になるのかわかっただろう。与党だの野党だのと騒ぐほどの考えなど持
った人物など一人も居ない、単に利権を求めてさまよう狼なのだ。これに暴力団が加わっ
ているからもっと始末が悪いのだ。日本の政治はここまで堕落してもはや救える器を持っ
た者など存在しない。先ほども述べたように解決法は一つだけだ。それは税金という餌を
与えないことだ。そうすれば自然に自滅していくだろう。家の中のネズミを退治するのは
簡単だ。水とエサを完全になくして1週間も留守にすればいいのである。それと同じ方法
で浄化するというのは..まさにドブネズミ退治である。

2002.04.12
なんと寒いのだろうか..雪でも降ってきそうな気配である。でももうすぐ連休である、
心を弾ませている人も多かろう。一年で最もいい時期であるからだ。大阪のUSJは既に
開園以来入園者1,100万人を超えたという(僕もそのうちの一人だが)。あのアトラ
クションの質の高さと内容だったら当然であろう。1日ではとても見られない、2回3回
と行くことになろう。そのキーワードは楽しさと感動..だ。今の日本に必要な物がこの
アトラクションである。笑い、驚き、未来、サスペンス、恐怖、レトロ、そのすべてに人
間の体内にアドレナリンが放出されるのだ。恐怖だって素晴らしい感動なのだ。最近の不
景気で破産しそうな会社に行くと妙に共通点がある。それはジョークも笑いもないと言う
ことと妙に規則とか上司とかと尊ぶ風潮が生まれていることだ。たぶん社長にしてみれば
考えつくところは社内の引き締めぐらいのアイデアしか浮かんでこないのだろう。そんな
暇があったら私財を投じてでも新製品の開発でもすればいいのである。そして間もなくお
陀仏になる。もっと明るく行こうではないか。これからの社会は規制だらけの中で非合法
スレスレで勝負して行かねばならぬ。金太郎とは違うがサラリーマンらしくない人材が求
められるのである。たまには会社をサボッて喫茶店で週刊誌でも読んでみよう。そこはヒ
ントの山だし、ディスカウントショップに行けば様々な商品と情報が手に入る。リサイク
ルショップではどんな物が持ち込まれどんな物が売れていくかわかる。100円ショップ
では物造りの極限を見ることも出来るし、商品の質の違いを見るも養えるのだ。僕はTV
東京の鑑定団ファンである、あの番組のおかげでずいぶん物を見る目が変わってきた。専
門的な知識を持っている分野以外で凄く勉強になるのだ。だから今TV東京なのだろう。
遊びながら楽しみながら目を肥やすことが大切なのである。それと会社の従業員の性格や
特技、専攻などが同じ傾向も戴けない。中に浜ちゃんみたいな人間が必要なのが今の社会
だと認識しよう。たとえそれで会社がつぶれたって遊んだだけは儲けである。

2002.04.11
何気なくカーラジオを聞いていると”なるほど”と思わせる意見や考え方がでてくる。今
日聞いていた内容は、社会の情報化が進むと喧嘩(戦争)が増えるという考えである。事
実、僕もなるほど..と感心した。一般的には情報化が進んで世界の出来事が瞬時に手に
取るようにわかり、様々な情報が公開され、国と国の距離が短くなる。そうするとお互い
が話し合い理解し合って争いは少なくなるように思えるが、事実は逆なのだ。お互いを知
れば知るほど欠点が見えてきて終いには憎しみ合うのだ。それは単純に考えると、初対面
の人とは喧嘩しないと言うことだ。何故かというと情報が少なくてその人がどういう人間
か、どういう考え方の人か、どのぐらい強いのかわからないからである。お互いに知れば
知るほど相手が見えてきて喧嘩が起きる確率は高くなる。まあ、結婚前は喧嘩しなくても
一緒に住むようになると相手の情報がどんどん伝わって幻滅し喧嘩となるのとおなじであ
る。要するに世界に平和をもたらすものは、一切の情報を断つことなのだ。こう思って振
り返ってみると様々な世界の争いの原点は情報であることがわかる。もうITなんて止め
ようではないか、巨額の資金を使って相手を知り戦争への道を開くだけなのだ。物事の考
え方というのは、こういう側面からも切ってみることが必要なのである。世の中便利にな
ればなるほどリスクも増えていくものだ。それにしてもエルサレムだか何だか知らないが
戦争の種というものは何処にでも転がっているものである。宗教で聖地をネタに殺し合う
なんて信じられないではないか。もしもその宗教が今まで崇拝できるものとされていたら
間違いであろう。明らかに邪悪な宗教である。宗教は邪悪でない限り殺し合いなど肯定し
ていないからだ。だから戦争やってる連中が信仰する宗教は邪悪なのだ。まったく簡単な
答えである。結論はどうでもいいからヤルだけ勝手にやってくれ..。それだけのことだ。
世界の人が悩む必要もないのだ。こうなったら決着がつくまでヤルだけである。死んでい
く人だってそれでいいのだろう。とにかく僕たちにはそんなところまで気に掛ける余裕な
ど何処にもない。

2002.04.10
パイロットランプと言えば昔は白熱灯であった、その後省電力も兼ねたネオン管が出てき
たが直流で明るく点灯しないと言う短所があり、その後発光ダイオードが登場してきた。
最近ソニーのプレステや携帯電話を見るとまず目に付くのが青く眩しい青色発光ダイオー
ドである。その美しい輝きは赤色、緑色の比ではない。世界で始めてこの青色発光ダイオ
ードを開発した技術者の功績は大きい。もちろん日本人である、それにノーベル賞に値す
る発明である。何処かの経済学者の受賞よりも妥当であろう。だがこの開発した技術者は
その会社を辞めて会社を相手に裁判を起こしているという。何故かというとその青色発光
ダイオードの発明の報奨金が数万円?だったからだという。そんな事って有るのだろうか、
その会社は数百億円の売り上げをあげているというのにである。これは昔の終身雇用制度
の名残ではないのか、今は簡単に従業員を解雇する時代である。当然愛社精神とか終身雇
用とかは過去の言葉になってしまった。それがこんな最先端技術を持った会社が未だに..
と考え込んでしまう。開発した本人もこの金額については知っていたと思うから、完成す
る以前に辞めるべきだったのではないか。会社にいつまでも忠誠を尽くすという新撰組の
ような時代ではないのだ。実力のある者はその技術を携えて待遇のいい会社を渡り歩くの
だ。たまには自分の辞めてきた会社を潰しにかかっても良いではないか。それこそが現代
の雇用制度なのだ。生き残りを賭けるのは企業ばかりではない、個人こそ生き残る術を知
ることがいま大事なのだという認識をもってみよう。そうなったときこそ本来の正常な労
使関係も生まれようと言うものだ。明けても暮れても政治資金だの辞職だのと、犯人同士
のいがみ合いに終始する国の最高機関では庶民の暮らし向きなど、もうとう考えが及んで
いない、そういった殺伐とした社会で生き抜くには個人中心主義しかない。人間どうせ一
度は死ぬのである生きているときぐらい我が儘で人目を気にせず暮らそうではないか。

2002.04.09
春は皆が体調をくずす時期である、僕も何故か体が重い。父も風邪気味で喘息が出て寝込
んでいる。何故こんないい時期に病気になってしまうのだろう。本来ならより活動的にな
る時期であるのに..。人はここ一番と言うときに病気になってしまうのか。まあ情けな
いことではある。今日の株価は大きく下げているが、これも本来なら新年度を迎えて元気
一番張り切るときだというのに自信を無くしているのだろうか。銀行が合併して大きくな
るのは良いが余りにも大きくなりすぎてソフトがついていかない現象が起きている。おそ
らくオンラインを担当しているエンジニア達は幾日も徹夜で頑張ったことだろう。結局し
わ寄せが彼らに来ているのである。なにも大きければいいと言うものではない、大きいと
小回りが利かないし意志決定に時間がかかる、そのため分割している会社もあるぐらいで
ある。みんなで渡れば怖くない..的な発想の大型化は破滅も近いのではないか。友人と
話すときはまず第一に会社の景気のことである。毎月のように収入が減っていく不安なの
である。そして再び日本は再生するのだろうかという問題である。特に中国の各分野への
参入はただごとではない、今までと同じ政治、規制をしていたのではとても競争できない
ことは自明である。しかし日本は昔から様々なアイデアで世界に立ち向かってきた、いま
こそ自由奔放な発想が求められるのだ。それは自由な生活から生まれてくる。子供達を学
校や塾に縛り付けるだけで発展する時代は終わったのだ。学校の週休2日制を活用して日
本の飛躍に期待したい。

2002.04.08
伊那谷でも気温が25度ぐらいになったのではないか..温度計を見なかったので何とも
言えないのだが..。道には汗を拭きながら歩く人も見られ、まるで夏が来たみたいであ
る。この先の遅霜が懸念されるが..。政治資金流用疑惑でYKKの一員加藤氏が遂に辞
職した。遅かれ早かれ悪い者は処罰されるという教訓を子供にまで知らしめねばならない。
あのバブルの頃は金で出来ないことはない..という風潮が子供にまで浸透しブランド物
のバッグを持ち歩く高校生や、全身ブランド物で固めた子供がかっ歩していたものだ。い
くら教育指針を改めようと、道徳教育をしようが国のトップの人達の行動がデタラメでは
..書くまでも無かろう。僕が管理している土地の下流に何の断りもなく堰堤を築いたり
する省庁(人間)すら現れるのだ。もちろんそのダムが洪水になれば水位が上がり土地の
一部が水没するのがわかっていながらやっているのである。こういう常軌を逸した公務員
だって現に存在するのだ。これも教育の荒廃と官僚、役人主義の現れである。80%の議
員が不正をしているという評論家もいるが、僕は99%ではないかと思う。それほどに税
金を狙い私的に流用しているのだ。困った者..という以前の考え方はここでハッキリ悪
だと断言しなければならない。そして逮捕し罪を公にし償うべきであろう。そして家財没
収の刑も科さねばならぬ。そうでなければ、あの寒い山の工事現場で働いていて土砂崩れ
で命を落としてまで支払った税金の重みはどうなるのだ。太古の昔でもこれほど堕落した
政治が行われていたとも思えない。この悪政は明治維新を契機におおきく芽を出した。こ
れが官僚政治の始まりなのだ。それは庶民を納税者としか見ない政治である。ムネオ氏の
言葉”税金を集めているのは俺たちだ..”という捨てぜりふが全てを物語っているのだ。
様々な確度から検証してみると庶民のための政治という点では江戸時代の方が良かったの
かも知れない。少なくとも平成の時代よりは豊かな時代であっただろう。何が豊だったの
か、今日本に何が必要かは誰にでもわかることだ。日本人はもっとゆっくり歩こう、そし
てゆっくり時間を過ごそう、それこそが長生きの秘訣でもあり健康への近道なのだ。ワ-
ルドカップも近づいているが、あのヘディングは頭や脳に影響しないか..それまでして
彼らは一体何を望んでいるのだろうか。僕みたいなグータラにはサッパリ理解できないの
だ。親から貰った身体であるもっと大切にしたいものだ。

人間の病気には様々な自然の食品や草木が効く、僕もいろいろと悪いところが有るので試
しているのだが、最近これは効いたなと思う物にヒラミレモンがある。これは沖縄にある
ユズみたいなものを皮ごとすりつぶしたものだ。濃縮してあり5~10倍に薄めて毎日コ
ップ2~3杯をもう6ヶ月ほど飲用している。これで明らかに効果が出たのは血圧である。
今まで上が160~170で下が100前後有ったものが最近数回計ってみたところ上は
140前後で下は85~90となった。いままでもいろいろ試したが飲んだあと1ヶ月ぐ
らいは下がったものの持続する物はなかった。この他にも花粉症のための甜茶ものんでい
るし、体調を整え毒素を排出するためにドクダミ茶も飲んでいる。さらに結石を防ぐため
のアカメカシだ。このアカメカシの効果は抜群で以前腎臓から膀胱に結石が落ちできて七
転八到した後、病院で近い内に膀胱からその結石が外に出るから、また凄い痛みがあると
言われていた。そこでアカメカシの葉を煎じて数週間飲んでからもう10年になるが何処
かに消えてしまい未だに出てこない。アカメカシには結石を溶かす作用があるのだ。アマ
ゾンの奥地で病気にかかった人を治すのは祈祷師である。その祈祷師の作った秘薬を飲ま
せて病気を治すのだが、最近までそれはイカサマだと思われていた、ところがなんと祈祷
師の造る薬は西洋医学の薬をはるかに凌ぐ効能があったのだ。その祈祷師は代々その製法
を親から受け継いできたのだという。そういえば昔から日本にだってそういうものがあっ
た。ぼくも爺さんから怪我に付ける草や腹痛の時に噛む樹皮..など様々な薬草を教わっ
ていた。人間の身体を治すのはそのほとんどが自然の中や、あるいは身の回りに存在して
いることがわかる。我が家の庭のタラの木に大きな芽が吹き出した。タラの芽である。こ
れをエゴマをすりつぶした物であえて食べるのだ。テンプラなんて違法行為に等しい食べ
方であると僕は思う。これを何としても食べないことには僕にとっての春は来ないぐらい
旨い。使う調味料は塩だけである。その塩も藻塩を使っているがこれがまたいい、塩分が
少ない塩なのだ。ナトリュームの変わりにカリウムが多く含まれているのである。こうし
て毎日、食を楽しむのが年寄りのトレンドなのだ。ガクツ!

2002.04.06
海抜の高いところは春も遅く来る、僕の実家など海抜が1,000mを越すので桜が満開
になるのは5月の連休過ぎである。その他の花も遅く咲くのだ。そして短い夏があって秋
が来てすぐさま冬になるのだ。余りにも季節の変化が早いため穀物を作るために極めてシ
ビアな判断が要求される。要するに種を蒔く日が1日違っただけで収穫が半分以下になる
のだ。農耕民族である僕たちの祖先はそういった暦を直感的に感じ取って農業をやってい
たのだろう。今年の春は余りにも早くやってきたので、飯田市近郊の桃や梨の花が既に満
開となってしまった。このまま夏になる筈がない。きっともうすぐ遅霜が降りるであろう、
そういうものなのである。野菜の価格が今暴落しているが次に来る寒波で持ち直すはずだ。
自然とはそういうリズムをもって動いている。潮の満ち引きから1日1年と様々なリズム
の中で人は生きているのである。一時期バイオリズムというのが流行ったことがある、人
は生まれたその日から感情とか肉体がある周期で活発な時期と沈滞する時期が交互にやっ
てくるというものだ。パソコンのソフトにもその周期を割り出してグラフ化するものもあ
った。しかしよく考えてみるとこんな事を言われなくても人は何事も周期的に変化するこ
とを知っているのだ。頭が痛くなるのも周期的にやってくるし、不機嫌な時間も周期的に
やってくる。政治の世界でもそうだ、○○疑獄とか○○事件とかおおいに政治が混乱し、
ある時は総理が失脚し、大臣が更迭される..が、人も社会も75日すればおおよそ忘れ
てしまう。そしてやり放題やって..また大混乱である。懲りないし、もともとやる気で
やっているのだから始末が悪い。与党も野党もない、今や大悪政時代のまっただ中なのだ。
こんな時代に直面するなんて何と運がいいのだろうか、人間の欲望がこれ程遠慮もなく堂
々と出てくるのも珍しいではないか。よく見ておこうではないか。人間という愚かな動物
たちの生き様を..。

2002.04.05
武部農水相は与党のかばい合いで問責決議案は否決された。自浄作用というものも政治の
世界では全く無いのだろう。自分自身も半年分の給料を返還したぐらいでは住む問題でな
いことぐらいの認識は持ってほしいものである。議員の8割が不正を行っているといわれ
る政治献金問題は利権や族議員と並んで政治経済のガン細胞である。この病巣をレーザー
メスを持ってでも焼き切らねばならない。これを自ら火の粉を被って推進する..という
のだ。 日脚が長くなって18時半頃になってもまだ明るくなってきた。この時間帯に犬
と散歩していて感じるのは10台の車の内8台がライトを点けていないことである。これ
は安全や自らを守るという意識よりも電灯を点けると金がかかるという誠にごもっともな
理由だと思う。命よりも台所事情が優先するのだ。これも不景気の日本ならではというか
貧乏根性の国民性のためである。反対に中間点灯という運動もある。これはまた無駄なの
だ。ヘッドライトは思ったよりも電力喰う、それは直接燃費に悪化につながり排気ガスが
多く発生し温暖化の元凶となるガスを大量に発生するのである。それに昼間に点灯するよ
うに車の電気回路が出来ていないので、駐車中に消し忘れてバッテリーが完全放電してし
まうという事故を誘発するのだ。バッテリーが一度完全放電すると使い物にならなくなり
新しいバッテリーを買うことになり、ダメになった物は危険な硫酸の入った鉛のゴミとな
るのだ。これで一巻の終わりである。早い話が電気自動車の無公害論みたいな物であろう、
目先のことだけを考えるのではなく、その電気自動車のバッテリーが廃品となったとき..
どうなるのだ。全てのゴミや公害の原因は目先のことしか考えず化学物質を作り続けた事
に起因するのだ。最後に完全に始末できる環境を整えたのちに作るべきなのだ。そういう
ことを無視したものの中には遺伝子組み換えなども含まれるのである。この先日本などど
うなろうと知ったことではないが、せいぜい納めた税金分の施しを公務員から受けたいも
のである。

2002.04.04
すさまじい強風が吹き荒れて桜の花どころではなく看板やノボリまで飛んでしまった。そ
れに伴って北風が吹き込んで3月の気候に逆戻りである。早咲きの桜などはほとんどの花
が舞い散ってしまった。これこそ爽やかで良いではないか。花は散り際が肝心なのだ。昔
(30年ぐらい?)のアイドルと言われた人達が、いま週刊誌のグラビアをヌードで飾っ
ているが、すでに年令は45歳を超えた人ばかりだ。昔の憧れが一瞬のうちに吹き飛んで
しまって幻滅を感じるのは僕ばかりでは無かろう。喰うに困ってやっている人も居るだろ
うが、おそらく昔への未練であろう。しかし真のアイドルは違う、主婦業に専念したり自
分の道を究めたりしてグラビアや紅白には決して登場することはないのだ。それでこそフ
ァンへのお返しでも有ろう。何とかと大臣は三日やったら止められないと言うがまさにそ
の通りである。この頃の指導者と言われる人達に欠けているもの..それは潔さであろう。
この潔さこそ人の上に立つ者の器量である。ものども控えおろう..なんて言う前に自分
の根性をたたき直して貰いたいものだ。花吹雪にまみれて思うことはこんなところであっ
た。暫くぶりに伊那市で商店を経営している友人に出会った。話は経営の苦しさばかりで
何とも情けない話の連続である。でももう一度バブル経済を再燃させると日本は沈没して
しまうに違いない。経済を立て直すことよりも政治家の浄化さえすれば必然的に経済も日
本人の生活も上向いてくるはずである。次々と明るみに出てくる税金のネコババ事件は与
党野党問わず如何に多くの議員達が甘い税金という蜜を吸って居ることか。まるで吸血鬼
であろう。日本はそういう人々を飼育している国家なのである。日本人の悲劇というもの
は田舎の組合という制度?であろう。これは助け合うというよりもお互いに牽制し合う組
織であり、地方自治体の思うがままに働く下部組織になってしまったのだ。この組織のな
かでお互いを意識し合い、人のことばかり気にする人間性と環境が出来てしまったのであ
る。取りあえず僕はそういった組織には参加していないが生活する上で不便だと思ったこ
とは一度だってない、むしろ参加していなくて良かったことの方が多いのだ。日本人はこ
ういったお互いを締め付け合うコミュニティーの組織からの脱却を計らない限り、政治浄
化や公務員の汚職と言った問題と決別できない。現在の労使環境の変化は会社と従業員の
関係をクールなものに変えようとしている。要するに社長であってもスカウトされれば競
争相手の会社にだって行ってしまうということだ。こういうことが日常的に起こらない限
り日本人はクールに合理的に物事を考えることは出来ない。

2004.04.03
苦渋の決断の結果は現状維持とは..。首相は自分の任命した部下の首もスゲ替えられな
くなってしまっているのだ。これだけの大被害をもたらした責任は農水省幹部の何の苦も
ない減給ぐらいでは収まるはずもなかろうに。これを機会に自民党の支持率は低下しつい
には下野することになろうが、以前こんな時に出てきたのが社会党の党首村山氏である。
これが大きな間違いで何を勘違いしたか首相のイスに腰を下ろした途端自民党の言いなり
以上のことをしでかしてしまった。結果として社会党の解体にまでなったのだが..。な
にしろ誇らしげに自衛隊の閲兵まで平気でやったのだから当然のことだろう。またここで
首相のイスをちらつかせて何処かの政党を巻き込んで下野するのを何とかこらえようとす
るだろう。金や名誉で騙される亡者は再び毒のリンゴだって食べてしまうのだろうか。ど
うせ政治家とはこんな次元の者なのだろう。そういう印象を国民に何度も与え続けて手し
まったのだ。では下野した後はどうなるのだろう。それは想像するだけでもバカバカシイ
ので止めておこう。満開の桜の木の下では不向きな話題である。街の桜並木は昼時に大勢
の人で賑わっていた、いま日本人の心を慰めてくれるのは桜の花ぐらいしかなかろう。い
じめ、虐待、集団暴行、麻薬...これだけすさんだ世の中にしてはまだ安泰なのであろ
う。政治資金規正法は数百万の失業者の声さえかき消してしまった。僕が利用している街
の駐車場がある。そこには20台前後の車が月極で駐車契約しているのだが、昨年の夏ま
では満車で空き待ちだったのだが昨年の夏頃から契約者が減り始め今では半分以上のスペ
ースが未契約となっている。これも近くの会社の破産や駐車料金をも個人が節約すること
になった結果だ。ヒシヒシとあらゆる会社や商店に貧乏神は忍び寄っているのである。こ
んな時こそ神頼みなのだとばかり神社に行くのは良いが賽銭も節約である。..が京都の
有名な寺では信者からのお布施までも脱税するという立派な行動に出た住職もあった。そ
この住職も私腹を肥やさず貧しい人達に分け与えていたらこんな事にはならなかったので
はないか。もう誰も救ってくれる人は居ない。今更お経を唱えたところでどうなることで
もない、常へいぜいの善行こそ大切なのである。議員諸君もよおーく考えて身に浸みてお
こうではないか。

2002.04.02
すでに桜の花は風に飛ばされて緑の葉が間から顔を見せている。なんと暑いのだ、夏日に
なったところもあるという。まさに異常気象である。このため野菜類は昨年の半額近くま
で値下がりしているという。我々にとっては良いことなのだが農家にとっては困りもので
ある。しかし何事も平年並み..ということでは面白みのない農業になってしまう、やは
り暖冬や大雪があってそれを的確に予想して商売をする..といのが本来の姿なのかも知
れない。まあこんなこともあんなことも我が国の首相にしてみれば何処ふく風であろうが
..。このところの首相の目は明らかに腐ってきている、輝きは消え失せて指導力の欠片
ももはや無いという状況に見える。例えどうり目は口ほどに物を言うのである。狂牛病の
調査結果がまとまって公表されたようだが、こんなものは調査するまでもなく失政と言う
より犯罪であることは明らかであった。国民の生命よりも利権を優先したのだ。関係者の
処分がちょっとした減給だけとは..いくらなんでもふざけた処分ではないか。言ってみ
れば殺人未遂である。厚生省の薬害エイズ事件と全く同じ企業や利権が絡んだ犯罪ではな
いか。官僚や公務員をこの程度の処分で済ませるようなら法律なんて不要にも思えるのだ。
報告書の「肉骨粉の規制が甘かった..」などというような簡単な問題ではない。省ぐる
みの犯罪と捉えるべきであろう。調査検討委の構成員にもろくな人材が居なかったと見ら
れる。権限を持った者の不正や犯罪は一般人よりも厳格かつ厳しく対処すべきであろう。
このままでは毒を喰わされた納税者が救われないではないか!。公務員なんて国民の僕で
あることをもっと教育しよう。ゴミ問題だって企業や暴力団と結びついて処分場をつくっ
て、納税者である国民なんてそっちのけの行政も糾弾されるべきだろう。だいたい暴力団
と結びついて利権を..等というのは極めて悪質な犯罪である。岐阜の柳川喜郎町長事件
だってうさんくさいのだ。いまだに犯人が逮捕されないなんていうのもおかしいではない
か。どこかに大きな利権の延長線が有るのではないだろうか。この治安レベルはアフガン
並であろう。首相官邸に機関銃を持った100人の警備隊が配置されたが、この現状の社
会状況で一体何のために必要なのだろうか。クーデターでも起こるのを恐れているのだろ
うか、それとも百姓一揆が起こるのを予測しているのだろうか..。何はともあれ無駄だ!
の一言である。警官を増員しても官邸警備に100人では..。国民の安全とはほど遠い
ものがある。そのうちの半分でも夜道のパトロールにまわして欲しい。

2002.04.01
横浜市の市長選に無所属の中田氏が当選を果たしたが、これは市民がいまの自民党政治で
はラチがあかないと言うことをやっと認識した結果であろう。まあ長野県知事同様頑張っ
ていただきたいものである。だいたい公共事業とその税金を環流させて私腹を肥やすとい
う自民党政治では、いつになっても、我が暮らし楽にならざり..というのは当たり前だ。
以前田中長野県知事が就任したとき、県の土木部長を更迭したが、なんとこの人は国土交
通省の人間(回し者)であった。地方に交付した金の使い道まで国や国会議員が牛耳って
いたことになるのだ。田中知事が当選しなかったら長野県民の誰もがこんな事実を知るこ
とはなかったであろう。贈収賄政治、癒着政治は人間の命までも数多く奪ってきた、公害
問題や医療問題などあらゆる分野で国民無視の政策が実行されてきたのである。自殺者が
交通事故死者の3倍にものぼることがこの国の実体を知る手掛かりにもなろう。しかし国
民の命まで踏みにじった政治に終焉の時が近づこうとしている..何故かそんな足音が聞
こえて来ないか..。加藤元幹事長が辞任しムネオ氏が辞任して..それから雪崩のよう
に改革が進めば自民党に有る程度の支持層は残ろうと思うが、今のまま何の政治改革も無
しに放置すれば政局は変わらざるを得ないのだ。日本の国民というのはマゾであり余りに
も保守的である。もっと開放的に他人の目を気にせず裁判を起こしたりして正義を求める
心を持ちたいものである。今までと社会の構造はハッキリ変わってきている。企業は何の
前ぶれもなく首切りをするようになったのだ。それを認識するだけでサラリーマンは変わ
れるのである。ケツをまくって人生を楽しむ心こそ今求められているのである。イスラエ
ルでは18歳ぐらいの若い女性が自爆テロに身を投じている。昔の日本にもこういう若者
が居たのだ。長い物に巻かれて安泰に過ごそうという人種ばかりでは日本は世界と対等に
戦ってゆけないのだ。モー娘の少女達を見習おうではないか、あの若さで余りにも堂々と
して自分の意見をTVで主張できるのだ。いつも彼女たちを見る度に凄い..と思う。そ
うでなければもうやっていけない時代なのだ。本音と建て前をいまだに使い分けている会
社もあるだろうが、そろそろ方向転換しないと破産する。日本という国はそういった点で
後進国の仲間入りである。別に先進国の仲間入りしたって良いことなど何もないが、少な
くとも国としての意見を国際舞台で堂々と主張したい。GNP世界トップだった国がサッ
カーで韓国と共催するなどと言う話にはキッパリ断りたい。それこそが主権を持った国で
あり、個人の主張がハッキリしていて裏表無い国民性を世界に認めてもらえのである。