2006.02.28
みぞれ混じりのような冷たい雨が降っている。このせいか父が風邪をひいてしまっ
たので近くの医院に連れて行った。そこは風邪の溜まり場みたいでマスクをかけた
人が診察を待っていた。これでは僕まで風邪をひいてしまう..急いで出てきたの
でマスクを忘れてしまったのが運の尽きか..今後どうなるか心配である。 東京
地裁で外務省が報償費(機密費)文書を不開示としたのは違法として開示を命じた
判決があった。血税を使って外国で高級ワインを買い漁ったりした明細を開示する
のは当然のことで、裁判で争うなんていう問題でも無かろう。外務大臣は率先して
指導するべき事項である。こんな事も出来ず、それをやろうとした田中真紀子氏を
陥れた事件もまだ記憶に新しい。こんなとき共産党は何をしている..傍観してい
るだけか、高見の見物だけでは次期選挙は戦えないだろう。こんな良い機会に何を
したらいいか..考えつかないのか、メールに変わる新しい疑惑を発掘すればいい
のだ。それだけの暇を見いだせない政党でも無かろうに。 こうして日本を始め各
国の政治を見ていると、この政治という悪魔こそ人類にとって不要なモノに見えて
くる。政治無く国境も無し人類皆兄弟..といった世界観が開けるか。 MBSの
世界ウルルン滞在記なんかをみていると、どんなジャングルの奥地で暮らしている
人もヨーロッパの片田舎で暮らしている人も僕たちと考え方がなにも変わらないの
だとわかる。宗教問題については素人であるが、イラクのシーア派もスンニ派も指
導者の欲望の方向が違うだけで庶民は先ほどのように日本の庶民と変わらないのだ
と思う。 それにしてもアメリカやその同盟国が引っかき回したイラクはもう誰も
手を付けられないような状態になってしまった。すでに今回の衝突だけでも数千人
の死者が出ているという。宗教なんてそんなに大事な物なのだろうか、もう一度考
えてみよう。 オーム真理教と大差ないことが判る。

2006.02.27
犬の散歩コースには梅の畑があるが、蕾がようやく開き始めてきた。しかし北から
吹き付ける強風にまだまだ開花をためらっている様子だ。 しばらくの間話題と言
えばメール問題やオリンピックに終始していたが、実はもっと身近に大きな問題を
放置していないか..。それはアスベストである。学校や公共施設それに住宅や地
下鉄など社会の至る所に放置されたままである。これを完全に片付ける迄の間我々
はアスベスト塵芥を吸い込み肺に蓄積し続け中皮腫になりかけているのである。我
々はどうしても目先の新しいニュースに気を奪われがちだが、少なくとも堀江メー
ルよりもこのアスベストの方が身近な危険に感じるべきだろう。 日本で2.26
事件が起きたのが昭和11年だから丁度70年も前のことだが、時を同じくして2
6日フィリピンで軍の内部対立が勃発し全土に非常事態宣言が出るまでの事件に発
展している。なにか2.26という日には月や太陽との位置関係でこうした事件が
起きやすい心理状態が生まれるのだろうか。もともと日本の2.26事件ではこれ
を発案し影で操っていたのは将校ではなく時の大臣だった、この人物は処分されず
逃げ切ったと言うのが歴史的には周知の事実である。どんな政治的な事件にも黒幕
というのは存在していて決して表に出ることもなく闇に消し去られている。最近の
様々な事件(耐震偽造など)にしても裏に大きな黒幕の存在を予見できる。そこに
は政治家と暴力団のしがらみが存在しているようだ。耐震偽装事件にしても事件の
登場人物はどれもこれも堅気のようには見えないではないか。こういう人たちに国
土交通省の役人は偽装事件を最初に公表する前にこれで良いか..と確認するべく
その内容をFAXで送っていたのである。もう何かが狂っているというレベルでは
なく、全てが気違い沙汰と言っていい。日本のモラルはここまで地に落ちたか..
と真面目に額に汗しては働く者は思わなくてはいけない。ここがポイントなのだ。
これを見過ごすようでは死ぬまで汗と油にまみれて働くしかない。

2006.02.26
三寒四温というこの頃である、こうした時期ゆえ今日の雨は一応我慢している。 
しかし昨今の巷の話題と言えば電気用品安全法という聞き慣れない法律である。簡
単に言えば古い電化製品の販売禁止だ。この古いという基準は2001年以前に新
品で販売された物以前の商品である。この法律の目的とするものは火災とか感電を
防ぐという事だ。しかしこの法は物のリサイクルや環境保全という前提が欠けてい
るし、古い物を十把一絡げにして規制しようという安易さが問題になっているのだ。
古い物は修理して末永く使うという美徳とさえ言える考え方が欠如しているのだ。
 ビンテージ物といわれるオーディオ装置や楽器類も販売禁止となるためミュージ
ャンを中心に署名活動も本格化しているようだ。 問題となるのはそもそもこの法
律が今年4月から施行されることをリサイクル業者を始め国民の大多数が知らなか
ったことだ。関係業者への周知は今年2月に入ってからという信じられないような
いい加減さだ。 法律を作って猶予期間をおくことにより国民の反対を封じ込めて
しまい周知もろくにしないまま施行するというのはまさに犯罪に等しいやり方だろ
う。 他の法律でも同じようなことがいくらでもある、ある日突然に徴兵制度施行
などというのも十分起こり得る話である。これは行政の国民に対する騙しの手法と
捉えて良いだろう。 だからオリンピックだとか何とかいう国民騙しイベントに全
神経を集中してはいけないと忠告しているのだ。どこの国でもこうした大騒ぎは国
民を牛耳る政治的な手法としてのみ政府が応援援助し、総理大臣や大統領などはメ
ダリストに直接電話をかけたりするのである。もちろんマスコミの馬鹿騒ぎもこれ
に呼応するどころか増幅する役目を果たしている、こうした視点で同罪というか烏
合の衆というか..呆れるばかりである。 何はともかく行政に欠けている物を目
の当たりにしたような事件である。この一件はインターネットでも多く取り上げら
れておりPSE.電化製品などで検索すれば100万件はヒットする。

2006.02.25
春を感じさせる陽射しの中を犬と散歩するという実に恵まれた時間を過ごすことが
出来た。犬も嬉しそうにシッポを上げて歩いているではないか、やはり春は全ての
生物にとって待ちどうしい季節なのである。 堀江メール問題で民主党は苦境に立
たされたと思ったが、前原代表は実に強きで頼もしい限りである。あの若さといい
行動力といい最近まで多少疑問を持っていたのだが..ここにきて実に根性のある
ところを見せてくれるではないか。はっきり言って見直した人も多いと思う。 巨
大疑惑政党である自民党に立ち向かうにはこのぐらいの(メール問題)揺さぶりは
許される範囲内だろう。弟だ兄弟だと国民に言いふらした罪に比べたら微罪かもし
れないではないか。 政治資金にしても銀行口座を介さず現金で渡すことも大いに
考えられるから今後ライブドアの全ての口座の出入をチェックすれば何か判ってく
るはずだ。今回のライブドア事件で特捜の目標とするところは政治家に流れた金で
あるからして早かれ遅かれ逮捕者が出るはずだ。 これだけデタラメな企業モラル
や政治モラルが問われているのである、建築関連も併せて20人ぐらいの逮捕者は
出ても不思議では無かろう。 国民の税金を秘書給与として受け取って自分の懐に
入れていた人たちのモラルも悪いが、今回の問題は人命がかかっている事件もある、
逮捕投獄は当然のことだろう。 昔から旧家では子孫に議員をやるなという遺言を
のここしていた、何故かと言えば議員になると自家の財産を使い切ってしまう恐れ
があるからだ。要するに議員はボランティア精神なくしては出来ない仕事だったの
だ。ワイロや口利きで金を稼ぐなんて思いも寄らないことだ..そういう時代もあ
ったし今でも僅かながらこのような人(議員)が存在する。僕の知り合いの中にも
最近まで1人居た、議会に出席する日は朝風呂に入って身を清めてから出掛けてい
った。 なにか馬鹿みたいに見えてしまう御仁も居ようが、これが本来あるべき姿
なのだ。 何でもかんでも金儲けに結びつけるような拝金議員は今すぐ辞表を出す
べきだろう。今一度政治家はボランティアであることを思い出してみようではない
か。

2006.02.24
2月は早い..もう数日でお終いである、野原にはふきのとうも顔を出したらしい。
あの苦みは春を真っ先に感じさせてくれる。もうすぐ山菜のシーズンだが山には動
物達もこの芽吹きを待っている。大雪の中で木の皮ぐらいしか食べる物が無くて我
慢してきたのである。人間と森の動物はお互いに持ちつ持たれつの間柄である、森
全体の代謝活動をやってくれているのだ。だから..共存したいのだが、作物まで
食べられては困るというのが農家の言い分である。確かに自分達の生きる糧まで食
べられたのではたまたものではない。ここで問題は一気に解決しがたいものとなる。
 京都議定書の目標値達成が困難となっている。ガスの排出量がマイナスどころか
プラス2%となっては企業活動も縮小せざるを得ないだろう。しかし経済成長とか
リストラとか難しい問題に直面する。どれもこれも豊かな生活と裏腹の問題なのだ。
 今となっては麻の衣服を着て竪穴式住居で釣をして暮らすわけにはいかない、な
んたって人口が縄文時代の100倍以上にもなっているからだ。 要するに人類は
後戻りできないところまで来てしまったのである。 世界中でインターネットを停
止しただけでも地球温暖化に対して考えられないほどの効果がある。出来なければ
日曜日は全て止めるぐらいにすればいい。これぐらいの思い切った行動を起こさな
いと人類はあと100年はもたないのだ。もう北極圏の氷はドンドン溶け出して世
界の海水位を上げており南太平洋の島々では真っ白な砂浜が多数消えた。 もう後
戻りできないと考える前に森の動物ぐらいは自由に生きさせてあげたいものだ。そ
うすれば必ず助かる道を開いてくれる。少なくとも畑のミミズには感謝しよう。

2006.02.23
ライブドアのメール問題は不甲斐ない結末となった。永田寿康議員は辞職すると言
っているが党としては慰留しなければならない状況となる。 この問題の経緯を考
えてみると腑に落ちないのが小泉首相のガセネタ発言だ、なぜ民主党の幹部議員も
真意を知らないうちにガセと言い切ったのか..。特捜ではライブドアから多数の
メールを押収しているが、何万通も有る中で即座に「そのようなメールはなかった
」と言い切ったのか。ツジツマが合わない事柄が多いのは偽造した者と自民党の誰
かが接触していたと思わざるを得ない。 しかし自民党はここで民主党に壊滅的打
撃を与える必要はない、なぜなら既に単独過半数を押さえておりその必要はない状
態だからだ。 それなら誰がなぜ..とまるでミステリー小説を読んでいるような
楽しさというか快楽を覚えてしまうほどだ。 こうして裏の世界に直接通じている
政治というものが国民や庶民の方向を向いていないのだと確信するぐらいが今回の
事件の教訓だろうか。 しかし3000万円というのは微妙な金額である。人は即
座に嘘の金額や数字を答えるとき頭に5,3,8が付く確率が高い。これを嘘のゴ
サンパというのだが、3000万は不意に思い付いた数字のようにみえる。しかし
政治家には億単位の金が動いているというから3000万ぐらいは小遣い銭だろう。
サラリーマンだって家を建てるときには4,5千万の金は動かしているし、小汚い
骨董に1億出すご老体もある。 たかが数千万の金で企業に便宜を図るようでは大
物にはなれないだろうと思うが..。 自衛隊員のパソコンから艦船のコールサイ
ンや戦闘訓練の計画表などの情報が流出したという。この隊員はファイル交換ソフ
トWinny(ウィニー)を使っていたことがバレてしまった。いまだにこんなソ
フトを使っている公務員が居るのだろうか。以前は警官が捜査情報を流出したこと
もあった、なぜ全面禁止通達を出していないのか..。管理する方も無頓着としか
思えない事件だ。それに私物のパソコンに業務データを持ち込むと言うのも異常だ
ろう。これで住民基本台帳の漏洩が無いなどと良くも言ったものだ。 昔から「公
私の区別をつけろ」というが、これは「自分の時間に会社の仕事をしてはいけない
」という意味なのだ。もしも勘違いしている人が居たら早速改めよう。

2006.02.22
それにしても今日の党首討論はどういう事だ。国対委員会で何らかの裏取引があっ
たのかと疑ってしまう。教育問題に時間を割いていたのもわざとらしい。結果的に
政治と金の問題は放置されたままとなろう。 貴重な時間を割いてTVを見ていた
のが間違いだった。 それどころかもう花粉症の季節となった、我が家でも半数は
花粉症で楽しいはずの春が実感できない状態だ。南アルプス山麓の実家には杉林が
あるが子供の頃から花粉の中を走り回っても全く問題なかった。やはり花粉症は排
気ガスなど他の要因との合併によって引き起こされるのだろう。 林野庁の馬鹿者
共ときたら杉の木を多少伐採して花粉が50%も減少したというデータ偽装し平気
で発表に及んだ。植物の習性や特徴も知らない職員ばかりがくだらない仕事をして
いるこんな省庁は廃止した方が良い。戦後の林野行政によって引き起こされた花粉
症は国の責任で対策し対応すべき公害である。マスクの無料配布や治療費用は全額
補填するべきスジのものだ。 よりによってこの偽装である、国土交通省が構造計
算偽装を見落としたのではなく、その職員が偽装仲間かそうでなかったら無能者の
集まりというのと何も変わりない。こうまで省庁の職員のレベルが低下してくると
国の運営や庶民へのサービスにも大いに支障をきたしてくる。 対策として公務員
試験題の方法を変えるしかなかろう、もちろん受験資格も3年ぐらいの実務経験を
課すべきだろう。たとえば林野庁では3年の山仕事(伐採、製材、植林、下草刈り
などあるいは炭焼)の経験を受験資格とすればいい。当然事務職もである(異動を
ふまえて)。今になって考えればそんなことは当たり前の事ではなかったのかと思
わざるを得ない。 各地の自治体で給与カットが行われているが、様々な税金の無
駄使いを反省させるためにも全公務員の給与は本来の機能やモラルが回復するまで
の間30%程度カットするのが妥当であろう。都心の高級住宅地?にタダ同然で住
んでいる実態も数多く報告されている、これは市長なり都知事なりが今まで部下に
対しての指揮命令系統や服従をやりやすくしようとした一種のゴマすりではなかっ
たのか..。大阪のデタラメな手当の支給状況を検証すれば明らかである。要する
にトップと職員の癒着行政なのである。このような組織体系で国民の命を預かる建
築確認をしようなどという発想自体が間違いだったのだ。江戸時代の士農工商の因
襲が未だに残っているというのも後進国日本の証だろうか。

2006.02.21
通りがかりに寄ったイタリアンレストランに
僕が造りたいと思っていた石窯があっ
たのでじっくり見学させてもらった。これは業務用の大きな物でピザ焼き用に内部
が結構広く造ってあり個人用には大きすぎる。燃料には薪を使っていたが煙突と熱
の対流がどうなっているのか解らなかった。訪ねようとしたのだが構造について知
っている人が居そうもなかったので止めた。 その後ウインナーの入った茹で麺の
ペペロンチーノを注文した、結構旨くてペロリと胃袋に収まってしまった。僕はニ
ンニクと唐辛子が好きなので追加したかったが..出来上がってしまっては..後
の祭りだった、残念。オリーブオイルは良い物を使わないと後味が悪くなるが、こ
このは専門店だけ合って合格点だった。 帰ってからニュースをチェックすると..
やはりホリエモンメールの一件ばかりでうんざりだが、明日行われる党首会談で決
着がつくだろうと思う。もしこれで進展がなかったら与野党で何らかの裏取引が行
われたと見るべきだろう。メールの情報源もおそらく自民党内部反小泉派の画策に
よるものと推測される。うまくいけば民主党をたたけるし、反対になっても小泉一
派を切り崩せるのだからこの作戦は素晴らしいものと言える。作戦とはこういうも
のを指のである、イチかバチかのものは作戦ではなく賭けという。 あのメールは
ヘッダーが簡略化されているが本物が有ればその詳細を見ることによって係わった
サーバーが特定できるし信憑性の検証にもなる。こうなったら議員はいい加減では
有るが資産内容を公開する義務があるのだから、係わっている全ての銀行口座の内
容も公開することにしたらどうか。公人であるからして自他共に身の潔白を白日の
下に晒しながら政治を云々したいものである。 庶民だって住基ネットによって様
々な個人情報が役人に見られているし、たかが数百万の金銭の授受だって税務署に
知れているのだからして当然のことだろう。 耐震疑惑疑獄も係わった代議士諸氏
の口座を調査するのも忘れてはならない。それがもし現金で授受されていたとして
も口座を確認し資金の流れを解明すれば庶民の命を犠牲にしてまで誰が金儲けを企
んでいたのかすぐに解るだろう。

2006.02.20
香の世界であまりにも有名な物と言えば東大寺に伝わる宝物の【蘭奢待」(らんじゃ
たい)】だろう。これは長さ1.56mで重さが11.6kgもある。現在の相場
でみても10億円ぐらいの価値はあるだろう。日本に伝わってから1200年の間
この香木は50カ所以上も切り取られている。これを切り取った者とはその時代に
於いて朝廷をも上回る絶大な権力者だ。織田信長や足利義満、足利義教、足利義政、
織田信長、明治天皇らがその犯人である。おおよそ権力者とはこういう物の存在を
知っていてそれを権力の証として切り取ったのだろう。しかし名前の分かっていな
い40カ所以上は誰が切り取ったのだろうか..。東大寺の関係者という説もある
し政治家あるいは現代でも役人でそれを見る立場にある者などが考えられる。我々
の知らないところで貴重な文化財は次々とその姿を失っていくのだ。 蘭奢待とは
伽羅(きゃら)のことでベトナムの山岳地帯が生産地で今でも生産されているが、
その採取場所は最高機密とされている。 このほかベトナムは地下資源が多い国で
宝石や希少金属が算出される。最近僕の妹家族が訪問したが観光的に見て余り良い
話はしていなかった。でも最近は民主化が進んで外国人観光客も多くなり資本主義
経済に移行しているようだ。いったいベトナム戦争で死んでいったベトコン(ベト
ナム人共産主義者)に参加しアメリカと戦って死んでいった人々はどう思っている
のだろうか..。せっかく手に入れた共産主義社会を自ら崩壊させているのだ。 
中国だって特区と称して資本主義への移行を始めている。これが共産主義者のする
ことか..。指導者とは何だ、天安門の前で戦車でひき殺された国民の命は何だっ
たのだ。 おおよそ世の中の指導者とはこうしたものだ。 西郷隆盛の心に去来し
ていたものはこうした心を持った新政府の役人への拭えない不信感だったのだ。そ
もそも純粋に生きようとする者はこうした先に立つ者に騙されて飼い殺しにされて
いるのだと言うことぐらいは認識すべきだろう。せいぜい悪しき者達に与えられる
罰と言ったら閻魔様の裁きぐらいだから役人の犯罪も減少するはずもない。もっと
目に見える形での成敗こそが日本にまともな針路を与える唯一の手段だろう。

2006.02.19
石屋さんはテーマパークみたいだ。昔は墓石ばかり展示し販売していたが最近は違
う、見ていて楽しいものがいっぱいあるのだ。今日は飯田市内の以前から知り合い
の石屋さんを訪問した。さすがに広い敷地内に石製のポストとか犬の置物とかフク
ロウとかが無造作に置かれていて原石もたくさん積まれている。これを見ていると
自分も何か造ってもらいたくなってしまうなってしまうではいか..。 結局3時
間も居座ってしまったが社長とは同郷で好物なども共通しているので話が合うのだ。
例えば山菜のタラの芽についての趣向である、一般にはトゲのない柔らかい物が売
られたりしているが本当に旨いのは鬼タラという種類のタラの芽で手に刺さるとケ
ガをするやつだ。ゆでて食べても口の中をケガすることもある..こいつが最高だ。
..などという変な共通の趣向を持っているのである。やはり本物志向は違うのだ。
 そういえば以前エアーで石に字を掘る機械を買って仕舞って有ったはずだ..と
早速家に帰って探したが見つからなかった。7年前に妹が飼っていたポネラニアン
が死んだとき墓石を掘ってあげて以来使っていなかった。 人類の危機はすぐそこ
まで迫っている、鳥インフルエンザやエイズの蔓延である。これは地球規模での人
口削減手段として自然界が用意したものだ。どんな薬を開発しても無駄だ、即座に
耐性を持った強力なウイルスが新たに生まれもっと大きな危機を招くような仕掛け
になっている。産業革命以来急速に高まってきたこの危機は人類にその文化を放棄
させようというものなのだ。人類はもっと自然を敬い身近にすることによって崩壊
の時期を遅らせることが出来る。山も川も森の動物も昆虫も仲間なのである。せい
ぜい石に名前が刻まれる前に少しでも自然を可愛がってやりたいものだ。

2006.02.18
最近はまっているのが香の世界..と先日書いたが、やはりこの世界は奥が深く信
じられないほどの金かかかり既に挫折寸前である。白檀(びゃくだん)などは安く
て手に入りやすいが、沈香(マレーシア産)とか究極の香木伽羅(きゃら)ともな
れば数グラムでサラリーマンのボーナスぐらいは飛んでしまう。しかしこの世界に
首を突っ込むとどうしても伽羅の香りを試したいという衝動に駆られてしまうのが
人情である。そこで先日この破片2gを手に入れて焚いてみた。 だが..初心者
の僕には数万円のものより数千円の白檀の香りの方が馴染みやすく受け入れること
ができた。やはりどの道も極める(伽羅が良いと思う)には長年の修行が必要と見
た。 そんなわけで友人のN氏と数時間ほど家で香を楽しんで一日は暮れた。この
間俗世のニュースを目にしなかった事だけでも心に安らぎの時間が生まれたのだっ
た。余った時間はN氏がみやげに持ってきた本で柳澤桂子箸「永遠の中に生きる」
を読ませていただいた。この本は人間のDNA組織を専門的立場で解説しながら命
とか死とか生きるとかいう事を解説したものだ。今の世界(現在地球上の人類の全
て)はたった1人の女性から始まった..というカルフォルニア大のアラン・ウイ
ルソンと同僚レベッカ・キャン、マーク・ストーンキングの研究も披露されている。
※「人の細胞内のミトコンドリアの遺伝配列の違いを世界の様々な人種と比較して
計算した結果、現代人の祖先は約20万年前アフリカのたった1人の女性だった」
とうものだ。(イブ仮説である)。早い話が今生きている世界中の人は皆親戚であ
り遡れば同じ母から産まれたのである。 これらが殺し合い、ののしり合う有り様
はどう解釈すればいいのだろうか..。 しかし中には人助けをライフワークにし
ている人も大勢居る、本当は彼らこそ祖先のDNAを忠実に受け継いでいる人なの
かも知れない。 現民主主義もこうしたイブ仮説の元でこそ開花できるのかも知れ
ない。

2006.02.17
沖縄ではもう桜が散り始めているだろう、日足もどんどん長くなって桜前線は海を
超えて本州に近づいている事を実感する。 最近は政治や経済のことを論じる気力
も無くなってしまった、あまりにも馬鹿馬鹿しい幼稚な事件や犯罪が多いからだ。
 しかし物事の本質は別の所にあると言うことをニュース記者諸氏も見逃している。
例えば福岡県警筑後自動車運転免許試験場でのアダルトビデオ上映事件である。こ
れは単に県警OBの講師がテープにダビングしたために起きたミスのように報道さ
れているが..。問題の本質はこの講師が使っていたビデオテープは試験場の費用
で買った物でなかったのかということだ。要するに個人用の物を免許費用で買って
いたのかということである。反対に個人のテープが試験場に有るのもおかしい。定
期的に上映会をやっていたのか..あるいは職員相互で貸し借りをしていたのか..
何はともかく事実なら横領事件である。川久保勝センター長曰く「あってはならな
いことで再発防止に努めたい」だと。有ってはならないことが日常化している現場
を今迄山ほど見てきた国民は誰も信用していない。せいぜい安全協会費を私的に流
用して飲み食いしていた長野県のような事は止めて貰いたいと願うだけだ。NHK
の不祥事と同じで交通安全協会費など納める者は単なる馬鹿者としか言えない状態
となった今日この頃である。 それにしても68歳のOBがいまだにこんな所で活
躍しているのもおかしな話だ。このセンターには定年とか無いのだろうか..。さ
らにダビングしていたビデオはどこかの警察の捜査で没収した裏ビデオではなかっ
たか..。ますます疑問は深まり行き着くところは堕落という俗世界だろう。 し
かし講習を受けた190人から一瞬驚きの声が上がったと言うが、その場に居合わ
せたら続きを見せろと言いたくもなる。 落語に出てくる与太郎は憎めないが、毎
日税金を使って遊んでいる者は許せない。地獄にでも落ちて欲しい。


2006.02.16
全国的に雨だ、犬との散歩も今日は中止だ。気分がイマイチなのと暇が出来たので
娘と姪を誘って飯田市鼎にあるレストランに出掛けた。メニューに通常価格4千円
のステーキセットが何と2千円と書かれていたので注文したが..。期待はずれで
帰り道でラーメンを食べたい気分になってしまった。なにしろ肉を薄く切りすぎる
のだ、5mmぐらいしかないではないか..同じ重量なら面積を半分にして厚さ増
に持って行くべきだ。ここのシェフはおそらくステーキが好きな人ではないのだろ
う。 良く口の中でとろけるような..というがこれは間違いだろう。人にはアゴ
と歯があるのだから多少硬めの肉の方が味が出て旨いのだ。中国ではほとんどの人
が肉を買うとき骨付き部位を選んでいく、骨の回りにこそ旨みがあるからだ。キウ
リだって同じ事だ、細いすんなりした物は旨くも何ともないが太くて中に種が詰ま
っていてグラマラスな物こそ本当の旨みが有るのだ。日本人は間違いだらけの食材
選びをしていると言って良い。本当の旨さを知らないのだ。こうしたことがやがて
様々な事件にも投影されて現れるのだ。 ライブドア事件も遂に確実に政界に波及
してきた。堀江氏の発信したメールの中に自民党の武部勤幹事長の次男へ3千万円
振り込むよう指示したものがあったという。餌のあるところに群がる蟻のように金
に群がる人たちの姿が見えてくる。それは余りにも哀れにも見える。言うならば彼
らは金を信奉する余り金で使われ縛られているからだ。要するに自由に生きられな
い人たちなのである。一介のサラリーマンだってもっと自由に生きているし気に入
らなければ退職している。人間も此処まで来ると農耕用に飼われている牛みたいで
はないか。ベンチャー事業の創業者は政治に食い込んだらいけないし利用してもい
けない、なぜなら自分の力で築き上げることを唯一の目標とするからだ。多くの手
助けを頼んだり不法な手段に訴えたのではベンチャーとはいえず、単なる成り上が
り者にすぎないのである。金で城を為した者はその金で没落する。諸行無常とはこ
の事か..。※諸行無常とは全ての現象は無常であり永遠絶対なものは無いという
ことで仏教の真理である。

2006.02.15
にっぱち、と言って2月と8月は商売人は苦労する月だという。2月は単純に日数
が少ない、31日に対して28日は3日も少ない。売り上げにして10%はダウン
するのは当然だろう。 こんなミミッチイ話は程ほどにして客の少ない今日のよう
な爽やかな日はは外に出て見よう、風も優しいし陽射しも丁度良い、もう春か..。
春になってしまったのではだめだ。春来たりなば冬遠からじ!、要するに春が来た
と言うことは冬が近づいた証拠なのだ。人は頂点を極めたら後は落ちていくしかな
い、目標に向かって苦労しているときこそ最も楽しい時なのだ..。こんなふうに
人生を考えると肩の力が抜けてきてセレブな人を見てもなりたいとも思わない。毎
日豪華な食事を食べてみたまえ数ヶ月で何らかの病気になってしまう。アメリカだ
って一番旨い物を食べている人は金持ちではない、逆に金持ちはダイエットのため
に好きな物も食べないで過ごしている、何とも淋しい限りである。 この飽食に警
鐘を鳴らすのは狂牛病だろう、なぜこの病気が生まれたのか考えたことがあるだろ
うか。それは近くに牧場があったら行ってみると良い、沢山の牛たちが餌を食べて
明日をも知れぬ命を悟って生活している。人間と同じように知能もあるその牛たち
の目を見たまえ、何と優しい目だろうか。こいつを殺して喰うなんて..と考えて
しまう。狂牛病とは牛たちが人間に対する警告をするための手段であることにすぐ
気が付くだろう。物が言えない動物の主張なのである。 僕も肉は好きだし誰しも
好きだろう、動物を殺して食べても生きるためなら許されるのが自然界の掟だ。で
も、少しだけでいい牧場の牛のことを思って感謝するべきではないのか。 輸入す
るとかしないとか金儲けだけの喧嘩は実に見苦しいものだ。牛から見れば人間なん
て凶暴な肉食獣にしか見えない。

2006.02.14
各省庁がいい加減なら裁判官もいい加減だ、少年の罰金刑以下の犯罪では拘置でき
ないのに法も知らず10日も拘置したというのだ。いい加減も人権もここまできた
ら言葉もない。 堕落は日本中を蝕んでしまったのだ。この原因は..国民の無関
心だろう、昔は主婦連とか様々なご意見番的な団体が幅をきかせていた(今も主婦
連はあるが影もない)。もちろん学校の先生が加盟していた日教組など今では言葉
さえ死語となってしまった。 特捜が血眼になって曝き出している堀江氏の様々な
犯罪の頂点は政治家だという。リクルートもロッキードもその頂点は首相を含む政
治家だった。今回も事件のおおよその構図が見えてきたようだ、おそらくライブド
アから株券か金を受け取った者(政治家)が居るに違いない。もちろん構造偽装事
件も同一線上にある、様々な政治家の名前も既に露呈している。どれもこれもトッ
プに立つ者ばかりだ、彼らが犯罪に加担したのでは国民に対する裏切りどころか殺
人教唆にも当たる。我々が選んだ政治家に殺されるということは戦争と同じだろう。
生活に困窮した者を金と飯で集めて何の敵対心もない国を侵略し何百万の命といま
だに癒えぬ悲しみを日本中にもたらしたのだ。 早い話が何処の国も政治家の居な
い国造りというのが急務だろう。それと国民全体から貧しさを無くすことだ。この
貧しさとは金ばかりではない、心の貧しさを無くすのだ。生まれ育った環境からこ
の貧しさが生まれている。 僕だって昔は貧しかった、米の飯は時々で粟(あわ)
やタカキビなどを米に混ぜて食べていた(これは良い方)。当然クリスマスとか誕
生日ケーキ等も無い、有るのはサツマイモの煮たものだった。学校の休みには朝か
ら晩まで家族で働いていた。大雪の日は学校に行けず家の中で家族一団となってコ
タツで過ごした。 しかし僕はそこで貧しいと思ったことは一度もなかった。なぜ
なら両親や祖父母の大きな愛情が有ったからだ。この小さいけれど家族の繋がりこ
そ何者にも勝る幸せであり全ての貧しさを乗り越えるのである。

2006.02.13
ついにホリエモンも起訴された。特捜の取り調べにも屈しない態度については諸説
有るが、世間のおおよその見方とは違って強靱な神経の持ち主であった。そういえ
ばテリー伊藤氏が言っていたが、堀江氏は拘置所の飯を食べても「変わった食事も
いいもんだ」と何ともなくパクパク食べるだろうと..。確かにその通りだった。
 しかしまだ有罪かどうか決まったわけでもない人を独房に入れて正座させ、ある
いはまずい飯を食わせて取り調べ..というのは拷問そのものではないかと思う。
こうした制度が必要かもしれないが多くの冤罪の温床になっていることは否めない。
日本の代用監獄は世界的に見ても人権を著しく損なっているという批判が多いのだ。
日本は人権に対して後進国なのだ。 彼は金が欲しかったのかそれとも名誉が欲し
かったのか..。何億円も稼ぐには危ない橋も渡らねばならぬ、そうまでして稼い
でどうする。多額の税金を納めようとでも言うのか..。 悪いことやって金儲け
するなら大分県日田市の純金製のタイの置物を盗んで溶かして売った奴の方がリス
クは小さい。ホリエモンもこのリスク管理が甘かったと言えよう。 盗まれた鯛の
置物は30kgも有るという、この村は一体こんな物をなぜ造って展示していたの
だろうか..その裏の方が気掛かりでもある。 ようやく暖かい陽射しが戻ってき
た、気温も10度を超えて春めいた陽気である。 こんな日は..やはり犬と散歩
だ。1時間以上にわたって良い空気を吸わせて貰った。僕が今一番感謝しているの
は我が家の愛犬ボブだ。1日平均2kmとして1ヶ月の内25日歩いて50km、
1年で600km、10年で6,000kmだ。たぶんこれ以上の距離を一緒に歩
いてくれたのである。ただ感謝感謝の毎日である。ボブももう12歳だ、人間では
80歳を超えていると思う、後ろ足もずいぶん弱くなってしまった。そろそろ介護
用の車輪を用意しなければならないかもしれない。物言えぬ者にこそ一歩先んじた
対応が必要となるのである。

2006.02.12
テレビのチャンネルを次々とスキャンしても半分ぐらいの局はオリンピックである。
何が面白いのか僕には良く理解できない。日本選手が外国の選手に勝って国威発揚
出来るからか、それともメダルを取ってきて選手の所属する企業の宣伝になって株
価が高騰するためか..。その実態の理解に苦しむのである。 最近のテレビ放送
はおかしくないか、何時間にも渡って単にCMを放送しているだけの時間帯が長時
間有る。昔は番組に占めるCMの時間が規制されていたはずである、それはいつ改
正されたのか知らないが国民の共有財産である電波が局の利益だけのために使われ
るのはおかしいことだ。 こうした意味で自由化とか改革とは単に大企業の利益倍
増のためとしか捉えられないのである。 例えば官庁の業務委託なども同じ事だろ
う、民間に業務委託するのは良いが同時に何人もそこに業務指導と称して役人が再
就職しているのだ。例の民間検査確認機関イーホームズが良い例ではないか。何も
仕事していないのに業務代行して巨額な利益をあげ何十人もの再就職者を飼ってい
るのだ。こんな土壌で正義が貫けるはずもないし経費節減になるはずもないだろう。
 江戸時代の越後屋が出てくるドラマと何も変わっていないというのが先進国と言
われる日本の実態である。 これでオリンピックでメダルがいっぱい取れれば少し
でも良い国に見られるだろうという根性が嫌いなのだ。 オリンピック委員会だっ
て黒い霧に包まれ大規模な接待も当たり前だろう。この接待というのが酒と女だっ
たりするとこれまた江戸時代と変わらない。 何のことはない人類に進歩なんて全
く無いのだと言うことをテレビは身をもって実感させてくれるのだ、なんと素晴ら
しいメディアだろうか(皮肉)。 何はともかく庶民は原油高騰で春を待ちかねて
いるが、この高値も石油メジャーと政治によって創作された巨大な利益追求の猿芝
居だったとすると..。もう怒りの矛先は地球レベルではなく太陽神にでも向ける
しかなかろう。インカの民もおそらくこうした馬鹿馬鹿しさから都市を棄てて森の
民となっていったのであろう。

2006.02.11
とうとう来週にはライブドア株も上場取り消しとなるようである。もちろん株価は
100円を大きく割り込み91円となっている。株なんてこういうものだからやっ
てる人は楽しいに違いない。ドキドキしながら株価の推移を見守るのはアドレナリ
ンも大量に放出されて実に充実した時間を過ごせるのだ。こんなに楽しめば企業が
破産して株券が紙屑になっても本望だろう。 あいにく僕はこうした趣味がないの
で..今はユンボ(パワーショベル)を買いたくてその大きさ等を検討していると
ころだ。なんたってこいつを使って石垣を積み直したり土手を崩して畑を作ったり
..と大いに夢がある。事実アドレナリンも放出されて気分も最高になる。マニア
にとってはこういう機械をリースで借りて工事したのでは本望ではない、自分の物
にしてからでないと作業に対する充実感が違うのだ。これはレンタカーで北海道を
廻るようなもので面白くも何ともない。だから僕は北海道まで車で行ったのだった。
そして車に感謝しながら、あるいは話しかけながら走り回った。何度か危険な目に
もあったがその都度車が助けてくれて無事4,500kmを走破したのである。人
と人ではなく人と車や重機の信頼関係こそ必要なものだと言える。 例えば海外旅
行に行くとき重要視するのは時計である。例えば電池式ならば大変なことにもなる、
水銀電池の特性は急激に無くなるから時計も突然止まる。だから以前は自動巻時計
を持って行ったが最近はソーラー式の物にしている。最も多く愛用している時計は
シチズンのエコドライブだ、中でもラジオコントロール式プロマスター(オールチ
タン)は素晴らしい。軽いし電池切れはない。今までにも増して時間に対する信頼
感が増し安心してショッピングなどに熱中できるのだ。ダイヤが散りばめてあろう
と、手巻きのロレックスだろうが安心感ではこいつの方が一枚上なのである。 要
するに道具(金)に何を求めているかによって人は全く変わった道を歩む事になる
のである。

2006.02.10
二月も中旬となったが寒気は衰えず北風が吹き付ける。犬と散歩に出たものの僕は
強風で震え上がったが犬の方は平気で雪の中に入っていく。本来パグという犬種は
暑がりで寒がりなのだが散歩となったらそんなことは言っていられない、どこまで
も歩いていきたいのだ。 地震国日本の建築技術は世界に誇れると思っていたが、
著名な設計士の作品まで強度が0.5前後とあっては完全に地に落ちた。 確かに
建設工事技術は有っても金儲けという欲望に負けたのでは何にもならない。 この
問題は日本全国全ての住宅から高層建築までに波及している。早い話が日本中の建
築物は全て違法若しくは強度不足と言っても間違いないと言うことだ。これを許し
た官庁の者達の給料やボーナスを差し押さえたらどうか。そうでもしなければこの
病根は取り除けないのだ。さらに公務員の再就職は如何なる理由があっても禁止に
するべきだろう。それがイヤなら公務員にならなければいいだけのことだ。安い住
宅に住んで高級取るのだから老後の生活資金は工面できているはずだ。金が無くな
ったらルンペン生活もOKである、これも楽しかろう。さんざん税金を食い物にし
てきたのであるからして当然の報いと思って諦めようではないか。 小泉改革など
大ボラを吹いただけで郵政民営化など関係団体は焼け太りだ、これを騙しと言わず
何と表現したらいいのか。 TVを見ていると生命保険会社のCMがやたらと多い。
入院保険で1日1万円など決まり文句である。何故か..それは生保業界からの政
治献金が問題なのだろう。医療費の国の補助増額や福祉政策に否定的な献金をして
いるのではないか。もしも国民が生保に支払う20%位を健康保険に支払えば入院
だって医療費や薬もタダになるはずだ。ロシアにでも行って視察してくる議員は居
ないのだろうか。聞いた話だが日本で30万円の近視矯正手術までもロシアではタ
ダだという。ソ連が崩壊したとき日本はそのロシアに援助しているのだ。 日本人
は何という間違った政策の元で働かされているのだろうかと感じる今日この頃であ
る。 この先桜が咲いてその花の下で馬鹿みたいに酒を飲んで憂さを晴らすだけで
は世の中は変わものでもないし、君たちに明るい未来が来るわけでもない。

2006.02.09
小泉首相の指導力というか信念などというものはバブルのようなものだ。改革の中
心となっていた高速道路建設は予定通り全線が工事再開される、一体何が彼が言う
改革だったのか、無駄遣いとは何か解っていないのだろうか。 皇室典範改正にし
ても今国会での成立をあれだけ吹聴しておきながら今になって慎重な審議もないも
んだ。 靖国参拝だって信念有っての事ではないことだけは確かだろう。靖国参拝
はワザと日中間の距離を開けるものだ。なぜならこのまま日本と中国と韓国が一枚
板になった困るのが北朝鮮だからだろう。要するに日本と北朝鮮との間に緊張状態
を継続させるための参拝だと言うことだ。なぜ緊張を造らなければならないかにつ
いては以前にも書いたが仮想敵国が無くなってしまうからだ。これにより自衛隊の
縮小、さらには軍事産業の衰退がおこるからである。 何を隠そう戦争こそ政権基
盤の安定に不可欠だという考えなのだ。もちろんこれは事実である、戦争が全く無
ければ政府自体が無意味なものになるのだ。 靖国参拝のわけとはこんなに単純な
ものだ。 では何故皇室が必要かと考えてみれば..戦時下において国民が団結す
る唯一のシンボルになるからである。考えてみればたったそれだけのことなのだ。
 そんなに物事は複雑に考えない方が良い、すんなりと邪念を棄ててみれば自ずか
ら答えは出てくるものだ。 季節も同じように何の邪念もなく巡ってくるが桜は別
だ。美しい花を満開にすることによって種の保存をしているのだ。なぜならあんな
に美しく咲きほこる木を人は伐採することに躊躇するからだ、これこそ桜の考えた
究極の種の保存法なのである。 さらに街を見渡せば歌舞伎町どころか永田町も兜
町もあらゆる邪念の溜まり場となっている。 例えば東京証券取引所などはバクチ
場に似ている。誰が勝っても負けても場が口となり儲かる商売をしているからであ
る。せいぜい場口のカモにならないように気をつけよう。

2006.02.08
厄落としをしてもらうため荒れ模様の天候をついて寺に行った。和尚さんが待って
いてくれて1人だけではあるが長時間にわたり祈願していただいた。なぜこの日に
なったかというとまず大安であること、それに寺で鐘を新しく購入し使い始めの日
だったことである。この鐘とは本堂でお経を唱えるとき脇に置いてゴーーンと鳴ら
す鐘である。懇意にしている和尚さんが僕のためにこの日を選んでくれたのである。
 このゴーーンという音が何と素晴らしいものか、その振動は心臓の中まで浸透し
てくるのである。 今までいい加減に各地の寺で聞いた鐘の音も今になって思うと
もっと感動して聞くべきだったのだ。 寺の外にある大きな鐘(梵鐘)の音も実は
凄いものだ。特に500貫(2トン)以上の鐘ともなると単なる道具ではなくなる
のだ。あの低く地響きのように響き渡る鐘の音は生きる者へは生への感動を、冥界
に居る者には現世への橋渡しをしているようにも思えてくる。昨年末にラジオで放
送された小沢昭一の小沢昭一的こころの「〜煩悩、梵鐘、ゴーンゴンについて考え
る〜」でこの鐘について考えているが、ここで東大寺の鐘の音の録音を放送した。
これはラジオで聞いても素晴らしい..と絶句する音であった。その余韻は確実に
天国まで届くような気がするのである。宗教の素晴らしさは経や念仏を唱えるばか
りではないのである。さらにこの鐘を造った職人や仏像を彫った仏師の凄さも伝わ
ってくる。これらの仕事はもう金稼ぎだけではできないのである。 今の企業経営
者にこうした心の片鱗でも有ればライブドア事件や耐震偽装問題などの犯罪は起き
るはずもなかっただろう。 荒廃した日本のモラルを取り戻すにはどうしたらいい
のだろうか..。それは日本人に欠けているもの..多少なりとも神仏を信ずるよ
うな優しい心を取り戻すことかもしれない。 だがこれは、ど根性大根を助けよう
などという誤った心のことではない事だけは記しておきたい。

2006.02.07
大雪である、飯田市でも20cmは積もっている。朝から雪かきである、雪かきと
言っても植物の枝葉に積もった雪を落とすのだ。長時間になると枝が折れてしまう
からだ。特にビワのように葉が落ちていない木は念入りに雪を落とす。 植木を始
め庭の植物だって人間の子供や動物と同じように親身になって面倒を見てあげない
と元気に成長してくれない。 紀子さんが解任したという臨時ニュースが流れた。
ウーンこの時期に..39歳で..。見えないプレッシャーが有ったのだろうか。
男女同権という日本国憲法に照らせばどうでもいいことなのだが..。象徴が有っ
てもなくても日本人の行き着くところは変わらないような気がする。だが近所のオ
バサンが毎年団体で皇居の清掃奉仕に出掛ける姿を見るとこれも心の支えになる信
仰の一つなのだと思う。もしも皇室が無くなったら数千億円の経費節減になるはず
なのだが..という問いに答えるのは積極的な外交活動しかない。 例の偽装ホテ
ル東横インの社長が記者会見するのを見たが、なんて男だろうか。過日たいしたこ
とはないと言い切ったのだからそれを通したらどうだ。いまだに調書にサインして
いない堀江青年の方がしっかりしているではないか。 一般的に成り上がりのIT
企業トップというと何か育ちの良い弱さみたいなものを感じるがそれは正反対だ。
彼らは実に強い意地を持っているのだ、経団連に入らなくてもやっていける自信だ
ってあるし、献金しなくても事業を成長させる力もある、しかしこの担保としての
順法精神は絶対条件だろう。様々な大企業がコンプライアンス欠如によって破産し
ていく様を見ているはずだ。それでもなおかつ金の虜になってしまう彼らに必要な
物は何か..。現在持っている資産を投げ打って世のため人のために何かすること
だろう。 マイクロソフトのビルゲーツ氏も先日7,000億円を寄付したという。
これが本当の大物なのだろう。何はともかく金に負けた者の末路は哀しいものがある。

2006.02.06
兵庫県相生市のど根性大根(大ちゃん)の反響の大きさには驚いたが、市の力の入れ
ようも尋常ではない。このぐらい真剣に福祉問題や公共工事の選別などに取り組め
ばいいのだが注目されないと何もしないという役人特有の根性が大根以下というの
も寂しい限りである。 大根に限らず岩盤の割れ目などに生息する植物の生命力に
は感心するが、やはり彼らはその究極の目的を子孫繁栄だけに絞っている。山のド
ングリの木は実をネズミに食べさせて自身の子供の発芽を計っているし、ススキは
自然の風に任せている。何を媒体にしようが子孫を地球上に残すという意味は大き
い。何故かというと、どんな植物も動物もその固有の種が絶滅してしまうと地球全
体に影響を及ぼすからだ。地の中のミミズでさえ絶滅したら大変なことになる、様
々動物の餌が無くなってしまからだ。 この信州の伊那谷は林檎や柿などの果樹園
が多い、ここで繰り返される消毒や土壌改良剤の多量使用は何を物語るのか..。
土を育んでいるミクロのバクテリアが死滅してしまったに他ならない。目に見えな
いバクテリアが死んだ原因は農薬である。この林檎の木を切って焼いて灰を作りそ
れを焼き物の釉薬(ゆうやく)として使って陶器を焼いてみると..なんとそれは
銅の色に仕上がるのだ。農薬に含まれている銅の成分が地下茎を通って吸い上げら
れ木に蓄積してしまったのである。まさに銅の木の果実である。 鳥インフルエン
ザ問題が日本でも問題になっているが..果して行政はどこまで真実を公表してい
るのか..。おそらく隠せるだけ隠しているに違いない。ゴミ処分場から出てくる
湧水の調査結果を公表せず裁判に負けてもまだ公表したくないため罰金として毎月
住民に数百万円を払っている自治体だって有るのだ。 お粗末を絵に描いたような
国民の生命や安全の軽視は偽装事件ばかりでなく日本中に蔓延しているのである。
 水道の水でも自ら検査して飲めと言わんばかりの対応はもう政府など無意味な存
在であると言わざるを得ない。

2006.02.05
北海道には流氷が押し寄せてきたという、平年より2週間も早いという。その筈で
ある今日の冷え込みには恐れ入った。午後になっても気温は上がらず犬に散歩をせ
がまれて出たものの余りの北風の寒さに凍える思いだった。部屋ではコタツに入っ
ているくせに..犬は散歩が大好きで死ぬまで歩き続ける。でも駒ヶ根市の中央ア
ルプス千畳敷カールで結婚式を挙げたカップルもあるのだから大変だ、張本人はい
いが呼ばれたら断りたい、真夏でも寒くてセーターが必要な場所だ。 昔からバチ
アタリと言われる犯罪がある、例えば仏像泥棒とか墓荒らしなどである。法隆寺で
も今朝方泥棒に入られ文殊菩薩像が盗まれたという。国内には至る所に国宝とか文
化遺産が散在しているがこの防犯体制はどうなっているのだろうか。まさか性善説
をいまだに信じてほったらかしているわけでもあるまい。盗んだ者も仏像をどう処
分するのだろうか..まさかオークションに出すわけでもあるまい。 拳銃持って
郵便局や銀行に押し入る世の中である、ハイテクを使ったシステムを導入したいも
のだ。 先日も書いたが香道というものがある、そこで興味本位で白檀と沈香とい
う香(木を削ったもの)を数種類と香炉や灰などを買ってきて家で試してみた。イ
ンド産とベトナム産では香りが違うと書いてあったが確かに同じ香木でも全く違う。
それに甘みのあるものと酸味が強いものなど実に奥深い世界だという感じがしてき
た。 物は試しという諺があるが何でも解らないことは試すのが一番である。何度
もトライしているうちに見えてくるのだ。 日本の山に香木は無いのだろうか..。
もしかしたら有るかもしれない、例えば杉の木にできたコブみたいな塊を燃やすと
油煙と共に香りが出てくる。キハダの皮を燃やしたらどうだろうか。そういえば柿
や桜は燻製に使うではないか。黒文字(クロモジ)は良い香りがするから楊枝に使
う、燻したらどうか。たった一つのトライでも奧を辿ると一生楽しむことすら出来
そうである。

2006.02.04
この頃の季節を「東風解凍」という、春の風が吹いて来て氷を溶かす頃という意味
である。 そういえば暫くお寺さんを訪問してないので厄落としの御願いを兼ねて
話に行ってみた。 近い内に暇を見て厄落としの経を上げてくれるという約束をし
た。新しい鐘を購入したのでその使い始めも兼ねてやってくれることになった。何
とも有り難いことである。TVなどでニュースを見ていてもそこで取り上げられる
人物の年令を見ると厄年の人が多いように思う。特に42才という年令が人生の分
枝点?なのかは知らないが多いように思う。人間の身体は生まれたときからある周
期(バイオリズム)によって喜怒哀楽を始め体調も変化するという。一生のなかで
もやはり何かが厄として合致する時があるのだろう。僕は今まで厄落としというも
のをしたこともなければ旅行に行ったこともない。しかし歳を重ねるにつれその必
要性を感じてきたのだ。 実は厄を落とすその厄とは金のことだ。金を使えばいい
のである、だから旅行に行ったりするのだ。昨今の事件を見てもその元凶は全て金
である、だから一時的にでもそうした欲望から離れて自分自身を見つめなさいと言
うことなのだ。 このことからも神社や寺には出来るだけ多くのお布施を置いてく
るべきだろう。 若い内は寺の事やお坊さんのことに無頓着である、しかしこれま
た歳をとってくるとこれが有り難いものへと変わっていくのだ。宗教とは良くでき
たものである、困ったときに助けになる唯一のもと言っていいだろう。 しかし世
の中にはこれを悪用した様々な悪徳宗教が存在している。こうした金儲けのための
宗教に取り込まれない唯一の方法は昔から有る故郷の寺社に行けばいいのである。
実に簡単なことで人は救われるのだ。 人生何も難しく考えることはない適当でい
いのである。適当とはいい加減という意味であり僕の座右でもある。

2006.02.03
明日は立春というのに気温が下がってきて雪も降っている。車で走り回るのは良い
のだが降りたときの強風と寒さには閉口してしまった。このあと気温はドンドン下
がって真冬日になるという..だがこの春を待つひと時こそ実に希望に溢れる時間
であることには違いない。 昔の人も雪国の人もこうして夢にも似た時間を過ごし
ていたのだろう..。人の生活や考え方や欲望のどれを取ってみても千年昔と何も
変わってはいないのだ。 そう言えば元禄時代と現在の状況が全く似ているのだと
いう。それまでで気楽に働いてきた町民はこの元禄時代から労働者として厳しい規
則に縛られ監視監督されるようになったというのだ。元禄時代も今と同じように限
られた人だけがセレブな生活を謳歌していた時代なののである。 小泉首相は貧富
の差はたいした事ではないと言い切っていること自体が元禄時代を彷彿とさせるの
だ。 東横インの社長の記者会見を見たが先日の会見とは別人のような態度に終始
していた。まさかここまで叩かれるとは思っていなかったのだろう。昨今のコンプ
ライアンスに関係する事件を知らなかったとすればアホか怠慢である。おそらく泊
まり客が減り売り上げが減っては困るので反省するような態度に豹変したのだろう。
餌を貰うために反省の演技をする猿と何も変わるところが無いというのも笑えてし
まうではないか。姉歯氏も最初にテレビ出演?した時とその後ではやはり反省色を
前面に出しているが、人間とはこうした演技力も甲斐性の内なのだろうか。 結果
的に国土交通省などという省庁は有っても無くても変わりないという結論しか見い
だせない。これは厚生労働省でも外務省でも同じ事だろう。 国民の覚めた虚ろな
目がこうした堕落を許してきたのだから責任の半分は国民にある。だから貯金して
も利息はゼロだし重税という天罰を受けているのかも知れない。ここまで考え方が
到達すると仏陀の世界だろう..。 少なくとも日本や世界がどうなろうと新しい
春は必ず暖かい空気と新緑を運んでくる。

2006.02.02
勝ちすぎた自民党に隙間風が吹き抜けている。ライブドア事件や国土交通省がらみ
の多くの事件で新入議員達もようやく物事の本質が掴めてきたようだ。小泉チルド
レンなどと言われてヘコヘコしていたのでは議員になった価値も意味も見いだせな
い事に遅ればせながら気が付いたと言うことか。秋の総裁選が楽しみだ。大勢が乗
る船の舵取りが如何に難しいものか幹部もようやく気が付いたようだ。 沙羅双樹
の花の色、盛者必衰の理をあらはす..とはよく言ったものだ。 ライブドアの他
にもIT関連企業の中には夜も日も眠れぬ者達がメール消しや文書の処分に奔走し
ている姿が目に浮かぶ。 あのホリエモンは元々技術者である、技術者というもの
は自己満足で足りる者でなくてはいけない。いくら儲かったとか損したとかではな
く、思った通りに出来たか、他人より上を行ったかなどが満足度を測る定規である。
 僕の友人S君の紹介で知り合った発明家のA氏は借家の居間に様々な化学薬品や
ガスのボンベを持ち込んで数年間研究に没頭していた。その間に実家からは勘当さ
れ、起業資金として融資された金も使い果たし..完成したのがほんの1cm位の
ガラス管の発光物体であった。これは検電器(電気が来ているか視覚的に見る物)
の高級品とでも言うべきもので、測定する回路の電圧によって発光する部分の長さ
が変わる物だった(僕は実際に使ったことはない)。 しかしこの商品は全く売れ
なかったが、彼はこれを完成したことで十分に満足していた。その後彼はどこかに
消えてしまった、あれからもう10年になるが音沙汰無い。技術者であるからして
彼はきっとどこかの借家の一室で再び新しい研究に取り組んでいるに違いない。僕
もそういう技術者の仲間みたいなものだった、だからこんな世の中でも誰一人遠慮
する人もなく生きて行けるのだ。 人生の楽しみ方は様々なのだが、盛者になるま
での道のりの途中に居ることが本当の幸せなのである。 暇が出来たら平家物語で
も読んでみよう。

2006.02.01
やっと季節が平年に戻った感じである。雨で湿度も上がり風邪のウイルスもその繁
殖力を弱めるだろう。 世の中には様々な道楽が存在するものだ。100万円の釣
り竿を平気で買う人も居るが..僕の友人のM氏は香を楽しんでいるという、そし
て最近手に入れた物は..伽羅(きゃら)という香木である。小さな木片100g
余を買ったと言うが、何と1gが1万円以上で200万近く支払ったという。産地
はベトナム辺りだがワシントン条約で輸出が出来ないものだからどんどん値上がり
するとのことだ。財産保全には株や貯金より確実かもしれない。 この香木を削っ
て火にくべて煙を出しその香りを楽しむのだという。そういえば正倉院の宝物とし
てこの香木の大きな物が保管されており織田信長や秀吉など時の権力者が少しずつ
切り取って香をたのしんでいたのだ。切り取られた跡にはちゃんと署名がされてい
たのを以前テレビで見たことがある。 好奇心を揺さぶられ早速インターネットを
使って調べてみたら..ヤフーなどのオークションでも香木は1g1万円はしてい
るし、線香だって1本が千円する物まである。さらに香炉ときたら何百も出品され
ていて見るだけでも楽しいではないか。これは面白そうな世界だ..と数時間にわ
たり興味本位の勉強のためwebサーフィンを繰り返したあげく..中国製の真鍮
で出来たお地蔵さんを買ってしまった(最初の目的とは全く関係無いが)。高さが
35cm位のもので4kgぐらいある。さらに進めていくと工事現場で掘り起こさ
れたという石仏まで辿り着いてしまった。そうだ石仏の並ぶ小径を建設しよう..
人生は好奇心だ、これが無くなったらお終いである。 僕は良く家内に飽きっぽい
と言われるがそれは間違いである、新たに好奇心を揺さぶられる物を発見しただけ
のことだ。 南アルプス山麓に僕は観音像を建った、これは母が亡くなった時何ら
かの目に見える形でモニュメントを残したかったからだ。今年はもう13回忌にな
るがその観音像の前を通る度に母に励まされ守ってくれているような気がする。世
の中は金ではなくそれにも勝る心の安寧なのである。