メンテ道楽にようこそ!!。#3
ここでは、
古いjeep
のメンテ作業の一端を紹介します。
多少なりとも尊敬する道楽者の方々の参考になれば幸いです。
他にも
ルノーカングーのメンテナンス
も掲載しています。
乗り降りするのが窮屈なため、脚がウインカーレバーに触ってしまう。
ある日ポキンと折れてしまった。さあ修理だ。画像をクリック!。
(写真は以前の状態)
燃料ポンプを交換しているときの模様。カスケットが無いのでトンボ
を切って作ったのと左側のボルトを外すために専用の工具を自作した
ため2日かかった。
その時外したfuelポンプ。低回転時に能力
不足になった。取り外しには特殊工具を自作した。
コンデンサー不良と、自動進角のダイヤフラムがイカレて
デイストリビュータを交換した。
走行中に突然パワーが1/3位に落ちてしまった。キャブを1週間ほど調整
していたが治らず、エンジンの圧縮を測定したら1発抜けていた。
バラしてみたらバルブが1本割れていた。シリンダーヘッドを外したのはい
いがガスケットがなくて、この時はもうNGかと思ったが日本ジープセンタ
ー社長の黒岩さんにお世話になり見つけていただいて無事組み立てることが
出来た。バルブは8本とも新品に交換。
割れたバルブ。長年走ると割れて当たり前か?。
左ハンドルで右側にミラーが無かったので苦労して
いたが偶然純正品が雑誌の「売ります」に載ってい
たので買い求めた。
メインスイッチを外し裏面から見た端子配列。(参考回路図)
ACC1はACC2に回転したときもONとなる。
メインスイッチが壊れたので修理した。内部の接点の接触不良である。
無水アルコールを入れた容器にスイッチを浸けて良く振ってから乾燥し
接点復活剤を注入して復旧した。
ここ一年ぐらい前からエンジンのかかりが悪くなった。点検に出したりプラグを交換した
りキャブの掃除をしたが数日エンジンをかけないとセルモーターが焼けるほど回さないと
かからない。 そこでもしかしたらチェックバルブかと思い在りかを探したところキャブ
のガソリンの入り口のタケノコの内部にあった。外してみると小さな円形の板がコロコロ
していて、破れてゴミみたいになったストレーナーが出てきた。同一パーツを1ヶ月ほど
探したが見付からずホースを含めて全体を見直すことにした。
新しくストレーナーとチェックバルブを購入、燃料ポンプからの銅配管6mmと
新パーツの8mmと合わせる為6−8mmの中継を入れた。ストレーナーの場所
を確保する為にホースを長くして何とかルートが出来た。
下がストレーナー、上がダイヤフラム形のチェックバルブ。
先日気持ち良くドライブしていたら燃料供給が止まって(追いつかず)エンジン停止
となってしまった。とにかく道路での停止はみっともないので急きょ機械式ポンプを
電気式ポンプに換装することにした。NISMOのキャブ用電磁ポンプ(燃圧0.3Kg)
を購入し取り替えた。
燃料フィルター出口が6mmでポンプが8mmなので異径ジョイントを入れて配管。
もしもの時の為に機械式ポンプはそのまま残すことにした。常時動いていて吸い込ん
でいるので埃が入らないように防塵マスクの布を切り取って被せておくことにした。
エンジンを迂回する部分はステンメッシュの耐熱ホースを使った。キャブ手前の
フィルターとチェックバルブはそのまま残す。手前にきているホースは機械ポン
プの出口、エンジンを掛けて溜まったガソリンを抜き取る為の物。
電気配線には工夫を凝らした、まず常時電源から押しボタンスイッチを介して燃料ポンプ
を回せるようにした。こうすればスターターを回したときガソリンは確実に回っている。
エンジンスタート後はACC電源によって回すようにする。ポンプ専用スイッチを..と
思ったが切り忘れるととんでもないことになるのでやめた。
ドライブ中にエンジンが5〜10秒ぐらい停止するトラブルが起きた、このため燃料ポン
プを交換したが未だに発生しているのでマスターキーを交換してみることにした。
オークションで見付けた同型のキー 端子の配列が違うため引き抜いて入れ替えた。
キーの直径が違うためリーマーとヤスリで拡大した。
取り替え完了、一時間程試運転したが問題は出なかったが完治したとは確認できない。
このあとキーが光りすぎるのでOD塗装を施した。
走行中にクラッチのリターンスプリングが切れた、応急処置で1ターン戻して何とか帰宅
し、その後自動車工場に問い合わせたら同等部品が有り入手できた。
その後..完全にメンテナンスが終わったのでオークションに出品し落札され現在は台湾で走っている。