QX6700 他の画像有り

2月2日
 これが最速のパソコン用CPUである、これ1個で約13万円だ。ノートパソコンが1台は買えてしまう。何がすごいかって..それは僅か3cm角のICの中に4つのCPUコアを持ち動作クロック2.66GHz、2次キャッシュ容量8MBという信じられないような仕様だ。FSB(動作クロック)1,066MHz、TDP(発熱)130Wといのもすごい、電源を入れて冷却しなければ上で卵焼きが出来るはずだ。誰かトライしてみる者は居ないか。ラジエターは標準品が添付されておりそれなりに放熱が出来そうだが、夏場の室温には耐えられないだろう。そういえばこのCPUはまだ日本の夏を経験していないのだ。初期のPENTIUMのようなピンは無く金メッキされたパターンをソケットに押し付けるような構造になっているので素手で触るのは厳禁である。こいつをMBに差して最初に電源を入れる時は何台造ってもドキドキするものだ。これが自作の醍醐味でもある、釣で大物がかかったときのようなものか。




工作台 別画像有り











 パソコンの製作に当たり苦労するのが組み立てスペースである、あいにく机の上などは様々なガラクタが占有していて置き場がない。そこで仕舞ってあったキャスター付きのワゴンを持ち出したが天板の寸法が小さすぎてケースが置けない。そこで天板の適当な物を見付けてフレームに止めて製作台とした。これなら回転出来るので都合が良いだろう。  



冷却装置 別画像有り


 水冷方式を採用するためCPUから奪った熱を発散する装置が必要になる。それはファンとラジエターの組み合わせであったりするが、今回は静音化のためZALMAN社のRESERATOR 1 Plusという自然空冷方式を使うことにした。秋から春までは十分だろうと思うが夏場の冷却不足を考えて専用のファンを用意した。タワー型の頂上部に取り付けてフィンを強制冷却する。秋葉原のOLIOSPECにて入手した。なかなか現物がない商品である。