このグラフィックカードのファンによる空冷の冷却装置を取り外す。綺麗なイラスト
と高率の良さそうな銅製のラジエターが付いているが水冷化のためには棄てるしかない。


取り外すと8個のメモリとGPUが出てくる、今まで付いていたグリスを取り除き
メモリクーラーに付属している熱伝導シートを貼る。


貼り付ける前に位置決めをする。ZALMAN社のRESERATOR 1 Plusに付属していたGPU用
の水冷ジャケットはチューブの位置が低すぎてメモリジャケットと干渉してしまう。本来はこの
メモリ用ジャケットを使うときはZM-GWB3という型のジャケットを使うようだ。仕方なくGPU
ジャケットの方向をずらしたが、こうすると止め金具の溝が合わなくなるが多少のことは目を
つむることにする。


とにかくスペースが限られているためギリギリに固定後チューブを取り付けてグラフィック
カード部の出来上がり。透明部分は冷却水の気泡と配管の汚れ具合を見るためのモニター。
左奧の皿に入っているヒートシンクはメモリ用に付属していた物だが、7950カードには小さ
すぎてこれを使うとたぶんメモリが壊れる。注意するのはGPUと冷却ジャケットの密着が
平面的にピッタリとくっついている事、それとグリスは薄くのばして塗布すること。