右のCPUソケットには保護用の黒いプラスチックカバーが付いているので外す。
さらに左にあるNorthbridge用の銅製ラジエターも外す(プラスチックの止めを外す)。


CPUソケット内はCPUと接触するためのピンが多数露出しているので絶対に手を触れ
ないこと、ホコリも厳禁である。 Northbridgeの銅製ラジエターを外したらチップ上の
グリスをきれいに無水アルコールで拭き取る。その後CPUの保護カバーを外して方向を
確認しソケット内に落とし込み金具で抑えバネで押さえつける。


CPUの位置に水冷ジャケットに同梱されている黒いリング状のベースを取り付ける。
ジャケットの冷却水出入り口の位置に寸法を合わせてチューブを切断し形を整えて配管
する。ケースの大きさや他のパーツとの干渉を考えて何度もチェックする。


メモリブロックとの接続も確認しチューブは抜けないようにインシュロックやホースバンド
などで固定する。水冷ジャケットの接触面は手で触らないようにすると共に汚れや傷が付か
ないよう保護しながら作業する。全てOKとなったらCPU上面とNorthbridge上面に熱伝導
グリスを塗布し前もってヘラを用意しておき薄く均一にならす。最後にCPUとNorthbridge
の上面にジャケットを固定し完成である。このソケットはLGA775であるからそれに合った固定
金具を使う。ネジは均一に締めて表面全体が確実に密着するように気を配る。もしも一部が浮
いていたらCPUが焼けるぞ。


これで一応マザーボード内の冷却水配管は終了した。後はケースに取り付け後グラフィック
ボードを差してお互いにチューブを配管することになる。 WINDYのケースが1月26日
に発注以来まだ届いていないのでこれから先に進めない。