団塊の世代も遂に定年を迎える。今年の干支である亥年生まれは最も人数が多い。僕も長年(約30年間)コンピューターに係わり続けて生きてきた。その間に製作したパソコンは軽く100台をはるかに超える(正確には記録がない)。 その始まりは486マシンからで、殆どは顧客に販売したものである。 今回マイクロソフトが新OSWINDOWS−VISTAを発売するのを機会に、vistaを導入した機械を組み立てることにした。

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 還暦..ということで、赤色を基本としてパーツを集め出来るだけ真っ赤なマシン造りを進めることにする。赤いチャンチャンコよりもこの方が現代的だろう。 更に高速化のためRAID0+1(全く同じディスクを4台使ってスプライト「高速化」とミラーリング「安全性」を両立させる技術)を使うことにする。このためデータディスクを含め最低限5台のディスクを収容する必要があり相応の発熱対策も考えねばならない。 発熱部は水冷化するがオーバークロックは止めることにする、更なる安定性と安心感のためだ。

 歳をとっても先を急ぐ癖は治らない..とにかく電子工作の基本は確認し更にもう一度二度チェックして火を入れることだ。〔 ※火入れとは装置に電源を入れること。〕これを怠るともう一度最初からやり直しの不運に遭遇する。煙を見たら一休みして温泉にでも入って心機一転することにする。特に冷却を忘れてCPUに火を入れたら..結果は想像もしたくない。パソコンの場合配線の極性は特に気にしなくていい、間違ったら接続できないからだ。昔はFDDのコネクタやHDDのコネクタを反対に差してお陀仏にしたものだが..。

【2007年に還暦を迎える有名人】