現代版パオを目指してパワーウインドウを。
今回使用した汎用パワーウインドウキット。たぶん中華の安物だがそれなりに動くのが素晴らしい。
キーレス取付で内張を剥がしたので一緒に取り付けることにした。まずモーターなどの位置決めから。
沢山のアダプターのなかから丁度フィットするものを選んで組むとこのようになる。
内側の歯車は抜けないようにテーパーになっているので方向を間違えないようにする。
そこに本体部分を組み付けるとこんな感じになる。周囲の穴の位置は間隔が決まった場所しか使えない。
パオの場合この場所しか考えられなかった。他は窓ガラスやメカと干渉してしまったり長さ的に無理だ。
付属の鉄製の金具でドア枠に固定する。丁度の長さに切断して使うのが良い。
この部分で切断すると取付部の穴が丁度合うようになっている。(2カ所の留めに使える)
付属のゴムブッシュを入れると振動音が軽減される。
こんな感じに組み上げる。配線はキーレスの時通した渡り線を使用する。
表面は凸凹なので金具を折り曲げて均一な高さになるようにして止める。
コンソールを外してスイッチ用の穴明けをする。付属しているボックスは付ける場所がない。
スイッチが堅く収まるようにカットアンドトライでヤスリがけ。
これなら助手席からも操作ができて場所を取らないのでいい。
キーレスとパワーウインドウ全体の電源は空となっているフォグランプのヒューズの電源側から
30Aのヒューズを入れて取ることにした。ちなみにキーレスは1個あたり5Aで15A。
パワーウインドウは片側回転時に5A、リミットで10A 同時最大20Aとなる。
最も過酷な事態(両方の窓を操作中にキーレスを使う)を想定すると35Aとなる。
配線は大変だがスカッフプレートを外すとじゅうたんがめくれるのでその下を通線するといい。
コンソールを外すときシフトノブを外すが、この時中のスプリングをなくさないように。
ハンドル跡のカバー。黒いパーツをそのまま付けたがパッとしないのでシルバーに塗装した。
同梱パーツで合うモノが無かったので強力両面テープで止めてある。外せば緊急用のハンドルが使えそう。
これでドアまわりが完成..スッキリと収まった。ここまで4日間約30時間を改造に要した。