標準装備のスピーカーを交換したぐらいでは高音質化は望めないのでサブウーファーを取り付ける事にした。選択の基準は運転席下のスペースに設置できること。結局パイオニア のTS-WX11Aに落ち着いた。これは設置場所の床面が2カ所5cm程盛り上がった部分がありそこに納める(ビス留めする)のに都合が良かったし小型でスペックも良かったからだ。 最も大変なのはスピーカーからの入力信号配線と電源配線である。両サイドのドア枠のカバーを剥いで線を通すのだが意外に固く手間取った。このSPのアンプ電源は常時供給でACC電源からの情報でリレーが動作しPOW−ONとなる仕組みになっている。既成概念での配線は注意が必要だ。主電源はヒューズボックス内でヒューズが入っていない空いたカ所が一つあり(他の空は裏面配線されていない)そこからヒューズ分枝を使って取り出した。ACC情報はラジオヒューズから分枝させた。ACC電源からはほとんど電流を必要としないのでどこでもいいと思う。ヒューズの上側が電源側になるため分枝を使うときはどちら側から取るか検討が必要である。(ヒューズを経過後取り出すと容量アップが必要になる)。助手席前の左側面の蓋を開けると通線や作業が出来る。 スピーカーは床に固定すべきだろう、ボディーに穴を2カ所開ける事になるがやむを得ない。最初に3mmぐらいの穴をドリルで開けてからSP付属のビスで留める。SPから出ている電源アース線はこのビスを磨いて通電しやすくしてから一緒に締め付ければ十分だ。 配線をクリップで留めるときはアルコールで拭いてからでないとはがれてしまうので注意(カングーの床は絞りの模様のようなデコボコがありなかなか貼り付かない、両面テープを何種類か用意してくっつくモノを試そう。 取り替え後CDやFMを視聴したところ格段に良くなった、更に運転席下に設置したのが巧を奏しボディソニック並の振動が体に伝わってくるのも感激。 carrozzeria | |