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【2017.02.28】
★三寒四温と言うが、この頃の気候を言うのだろう。寒かったり暖かかったりしながらやがて春になるのだが、蒸し暑い夏が先に待っているかと思うと季節はここらで止まっていて貰いたいものだ。 ちょうどパソコンに向かったところで、福島県沖で地震発生のニュースが入った。震度は5弱と言うが、福島県浜通りと聞くと3月11日の東日本大震災を思い出してしまう、しかも7回忌まであと10日ほどである。 昨日も今日とほぼ同じ場所で震度4の地震が起きているから要注意だろう。地震というのは冬に多いような気がする、特に年末年始にも多いようだ、例えば今日と同じ福島県沖で昨年の12月31日の朝5時に震度4の地震があったし、今年になって1月5日に2回も震度4の地震が発生しているのである。地球の傾斜角度とか太陽との位置関係とか気温とか..何らかの因果関係がありそうな気がするが暇な研究者に任せたい。 ★僕はあまりテレビを見ないが最近はトランプ政権とか北朝鮮の暗殺事件などが目白押しで面白さに欠ける..トランプ大統領の顔も見飽きてしまったし、殺された金正男の入れ墨だらけの肥満体にも飽き飽きしてしまった。もっと建設的で将来に希望が持てるような事件は起こらないのか?。 アメリカのアカデミー賞でも珍事が起きて失笑させられたし、広島県東広島市の懲戒免職職員を救った市の公平委員会と称する集いの馬鹿馬鹿しさにも苦笑させられた。 馬鹿馬鹿しさでは何と言ってもアメリカのペースX社が開発したロケットで行く「月一周旅行」だろうか。来年にも実施される「月旅行」だが、何と費用が90億円もかかるという、既に初回予約の2名は手付け金を支払ったという。アメリカらしいニュースだが..毎日血圧降下剤や血液サラサラの薬を飲んでいる身としては、余りにも死のリスクが高い旅行に大金を払うなど狂気の沙汰である。月は秋の夜長の十五夜にススキの影から眺めるのが最高なのだ、前金を払った連中に是非とも信州の秋に招待したいものである。 毎日放送されているテレビの情報番組もほぼお笑いの範疇に没している。大学の先生とか芸能人とか新聞社の編集者とか..適当に錚錚(そうそう)たる顔ぶれを揃えてはいるが、彼らこそテレビに毒されてしまった人間ではないのか。当局と当テレビ局に気を使って苦し紛れに発言する有様は今のカネに服従する権力社会を象徴するものだ。 ともかくNHK会長の籾井氏は「政府が右というものを左というわけにはいかない」という基本方針を貫いたが、次は元三菱商事副社長の上田良一氏が会長になるという。彼も似たような人種であることからそのDNAは変わらないだろう。中立という立場で報道できない限り受信料など支払う意味など無いことを知ろう。

【2017.02.27】
★南アルプスの残雪も随分少なくなってきて大沢岳あたりでは9合目辺りまでとなった。雪はこの先まだ雪は降るとは思うが一段と春を感じる風景である。 地球はやさしく春に向かっているが..馬鹿の暮らす人間社会は暴言程度ならともかく暗殺や放火など休む間もなく起きている。これが頭に脳味噌を大量に貯め込んでしまった人間という動物の成れの果ての姿だろう。賢さは適当で良いのである、東大や京大のようなバカの行く学校はこうした人類を多く生産しようという学舎である。こんなものに税金を投ずる価値があるのか、今一度考えてみるといい。 ★今日は同級会の打ち合わせがあり飯田市内に数人集まった。僕の級友は南アルプス山にある下栗(日本のチロル)に住んでいる、定年退職してからは急傾斜地と海抜の高い下栗でしかでしか採れないジャガイモを作って暮らしている。彼は毎日眼前の南アルプスを見ているが、雪が降ったかと思えば風で飛ばされてすぐに無くなったりして、その風景は一日として同じ表情を見せないという。 飯田市内に住んでいる級友も3月になれば下栗に出掛けて畑を耕してジャガイモを作るのだという。やはり生まれた時から食べているものは高齢になっても棄てがたく、そのためには多大な労力を伴っても構わないのだろう。 僕も南アルプス山麓の山小屋の畑にジャガイモやトウモロコシなどを栽培してみたが、一週間ぐらい留守になるために山の動物の餌になってしまう。ちょうど食べ頃になるとハクビシンや鹿が出てきて食べ尽くす。長年飼っていた日本蜜蜂も熊によって10個有った巣箱が全て壊されて今はお手上げ状態となっている。これも野山の動物との付き合いの一つと思っていたが最近は足腰が痛いので全てやめた。ただ鹿などの野生動物は塩分が不足するので春になると漬け物に使った塩辛いヌカを置いてくる。彼らは塩の臭いに敏感で一夜にして食べてしまう。 飯田市の北方に大鹿村という村があるが、ここは地下から塩分を含んだ水が湧き出して居ることから多くの鹿が集まる場所になった。だから大鹿村というのも当然だろうし、山に入ると鹿が大きな角を残して死んでいった跡に出会う事もある。野山の動物も人間と同じように子供を育て食べ物探しに苦労して精一杯生きていることを実感出来るだろう。 ★人間も動物も弱い者をいじめるDNAを持っている、例えば福島第一原発のメルトダウンで汚染され他県に逃げてきた子供達にバイ菌とか、放放射能を浴びているから電気を消すと光ると思っというようなイジメが横行する。弱い者を助けようとするのが学校教育である、そこでこうしたイジメが起きるのはDNAの思うがままにしか行動できない教員が山ほど存在するからだ。元々弱い者イジメのDNAは動物たちの捕食という自然の摂理にかなったものだ。足をケガしたシマウマをライオンが襲うがこれは相手の死を知ったうえでの行為なのだ。ハイエナも死にそうな動物や死んだ動物を食べるが、これも死骸から雑菌が繁殖するのを防いでサバンナを清潔な環境にするための行為である。 こう考えてみると頭でっかちの人間のすることが最も愚かな行為であることがわかる。

【2017.02.26】
★夕暮れ時が遅くなってきて良いことがある、屋根の上に載せている自作の太陽光発電システムの稼働時間長くなってきたからだ。昨夜はバッテリーに溜めた電力だけで監視カメラと録画装置などの全ての電力を24時間賄うことが出来た。また11時頃から15時頃までは電力が余るので常時起動しているパソコンの電力も賄っている。まあ料金にすれば僅かなものだが..自己満足の趣味としては面白いいし環境にも良い。 昔は南アルプス山麓の山小屋の川に水車を設置して水力発電を試みたものの失敗に終わった。原因は川に流れてくる落ち葉などのゴミによって1時間も経たないうちにスクリーン(ゴミ除けの網)が詰まって導水管に水が流れなくなってしまったからだ。 それに比べると太陽光発電は手軽に出来るが、問題はバッテリーの容量を極限まで使いこなせないことだ。大概のコントローラーは10ボルトで負荷を遮断してしまう、これは良いとしても遮断した途端にバッテリーの電圧が1.5ボルトぐらい上がる。この1.5ボルトが溜まった電力を使い切れない原因である。僕は様々な回路を組んで解決に向けて研究中だが..太陽光発電で儲けようというのは4キロワットぐらいの大型システムでないと無理だろう。最近はソーラーパネルが安くなってきたから道楽でやって見るのも面白いと思う。 ★僕がウオーキングしている道路脇に小さな小屋があって山羊が一日飼われている、1年位前は2匹だったが今は一匹になってしまった(どうなったのか?)。周りに家が無いことから時々車で飼い主が様子を見に来ているようだが、今日はリンゴを山ほど貰っていた、既に食べ飽きたと見えて食べなかった。この道を通る度に、このヤギを見て昔僕が20歳ぐらいまで家で飼っていた山羊とか羊を思い出す。子供の頃は連れだして野原で草を食べさせて一緒に遊んでいたものだ。山羊もちゃんと人を知っていて、僕が外に出て半年ぐらい経って家に帰った時もちゃんと遠くから来るのを見つけ出して大声でメーメー啼いていたものだ。僕はそのころの写真を額縁に入れて今もパソコンの前に飾っている。もう一度ヤギを飼ってみたいと思っているが家の周りに草原がないので諦めざるを得ないのが現状である。山羊の子供を飼ったらきっと虜になってしまうだろう。 それ権力だ、やれ利権だとバカ騒ぎしている者達もこうした動物の優しさに触れたら武器輸出など考える事もないだろう。それでもまだ考えるのなら彼らこそ悪の権化であろう。 更に共謀罪などという民主主義を否定するような法案も議論を呼んでいるが、トドの詰まりは反政府デモを共謀罪として取り締まろうという権力の野望であろう。野望を持たねばならない程の人間性と悪の潜在化こそ取り締まりの対象とすべき事案である。彼らも動物に接して脳味噌の中身を穏やかにして貰う必要があると判断した。

【2017.02.25】
★暖かさに誘われて庭の紅梅が咲き出した。ほぼ毎年この時期になると硬かったつぼみが開いて一斉に咲き出す。自然も動物も季節や時間を敏感に感じ取って生きている事がわかる。家の猫たちも食事時になると外から戻ってくるが、その時間が実に正確で驚いてしまう。また雨が降りそうな時などは何時間も前にそれを感じとって外には出ていかない。要するに人にも動物にも時間とか天候を敏感に感じ取る機能があって気象庁など不要と言うことだろう。 ★つい先日のことだが、アメリカのNASAから重大発表があるというニュースが飛び込んできた。その発表は深夜だったので翌日インターネットにアクセスして内容を見たが..太陽系から39光年離れた恒星の周りで、地球に似た惑星が7個見つかったということだった。その星には水がありそうで生命が居そうだということだ。しかしこの発表がどれだけ重要なのか、どれだけ画期的なものかは疑問が残る。若しも惑星探査機の速さで行っても10万年以上かかる距離である。この星にナメクジが住んでいたとして何かメリットがあるのだろうか、それとも水があったとしたら汚し放題汚した地球をほったらかして移住しようというのか。どう考えてみても無駄な税金の使途ではないのかと思えてならない。それでは夢も希望もないではないか..という御仁も居るだろうが、我々がいま済んでいる地球に対して何をしなければならないかもっと深く考えて行動に移す事の方が先決ではないのかと答えたい。 宇宙技術の知恵を集めて環境問題に投資すれば汚染もCO2も極限まで抑える事が出来るだろう、なぜ税金や資源を使って何千光年も彼方の宇宙を調べようというのだろうか?。 考えられることは一つしか無い、庶民の関心を集めて巨額の税金を注ぎ込むこと、いわば利権事業である。 人は今まで地球上で穏やかに暮らして来たし、馬鹿者さえ居なければ戦争も汚染もなく多くの人が幸福に生き続けられるのだ。 先日も書いたが、日本でも医者と国会議員と学校の先生の根性を叩き直せば社会は安定し格差も小さくなり穏やかな社会になるのは間違いない。 先日も暴力団と関係を持っている京都府立医科大学の学長を始め医師らが暴力団員に便宜を図ったとして問題になっている。だいたい相手が指定暴力団・山口組傘下の淡海一家の総長、高山義友希という受刑者なのだからタチが悪い事件ではないか。全ての先生と称される者達の驕り(おごり)と金銭欲の行き着く先であろう。 ともかく右翼と絡んだ学校に首相の嫁が関与している国にして起こり得る事件ではあるが、余りにも庶民をバカにしていないか。宇宙にロケットを飛ばす前に軌道修正して起きたい問題であることを国民は認識すべきだろう。

【2017.02.24】
★朝早くから目が覚めてしまった、朝一でペットの斎場を予約してあったからだ。僕が可愛がっていた猫のシロが今日は冥土に旅立って行くのだ。斎場に行く前にシロが遊び回った場所を見せて廻ってきて、もう一匹の猫とも別れを惜しんでから斎場に向かうのは人も動物も変わりない。毎晩腕枕をして寝ていたものが居なくなる寂しさはたぶん動物を飼っていない人にはわからないだろう。 いま国会でも問題になっているが、安倍首相婦人が名誉校長をしている森友学園では「教育勅語」や「五箇条の御誓文」を中心に教えているという。子供を豊かな心の持ち主に育てるにはこんな物は要らない。それよりも家庭で犬とか猫を一緒に育てれば、生きること、愛すること、死ぬこと..全てを自然に学ぶ事が出来るのである。 それにしても豊洲の土地取引疑惑も解決しないうちに今度は国有地の払い下げ問題である。総理が自ら進退をかけて答弁していると言っているが、まさに落としどころによっては辞任どころか罪に問われる可能性さえある。 やりすぎると何時かはこういう運命になる事を知っていれば自制できようが、裏に右翼がのさばっていては戻るに戻れなくなるのだろうか。 ★「プレミアムフライデー」という大企業をターゲットにした労働時間短縮デモンストレーションが始まった。電通や他の大企業で自殺や精神病が蔓延していることから、国際的に恥ずかしい思いをしている省庁があると言う事だろうか。もしも国家を挙げて進めるならば中小企業をバックアップしながら日曜日しか休みが無い企業や商店に視線を向けるべきだろう。日本の90%を占める中小や零細企業は生き残れるかどうかの瀬戸際で生きているのである。明日のことがわからないから国内の消費は低迷したままなのである、これを多少早く帰ってもらって飲んだり買ったりさせようというプレミアムフライデーこそ役人的な短絡的発想である。 要するに政府の中にも省庁の中にも税金(カネ)の使い方を知って居る者がいないのだ。だから1千億以上掛けてスタジアムを造ろうという計画が何の後ろめたさもなく堂々と出てくる。日本は役人に滅ぼされるというヤマト運用の創業者の言葉が思い起こされる昨今で有る。 カネ儲けの話になれば地方自治体までもが目の色を変えて寄り添ってくる。この事業が真に庶民や近隣住民のためになるかという議論など置き去りにしたままである。 その結末がどうなるのか..東芝という大企業を詳しく調べれば教えてくれるのではないのか。

【2017.02.23】
★昨日は突然の飼い猫の死という現実に出会い今日も落ち込んでしまっている。明日は火葬に行くので小さな箱に入れて家の周りに咲いている花を飾ってみた、しかしまだ花が少ないので菊などを店に買いに行って来た。今迄に猫は既に何匹も死んでしまったし愛犬も死んでしまった。 猫も犬も僕に良くなついてくれたので、世に言うペットロスという心神衰弱状態になっても不思議ではないだろう。今日も一時間ぐらい散歩をしながら、なぜ猫や犬は特に趣味もなく目的もなく生きているのだろうか考えていた、結局は「人に喜んで貰えるから」という結論しか出て来ないのだ、このことが悲しくさせる原因でもある。もちろん人間が生きている理由も同じ事だ、家族や友人など多くの人達に喜んで貰うために生きているのである。 この生きている意味を多くの人が認識すれば戦争や犯罪など無くなるし野生動物を殺す事もなくなるだろう。 僕はいつもここで書いているが、野生動物も昆虫も全ての生きているものは世のため人の為になっていることも忘れてはならない。 ★ハンガリーでは2024年に行われるオリンピックの候補地として名乗り出ていたが、賢い国民は国民投票に向けて活動を始めるなど反対運動が高まってきた。このため政府は候補地撤退を決めたという。実に賢い国民ではないか、利権と自己顕示欲にまみれたスポーツ行事を辞めることで国民の巨額な負担は他の使途に回せるのだ。 既にこのオリンピックにはローマやハンブルクも候補地を取りやめている。 今となってはオリンピックは悪戯と評する以外の何物でもない。東京のような金のある大都市がIOCの喰い物にされているのである、施設に文句を付けたり巨額の放映料を取るなど尋常ではない。また選手を抱えるスポーツ団体も内部は利権とカネにまみれて問題ばかり起こしているではないか。 オリンピックがこうしたカネ儲けの手段になったのはプロの参加を許可し商業化してからである。五輪に世界平和などはどこ吹く風となり、国威発揚という戦争のような名目でドーピングなど日常化し、とても子供に見せられるようなスポーツ大会ではないのだ。また参加選手も自己顕示とカネという目的を達成するため勝てるなら毒でも飲もうというとんでもない事態になったしまった。いい加減に馬鹿げた大会はやめないとそれこそ弱肉強食を加速する事になってしまい、格差の拡大などの弊害を生む根源となってしまっている。選手もバカでなかったらもう少し社会全体の事を捉える能力を育生しようではないか。 猫や犬、鹿もリスも他の生き物や人間の為になろうとして苦しくても生きている姿を学ぼうではないか。

【2017.02.22】
★朝食の時今日は2.2.2でニャンニャンニャンで猫の日なんだと笑いながら話していた。それが午後になってとんでもない事件が起きた始まりである。 午後3時半頃外で遊んでいたメス猫のシロが家の中に入って来ていつものように僕のパソコン机の下で寝転がっていた。そして16時半頃に妻が机の下で変な声がしたというので見に行ったところ、シロがグッタリと横たわっていて息が荒くなっていた。外傷もなく、もどした跡もなく普段と変わらない姿だったが、10分ぐらいでグッタリして動くことが出来なくなった。そしていつものようにコタツに入ってシロを膝の上に載せていたところ5時頃には心臓の鼓動が小さくなって息も絶え絶えになり、やがて5時半には死んでしまった。余りに突然の出来事で言葉を失い、涙がボロボロと溢れるばかりだった。 この猫は2009年にミッキーというオス猫と一緒に我が家にやってきた生粋の野良猫である。その後2年位かかって我が家の中で生活するようになったが、2011年には一緒に行動していたミッキーが死でしまった、彼も野良猫で苦労していたことから体調が悪かった。それから6年が経ったいま、毎日元気に走り回り2週間ぐらい前にはネズミも取るほどの体力もあり、まだまだ元気だと思って居たが..何ともあっけなく2時間ぐらい後には死んでしまったのである。人間で言えばピンピンコロリであろうか、たぶん我が家に来た時は2〜3歳ぐらいだと思うから10歳ぐらいにはなっていたと思う。やはり野良猫生活の苦労が尾を引いていたのだろうか..。人も第二次世界大戦時代に少年時代を過ごした人は総じて体が弱いという、子供の頃育ち盛りの栄養不足が大人になってからも影響しているのだろう。 もうすぐ春が来れば外で思いっきり遊ぶことが出来たのに残念だが、人もまた同じようにこの時期に他界する人が多い。 シロは明後日火葬する事になったが、この日は僕の祖父の命日でもある。 何か偶然というか運命というものも感じてしまうが、勘ぐれば何でも関連付け出来てしまうのだろう。 シロは中々なつかない猫だったが2年位前からは僕のフトンの中で一緒に寝るようになっていた。僕に一番なついていただけに寂しさと悲しさ100倍である。 そんなわけで今夜は家族全員が集まってシロを忍ぶことにしている。

【2017.02.21】
★世の中は結局悪いことをするとどこかで帳尻を合わせなければならない事態になる。アメリカの大統領選挙でトランプ大統領が誕生する前から側近(フリン大統領補佐官(国家安全保障担当))がロシアと連絡を取り合っていたことが発覚した。もちろんフリン氏は辞職したが、今までロシアはトランプ大統領を限りなく褒め称えていたが、この事件後はガラッと様子が変わってテレビでもトランプ氏の報道は一切無くなったという。要するに裏工作がバレたのである、トランプ大統領もこの先辞職することになりそうな気配濃厚である。仲良しになった安倍首相はいったい何とコメントするのだろうか、日和見主義を反省するのかそれともロシアのように一切口にせず次の大統領に跪いて取り入るのだろうか?。 世界のトップばかりではない、麻薬をやっていたのがバレて芸能界を引退し即日国外逃亡した者もあれば、ゲスと不倫していたベッキーと同様に不倫がバレて出家した女優もある。必ず享楽のツケは廻ってくることを認識したうえで行動をしたいものだ。 ★勉強だ受験だ就職だと大騒ぎして何とか役人になったり大企業に入ったが..うつ病になってしまったという話は良く聞く。こうした大きな組織ではイジメやパワハラなどは日常茶飯事で、勉学よりもそれに負けない図太い神経が何よりも重要となる。世間を気にしすぎる余り引き籠もりになってしまう者も多いが、これも図太い神経がないと立ち直れない。最後は憂さ晴らしに犯罪に走ってしまうケースもあるし無差別殺人を起こす者もある。 こうした事態はどうしたら解決出来るのだろうか、教育や親の意見では無理である。 こんな時に思い出すのが昔の田舎の生活である、全員が貧乏で高校や大学には誰も行かないし、家族旅行だってする事もない。食べる物も畑で作った物が中心でメロンとか牛肉など見たこともない。風呂だって近所で沸かしたら行って入り、自分の家で沸かした時は近所から入りに来る。砂糖や醤油が無くなると近所へ借りに行く。盆と正月の前には大きな釜を持ち回り自宅で豆腐を造る。 早い話が皆が同じような生活をしていたのである。だから貧乏でも誰も気にしないし恐れることもなかった、だから皆それぞれに幸せだったのだと思う。幸福とは自分や家族だけで得られるものではない、多くの人が係わって感じるものなのだ。 人一倍稼いで得られるものでもなく、部長になって得られるものでもないことを知るべきだろう。医者とか校長の子供達がなぜ事件を起こす率が高いのか考えてみよう。 とにかく悩んだら普通の生活をすることを目標にすればいい、社会に置いて怒れるのではない、自分が納得すればいいのだ。そうすれば肩の荷も下りるというものだ。マレーシアで暗殺された金正男は長男にいつも言っていたという「家系を気にせず普通に生きて行け」..と。

【2017.02.20】
★ようやく春らしい雨が降ってきた。ひと雨ごとに訪れる新しい季節は人の心も和ませてくうれる。しかし欲にどっぷりと漬かった連中は和むどころか一段と深い悪の海に沈んで行く。世界(地球)は特定の個人の物ではない、地上に生きる全ての動植物からバクテリアに至るまで平等に与えられたものだ。 簡単に言えば地球の奥深くから掘り出した原油の利益は野良猫にだって還元すべきだと言うことである。こうした当たり前の考え方が出来なくなった人間ばかりになったから欲望が加速してしまうのだ。各国のトップにある者達は毎日でなくとも季節の変わり目の一時ぐらいはこんな事を考えてみたいものだ。 ★北朝鮮による暗殺事件は世界に衝撃を与えているが、事件が起きたマレーシア政府は国交のある北朝鮮の大使を召還することを決定したという。 ロシアも含めて暗殺大国やドーピング大国と国交を持っているというのもおかしな事だ。その国に旅行に行く必要もなければ物資を輸入する必要もない。国交を断絶することによって平和を守ることも出来ることもあるのだ。国交などと言うのは各国の富裕層とか政治家の利権の一つだと考えた方がより正確かも知れない。バカと付き合うと自分にもバカが移る、これを「朱に交われば赤くなる」という。 昔読んだ週刊誌に日本の国会議員と北朝鮮の繋がりについて書いてあったが、彼らは表面的には罵り合いながらも裏では緊密に繋がっているということだ。例えば朝鮮総聯本部ビル売却問題に関しても実に不透明であり政府が関与しているとしか思えないではないか。この事件に登場するのは不動産屋とか宗教法人など胡散臭い者ばかりだった。 時々「社交界」という言葉を聞くが..セレブの懇親会と思いきや実は各国政治家の裏の集まりみたいな感がある。彼らは国境や思想を越えて緊密に繋がって連絡を取っているのだ。 例えば北朝鮮に自由に出入りできる芸能人やスポーツ選手がいることも事実だろう。各国の政治や社会は表向きには遵法精神を謳ってはいるが現実は裏の黒い糸で繋がり世界を動かしていることを認識しておくべきだ。その上に立って選挙に臨むぐらいの知恵が望まれるのが今の時代である。 ともかく人も動物もその命は有限であるという悟りさえ開けば事態はもう少し好転するような気がする。 ともかく雨が降っている日ぐらい全ての会社は休んだらどうだ、地球環境をよくするには経済成長を減速どころか縮小せねばならない。地球を救う最もよい方法は「工業所有権法」(特許、実用新案)とか「著作権法」を廃止することだ。こうすれば全ての人達の納得の上で平和に近付いて行く筈である。

【2017.02.19】
★韓国で大財閥「サムスン電子」のトップが逮捕された。逮捕したのは警察とか検察ではなく「特別検察官の捜査チーム」である。何故かというと、警察や検察は権力の思うように動くことから韓国では政権や財閥と関係を持たずに自由に捜査し起訴できる別組織をつくっているからだ。 日本だって政治資金規正法に触れながら、知らなかったで通るというような悪質な癒着が横行したり、検察が冤罪を自らでっち上げるという事件も現実に起きている事から同様の組織を早急に立ち上げる必要がある。しかしここまで地に落ちた憲法遵守精神の欠如は新しい組織をつくっても原子力安全委員会のようないい加減な組織になってしまう懸念が大きい。 先進国だと吹聴している日本もここまで来たら政府も省庁も裁判所も自らの置かれた立場を再認識すべきではないのか。 長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰..という安易な妥協は国家を破滅させてしまうどころか、行き着く先は北朝鮮やロシアのような暗殺も有りという世界に落ち込んでしまうのだ。引き返すなら今の内だろうと誰か気が付く者はいないのか?。 しかし先日も参議院の議長までもが、自分の地元の新幹線整備に関してとんでもない発言をする始末である。無知というか教育不足というか、自らの立場も理解することの出来ない者達が政治に係わるという現実は救いがたいものがある。 ★昔は「大店法規制」という法律があり大きな店舗造りは制限されていた。しかし金儲けの為に法律が変わり幾らでも大きな建物が出来るようになった。この結果失われたものは、中小の小売店の倒産、雇用の片寄り、大都市集中、農村の疲弊、過疎などであり、今社会問題となっている歪みを生む原因の一つにもなった。また物資運搬の交通量も増えて道路混雑も派生的に起きている。 今日も火事で燃えている大規模な物流倉庫もこうした集中化の副産物である。例えばこの倉庫が1つの県に集中しているのではなく5つの県に分散していれば大きさも1/5の大きさで済んだ。例え火事になっても被害は1/5になり、周りの住民にまで危険が及んで体育館に避難するような事態にはならなかっただろう。 このことは目先の利益を目論んだ企業にも及ぶ、大量の資材や商品を消失したのでは倒産もしかねないではないか。 大きいことは良いことだなどと言うのは間違いである、「スリコギで耳は掻けない」という諺もあるが、最近はスマートフォンの普及で「標準シムはナノシムに勝る」ということになる。小さなナノシムはアダプターを使えば簡単に大きな標準シムに変換することが出来るということだ。

【2017.02.18】
★節分というのは季節の区切りの一つだが、今日の「雨水」というのも季節の区切りの一つである。昨日の雨もあって野山の雪もほとんどなくなった、路傍の枯れ草も何か元気になって来たような気がする。雑草の生命力は素晴らしいものだ、石に張り付いていたり道路の脇に生きている「苔」とか「岩芝」の生命力も並外れている。長期間一滴の雨もなくて枯れたように見えても一度雨が降れば生き返って緑色になる。日本にも多くの苔の研究家とか研究室などがあるが、道楽で苔の研究に没頭している個人も多い。カビだって人の役に立つのだから苔も何らかの役に立つ筈である。 人も同じ事で仙人のように生きている人でも世の中で重要な働きをしているのは間違いない。世の中には様々な人や生き物が存在するからこそ生命は継続できるのである。 ★総務省では「ふるさと納税制度」を見直すという、これは東京都内の自治体から税収が減ったという文句が出たからだが、何か間違っていないか..。そもそもこの制度は東京に落ちる税金を減らして地方に分散することを目的としたものだから税収減は当たり前だ。早い話が、地方で活躍している企業も本社は東京に置いており、税金も本社の所在地に支払われるというアンバランスを補正するものだ。 飯田市内にある有力企業も昔は地元に本社があったが、今は東京都内に本社を置いているケースが多い。理由は簡単で本社が東京に有った方が見栄えが良いからである。名刺に本社が東京都銀座○○丁目などと記載されていると商売上で信用が上がるということもある。 詐欺の為に造るニセの会社の住所は東京都内とか大坂にある、これも相手を信用させる手管である。人はこうした見てくれに弱い、もちろん女性もブランドの服を身にまとえばそれなりに美しく見えるし、高級な化粧品を使えばそれなりの効果もある。 これらを総称すると「ブランド力(りょく)」と言う事になる。この伊那谷でも例えば干し柿を「市田柿」というブランドで全国に売り出して成功している。要するに儲けるには如何にしてブランド力を付けるかということだ。 しかし世の中には悪党が多い、2012年には長野県駒ヶ根市でも福島県産の米を長野県産として販売した事件があったし、JAが主導して大量にニセのブランド米の袋を印刷して偽装するという事件もあった。今回の偽装事件もJAが主導したと見られる米の産地偽装が勃発した。JAグループ京都が主導したという報道だが内容が余りにもひどい、日本国内米ならともかく中国産と混ぜて売っていたのだから悪質である。僕は以前から食品流通に係わる業者や企業は暴力団と似たようなものだと言っているが..多分今回の事件は氷山の一角だろう。最も気を使わねばならない食品を偽装したり、期限切れを回収して賞味期限を書き変えたり..世の中の悪党は身近に存在していることをを認識すべきである。また表面は真面目そうな企業でも裏に回れば悪質なことをしているのが当たり前だと思った方が良い。

【2017.02.17】
久しぶりの雨で乾燥していた空気も一段落したからインフルエンザの拡大も防げるだろう。飯田市はインフルエンザの感染者が県内でもトップにランクされていて学級閉鎖している学校も多い。予防注射をしても殆ど効果がなかったということだが、僕は今迄一度も予防注射をしたことがないし感染したこともない、まあ今後のことは神のみぞ知ると言う事だろうか。 今日は残念ながら雨になったが中先生と会食のために駒ヶ根市まで足を延ばした。ついでに駒ヶ池や光前寺に寄ってみたが、まだ路肩や屋根には雪が積もっていて空気が寒いのには驚いた。この時期の駒ヶ根高原には殆ど出掛けないので駒ヶ池の湖面の氷に雪が積もって真っ白になった光景を始めて写真に撮った。 今日行った先は駒ヶ根駅の近くにある「かっぱ厨亭」という居酒屋である、居酒屋と言っても昼間から飲酒する訳ではない。この店では一日10名だけ予約で特別な定食を提供しているから出掛けただけのことである。店内は居酒屋そのものでドジョウが水槽で泳いでいたり壁にはそれなりのメニューがいっぱい貼ってあった。 定食には様々な食材が使われていて値段の割りに誉められる内容であり先生にも満足していただいた。 こんなことで今日は一日過ぎ去った訳だが..人生そうガツガツしても始まらない、いい加減に旨い物を食べて少しでも笑って過ごせればそれでいいのだ!!。 ★家に戻ってテレビを点けると各局とも暗殺と出家というどうでも良い問題を根掘り葉掘り解説していただけだ。僕が気になったのは物流倉庫など大規模な火災の発生である。合理化を追及する余り一点に大きな機能を集約したたためにリスクが発生したのである。自動車産業も部品工場を集約しているために地震の被害に弱い。まあ従業員に少しでも休む時間を与えてやると思って諦めればいいではなか。商品が火事で燃えるのはいいが、このアスクルという会社は株価が10%下がり株主に不安を与えていることからこの先どうなることやら。まあ人災が無かっただけ良かったと言うことか。 薬を始めエネルギーも移動手段も食品も、ありとあらゆるものにリスクは付きまとっている。インフルエンザの薬を飲んで毎年何人もの子供が命を落としていることを考えると、ほったらかして置いて治した方が体に良いのかも知れない。人のからだが持っている治癒力を過小評価し藪医者に行くととんでもない事になると言う事だ。

【2017.02.16】
★日影に積もった雪も随分溶けてきた、近隣の果樹園では大勢の人が出て枝打ちなどの作業に忙しそうである。剪定した枝を燃やしてモクモクと上がる煙は春がきた象徴である。10時半頃通りかかった果樹園の中では7〜8人の人が焚き火を囲んでお茶の最中だった。これから忙しくなるが農家は幾ら忙しいと言っても夜中の10時まで畑に残って残業するようなことはない。だからサラリーマンに比べてストレスが溜まらないのだろう。 この気温の変化で亡くなる人も多い、先日は上村で一級下の男性が亡くなり、昨日は実家のある程の地区でも一人亡くなった。南アルプス山麓の村は高齢者ばかりだから葬式は珍しくないが..葬式の数に比べて結婚式に呼ばれることは殆ど無いのが寂しい。 ★大凡田舎は穏やかに時間が流れているが、世界は切った張ったのヤクザの街のようになっている。大人ばかりか子供は殺す、兄弟は殺す、親も殺す、通りすがりに殺す..いやはや熊や猪でもこんなことは絶対に無いだろう。以前も書いたが猪や熊はたまに人間に噛みつくことはあっても決して殺す事はない優しい動物である。像だってどんなに怒っても人を踏むことはないという。 もっと動物のように穏やかに暮らすことは出来ないか?、それほど忙しい事があるのか..それほどの権力が必要か。 そう言えば今日家に寄った妻の兄の話では息子が17年間勤めた会社を辞めたと言っていた。理由を聞いたところ配置転換された営業の仕事があまりにも忙しく厳しくて辞めたのだという。確かに営業という仕事は勤務時間とかノルマとか様々な束縛がありキツイ仕事である。ストレスで病気になる前に辞めるのが得策であろう。 我慢することが美徳などと考えるのは古すぎるし病気の根源だと言うことだろう。 昔はノイローゼと言っていたが今はうつ病である、事故因子による病的なうつ病もあるが多くはストレス過多によるものだ。特にブラック企業(日本中の企業はほとんどだが)に勤めている人の現実は余りにもひどい。昔の軍隊と何ら変わらない、人間だと思っていないのである。 中隊長の自己満足だけで無駄な特攻作戦に出されて死んだ人が何万人居ることか。オリンピックやサッカーで国民の団結を図ろうとしても無駄な事だ。バカ騒ぎして一夜明ければ牛馬同様となる。日本は貿易よりも幸福指数の高い国にするべき時ではないか。

【2017.02.15】
★信州は穏やかである..フキノトウも顔を出し梅も咲いてきた。気温もそれなりに春になってきて太陽の光も濃い。朝一で富士山を見ると穏やかな河口湖面に富士が反射して逆さ富士となっていた。良い光景を見るのはいいものだ、特に朝一で見ると一日気分もよい。 僕は日本中にある絶景と言われる場所のカメラを約300カ所ぐらい登録していて、朝寝たままでワイヤレスマウスを操作して全て見ることが出来るようにしている。雪の日はそれなりに美しい風景があるし、季節によって見る場所も変わる。大型カメラを背負って野山に行かなくなって久しいが、こうした風景カメラが有るとそれなりの一瞬を撮影することが出来る。今年になってからは富士山に執着しているが1台のカメラを一日中見ていても飽きないほどだ。 ★穏やかな信州と違って世間は騒がしい、北朝鮮はミサイルを発射したかと思ったら今度は暗殺である。北朝鮮も含めロシアとか中国などは暗殺大国である、こうした事件は日常茶飯事に起きている。日本だって戦国時代は親兄弟であっても権力争いの果てに殺害するのは当たり前だったから人間の欲望とか権力欲というものはいつの時代も如何なる国も変わらないようだ。 毒殺と言う事だが..その猛毒というのは何だろうか?。農薬のようなものでないことは確かだ。調べてみるとシアンよりもっと強力なものではないかという。殺された金正男は政治に興味はないと言っていたが悪魔のような弟にとっては唯一の目の上のタンコブだったのだろうか。ともかく皇帝の家に生まれなかったことに感謝しなければならない。 それと億万長者の家に生まれなかったことにも感謝である。その根拠は先日香港で拉致され中国本土に送られた大富豪肖建華氏の事件である。香港ではこのような富豪を拉致する事件が後を絶たないし、その殆どが生還していない。大富豪を拉致するには中国国内で特権を利用して自由に行動できる組織でしか出来ない。実行したのは中国の国家組織であろう、これまた権力闘争の犠牲になったのだろうか。 それまでして人が金を欲しがる真意が読めない、仏教の国らしからぬ修羅の国家である。 ★政府には「働き方改革実現会議」というものがある、そこで答申されたのが労働者の残業時時間は1ヶ月60時間以内というものだった。異を唱えたのは企業で100時間を主張している、確実にブラック企業である。そして揉めに揉めてこの法案は審議継続となている。60時間としても1ヶ月23〜24日働いたとして毎日2時間半の残業をしなければならないのだ。これで労働者は豊かな暮らしが出来るのか..残業代を稼がなくとも普通に生活出来る給与体系が必要だろう。利益のでない中小企業には政府が応援すればいい、要するに金は出さなくとも製品を購入すればいいではないか。高学歴者ウヨウヨしている役人天国である、もっと頭を使って考えたいものだ。

【2017.02.14】
★あ〜あ、また老舗の電機メーカーが粉飾決算の末に崩壊か..取締役と代表執行役員だった大将(会長)が辞任するのはいいが残った従業員はどうするのだ。彼らの巨額の報酬にも飽き足らずにろくな仕事もしていないならまだしも粉飾するという犯罪は許せるものではない。庶民がバカにされていると知っていながらこんな企業の株を買っている姿を見ると世も末だと思えてならない。 社長が号泣会見したことで記憶に残る山一證券が破たんの時もそうだった。赤字隠しとか粉飾とかいう溝にはまってしまったのだ。その時に社長だった野澤正平が残した言葉は忘れない「従業員は悪くありません」と言う事だ、彼らが泣いたぐらいで済まされる問題ではない。当たり前だ、従業員が悪くて破産した会社など無い、全てが経営者の放漫と無知と時代錯誤と社会奉仕をなおざりにした結果なのだ。 同じように学校のイジメや生徒の自殺も校長の怠慢と保身と放漫からきている事を忘れてはならない。今迄こうした事件があった学校の校長はその後どうなっているのか?。まさか学校に顔を出すことが出来なくなったから教育委員会に流れて行ったのではないか。文部科学省はこうした事例を調査して公表し責任を取らせるべきだろう。そうでなかったら国家に税金など払うには及ばない。 ★今日も国会中継が行われていたのでテレビを点けっぱなしにして仕事をしていたが..聞いただけで怒り心頭で手に持っている道具も思うように動かないほどだ。自衛隊の隠蔽工作についての答弁も明らかに隠蔽を画策したことが伺われるものだった。総理大臣のアメリカで何を喋ったかと言う事についても隠蔽ならまだしもTPPという言葉さえ出さなかったのだろう。そこまで日本がひれ伏す必要があるのか..。「NOと言える日本」とは今から25年位前にソニーの創業者盛田昭夫と石原慎太郎の共著である。ノーと言えない理由は自分自身に力がないか後ろめたいものが潜んでいるからだろう。 キッパリと人気女優と決別して出家した清水富美加のほうが遙かに男気がある。 しかし宗教団体「幸福の科学」とは凄い団体である、オーム真理教などとは全く違う団体だろうか。飯田市内にも大きな礼拝堂みたいな建物があるが内部はどうなっているか、何をするところかは知らない。 仏教は勿論イスラム教とかヒンズー教とかキリスト教など元は人間の弱さをと心の隙間を突いたものである、もちろんオーム真理教もそうだ。人は何らかの弱点や病気を抱えると何かにすがりたくなる心理をうまく利用して信者にするか信者になる。僕だって南アルプス山麓の山小屋には大きな地蔵尊を建てたから仏教信者に違いない。 バレンタインデーの今日チョコレートを贈るというのはキリスト教信者でも何でもない。始まりは心の優しい司祭が法を無視して愛する二人を結婚させたために処刑された日だと言う事ぐらいは知っておきたいものだ。

【2017.02.13】
★風だ雪だと騒いでいるうちに2月も半分近く過ぎて日足も長くなった。春がそこまで来ていると思う感じがたまらない時期である、しかし新聞のお悔やみ欄を見ると亡くなる人も多い時期でもある。もう少し生きていたら春が来たのに..と思うが天寿を全うする日にちを指定することは出来ないのが人の常である。 18歳で亡くなった女性歌手も話題になっているが、人の病気というのは何千何万もあるから防ぎようがない、最も効果的に病気を抑制する方法は「気にしない」ことだろう。 最近の宇宙物理学の話題は「並行宇宙」の存在である、もちろんこの存在はアインシュタインの方程式からも導き出すとも出来るし宇宙望遠鏡の観測によいっても明らかになりつつある。「並行宇宙」とは何かというと、今我々が存在している宇宙、地球、家、自分が他にもう一つ存在しているということだ。もう1人の自分が同じように別の世界で生きていると思うと心強いではないか。 それともう一つが時間の考え方である、実は時間というものは単なる平面であるという説が有力視されつつある。そのことを簡単に言い表せば、自分が見ている世界は単なる幻に過ぎないというものである。生きようが死のうが病気になろうが全てが幻の中だということだ。 まあ宇宙論を書き出すとそれこそ終わりが無くなるからやめて次に移ろう。 ★「人は蜜に集まる、利に集まる」という。これは人が集まって相談するのは何らかの蜜があるか利があるかということだ。直近ではアメリカと日本の首脳会談であろうか。 会社の中で会議をするにしてもこの蜜や利がなかったら話にならない。要するに人は欲望いつもに縛られて生きているということだろうか。貿易赤字だとか株価だとか世の中には様々な利に関係することがある。これに夢中になるのも良いことである、少なくとも猟をして何の罪もない動物を殺しまくる連中よりはいいに違いない。 先日家の庭で飼い猫が鳩を捕まえていた、鳩はまだ生きていて羽根をバタバタしていたので僕は早速駆け付けて猫から引き離して逃がしてやったら元気に大空に飛びたっていった。この鳩は運が良かった、我が家の飼い猫「クロ」は何の理由かはわからないが歯全部抜けてしまい一本もないから噛まれてもケガにならないのである。 運というのは何処にでも転がっていそうで無いようにも感じるが..思い出してみよう、例えば車を運転していて危機一髪助かったとか事故にならなかったとか、誰にも必ず経験のあることだ。これが運なのである、そしてこの運がどこから来るのかというと実は「並行宇宙」に住んでいるもう1人の自分だったとしたら..。 宇宙を占めている物質の70〜80%にあたる暗黒物質とエネルギーが存在する事を人類が知ってからたった10年位のものだ。 我々が生きていると言う現実にはまだまだ解明できない大きな謎がある事を念頭に置けば毎日が実に楽しくなるのは間違いない。

【2017.02.12】
★鳥取砂丘の映像を見たところ大雪で真っ白な雪原に変わっていた。何でも33年ぶりの大雪だというが、車が何百台も立ち往生する原因はスタッドレスタイヤやチェーンを装着していない車が滑って道を塞いでいるためだ。これだけの雪になると4輪駆動車であれば何とかなるかも知れないがスタッドレスタイヤは効果がない。多少なりとも雪が降る地方は必ずタイヤとかチーンを用意したいものだ、普段は人の為になるような事をしていた人かもしれないが迷惑も甚だしい。 道路を走っていると異常に遅く走る車がある、これも迷惑行為だが、これが他に税金の無駄使いとなることを知っておきたい。要するにこういう人が車の流れを乱すから渋滞が起きて道路の拡幅とかバイパス道路の建設が必要になるのである。 高速道路のトンネル付近で渋滞が起きるのも同様の原因である、工事も事故もないのになぜ渋滞が起きるかというと、トンネルの出口付近で速度を異常に落とす車があるからだ。これがなかったら高速道路の渋滞は全く起きない。渋滞すれば車はより多くガソリンを消費する事になるから環境にも良くないし国家の無駄でもある。 ともかく日本で大雪や土石流災害などが起きると行政や個人の怠慢が露呈する、だから時々事件が起きてこうした現実が世間の目に晒されるのもいい機会と捉えれば安堵する。 ★日米首脳会談には面白いこともあるようだ。10日にホワイトハウスで行われた共同記者会見に安倍首相が行った発言をうなずきながら聞いていたトランプ大統領は、同時通訳のイヤホンをしていなかったというから不思議ではないか。この事実はイギリスのガーディアン紙がすっぱ抜いたものだ。要するにこの会談は安倍首相の発言の内容の如何に関わらずうなずいたと言う事である、早く言えば聞いていなかったと言うことである。 安倍首相はゴルフプレーの代償に何を支払うのだろうか?。ご機嫌取り外交もせいぜい金箔で装飾されたボールペンと小箱のみやげだけで勘弁して貰いたいものである。 これぞと焼け太り行政満開で、辺野古の海は埋め立てるわミサイルは買い入れるわ防衛費はうなぎ登りでは老人問題や子供の貧困問題はどうすればいいのだろうか。 しかしアメリカの大金持ちは凄い、ゴルフ場やタワーにリゾートまで所有していて国家元首も接待できるのだ。こんな雲の上の人が絡んだ政治が果たして貧しい庶民の豊かさに繋がるのかどうか疑問ではある。

【2017.02.11】
★いやはや雪にも雨にも弱い日本列島である、高速道路は通行止め、電車も動かない、人は滑ってケガをする。まあ飛行機が飛ばないのは仕方ないだろうし高速道路が止まるのも致し方ないが、生活道路の完璧な除雪は行政の責任である。国土交通省を始め県など全ての機関も協力して一刻も早く庶民の足を確保することだ。ここで自衛隊が高見の見物をしている手はないだろう。こんな状況では病人が出ても医者にも行けないではないか。 河川が氾濫しそうなのに見張りも付けずにほったらかしにして都市全体が水浸しになるという災害も行政の怠けが原因である。行政には夜間も休日もない、とにかく庶民の為に命を張って死ぬまで働くべきである、それが嫌なら退職すれば良いだけのことだ。 ★今日も阿南町に出掛けたが幸いにして道路に雪はなく予定通りに戻ることが出来た。 長野県内の山で遭難した者も有るようだが、わざと雪山に挑戦しているのだから携帯電話など置いていったらどうだろうか、それでなければスリルも技術向上も味わえないタダの子供の遊びになってしまうではないか。植村直己さんは世界各地の山々を単独で走破した、そして力も運も尽きて来たことを感じた時に彼は墓穴をクレバスに求めたのである。山登りはこうした決意の表現場所であることを知るべきである、谷底に落ちたぐらいでヘリコプターを呼ぶなど愚の骨頂であろう。ヘリに余裕があったら近隣の雪かきの人員運搬に精を出したらどうだろうか。 石垣島で大麻栽培したり吸引したとして逮捕された女優の高樹沙耶はどうだ、登山家と称する馬鹿共よりはずっと根性が座っている。人間時にはケツをまくる事が必要だしまくれる覚悟も必要だ、「さあ殺せ」という言葉さえ発する勇気があれば人生なんて実に楽しいものになること請け合いである。外国に何度も飛んでいってゴマスリするよりもずっと楽しいし生き甲斐もある。 埋め立てることは簡単だが元に戻すことは100人ぐらい官僚の首が飛んでも難しいことを知らない者達も愚の骨頂と言えるだろう、日本を守ること..それは日本の国土と民を統合して守ることなのだ。役人や大企業だけ助かって庶民が死んで何の為の国家が残るのか..。民進党の蓮舫氏の言葉を借りれば、「人権侵害で世界から厳しい目を向けられている中で、トランプ大統領とにこやかにゴルフに興じている日本の総理というのは、誇れるものではない」と言う事だ。 今更わんぱくなガキ大将に跪(ひざまず)いてご足軽の如く機嫌を取るような行為はご免被りたいと思う今日この頃である。

【2017.02.10】
★朝方に庭の雪が溶けたあとを見ていたらフキノトウが出ていた。写真を撮ろうと思って昼頃もう一度見に行ったが無くなっていた、妻がいち早く採ってしまい既にフキノトウ味噌にしてしまったとのことだ。このフキノトウミソの苦みは何とも言えない春の味覚なのだ。 この寒さを楽しんでいるのは..やはり動物園のペンギンだろう、夏の暑さを死にものぐるいで乗り越えてきたのだ。今朝早くに動物園のカメラを見ると全員が仲良く冷たい水の中を泳いでいた。故郷を思い出して喜んでいるようではないか。 もうひとつ冬を呑気に過ごしているのが湯田中温泉から奥に入った所にある地獄谷野猿公園の猿たちだろうか。この「お猿の温泉」にも監視カメラが有って昼間だけ見る事が出来る。15時頃にその光景を撮影したが、さすがに大雪とあって観光客も少なかった。現地まで徒歩で30分以上かかるから躊躇った人も居るのだろう。 こうして動物たちを観察していると人間と何処も変わらないことに気が付くだろう、少なくとも脳を持った動物には感情があることがわかる。 先日南アルプス山麓の山小屋に行った時に回収してきた固定デジタルカメラの映像を分析していたらこの冬始めて2頭の鹿を発見した。乱獲によってほとんど居なくなって久しいが、この責任は誰が負うのだろうか。増えすぎたとか被害が有るとかいう確固たる証拠もないというのに国や県が税金をバラ撒いて捕獲(撃ち殺)してしまったのである。 昔から日本鹿は希少な動物として保護してきた、もちろん殺した者は逮捕されていたが何処でどう変わったのか、誰がその利権を意のままにしたのか..疑問である。野山の動物は増えすぎれば自然に減少するようになっている、人が手を出すべき事ではないのだ。人が手を出すとどうなるか..山を切り開いて道や宅地を造った場所を見てみよう、台風や集中豪雨で必ず被害が出ているではないか。人間のやることは地球環境を破壊することだけである。 ★利権といえば国会議員と相場かが決まっている、豊洲問題も裏には大勢の議員が控えていて国民の税金を懐に収めていたことは後々明るみに出よう。彼らは暴力団と繋がっていて例えば都会議員で都知事派の音喜多駿氏にも事務所にトラックが突っ込むなど暴力団の仕業としか思えないような事件があった。また彼が都庁から戻って警察の現場検証を見守った後に警官が「嫌がらせとかではなく単なる事故だと思いますが、運転手さんが出て来られるまではよくわかりません。ふう、ぐったり…。」とつぶやいたと言うから警官もその仲間かもしれないことを暗示しているようである。早い話が政権の悪のグループに多くの政府機関が取り込まれてしまっていると言う事だろうか?。これが真実だとしたら都知事も今後の調査はもっと広範囲にしなければならない。豊洲とかオリンピックとかいう巨額の税金が使われる工事では確実に裏で暗躍するグループが存在していることを念頭に置いておこう。 ニュースでも話題になっているが、こうした悪のグループに引き込まれるのは役人や議員だけではなく芸人も多い、物真似の清水アキラの息子が賭博容疑で話題になっているのも似たようなものだ。賭博というのは素人のやる事ではない、100%暴力団の資金稼ぎの一環なのである。このことを小学校から教えないから馬鹿者が出来上がってしまうのだ。 特に日本に賭博場(カジノ)を造ろうという者達もこうした無知か暴力団関係者かのいずれかではないだろうか。賭博という行為は真面目な庶民を暴力団に引き込む役割も担っていることを知っておきたいものだ。

【2017.02.09】
★友人のN君から電話があり食事に行こうというので久しぶりに飯田市上郷飯沼にある「かっぱ寿司」に行ってきた。雪が降っていることもあって、食事時にはいつも混んでいるが今日は空席が目立っていた。 僕の子供が小学校に通っている頃に作文集を見たことがある、殆どの子供が海や山に行ったり祖父母の所に遊びに行ったような事ばかり書いてあったが、そのなかに始めて家族でうどん屋さんに行って食べたことが書かれていて、家でも他でも今迄味わった事が無いほど旨かったと書いてあった。 その作文は世の中には一度も回転寿司やうどん屋に行ったことも無い子供達が大勢あることを知った次第である。 回転寿司は安くてネタも多くそれなりに満足できるから人気があるし、寿司屋に行けない子供たちでも何とか一年に一度ぐらいは行ける金額で住ませる事も出来るから多くの人に好かれているのだ。 ここで働いている人は殆どがアルバイトである、たぶんこの値段で提供するには企業努力とアルバイト運営でないと利益が出ないだろう。 政府からは様々な形で補助金が出る、この大半は大企業の遊びみたいなものに交付され大方は天下り官僚のその後の給料となるのだろう。 どうせ税金を補助金として有効に使うにはこうした地域の多くの人に喜ばれている企業に補助したらどうだろうか。それが本当の意味の補助金ではないのか、今後の政治が目指す方向としたいものだ。 ★いま世界にはトランプ効果なるものがある、様々な企業や個人で損したり得したりしている現象のことだ。この中で儲かった企業が「ツイッター」の会社だという。大統領が自らツイッターで政策や怒りや反論などをぶちまけているのだから見ない訳にはいかないから加入者も利用者も増えるはずである。 日本を出発した安倍首相もいったいどんな利益を与えて帰ってくるのか..ゴルフしながら戦闘機の輸入とか車の関税について話すのだろうか。それともお互いにツイッターを利用して既に打ち合わせ済みなのだろうか。もしかしたら大統領の娘のブランド品を東京の大手デパートで販売しようというような的を得た計画を披露して好感度を上げるのだろうか。 それとも国が発行して日銀が買い取って溜めている国債の全発行額の4割の一部をノシ付きでバレンタインプレゼントにするのだろうか?。多かれ少なかれその程度の知恵しか出て来ないだろうと思う。しかしこの国債の買い入れを日銀は「異次元緩和政策」と呼んで何か優れた政策みたいに吹聴しているのも馬鹿馬鹿しい限りである。結局はここで発生する損失は最終的に国民が負担する事になるから日銀は気軽に買い込める筈である。既に経済学者はここで買い入れを止めても既に取り返しがつかない所まで来ていると語っている。 こうした無駄のほんの一部を回転寿司産業に補助してもっと安い金額で多くの人が気軽に楽しめるようにすること..これを国造りというのである。

【2017.02.08】
★日経の見出しに「トヨタは二兎を追えるのかトランプ氏が迫る決断」と題する記事があった。ここで閃いたのが関ヶ原の戦いである。この天下分け目の合戦に際して大名達が命を賭けた決断を迫られたのは、西か東かどちらに加担するかだった。こうした選択はいつの世もどこでも日常的に行われている、例えば東京都議会選挙でどちらに着くかというようなことだ。 トヨタが決断を迫られているのが、近々行われる安倍首相とトランプ大統領の会談に際して何を手土産にするかと言う事である。将来的な安泰なのか目先の利益か..ここで試されるのが社長の度胸と思想信条である。政治力に身を任せっきりにするか否かという決断を迫られるが、この先トランプ政権がどこまで持つかという解析も必要になる。ともかく政治力に頼り切った企業の泣き所ではあるが、ノーと言える日本はどこへ行ったやら。 ★東芝という企業もほぼ破産状態になった、というのも東芝の屋台骨を支えている半導体関連の事業の売却をしたからである。これは緊急にカネを都合しないと本当に破産してしまうからやった事だが、将来的に見れば破産への道を切り開いたことになる。ここで考えたいことは大企業というものの弱点である、「大男総身に知恵が廻りかね」という諺通りに物事は進んで行くからだ。 僕も小さな会社をやっていたが個人の力だけでやっていたので破産することはなかったし、大きな赤字を抱えることも無かった。これは決断を下す者が1人だったからである。まさに船頭多くして船は沈没するのである。取締役会というのは大勢が集まって経営方針などを決定するが、実は大勢で責任を分担してしまうことになるだけだ。だから無責任会議と言う事になり、結末は社長が引責して幕引きとなるのだ。ソフトバンクが成功してきたのは意志決定が孫正義社長1人で行われた結果だろう。 政府の肝いりで手厚い保護を受けているように見えるが政治家は赤字になった企業を助けに入るほどのお人好しは1人もいない。 ★日本企業の弱点はもっと別の形でも現れる、社員をコキ使った結果の復讐劇とも取れる不正の横行である。例えば東洋ゴムは2007年以降さまざまな不正が発覚するが、その都度対策を立て社員教育も行うのだが不正は更に二度三度と続いていく。断熱パネルの耐火性能の偽装、免震装置の偽装、鉄道車両用防振ゴム不正、そして今度はバルブの「シートリング」の不正である。三菱も同じような事を繰り返しているのは既知の通りでだが、これこそ大企業の癌だろう。その癌の元は何と自分自身の細胞(従業員)なのである。 彼らは従業員が悪いとするが実は従業員に自ら進んでやったという形跡はない。企業トップの馬鹿さ加減が従業員を不正に導いているのである。彼らには「人」の大切さが判っていないということだ。企業は人なり..と言った経営者もいたが、従業員を休み無しで働かせて儲けようという根性が会社を減益や破産に導くのだ。 僕がサラリーマンに対していつも言っているのが「適当に働け」ということだ。このことが結果として企業を救うことになる事をトップは知らないのである。 企業の収益が伸びないのは従業員の休みが無いからである、時には30万円ぐらい臨時に支給して南の島で遊んで来いと言う余裕が必要だ、この余裕がないならもう会社はたたんだ方がいい。 ともかく日本人の幸福を最優先しないような企業は無くても良いのである、そして会社存続の理由でもある儲けたカネは社会に還元せよと言うことだ。

【2017.02.07】
★まだ寒い日が続いているが時には東風が吹いて来たのだろうか..長野県最南端の天竜村では梅が満開になったというニュースが流れているので、ウオーキングがてら近くの梅畑に行ってみたところ数本の木に花が咲いているのを見付けた。ここにも春が来ていたのである、やはり自然の命は馬鹿な人間と違って時計やスマートフォンが無くともちゃんと日時を理解し気温の推移までわかっている。 人間の営みと言えば、美しい沖縄の海を埋め立てて人殺しの道具を持って来るだけのことだ。世界平和の合唱隊の意図するものは何かと言えば税金で利権を漁り私腹を肥やすことだけではないか。 こうした利権に対しては一兆円ぐらいはすぐに出てくるが..介護とか医療など福祉に関する問題についてはたった数億円でも出て来ないのは何故か..それは貧乏人にカネをバラ撒いても誰も政治資金として環流してくれないからだ。 今日も介護保険負担の増額を閣議決定しているが、人々の幸福に繋がるような閣議決定は聞いた事が無い、情けない話ではないか。こういう人達に弱者は恐喝されていると思うと政権打倒を考えるのが正論だろう。 ★あと数ヶ月で東京も様変わりしそうな気配である、先日の選挙は小池派が圧勝したこともあるが、何と言っても様々な不正が行われている事実を少しずつち突き崩していこうという期待と面白さが後押ししている。最初にやり玉にあげられるのが元都知事の石原慎太郎である、彼は週に1〜2日しか登庁していなかったから豊洲問題など知る由もないというとシロに見えるが、逆にそのことが庶民の怒りを買い強制力のない参考人招致に止まらず百条委員会に呼び出される可能性も出てきた。まあ許して貰おうとするなら、知事在任中の給料に利子を付けて返還することだろう、彼にとっては軽いものだ。しかし彼は金持ちなので猪瀬の時のように裏金は受け取っていないだろうと思うからその程度でお開きになるだろうか。 しかし豊洲移転で東京ガスとの土地売買のカネのうち数百億とも言われる裏金を受け取った者達は受託収賄で逮捕は免れないだろう。そこまで行かないとこの築地移転問題はお笑いにもならないし単なる無駄な騒ぎに終わってしまう。 何となくトバッチリを受けているのが息子の石原良純だろう、彼がテレビでコメンテイターをしている件に関して小池知事は「別人格とはいえ、コメンテーター選びにこそ違和感あり」と言っているのがテレビの楽しさを倍増させる結果になる。小池氏も石原良純もこれらの全てはツイッターで応酬していることである。この点でトランプと変わらないが、何はともかくとして今迄のように大山鳴動して鼠一匹で終わらせては日本全体の未来に禍根を残す。

【2017.02.06】
★再び春が遠のいてゆくような感じである、それでも頑張ってウオーキングをしているが時には押し返されそうなほど強く吹き荒れる北風に早々に切り上げて帰ってくる始末である。 この強風と空気の乾燥と相まって各地で火事が多発しているが、もらい火に遭うというのも哀しいモノがある。今日愛媛県西予市野村町で発生した火災も乾燥注意報と強風注意報が出ていて強風に煽られて12棟が焼けるという糸魚川大火以来の火事になってしまった。情報によると火元は92歳の老婦人が住んでいた家屋だという。とにかく高齢になると物事を忘れやすいで、火の付けっぱなしで放置するなどに注意が必要である。これは高齢者だけの問題ではないく全ての人に共通するものだと考えて行動したい。 ★トランプ大統領が署名した入国制限の大統領令に対してアメリカのワシントン州シアトルの連邦地裁は大統領令を却下し入国を許可する判決を出した。 この例を見ればアメリカはまだ三権分立が確実に生きているのだと感じる。 日本では自民党が推薦した憲法学者までが違憲とした案件まで閣議決定して施行したが、誰も止めようとしない。こんな時こそ最高裁の判事が無効の判定を下して政府に意見するべきなのだ。そうでなかったら国民の税金で働いている意味がないではないか。 また沖縄県が反発している辺野古問題も現場に出掛けて現実を見ると言う事も判決や判断を下す上で必要不可欠ではないのか。単に間接的な人の意見だけを参考にしての判決には間違いも起こりかねない。特に現実に有った冤罪事件でも原因が検察の言う通りに信用して誤審したという事実もある。検察とグルになること、これが三権分立の崩壊である。 しかしトランプという男はどういう人物なのだろうか?。いままで積もり積もっていた政治経済に対するうっぷん晴らしをしているように見えてならない。横目で見るとガキ大将の悪ふざけともとれる、更に斜めからみるとアメリカに巣くっている不満層の代弁者ともとれる。 なにかこの先に大事件が起こらなければいいが..と思う人は少なくないだろう。 ケネディ大統領が暗殺された時は折しも日本とアメリカが衛星中継で繋がり始めてテレビでナマで放送できるようになったその第一報がこの暗殺事件であった。政治や経済の世界は暴力団や殺し屋と裏で繋がっているのは誰もが知るところだから注意するに越したことはないだろう。しかし全米の半分が支持していることを考えると..どうなる事やら。 この際白黒つけるならデモなどと言わず南北に別れて真剣に武器を持って闘ったらどうだろうか。第二次南北戦争というストーリーも歴史に残すには格好の試みであろう。

【2017.02.05】
★トランプ大統領を震源地とする世界の馬鹿騒ぎには飽き飽きしてしまった。何か変わったことがないかと思い調べると、この時期には山中湖畔あたりから美しいダイヤモンド富士が見られるというではないか。そこで朝6時頃から山中湖畔にある「絶景くん」という富士山中継カメラの画像をみていた、7時頃になると山頂付近には笠雲が出てきて太陽の光でオレンジ色に輝いてきた。さっそく富士山周りのカメラを総動員して100枚ぐらいの写真を撮ってみた。あいにく時間経過と共に雲が広がってきて富士山自体が見えなくなってしまった。 ふと家の外を見ると雨になっているではないか、これでは仕方がない。 やはり世界の富士山である、世界のどの山よりも美しく優美で荘厳であることは間違いない、この山に手を合わせて拝む人が多いのもうなずける。 サラリーマンも時には職場のパソコンに富士山の姿を映し出して見れば心も安らぎ、仕事に猛進することに疑問を持つことだろう。人生なんて毎日が冥土へのウオーキングである、死んだ時は自分自身にも認識できないのだから、生きている事を実感している時に自由に思うがままに生きようと考えたい。早い話が他人や動物に迷惑がかからなければ何をやっても構わないのである。 ★トランプ大統領の側近と言われるマティス国防長官が来日した。何の事はない、日本政府が歓迎するのは当然だろう。彼の来日を機会に防衛大臣は防衛力強化を言いだして納得して貰い、総理は沖縄の辺野古移転について何ら文句がなかったから工事の即日実行指示である。防衛力強化はアメリカからの戦闘機や偵察機の購入や国内の軍需産業に大量の武器を税金での購入を意味するものである、保管していた兵器は演習で使い捨てにすればいいだけのことで簡単に税金を利権化できる。 我が身の安全を守る為と称して地球というかけがえのない自然を破壊するという弱音に満ちた根性が気にくわない。戦国武将も一見豪快な人物に見えるが実は小心者ばかりで枕を高くして寝ることなど無かったようだ。 彼らの敵は他国ではなく側近である、本能寺の変を見ても北朝鮮の昨今の例でもよくわかることだ、北の将軍様も先日秘密警察で国家保衛省のトップ、金元弘(キム・ウォンホン)国家保衛相を解任した。要するにナンバー2とかナンバー3はやがてナンバー1の座に座る最も可能性が高い人物に他ならないからだ。 昨年読んだ週刊現代の記事によると、北朝鮮崩壊の「Xデー」と称して金正恩は中国にまもなく消されるという記事を出している。 とにかくカネを持てば狙われる、権力を持てば殺される..これが世の中の常識である。 やはり普通が一番、平凡が一番ということだろうか。バカみたいに努力しても人生に於いてさほど意味を持たない言う事である。テレビで見るセレブの大半は幸福と感じていないことは間違いない。

【2017.02.04】
★今日は良いことがあった。まず一つは一ヶ月半ぶりに南アルプス山麓の山小屋に行ったことである。監視カメラの映像から積雪も10cmぐらいになり車の通行がOKになったからだ。やはり庭や家の周りには雪があって気温が−5度と寒い、しかし飲料水が底を突いていたのでペットボトルに60本で120リットルの水を汲んだ。水は外気温よりも10度も高いので手を入れても暖かく感じる。今年もマイナス15度近くまで冷えこんだが山から浸みだしてくる清水は暖かく全く氷らなかった。以前この池で飼っていた鯉は15匹ぐらいいたが皆20年近く生きていた、最長老は25年間生きていたから住み易かったのだろう。 何と言っても生まれた時から飲んでいる水は旨いし健康に良いような気がする。この気がする..というのが大事なのである。 寒いので午前中に自宅に戻って来たところ気温は10度を超していて厚着ではいられないほどだった。 ★暖かくなった午後は軽快にウオーキングに出掛けたわけだが..何と今日で四国遍路八十八カ所、1200kmを完全走破したのだ。昨年の6月6日から約8ヶ月240日で走破したが、一日平均5km歩いたことになる。飯田市から九州の鹿児島市まで約980kmぐらいだから、行って折り返して熊本あたりまで戻ったことになる。また昨年1月から6月迄に800km走破しているから合計2,000kmとなり自宅から鹿児島まで往復したことになる。 毎日の積み重ねというのは第二の天性みたいなものでとんでもない記録になるものだ。10年位前は1日に50kmぐらい歩いたこともあるが..無理しても長続きはしない。何故なら足首を酷使しすぎてモートン病になってしまったからだ。老体に鞭打っても体に変調をきたすだけである。足の関節や股関節を傷めたら元も子もない。せいぜい1日5kmぐらいが良いところだろう。無理するよりも長期間続けてる事に意義があるのだ。 僕は当初ごく一般的な歩数計を使っていたが、何か目標を持とうと言うことで昨年6月からYAMASAという会社のポケット万歩計「歩く遍路GK−600」という物を使っている。これも一長一短がある、疲れていてもあと1000歩で5kmになると言う事になると無理してでも歩いてしまうからだ。たぶんスポーツ選手も毎日のトレーニングが段々エスカレートして体を傷めるのもこうした欲望からだろうか。ともかくこうした欲望のようなものが有るからそれが目標となり頑張れる。 脳梗塞や心筋梗塞の原因となる動脈硬化を治す薬はない、治療はこれ以上進行させないことだが、それには歩くことしかないのである。せいぜいタダで歩き回って健康を獲得しよう。

【2017.02.03】
★ポカポカ陽気で午後になると睡魔に襲われて今日も2時間近く昼寝をしてしまった。この昼寝というのが何とも気持ちが良い、特にコタツに入って横になると瞬く間に寝てしまう、だから夜にはなかなか寝付けなくなって落語に聞き入ってしまうのである。いま空前の落語ブームだという、各地で開かれる有名な落語家の寄席は超満員だ、昨年末に飯田市で開かれた笑点メンバー4名と橘左近さんの出演する落語会も入場券を求めるために朝の5時から並んで入手した(僕は友人に並んで貰った)。この橘左近という方は江戸文字で有名な(故)立花右近さんの弟子で飯田市の出身という繋がりから毎年この地で落語会が開かれる。柳屋小さん、桂米朝、立川談志など大御所も来飯して大いに笑いを提供している。 笑うという行為は人間にしかないものだ、そして大きな笑いは心臓に圧力を掛けて体内の末梢血管の先の先まで血液を送るということだ。だから様々な機能が活性化され病気の治癒とか痛みの緩和にも役立つという。 そう言えば昔指圧師の浪越徳治郎さんはいつも大声で笑っていた、そして大きな指でツボを押してあらゆうる痛みを取り除いていた。彼の顧客はボクシングのモハメド・アリや吉田茂首相を始め多くの著名人である。特に来日していたマリリン.モンローが胃けいれんで大騒ぎしていた時に指圧で治したのは有名だが、一般人でモンローの素肌に触った一般人というのがこれまた世界的に有名な逸話である。 ★今日は節分である、最近になって全国区になったのが「恵方巻」である。これはセブンイレブンが始めたように思われがちだが、僕が子供の頃も節分になると母親が手巻き寿司を造ってくれたことから、昔からの風習であることは間違いない。食べる時に吉方を向いて一気に食べるというような事は無かったが寿司と言う事で楽しみな節分ではあった。田舎ではこの時期(小正月や2月の初午を日)に繭玉飾りといって木の枝に米粉で造った小さな団子を付けたものを飾って豊作を祝うことも行われていた。こうした信仰は何を意味するのかというと..厄落としに神社で祈祷して貰うのと同様にこの一年の心の安心を得るものである。心の安心..これが人の前向きな思考を生み出す根源なのである。 ともかく春が来たのである、せいぜい笑って笑って健康を増進したいものだ。笑うだけで健康になれるならこんなに安い物はないではないか。 この「転世神誤」を読んで戴いている方の中には、著者は社会に対して怒りと文句ばかり言っている頑固爺のように思われがちだが..本当は落語家になっても良いと思うほどの楽天家である。しかし時には身を張って暴力団と裁判で争ったりもするが..これも余暇の楽しみの範疇と考えれば実に楽しいし良い人生経験にもなる。何事もいい加減にやって笑っていれば明日も何か良いことが有るだろう。

【2017.02.02】
★近隣でもインフルエンザが流行っている、妹も感染してしまった、家に届け物を頼まれたがマスクをかけて万全を計り家の中に入ることもやめた。各所で学校の学級閉鎖も多く空気も乾燥しているのでまだ感染は続く。こうなってみると僕は一度もしたことがないが、予防注射など何の役にも立たないように思う。 寒風吹きすさむなかをウオーキングしていると、通りがかりの農家の倉庫に懐かしい物を見付けた、それが「カゴロジ」である。この竹などで編んだ四角いものは「養蚕」に使うものだ。この上に紙を敷きカイコを飼うのである。数ミリの蚕の幼虫はこの上で桑を食べて5〜8センチぐらいの成虫になる。その後カイコが大きくなって体が透明になってくるとこのカゴロジから「回転ぞく」というボール紙で出来た蜂の巣を積み重ねたようなものに移すと、ここでカイコは糸を吐き出して繭(まゆ)となるのである。 昔は部落の半分以上の家が養蚕をしていたので年配の人は経験が有る人も多いだろう。 伊那谷の昔の暮らしを再現している「伊那谷道中」というテーマパークに行くと、こうした昔の暮らしを見る事が出来る。 ★最近のテレビコマーシャルは自動車と健康食品ばかりだ、足腰の痛い年配者が見るとつい買いたくなってしまうものばかりだ。しかし大半は野菜とか果物に類する物を混ぜ合わせた物ばかりのようである。本当に効くのか..という問いに答えられる者など誰も居ないだろう。更にチョコレートが良いとか言われると甘いから食べ過ぎてしまう。結局辿り着く先は食べ過ぎて糖尿病になるということだろうか。 いま昔ながらの食べ物が日本人の健康には一番良いとされている、玄米はともかくジャガイモ、ゴボウ、ニンジンなどの根菜が良いらしい。糖分は少なく土の栄養を蓄えているから人の体にも優しい。先日中先生と飯田市の天龍川沿いにある「川楽屋」という料理屋に行ったが、ここで出される古代米とか玄米は実に旨い、僕は大盛りを注文してしまったほどである。白米とは違った噛む度に旨みが出て来るというタイプの米である。 最近僕の朝食は2日に一度はジャガイモである、茹でてから保管しておき食べる前に焼くのである。こうすると旨みが倍増するから試してみたらどうだろうか。これに砂糖味噌とかバターを付ければ更に旨い。 アメリカで最も旨い物を食べているのは中流以下の人である、富豪と称されるような人達の食事は極めてシンプルで栄養価も少なく太りにくいものだ。 億単位の金を持っていると痩せるのは間違いない、人間の心理としてカネの次は健康しかない、だから食事もシンプルになる。だから金持ちほど健康で長生き出来るのである。これを称して「天は二物を与えず」というのだろうか。

【2017.02.01】
★立春を前にして寒さがぶり返したようである。冷たい北風が吹いているため気温は10度近くまであっても体感温度は零度ぐらいである。それでも元気にウオーキングに出掛けたのはいいが寒すぎて心臓に悪いのでいい加減にして引き返してきた。このいい加減さが健康法の一つである。 何気なくテレビを見ていると懐かしい顔が出てきた「桜田淳子」である。森昌子、山口百恵とともに一時代を築いたアイドルである。ほぼ引退していた桜田淳子がなぜテレビに出たかというと、近々一度だけテレビ出演して唄うというのである。歌の方はどうでもいいとして、僕が話題にしたのは彼女たち三人娘の年齢である。まだ50歳前後だと思っていたが、何ともう58歳で還暦も間近というのである。自分自身が最近還暦を過ぎたばかりだと思っていたが..時の流れの速さを実感する。過去を思い出す時に時間は短縮され10年も昨日のように甦るのだ。これが時空であり時間軸も三次元の縦横高さのように認識できる証拠となろうか。 ともかく過ぎ去った時間は戻ってこないような気がするが..宇宙の不可思議さを考えると再び過去に戻れるような気がしてならない。 ★毎日トランプ大統領という名前の出て来ない日は無いし、ニュースで扱われない日も無い。日本の政治家も企業もトランプ大統領の一言一句に右往左往する有様は見ていて楽しいものがある。日本の利権者生活者の頭の中にあるのは世界の安定とか平等の原則ではなく、自分の懐のカネが今後増えるか減るかという一点だからしてトランプ発言に聞き耳を立てるのである。 今日のツイッターでトランプ大統領は日本政府の為替操作に言及した、すかさず浅川雅嗣財務官は「日本の金融政策はデフレ脱却という国内政策目的のためにやっている」というコメントを出したが、大企業保護という真実を突かれて慌てふためく姿が見て取れる。 アメリカとロシアが仲良くなって悪いことでもあるのだろうか..例えばロシアのウクライナ(クリミア)侵攻にしても米ロが仲良くなれば話し合いで何とかなりそうだし核軍縮にも効果がある。武器の増産にもSCSIトップがかかり余った軍事費は世界の貧困を救えばいい。 とにかくトランプ大統領の掲げている官民癒着の徹底的な解消という目標こそ今後の目玉である。アメリカも日本と同じようにワシントンでは企業と政治家が癒着し法律まで変えてしまう。同じように日本でも永田町の料亭で様々な法律が企業の都合の良いように変えられていく。 要するに政治の専門家でない人がトップに立つと日本もこうなるのだという見本を示しているのだと捉えたい。 何事も駆け引きで動かそうとする旧態依然とした政治システムから脱却し、本音と正論だけで物事を考え実行するという方向性をトランプ大統領は考えているのである。この辺りを見極めずに、天下り政治とか陳情政治とか利権政治を温存しようとするとやがては世界から弾き出されてしまうだろう。日本はまず最初にブラック企業といわれる組織を解体することから始めようではないか。労働者の収入と余暇を倍増しようとすることも考えよう、豊かさとは働く事ではなく時間を持て余すことなのだと労働者も考えるべきである。