【2020.10.31】
行く秋を惜しむかのように森は色づき落ち葉となって土に還る。南アルプス山麓の山小屋は零下1.5度になり、今迄黄色だったモミジは一斉に赤に変わった。あと一週間もすれば赤いじゅうたんが出来るだろう。良識の有る気象専門家は地球の温暖化はもはや手遅れでどのような政策を駆使しても止めることは出来ないと断言している。政府それと企業やテレビ局から報酬を得ている専門家は、この温暖化は長い歴史の中で繰り返される周期の一環だと言葉を濁している。こういう金縛りに遭った専門家は他にも居る、福島第一原子力発電所の核爆発で馬鹿さ加減を世界に披露した核技術の研究者やその専門家である。その馬鹿さ加減は人を1万人殺しても相殺されないほどのものだ。 自分の子供をこうした研究者や技術者にしたいという親もバカばかりだ。天に向かって吐いた唾は必ず自分の顔に落ちてくる。こんな事はニュートンが万有引力の法則を発見する前から誰でも知っていたことだ。 筑波の研究施設で法外な給料をとって研究を続けてている馬鹿者よりも、畑で市田柿を作っている人や住宅を建設している大工さんの方が素晴らしい技術を持っているのは間違いない。 以前からここで書きまくっているが、ノーベル賞の頭脳こそが戦争を引き起こし多くの人を殺した素因である。世界の経済もいい加減なノーベル経済学賞の馬鹿者の描いた方程式によって攪乱され、その損失は弱者に背負わされた。コンピューターを使った株取引は公認の賭場となって国民の年金までつぎ込んでしまう有様ではないか。我々の年金は株価維持に使われ、その資金は外人投資家の利益として持ち逃げされている事実を誰も公表していない。こんな賭場を放置しておくことは民主主義にも資本主義にも反する犯罪行為に等しいと言わざるを得ない。早い話が、不労所得を制限することが重要であり、デジタル庁など造っても目的も内容もわからない。結果は不労所得者を保護するだけのことだろう。要するにデジタル庁が推進する遠隔診療だって誰が対象となるのか。田舎のタマネギを作っている爺さん婆さんがどうやったら受けられるのか。たぶん一番先に恩恵を受けなければならない人達が後回しになるのだ。今のGOTO何とかでも全く同じ現象が起きているのを知っているのか?。おおよそ馬鹿者の集う場所と化した省庁は再編ではなく廃止が先行すべきであろう。

【2020.10.30】
★10月後半になって暖かい日が続いているのは有り難い。ウオーキングも爽やかに出来る。路傍にはもうすぐ役目を終わるコスモスの花が頑張って咲いていた。 この地方の特産物「市田柿」の収穫が本格化してきた。大勢の人達が柿畑に繰り出して柿を採っているが、殆どが70歳を超えた人ばかりである。脚立から落ちないように祈るばかりである。柿を採ったあとは皮むき専用の機械にかけて皮を剥いて専用のクリップの付いた紐に20〜30個をくっつけて吊す。これで自然に乾燥するまで干すのだ。近年は衛生管理が厳しくて手動の小型皮むき器を使った柿は出荷できない。このために零細な農家は市田柿をやめたが、そのあとはJAとか企業が柿の木を借り上げて管理し収穫している。 日本の農業について殆どの人は勘違いしている。日本の国土は全世界の国土の0.28%しかない。だが農地については世界でも有数の面積を誇っている。要するに農業は土地だけでは成り立たないからだ。まず水が必要だし、農地が海の塩害を受けない事が条件である。それを考えると、日本は自給率が2倍、要するに2億人が生きていけるだけの主食や野菜それに果実類が生産できる一大農業国家なのである。 もうひとつ誤解しているのは農業人口がどんどん減っていると言うことだ。これも間違いである、確かに農業人口は減っているが大型の機械が導入されているために人が要らないのである。10人の人が1週間かかって稲刈りをしていたものが、機械なら半日で終わってしまう。これで昔のように農業従事者が多数居たら、確実に日本中が米だらけになってしまい値崩れしてしまうのだ。 一般論で言うと日本の庶民はテレビで言うことを真に受けてこうした現実を殆どの人は間違って認識をしているのだ。その結果が管内閣の支持率が60%もあるという事態を招いている。 僕は選挙に行っても誰にも投票しない、彼らの魂胆は何れも変わりないからだ。悪党に投票するか泥棒に投票するかの選択を迫られたとき、棄権するしかなかろう。大凡議員になろうという連中の考えなどバカで無ければ分かるだろう。 政治の方向を変えるには馬鹿者のやる事に賛同しないことだ。政府や県や市が主催するイベントには絶対に出ないことが簡単に出来る方法だろう。一人も観客がいない植樹祭なんていうのは頼もしいし、今のコロナ禍にあっては実にいいことではないか。コロナウイルスは我々に道標(みちしるべ)を与えに来たと思っても間違いでは無かろう。

【2020.10.29】
★何気なく壁のカレンダーに目をやると..なに!10月もあと2日ではないか。余りの時間の早い進行について行けないではないか。もっとゆっくり時間は進まないのか?。 今日のような秋の一日を「小春日和」というのでしょう。ウオーキングしていると気温は20度を超して汗をかくぐらいです。 こんな日は露天風呂が一番です、早昼を食べて12時に近くの温泉に行くと..さすがガラガラで風呂もサウナも野天風呂も独り占めです。温泉は贅沢という人が居ますが間違いです、疲れた体や痛めた足腰の治療に行くのですから病院に行くのと変わりません。僕は医者に払うより良い物を食べて温泉に行くことを実践してから早4年..一度も医者に行きませんし病気にもなりません。それ処か医者に行かなくなったら元気になりました。 これこそ日本最高の人工知能にNHKが尋ねた「高齢者が元気になるには」の答えではないでしょうか。NHKに人工知能は答えました「総合病院を無くせ」。これには一同驚きましたが、さすがNHKです、本当に総合病院が無い市があるのか全国を調べたところ有りました。北海道の夕張市です、そこで夕張の老人はどうなっているか緊急取材したところ、驚きました人工知能の答えは正確だったのです。夕張の老人たちは皆元気で病気になる人が少ないのです。理由は「病院が無くなったから元気にしていなくては」ということでした。もちろん薬を飲む人も少なくなり、副作用も無くなったのです。 今になって医療とは何か?、という疑問を投げかけたのです。カネ儲けか、製薬会社の手先か、過剰な治療か、検査のやり過ぎか..。 検査などはどこかが悪くなってからするものです、何ともない人間がすることでは無いのです。胃に小さなポリープを見付けても癌に発展するかも知れないと言って切って取るのです。大半のポリープは放って置けば無くなってしまうという説明が無いのです。過剰な投薬はそれこそ副作用によって病気を造りだしてしまいます。何事も適当に、何事もいい加減に、という精神がここにも必要ではないのでしょうか。

【2020.10.28】
★今日は友人と飯田市内に新しく開店したパスタ店「ジョリーパスタ」に行って来た。さすがに開店して間もない事も有り11時〜たいそうな混雑だった。そう言えばやはり飯田市内に「いきなりステーキ」が開店したときもやたら混雑していたが、1ヶ月後には減り始めてその後1年ぐらいで撤退した。飯田の人間は飽きやすいと言われるが、それは間違いない。しかしステーキのチェーン店でもトップクラスにも係わらず撤退したのは惜しかった。もっと悲惨な例はイオンの店内に大阪の吉本興業が経営するタコ焼き屋ができたが、1年持ったかどうか?、撤退してしまった。 飯田は人口に対する焼き肉店の数が日本一だという、だから競争も激しい。飲食店の経営は手っ取り早く出来るが、それなりに環境は厳しいというとろだろう。 ★政府が進めているGOTOキャンペーンは来年一月までだが、延長される見込みだという。今迄に2千万人が利用したと言うが何か間違っていないか?。2千万人が正解だったら同じ人が何度も利用していることになる。調べてみるとその通りで、行かない人は全く利用しないし、行く人は何回も利用しているのだ。ここにも何か不公平感が漂っている、要するに裕福な層はより得をするという仕組みである。例えば一度も旅行したことの無い孤児院の子供を行かせてあげるとか出来ないものか。弱者を何とかして救済する仕組みをもっと拡充しないと、終いには犯罪が多発する可能性もある。ともかくどこの国にも格差や貧困は付き物だ、しかしこれが民主主義だとしたら何かが間違っているし今現在も確実に間違っている。 社会に公平を少しでも実現するにはサラリーマンが働かないことしかないだろう。平等と公平は別のようだが、公平でなかったら平等では無いのだ。 男女同権を叫んでいる女達が居るが、彼らは何を考えているのか分からない。平等とは賃金とか役職とかの平等だけでは無い、労働の内容も平等になることだ。勘違いすると自滅することを知らねばならぬ。男女は人間として動物として異種な存在である事を認識しなければ幸福などやってこない。

【2020.10.27】
別の場所に家を二軒持つと言う事は大変な事だ。税金はともかくとして、メンテナンスに莫大な労力がかかる。草刈りとかライフラインの維持管理、それと災害による損傷の復旧などキリが無い。毎日住んでいればさほどでは無いが、時々行く程度だとかえって面倒だ。今年は土石流災害に遭って水道設備が完全に流失したため労力も金銭的にも負担が大きかった。 今日も一日現地で冬支度をしたが、まだ全部は終わっていない。既に気温が零度になっているので水関係のものが凍ってしまう、水道配管は全て水を抜いて直接池に流しっぱなしにする。雨量計も雨水を溜めて計測するため撤去する。もう今年は大雨は降らないだろう。 山小屋の保守は大変だが、楽しみの方もいっぱいあるから文句も言わずに維持しているのである。今日の小春日和の中、木陰で食べる昼飯は最高に旨いし、ゆったりと音楽を聴いて過ごす時間も最高だ。LINEで仲間に紹介したところ、なんとも贅沢だという書き込みがあった。確かに最高の贅沢だろう、ソフトバンクの孫社長でも僕と比べたら可愛そうな生活をして居ると思う。僕は頼まれても社長などやりたくないが、彼とはソフトバンクという会社を立ち上げて以来の付き合いだった。当時はコンピューターソフトと雑誌を仕入れている代理店だった。電話や金融事業に参入するときに株を買ってくれと勧められたが、買わなくて良かった若しも500万円位買っていたら今は億単位になっていたかもしれない。しかし僕はいま生きていなかっただろう。その後契約は解除して僕も販売店をやめた。 山では時には蜂に刺されたり熊に遭遇したりする危険もある。今日も山の中でバリバリという音がしていた。こうした危険も楽しみの一つとして捉えられないようなら山では暮らせない。

【2020.10.26】
★そろそろ日本の新型コロナウイルス感染者の合計が10万人になる。なぜ日本人は感染リスクが低いのか?、世界も注目するところだが原因は未だに判らない。しかし東京は今日の感染者の様子から判断すると今後増える傾向になっている。 感染者は効く薬が未だにないため入院したり自宅待機して回復を待ち、検査で陰性になれば開放される。しかし退院したり完治したと思われている人も数ヶ月に亘って後遺症が出ているという。頭痛とか息苦しさそれと頭髪が抜けるという人も有る。この新型コロナウイルスはどこまでも人間の体を計算し尽くし熟知した上で蔓延していることは間違いない。 外食せよとか旅行に行けと国家を挙げて大騒ぎしているが、その結末がハゲ頭だったりしたら..。高齢者が自主判断で外に出るのを控えたために重傷患者数は増えていないが、不要不急の用事が無い限り東京都などの流行地帯には行かないことだ。 ★昨年の今日前後の朝の気温を比較すると明らかに今年は低い。今日の飯田市の最低気温4度だったが昨年は10度だった。明らかに寒い、どこの家でもコタツなど暖房器具を出しているに違いない。真夏から一気に冬になったために最近の「お悔やみ欄」をみても亡くなった方が多い。気温の急変に追いついていけない90歳以上の人ばかりである。要は飯田市ではコロナウイルスよりも気候の急変に注意しなければならないと言う事だ。 果樹園を見回すと80歳を超えた人達が市田柿の収穫をしているのが目に入ってくる。すでに皮むきをして干してある家も見掛けた。もちろん林檎の収穫も忙しい果樹園もあるが、働いているのは老人ばかりである。 この人達は今迄の例だと出荷が終わるとバスで団体旅行に出掛ける人が多かった。しかし今年はどうだろうか、GOTOで多少安くなった旅行に出掛けるだろうか?。今後聞き込みをしてみたい。

  【2020.10.25】
★今朝も冷え込んだ、南アルプス山麓の山小屋では朝の気温が1度台である。初氷が張ってもおかしくない気温だ。野原は霜で真っ白である、この風景は例年より1ヶ月ぐらい早いのではなかろうか。先日もしらびそ高原の初雪の紹介をしたばかりだが、今日はすぐ身近に冬が迫っているのを感じてしまった。 冬は良い事も有る、アメリカでも同様でニューヨークでの殺人事件は半減するという。もちろん日本でも性犯罪なども激減するのだ。だが本来の雪のメリットはそんな事ではない、冬に積もった雪が春になってジワジワと溶け出して川の水を増やし、農業用水を潤沢にするのだ。農耕民族である日本人は雪解け水と台風のおかげで生き延びてきたのである。 ★東北には美人が多いと言う、これは事実である。何故なら日照時間が少ないから顔に当たる紫外線が少ないのだ。だから色白美人がうまれる。全般的に農業に従事している人達は顔に受ける紫外線量が多いので実年齢より老けてみえる。老化は紫外線の影響による度合いが大きいのだ。箱入り娘が美人なのは家の中から余り外に出ないからだ。 アンチエイジングに熱中する人が多いが、基本が間違っている。ジムに行って運動すれば良いような気がするがそうではない。 最近、宮崎美子さんの写真集が話題になっている。なんたって61歳のビキニ姿のカレンダーである。このカレンダーは6千円もするが売れ行きは通販サイトでトップになっているらしい。(誰が買うのか?)。彼女のアンチエイジング法はラジオ体操第一、第二をすることだという。要するに何もしなくても楽天的に生きているのが功を奏しているのである。病気だけでなくアンチエイジングにも気にしない生き方が有効なのである。 ★アメリカの大統領選挙も佳境に入ったようだ。だがニュースなどで聞こえてくるのは現大統領の法をも恐れぬ悪童ぶりである。それに集会や討論会の内容を聞いてみると、こんなに非常識極まりない人達が世界のトップにあって良いものかと考え込んでしまう。もちろん日本とて論外では無い。アメリカはいま二分して選挙の戦いをしているが、一触即発の状態も産まれている。こうなったら南北に別れて本気で戦ってみたらどうだろうか?。戦争の道具は幾らでも有るから公平に分けてから戦えばいいだろう。何でも戦争に持っていきたい国家ならではの白黒の付け方を書いたまでだ。

  【2020.10.24】
★アッという間に10月もあと一週間になりました。なぜこんなに早く時間が進んでしまうのでしょうか?。南アルプス山麓のしらびそ高原の情報カメラを見ていたら14時頃に雪が降っていました。多分初雪だと思います。積雪は無かったものの冬の到来です、これから海抜の低いところに雪は降りてきます。考え方によれば春まであと2ヶ月だと言う事になりますが..。 阿南町では大きな虹が天竜川を越えて泰阜村までかかっていました。それも二重の虹です。一時的に雨が降ったのと天竜川から立ち昇る霧の産物だと思います。自然の「千変万化」はどんな芸術家も超えることが出来ません。人間の英知を確実に超えているからです。 世界を見回しても風化による奇岩や浸食による地形など驚くことばかりです。日本列島も中央構造線を堺に地質が変わります、そしてその境界には押し潰された力によって焦げたような地層があります。再び作用していた力が反対方向に向かうと日本列島は二つに分かれてしまうかも知れません。 朝テレビを見ていたら阿蘇山が出てきましたが、噴火口のカルデラの中に町が出来ているのは希でしょう。もしも噴火したらどうなるのでしょうか?。御嶽山の比ではありません、阿蘇山は噴火したら富士山噴火を遙かに超える被害が出ることは確実です。九州の殆どの都市が壊滅するだろうと言われています。それでもカルデラ内の住人も富士五湖の周りの住人も毎日楽天的に生きています。それしか無いのだったら恐れても仕方ないから、毎日を楽しく生きるようにDNAが構成されているのでしょう。楽天生活こそ生きる時間的に見て長生きした事になるのです。 悩んでいて解決されることは一つも無いのです。どうせシャボン玉のようにプーーッと膨らんで大空高く飛んでパッと散ってしまう人生なのです。 虎は死んで皮を残すと言われるし、木は倒れても材木になって住処を造る。人間などは散々地球を汚したぐらいで死んだら何の役にも立たないのである。せいぜい楽天的に生きようではないか。

【2020.10.23】
朝から雨だったが..今日は良いことが有った。なんたって僕の誕生日なのだ。高齢になれば誕生日なんて祝っても仕方が無いと思うだろうが、否である。ここまで生きながらえさせてもらった感謝の日である。そして来年の誕生日まで健やかに生きていけるように他界した父母や家族に願う日でもある。「信じる者は救われる」のである、何でもかんでも否定する御仁も居るが、信仰とか正月とか..さまざまな時に触れて生きている事への感謝をすれば、体内に溜まっていたストレスの半分ぐらいは抜けていくのである。もちろん父母や先祖の墓参りも宗教と言うより、先祖に感謝することによって自分の心を癒やすのである。 LINE仲間からスタンプケーキとかスタンプワインが届くのも嬉しいことだ。僕は同窓会のグループを仕切っているので多くの方から一応だが感謝されているようだ。何故なら公の場で自分の気持ちを吐露することによって、怒りとか不安が随分取り除かれるからだ。 だが、スマートフォンを持っていて家族にLINEアプリをインストールしてもらったはいいが使い方が分からない人も多い。学ぶ方法は幾らでも有るが、たぶん諦めて居るのだろう。しかし、これからの社会はスマートフォンの使いこなしが生活に大きな影響を及ぼすことは必至である。 中国では現金が全く通用しない、99%がクレジットカードかスマートフォンでの支払いである。良いとか悪いとかは別にして使いこなせないと生活に支障を来すのである。小学校の子供はスイスイと使いこなしている、要するに難しい物ではない。実に簡単なものだが、入り口から中に入るのが二の足を踏む原因である。しかし1年ぐらい持って使って居れば自然に身に付いてくるだろう。 ★今日は中繁彦先生と会食の約束をしていたのが丁度誕生日だった。ステーキを食べて英気を養ったが、家に戻ると夕食は赤飯だった。これまた食べ過ぎて..最近は毎日のように胃腸薬を飲む始末である。 映画の「釣りバカ日誌」でハマちゃんの課長が事あるごとに胃腸薬を飲んでいたが、あれは事実である。部下にとんでもない奴が居ると管理職は胃が痛くなるのだ。でも仕事さえ成功させればそれで良いではないか、どうせ仕事なんて遊ぶ時間の隙間でやることだ。

【2020.10.22】
★寒くなったので妻が電気敷布を倉庫から出してきたところ、何年も使っていたためボロボロになっているではないか。これでは感電死するかもしれないということで15時頃アマゾンに注文した。最近はこうした電気製品が安くなって3〜5千円で買える、それに送料は無料である(アマゾンプライム会員)。わざわざ電気店に行って買わなくともパソコンで注文すれば明日の昼頃には飯田市まで届くのだ。それに電気店に比べて確実に安いのも大きな魅力である。アマゾンは世界最大の販売店になるのは当然であり、CEOは世界一の金持ちになっても仕方ないだろう。たぶん楽天もこの事を見込んで携帯電話事業に参入したのかもしれない。既に地方の電気店はパソコンやスマートフォンの使えない人の為だけに存在していると言っても過言ではない。通信販売で問題なのは不良品の返品だが、アマゾンの対応は素早い。おそらく電気店より早く片が付く。もちろんアマゾンでは海外からの商品も売っている、こうした時に起きるトラブルも英語ではなく日本語で対応できるので安心だ。 僕は経営していた電気店を13年前に閉めたが正解だったことが分かる。 誰かが使い方が分からないと言っている間に時代は既に変わってしまったのである。 政府もハンコが要らない行政を進めているが、はんこ屋さんは確実に破産してしまう。だが急激にそのような事をしなければならない背景があるのだ。明らかに確実に中国に遅れを取っているからである。いま日本は中国に追いつけ..という位置にある事を認識しなければならない。 前にもここで書いたが、公文書を勝手に書き換えて知らん顔をして通す政府ならハンコの意味など全く無いことを認識しているのであろう(ハンコなど無い方が都合が良い)。 来年からは健康保険証もスマートフォンで通用するようになる、以前から銀行の振り込みも送金も見る事が出来るし送金も簡単だ。まさに引きこもりで年中外に出なくとも生活には困らなくなった。 いったい10年先はどうなっているのだろうか?。コンピューターの専門家も経済学者も予測できないのだ。しかし社会の基本に変わりは無い、衣食住はいつでも人に付いてまわるからだ。

【2020.10.21】
★昨日もコロナウイルスの過剰反応について書いてみたが、今日の読売新聞によると「カスハラ」被害深刻、厚労省が対策策定へ、という記事があった。カスハラとは「カスタマー(顧客)」ハラスメントのこと。 宅配便や郵便の配達員が品物を客に渡そうとしたとき消毒スプレーをかけられるというような被害が多発しているというのだ。これもコロナ被害の一つとして捉えるには疑問が残る。この問題は個人的なコロナウイルスへの恐怖ではなく、解雇や収入源、外出制限など様々な要因によって起きているからだろう。言い換えれば被害に対して文句を言って行くところがない、怒りの対象がないからだ。 最近多発している殺傷事件などを詳しくみると、こうした原因が想定されるケースが多い。たかが半年ぐらい閉じこもったぐらいで事件に発展するとは思いたくないが、新型コロナウイルスが流行し始めた当初に話題になったような様々な中毒患者が多数居ることを忘れてはならない。例えばパチンコ依存症の場合、どうしてもやりたくて他県にまで出向いてやっていた者が有ったではないか。 高度情報化社会において賃金格差はともかく、情報機器の利用と扱いに対する格差が極めて大きくなっている。スマートフォンが使えない、パソコンを使えない、カードを使えないなど様々なケースがある。毎日テレビだけは見ているので、GOTOキャンペーンを知っていても参加することが出来ない。お得なクーポン券を入手できないなど、直接家庭の収支にも影響している。 しかし、このような状況の人が多いのは農村地帯だろう。だがいま最も安泰に暮らしているのはこうした方々である事も忘れてはならない。戦後の混乱期に最も安心して暮らしてえいたのはたぶん農業者だろう。だから農家の蔵の中には有名画家や彫刻家の作品がゴロゴロしているのである。やはり地味だが農業は人が生きるための基幹産業なのだ。 仕事も暮らしも収入もそれなりに平等であると考えると多少は心が和むだろう。

【2020.10.20】
★伊那市の友人が朝一で「寒い寒い」とラインしてきたので調べてみたら、何と気温が3.7度だった。12月の気温である、これでは寒い筈である。このままだと森の木々は紅葉している間もなく落ち葉になっていくだろう。 ヨーロッパを始めロシアなどの寒冷地で新型コロナが猛威を振るいだした。航空路を再開したことによって日本にも間もなく入ってくるだろう。しかし日本では死者数とか重体数は毎年恒例のインフルエンザと変わりないから死ぬほど恐れることも無いだろう。死者数は宝くじで1千万円以上当たった人の数より確実に少ないのも事実である。マスク付けて一人で車を運転している人を見るに付け過剰反応を感じる。この過剰反応が社会的に危険なのである。 このところ新型コロナウイルスばかりで無く災害に怯える人が多い、人類が今迄他の動物を抑えて生き残ってきたのは楽天的な考え方が出来たからだという学者が多い。海の周りだけでなく森に入っていっていったら何か有るかも知れない..という安易な楽天的な考え方が生き残った要因であることは間違いないだろう。それと大航海時代には行く先に何があるのか分からないまま船出していった。その勇気こそ人間が種の頂点に立つ事が出来た最大の理由だろう。 近いうちに人類は火星に人を送るだろう、片道約2年かかるが、確実に応募者が集まるだろう。人間という動物はちょっとした病気で医者だ病院だと騒ぐ割りにはエベレストに登るような危険に果敢に挑戦するのだ。 ★菅総理が以前書いた本が再販されたが..誰が忖度したか、本人が消し去ったか?、公文書の保管の重要性を記述した部分が消えているという。ここまで堂々とやるというのは悪党かバカしか居ない。国家の何かが分かっていないのか、それとも独裁政権を造るためか。ともかく反民主主義の筆頭と言われても否定は出来まい。 旅行業者を助けるとか観光業の応援とか屁理屈を付けてはいるが、結局は仲良し下請け会社が何十億円も儲けるという仕組みである。誰一人として観光や食堂の事など考えずに計画するから実施すればトラブルの連続である。小学生より劣るではないか。要するに上級役人が無能なのである、だたそれだけで国家は腐っていくのだ。

【2020.10.19】
★冬に入る準備をするために南アルプス山麓の山小屋に出向いた。何と朝の気温は4.7度だ。それでも雨の予報は無かったので現地に行ってみると寒いのなんの、それと10時頃には雨が降ってきたではないか。即刻家に戻ってきた。結局は行って戻ってきただけに終わってしまったが、それはそれでいいのである。 飯田市でも昼飯を食べた後も気温が上がってもこない。結局飯田市の今日の最高気温は10度にも届かなかった。 そこで12時きっかりに温泉に出掛けた、市内にある三宜亭というホテルの天空の城という温泉である。この温泉の泉質は市内でも一番良い部類だと思う。建物から外に突きだした野天風呂からは先日初雪が降って真っ白になった南アルプスが一望できるというロケーションである。僕は最低でも温泉は2時間出たり入ったりしている、もちろんソニーの防水イヤフォンで音楽を聴きながらである。ここで自分の唄った歌を繰り返し聞きながら悪いところをチェックするのだ。古希を過ぎると唄は長時間練習しても上手にはならない。何故なら高い音が出ないことや耳の可聴帯域が狭くなって、低音や高音が聞こえなくなっているからだ。でも唄っていれば楽しいからストレス解消の一助にもなる。 医者に金を払うより温泉に行ったりストレス解消して健康を保った方が良いことは誰でも分かっているだろう。テレビを見ていると90歳過ぎてもまだ働いている人が居る、決して明日の糧に困っているわけではない、単なる惰性と働く事が美徳だという誤った考え方がその原因だ。 天空の温泉に行くと12時から14時頃までは常連の人が多い。一年パスを買っている人達である。一年間6万円余だから一人暮らしの人は光熱費、水道料、浴槽を洗ったりする時間など考えたら1日200円程度だから経済的である。僕は他の温泉も含めて冬期は週に一度だが、それでも健康には効果が有るという実感がある。 以前からここで書いている事だが、入湯税などというとんでもない悪税は廃止すべきである。昭和以前ならともかくドンチャン騒ぎするために温泉に行くわけではない。毎日の疲れを癒やしに行くのだ、入浴は健康増進だから厚生労働省から補助が出てもいい。GOTO何とかよりもその方が税の使途としては妥当だろう。

【2020.10.18】
★ウオーキングに出て東の山々を眺めると南アルプスは真っ白になっているではないか。昨日の雨が標高の高い山は雪だったのである。もちろん富士山も七合目より上あたりは真っ白だ。いよいよ冬の到来である、夏が去ったと思ったらもう冬支度である、今朝は山小屋も気温6度まで冷え込んでいるから明日は出向いて冬の準備に取りかからねばならない。災害後に止まっていた水道も復旧したから池の凍結は何とか防げたので池の破損は免れた。完全に水が無くなったまま真冬に零下15度ぐらいになるとコンクリートが割れてしまうからだ。こうなると大変だ、池は鯉や鮒を飼うだけではなく、防火用水の役割も果たしているから緊急の火災に対応できないのである。 ★皆さんは僕がいつも提唱している働き過ぎない人生ということに疑問を持っていたのではないでしょうか。偶然ユーチューブの中田敦彦氏のYouTube大学を試聴していたら、中村朱美さんの著書「売り上げを減らそう」ライツ社刊の紹介を聴いた。要するに自分の時間を大切に、家族との時間を優先にという日本人には理解できないような内容である。しかし働く事が美徳などと言う社会はもう終わったのである、これからは資本家を設けさせる為の労働はやめて自分の為にだけ働こうという内容である。著者は自ら「百食屋」という食堂を開いて成功しているという。それは一日に100食売ったら店を閉めて家に帰るのだ。それ以上は働かない、なぜならその必要眼無いからである。ともかく新しい生き方働き方を親切に中田氏が解説してくれるので学んでほしい。昔から「果報は寝て待て」という言葉があるように、働いても体を壊すのが関の山である、10万円稼いで10日も入院したらマイナスになるということだ。 僕は57歳で完全に働く事を辞めた、年金受給までは退職金でつないだ。それからは全く働かず収入の範囲内で生活している。そのために誰よりも自由であり、誰よりもストレスがない、だから誰よりも病気をしない。疲れたら休み、嫌な事は一切しない。自分がしたいことだけをして生きていくのだ。たぶんソフトバンクの孫さんよりも1ランク上の生活だろう。そのソフトバンクとの代理店契約も57歳で打ち切った。その当時はまだ株価は安かった、以前孫さんから買ってくれと言われた事もあったがやめた。若しもその時株を買っていたら、数億円の株券になっていたに違いない。しかし僕は今迄生きていなかっただろう。

【2020.10.17】
★朝晩の気温低下は夏の暑さに慣れていた身体にとって真冬並みに堪えた。早速冬の着物を持ち出して厚着してウオーキングに出たのだが、雨が強くなってきて下半身はずぶ濡れになった。震えながら戻ってきてストーブを点けて暖を取る始末である。南アルプス山麓の山小屋を監視カメラで見ると昨日と変わって風景が赤みを帯びてきている。やっぱり冬になって来たんだと、気分が落ち込んでしまった。山小屋ではまだ仕事?が残っている、しかし寒いとやる気がしなくなる。蟻から熊まで冬は穴に閉じこもって春を待つのだから人間だってやる気がしないのは当然だろう。特に僕は寒さが大嫌いだから外に出て遊ぶことさえしなくなる。 最近は血圧が下がってきて安定しているからいいが、数年前までは冬になると相当高い数値が出ていたから健康に対する不安もあった。朝は時に200を超えることもあった、180−110などという数値も珍しくうなかったが、特に脳出血になる事もなく生きながらえている。血圧が下がった要因はウオーキングしか考えられない。3年前にいつもかかっていた医者と意見が合わず行かなくなってから自分のことは自分が一番知っているということと、人にはそれぞれ違いがあるのだから血圧や血糖値を同じように扱うのはおかしいという信念の元に薬に頼らず何とかしようと真剣にウオーキングを始めてから数値はみるみる下がってきたのだ。 武田鉄矢も朝のラジオ放送(武田鉄矢 今朝の三枚おろし )で何回も語っているが、彼の空腹時の血糖値は130前後だという。医者は100以下で90位が正常で、薬や運動でその数値に近づけるよう努力せよと言うが、個人差を考えない医療はカネ儲けの手段でしか無いとも言っている。 メタボ(肥満)についても標準は○○だから貴方はメタボだと判定する。しかし統計に寄れば肥満の人の方が病気に強く長生きするのだ。要するに厚生労働省などは医師会の傘下みたいなもである。こんな医療制度のトドの詰まりは莫大な医療費である。税金の多くは製薬会社と裕福な医者に流れていくのだ。こうした行政を根本的に見直せば消費税など不要である事は明らかである。選挙もこうした視点に立って投票したいものだ。ちなみに明日は飯田市長選である。

【2020.10.16】
★10月も半分終わってしまった。毎年秋が来ると人生の終焉の足音が聞こえて来るような気がしてならない。たぶん古希を過ぎた多くの人が同じようなことを感じると思う。まさしく季節を人生に例えると秋は高齢者そのものに違いない。新録の目に浸みるような季節は遠い昔の事だ。一旦青葉となれば風雨に晒され時には枝まで折られてしまう。こうして耐え忍んできても待っているのは老後という厳しい毎日である。そして人は夫婦も家族もバラバラになって、最後は一人という一枚の枯葉になって散るのだ。それでも人が最後まで生きようとするのは何故だろうか。 僕の親戚に脳幹出血で植物人間になって15年以上も自宅で介護されている女性がいる。最初のうちは僕の顔も覚えていたが、8年前ぐらいから分からなくなり、数年前から家族の顔も分からなくなり声も出なくなった。もちろん自力で食べることが出来ないから胃瘻(いろう)という方法で食物を胃に流し込んでいる。それでも人間の生命力は自ら心臓を停めるような事は絶対にしない。ただ何も無いように思える未来に向かって生きることに専念しているのだ。 人は自ら命を絶つことのある動物だが、他の動物や昆虫ではそんな事は絶対に無いと思う。しかし真夏に道を歩いていると不思議な光景に出くわす。それは大きなミミズが草むらからわざと灼熱の道路に出てきて死んでいるのだ。その亡骸には様々な虫が寄って来て餌にしている。なぜミミズは草むらの奥に潜んで夏の暑さを避けて長生きしようとしないのか?。たぶん他の昆虫の餌として役に立つ為にこうした行動がプログラムされているのだろう。 鮭も似たような行動をする、数年掛けて海を回遊し、産まれた川を遡って産卵する。その直後に雄も雌も死んでしまう。彼らの死骸は川の中で次第に溶けて流れていく。その栄養は産卵した卵がふ化して海に戻るまでの食料になるのである。死んだ親鮭は子孫の生きる糧になり肉体にもなる。それは種の存続を全うするだけではない、自分自身が新しい命となって海を回遊するのだ。生命というものは考えれば考えるほど不思議でならない、明日死ぬかも知れないのに人は今日も全力を尽くして生きていく。それこそが命が神秘とまで言われる由縁でもあろう。

【2020.10.15】
★急に風が冷たくなってきた。北海道からは初雪の便りが届いている。僕が以前からここで書いているように日本は亜熱帯性気候に変わって来たので、秋と春という季節がなくなってきたのである。もちろん温暖化のせいだが、誰もこの季節変化と関連があるとは思っていないのが不幸の始まりである。 不思議な現象も起きている、僕の山小屋の周辺にある栗林では毎年食べきれないほどの栗が実るが、今年は全く出来ない。こんな事は今迄にない事だ。それと山に入っても毒キノコ一本も生えていないことだ。松茸は採れない年はあっても雑キノコはいっぱいあるものだが、今年は一本も見当たらないのだ。たぶん6〜7月の長雨と8月以降の乾燥が原因だと思われる。これも温暖化の影響であろう。 ★フランスのパリの今日の最高気温は12度である、なぜフランスかというと、既に初冬になっているのだ。気温の低下が新型コロナウイルスの増殖を盛んにしているのだ。ウイルスは全般的に乾燥と低温に強くて冬になると活発になり感染力も強力になり患者も増える。その定石通りにフランスの大都市では感染者が急増し(昨日は2万2千人)、遂に当局は罰金付きで夜間外出禁止令を出すに至ったのである。日本もGOTO何とかという特典を与えて国民の移動を推奨している。こんな馬鹿な事があって良いものかと思うが..カネ儲けは政府の優先課題である。ともかく旅館を助けるならば直接補助を出すべきだろう、従業員の休業中は失業保険で対応すれば良い。何でもかんでも人を移動させることはないのだ。中国が新型コロナウイルスの封じ込めに成功したと言う裏には完全な都市封鎖があった。役人の無能さをさらけ出しているのが現状である。新内閣になっても憲法違反や忖度が横行し、とうてい民主主義国家の政府とは言い難い。また拉致被害者担当の大臣まで置きながら何をしているのか?。どこに助を求めて良いのか分からないのが今の日本の現状だろう。今のままでは明らかに税金泥棒集団である。

【2020.10.14】
★爽やかな風が吹き抜けているが、既に高い山々は紅葉の真っ盛りである。南アルプスしらびそ高原も情報カメラで見ると随分山々が赤く染まってきている。高原の紅葉は短い、雨でも降ればお終いである。秋の彩りなど見る間も無く時間は過ぎていってすぐに年末になってしまう。若い頃に比べると時間の進み具合は倍以上に感じてしまうのは何故だろうか、たぶん日常の動作が緩慢になっているためだろう。昔は10m進むのに5秒だったのが今10秒かかるようになると時間の進み具合が倍に感じるのである。 最新の研究によると時間というものは存在しないという。これはアインシュタインの理論だが、富士山の山頂よりも海岸沿いの方が時間の進み具合が遅いのだ。高度1万メートルを飛行するジェット機に乗れば時間は地上より早く進む。結局のところ時間というのは重力によって変わるのだ。これは同じ2台の原子時計をそれぞれ地上と飛行機で比較して時間差があることは証明されている。そうなるとブラックホールという重力が限りなく大きな所では時間が止まるのだ。同じ宇宙の中で時間が単に重力によって変わると言う事は、すなわち時間という概念は重力差を表しているだけのことなのだ。では腕の時計が進んでいるのは時間があるからだと思うだろうが、これは簡単に言うと相対的に時間が過ぎているように見えるだけだろうか。 宇宙という存在は摩訶不思議な世界である、僕が星を眺めているときだけ星空が存在し、見ていないときに星は無いのだ。これは量子理論でも証明されていることである。要するに友達も妻も子供も僕が見ている時だけ存在していて見ていないときは何処にも居ないのだ。いい加減な話に聞こえるが事実である。この事を最も早く悟ったのが観自在菩薩である。般若心経のなかに書かれている「色即是空.空即是色」という言葉がその事を顕している。すなわち「物質的存在は無実体であり,無実体なるものが物質的存在である」ということである。 ここで僕が言わんとするのは、社会で生きていくことで悩んだり悔やんだりすることなく楽しく生きていこうと言うことだ。散々気を遣ったり真面目に生きていても誰も見ていないのだ。 最近の物理学者や宇宙学者は幾ら研究を重ねても先に進まない、通過できない壁に突き当たっている。その壁を通過する唯一の方法は神の存在を肯定するしかないのである。

【2020.10.13】
★新型コロナウイルスに対応するワクチンを投与した参加者が原因不明の病気になったことでアメリカの大手製薬会社が臨床試験を中止したという。以前も同じような事件が起きて臨床試験を中止した事例があった。要するにカネ儲けを目当てに行き当たりバッタリの開発は危険だと言う事だろう。もちろん日本のGOTOキャンペーンも行き当たりバッタリの政策の為毎日のように不満や事件が起きているのはご承知の通りである。 国がダムなど造る場合には何十年も地元と会談し時には放置し、時には金をばらまき50年もかけて建設する事も有るのだ。人間の生死に係わる薬品開発に特例も何も無い、とにかく絶対に大丈夫だと確信してから使うべきだろう。 インフルエンザのワクチンも微量なインフルエンザ菌を体内に入れて抗体を作ろうというものだ。だから何ともなかった子供や老人が注射の為にインフルエンザにかかって死亡する例もある。僕はいままで一度もこの予防注射をしたことは無いが、熱が出たこともあったが4,5日ゆっくりと寝ていて治した。要するにインフルエンザとは昔から言われている「夏風邪」の部類なのだ。僕が病気をしなくなったのは働く事を完全に辞めてからだ。たぶんストレスから開放されたのだと思う。自分で商売をやっていればストレスなど無いだろうと思われがちだが、サラリーマンに比べたら10倍も100倍もストレスがうっ積する。資金のやりくりは当たり前だが、客とのトラブル、問屋との交渉、仕入れの量、売れ残りの始末など毎日がストレスの山なのだ。妻は僕が商売を辞めてからやさしくなったと言っているほどだ。 ここに来てヨーロッパも寒くなって感染者がどんどん増えているという。確かに経済も大事だが、富の再配分という事を前提に考えれば何とかなるだろう。要するに月給が1億円の人からは昔のように75%の税金を課せば良いのだ。簡単な事だ、これによって働く意欲を無くせば経済発展は停まり、地球環境にプラスになる。要するに災害もウイルスも社会のバランスの欠如が起こした災いなのである。 富の再配分は例えば年金を公務員も民間も合体させる事なども効果が有るだろう。ともかくウイルスを撤退させるには社会の平穏が条件になるだろう。 韓国の昔話(実話)に、南からきた軍と北から来た軍がとある村を挟んでにらみ合っていて動かない、村はいつ焼き尽くされるか分からない事態に陥った時、村人はありったけの米でオニギリを造って双方の軍に配ったところ、腹一杯になった軍は自分たちの国に帰っていったという。要するに腹一杯になれば人も動物も争いの殆どは無くなると言う事だ。

【2020.10.12】
★秋晴れになりそうだったので南アルプス山麓の山小屋に向かった。一昨日から急に水道が出なくなってしまったからだ。行って見ると何とエンビの水道管とポリの水道管の接続部分が外れていただけだった。10分ぐらいで修理できたので時間が余ってしまった。7月の災害以降に新しい水源から飲料水を引いている為に池の水温が真冬にどうなるか監視する為に水温計を付けて遠隔監視できるようにした。今迄の水源だと200m位の距離を引っ張ってきても池の水は気温が−15度になっても凍らなかった。 若しも凍ったとすると池のコンクリートが割れる可能性が有る。こうなったら池の作り直しをしなければならない。ともかく地下水だから、今日の水温は12〜13度だったが、真冬でも8度以下になることはないと思われる。ともかく山小屋の維持には苦労する、周りの雑草処理だけでもお手上げである。 池の横に植えてある一位(イチイ)の大きな木に真っ赤な実が付いた。枝が赤く見えるほどびっしりと実って今が食べ頃だ。この真っ赤な実は中にタネがあってネバネバした食感だ。すごく甘いのでオヤツになるぐらいだし、ネバネバは体に良さそうだ。いっぱい食べて戻ったせいか元気が出てきたのか?、昭和のヒット曲のCDを聞いていたら踊り出したくなってきた。僕の好きだった山内賢さんと和泉雅子さんの「二人の銀座」は特にハイテンションにしてくれた。和泉雅子さんと僕は同世代である、だが山内賢さんは2011年に他界してしまった。でもビデオという武器があり我々はいつでも同名の映画もデュエットも見聞きすることが出来る。 和泉雅子さんという方は行動的な人で北極点に挑むという冒険にチャレンジした。だから肩書きは女優.冒険家である。この歌がヒットした1966年頃の彼女は実に可愛い人だった。 昔を思い出しながら唄うのもストレスの発散と言うより健康を貰えるような気がする。1966年というと昭和41年である、この頃から今迄の日本を生きて来た人達にとって歌謡曲は友であり慰みである。そして今になって思い出して唄ってみると、青春時代にひとっ飛び出来てしまうのだ。昭和のアイドルが次々に他界してしまうのは仕方ないが、彼らと共に僕たちの青春も還ってくるのである。

【2020.10.11】
★日和は穏やかだが、一向に世間は静かにならない。誰かがどこかで泣いたり怒ったりしているからだ。 社会不安の根源には子供の受験戦争が大きく影響していると言わざるを得ない。子供の時から人間の選別なんて出来ないだろう。学校で学びたい者は全員学べるようなシステムを早急につくりたい。受験戦争などと言うものは利権とカネ儲けの産物であることがわかる。要するに子供を餌にして様々な省庁の利権が絡み合っているのだ。先日から問題になっている業者によるセンター試験も余りのいい加減さで延期になっている。この業者というのが文部科学省の天下り会社である。請負費として実際にかかる経費の10倍ぐらいを与えて、天下りを受け入れるのだ。もちろん文部科学省だけではない、裁判所でさえも天下りの為の受け皿を造っている。ここにかかる税金はとんでもない金額で、若しも天下りを無くしたら、財政は簡単に黒字になるという試算もある。 定年になったら辞めさせるという基本は今後の社会の基本である。定年(60歳が望ましい)になったら旅行したり模型を造ったり、生産活動に関わらないことに時間を費やすのだ。これが人間らしく生きて死んでいく為の条件であり社会の安定の為に不可欠である。定年後に一定の収入が無い者は国から補助すれば良いだけのことだ。天下りの給料(月給100万などと言う者も実在するようだ)を払うよりは遙かに安くつく。ともかく、コロナウイルスがせっかく社会変革の切っ掛けを作ってくれたのだから従った方が良い。そうしなければ再びウイルスは猛威を振るうはずだ。そうしなければウイルス自身も住む地球が無くなってしまうからである。 今日、新潟県で熊に襲われた人が死んだようだ。たぶん近隣で熊退治などして熊に反感を持たれた結果だろう。今迄熊に襲われた人は大勢居るが、熊は絶対に人は殺さない。熊にだって子供も居れば母親も居る、もちろんカラスだって山に七つの子が居るのだから当然である。何事も自分たち人間に当てはめてみて何が正解なのか考えるべきだろう。そして全ての命が共存できる地球を造れば平和な社会になるが、馬鹿者達がミサイルを見せびらかして喜んで居るうちは無理なことは子供でも分かる。

【2020.10.10】
★何もかもが異常な毎日ですが、通過中の台風14号を見ても異常としか思えない。太平洋岸をぐるりと回り円を描くように再び太平洋に戻っていくのだ。地球の様子が何かおかしいことはこの事例を見ても分かると思う。 ★いま地元紙(南信州新聞)に掲載されている松川町の作家、中繁彦先生の小説が話題になっている。僕の友人関係のLINEで紹介したところ多くの方から読んでいる、感動したというメッセージが届いている。題名は「再生」(引きこもり生徒と九官鳥)というほぼノンフィクションの小説で、最近の閉じこもり問題を扱った小説だ。世の中には思ったより多くの「引きこもり」問題を抱えて悩んでいる人が居る。しかし若くて独立し巨万の富を築いた方々の意見や考え方によれば、これからの社会は引きこもりの人が活躍できる社会だと結論付けている。身近なところで考えても「英文科」などというものは不要である、既に携帯一台あればどんな国の言葉にも双方向で対応できるから通訳など不要になる。 引きこもりの有利さは自由な時間の余裕があることだという。この有り余った時間を使って今迄の常識にとらわれない新しい商品開発とかデザインなど思ってもみないモノや考え方が産まれてくる可能性が高いのだ。引きこもりは昔アメリカで流行ったヒッピーに比べたらより現実的と言えよう。アメリカでは50年前でも仕事もしないヒッピーに対して生活保護をしていたという。これは正解であり、ヒッピーは来たるべき新しい社会秩序の先駆者となっているからだ。ともかく人はどのような生き方をしていても正解なのである。 会社の仲間となじめないというサラリーマンもコロナによる在宅勤務で救われたという、なじめない人のための社会に変貌していくと言った方が正解だろうか。もちろん学生でも同じ事が言える、学校に行かなければいじめられることもなく勉学に励むことが出来る。新しい価値観は老人にとっては異常とさえ思われがちだが、それこそが老化なのである。現に在宅勤務なら何処に居ても言い訳だから、南の島に引っ越した人も有る。通勤しなければ無駄な温暖化ガスも排出しない、コロナのおかげで社会は良い方向に向かっているのは間違いない。

【2020.10.09】
★一日雨が続いたので近くの温泉に行ってみた。やはり新型コロナウイルスに対する検査は厳しくて、温泉なのにマスク着用、検温、住所.氏名.電話番号を紙に書いて提出するというものだ。他の項目の一つに住んでいる場所も記入しなければならない、飯田市内とか県外とかいうもので、県外者への目は厳しいものがある証拠であろう。今後は東京から地方にウイルスは撒き散らされるから全国での感染者は増えるのは自明であろう。 田舎の人にとっては嫌な世の中になったものだというひと言である。 ★台風14号の動きを見ていると何か日本列島を避けて無理矢理太平洋に戻ろうという動きにみえないか?。さもあらん、東京を始め日本列島は険悪なウイルスが支配していて例え台風と言えども感染は免れそうにないと判断したからだろう。今日一日で600人の感染が確認されているし、世界では既に1、050万人が死んで、3、600万人が感染しているが、無症状の人をカウントすれば1億人以上が感染していることになる。台風は丁度土曜日に日本列島に近付くが、これも東京から各地に行く旅行者を止めて蔓延を防いでくれる働きをしているとしか思えない。モノは考えようと言うが、まさに新型コロナウイルスの挙動を見ていると人類の平和に貢献しているとしか思えないような行動が目につくではないか。 このウイルスのおかげで暴力団の経営する店も構成員も減ったと見るが如何だろうか。 またアメリカのトランプ大統領の病状はどうなのだろうか、大統領の病気は最高機密に属するものだから決して真実は報道されないだろう。ともかく彼も人間なのだから選挙はともかく休むときは休んだ方が身の為だろうと考えるが、如何なものか。

【2020.10.08】
★以前から日本は亜熱帯性気候に変わったと言っていたが、これ程顕著な気候変化になるとは思わなかった。つい数日前まで車の冷房を入れて走っていたが、何と今日はついに暖房である。着るものも一気に変わった、Tシャツから長袖とジャンパーである。この急激な変化が亜熱帯性気候の特徴なのだ。 林檎の産地も長野県や青森県からもうすぐ北海道に移っていくだろう。農業試験所では暑さに強い稲とかリンゴの品種改良を盛んに研究している。愛知県あたりでバナナが採れるようになれば大変な事だが、もう間近である。 これらの原因は温室ガス(地球を取り囲んでいる二酸化炭素などの層)だが、誰も減らす努力などしていないのが凄い、それ処かオリンピックを何が何でも開催しようと頑張っているのだ。IOCもオリンピックが中止となったら広告収入や入場券収入が入らず困るから、新型コロナウイルスがどうであれ、ワクチンが有ろうが無かろうが開催するに違いない。平和の祭典処か利権の祭典に飽き足らず、人殺しの祭典となるだろう。 跳んだりはねたりするのが好きならば野山や海岸で好きなだけ走ったらどうか。タダで走れるのだ。高いところが好きならばヤギのように岩場に登ってお経でも唱えたらどうか。ともかく自分たちのしている事が直接大型台風や土石流災害に結び着いているとは思っていないのが凄いのだ。 地球が住めなくなるまでドンチャン騒ぎするのも良いかもしれない。どうせ人類など死に絶えても困るものは何も無い。それ処か昆虫から海の生物まで大喜びだろう。 東京都内の感染者も日を追って増えてきている。もちろんGOTOトラベルで県外から遊びに来た連中が田舎に帰って撒き散らすから冬にかけて全国的に大流行するのは間違いなかろう。北海道のすすきのでは飲み屋が300軒潰れたと言うが、アル中予防には実に良いことではないか。余った人手は穀物生産に振り向ければ食糧自給率も上がりバンバンザイということろだろうか。東京の歌舞伎町、福岡の中州、名古屋の女子大小路など名だたる所のいかがわしい飲み屋などが潰れれば世の中は少しは静かになるかも知れない。やはり温暖化やコロナウイルスは人類の為に有るのだろうと結論付けるよりほかに無い。

【2020.10.07】
★今年はまだ台風が一度も上陸していないという、今週末に通過する14号も上陸するか否かはまだわからないようだ。しかし伊那谷に7月に降った雨は台風数個分に匹敵する。我が山小屋もかつてない甚大な被害に見舞われた。道路の流失や橋の破壊、水道の水源地や設備の流失、庭の一部や檜や杉の林の流失など惨憺たるものだった。9月中には自力で水道を復旧して飲料水が確保できたので何とか日常に戻った。何しろ飲料水が無いと言うことはその場所で生活出来ないことを意味している。僕の場合は毎日住んでいるわけではないので良いが、自宅が水没などの災害に遭った方々は未だに数千人が避難所生活となっているようだ。 日本の避難所施設は世界の国々に比較して明らかに貧相で人間的では無い。もっと自宅に住んで居るに近い仮設住宅を提供すべきだろう。これも政府の国民の生活を全く考慮しないいい加減な対応にある。 こうした政府(上級公務員)の堕落は明らかに教育にある。日本の教育は変わっていく社会に適応していない、それと個人の独創的な考え方を否定している。世界で活躍している例えば野球のイチローはどうか、英語が出来るわけではないし、進んで学んだ形跡もない。しかし独自の才能を生かせば英語など何とかなるのだ。どうすればいいか、それは英語の出来る女性と結婚すればいいだけのことだ。 ここで結婚とは何か考えてみると、その本質は第一に「貧乏に耐えること」第二に「病気になったときの対応」だけである。要するに一人では挫折してしまうような困難に際して、二人なら何とかなるということなのだ。嫁を貰うなら亭主を選ぶなら、健康が一番と言うことである。 個人の才能を生かす教育とはどういうものか考えてみよう。それは優秀な先生が一人で教える事で解決出来る。例えば江戸時代の「松下村塾」は吉田松陰が一人で教えていた私学である。運動場も無ければホームルームも無い、しかしここから幕末から明治にかけて日本を代表するような人物が多数育ったのである。 もう一つの学習は遊びの仕方を教えることだと思う。パソコンでもゲームでもサーフィンでもいい、好きな遊びを突き詰めていくと、国語はともかく英語力なども必要になり自ずから覚えるようになるのだ。大好きなものだから習得は普通教育の10倍は速く覚えてしまう。人は目的を持ったら精神も学力もぐんぐん育つのだ。今の教育は如何にして大企業に就職し資本家を儲けさせるかに重点を置いているだけだろう。

【2016.10.06】
秋の一日を友人達と一緒に食事をしようと、かねてから計画していたが、今日やっと実現した。数名を集めるだけでも骨が折れる。まだ働いている人も居れば様々な用事で時間が取れない人も有る。何とか6名集まったので駒ヶ根市に出掛けて予約しておいたレストランで昼食をした。駒ヶ根高原を一回りしたが、殆ど全部の駐車場が満車になっていた。GOTO何やらのせいかもしれない。午後の時間がもったいないので、駒ヶ根市内に住んでいるリッチな友人に頼んで別荘で音楽を聴かせてもらうことにした。彼とはもう50年の付き合いだが、趣味というか行動のパターンがよく似ていて、馬鹿馬鹿しいことも真剣にこなす人である。僕も昔はオーディオにのめり込んでいたが、彼も同じようにのめり込んでついには市内の林の中に土地を買い音楽を聞く為の専用別荘まで建ててしまったのだ。 彼のオーディオシステムはタンノイ、JBLのスピーカーを真空管アンプで鳴らすもので軽く1千万円は超えている。CDやスピーカーは地面深く掘り起こしてコンクリートを部屋の中まで立ち上げた上に鎮座している。音楽のジャンルは多様だ、ジャズからクラシック、それから三味線までと幅広い。僕はもう数回出掛けているが、いい音は心を和ませる。 僕の友人に働き者が居て定年後も5年延長して同社で働き、結果としてストレスが増加して病気になってしまった。彼は今も生死の境を行ったり来たりしているが何とか元通りに戻ってほしいものである。とにかくストレスになるような事は避けて通ること、地元の選挙戦に巻き込まれたりするのもバカのすることだ。高齢者は人の事より自分のことを第一に考えて行動したいものだ。だから僕などは総理大臣など大枚を積まれても絶対に引き受けないだろう。要するにストレスを無くすには、嫌な事はしない事だ。

【2020.10.05】
★午前中は曇り空で雨になりそうな雰囲気だったが、午後になると晴れて爽やかな秋の風が吹いてきた。日本は今が一番過ごしやすい季節だろう。 巷では旅行ブームが起きているようだが、地方の若者が東京に出掛けてコロナを土産にして戻ってきたのではどうしようもない。 アメリカの大統領でさえ入院しなければならぬハメになった事は衝撃でもある。その大統領は未承認薬とか、コロナにかかって治癒した患者の血液(抗体がある)を輸血したりして救命処置が続いているようだ。表面的に見ると軽度に見えるが、実際はどうなのだろうか?。アメリカ軍の最高司令官の発病は昔なら大変な事になるが、いまさら大統領がどうなろうと攻めてくる国など無いだろう。例の北朝鮮の金正恩でさえ大統領の病気見舞いの電報を打ったというではないか。 要するに今の国々のトップは裏で繋がっていて、お互いWIN.WINの関係を保ちつつ自分だけよければ良いという政策を続けてているのだ。若しも本気で戦ったとしたら双方とも何にも良いことはなく、お互いに傷付くだけに終わる。 こうした現代社会において戦争への危機を演出するのは庶民の統率を図る為だけのことだ。 中国もアメリカもイランも北朝鮮も本気で核ミサイルを撃ち合って戦ってみたらどうか。豊かな国が無くなると言う事は国際的な格差がなくなることに繋がるだろう。 中国の漢詩由来の格言に「国破れて山河あり」という言葉がある。戦いによって国は滅びてしまったが、山や川は昔と同じようにそこにあるという意味だ。僕が考えるのは「あとは野となれ山となれ」という言葉である。これは国土を破壊し切り開いてレリゾート施設を造ったが、結局は破綻して建物も無くなり草が生い茂り、昔のような野原や山が還ってくるという人間の強欲さを批判する実に見事な言葉である。いま大工事をしているリニア新幹線などもこの部門に入ることは間違いないし、長良川河口堰とか、諫早湾の閉めきりとか..日本には幾つも出番を待っている事業跡が幾らでも有る。

【2020.10.04】
★銀行や郵貯がハッカーに狙われて多額の現金が引き出される事件が続いている。しかも公表が1〜2ヶ月も遅れている。こうしたオンラインに関係するソフトウエアを作っているのは大企業の中の開発集団である。彼らは一応情報関連の学校を卒業し、それなりの知識を持っているが極めて高度な特殊知識には乏しい。誰が銀行のコンピューターに侵入して現金を引き出すのだろうか?。昔からコンピューターを仕事にしている人達ならば見当は付くと思う。要するに学校で教育を受けた者よりも高度な知識を持った人達が巷には居ると言うことだ。仕事としてソフトウエアに携わる者と、ソフトウエアマニアの技術の乖離が大きいのである。 その昔、NECが1979年に始めてパーソナルコンピューター「PC−8001」を発売したときからそれは始まっていた。僕も早速そのコンピューターのROMを解析して、電源を入れてからアドレス8000番地にデータが有るか無いかを見た後に起動するとを発見した。そこで独自に開発した機能を組み込んだROMを自力で開発して搭載し販売したのだ。それはマニアにとってヨダレの出るような機能だったのでよく売れた。改造パソコンが20万円、モニターが16万円、プリンタが24万円でデータレコーダーなどの周辺機器が10万円だ。しめて70万円だが飛ぶように売れたのだのだ。今から40年前の70万円は今だと100万円超である。 要するに昔から特殊技能はそれなりのカネになったのだ。 いま日本が育てようとしているのはタダのソフトウエア技術者ではない。例えば3Dを簡単に家庭で実現するような技術とか、常温で稼働する量子コンピューターなどだ。要するにIQと関係無い能力である、こんな事を一般に「非認知能力」というらしいがそのことだ。こうした能力が皆無の者達が一流というバカ大学を出て政府の役人になったりするから住みにくい世の中になってしまうのである。 こうした能力を発揮するのに一番向いているのが、引きこもっている子供達だという。彼らには時間と人知を離れた何かがあるのだろう。誰にでも必ず出番は回ってくるのだ。

【2020.10.03】
★高い山ではもう紅葉のシーズンになっている。季節は誰がコロナになろうが関係無く進んでいく。真っ赤に紅葉した森は僕たちに今年の終わりを告げてくれると共に冬の到来も知らせてくれる。そろそろ冬支度をしなさいというメッセージまで出しているのだ。どこかの政府とは全く違うではないか。 ★桜を観る会は既に中止になったが、その本質は政治家と詐欺師や暴力団が集いお互いになれ合うという内容は変わらずに、また別の方法で引き継がれていくはずである。もちろん巨額の税金を使ってネコババする下請けも有って..何も変わらない。総理大臣が変わっても何ら変わらないのが自民党の本質である。 それ処か、法も常識も蹴散らかして自分たちの都合の良いようにだけ政治を行おうという体質も変わらない。就任直後にも関わらず、学術会議のメンバー選定でも自分だけよければいいというトランプ政権と同じようなことを平気で行っている。日本学術会議法の国会審議では首相が推薦を左右することはあってはならないと政府自身が言っているのだ。これには学者も驚きを隠せないようで、意見書をまとめるに至っている。これで管政権の支持率が60%を超えるというのは国民もバカである証しとなる指標でしかない。 今後は内閣が思いつきでやることに「YES」と言う提言や法解釈しか聞かなくなってしまうのは明らかである。これは民主主義への挑戦とも言える行為である、政権発足直後に日本は再び無法地帯となってしまったのである。 ★トランプ大統領の病状がアメリカから入って来たが、ウォルター・リード軍医療センターに移った後に鼻づまり・せき・倦怠感が出てきたという。医者は未承認薬を投与したというが、大統領が人体実験に使われるとは誰も想像できなかっただろう。 トランプ大統領がここにきてコロナウイルス患者となったというのは彼に今迄の発言や決定に対して反省の時間を与えたのではないか。世界は富める国が一人勝ちするのではなく、富めるからこそ貧しい者を積極的に救う事を考えねばならないのだ。それが富に対する責任であろう。 街を歩くと一見貧しそうな人達が赤い羽根を付けている。こんな無駄な労力をすることなく国家が5千億円ぐらい支出すれば済むことだ。我々の税金は天下り官僚の報酬に使われる物では無いことだけは確認しておきたい。

【2020.10.02】
★こんなに爽やかな秋の日和は日本人の全てに与えられている、例え地下街で仕事をしていても深夜になれば地上に出て夜空を見ても感動するはずだ。青空も名月も人を区別しないところがいいではないか。全ての人は平等なのだ。 しかしてバチが当たったというか報いというか..アメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したというニュースが入って来た。核ボタンを握っている大統領が高熱に冒される前に副大統領にバトンタッチすることを考えておかねばなるまい。何なら大統領選の相手に頭を下げて譲っても良いだろう。 確かブラジルの大統領も同じようにコロナを軽視していて自分も感染している。彼らは多くの取り巻き連中のなかに長時間にいるから感染確率も高いと思われる。 ともかくコロナ感染は全ての人間に公平である事が証明された形である。僕が以前からここで言っているように、コロナウイルスの出現目的は地球環境の保全であり、結果として人間社会の平等を唱えるものだ。 どうせ人は確実に死ぬのだから、多少早い遅いはあっても全員が死ぬことになっている。これは絶対であるからして誰も逃れることは出来ない。だから人生は素晴らしいのであって、誰もが死にたい時まで生きられるのだったら人生は何も面白くないし、誰も努力もしないだろう。 今迄ノーベル賞とか発明とか起業とか..様々なものが素晴らしい価値あるものと見られてきたが、今後の社会は違って来るはずだ。要するに物事に対する価値観の逆転現象を起こすという意味である。そうならなければ人類は絶滅してしまうからだ。 今後も今迄と同じような経済中心の生活をしていると、例えば中心気圧が850hPaというような巨大な台風に見舞われることになる。台風の中心では海水面が2mも高くなり、そのままの形で上陸することになる。中心の通過した地点は海や川の水位が上がって都市全体が水没する。【(注)大気圧が1hPa低下すると海面は約1cm上昇する。】 地球全体が嵐の中に包まれるような災害も発生するだろうし、今迄人類が経験したことのない異常現象が起きるのだ。 その原因はオリンピックの開催やスポーツ大会、野球、サッカーなど、一文にもならない享楽を享受した結果であることを心得て置きたい。

【2020.10.01】
★中秋の名月はいつもと同じように空で輝いている。多くの人が空を眺めて我が人生の過去と未来に思いを馳せるのに丁度良いではないか。 砂上の楼閣というのは今のコンピューター社会のことだろう。部品が一つ故障しても全て止まってしまう。株なら何ともないが(どうせ日曜は休む)病院など生命に関わることだと一大事である。 部品はともかく、最も恐れているのは太陽黒点の関係で起きる磁気嵐である。巨大な太陽フレアーが地球に向いたとき通信を始め電子機器に甚大な影響を及ぼすのは分かっている。もちろん人工衛星や飛行機なども迷走するし、戦争に関わる機器も誤動作するから致命的だ。核ミサイル発射管制装置が誤動作したら、自国の首都に向かって核ミサイルが発射されるかもしれない。それはそれで自業自得だからいいが、他国に向かって発射されたら大変だ。核の管理は人間の考える以上に大きな危機を孕んでいると言って良い。 絶対に安全だと豪語していた原子力発電所は4基も同時に爆発しメルトダウンしたのだ。世の中にある絶対は一つだけだ、それは誰でも死ぬということだ。それを認識した上で政治や経済に携わってもらいたい。子孫に1兆円残してどうするのだ、それを真剣に考えている強欲な者がはびこるから世界は歪んでしまったのである。 ともかく、コロナ禍の最中にGOTOトラベルだとか、外国人の入国許可だとか経済に軸足を向けた政策が次々に打ち出されている。これは業界団体からの圧力が大きいのだが、政治家も悩むところだろう。しかし元を正せば政治家は業界からの政治資金には勝てないから、自分の意見など言える筈もない。今のような政党政治ならば議員の員数は各県一人程度で十分である。議員報酬のような無駄なカネを節約することによって観光業も旅館も立ち直ることが出来るのだ。 こでだけ景気が悪いというのに株価が高値維持しているのは国民の年金をぶち込んで居るからだ。その警告を発したのが東証のコンピューターだろう。こんな歪んだ株取引が許されるなら、国民は年金や税金など払うのは無駄な事になる。石川啄木に再登場してもらって国会で「一握の砂」でも朗読してもらったらどうか。