まったくくだらない物造りですが何かの参考になればと思い掲載しています。

  

以前使っていた桶を散水用タンクとして使用していた為ポンプやホースを撤去し
別の場所に移転した。


ポンプの自動運転関係の配線やボックスも撤去移設した。


9月10日
バスタブが到着した、配達の方は道を間違えたりして苦労したようだ。2名で何とか
持てる重量である。今回の露天風呂はジェットバスにした、時々温泉で入ると気持ち
が良かったので選択したのはいいが、今後の移動は1人なのでどうしようか..。

一応水漏れやモーターの動作確認のため水を張って試運転したが特に問題はなかった。


モーターの電流を測ってみた、103Vで7.67A 表示通り丁度1馬力だった。




朝早くから基礎工事を開始、足の位置6カ所にブロックを敷いて水平を出すのが大変
実際は排水口側をわずかに下げておくようにすると座りも良い。


前回の反省から漏れた水が土を軟らかくして地盤沈下しないようにビニールを敷いて
排水することにした。今回は土を固くしめたので大丈夫だとは思うが..。


夕方になってようやく基礎が完成、バスタブを移動してきたが上に載らない..あら
ゆる工具や材料を使ってやっとの事で上に載せる事に成功した。背面が解放にになっ
ていて見栄えが悪いのでスダレ状に加工された人口芝生を壁代わりに使っている。


これが壁用の人口芝生だ、針金にビニール製の芝が巻かれていて簡単に出来る。





今回温水循環に使うのはSANSO製1インチのラインポンプである。80L/分の
能力で消費電力は約200Wだ。パイプの途中に割り込んで据え付ける形状である。


このポンプを屋外設置にするための大型の植木鉢を使ってカバーを製作した。


ポンプの座りが悪いため木製の枠を作って何とか動かないように正座させた。


9月15日

砂こし器を付けるのを忘れていた..接続部のネジの寸法など違ったので穴を加工して
直結した。この装置はポンプを破損から守る為必須アイテムである。エバラ製TBST-25


砂こし器の仕様である 鋳鉄製のようで大型で頑丈な物だ。


こんな感じになって完成である木材などで小屋を造るより簡単にできる。これで数年は
はずである..何十年も使うわけではないので防水はこれで十分だろう。



9月16日

現地でポンプの据付 この時点でドレンバルブの取付を忘れている。


バスタブの排水まわりに手を加えポンプのサクションホースを分枝させる。


バスタブ周りの排水処理のためメッシュの管を埋め込む。


前回造った時に使ったラジエター湯沸かしを再利用し据付と配管をする。隙間には豆炭
コタツ用の石綿を詰めて炎が外に出ないようにするのが肝心だ。


浴槽に水を張ってポンプをまわして漏水が無いか確認した。水温23度から43度まで
湧かすのに約15分だった、ちなみにこのラジエターはクラウンの廃車から外したモノ
である。面積が広く余りの効率の良さに感激。前回の浴槽の湯量よりも少ない為早い。



9月17日

数年前にオークションで落札した強力バーナーが有ったのでアルミの廃材でケースを造
り組み込んでみた。


通常は薪で湯を沸かすが入浴中の追い炊きが必須となるため便利だから使ってみたい。



9月18日

100円ショップで買ってきてあった金網があったのでフィルターを造ってみた。


パイプに巻き付けて円筒状にしてハンダ付けすれば出来上がり、後日使う事になる。



9月20日

バスタブの排水口からポンプの吸い込み口を分枝していたが入浴中に排水弁を足で踏むと
閉まってしまう構造だったので急に水の循環が止まりラジエター爆発の危険がでてきたた
め浴槽に穴を新規にホルソーで開けて給水口を作った。


貫通させるパーツ(中央の部品)を使って漏水の無いようにしっかり締め付ける。


外部の配管の様子、全て塩ビパイプで配管すると一部に無理がかかるのでビニールホース
を介在させて無理のこないようにすることも大事な事だ。


吸水口とポンプののホースにチーズを入れてポンプ内部の排水のためバルブを付ける。


シャワーを使用するためにはポンプと温水ボイラーが必要になるため浅井戸用のポンプを
取り付けた。山小屋の水源は岩清水である。水量が少なくポンプの突出量を賄えないため
500Lの貯水タンクを使うことにした。


先日作った石油バーナーを試してみた、相当強力な炎で釜から吹き出してきた。水温はあ
っという間に40度を超えて入浴可能となった時刻も16時となったので早速入浴を楽し
んで素晴らしい秋の1日は終わった。


  <<第二幕に続きます>>