【2018/4/30】
★しかし日本の大メーカーのコンプライアンスの欠如と言ったら止まることを知らないではないか。僕はスバルのXVという車に乗っているが、この車も昨年は検査行程の手抜きが発覚して大騒ぎになった車種である。今度は排出ガス検査データの偽造が発覚した。これも組織的なもので先輩からその手法を後輩が引き継いで延々と続けていたのである。昨年の問題発覚時に不正はやめて正しい方向に転換していれば企業イメージをさほど落とさずに済んだかもしれない。しかしここが馬鹿の集まりである、誰一人として会社に対してそういう提案をしなかったし、提案できるような環境では無かったと言う事だ。排気ガスが多少多かったぐらいで人は死なないので大きな問題では無いかもしれない、だが例のタカタのエアーバックの問題では死者が出ているし、三菱のタイヤホイールの強度不足の隠蔽でも死者が出ている。要するに、こんな程度のことは黙っていれば、あるいは知られなければ良いという甘い考えが企業を支配し、トップもそれを知りながら放置して居るという実態が露呈している。 大企業がこんな不始末を連発するようでは北朝鮮に対しても何の文句も言えないだろうと思うが如何なものか。自身を律するという考え方が抜け去った人間は先日から話題になっているTOKIOの山口という男のように飲酒量のコントロールさえできなくなってしまう。これでは人間の形はしているが猿よりも劣るとしか言えないだろう。そもそも自分自身が悲しいではないか、いわゆる魂を悪魔に売ったのだからもぬけの殻だけの人生となる。この魂を売るという行為は酒だけで無く世の中には幾らでも有る。例えば官製談合を主導した公務員とか、女に貢いだあげく脅されてにっちもさっちもいかなくなった国会議員とか..。まさにモラル崩壊と言う事だが、実は自然界も人間の手によって地球自身が律することの出来ないまでになってしまった現状がある。例えば大阪湾では水温が上昇したために名物のイカナゴやアナゴが殆ど獲れなくなってしまったが、こうした異変は日本にとどまらず世界中に広がっている。 誰が温暖化を止めるのか、誰が享楽主体の社会を是正するのか。北朝鮮の核問題よりも重要なことだが、自分自身が集中豪雨に遭って生き埋めにでもならない限りからないのだ。 しかも温暖化防止処か政府が先に立って日本にカジノを建設し国民や外国人を誘って享楽に溺れさせようというのである。こんな計画をしている連中のために誰が温暖化防止に協力するだろうか。誰がレジ袋の節減などするだろうか。 海や川にゴミを流して周りをきれいに保ったり、ゴミはそれぞれが空き地を利用して燃やした方が実は温暖化防止には効果が有るかもしれないのだ。せいぜいこの連休に観光客が撒き散らしたゴミは、どうせどこかで燃やすのだから、地元で集めて大きな焚き火でもしたらどうだろうか。

【2018/4/29】
★またまた南アルプス山麓の山小屋に出かけた。今日は山小屋の中に置いてあった大きなケヤキのテーブルを処分したので受け渡しに行ったのだ。このテーブルは僕が8年ぐらい前にケヤキの一枚板を買って来て1ヶ月かけてサンダーで磨いて、その上に透明なウレタン塗料を5回重ね塗りした傑作である。だが使う事もなく邪魔になったのでインターネットオークションに出したところ、豊川の方に3万円で売れたのだ。手渡ししか出来ない物なので制約があり1年以上売れなかったが、先日ようやく売れた。購入者は僕とほぼ同年生で約3.5時間もかけて大型トラックでやってきた。一応午前中に全て終わったが、御衣黄桜(ぎょいこうざくら)が満開になっていたので観賞しながら昼食を食べて戻ってきた。疲れてしまったので昼寝していたらもう夕方になってしまった。 ソメイヨシノの桜は完全に葉桜になっていたが、例年だと今日あたりが満開になっている頃だ。今年は季節が10日ぐらい前倒しで進んでいる。御衣黄桜については別ページで紹介しているので是非ともご覧いただきたい。 花桃を観光の目玉にしている阿智村もそろそろ散ってしまうことではないだろうか。ネットカメラで見る限り昼神温泉のホテル街は完全に散って緑になっている。何でもそうだが、早すぎても遅すぎてもダメなのである。 ★トランプ大統領が平和に貢献したとしてアメリカの支持者達はノーベル賞をやったらどうかと大騒ぎをしているという。彼のような人物にはノーベル賞がふさわしいのではないだろうか。受賞したとなれば平和に貢献せざるを得ないし、こうして大騒ぎするだけでもいい加減な言動が変わってこないだろうか。彼のようにカネが有り余る人たちにとって最後に欲しい物と言えば名誉だけだろう。ともかくアメリカが大国であ事を豪語するならば世界の平和の為に、あるいは飢餓を救うために兵器改発に勝る資金を投入すべきだろう。 僕は昔からここで書いているが、ノーベル賞とは地球を破壊した人か、破壊しようとする研究に与えられるものだ。戦争も兵器も経済も全てがノーベル賞受賞者によって拡大しているのが証拠だ。世界の経済に大きなダメージを与えたのも彼らである、1997年に共同受賞したマイロン・ショールズとロバート・マートンだが、彼らが関わった投資ファンドLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)は破綻し世界の市場に大混乱だけを残した。またファンドの危険性を指摘した受賞者は一人もいないどころか、彼らが先頭に立って混乱させ、貧困や格差を招いているのである。こんな連中と同レベルのノーベル賞だから、おだてに乗りやすい人にやって少しぐらい庶民の為に努力させるのも良いではないか。トランプ大統領が平和賞と聞くと、なぜか日本の佐藤榮作を思い出すが、彼も同様にまたとない前例であろう。

【2018/4/28】
★今年のゴールデンウイークは素晴らしい天候から始まった。ウオーキング道から見る風越山(約1、500m)も五合目くらいまで新緑が登っていった。我が家の庭も様々な花が咲いているが、特にボタンの花は直径が25センチぐらいあるものが咲いた、他になんと一本の木に10輪もの花を付けたものもある。たぶん専門家ならば2,3輪に摘花するのだろうが僕はそんな事はしない。せっかく咲いたのだから全部の花を最後まで見届けてやりたいと思う。だから様々な花たちが自由に咲き乱れていてもう手の付けようが無い。でもそれはそれでいいのだ!!。 今日も妻と阿南町まで行ってきたが国道の右も左も緑が目にしみる光景が続いて運転していても気分がいい。しかし名古屋方面から信州に向かう国道151号線は普段に比べて3倍ぐらいの車が走っていた。県外車は山道に慣れていないので注意した方が良い、信州では都市の道路とは違った運転マナーが必要な時が有る。例えば細い山道で対向車に出会ったとき、登りの車が優先となる..というようなことである。また急な上り坂でバックできない人もいるので注意した方が良い。 ★韓国と北朝鮮のトップ会談については世中界で様々な意見があるが、北朝鮮が核兵器をトンネルの中に隠し持っていたらどうする、などというのは疑えばきりが無い。まず最初に人を信用するというのも平和への一歩だろう。しかし大韓航空機爆破などで北朝鮮に家族を殺された人たちは一概に和平と言っても死んだ人は帰ってこないのだから大きなわだかまりが残るのは当然だろう。だから金正恩の乗った車の周囲をボディーガードが取り囲んで走る様は滑稽にも見えたが止むを得ないものだ。戦国時代に馬に乗った殿様の周囲を家来が走って戦場に向かう様子に似ていて人間という動物の進歩の無さがこんな所にも見て取れた。 今後北朝鮮に対しては石油や食糧支援が行われるだろうが、これは餓死しそうな人を助けると言う事で考えたいものだ。 次は北朝鮮のスパイに対する対応をどうするかと言う事だ。日本にも数百人が潜伏しているという話もあるが事実だろう。彼らは殺人も辞さないと言う事から日本の政治家達は北朝鮮に対する制裁に対して二の足を踏んでいたが今後はどうなるのか。それと朝鮮総連の扱いも問題になってくるだろう。 こうした世界の動きに対して日本の政治は混沌としたままである。こんな国を蚊帳の外にしなければ話は進まないだろう。ちなみに南北会談に際して日本は「核兵器の完全撤去」などを羅列して和平に水を差した形になったようだ。ゴルフ友達優先政治はそろそろ幕切れにしてもらいたいものである。

【2018.04.27】
★北朝鮮の金正恩が韓国との軍事境界線を越える様子を生中継で見たときに、軍事境界線はともかく国境という架空の線も何の意味も無く単なる独裁者の利権のための線でしかないと改めて納得した。要するに国境は安全という名目の元に労働者を囲い込み働かせ利益(利権)を得る手段と定義できるものなのだ。庶民にとって国境線は無意味なものでしかない、しかし国家の教育によって正当化された国境線はあらゆる紛争、戦争の火種になりテロの根拠にもなってきた。身近に考えれば都道府県の境界と似たようなものであろう、無くてもそう問題にならないだろう。無くなるとなると利権を得ている者達の反発が出てくる、例えば知事の椅子が一つ無くなる、役所の職員が減ると言う事になるが、庶民にすれば節税になった分税金が減ることになるから良いことばかりである。 また利権を持つ者は、きめの細かいサービスが出来ないなどという戯言(たわごと)を並べるが、実際に行政サービスを役人が直接手を出しているような例など殆ど無い。下請けが規則に従って粛々と実行しているだけである。 金正恩の訪韓の様子を見ていると単独でボデイガードが寄り添うことも無く徒歩で境界線を越えた。要するに丸腰で入国したのだが、これも同一民族であるという事も要因だろうが何か成功させなければ帰れないという気迫も感じられる。 金正恩は兄弟や親戚までを粛正の対象にしていて野蛮な人物だと考える事も出来るが、昔は日本でも似たような事が日常的に行われた時代もあった。国家を統制するには「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」という故事に倣えば当然だとも言える。 国家の統一というより民族の統一という事で捉えれば明らかに近代史に残る一日であろう。 韓国と北朝鮮が平和裏に統一に向けて走り出したとき、日本にとっても大きな影響がある、まず自衛隊の装備を減らし軍事費を即座に8%程度まで下げることが可能である。こうなれば消費税が0%でも福祉やや医療が充実することになろう。こうなると軍事費利権が減るわけだが、こうした利権を無くす事が平和への道なのである。厚生労働省関連の利権を減らすだけでも薬価は半分以下になり、医療費も大幅に減る。国土交通省関連の利権をなくせば公共工事費は半減するだろう。 南北会談の今後の行方も如何にしてそれぞれの国の利権と利権者に放棄させるか縮小するかが問題なのである。特に北朝鮮では軍や諜報関連それに兵器開発関連の利権者を如何にして納得させるかが大きな問題だろう。場合によっては暗殺事件もあり得ることだ。 この会談が成功し拉致被害者が一名でも元気な姿で祖国の地を踏むことが出来れば日本の総理大臣は韓国に出向いて御礼の言葉を直接伝えるべきだろう。韓国の文在寅大統領も実は北朝鮮に家族や親戚が残ってしまった被害者の一人だと言うから彼自身もこの会談の成功を一番願っているに違いない。何よりも平和であることが地球という大地に住む全ての人間にとって最優先なのである。

【2018.04.26】
★芸能界と言えば性風俗の乱れの最先端だが、最近は政治家も芸能人気取りの者が多くなったため似たような事件が多発している。ワイセツ事件、不倫事件など多彩だがどれもこれも理性を欠いたというか本能むき出しの事件である。今日も「TOKIO」というグループの山口達也という男が書類送検されたとかで大いにテレビ局を賑わしていた。これら全てがテレビのワイドショウーの餌である。何をやっても芸人はこうした運命になるのだろうか。 詳しく調べてみると彼は以前からアルコール依存症(アル中)だったという。こういう人は今も大勢居るが彼らのメンバーもこうした事実を知っていたにも係わらず、マネージャーを日夜張り付けておくというような対応がされていなかったようだ。人気者で大金を稼ぐ人たちなのだから所属会社もこの程度の対策は最低限講じておくべきだった。いったん事件が起きると今日のようなことになってしまい取り返しがつかない。アル中を放置してカネ稼ぎをさせるというのは周りの者の全てに責任が有ろう。要するにアル中は麻薬中毒と全く同じだという認識が無いのである。外国ではアル中よりも麻薬の方が安全だとして麻薬を取り締まっていない国も有るほどだ。 ともかく未成年が夜になってから男の部屋に行くというのも親にも責任の一端もあるだろうという意見もあるが正解であろう。芸能人にあまりにも熱中しすぎる世相も犯罪の温床となるし、スポーツなどに熱中するのも同様のリスクが伴うことを子供には道徳の時間にでも教育すべき事項であろう。本来の教育とはそういうものなのだ。 ★首相は様々な委員会の答弁で「率直に反省」とか「全容解明する」という言葉を繰り返してばかり居るが、どうやって真相を解明するのかという肝心な方針は一切話さない。これは到底一国のトップの答弁では無かろう、○○を証人喚問し書類との整合性を質すというような具体性が何も無いのだ。それに各省庁の不祥事に対しても、どのような対策を講じてどういう効果を上げるのかという具体的な作業方針も無い。具体性のないものは答弁しなかったと同じ事である。加計学園獣医学部を廃校にするというような大胆な行政処置も辞さないという気力も無いのが淋しい限りである。 明日は板門店で南北会談が行われるが、日本の大臣たちはマッサージにでも行って羽根を伸ばすのだろうか?。この会談では食事も行われデザートとしてマンゴーのムースが出されるが、そのムースの表面には朝鮮半島の地図が描かれていて竹島も韓国の一部として描かれているのだ。こうした事を早急に察知しもっと早く訂正を求めるのが外務省の仕事ではないのか。ボンクラ大学をいくら優秀な成績で卒業しても二流企業の駐在員よりも能なしと言わざるを得ない。

【2018.04.25】
★衆議院の解散まで取り沙汰されるようになった日本の総理や大臣が南北会談後に北朝鮮と交渉して拉致被害者の話が出来るのだろうか。先日22日にここで、安倍総理が拉致被害者の会で今後は司令塔になって解決に向けて頑張ると言った言葉に対して、僕は今迄はタダの傍観者だったのかと書いたが、早くもこの発言が被害者の会の蓮池さんからはツイッターで「司令塔? この期に及んで。どうやって?」と書き込んでいる。まさにその通りで総理の傲慢さが如実に現れた政権維持に固執するだけの言葉だった。もうこの総理は辞職し国会議員もやめた方が今後の為だろう。これ以上続けたら阿部家の歴史に禍根を残す事になるだろう。 ★政権の中枢である財務省の幹部が立て続けに辞職したことで政権の弱体化と同時に民主主義への不信感はつのるばかりである。 更に新たに教育の主管部署である文部科学省の林芳正大臣が公用車で恵比寿のヨガスタジオに通っていることが報道された。この件を調べてみると、週刊文春が報道したのは明らかに正しい報道だったと納得できた。インターネットで検索して見るとこのヨガスタジオの経営者は元アダルト女優の庄司祐子という人物である、一般的に「キャバクラヨガ」と言われるもののようだ。そこで働いている従業員は大半がアダルトやヌードモデル出身の女性だという、まあこれが売り物の店なのである。 なぜいかがわしいかというと、報道によればこの店の女性インストラクターと店外で付き合いが許されていると言うことだ。なかにはゴルフに出かけゴルフヨガ合宿まで行われていたり、客とのLINEの交換や食事交際も認めていたという。この店外の付き合いが事実であれば明らかに風俗営業店であろう。 これは以前、前川喜平・前文部科学事務次官が行ったという“出会い系バー”の事件を思い出すが、このバーは林文科相が通ったとされるヨガスタジオとは違って、風俗的なサービスなど一切無い健全な店だったという。さらに事件後、「読売新聞」、「週刊文春」、「週刊新潮」などの数々の週刊誌がその後徹底的に取材したものの、前川氏が買春をしたといった情報は一切出てこなかったばかりか、むしろ「前川さんに救われた」という証言が多数出てきたという。前川氏はこうした場所で働いている少女たちの力になり助けていたのである。 ここで出てくるのが以前から指摘している「大学に行かなければ社会で通用しない人間像」である。まあ逆の見方をすれば学歴だけを目指したが為に常識を学べなかった人物と言う事も出来よう。林文部科学大臣は御多分に漏れず東大法学部を卒業しハーバード大大学院を卒業後政界に入った人物である。明らかに数々の不祥事を引き起こしてきた税金泥棒と似ている経歴ではないか。 今後は公務員を採用する基準を大幅に改正しなければこのような事件は後を絶たないだろう。彼らの学んできた学問など政治や庶民には全く必要が無いのだから。 ヨガスタジオの詳しいことはネットを検索すれば山ほど出ている。

【2018.04.24】
★雨で思い出したが大分県中津市の土砂崩れで生き埋めになっていた最後の一人が発見されたという。6名が死亡するという大きな災害となったが、土砂崩れが起きたときは雨が全く降っていなかった。日本はいちねんを通して雨の多い国である、山に浸み込んだ雨は豊富な地下水となり生活に寄与してくれるが、時としてこうした災害を引き起こす原因になる。 温泉が豊富に湧いて豊かな経済と生活を支えていた火山も時として噴火し、思いもよらぬ災害と経済的なマイナスを引き起こすのと同じである。最近噴火した白根山も幹線道路が通行止めになり、観光客の入り込みに影響を与えていると言うがこれも普段の恩恵のお返しだろうか。この噴火で亡くなった人も有るから観光のための道路の通行止めも止むを得ないだろう。 ちょうどいま外を見に行ったところ雨脚が強くなってきた、明日の午前中にかけて50mm〜の雨が予想されているので要注意である。 なんとか冬が終わったと思えば今度は災害シーズンである、市が発行している防災マップを見れば伊那谷全体で安心して住める場所など殆ど無い。 しかし東南海沖地震が発生すれば名古屋市の中心部の大半が水没すると言うから何処も似たようなものだ。せいぜい地震が来たらいち早く逃げる練習をしたり、高い頑丈そうなビルを探しておいた方が良いだろう。 ★宇世曲折を繰り返している国会議員連だが、今日は民進党と希望の党が合体して「国民民主党」なるものが出来たそうである。こうも乱立すると党なのか烏合の衆なのかよくわからなくなってしまうではないか。何を求めての合体だろうかもよくわからないし、どのような政策が合致して集まったのかもわからない、今後の方向性も見えてこない。 自民党も何やら屋台骨が弛んできたようだ。無言の選挙資金という圧力で党内の結束が堅いように見えたが、ここにきて首相の政治責任のことまで公言するようになった。こうなると如何に大きな組織でもアッという間に崩壊する、大きい山ほど一旦地滑りが始まれば大きく崩れるものだ。ここまでリーダーが失態を繰り返し国民の信頼も信用も完全に地に落ちた今となっては、自分の住処を別の場所に替えるのも正しいことだろう。 もの言えば唇寒し?..というような言葉があるが、最近の官僚や議員の馬鹿さ加減もいい加減にしてもらいたいものだ。自分は何か失言しそうだと思う者は三重のマスクをして決してしゃべらないことだ。モノを言えば無知から来る失言でたたかれるからその方が得策なのだ。しかしその返礼として議員バッジを返還してもらえば良いだけで済む。しゃべっても叩かれ黙っても叩かれる、世に議員とは難儀な職業である。これで利権が無かったら誰もヤル人など居なくなるだろう。 ★今日も界隈を散歩していて思うことは日本の「食」の安全である。道路まで跳び散ってくる農薬のしぶき、農家の前を通ると強い農薬臭が漂っている。大量生産のためには野菜や果樹を虫に食われないようにしなければならない。大量生産できれば安くなり多くの人が食べられる。しかしその見返りとして人は体内に農薬を取り込むのである。この因果関係も考えてみれば火山と温泉のようなものかもしれない。しかし自然災害は防ぐのが難しいが、人のやる事はなんとかなりそうな気がする。カネ儲け一辺倒の社会から脱皮することが健康長寿の秘訣とみたがどうだろうか。

【2018.04.23】
★この暑さも今日までということで何かもったいないような気もする。日没が遅くなることと、気温の高いことは光熱費が激減するから庶民にはありがたいことだ。しかし屋外でやる仕事が多くなるので疲れる。昨日はあまりの暑さで全国で100人近い人が熱中症で病院に運ばれたという。これは明らかに不注意である、体力とか年齢それに体調を考えてからイベントに行くべきだろう。日本人ほど人混みの好きな人種は居ないだろう、何でもかんでも行列に参加する現状は目に余るものが有る。僕は如何に好きなものを食べたくても5分以上は待つことは出来ない。時々ではあるが注文した料理が遅いと断って店を出ることもある、だからすぐに食べられる店が好みなのだ。 ともかく新学期だとか新入社だと大騒ぎしているうちにもうゴールデンウイークも間近になり、4月も終盤である。最近の時間の進み方は尋常ではない、1週間ぐらいはアッという間である。このままの感覚で進んだら人生も残りわずかだと感じてしまう。ともかく今日できることは今日やることに心がけているが、そうした時間の中でたかがラーメン店の前で行列などに並ぶ気がしないではないか。 ★とにかく毎日出てくる省庁の不祥事だが、今日は陸上自衛隊がスーダンに派遣されたとき、現地で戦闘が激化し隊員に武器携行命令が出ていたという事件だ。武器を携行しないことが条件のPKOでは明らかに違反行為であり法律違反である。この件も隠蔽していたが今になって発覚したと言う事である、もう文民統制というものは過去の遺物になったようだ?。 もしも森友事件がなかったら隠蔽されていたこうした文書が明らかになることは無かったのではないか。たぶん全ての省庁はこうした外に出てはまずい案件を山ほど隠蔽しているはずである。民間の調査機関を使って徹底的に調査すべきだろう。そうすれば10兆円ぐらいの税金の無駄使いが即座に出てくるのではないか。 特に交付金とか、支援金、研究開発費というようなものには裏が有りそうだし、宇宙開発関連やスポーツ関係の税の使い道にも何か有るに違いない。疑えば警察署の中まで調査しなければならない。長野県では過去に交通安全委員会の金の使途について逮捕者が出ている。これは長野県交通安全協会連合会役員だった元県警幹部2人が連合会の金約1、200万円余りを着服したとして2003年2月に業務上横領容疑で逮捕されているのだ。こんな事は全国的にも何件も有るに違いない。だいたい使途が不明確な資金は全て要調査対象である。補助金のネコババ事件なども後を絶たない、中には支給元に環流していることもある。これも長野県だが教育委員会から学校に支給した金が環流して元に戻って山分けという事例もある。ともかく役人の使う金は全て要チェック対象であろう。主婦のアルバイトでこうした帳簿を監査したら巧みに発見出来るのではないかと思うが如何なものか。

【2018.04.22】
★この暑さのために藤の花が一斉に咲いてきた。藤の花が大好きなのは「くまんばち」と「アゲハチョウ」である。藤が咲くと真っ先にやってくるのがクマンバチである、彼らはその巨体を高速で移動できる優れた能力を持っている。小さな羽根を高速で動かして飛んでいるようだが、実際は何か重力をコントロールしているかのようである。 山椒の葉を食べて成長したアゲハの幼虫は秋になると繭のような巣をこしらえて木の枝にぶら下がって冬眠するが、気温が上がってきて春を感じると幼虫は成虫になり硬い巣を破って出てくる、まだ濡れている羽根が乾燥し飛べるようになると真っ先に藤の花に向かって飛んで来る。ミツバチだって野に花が咲かないことには仕事にならない。 様々な花は多くの昆虫を育て、その昆虫たちは人間に利益を与えてくれる。こうしてみると国会議員よりも役に立つ存在だと言い切れるだろう。 ★首相もアメリカから帰って来たものの政権基盤は惨憺たる状況になっている。わざわざアメリカに出向いて2国間貿易について無理難題を押しつけられて国内企業には頭も上がらないだろう。しかし北朝鮮の柔軟な姿勢を垣間見てからは、今度は拉致被害者の救済を目玉に据えてきた。何でも被害者救済の司令塔になるのだという、ではいままで何をしていたのか、今迄はただの傍観者だったのか聞いてみたいものだ。何一つ前に進んでいない国家的な拉致被害者救済に対して加計学園は早々に根回しが進んで土地もタダで払い下げ、既に開校したではないか。このスピードで処理し交渉し外交官を派遣し協議を主導していれば解決の糸口ぐらい見つかっただろうに。まあ日本の政治とは「おんぶにだっこ」というまれに見る他力本願政治である。誰一人として命がけで問題解決に当たった議員など居ない。馬鹿馬鹿しくてわざわざ選挙に行った甲斐がないではないか。嘘つきは泥棒の始まりと言うが、現実に起きているのは議員の歳費のゴマカシなどの税金泥棒が発覚しているだけだ。 ★しかしセクハラ事件の中核となっているテレビ朝日の内情を考えると、この企業も馬鹿の集団だと言う事がわかる。だいたい自社の女性記者に対して会食をしながら1:1での取材をせよという業務の指示自体がセクハラであろう。良く芸能界で言われている「枕営業」に近い物ではないかと思うがいかがなものか。ここまでしてどのような情報を得る必要があるのかも疑問である。政治的な情報では無く間接的に放送法に関する行政の方向性などを聞き出していたのではないだろうか。こうして考えてみるとテレビ局という存在もその社長もただの人間であることに変わりない。庶民に対して正確な情報を提供しようなどと言う発想は元々存在しないと言って良いだろう。だから僕はマスコミの情報は信用するなと言うのだ、現状ではツイッターやフェイスブックのデーターを収集し自ら判断を下すのが最良の方策と言えるだろう。現に中国や北朝鮮などの国は現在最も信用できるインターネットの情報元を制限し庶民が見えなくしているのもこのためであるといえば納得できるだろう。

【2018.04.21】
★急に真夏になったような気温だ。道で出会う中年の人たちは口々に身体が付いて行けないと言ってぼやいていたが、確かに真夏になれば36度にもなるが身体が慣れているのでなんとかなるが、急にコタツから出たら30度ではおかしくなってしまいそうだ。 海は潮干狩りで満員だというし、野山の観光地は一斉に開業して人も押し寄せている。飯田市上村のしらびそ高原をカメラで見ると、今日初めて観光客の車が数台見えた。ここもようやく夏になったようだ。 このしらびそ高原も海抜が高いところにあるため積雪が多く冬の間は休業しなければならない。これではせっかくの景色も施設も生かせずに儲からない。過疎地の救済事業としてなんとかならないものだろうか。加計学園のように総理大臣に取り入って数十億円の金を動かしてもらえばなんとかなりそうだが..数十億円あったら皆で分け合って遊んでいた方が得かもしれない。その観点でだけみれば実際に学校を開校した加計学園はヤル気が有るのだろうか。 この暑さの中をウオーキングしているとすぐに汗びっしょりになった。毎日のように顔を合わせるヤギもなにか疲れた様子だった。このヤギは僕を見付けるとメエメエないて餌をねだるので、畑の草を採って持って行くと大喜びだ。いつしか癖になってしまって餌を持って行かないとご機嫌が悪い。誰のヤギかは知らないが、僕も昔はヤギや羊を何匹も飼っていたので懐かしくて仕方がないのだ。猫も居なくなったことだし山羊を飼おうかなどと考えてみるが、近くに自分で所有する畑や山がないと餌の入手が難しく飼うのは無理なのだ。今日はこのヤギと記念写真を撮って来た、2年ぐらい前まではこの小屋に2匹居たが一匹は売られてしまったらしく今は居ない。一年中果樹園の中にある小さなほったて小屋に住んでいるので何か淋しそうだが、秋になると落下したリンゴを山ほどもらって食べていることもある。 飼われている牛や豚などの動物はなにかこの先食べられてしまう運命かと思うとかわいそうになる。僕には絶対に畜産業は無理だろうと思う。しかし毎日餌の心配も無く適当な年月を生きられると言うことは幸せなのかもしれない。人間だって10歳以下で亡くなる人は幾らでも居る。自然界は食うか食われるかだが、人間の場合は訳が違う、なぜならスポーツとして動物を殺したり、魚を釣ったり、蝶やカブト虫を収集したり、生きることの意味を知って居ない馬鹿人間の行いこそ動物に対して恥じるものである。

【2018.04.20】
★山小屋の桜も満開になり爽やかな晴天になったので、妻と二人で先日亡くなり火葬にしてあった猫「クロ」の遺骨の埋葬に行って来た。先回行った時に墓の準備はしてあったので壺から遺骨を出して土に返しただけである。人も猫も犬も、それから野山で生きている動物たちも行き着くところは地球である。母なる地球はどんな動物も分け隔てなく土に返すべく受け取ってくれるのである。 生きている間にどんな偉業を成し遂げようが、どんな悪いことをしようが全ての命は平等である。そのことさえわきまえていれば、録音された声が自分の声だと真摯に公表もできるのではないのか。結局は命の価値はいかなる省庁の特権役人も畑でネギを作っている人も変わることなどないと言う事だ。 彼らはこうした認識をすることを放棄しているのか、それとも知らないのか?。知らないとしたら東大に再入学するかアメリカの大学に留学するか..。たぶんこうした馬鹿が行く学校では教えることなどないのだろう。最終的には滝行でもしてみるしか手は無さそうだ。 ★猫はともかくとして、日本の政治は確実に地に落ちた、落としたのは国会議員であり助けたのはマスコミだろう。省庁の実態が表面に出るに付け日本の無法地帯化が国家の中心から始まっていることが裏付けられている。例えば学校の崩壊も実は文部科学省が主導しているし、医療行政の歪曲化も厚生労働省が主導している。公共事業の入札も国土交通省が主導しているが、これについては官製談合という日本語まで出来て居る始末である。 まじめにやっていたら損する社会というのも今の社会構造の特徴ではないか。要するに大根一本生産できないような事業(例えばオリンピック)に心血を注ぐ馬鹿者の存在が地球まで破壊しようとしているにも係わらず、こうした馬鹿者たちの食料を生産しているのが真面目な人間であるとしたらどうだ、彼らを疎んじるとどうなるのか、もう少し時間が経てばわかる筈であるからこのままにしておこう。 ★日本にはゴールデンウイークというものがある、これは夏休みを交代で1ヶ月以上取得できない日本としては家族旅行などは集中せざるを得ない連休である。道路の混雑は周辺住民にとてつもない迷惑をかけている。この混雑によって拡幅や新道建設が進められる。こんな無駄をするより、ヨーロッパのように夏休みを企業内でズラして取得させるようにすべきだろう。子供の夏休みも親と併せてもいいではないか、何も算数だけが人生ではない。旅をすることも良い勉強になる。日本は試験とか入学、卒業など全ての社会システムを見直す時に来ているのではないか。 GNPが日本の何分の一しかない北欧のフィンランドではサラリーマンの大半が別荘を持ち、そこにはサウナが設備されている。休日はこうした場所で学校も、会社も、政治も忘れて自然に酔うのである。そのことによって環境に対する考え方は何の教育もしなくとも自然に養われるのだ。企業は新年度になると社員が集まって、いつ夏休みをとるかを決めてから仕事が始まるという。

【2018.04.19】
★昨日の文末に書いた報道機関についての僕の考えが正しかったことを一夜にして証明してくれた。例の財務官僚のセクハラ事件の被害者はテレビ朝日の女性記者だった。この事実(セクハラ)は1年半もまえから続いていてテレビ朝日では承知していたが、なんと政権に配慮して黙っていた(忖度)ようだ。これに耐えかねた記者が暴露に至ったというのが粗筋らしい。 テレビ局の免許を管轄しているのは政府(総務省)である。何かまずいことがあって免許を取り消されたら会社は即刻倒産である。この事がテレビ局を政府の持ち物にする事になり、テレビ局は毎日の報道が忖度に徹したものになるのだ。この免許制度を変更しなけれな公正な報道など有り得ないと言う事である。 庶民が金を出し合って運営しているNHKも同様で、庶民の組織でありながら会長は政府が任命している。これも報道の自由を束縛するものであり自由な報道など有り得ないのだ。常に政府に監視され都合の良い放送しか届かないと言う事だ。この状況は第二次世界大戦の開戦にも大いに役立ったばかりか、その後の戦局についても常に都合の良い放送だけが流れた。このために日本は勝っていると思い込んだ庶民はタンスの取っ手から神社の鐘まで政府に差し出したのである。こうした不条をなくす為にも放送(マスコミ)は全て庶民の管理下に置かなければならない。もちろん放送倫理委員会なども全てが一般庶民で構成される必要がある。要するに第二次世界大戦の反省事項など今の日本には何処にもないと言う事だ。日光の猿軍団でも反省する世の中である、原子力発電所が爆発し放射能をまき散らしてもなお再稼働しようというのも反省が全く無い証拠であろう。反省の無い社会に正しく明るい未来など存在しないことを君たちも知らなければならない。 各地で様々な問題が起きている教育問題も現実に起きた事件の反省が全く為されないことから再発し多くの犠牲者が出てしまうのだ。 先日は文部科学省の人間が政府の意向を持った議員の指示で、前文科事務次官の前川喜平氏の講演内容について問い合わせたという事件も日本の政治の暗部が時として氷山の一角のように表れた事件であろう。 だいたい国を守る自衛隊が国民に秘密にしておかなければならない事が何かあるのか。兵器や人員それに施設の在処などは全て世界中が知って居ることである。秘密にしなければならない事項が有るとすれば利権に係わる事でしかなかろう。 嘘と隠蔽にまみれた連中のために何故税金から給料を支給しなければならないか、このままだと税務署にわからない手法で脱税した人に表彰状を贈る事態にもなり兼ねないではないか。

【2018.04.18】
★昨日も遺伝子の仕業について書いたが、実は人が今も持って居る数万年前の遺伝子の働きで我々はその過去の束縛から逃れられないようだ。例えば政治家や国会議員それに芸能人などが頻繁に話題に上る不倫とか、いつになっても収束することのない学校でのいじめもその範疇である。要するに人は今も昔と同じ欲望などは深層心理として生きているのである。だから時として行動や言動に現れ、あるいは戦争を肯定するような政治に反映される。 なぜいじめがなくならないかと言えば類人猿だった頃からそれが必要とされていたからだ。仲間で移動したり集団で狩りをしたりする時にその仲間の輪の中に溶け込めない者を除外する行動なのである。 それは今の猿山の集団を観察すればよくわかるだろう、ボスの言う事を聞かない猿はボスと戦って勝つか、群れから逃亡するかの二者択一を迫られる。もちろんかわいいパンダも同じ事だ。それは行き残るための正しい選択であり、それが有ったから今も種は存続しているのである。 こうした野生を現代人がなかなか克服することが出来ないから様々な問題が起きるのである。だが現代人は対応する手段を考えて実行する知恵を持っている、例えばいじめをなくすには群れ(クラス)の構成を変えるという方法も可能だ。どう変えるかと言えばクラス全員が同じ年齢構成でなくすればいいのだ。地方の学校では複式の授業が実際に行われているが、大人数の学校でも1〜3年生ぐらいの差のある生徒を混ぜてごちゃごちゃにしたクラス編成にするのだ。こうすれば力関係がはっきりしてきていじめは確実になくなる。要するに群れの中に強い者と弱い者が混在する環境である。小さな子供は年上に従い、大きな子供はいじめられそうな子供を助けるのである。現実に複式学級でのいじめ事件は皆無だという話もある。 人はいつも昔の生活環境を引きずっているが、それが長寿の秘訣になるから完全に捨てきれないのである。例えば人は毎日塩を摂取しないと死んでしまう、これも何万年も昔に人類が海の中で生活して居たときの名残である、人間ばかりか野生動物も塩をなめないと死んでしまう。だから長野県に大鹿村という塩分が湧き出ている村があり、鹿が多数集まって来て塩分を摂取してしいる。老いた鹿も集まって来るからこの地で命を落とし立派な角を残していくのだ。 ★総理大臣もアメリカでゴルフをするような浮かれた気分にはなれないだろう。何故なら麻生大臣がようやくセクハラで話題騒然の福田財務次官を辞任させたのだ。本来は更迭か懲戒解雇となるところだが懇願されたのだろうか。一応は幕引きのようにうみえるが、まだ完全に収まったとは考えない方が良いだろう。まだまだ新潮砲とか文春砲の攻撃があるからだ。新聞やテレビが果たせない報道の責任を週刊誌が肩代わりしているようである。テレビは週刊誌の取材をそのまま話しているに過ぎない、いわば行動力のない忖度に終始した機関のようである。 次の標的は後任の矢野康治官房長だろうか?、それとも厚生労働省の幹部かそれとも国土交通省か..。探れば幾らでも犯罪者が山ほど出てきそうな巣窟ばかりである。瀬戸内海の島の中を逃げ回っている男と比べたら権力を持った馬鹿者の犯罪はもっと糾弾すべきであろう。中途半端では後世の日本社会に遺恨を残す事になる。まあ韓国の法の適用の公平さについて学んでみたいものだ。

【2018/04/17】
★桜前線は東北地方まで北上しているようだ。カメラを担ぎ桜を追って沖縄から始まって北海道まで旅を続ける人もいるようだが、道楽にしても商売にしても穏やかで良いではないか。軽トラックを改造したキャンピングカーに乗って好きな場所に泊まりながら旅行するのは多くのサラリーマンの夢でもある。だから定年になったら退職金の中から200万円ぐらい都合して夢を実現しようと日夜頑張っている人もある。が正解である。これはこれで夢と希望と健康を同時にかなえられるようなものだ。 僕の知り合いには大型のマイクロバスを改造した1千万超のキャンピングカーを買った人も有るが、1年に1〜2回しか出歩かないというから人生様々である。こういう人は旅が好きなのではなくてキャンピングカーという車が好きなのである。 オーディオ(音楽)の世界も同様であり、音楽が好きな人と再生するオーディオ装置が好きな人に分かれる。これも知り合いだが、Tという会社の社長は自宅に1千万円を超える大型の装置を据えているが、音楽を聴くたびに高音のスピーカーが合わないとか、ウーファーが弱いとか言って巨大なスピーカーをとっかえひっかえしたり、アンプを交換したりしていた。これもオーディオマニア(ファン)であることに変わりはない。 ★財務省などに勤務しているキャリヤの人たちはどんな趣味を持って居るのかは知らないが、たぶん接待ゴルフとか接待宴会などが多過ぎて本当の趣味に没頭できないのだろうと思う。また休日も何らかの関わり合いとか腐れ縁から抜け出せないのかもしれない。財務省は自殺者の多い省庁としても一時有名になったことがある。仕事がきついのではなく、こうした煩雑さが命取りになるのだろう。毎日土木工事などの重労働に携わっている人が過労のために自殺したという話は聞いた事が無い。 官僚とかキャリヤ諸氏は早い話が精神的に病んでいる人たちばかりなのだろう。挙げ句の果ては政治家の責任まで被って死ぬことにもなる。こんな職業に憧れてなぜ子供の頃から毎日勉学にいそしんでいるのだろうか。 そこにはDNAの問題が有る、要するに遺伝子の力が大きく働いているのだろう。蛙の子は蛙だというのは当たり前のことであり、政治家の子は政治家、医者の子供は医者なのだ。 昨日テレビを見ているとバスの旅という番組に森昌子が出演していて、3人の息子があるが大きくなるまで音楽関係の仕事には興味を示さなかったが、急に何かに目が覚めたように音楽の道に進み出したという。これも明らかにDNAの仕業であろう。 いま解読されているDNAは全体の5%位だと言われているが、残りの大半のDNAは何に使われているのかわからないという。一部は人がまだ海に住んでいた頃の生きるための記憶とか、猿に近く原野を二足歩行をしていたときの記憶だという。 だから人は今も土の上を裸足で歩き回ると大概の病気は治ってしまうようだ。僕もせいぜい裸足で歩く習慣を身に付け健康になろうと思って居る。

【2018/04/16】
★南アルプス山麓の山小屋の桜が満開になったので一人で弁当を持って花見にでかけてみた。この桜は僕が植えたものだが、もう幹の直径が20cmぐらいまで成長し一応花見が出来るまでになった。あと10年もすれば見事になるだろうがその頃に僕が一人で行けるかどうかはわからない。でもこの時期に近くを通った人たちが見上げてくれたらそれでいいではないか。名木と言われる桜は100年以上も昔に誰かが、似たような考えを持って植えたに違いない。後世に名を残したとしても誰も楽しんでもくれず目の保養にもならないと言う事である。 しかし日本の政治家たちは名を残そうと言うのでもなければ国民の為になろうというのでもない、ただ一時の権力を濫用してカネ儲けを企んだり、女に手を出してみたいだけの貧相極まりない欲望の塊のようだ。こんな奴らを先生などと敬った言い方をするから馬鹿者は勘違いするのである。単に田中さんとか小泉さんと呼べば良いのである。 確実に記憶にあったとしても忘れたとか女性記者と会食をしたことなどないなどの発言は認知症の疑いがあるとしか考えられない。せいぜい病院の「物忘れ外来」に行って検査をしてもらったらどうだろうか。こんな認知症まがいの人たちによって日本の外交や財務が行われているとしたら大変な問題である。官僚という職に就く者達は自動車の免許講習のように一定の年齢になったら検査を義務付けるべき時代に入ったと言えるだろう。 こうした痴情問題を起こす原因を探ってみると、彼らは50歳を過ぎたあたりから人生を振り返ったときに何か空しさを感じているのではないだろうか。もっと友達と遊べば良かったとか、旅行もしたかった、飲んだくれてみたかった、彼女と旅行に行きたかった..など貴重な青春を試験問題を覚えることに費やしてしまった後悔ではないのか。 人生は一度きりである、たとえ70歳まで元気だったとしても青春は二度と戻っては来ない。だがもう一度青春を取り戻してみたいという儚い欲望の果てがセクハラなどの行為に流れ着くのではないか。 ★自衛隊がイラクに派遣されていた時の日誌などが大量に出てきた。中には「戦闘拡大」などの記述が多々見つかっている。当時の防衛大臣や首相は「戦闘は行われていない」と言い切っている。明らかに虚位答弁であろう。そこまでして自衛隊を海外に行かせなければならなかった理由が問題である。たぶん戦闘に巻き混まれて応戦しているうちに戦争の中核となって活動することを希望していたのではないか。それによって国産の兵器の増産や大型の戦車の生産、それどころか原爆まで保有しようという魂胆が見えてこないか。 もう国民は政府も国会も議員も信用していない。戦争したかったら信長のように先陣をきって敵に突っ込んでみたらどうか。そんな勇気があるなら医師会とかゼネコンをこのままにはしておかないであろう。

【2018/04/15】
★この雨で今年の桜はほぼ終わったよである、高遠の桜も大半が葉桜になってしまったようだ。 僕の山小屋では今日からようやく満開になったようである。また10日ぐらい後には御衣黄桜が咲くことになる。この桜は花びらが緑色の桜で満開になると思ったより美しく風情がある。1995年前後に苗を買ってきて植えた桜だが、花が咲くまでソメイヨシノだと思っていたが花を見て桜ではないと思ったほどである。たぶん苗木屋さんの段階で間違えてしまったのだろう。ともかく今も海抜が1000mを超す高原で元気に成長している。 ★朝から雨になったので毎日世話になっているコンピューターシステムのメンテナンスと一部変更を行った。当方は宅内にネットワークを構築していて、スマートフォンからも宅内のハードディスク(NAS)にアクセスする事ができるようにしてある。また自宅周りや南アルプス山麓の山小屋の周辺などに25台の監視カメラを設置していて世界中からアクセス出来る。それに自宅で寝たままで全てのカメラやデーターにアクセス出来るようにもなっている。カメラは全て赤外線照射で深夜でも全て録画している。 こうなるとシステムは複雑怪奇になり機器の半数は自作であるから、定期的に機器を点検して保管してある回路図と変わっていないか照合する必要がある。こうしないと故障したときに回路を変更したままにしてほったらかして置くと手が付けられなくなるのである。ともかく雨の日などに少しずつ見直しをしておくと、いざという時にすぐに復旧出来る。まあ、備えあれば憂いなしということろか。 ★ついに安倍内閣の支持率が30%を割ったというが、まだ30%も支持している人が居ると言うのが不思議なぐらいである。嘘と隠蔽と権力にモノを言わせた税金の無駄遣いは総理大臣にあるまじき行為である。日本で最も潔癖でなければならない職業に就いている者として恥ずかしくないのか。それこそ友人と会食するにも細心の注意が必要なのである。李下に冠を正さずという諺ぐらいは当たり前のことだ。彼らは「悪事千里を走る」と言う諺もご存じないのだろうか。 高級官僚の不祥事も止まることを知らない、僕が昔から言っているように東大とか京大というような税金の無駄遣い大学はバカモノしか育てていないのは間違いない。加計学園は早々に廃校するとしても、これらの国立の大学は早急に民営化したらどうだろうか。大学に行かなければ満足に社会人として生きていけないような者は自費で行くべきであろう。そうならなければ庶民は税金など払う気力まで失ってしまうだろう。 公務員を始め警官など全ての役人は税金というものの尊さをもっと自覚して仕事に当たるべきだ。年度末には予算を消化するために無駄な文房具や什器を購入するようでは税金に対して罰が当たるだろう。まあ俗にこれを天罰と言うが、そろそろバチ当たりに天から降臨するのは何だろうか..まさか閻魔様まで来ることはないと思うが。

【2018/04/14】
★熊本地震が起きてから今日で2年目である。未だに4万人が仮設住宅に暮らしているというから復興はまだ途についたばかりと言えるだろう。テレビで被災者のインタビューを聞いていると、家は建てたいが建築する大工さんなどが居なくて進まないのだという。そんな事ならば東京オリンピックに係わっている何千人の建築関係者を一時的に派遣したら良かったのではないか。何が何でもオリンピックなどという遊びはやらなくても被災者救護が先決ではないか。どうしようもないならIOCに断れば良いだけのことである。 日本人の価値観は人命とか被災とか大地震とかいうより跳んだりはねたりする娯楽の方が大事だというように変わって来てしまった。もう一度人間社会の在り方というものの本質に立ち返ってみる必要があるだろうと思う。21世紀という時代になって我々はいったいどんな知識や社会性を身に付けてきたのだろうか、人類の進化とは何なのか、何が爬虫類より優れているのか今一度考えてみたいものだ。今のままだと単なる享楽主体の地球を汚すだけの生き物になってしまう。 ★ともかく地震という存在は何か考え(知能)を持って行動しているように感じてならない。何故かと言えば、年末年始とか大地震の起きた年月などをちゃんと覚えて活動するではないか。熊本地震の起きたこの今日も忘れずに北海道や東海地方などで大きな地震を引き起こしているのもその一例である。 こうした関連付け(ヒモ)を馬鹿にしてはいけない、関東大震災が起きたのは9月だから次に関東地区に起きる大災害も9月になるという予想は地震学者の予測よりも正しいだろうと考える。 銀河系が回転する周期と同じように地球も太陽の周りを決まった周期で回っている。月もサンゴの産卵も吸血鬼の変身も周期的に起きる。人間の健康とか気分などにも周期があり、これをバイオリズムという。全てのものはこの周期という魔法のようなものに支配されていると言っても過言ではない。 「待てば海路の日和あり」というような諺もこの周期を捉えたものだと思う。 周期というのは何もこんな事ばかりではない、電気も電波も光でさえも周期がある、もちろん原子核とか量子という極く微細な世界もこの周期によって活動しているのである。太陽光のようなものは周期がないと思われがちだが実はこの光も一定の周期で振動しているのである。光は波と粒子という2面性を持って居ることは広く知られている。 最先端の物理学では宇宙を含む全てのものは震動する輪ゴムのようなもので出来て居る、という説が現在もっとも有力視されている。この震動によって人体も鉄も太陽も宇宙も出来て居るということだ。 こうした事を「摂理」というが、植物も動物もちゃんとこの事実を理解して居ると思う。だから人の知恵を遙かに超える能力を持っていると言えるのである。反対に言えば人間とは権力と欲望に縛られて生きることしかできない動物である、と言う事ではないか。間違っていると思ったら総理大臣にでも聞いてみるといい。

【2018.04.13】
★暖かさと雨が降ったためか様々な植物も活性化して芽を出している。我が屋の庭に植えてあった「白いタンポポ」も花を咲かせた。これは数年前に僕が阿南町の山中に有ったものを採取してきて植えたものだ。黄色のタンポポは4月になる前から土手で咲いているが、この白いタンポポは多少時期が遅れて咲く。毎年タネが飛んでいくが何処にも咲いていないところを見ると発芽が難しいのかもしれない。桜前線は山形県付近まで北上しているようだが、伊那谷は春がすすんで初夏に向かっているのは間違いない。 ここ飯田市は寒さも半端ではないが、夏の暑さも半端ではない。とにかく日本気候の気候が極端に現れる場所である、夏は36度にもなるし冬は−15度にもなる。各家庭ではその備えが大変なのだ。南方の島々では夏の暑さのことだけを考えれば良いが、ここでは暖房も半端な物では風邪を引いてしまう。こうしてみると赤道直下に暮らす人たちはのんびりした生活を送っていることが良くわかる。伊那谷ではジャガイモを植え付ける日が数日違っただけで収穫量が大きく変わってしまう。一年中暖かい国ではいつ植えても種を撒いても時間さえ過ぎれば収穫できる、だからのんびりして暮らすことができるのであり、人も社会も時間ものんびりしている。 ★僕は朝日新聞のWeb版をよく読んでいるが、今回の森友学園や加計学園の不祥事の報道では明らかに朝日新聞が先陣を切っている。これはたぶん政府によって目の敵にされている事での反発というか記者に気合いが入っているように思える。人と対立すると理由はともかくとして確実に仇をつくることになるという事だ。しかし問題の「首相案件」文書が農水省という国の機関からも出てきたことで政局は一気に厳しい状況となった。安倍首相も脳天気なことは言っていられないだろう。この先もこんな状況が続くともっと他の案件も出てきそうである。 ともかくこんな事件は僕の知った事ではないが、悪事千里を走ると言う故事に倣えばこの先もっと深刻な問題になることは間違いないだろう。 森友学園問題で文書を改ざんした財務省のトップ佐川局長を捜査していた検察が彼を不起訴にするというのには驚いた。日本の検察は総理大臣の持ち物なのか?と疑わざるを得ないではないか。国家の文書は国民のものである、これを改ざんしても不起訴になるのならば何をやっても許されると言う事になるではないか。これでは検察が忖度で判断していると言われても仕方あるまい。たぶん検察審査会で追求されると思うが..。 篭池夫婦の長期拘留といい裁判所と検察がグルになって忖度しているのではないかという国民の見方も間違いないと確信する方向に向かっている。その証拠に安倍内閣の不支持率は60%を超えたが、たぶん次回の調査では70%を超すのも夢ではなかろう。これが支持率だったら良いのだが..などと今になって思っても時間は止まってはくれない。

【2018-04-12】
★気分が良かったので朝からウオーキングで遠方まで出かけてみた。桜の散ったあとはやまぶきとか花桃などの花が風景を彩っている。この付近は果樹園ばかりである、冬の間に伐採した老木を割って薪にしようと所々に山のように積まれている。このリンゴや梨の木は薪にななるが実に危険なのだ。果樹は一年に数回の消毒をするが、噴霧された薬液のほとんどは地面に落ちて土に入り木の根が吸い上げる。更に葉に付いた薬液も木に吸い取られている。もちろん果樹にも入る。この木を燃やすとどうなるか誰でもわかることだが煙の中に農薬が混じっていて吸い込むと極めて危険なのだ。 この木を燃やした灰を釉薬として陶器を焼くと何と銅色になるのだ、農薬の中には多量の銅の成分が含まれていて薪となっても灰になってもそれが残っていると云うことである。こうした廃棄物の処分には目が届いていない、安全な方法で処分するように研究、指導すべきだろう。 ★総理大臣の嘘も最終段階に入ったといえよう、国民は当然だが、野党ばかりでなく自民党内にも不協和音が響きだした。自民党議員の中にはすでに安部という大樹の下から逃れて他の樹の元に移動しようとしている状況が見て取れる。例えば伊吹文明氏は自民党二階派の会合で「安倍さんは個人が妙なことを、法律的に反するようなことをしたというなら、司法で裁いてもらわないといけない。当然、その時点で総理大臣も国会議員もお辞めになるんでしょう。安倍さんには道義的責任ある。」と発言している。また若手の議員の中にも既に安部一強という構図をぶち壊すような発言も飛び出しているのは知っての通りである。ここまで来たら一国の総理として忖度ということだけでは片付けられないだろう。武士は武士らしい引き際があるし、悪いことをしたのならそれなりの罪に服さなければ、小さな犯罪で投獄されている受刑者からも非難されよう。 とにかく物干しの洗濯物を盗んだぐらいのことで逮捕されている人も多勢居る。国民の税金を何億円も無駄に使ったり、特定の人を有利に計らったり、決裁文書を書き直したり、国会で嘘の答弁をしたり..こんな連中は重罪に処すのが民主主義の常套であろう。それができないならば日本は政府ばかりか法秩序も崩壊した事になる。まさにホンジュラスや南スーダンのような国家と変わらないのだ。 ★人の心理とは面白いものだ、高給を取って犯罪を犯しているような者には動じないが、先日松山刑務所の大井造船作業場から逃走した受刑者の平尾龍磨容疑者(27)はちょっと応援したくなるではないか。車を盗んだが置き手紙に「傷はつけずきっと返す」と書いてあったことから、そう悪い奴ではないような気もする。今日も警官1,000体制で捜索しているが見付かっていないという。この捜索にかかる税金の無駄遣いの補償は誰がするのか、オーム真理教の麻原死刑囚を始めとする数名の20年以上に渡る食費と生活費は誰が負担するのか。いささか税金を払うのが犯罪のように思えてくるから不思議な社会である。

【2018-04-11】
★大分県で大規模な地すべりが有った、日本列島はいよいよ災害多発期に入ったようである。今年は雪が多かったから各地で洪水も出ることだろう。現に僕の山小屋では1ヶ月ぐらい前に雨が降った時に河川の水位が著しく上昇した。河川の流域の山々を見るとほぼ雪はなくなったようだから一応安心だが..実はそうも言っていられない。山小屋の周りはほぼ全体が「地すべり危険地帯」になっているのだ。伊那谷とか遠山谷では地すべり危険地帯でない場所を探すほうが困難なぐらい危険地帯ばかりである。ではどうしたら良いのかと言われても、今まで通りその場所で暮らすしかない。ただ自分が生きているうちに裏山が崩壊しないように神仏に祈るだけである。まあそのために神様や仏様が存在しているということであれば納得はできるが..。 ともかく過疎、空き家、老人ばかりという山間地は特に危険が多いが..東京や名古屋など大都市でも地震と津波が来たら同じ事だ。山紫水明で緑が豊かな日本列島に住むということは、このぐらいのリスクは付き物だと考えたほうが正解だろう。 ★大災害が起きそうな危険地帯や山間地ばかりではない。日本の中心地である国会議事堂も同様である。いままでの地震には何とか耐えてきたが、今回の加計学園問題では内閣という山が崩壊の危機にさらされている。 忘れた、覚えが無い、刑事訴追をなどという言葉が飛び交っていたが、国民は既に役所どころか総理大臣すら全く信用できなくなっているのだから山腹崩壊も止むを得ない所まで来た。安倍首相はトランプ大統領とゴルフ外交で懇意にしすぎた為に鉄鋼やアルミの輸入制限に対して何の文句も言えなくなってしまった。ゴルフもいいが自分の身を滅ぼす事にもなりかねないから要注意スポーツと言えるだろう。僕も若い頃には友人や知り合いの社長などに誘われて何度も芝刈りをしたが、たしかにゴルフという遊びをすると何か有った時に一緒に行った社長の会社を擁護せざるを得なくなる。だから僕はこうした付き合いはやめて友人を中心に行っていたが、そのうちに疲れるし金もかかるので自然に行かなくなってしまった。押し入れには当時30万円ぐらいしたジャックニコラウスの限定記念モデルのフルセットが眠っている。何とか処分したいと思うが、泥棒が入った時に戦うアイテムになるだろうと思い仕舞ってある。これも実に無駄な事だが、僕は何でも自分で試さないと気に入らない性分なので一応は噛るが長続きはしていない。今まで試したのは、テナーサックス、ピアノ、登山、レーソングカー、大型カメラ、苔の採取、グルメ探訪..など億単位の無駄遣いをしたようだ。しかし今になって考えてみると、出来る時に実に良い体験を山ほどした事に感謝している。人生は一度きりである、何でも体験してみる事が豊かな発想力や正義感までも植え付けてくれる。

【2018-04-10】
昨日とは打って変わって春の日差しが暖かい。今日は中繁彦先生と伊那方面に桜見物に出かけた。途中駒ヶ根インターを降りて駒ヶ根高原に寄ってみた、光善寺の桜も満開状態だったが寄らなかった。近くの田んぼに植えられていた数万本?のスイセンが素晴らしかった。桜よりも良かったと思う。駒ヶ池で写真を撮ってから今日の目的地の伊那市春日公園に向かった。11時頃に到着して近くまで行ってみると大勢の人でごったがえしており、駐車場はどこも満車状態で入ることができないどころか、近くの交差点では脇見運転の車が衝突する始末である。仕方なく春日公園を諦めて車で北方向に走っていくと南箕輪村の大芝高原の満開状態の桜が目に入った。駐車場もガラガラだったのでここで桜見物と近隣を散策することに決めた。この高原こには大きな池があり多くのカモとか鯉が気持ちよく泳いでおり、温泉施設も有ったりして素晴らしいところだ。観光客がなぜここに桜見物に来ないのか不思議である。やはり伊那と言えな高遠の桜と春日公園の桜が特別に知名度が高いため他の場所には行かないのだろう。 ともかく花より団子で昼食である、先日ネットで探しておいた海鮮料理の店「海華丸」という店に行った。ここの料理は実にうまくて新鮮でリーズナブルなのが良かった。ご飯がおかわり自由ということで2杯食べてしまったのは糖尿病患者は避けねばならぬ行為である。 会計の時にカード決済の機器が壊れてしまい忙しい時間帯だと言うのに店員の方たちが悪戦苦闘していたが結局は動かなかった。 飯田市から伊那市までは約50kmばかり有るので道路の東西に咲いている桜も十分堪能することができた、これで今年の春も思い残すことはなさそうである。

【2018-04-09】
★飯田市内でも気温は0度を下回る朝だったが、結局一日中気温は上がらず冬支度で過ごしていた。こんな気候だと体調を崩してしまうのがオチである、現に昨夜僕のいとこの旦那さんが亡くなったという知らせが入った。 寒い寒いと言いながら元気なのはバカ者だけのようだ、今日も様々な事件があったが21世紀の人類にしては馬鹿げた内容のものばかりである。 再び相撲界はだらしなさを世間に向かって披露してしまった。先日の土俵上に女性を上げたという問題にちゃんと尾ひれが付いたのである。巡業中の事件だけに貴乃花に代わって巡業部長を努めた春日野が、事件の時はトイレに行っていたという嘘を言ったのがバレたのである。何と事件のさなかに撮影されたカメラ映像に写っていたのだから謝るしかない状況に追い込まれたのだ。まるで子供の嘘である、大人の興行士なら映像に写っていたのは俺の分身だとか亡霊あだとか言って笑わせるのも良かったのではないか。まあその程度の事件である。 柔道界もサッカー界も世間知らずの寄せ集め集団である実態を披露した。利権とカネの取り合いが招いた騒動であることは間違いなかろう。 ここで僕が馬鹿馬鹿しい事だと言うのは、相撲を始めとして彼らの所属する団体には巨額の税金が投げ込まれているということだ。 ボールを蹴ったり走ったり、取っ組み合いをしたりする連中のためになぜ血税が必要かと言うことだ。雨の日も風の日も道路工事をし、真夏の太陽の下で高圧線の電柱に昇って働き、朝は3時に起きて市場に出かけて働く..こういう人たちが何故に道楽でやって居る彼らの遊びの為に税金を取られるのか..不思議でならないのだ。国民のストレス発散に良いというならば自給自足している人達やお笑いの人達にも補助金を支給すべきだと思わないか。 これは公共事業と何ら変わらない考え方が根底にある、それは箱物建設や道路工事をすると何らかの見返り(例えば議員ならパーティー券を買う)があるが、税金を福祉施設建設とか生活保護に使っても何ら見返りがないということだ。本来の税金とは国民が平等な生活が出来るように使われるのが先決でなのである。こうした原則を忘れたというか放棄したのでは政(まつりごと)など有って無きに等しいものである。 ★国会で不祥事ばかり追求していて本来の予算審議がおろそかになっているという意見があるが、明らかに間違いだろう。予算などというものは担当省庁が十分に議論し計画したものであるから実施するか否かというだけの問題ですぐにでも結論は出る。しかし自衛隊の日報隠蔽というような国家の重大問題こそ長時間かけて議論すべき問題なのだ。我々のように持たざるものは例え他国が攻めてきても財布だけ持って逃げればいい、だが財産を山ほど持っている人達はどうだろうか。他国に占領されたらただの人になってしまう。だから強力な軍隊を持ってほしい願うに違いない。もう一つ軍隊を持ちたい理由は国民への圧力と囲い込みである、要するにタコ部屋を作ることだ。こうして国外に逃げないようにして働かせて利益を貪ろうというのも軍隊を持つ理由である。北朝鮮のことわ考えれば軍隊の役割がわかるだろう。国家というものは国民を助けるのは当然だが、その裏を返せば北朝鮮のような実態が見えてくるのだ。

【2018-04-08】
★荒れ模様だ..時々雪のようなものが降ってくる。朝5時頃長野方面の様子を見ると戸隠神社では数センチの積雪が有った。伊那市の山麓も真っ白だったし、飯田市のしらびそ高原や御嶽山周辺の木曽馬の里あたりも積雪が有った。ウオーキングで歩くにも冬と同じ服装でないと寒くて歩けない、一度途中まで出かけたものの家に戻ってもう一枚着てから再出発である。 今年に入って世界中で気象に異変が生じている、アメリカを例にとっても東部ペンシルベニア州エリーで過去の観測記録を更新する149cmの積雪があった、その後ミネソタ州エンバラスで−43度という低温を記録した。アメリカとカナダの国境にある観光地「ナイアガラの滝」は完全に凍結してしまったという。 反対にオーストラリアのシドニー西郊のペンリスで1939年以降で最も暑い47.3度となった。こうした気象の異常の原因は地球全体の気流が乱れてしまったという説が有力であり、その原因は地球全体の気温変化である。 このまま人類が無駄な享楽に没頭していると確実にその反動に襲われるのは確実である。ここで言う無駄な享楽とは、大観衆を集めて行うスポーツや芸能などであり、10万人集まってもエネルギーを消費するだけで大根一本生産できない行事や催し物を指す。僕たちが何を言おうが、政府は月に100時間の残業を推進し無駄な労働を強いているが、これも温暖化に対する悪影響の一つであることを認識すべきである。 だから僕は今後何十年も生き続けるわけではないから自由にやろうと思う。なぜなら僕は一度も野球観戦したこともないし、オリンピックに何らかの形で参加したり見に行ったこともないからだ。ましてや国体の会場とか市町村が行う無駄なイベントには一度も参加したことはない。 ○○祭りとか、盆踊りなども無駄なエネルギーの排出だけのものだ。もっと言えば企業活動の大半は無駄なものだ。 たぶん反対意見として娯楽が無かったら人生がつまらないと言うかもしれない、しかしそれは考え方一つではないか。世の中には土地を開墾(かいこん)し食料を生産することに大きな娯楽を感じている人も多い。何も莫大なエネルギーを使って馬鹿騒ぎしなくとも身の回りで十分に楽しむ事も出来るということだ。 だから僕は今後地球がどうなろうと知ったことではない、だからレジ袋を買ったことは一度もないし、そもそも0.1円のレジ袋を5円で売っているような店には行かないようにしている。こんなことで環境に貢献していると考えている人の考え方こそ改めるべきだろう。 地上には数々の文明が発生し滅んだが、全ての原因は彼らが享楽に耽ることを知ったからである。享楽のために森林を伐採したために土地が痩せて食物生産ができなくなったから滅んだのだ。 いま国土交通省が税金を使ってやっているコンクリート護岸工事のようなものだ。莫大なエネルギーを使って河川を固めたつもりが環境を破壊していたのだ。草のなくなった護岸は水をきれいにすることもなく野生動物までも追放してしまうことになった。全ての災害も異常気象も原因は無駄なエネルギー消費の産物なのだ。

【2018-04-07】
★この気候の急変はどうしたことか..先日まで半袖シャツでウオーキングしていたが今日は真冬に近い服装が必要になった。行く先々の桜はほぼ葉桜になってしまった、今日から各地で行われる桜祭りにもう花はない。花より団子だからいいようなものだが気分が滅入る。高遠の状況をWebカメラで見ると朝の7時前から大勢の花見客で混雑していたが、その服装は冬そのものだった。今夜は雪が降るという予報も出ているので、高遠は滅多にない桜の撮影日和となるかもしれない。 南アルプス山麓の山小屋の気温を見ると20時現在で1度となっているから明日には零下になると思う。先日行った時に雨量計を設置しようかと迷ったが、まだ冷え込むと思い断念してよかった。僕が考えた完全電気式の雨量計は内部に貯水部と電極とポンプが入っているので、気温がマイナスになると凍結して破損するおそれがあるからだ。 山小屋付近には気象庁や国土交通省が設置する雨量の観測場所がないので独自に設置して情報を得ている。こうしておくと山小屋に行く時に崖崩れとか河川の氾濫に出くわす事がない。自分の安全は自分で守るということだ。 ★今日も日本には様々な事件があったが、その中核になぜか老人が絡んでいるケースが多い。オレオレ詐欺でも年金でやっと生活して居るような人は被害には遭わない、なぜなら送金するカネがないからだ。家族や親戚が絡んで殺人事件になるのは資産家の家庭に多い。今日も鹿児島で3人殺害され親族2名が行方不明という凶悪事件があったが、その中心には86歳の祖母と孫(38)が絡んでいるようだ。写真で事件が起きた民家を見ると相当立派な家のように見える、たぶん資産家だったのだろう。多くの事件の中心はカネの存在である、国会議員が絡んだ政治資金規正法違反や談合それに贈収賄など殆どの事件はカネが絡んでいる。よほどカネがほしいと見えるが、事件の中枢になる人たちは明らかに我々よりも金を持っているようにみえる。要するに人間の金銭欲は一文無しよりも金持ちのほうが大きいのである。欲張りというのは他人より持っている者がそれ以上を欲することだ。欲望は誰にでも有るが、それがカネだけに向けられると人生を誤ることになる。せいぜい「いい加減」で我慢する精神力を養いたいものだ。 投資家という者達も要注意である、何もかもが欲望の塊となって自身の人生を省みることもできなくなる。終いには金を借りて投資することになり破産への道を歩むのだ。先日も書いたが「カジノ法案」の成立によってギャンブル依存症にならないように対策を立てるというが、株の投資についても依存症を防ぐために一週間に3回までの売り買いに止めるような法や規則を早急に作るべきだろう。ギャンブルなら規制し株の売り買いならOKなどというのは明らかに片手落ち行政である、役人にはこんな事に気が付くような賢者が居ないのか。

【2018-04-06】
★小雨が降ったが飲料水が底をついたので南アルプス山麓の山小屋まで水汲みに行ってきた。気温は低くジャンバーを着ないと風邪をひきそうだったが、大雨にはならなかったので助かった。約300リットルの清水を汲んだが、約2週間で使い果たすため月に二回は出向くことになる。その都度草刈りをしたり家の修理をしたりと仕事は山ほどある、しかし最近は腰痛のため早々に引き上げてくる。日本人の半分以上の人が腰痛に悩んでいるというが、一昔前までまさか自分が腰痛に悩むなどとは考えていなかった。加齢に腰痛や高血圧は付き物なのかもしれない。 山小屋の桜はまだつぼみだったが、この雨で満開だった飯田市近郊の桜は見納めになった。今後高いところでは雪になるというから、高遠あたりの桜もこの雨でおしまいになるかもしれない。急に訪れた春(青春)は瞬く間に過ぎ去っていくものなのだ。 ★山小屋後やに向かう途中の車でラジオを聞いていたところ、アニメ監督の高畑勲さんが亡くなったというニュースが流れた。彼はその戦争体験から「火垂るの墓」などの名作を送り出している。 たぶん彼は最近の政治に対して失望していたと思う、それは森友文書の隠蔽ならともかくとして、外国に赴いた自衛隊が他国の戦闘に加担し他国の人を殺傷しかねなかったという文書である。大砲の弾が頭上を飛んできても戦地ではないという政府の考え方と、自衛隊の制服組の内部構造を察することが出来る重要文書である。 既に日本の民主主義は崩壊しているが、今回の事件で自衛隊の文民統制の原則も崩壊してしまったということになるだろう。この事実は軍部の暴走に対して歯止めが効かなくなる事態を意味している。またアメリカの艦船が敵国に襲われたという噂だけで、自衛隊が出て行き日本を戦争状態にすることが簡単にできるということである。なぜそこまでして戦争をしたいのか..それこそが利権というものであろう。戦争になれば国家予算は使い放題、反旗を翻す政党や個人の拘束も簡単に出来る、更に出版や放送の検閲によって嘘のニュースを流すことも出来る。自衛隊の利権は余りにも広範囲に及ぶ、戦車や航空機はともかく被服から食料に至るまでだから膨大である。国家予算の10%を超える税金が流れていくこの利権は国土交通省よりも遥に巨大である。 話は横道にそれたが、高畑勲さんのアニメは数え切れないぐらいあり、僕も大概の作品は見ている。例えば「火垂るの墓」という作品を見て単に泣いたとか感動したというだけでなく、最近の政治に対して疑問を持つことを忘れたてはならないと言う事だ。 誰かがホームランを打ったとかいうような下らない話題の前にまず庶民が考えなければならない問題が世の中には山積しているのだ。このことを忘れて大騒ぎしていると、自分の命だけでなく家族や友人の命までも無くす事に成り兼ねないということを念頭に置きたい。

【2018-04-05】
★朝から家の前を親子連れがゾロゾロと歩いて行くのを見て何かと思ったら小学校の入学式だった。ちょうど桜は満開となり人生の門出には最高の日だが、ウオーキングがてら小学校まで歩いて行ってみると既に桜の木の一部は花吹雪となっている。 飯田市内にある12の神社では今日から御開帳が始まった。近くの正命寺に寄ってみると桜の花は既に半分ぐらいになってしまったが、大勢の信者さんたちが酒などを用意して桜の木の前に備えていた。 今年は何もかもが一斉に始まり、あっという間に終わってしまうという感じである。 夕方には雨も降り出して気温も下がってきた、遠山地区には雪が降るという予報も出た、なんとも目まぐるしい季節の移ろいであろうか。高遠の桜も満開になったが、ここに雪が降るとなると久しぶりの絶景を見る事が出来るだろう。花見に行って風邪を引いたのではどうしようもないが..。 ★今日も土俵が世間を沸かせている、京都府舞鶴市での巡業中に起きた舞鶴市長の脳梗塞事件だ。この一件については意見は別れると思う、なぜなら伝統が大事か病人の救護が大事かという問題だからだ。過去には市長や官房長官までが伝統を重んじて土俵には上げなかったという実績も有る。たかが一人や二人倒れても千年以上も続く伝統を破っていいという事にはならないからだ。今回も熱心な観客が大声で土俵に女が上がってはならないと叫んだという、それを聞いた行司がとっさの判断で降りてくれという放送をしたのだ。ここで行司の行動はマニュアル通りであり正解であろうから罪はない。しかし人命に関わるからそんな仕来りはやめろという文句も出てくるのも一理あるし相撲協会評議員会議長に池坊保子という人もござるから伝統さえ笑えてしまう。 しかし今の世の中で人命などそう大事なものではなくなり軽く扱われているようにもみえる。例えば技術のない医者が研修目的で難しい手術をして何人も殺したという事件も現実に有るぐらいだ。 その人にとって何が大切なのかは千差万別だから誰にもわからない、命など惜しくないと言って死ぬ人は交通事故の死者の倍も有る。 人は何故生きているのか、何の為に生きているのか..。ここでその答えを知るために動物に聞いてみようではないか。どのような動物でも自ら命を断つもの居ない事を考えれば生命に勝るものは無いだろうと思われる。だから緊急時に土俵には誰が上がっても良いことになる。そこまでして命の尊さを考えるならば、原子力発電所を輸出したり、武器を買い込んだり、戦争を肯定したりするような愚かな事はしない筈なのだが?。 何一つとっても人間の脳の異常な発達は争いしか考えなくなるという大きな欠点を持つに至ってしまったのである。学校も小学校と中学校だけで十分である、無駄に能力を身に付けた人間は大きな欠点を背負うことになるからだ。受験に落ちても何も気にすることはない、神様が正しい方向に導いてくれたのだと感謝するべきであろう。

【2018-04-04】
★桜の時期は疲れが溜まる、目的の桜の写真を撮る期間は一週間しか無いからだ。今日も満開になった風越山麓の姫宮神社の桜を撮りに行ったが坂道ばかりなので疲れ果ててしまった。周りでは花桃も満開になっているから阿智村の花桃祭りも時期を逸することにならないか。また高遠城址の様子を伊那CATVの監視カメラでみると、ほぼ満開になっているようにみえる。ここも観光に最適な時期がズレてしまい観光バスとか食堂などに影響が出そうである。昔は4月下旬頃に満開になって時には雪が降る事も有ったから温暖化は容赦なく進行している。いま北海道の米が旨いという話も聞くほど日本全国の気温は高くなっている。今後米やリンゴの名産地は北海道に移動すると言われるから本州の産地も近い将来のことを考えなければならない。各地の農業試験所では暑さに強いリンゴの研究をしていると聞いたがどうなることか。たぶん日本人の英知は温暖化の影響すら克服すると思う。何でも新潟県でバナナの生産に成功した人が人も有るようなので安心したいところだが。 ★ついにアメリカでユーチューバー発砲事件が起きた。それもユーチューブの本社を銃で狙撃するというアメリカンライクな事件である。 日本でも最近の珍しい事件はユーチューバーによるものだ。スーパーの冷蔵庫の中に入ったり、建造物の壁をよじ登ったりというのがそれである。学生達に将来希望する職業について聞くとユーチューバーという答えも帰ってくるから、これもれっきとした職業である。僕がパソコンを始めた35年ぐらい前は、パソコンでプログラムを作っているというだけで閉じ篭もりとか、陰湿な性格だとか、世間に馴染めない者だと言われたものだ。しかしその後はゲームを作るプログラマーは引く手あまたでスター的な職業になった。 僕もユーチューブは毎日のように見ているが、最近は大学教授から新興宗教の関係者までが持論を展開したり勧誘したりしている。 企業の新入社員にインタビューすると、社会人一年生としてしっかりやりたい..というような答えが返ってくるが、これは間違いである。 子供が一人で道路に出て通学することは既に社会人なのだ。またインターネットで情報を検索する事が出来たりユーチューブを見たり投稿出来る人も社会人である。 要するに社会人とは自分のすることや行動に責任がついてくるということを認識すべき人なのである。まあこうした見地から国会議員などを見回すと立派な社会人などと言える人が少ないのは誰もが知ってのとうりである。国家の文書を改ざんしたり国会で嘘の答弁を繰り返すなどという行為は死に値すると言っても過言ではないからだ。

【2018-04-03】
★昨日から燃え続けていた飯田市千代の山林火災は今日の午前11時に沈下したという。火災の原因は86歳の家人の焚き火が山に燃え移ったという。ヘリコプター4機を投入しての消火活動だったが、昨年の南信濃の山林火災の時にヘリコプターの投入が遅れた為4日間も燃え続けたことの反省として今回はいち早く投入したため鎮火も早かったという。山火事は頂上まで燃えれば鎮火するし、山が焼けると大木が枯れて新たな植物が多く芽を出して森を活性化させる。火事というのは森の再生には不可欠な要素の一つでもある。山林火災は人の過失によらずとも落雷や木と木が風で摩擦して発火することもある。自然界はほどよく事件を起こして地球環境を再生しているという証拠であろう。 それにしても異常気象である、今日は果樹園の桃の花が満開になってしまった。4月9日には最低気温が−1度という予報が出ているから脳青の心配の種は尽きない。満開になった時期に霜が降りると収穫量に影響があるからだ。 ★今日も西の山並みは黄砂で殆ど見えない、大量に来ているから車のガラスを拭いても2,3時間もすれば埃が付着してしまう。この砂は目や喉に悪影響を与えるが、昔から毎年同じように来ているのだから避けようもない。中国の砂漠に水を引いて森にすれば黄砂はなくなるかもしれないが、こうなると地球上に森林が多すぎることによる悪影響が出てくる。緑が多ければ良いという問題ではないのだ。 国民が桜だ花見だと騒いでいるうちに政府はついにカジノ法案の骨子をまとめてしまい今月中に国会で可決されるようだ。内容は、国内に3箇所の施設を建設する、日本人の入場料は一回6,000円、入場回数を7日間で3回、28日間で10回までにする..という内容である。この入場回数制限はギャンブル依存症を防ぐのが目的だというが、週に3回も行くようになれば立派な依存症ではないのか。再び依存症対策のために税金が使われることになるだろうことは間違いない。行きたい人は破産するまで行けばいいと思うが、破産したら国民の税金で健康や衣食住まで面倒を見ることになる。こんな馬鹿なことは許されない、だから公営のギャンブル施設やパチンコは今後減らす方向に向かわなくてはならないのである。これを自民党と公明党が一緒になって建設しようというのだから明らかに政治は間違った方向に向かっているということだ。 現在ありとあらゆる制度や規則は捻じ曲げられているが、今後は憲法や基本的人権までが捻じ曲げられる事は必至であろう。それに今日の総務大臣の発言では、放送法の規制を今後も続けるという。これも自由な報道と言論の自由を捻子曲げてしまうものではないのか。マスコミが規制されたり忖度するようになったことでいま日本の民主主義は崩壊したと言っても過言ではないだろう。

【2018-04-02】
★飯田市では今年も山林火災が発生した。昨年は南信濃で発生しヘリコプターによる消火活動をしたが4日間も燃え続けた。今日の火災発生場所は飯田市千代だが午前11時に発生し現在(18時)も延焼中で山梨県と岐阜県の防災ヘリコプターも駆けつけて消化にあたっている。だが一向に消えないようで自衛隊にも派遣を要請し現在は自衛隊のヘリコプターも消火活動にあたっているという情報が入っている。 飯田市千代は毎年火事が多発する地区である、農家が多いせいか土手焼きの火が山林に燃え移るケースが多い。作業をしているのは老人が多く彼らの常識は既に過去のものとなっていて、現在の周りの様子とかバケツの水を用意するだけでは延焼を食い止めることは出来ない。 ともかく火事は以外に大きくなる事が多くアメリカなどでは住宅が100軒も燃えることが有る。最新の注意を払うか土手焼きを禁止するしか無いだろう。元々土手焼きは草の中に卵などになって冬眠した害虫駆除のためにするのだが、火まで付けなくとも良いのではないだろうか。 阿蘇山の土手焼きも燃やす規模が大きく死者も度々出ている、そうまでして虫を殺しにかかると生命の報復を受けるのである。人間も多少の熱とか痛みのために薬を飲むと必ず副作用が有って体を悪くする、たかが風邪薬でも眠気のために車で事故を起こして死ぬケースも有るから要柱意である。 ★今日はウオーキングがてら飯田市内の桜を見て回った、しかし野山は黄砂と花粉で空気が著しく汚れている。これでは桜見物も有ったものではないが、大宮神社境内の桜も並樹通りの桜も満開で近くにある幼稚園の入園式もあり親子連れが桜の咲き誇る中を歩いて向かっている姿があった。 こんな季節にも政権争いとか、北朝鮮と韓国の和解とか、光進丸が焼けたとか..さまざまな事件とニュースが飛び交っているが、もう少し穏やかな気持ちで生きられないか?。毎日パソコンや証券会社の掲示板とにらめっこして上がった下がったと言っている連中も休憩したらどうだ。上がったものは確実に下がるし、大きく上がれば下がった時に大きなリスクと失望感を味わうだけの遊びである。せいぜい咲き誇る桜を見て自然に生かされているという実感を味わうべきではないか。世の中、毎日死ぬほど働けばいいというものではない。啄木の言うように働けば働くほど税金を搾取され、暮らしはミジメになるだけのことだ。 政府も役人も何とか庶民を働かせてカネ儲けをしようという魂胆しか無いというのが世の常識である。しかし花見の宴会で大酒を飲んで馬鹿騒ぎするような者こそストレスの発散にはならない。せいぜい自分自身がミジメな思いをするだけのことである。僕はいままで酒を飲んで幸福になったり良い思いをした人など見たことが無い。

【2018-04-01】
★天気もいいので南アルプス山麓の山小屋に出掛けた。先日死んだ我家で飼っていた猫の墓作りのためである。硬い土を掘るのだが、腰は痛いわ暑さで汗まみれになるわで大変な一日であった。これで動物の墓は7箇所目だが、全て僕たちの入る墓の横に造ってあるのは天国に行った時にまた一緒に遊ぶためである。動物は喋ることは出来ないが、仕草や目を見ればちゃんと理解できるものだ。だから人間たちよりも心の中がよく分かって主従というよりも友人になれるのである。 最近の物理学はパラレルワールド(もう一つの世界)を否定でいないところまで来ている。だから人も動物も死んだ時は今の宇宙から消えるだけで、ちゃんと別の宇宙で生きているということだ。こうした研究が確実に証明されれば死ぬことも楽しみのひとつになるだろう。 飯田市から遠山郷に行く途中には桜の名所があるがまだ開花していなかった。当然海抜が1000mを超す山小屋の桜は硬い蕾である。一応開花を確認してから花見に出かけるために監視カメラを桜の木に向けて来た。 ★嘘も方便というが..国民の財産を預かる省庁がタダ同然で土地を売り資料を改ざんするというような嘘は断じて許してはならない。今後検察の捜査結果が公表されるだろうが、ここでも忖度するような事になると以ての外である。日本中が毎日エイプリルフールになってしまうではないか。改ざんは懲役刑である、この前科になることをちらつかせて吐かせるという手もあるのだから真相解明に真剣に取り組んでもらいたい。例え経済が多少マイナス成長になったとしても自由と平等を守るためには必要なことだ。 新聞社やテレビ局も自分たちの言論と自由を守るために今こそ真実の報道にかじを切るべきだろう、このままでは自分たちの首を絞めるだけだ。法務省や検察、それにマスコミまでが忖度するような現状では日本の民主主義は北朝鮮に追い越されてしまうかもしれないと危惧する次第である。 ★やはり7年も停めておいた機械はどこかに不具合が出る、先日再稼働した九州電力の玄海原発3号機がそれである。今更原発など時代遅れだということを考えれば即刻廃炉にした方が会社としても将来大きな利益となろう。このままでは新興電力の参入も遅れることになる。まだ原子炉が元気なうちに廃炉にしたほうがボロボロになってからするより難問が多く降りかかるかかることもなかろう。未だに手の付けられない福島原発の二の舞いを踏めば今度こそ国民の多くが死ぬことになる。福島原発の被害もその多くが財務書類と同じように隠蔽されているという話を聞くと、日本という国家は北朝鮮にも劣るとしか言いようがない。