【2018.10.31】
★今朝の飯田市の気温は4度で冷え込んだに見えるが、昨年の記録を見ると今日より低いたった1度だったから平年並だろうか。南アルプス山麓の山小屋は海抜が1000mを超えるため飯田市(海抜500m)よりも3〜5度低い気温となる。僕は遠隔監視により気温を24時間監視し記録も取っている、何故かと云うと水道の管理や池の水の管理だ、それに雨量計の撤去時期の判断もしなけれなばらない。自作の電子式雨量計とはいえ雨水を溜めて計測するため冷え込むと凍結してしまうのだ。雨量計の撤去後は積雪監視するためのスケール板を設置する。こうして24時間積雪を監視する。これも飲料水を汲みに行く時のために車が行ける限界の積雪を判断するためだ。以前はランドクルーザー70だったので30センチ以上の積雪でも行く事が出来たが、今乗っている4輪駆動の乗用車では積雪10センチ位下でないと危険なので行かないことにしている。 山小屋には12台の監視カメラが24時間動いていて紅葉の様子や川の水量と池の水量を始め倒木などの監視もしている。先の台風で洪水になった時も川に倒れ込んだ倒木を発見し、その場所を確認に行った時に国道の路肩崩落を発見し、国道事務所に連絡し通行止めの処置をした。 雨量観測も気象庁では南信濃の和田でしかしていないので20km上流の山間部の降水量が把握できない。このため災害が起きそうな状況かどうかも判らず飲料水を汲みに行くことが出来ないのだ。 僕はこの南アルプス山麓から湧き出る飲料水に拘っている、旨いし森から出た細菌(雑菌)が含まれているからだ。この細菌こそ胃の中に入って住み着き悪い細菌やウイルスを駆除する働きがある。アレルギー体質の人はこうした煮沸しない森から出てくる水を飲むと快方に向かうことが知られている。 例えば長く入院していると薬の作用などで胃腸などに住み着いている細菌が全て死んでしまう。退院したら森の中に入って空気を吸い湧き出る水を飲むと雑菌を吸収し身体は正常化に向かうのである。森林浴はなぜ体に良いかというとこうした科学的な理由があるからだ。 ★厚生労働省などではレジ袋を有料化してビニール製品の環境への放出を減らすという。確かに良いことだろうが、金を出して買っても捨てるものは捨てるのだ。 それよりもペットボトルをゼロにする方がより効果的だろう。何なら昔のようにガラス瓶にして有料で買い取る方法にすれば確実にビニールの放出は減る。この買い取りにはメーカーと国から補助を出すというのも良い、廃品を回収して食の助けにしている人も助かるだろう。コーラビンは1本20円位が妥当だろう。20本ぐらい拾ったら一食分出ることになるが有料ならば誰も捨てない。下らない宇宙開発などするよりも自分たちの住む地球のことをもっと考えるべきであろう、ロケットを一基飛ばす費用があれば確実に環境は好転する。彗星などの写真を撮っても科学オタクの一時の慰みでしかないし、月の裏側を見たところで三文の得にもならない。本気で環境や地球温暖化を考えるなら科学技術庁の予算などは半分以下にすべきだろう。

【2018.10.30】
★寒気が張り出してきたようで天候は良いが風が強くて寒い。僕が毎日歩いて行く先は飯田市の穀倉地帯でネギや大根などの畑がある場所だ。農家の人達はこうした畑の隅に花を植えている、春は福寿草やスイセン、夏はヒマワリなどと多彩である。この時期は菊が見頃になっていて遠くに見える南アルプスの初雪と共に心まで慰めてくれる。こうした花は農家の人達が仕事をしながら時折見るのだろうと思うが、労働の疲れを癒やしてくれそうだ。 ★最近のニュースを見ると馬鹿馬鹿しいものかバス事故のような悲惨なものばかりだ。たまに誰かが何かのメダルを取ったというぐらいの下らない話題しか無い。まだ同じように世界に目をやると飛行機が落ちたとかテロで爆破されたとかいう事件ばかりである。こんなものを毎日見て一喜一憂しているのは精神的には良くない。人はこう言うモノを幅広く見たり聞いたりして生きていく動物ではない。また自分の判断で前に進んでいくようなものでも無い。人間の行動の99%は自律神経による無意識の行動である。あとの1%だけが自分が判断して方向を決めたり今日の昼飯を何にするかなど決めるのだ。それと如何に健康だ運動だと言っても自分の体を100%牛耳っているのは自律神経である。早い話が人間は寝ていても息をして血液を身体中に循環させて普通に生きているのだから自己判断など必要ないだろう。 腹が減ったから今日はラーメンを食べようというのも脳(自分)が判断して実行しているのでは無い。胃袋が空腹を検知してそろそろ何かを補充しせよという命令を脳に伝えているのだ。脳はその後どこで何を食べようかと副次的にしか考えていない。人の体は脳が支配しているわけでも無いから、自分が判断して実行できる領域は極めて狭隘である。 何を言わんかというと、人は何かを成し遂げようと努力しているように見えるが、その殆どは偶然と運によって左右されていると言う事である。これは昔僕が造った言葉だが「天才に勝る努力無し」ということだ。スポーツにしても演劇にしても将棋にしても努力だけで世界一など達成するのは確実に難しいと言う事である。要するに早く諦めるという選択肢も人生には必要なのである。 諦めない心は失敗の始まりと言う事だ、例えば株式投資をしていると、株価が徐々に上がってくると適当なところで売るべきだが、まだまだと諦めないのが人情である。しかしこれが大損の原因なのである。パチンコも同じ事だ、1万円ぐらいプラスになったところで止めることなど出来ない、諦めないから最後にはゼロになる。 諦める人生観を習得すれば実に心豊かに暮らせそうである、社長になる、○○を買いたい、家を建てたい..など諦めれば人生はバラ色だ。例えば土地を買って家を建てても土砂崩れに遭ったり、火事になったり、水没したり、火災保険料を払ったり、固定資産税を払ったりしなければならない。諦めると言う事はそういうデメリットを捨てることが出来るのである。

【2018.10.29】
朝からウオーキングがてら犬猫病院に寄って診察の順番待ちだ。9時から診察が始まるが、その時点で10人以上の人がドアの開くのを待っている。僕は待ち行列の9番目だったが診察は11時からになった。この病院は昨年オープンしたばかりだが、人間にも勝る診察体制だ。避妊手術は一週間まえに猫を連れて行って血液検査と健康診断をする、その1週間後に手術となり5〜6時間入院する。手術の後1週間後にはもう一度行って術後の経過を診て貰うことになる。 15分ほど中で待っていたら順番が取れたので、その足でウオーキングに出掛ける。20分ぐらい歩くと野原の真ん中で一匹だけ飼われているヤギが待っている。歩いていく途中で餌となる草を採るのだが、野の草は既に枯れていたり人に刈られたりして殆ど無い。いま野草ではモチグサが何とか手に入るだけだ。クズの葉も僕が毎日採っているので周辺には殆ど無くなってしまった。また果樹園の周りには草が結構あるが消毒の農薬で汚染されているので与えられない。結局雑木林のなかに入って木の枝やクズ葉を採ってくるのだが、秋は「トビツカミ」がズボンに100個位くっついてしまう。これを取るのが一仕事なのだ。 犬猫病院で待ち時間に大勢の飼い主と話をするのだが、いままで話した人のなかで猫を買い求めた人は一人も居なかった。全員が野良猫か捕獲された猫を譲り受けて飼っている人だった。やはり飼うに当たって一匹数万円はかかっているというから大変である。 家で猫を飼っていると野良猫が産んだ猫をくわえてきて置いて行ってしまいそのまま飼っているという人も二人居た。野良猫は猫好きな家(猫を飼っている家)を知っていて勝手に置いて行ってしまうのだ。まあ人間だって赤ちゃんを捨てる人は幾らでも有るのだから仕方ないだろう。猫にとっては子供を生かすための最善の方法なのである。 ★スマートフォンが無いと確実に損する時代になった、例えば近くの温泉に行くにしても2割以上割引になるのだ。どうやって処理するのかというと、スマートフォンを使って例えばJTBのサイトに接続して割り引きできる施設を検索する、決まったらキャッシュカードを使って入場券を買うのである。その対象施設は温泉、スキー場、ホテル、動物園、遊園地など多岐に渡る。 僕は近くにある三宜亭というホテルの温泉に時々行くのだが日帰り入浴料金は800円である、だが前述のスマートフォンを利用すると600円になるのだ。更にキャッシュカードを使うのでポイントがたまるという二重の特になる。 日本はカードやスマートフォン決済が先進国に比べ相当な後れを取っているので、政府は来年の消費税値上げ時にはカードで買うと税率は8%据え置きにすると言う案まで飛び出している。問題なのはカードを持っていない、造れない人達だろう。山村に暮らしている人たちなどは殆ど持っていない。電話も昔のタイプなので使えないのだ。早い話がこの政策は弱者救済にはならないと言う事であり、政府が考えている弱者の疎外政策と合致する、これも小泉首相時代に行った地方(田舎)を無視した政策が発端である。例えば田舎から郵便局を無くす郵政民営化などが田舎を過疎化する発端ともなった。いま全ての政策は大都市と大企業を擁護するように働いている、なぜなら税収が上がればそれで良いというのが政治の基本姿勢だからだ。地方が疲弊した結末はやがて大都市の衰退に繋がることを誰か学ぶべき時であろう。

【2018.10.28】
★写真マニアにとって秋は忙しい、風景に色があるのもあと僅かだからである。僕もウオーキングしながら紅葉の風景を撮っているが、木の葉が紅葉するのは何故なのか現代の科学をもってしても解明できないという。たぶん相応の理由があるに違いないが、花も咲かないモミジのような木はこの時期に美しくなって人間に切られないようにしているのではないのだろうか。柿の葉は紅葉する前に落ちてしまう、大きな葉を拾い上げてみると葉に目が有るように見えた。人間の目とは構造が違うためどこが目なのか良く判らないが、以前にもここで植物学者の研究結果を引用して書いたように植物には目が有るのだ。例えばデジタルカメラの目となっている部分は微細な受光半導体である。一つの大きさは縦横が1000分の1ミリぐらいであり、それが1000万個ぐらい集まって目になっている。現在は人間の目を超える解像力と色認識力を持つほどになった。トンボの目もよく見ると似たように見えるではないか。棒にくるくる巻き付いて成長する植物も明らかに人間の目と同じ働きをする触角を持っていると思う。植物は夏の間は周りを眺めて過ごしているが、これから眠りに入るので目も必要ない、だから葉を落とすのだろうか。 ともかく生き物の全ては命を持っているし何らかの感情すら持っているような気がする。 森に入って10年以上成長した杉やヒノキを間伐するとき、チェンソーの刃を入れようとするとき木は悲しそうに見える。だからゴメンと言って謝りながら切り倒すのだ。 南アルプス山麓も紅葉が進んで山小屋の周りも紅色に変わってきた。行って撮影したいのだが、猫の避妊手術など雑用がたまっていて行くのは来月の2日か3日になるが、毎日監視カメラから送られてくる映像で紅葉を楽しんでいる。 ★今月31日は今迄日本では誰も見向きもしなかったアメリカの村祭り「ハロウイン」だ。それが何故か日本に入って来ると仮装大会に変わっている。元はヨーロッパで始まったと言われるが、今はアメリカの収穫祭として粛々と続いているようだ。日本での馬鹿騒ぎは最近になってコスプレ大会に変わってからだ。思い思いの衣装を着けて町を闊歩(かっぽ)するというのは人間の願望の一つでも有る。だからストレス解消にだけ役立っている祭でもある。元々の村祭りも酒を飲んで衣装を着けて舞い歌うのだから何ら変わらない行為とも言える。一日ぐらい馬鹿になっても良いが、人は集団になると暴徒化する。これは暴力団という表現を見れば判るだろう。一人では何も出来ないから集団化して暴力団となる。 今日もハロウインの会場で多くの逮捕者が出ていると言うが、刑務所で1週間も反省すれば何か得るところがあるだろう。人の病気の多くがストレスが原因と言うが、原因がわからないからストレスにしているだけかも知れない。最近の医療現場をみると判らない病気は加齢を原因として納得させられているようだ。判らないのに何やら薬を処方されるというのも不思議なことだ。 不眠症だと言って医者に行ったらその医者が「僕も不眠症で寝られないんですよ」と言われたとき、何やら安心してその夜から眠れるようになったという話も聞いたことがある。薬など不要な病気が多いのが現実だろう。

【2018.10.27】
★秋も日いちにちと深まっている、伊那山脈も高い所から紅葉が始まっている。しかし昨夜の雨が止んでから気温は上がって21度を超した。台風26号は猛烈な勢いのまま進んで30日にはフィリピンのマニラに達するという、まだまだ温暖化の猛威は大勢の人類を駆逐しなければ収まらないのだろうか。明らかに自然界はそこに生きる者達を監視していて時の情勢に応じて適切な手を打ってくる。全世界の動物を支配しているという責任感からだろうとも推測できる、巨大な宇宙規模の力に対して誰も刃向かうことは出来ないのだ。しかしこうした無欲の力にしか地球の行く末を委ねることが出来ないというのは人類の恥であろう。 宇宙に向かってロケットを飛ばしたり、彼方の惑星を観察したりすることが出来たとしても、足下が何を病んでいるのかさえわからないというのは下等な動物でしかない証拠である。せいぜい人口削減のために戦争をするぐらいの発想しか出来ないのだから当然であろう。 ★僕がいま乗っている車はスバルだ、この会社は安全システムの開発が他社に先行していて、特に「アイサイト」という前方監視システムは最も進んでいてトップクラスである。しかしこの会社も検査偽装という犯罪を犯していて僕の車もリコールの対象となった。しかし先日の発表によるとエンジン部品の欠陥で再びリコールが発生した。特に今回はエンジン内部の「バルブスプリング」という部品でタペットという吸排気弁を押しつけているパーツである。今回のリコールは莫大な資金がかかる、それはエンジンのヘット(蓋)を開けて交換するという作業に時間のかかる修理だからだ。これもいい加減な検査が原因だろうと推測される。 検査と言えば例の免震ダンパーの検査偽装をしたKYB(カヤバ)も大変だろう。何しろ東京スカイツリーにまで波及しているのだから話にならない。このメーカーでは再チェックして安全ならそのままにすると言うが、偽装した会社が安全宣言をするなどとんでもない話ではないか。捕まえた泥棒に盗みの極意の教えを請うようなものだ。このKYBという会社は免震の会社では無い。自動車の懸架装置(けんがそうち)が生産の90%以上を占めている。もしもこのショックアブソーバーに検査偽装があったら..たぶんタカタと同じ運命を辿るだろう。 しかし偽装がいかに高く付くかということは三菱とかタカタの事件で企業は十分にわかっていることだ。それでもなお犯罪に手を染めるのは何が原因だろうか?。利益優先の企業体質だろうか、それとも天下りを受け入れて省庁との情報操作ができると思っているからなのだろうか?。ともかく先の地球が与える罰以前の問題であり、その経営精神は猿位下であろう。 ★猿と言えば、友人のN君が農業をしている飯田市内の畑には今迄毎日猿が来て野菜や柿を食い荒らしていたが今年は全く来なくなったという。たぶん群れが他の地域に大移動したのだろう。猿も同じ場所では何かと都合が悪いのでは無いのではないか、他に変わった食品を食べたくなって移動するのだろうか。猿も栄養のバランスを考えているのか?。 人間も同じ場所に長く止まって生活すると政治は不正や談合などにまみれていく。だから昔から遷都が行われていた、明治維新から既に150年も経過しているいま遷都と言うよりも仕事に応じて省庁を地方に分けるべきだろう。例えば北海道開発庁などは北海道にあって仕事をすべきなのだ。東京一極集中がどれだけ多くの無駄をして国民から税金を奪っているか考えてみたいものだ。 洪水が来るからと言って地下に巨大な地下貯水槽を造るというようなアイデアもこうした密集から派生していることだ。今後の日本は全国続浦々に人が住んで農水産業や林業に人材をシフトすることから始めるべきであろう。

【2018.10.26】
★秋晴れの清々しい日はウオーキングしていても気持ちが良い。なにか長生きしそうな気がしてくるから不思議である。歩いていると様々な光景に出会うのも楽しい、今日は空に鷹が飛んでいると思いきや近付くとカラスや小鳥を追い払う鷹の模型だった。実に巧妙に出来て居て風が少しでも吹くと竿の先をグルグルと回り始める、さすがのカラスも近付かないだろう。 3週間ぐらい前にリンゴの果樹園に大勢の子供(小学生)が何かをしていたが、翌日にその場所を見るとそれぞれが書いたシールをリンゴに貼り付けていた。こうすると赤いリンゴの表面に転写され世界に一つだけのリンゴが出来る。そして昨日この場所を通るとまた子供達が大勢集まって居た、近付いてみると転写されたリンゴだと思うが全員で旨そうに食べていた。 今日は僕も旨いリンゴが食べたくなって2kmほど先に有る「麻績の里」という直売店に行って10個ほど買ってきた。リンゴは重量があるために、ナップサックに入れて背負って来たが、細いひもが肩にくい込んで痛くて仕方なかった。 午後になると気温は22度まで上がって暑いほどだったが、こういう日を小春日和というのだろう。 ★沖縄では来春に辺野古基地の賛否問う県民投票の条例が県議会で可決された。しかし基地問題は沖縄県民全体が反対しているわけではないからその行方も気掛かりだ。沖縄の基地関連施設で働く人は沖縄だけで1万人にもなる、この人達は基地が無くなったら失業するのではないかという不安が常に付きまとっている。彼らの平均年収は約300万円だが沖縄としては高収入の部類だ。 民主主義の難しさというのは賛否に暮らしが係わってくることだ、それに多数決も国家という大きな力でねじ伏せられることも多々有る。個人の権利も公共目的という名目で強制的に制限される。こうして見ると権利とか自由とか民主主義というものは絵に描いた餅みたいな物で国家の飾り物に過ぎないことがよくわかる。 北朝鮮でも全員が逃げ出したいわけではない、この国が気に入っている人も多いだろうと思う。それどころか日本でも昔は中学校などで朝鮮の歌を習ったことがある、それは確か「自由な朝鮮、豊かな朝鮮..」というような内容の歌詞だったように思う。これが朝鮮のプロパガンダの歌かどうかは知らないが、一時的にでも日本人が朝鮮を良い国だと思っていたことがある証拠でもある。 それに指導者の金正恩は1996年9月からスイスに留学し、ベルンの国際学校で「パク・ウン」という偽名を使用て教育を受け、他の学校でもドイツ語も学んでいるし日本語も勉強もしていたようだ。このような高度な教育を受けた者は日本人でも少ないだろうし、僕なども足下にも及ばない。要するに彼は頭脳明晰なのである。脱税や汚職をした者は即刻銃殺するというのも例えば中国でも当たり前のことだ。要するにどのような行為が悪くて、どのような判断が良いのか等はすぐには判断できないのだ。 アメリカが北朝鮮に一方的に核廃棄をせよというが、自国では核軍縮協定を破棄して核兵器を増産するというではないか。誰が悪党なのか、誰が善人なのか、民主主義は本当にいいのか..判断すること自体が難しい。

【2018.10.25】
★南の海では今年最大の台風26号が発生している、中心気圧は905Hpである。現在はフィリピンの方向に進んでいるので日本には被害は無いと思うが、通過する地域では大きな被害が予想される。 今年も多くの家が水没し、或いは山麓が崩れてきて多くの人が犠牲になった。未だに避難生活を続けてている人も有るというから行政の対応の遅さが目立っている。下らない箱物を建設するのを一時中断したり、県内の道路建設を全て延期すれば多くの工事業者を投入出来るのではないか。資材は日本中から調達すれば良い、トラックで運搬すれば1〜2日でどこにでも届くだろう。速くやる事が出来ないような行政こそ失格である。どこかの町には「すぐやる課」という部署があって市民が持ち込んだ様々な問題を即刻解決していくという。 羽柴秀吉は敵の城の目前に一夜にして山城を築城し敵の闘争心を削いで落城させた。また本能寺の変では甲冑を着たままの兵を岡山から山崎までの200kmを10日で駆け抜けて天下を手中にしている。のんびりやることなら誰にでも出来る、誰よりも速く仕事をやり遂げることこそ才能なのである。 国が金を出さないとか、激甚災害に指定されないとか、予算が..等というのは「のろま」のバカの言い訳にすぎない。 ★ニュースを見ると株価が上がった下がったという投資ゲームの話題ばかりである。今日の株価は○○円下がって7ヶ月前と同水準になった..など明らかにゲームである。いま日本がやらねばならないことは年金資産に大穴を開けないように株式市場から資金を引き揚げることである。こうなるともっと下がるなどと言うのは年金が株価吊り上げに使われていると言う事であり、明らかに経済犯罪の片棒を担いでいることにもなり兼ねない。年金を使ったり、株の売買での課税額を下げるというのも明らかに犯罪に等しいものだ。世の中の90%以上の人は株高の恩恵は受けて居ない、株価に応じて即刻年金額が変わるのならともかく、結局は外人投資家や証券関連の企業が儲かった分だけ年金の財産が損をすることになるのだ。 もう年金制度はやめて如何なる場合でも老後の最低生活と医療を国家が保証すればそれで済むのだ。年金機構などと言う馬鹿者が働いている組織を解体すれば百万人の生活補助も出来るだろう。それに気象庁の民営化とか、科学技術庁の解体など幾らでも予算は湧いてくるのだ。役人の給料を払うために血税を払っている庶民の事をもう少し考えていかないと、他国であれば確実に暴動が起きて省庁のビルなどは焼き払われるだろう。 今の庶民に比べて百姓一揆を起こして城を燃やし殿様を焼き殺した江戸時代の農民の勇気こそ真の民主主義なのかもしれない。

【2018.10.24】
★この時期になると天竜川沿いの地域は朝10時頃まで霧が出る。だから曇っているのか晴れているのかよくわからない。時には車の運転にも支障を来すほど濃霧になることもある。しかしこの霧が野菜や果実にとって良い影響を与えていることも忘れてはならないだろう。例えば静岡県は旨いお茶で有名だが、なかでも僕の友人がお茶を造っている本川根町のお茶は特に味が良いというが、これは大井川から昇る霧による所が大きい。 自然の現象は我々の暮らしに良くも悪くも密接な関係に有るのだ。 朝の気温も下がってきて紅葉も進んでいる、南アルプス山麓の山小屋も海抜が1,100mあるから周りの山もずいぶん紅く色付いてきた、今年も11月3日前後が見頃になると思う。 飯田市で一番の観光資源でもある南アルプスのしらびそ高原も、今年は道路の通行止めと高原ロッジの休業で車も人も殆ど見えない。この先どうなるのかはわからないが、冬期の営業が出来ない環境だから黒字経営は誰がやっても無理だろう。 同じように飯田市の上村程野地区では小規模水力発電の建設構想もあるようだが、これも赤字覚悟でのことだろうか?。自然を操ってカネ儲けをしようという魂胆もいいが、そう簡単には儲けさせてくれないと言う事は知っておくべきだろう。 ★僕の従兄弟(いとこ)で温泉を掘ろうと大金を投入し掘削していた人が居た。既に彼は癌で他界しているが、後に残したものは借金だけだった。その後の家族の苦労は並大抵のものではい。彼は夢を追いかけることが好きで熱中する性格だったが、多少蓄財したのが災難の始まりとなった。 宝くじが当たった人の7割の人が破綻し、その後の人生まで棒に振ったという調査結果がある、それどころか犯罪に巻き込まれたり路上生活者になったりしている者も有るという。これは大金を持ったことが無い人が一度に手にしたために起きた悲劇である。例えばソフトバンクの社長が5億円当たっても日常生活は全く変わらないだろうということだ。 植木鉢に木を植えると植えた木は鉢の大きさに見合った成長しかしない、50年間育てても材木にはならないのだ。昔からこれを身の丈に合った○○などと表現するが、大金こそ命取りになる事を知っておきたい。 しかし今の格差社会では大金を手にすることは庶民の夢である、時々イオンの宝くじ売り場の前を通るとジャンボ発売中はいつも数人が並んでいる。後は路上生活者となっても数億円を使って好きなことしてみたいというのは庶民の夢である。一度でも夢が叶ったら、後はどうなっても良いではないかという考え方も正論だろう。ともかく太く短い人生か長くて細い人生か選択肢はあるが、平凡という選択肢が一番幸福なのではないだろうか。

【2018.10.23】
★友人のN君の農業が一段落し、あとは市田柿の収穫だけになった。市田柿は製品にすることは無く採ってそのまま売ってしまうから楽だ。何故かというと、最近は衛生管理が厳しくなって柿の皮を手で剥いたものとか、古い機械で柿に針を刺して保持しながら剥く方法も許可にならない。だから今迄個人で小規模にやっていた農家は市場に出荷できなくなったのである。確かに衛生管理は厳しくしなければならないが、行き過ぎると農家を圧迫して収入源となってしまう。こうした厳しい危機管理も地方の衰退に拍車をかけていることを考慮しなければならないだろう。 午後から雨が降るという予報もあったので彼と行きつけのステーキ屋に出かけた。行く途中で新しいステーキ専門店がオープンするのを発見した。それは今日本中に店舗を拡大している「いきなりステーキ」というステーキ専門店である。東京では店の半分ぐらいの席が立ち食いだと言うが飯田市内の店舗もそうなのだろうか?。ともかく回転率を上げるために注文して出される肉は少しあぶっただけの生肉で、あとは客が好みの焼け具合に自分で焼くのだという。テレビで1グラム○○円という宣伝もしているが実際に215gとか頼む人は居ないようで、200gとか250gとかの適量で出来上がっているようだ。 半年ぐらい前には市内の砂払温泉の近くにやはりステーキ専門店がオープンした、ここには出来てすぐに食べに行ったが、肉の部位が良い所を使っているのか油が多かった。千円台で食べられて気軽に利用できるのがいい。 今日食べに行った「テーキの宮」という店に僕とN君は毎月必ず出掛けている。同じ席で全く同じメニューを食べ続けてているので店の人にも知れ渡っている。この店は肉にかけるソースは「宮のソース」とほぼ決まっていて店の売りの一つだが、僕は一度も使った事は無い、必ず生醤油だけをかけている。これがステーキには最も合うソースなのだ。もちろん家でも他の店でも同様で醤油である。 フランス料理は皿に盛り付けた料理にソースをかけ皿の空白部分にまでかけている、もちろんこのソースが重要なのだが、実はこのソースをかけないと料理が旨く食べられないのだ。料理の旨さを増すために工夫を凝らしたソースを各自各店で考案しているということだ。 しかし日本にこうした外国のような料理は見かけない、何故なら日本には何にでも合う醤油というソースがあるからだ。ステーキからサンマまで醤油は日本が生んだ最高のソースなのである。 ★ロシアと手を組んで大統領選挙に勝ったと言われ、中国を訪問したときは超VIP扱いで歓迎されていたトランプ大統領だが、こうしてロシアと中国と親密な関係でありながら貿易戦争を起こしたり、今度は核廃棄条約の破棄だという。この裏には何があるのだろうか?。 親密な国家同士が争う姿勢を見せることは裏を返せば世界に緊張を故意に造り出すことだ、こうすれば同盟国に対して武器の売り込みが正当化される。日本のような従属国家は消費税を上げてでも武器を買い込むことになる。もちろん武器の増産による利益だけでは無い、世界の緊張は国民の団結を生むというメリットがある。特に中国は何らかの危機感が無いと国民がまとまらず武装蜂起すら起きかねない。世界のトップにとって緊張は自ら望んで引き起こすものなのである。本当に戦争をする気が有るのなら水素爆弾の打ち合いをしてみたらどうだ。3大国が崩壊したら世の中は少しの間安寧を取り戻すかも知れない。その結果として放射能汚染されたとしても長い目で見れば地球環境にとっても良いことでは無いかとさえ思えてくる今日この頃である。

【2018.10.22】
★霜が降りるのではないかと思うほど冷え込んだ。そろそろ伊那谷特産の市田柿の取り入れが始まると思うが、僕が近隣を歩いて見た結果はまだどこの農家も柿を採っていない。しかし畑を見ると白菜も大根も大きくなってきているし、リンゴも真っ赤になっている。暑い暑いと言っていたかと思ったらもう11月になる。とにかく時間の進むのが速い、遊んでばかり居るともっと速くなる。このまま行ったら人生もあと僅かと思えるほどである。 ★昨日は伊那谷の大鹿村に300年前から伝承されている国の選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」秋の定期公演が鹿塩の市場神社境内であった。毎年見に行きたいと思いながら中々行くことが出来ないでいる。今年も約1、000人の観客が集まって盛大に行われた。今年は好天に恵まれ、悲劇「玉藻前旭袂 道春館の段」と、明智光秀による本能寺の変を題材にした「絵本太功記 尼ケ崎の段」を上演したとしたという。来年春もたぶん5月3日に行われると思うから是非とも行ってみたいものだが。 松川町在住の中繁彦先生の著作「海をわたった村芝居」もこの大鹿歌舞伎を題材にした信州歌舞伎の物語であり、原田芳雄さんの遺作となった映画「大鹿村騒動記」もこの本と実際に行われている村歌舞伎を題材に描かれている。 素朴な村人達が演じる歌舞伎と取り巻く人間関係、それに村を二分して問題になっているリニア新幹線も重要なポイントになっている。 いま村人に聞くと、リニア新幹線については欺されていたという言葉が返ってくるという、これは公害問題、交通問題、治安問題、排出土砂問題など多岐に渡っていて村全体にとって深刻な問題となっているからだ。 要するに、この新幹線工事はJRが主体で行うのだが、後ろには国や県が控えていて一体となって進めているから、沖縄の普天間基地移設問題と似たような問題が起きるのは当然であろう。 ★リニア新幹線についてはリニア飯田駅を中心にした用地確保や中央道とのリンクを含めた道路整備などが進んでいるようだ。中央道の座光寺パーキングにはスマートインターを増設してリニア飯田駅と連結する「座光寺上郷道路」を新たに建設する。 伊那谷はほとんど観光資源が無い地域である、特に飯田市を始め県の南端は殆ど無い。唯一有った伊那谷道中というテーマパークも破産したし、南アルプス山麓にあるしらびそ高原ロッジも雲行きが怪しくなっている。天竜峡も歴史の長い大きなホテルは既に無い。温泉などは乱立していて既に観光資源にはならない。伊那谷の温泉はほとんどが塩化物高濃度温泉(塩湯)であり、硫黄を含んだ温泉が無いのも悲しい。温泉と言えばイオウかラジュウム含有が第一の条件である、どこかに湧出しないものだろうか?。南アルプスの反対側の静岡県では良い温泉が湧出しているから北又渡あたりを数億円かけて掘削すれば当たるかも知れないが行く道が無い。

【2018.10.21】
★ウオーキング中に南アルプス方向を遠望すると仙丈岳を始め3千メートル級の山々は八合目付近まで真っ白になっている。この冬はどの位冷え込むのだろうか、それに雪はどの程度積もるのだろうか。夏の暑さで人が死に、冬の大雪でも人が死ぬ。言い換えれば健康管理など人生にとってさほど関係無いのかもしれない。毎日タバコを吸い続けていても90歳まで元気な人も居れば、一本も吸わないのに20歳でも癌になる人も有る。どこかの病院だったか大学だったかの統計調査によると癌とタバコに因果関係は見られなかったという。 それより寝る時間が少ない人(寝不足)も健康には関係無いどころか8時間以上寝ている人は短命になるという調査結果もある。理由は寝ていると内臓の状態や血流が立っているときよりも悪くなるからだ。脳卒中が寝ているときに多発するのもこうした寝ている時間に原因が有るのだ。寝ていると血圧が下がって血の巡りが悪くなり血管が詰まる原因になる、脳卒中になりたくなかったら「明石家さんま」のように横になって寝る時間を殆ど無くす事だ。友人も明石家さんまの寝た姿を見た事が無いと言うから本当だろう、彼は63歳の今も元気で喋り続けている。 この喋るという行為も人間にとって不可欠な行動である、オバサン達の方が長生きするのはよく喋るからだという報告もあるし、喋ることによってストレスの発散になるからだとも言うが、中年過ぎると女性の方が強くなるのは誰もが知る所である。 ★いま世界的に問題になっている事件はサウジアラビアの皇太子が関与したと言われる新聞記者殺人事件だろう。自分たちを敵視していると見られる新聞記者を暗殺したのだから当然である。要するに北朝鮮もロシアも中国もアメリカも日本もどのような国家でも反対派の虐殺は日常的に行われているのである。例の篭池夫婦が殺されないまでも長期間投獄されていたのも似たようなものだ、昔なら間違いなく殺害されていただろう。政治家の犯罪が露見すると秘書が自殺するという事件も多々有ったが、これも政治家自身が手を下さないまでも殺人事件だろう。 あの優しそうなパンダも野生で生きている時は雄同士で決闘するが決して相手は殺さない。猿の集団で頂点に君臨するボス猿は老化が進んで群れを維持できなくなると若い猿が力ずくでボスの座を奪うべく戦うが殺す事は無い。負けて群から追い出されたボス猿は野山を彷徨って死ぬものもあるが、大半は他の群れが救って仲間に入れるのだという。 人間とは猿よりも劣り熊よりも凶暴な動物なのだ、住宅地に熊が出てもせいぜい人に怪我を負わすぐらいだが、不審な男が現れたら殺人事件になる。 墓場とか幽霊が怖くてトイレに行けない子供もあるが、この世の中で何が怖いかと言えば、死んだ人ではなく生きている人間が一番恐ろしいことも知っておきたい。

【2018.10.20】
★消費税増税に伴う様々な値上げ議論が盛んだが、やめようという議論が沸いてこないのはおかしい。たぶんNHKを始めとするテレビ局やマスコミが政府に牛耳られているために忖度理論が働いて、増税ありきを定着させるためにPRしているのではないか。例えばいま環境問題を優先しなければならない環境なのに新車を買う時の税金を全て免除しようというものだ。何か間違っていないか?、政治的に自動車産業は今後縮小方向に向かわせるのが正論だろう。日本では労働人口の不足が問題になっていのだから少しでも労働者を他の産業に振り向けられる絶好の機会である。こうすれば外国から労働者をわざわざ招く必要も無いのだ。 日本の人口は確実に多すぎる、それは最近の少子化が証明している。人口が多すぎるから自然に減らす方向に人の心理というか組み込まれたDNAが働いているのだ。いま減らす方向に社会は動いている最中だと捉えたい。たぶん元禄時代の頃の人口が最も住み易く生活も楽なのではないだろうか。(注)元禄時代の人口は約3,000万人。 この人口構成でも城は出来たし寺院だって建設出来た、魚も捕れるし米も食べるには不自由しないだけ生産できるのだ。要するに人が少ない分だけ生産量も少なくて済むのである。 まあこれは極端な話としても現実的には7,000万人ぐらいが国土の面積などまで考慮して丁度良い値であろう。 馬鹿みたいに働いて製品を造って外国に売りまくるのも良いが、反対に貿易収支に見合うだけ輸入しなければならない。これこそ最たる無駄の見本であろう。何にもかも輸入しなくても日本人は優れた民族だからこの国土で造り出すことは容易い。 様々な疑問や忖度、それにお大企業優先という政府の考え方がまかり通るようでは日本の民主主義も終わりだろう。 そう言えば世界の国々は民主主義国家であっても独裁政治に染まっている国は多い。特にロシアなどは表向きには公平に選挙をやっているように見えるが、現実は反対派を抑圧し或いは候補者を暗殺するという狂気の民主主義である。 やはり人間の欲望というものは果てしなく、共産国になろうがどのような世の中になろうが変わらない。そして行き着く先はヒトラーのような狂気の人物が支配する国家に変わって行く。更にその先には殺し合いが待っているのである。それは古代エジプトであろうが聖徳太子の時代であろうが全く変わらない。この狂気の欲望によって人口調整が行われるという学者もあるが、確かにそんな気もするのは否めない。野山の野生動物でも森の容量を超えて増えすぎると自然が人口調整を行うのと変わらないようにも思う。しかし地上でもっとも賢い脳を持った人間が進む方向として間違っているのは間違いない。それを正していくのが民衆力であり選挙でもある。昭和の時代になってからも政治に関しては日本でも暗殺が横行していたことは間違いない事実であるのだから。

【2018.10.19】
★夕暮れ時になり辺りが暗くなり始めた頃大きな雷が鳴り響いた、夏の終わりを告げる空からの挨拶のようにも感じてしまった。死ぬほど暑かった夏も終わって今度は死ぬほど寒い冬が来ると言う警告だろうか。 ★僕は以前医者にかかっていたときに糖尿病の薬として「テネリア」という商品名の薬を処方されていた。今日偶然にインターネットで薬の検索をしていた時この薬の重大な副作用について報告されていてビックリした。この薬を3間年ぐらい飲んでいたような気がするから気持ちが悪くなった。なんでも医薬品医療機器総合機構が重大な副作用について発表し、その副作用は肝機能障害と間質性肺炎を起こすというのだ。 やはり薬は百害あって一理ぐらいしか無いような気がしてきた。僕はもう2年以上医者に行っていないし薬の量も極端に減らした、その後体調は良くなり血圧は安定し血糖値も適当な値を維持している。結局は大きな病気になった時には大病院に行くしかないのだから、毎月あるいは隔月で医者通いすることも無いだろうと思う。 ★昨日ウオーキングをしていると80歳ぐらいの婦人が血相を変えて歩いてきて、僕に向かって白髪のお爺さんを見かけなかったかと聞くので、歩いてきた方向には居なかったと言うと、お爺さんが外に出たきり帰って来ないのだという。急いで反対方向に歩いていったが見付かるかどうか。たぶんそう遠くには入っていないと思うが、僕も近くの神社の周辺などを廻ってみたが発見出来なかった。 僕の父親も92歳のある日突然外に出て行った。昼食後には昼寝することになっていたので、てっきり寝ていると思っていたが、隣の奥さんが飛んで来て、近くで老人が倒れていて救急車が来ているがお宅のお爺さんではないかと言われ、半信半疑で部屋をのぞくと父親は居なかった。慌てて外に出て救急車の音のする方向に走っていくと血だらけになった父親が救急車に乗せられる所だった。道路の真ん中をフラフラ歩いていて前方向に転んだために顔や手に怪我をして血を流していたのだった。病院まで行って怪我の手当てをして帰ってきたが軽傷だった。交通量の多い道路の中央付近に倒れていたために車で通りかかった方が救急車を呼んでくれのだった。道路なので交通事故ではないかと警察にも通報が行ってパトカーも出動する騒ぎになってしまった。 家に戻ってから父親に何の目的で外に出掛けたのか聞いてみたところ「村民運動会があるので参加するためだ」と言っていた。たぶん時期的にいつも行っていた運動会のことを思い出したのだろう。 しかしその後が大変で、父親は特に腕力が強かったため家から外に出る扉や戸に鍵をかけても戸を外して外に出てしまった。まだ僕たちは多少若かったので良かったが、70歳を超えてからこのような状態になると手が付けられない。だが日本の老人対策は進んでいないので老老介護が当たり前となっていて何万という人達が苦しんでいる。昔は大家族で家には大勢居たが今は殆ど一人で介護している状況が多い。ミサイルでやられる危険と介護で過労死するのとどちらが確率が高いのか考えてみようではないか。レジ袋を全ての店舗で有料化しようなどと考える馬鹿者たちの集団では考えも及ばないだろう。

【2018.10.18】
★昨日南アルプス山麓の山小屋で長時間にわたって作業したため朝起きたら腰痛になってしまった。まあそんな理由で午後は近くの温泉に行って来たのは良いが、これも長時間入っていたので余計に身体中が疲れてしまった。やはり過ぎたるは及ばざるが如しだろうか。 温泉と言ってもピンからキリまである、近くにある温泉は単純な塩分を含んだだけの温泉が多い。やはりイオウやラジュウムなどの成分が入っていないと効果は少ないのではないだろうか。それに成分によって腰痛に効くとか内蔵に良いとか怪我が早く治るとか効能が違う。温泉に行くと確かに痛みが取れるが、それは体が暖まったために血行が促進されたためである。 人の体には地球一周にも及ぶ血管が隅々まで張り巡らされている、血液が隅々まで万遍なく行き渡ることによって身体機能は維持されるのだ。そのなかでも毛細血管の役割は大きい、動脈だの静脈という血管は太く頑丈ないので余り問題はないが、指の先の先まで行っている毛細血管が重要なのだ。先まで血液を浸透させることが健康に不可欠な要素であるのは間違いない、冷え性とか感覚麻痺なども血が行き渡っていないからだ。解消法の一つは運動したりして血圧を上げることだが、こうすれば確実に先まで血液が行くことは間違いない。老化によって血管が萎縮すると先端まで血が行き渡らないから心臓は一生懸命働いて血圧を上げて対応しているのである。これを薬で血圧を120にまで落としてしまうとどうなるか..老化と障害の促進である。こうした体が持っている本来の機能を極端に抑えてしまう最近の医療は間違っているのではないか。 どこかで聞いた話だが、人工透析を受けている患者は毎年増え続けてている、それは透析は簡単に病院が儲かるから治療薬の研究が行われないし積極的に治療しないからだという。考えてもみよう、腎臓が悪くなればすぐに治療ではなく即人工透析である、何とか医療技術を総動員して治療しようという試みがないのだと言う。確かに僕の親戚や友人にも2日に一回透析をしている人は数人居るが、この治療は大変な苦労である。こうなったら癌の方が楽なようにも思える、何故なら助かる(治癒の)可能性が高く、その後は自由に暮らせる希望もある。 これも聞いた話だが、いま人が死ぬのならば癌が一番楽だという。薬で痛み止めをしていれば家に戻っても生活しながら死ねるし、何と言っても即死では無いから死までの猶予期間があり身の回りの整理が出来るからだ。樹木希林さんも同じようなことを言っていたではないか。 妻の母(義母)は先日97歳になった、大腿骨を骨折してから車椅子生活だが頭も目も耳も昔と変わらない。変わったのは一つだ、月に二回の施設の訪問をする度に「いつまで生きているのだろうか」と質問してくるのだ。早い話が百歳近くまで生きていると目的が何も無ければ生きる毎日が何か煩わしいのだろう。 ここで「人は何かやろうとすれば人生は短すぎるが、何もしなければ長すぎる」と言った人の言葉を思い出す。要するに目的を持って生きていると人生は短いのである、だから長生きしたいのならば毎日のんべんだらりと生きるのがいいと言う事だ。

【2018.10.17】
★朝から南アルプス山麓の山小屋に出掛けた。周りの山は紅葉が始まっているが見頃は10月末になるだろう。急に冷え込むと良い色になると言うが、果たして今年の紅葉の美しさはどうだろうか?。 水道の凍結防止とか貯水タンクの水抜きと清掃、腐った木の伐採、水道の水源地の掃除など15時まで休み無く作業をしたのだが、一軒家の冬支度にはあと一日はかかる。 水道は家の中まで水が行かないように途中から池に直接ホースを使って出すことによって凍結すること無く年越しできる。海抜1,000mでは寒かろうというのが通例だが、水道だけは森の岩の間から染み出してくる地下水なので真冬も暖かい。凍らせたくないものは水の中に入れて保管すれば良いのだ。 国道152号線が山小屋の脇を通過しているが先の台風の水害で一部決壊してしまった。直径60センチぐらいの大きなドングリの木も2本河川を横断するように倒れてしまった。近々国道事務所で復旧工事が行われるが、この倒木はシイタケの原木となるから捨てないようにして椎茸菌を打ち込んでみたいと思う。これだけあればとても食べきれないほど出ると思うが..場所が遠いので椎茸が出るタイミングで収穫も難しくなる。 ★世の中は値上げラッシュである、誰が画策しているかと言えば政府と日銀である。何でもかんでも物価を2%値上げしようという魂胆だから下がるのは難しいだろうが、庶民は高い物を買わないような生活に徹すれば自ずから物価は下がってくる。買う人が居なければ下がるのは当たり前だ。しかし白菜が高いと言えば何でもかんでも買いに走る馬鹿者が居るから高騰するのだ。サンマも同様で大漁で安いと食べる人は少ないのだ。 その昔あった石油ショックを思い出してみよう、ティッシュが無くなると言えば喧嘩腰で買いに走ったではないか。噂に流されて山ほど買えば無くなるのは当たり前だろう。それよりも日頃から必需品は1ヶ月分ぐらいの量をストックしておくことを心がけようではないか。食料品も米と味噌と梅干しがあれば1ヶ月は暮らせる。飲料水もペットボトルで出来るだけ多く保管しておくべきだろう。3ヶ月ぐらい置いても腐ることはないから大丈夫だ。要するに平素の心掛けが災害時の生活と行動に余裕を与えてくれるのだ。 今日も山小屋から約100リットルの飲料水を汲んできたが、この水も非常用として役立つ。災害ではないが水道本管の工事で一日断水したときも助かったことがある。 ★国は今日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について石井啓一国土交通相に対し、行政不服審査法に基づく不服審査請求を行ったと発表した。 政府は一時的に保留していたが、やはり対抗措置をすることになった。問題は裁決が出るまで撤回の効力を一時的に止める執行停止も同時に申し立てたことだ。こうすれば問題が長期化しても工事が進められるからだ。 この国にして自然遺産だとか文化遺産をユネスコなどに申請する事が出来るのが不思議である。 広島や長崎で首相自らが核廃絶を唱えながら、核武装は必要だと国連で言い張る国だからして馬鹿にされても仕方が無いが、美しい山河や海だけは守っていかねばならない。それが今地球上に生きている全ての人間の使命であり責任でもある。

【2018.10.16】
★朝一で富士山の情報カメラを見ると昨日は曇っていて見えなかった富士山に初冠雪があった。5〜6合目付近まで積っているようだが、この雪は来年の夏まで消えることはないだろう。家の中でも暖房が要るぐらいの温度になったが、この冬は円安の影響で灯油の価格が一段と高くなっている。以前の最安値の時と比べると2倍近い価格である、1ドル100円程度まで円高が進むことを期待したいが、なにしろ石油価格はカネの亡者達のバクチのサイコロになっているから難しい。 南アルプス山麓の山小屋の朝の気温はもう5度にまで下がっている、寒くなってからの水の対策は難しいから明日は出掛けて行って配管を冬用に変えてこなければ凍結してしまう。人が住んでいない家なので家の中にまで水を通すと配管が凍結してしまうから、水源地から引いてきた配管を直接池に常時垂れ流しにするのである。こうすれば真冬でも湧水の水温は10度ぐらい有るから配管が凍結するどころか池の水も凍る事は無い。 ★またまた日本の大メーカーの不祥事が発覚した、以前に東洋ゴムのビル免震装置のデータ改ざんが問題になったが、今回もショックアブソーバーではシェアー世界第二位という大企業KYB(カヤバシステムマシナリー)が同じように免震システムのデーター偽造を行っていた。その数は東京スカイツリーの免震装置を始め1,000件に及ぶという。他の企業で偽造の前例があるにも係わらず犯罪を続けていたのは確信犯であり社会の敵であろう。こうした犯罪はコソ泥の比ではない、厳正に罪を問わないから同じような問題が続けて起きるし他企業にも波及するのだ。洗濯物を盗んだ泥棒の処罰は厳しいが、こうした犯罪に対しては余りにも甘い、例え死者が出ても投獄された者は居ない。それは大企業であるからなのか、それとも天下りが居るからなのかはわからない。ともかく日本の自動車を始めとする大企業のモラルの低さは目に余る者が有る。他の企業が努力して日本ブランドを確立しても何の意味も無い、もしかしたらこうした悪徳企業がオリンピックのスポンサーになっているのだろうか。そして自らの汚名を金メダルで取り返そうというのだろうか。ともかく僕は以前からオリンピックのスポンサーになっている企業の商品は買わないように心がけている。それが日本の平和のために行う小さな応援なのである。まあこの意味がわからない人は今後このブログを読む意味も無いし時間の無駄であろう。 先日書いた来年5月の10連休の問題に対して一通の匿名のメールが届いた、その内容は10日間一日も休めない人が出るのはわかるが、公的機関でアルバイトや臨時職員をしている人は10連休にはなるので日給のため給料が減って生活に困るという内容だった。確かにこれも10連休の被害者に違いない、世間を知らない役人の仕業は弱者のことなど頭に無いのである。いった彼らの頭の中には何が詰まっているのか?、言わずと知れた出世に対する画策だけだろう。

【2018.10.15】
★出会った人に「寒いねえ」という挨拶っを交わすようになってしまった。飯田市には霜注意報が発令され明日の朝は8度以下になるというからもう冬ではないか。我が家では衣服だけでなく今日から布団も総入れ替えした、そして血圧も多少上がってきた。 ★この寒さの中で出てくる話はこれまたお寒い話ばかりである。消費税の値上げの話もいい加減なものだ、首相は選挙対策で上げた税収の半分を国民に返すというが、そのぐらいなら無駄な税金を使って上げなければ良いだろう。更にキャッシュカードで買い物をすると2%返金するというのもふざけた発想である。一見、中小小売店や弱者対策に見えるが、対象となるという中小小売店や弱者はそもそもキャッシュカードを扱っていないし持っていないのだ。役人にすれば全員が持っているというように思い込んでいるようだ。 同じように来年のゴールデンウイークを10連休にすると言うがいったい誰が休めるのか?。中小の企業では未だに土曜休みでは無いところも多いし、観光地や飲食業、バスなど観光や飲食に携わる人達は10連休中に1日として休めないだろう、なぜなら10連休となる公務員を接待するためである。 要するに自分たちの休む環境を自分たちでこしらえたに過ぎない。また庶民にとっては加重労働になるのは火を見るより明らかな話である。これも役人が無知の塊であり社会の今の姿を知っていないからだ。 例えば抜き打ちで町内のレストランをでも廻って検査してみたらどうか、夜中の零時過ぎまで働いて、朝は8時出勤であり残業代など支払われない。また飲食業で業務上不可欠な健康診断も休日扱いで行かされている。アルバイトにも制服を買わせて働かせる、通勤旅費は払われないなどの現状を知らない者が法の改正に携わっている事自体が憲法違反であろう。憲法を改正しようというのならばまず国民の労働および健康と安全に関する法から改正すべきが正解であろう。 こういう国を誰が先進国と呼ぶのだろうか?、そもそも先進国などと呼んでいるのは税金で生活している者だけでは無いか。 先進国とは少なくとも国民の医療費は無料で、老後の心配が全く無い国の事では無いのか。こうした現実に気が付いていないのは庶民であろう、この阿呆な庶民こそもっと学ぶべき時であろう。

【2018.10.14】
★やはり温暖化現象のセオリーどうり日本の四季から春と秋は消えつつある。冬から急激に夏になり、夏から一気に冬になるのだ。台風とか集中豪雨とかもあるが、実はこれが温暖化現象が顕著に表れているものだ。 道行く人もほぼ冬支度である、今日はもう半袖とか半ズボン処ではなくコタツも欲しいと思うほどなのだ。僕も今日はウオーキングの服装が始めて長ズボンとなった。 毎日単にウオーキングしていても芸がないので、地元の野菜などを売っている市場とかホームセンターに寄ってみる。今日は2km位先に有る「麻績の里」という販売店に新たに「たい焼き」店が開店したというので寄ってみた。今迄飯田駅の近くで営業していて引っ越してきたようだ。店の前で観察していると引っ切りなしに客が訪れている、中には野菜が目的では無くたい焼きだけを買っていく人も多かった。 店内では2人の婦人が働いていたが、どうせ似たようなたい焼きだろうと思いながらも5個買って家に戻った。食べてみると皮が薄くパリパリで他店の物とは一線を画しているできあがりだ。だからファンがいて離れた場所でも大勢の人が買いに来ているのだろう。話によると一個ずつの型に入れて手焼きしているという、だからパリパリになるのだろうか。皮が薄くアンコには糖分が少なくて僕には丁度いい加減の甘さだった。これなら糖尿病でも1個位はいけるだろう。 その帰り道に見付けたのは一本だけで咲いて秋を迎えるコスモスだ。周りには咲いていなかったからどこからか種が飛んで来てこんな場所に辿り付いたのだろう、誰にも採られずに生きてきたようで運のいいコスモスである。 人も動物も植物も生きているものの全ては偶然とか運によって与えられた場所で生き続けていることがよくわかる。人間以外のものたちは決してそ運命のいたずらを不幸だと感じていないだろう。与えられた場所で散っていくまで精一杯生き続けるのである。 しかし人は何が何でも夢とか希望を追いすぎないか。人は如何に努力を重ねても思ったような筋書きで生きていくことは出来ない、それどころか努力すれば思ったようになれるという勘違いをしているだけなのである。槇原敬之さんが作詞・作曲しスマップが歌っていた「世界に一つだけの花」という歌もこんなところから生まれらのかもしれない。

【2018.10.13】
★先日もここで書いたことだが、伊那谷で最も有名な菓子として知られる市田柿をめぐって詐欺事件があった。これは「伊那谷道中かぶちゃん村」というテーマパークも関係していて先日破産した。詐欺事件を起こしたのは「ケフィア事業振興会」という親族が経営する会社だが被害額は1,000億円にのぼるという。もちろん破産したのだから僕が時々通っていた温泉施設「満願成就の湯」も閉館してしまった。 全国に大勢の被害者が居るが、これだけ大きな被害となると大規模な詐欺集団も出てくる。被害者に裁判を起し集団提訴するから訴訟費用に必要な金を振り込めというものだ。これを二次被害と言うが欲の深い人達に限ってすぐに引っかかって数百万円から数千万円の二次詐欺の被害者となる。 この「ケフィア事業振興会」が募集したのは半年で5%の利息が付く、一年だと10%の利息が付くから投資してくれというものだ。銀行の利息が0.1%ぐらいだから50倍の利息である、こうなると大金を持っている人はもっと増やしたくなり詐欺に遭うのだ。言い換えれば明日食う米も無い人は詐欺に遭うことは無い。だいたい老後の蓄えを全部投資するというようなことは痴呆としか思えないではないか。しかし本当に一文無しになった馬鹿者達の面倒を見るのは最終的に国であり税金であり庶民である。先日の太陽光発電もそうだが最後に火の粉を浴びるのは何の罪も無い庶民なのである。 こうした不公平の元を正すと格差が原因である、正すには格差の是正が必要であることは明らかだ。株で儲けた資金の課税額を減らすなど以ての外の政策がまかり通った結果でもある。今後は所得税率(累進課税)の変更を早急に行うべきだろう、とりあえず以前の税率70%に戻すのだ。こうすれば社会の無駄がなくなるし格差もある程度は改善されよう。要するに馬鹿者による資本主義の曲解が招いた破滅的な結末なのである。 社会の無駄とは、稼いだカネで月を廻ってこようというような無駄のことである。如何に自身の能力によって大金を稼いだとしても、元の資金は庶民から得た物で有る、企業の責任としてこのような無駄をするならば少しでも社会に還元しようというのが経営者の手腕と責任の一つで有る。先日も書いた例のスーパーボランティアの尾畠春夫さんと比較することは出来ないが、手本として見るべき社会環境になって来たと言うことだろうか。 ★各地で政治家の政治資金横領や無駄な外遊が問題になっている。政治家は先生と呼ばれているが、この先生とは何か考えてみたことがあるのか?。政治家は庶民の代表を務めるボランティアなのである、だから給料や無料パスなど不要で外遊など自費ですべきものなのだ。また外遊によって得た外国の福祉の良い所など一度でも国政に反映したことがあるのか?。ワイロ防止の政党助成金なども未だに支給する意味すらわからない。このカネこそ社会福祉に役立てるべきだろう。年末に赤い羽根を付けた政治が国会内を闊歩(かっぽ)しているが、誰が買って付けたのだろうか?。おそらく事務所の担当者が政治資金(税金)を使って買ったものであろう。こうした間違いに気が付かないような教育を施したのはどこの大学だろうか。バカの行く大学だからすぐにわかるだろうと思うが、この大学にも巨額の税金が投じられている。しかし教授などは庶民に背を向けて政府の方向だけ向いている。福島第一原発の爆発に際して、放射能は食べても害が無いなどと言う戯言(たわごと)を発したのもこの連中なのである。いま福島県の子供達の甲状腺癌がどんどん増加していて日本平均の3倍以上にもなっている事も知っていて誰も話そうとしないのだ。こんな馬鹿げた世の中があるのか?。

【2018.10.12】
★朝一で(起きる前に)パソコンを起動し新聞など各マスコミの見出しを確認しているが、今朝の朝日新聞デジタルは人間の両極端が隣り合わせの記事になっているのが印象的だった。トップの見出しはカネの亡者たちの一喜一憂しているアメリカや日本の株価の下落が扱われ、左横の写真はカネに全く興味が無いというスーパーボランティアの尾畠春夫さんである。尾端さんはボランティア活動に出掛けても昼飯一食であろうと、風呂の提供さえも断っている。一方では一円でも株価が上がったら売り抜こうという猛虎のような目でモノターの表示を見ている人達である。余りにもその行動や内容が乖離しすぎていて我々にも理解し難いほどである。 尾端さんは出版各社からの誘いで「一歩前へ」という本を出版する予定だったようだ、しかも印税も必要ないと言う事で始まった。しかしアチーブメント出版という会社が先陣を切って10月12日に発売予定だったが急遽中止となった。それは尾端さんが出版各社が一斉に足並みをそろえて出すのならばOKだが独走はダメというような事で発売が中止になったようだ。あくまでも公平にと言うことだろうと思うが、印税は不要としても出版社の利益などについても何らかの形で社会還元するように契約で考えておくべきであろう。 ★今日は猫の不妊手術に動物病院に行ってきた。一日に一匹しか手術出来ないので、健康診断で一回、手術で1回、術後の検査に一回と一匹あたり3回、三匹だと9回も病院に行く事になる。手術の日は猫を預けてから手術をした後約4時間後に麻酔が切れてから受け取りに行くので2回行かねばならない。それに費用が半端ではない、捨てられてから1個月未満の猫だったので健康診断と予防注射を2回するのだが一匹あたり一万5千円かかった。不妊手術前の検査が1万円、不妊手術が2万5千円、術後検査が5千円..何と一匹で5万5千円が必要だ。3匹だと医者だけで16.5万円はかかることになる。この金額は捨てられて保護してきた猫も高価な飼い猫も変わらないから当然かもしれない。しかし年金生活者にとっては動物を保護するのも命がけである。何とかもっと安く動物を保護出来ないものだろうか。毎日何千匹も犬や猫が保健所に送られ殺されている、彼らも好きで産まれて来たわけではない。何とかこの地球上で精一杯生きてみようと思い希望を持っていたはずである。 こうして殺される猫の数を減らす運動や保護活動は日本中で行われているが、飼育場所や資金の面で限界に近い施設ばかりだという。政府は近々3000億円の武器調達をすると言うが、何の為に必要なのか?。北朝鮮の防衛のためだろうか?。日本の海域や上空を北朝鮮のミサイルが飛び越えて行っても空襲警報一つ鳴らせなかった自衛隊に如何なる軍備が必要だろうか。震度5の地震警報は時々鳴らすが、爆弾が飛んで来るというのに何もしないのだ、本当に国民を守る気が有るのか?。単にアメリカにゴマをするために武器を購入するのなら無駄な事だ。本気で国民を守る気が有ったら機関銃だけでも十分に戦うことができるだろう。現に僕が昔一緒に働いていた(故)H.O氏は第二次世界大戦中に軽機関銃で本土を空襲する為に上空を飛んでいた米軍機を撃ち落とした功績を挙げていた。

【2018.10.11】
★ウオーキング中に国道沿いにあるガソリンスタンドの写真を撮ってきた。レギュラーガソリンの価格が165円になっているが、これは明らかにマネーゲームによってもたらされた価格でもある。カネ儲けだけに特化した株式市場が政府まで関与して暴走を続けた結果である。今日は1ドル112円まで上がったが、この円ですらゲーム化してカネ儲けの手段となってしまった。 株とは上がった下がったと大騒ぎした結末が元の木阿弥ということになるのは目に見えている。中には大儲けしたという者も有ろうがパチンコと同じで損した者の数の方が多くなる。なぜならパチンコ店の従業員の給料をはじめ電気代金や維持費などを客がまけたカネで支払うからだ。同じように株の取引にしても取引に関与している証券会社などの従業員の給料を始め大型コンピューターなどの維持管理費など莫大な資金が必要になる。 この下らない株取引ゲームが地球環境に悪影響を及ぼしているのは間違いない。スイスにある国連の防災組織によると、世界は温暖化による災害多発によってこの20年間で329兆円もの損失を被っているという。このカネはどこから出ているのかと言えば労働者が汗水垂らして稼いで納めた税金を始め損害保険料などの原資からだ。 災害復旧には温暖化に悪影響を及ぼしている企業の利益から一定の割合で復興資金を拠出するのも名案であろう。 しかし人間という昆虫にも劣る動物は、地球が汚染され崩壊していくのを目の前にしても何の手立て講じようとしない。例えば世界の自動車生産台数を半減しようというような国連決議など出来ないだろう。これほど知能が発達した人間が未だに戦争やテロで殺し合いを続けているのだから後退という勇敢な行動など出来るはずもない。 ★やはり今日歩いていて撮った写真の中にも昆虫の偉大さがわかるものがあったので紹介してみよう。野山の道で良く目にしたり糸に引っかかるのは蜘蛛である。蜘蛛は円形の糸を張って昆虫を捕獲して食料としているが、蜘蛛はいつも巣の中心部に居ることに注意して見よう。実は蜘蛛の巣の中心部と放射状に伸びている縦の糸にはネバネバする成分がないのだ。円形に張ってある糸には粘液が付着していて小さな昆虫が引っかかると逃げられなくなる。だから蜘蛛自身はスイスイと移動できる。写真を見ても蜘蛛の足は放射線状の糸の上にある事がわかるだろう。こうして蜘蛛は2種類の糸を巧みに張り巡らせて生きているのである。 人間にロープを使って同じような捕獲網を作って獲物を捕って生きて行けと言われても難しいだろう。 僕はダーウインの進化論に異議を唱えている、それは動物は進化して今の形になったのでは無く、ある日突然にこの形と能力を持って誕生したという説である。簡単に納得して貰うのは難しいが、例えばキリンである、首の長いキリンの骨格は見付かっているが、半分ぐらいの長さや進化途中の骨格は見付かっていないのだ。 もしかしたら人間も猿からではなく突如として森の中に誕生したのかも知れない。 何万年も前に描かれた洞窟の壁画を見ても今の人類と美的感覚は変わらないし、現在を後世に残そうと言うデジカメで写真を撮っている現代人の姿と何ら変わらない。それどころか1万年以上昔の縄文人の墓にあった人骨の周りから多くの花の種が出てきたという。要するに死者に対する悲しみも変わらないと言う事だ。まだまだ我々は古代に帰る事が出来ると言う事だ

【2018.10.10】
★午後から雨になったが、冬に向って徐々に冷え込んでいく冷たい雨である。もうそろそろ冬支度をしなければ間に合わない時期になった。テレビではスタッドレスタイヤの宣伝が始まっている。庭の柿も食べ頃になったしイチイ(一位)のオレンジ色の実も食べられるようになった。ウオーキングで行く先々にイチイの垣根があり毎日30個位食べている。食べ過ぎると舌がシビれるようになるから食べ過ぎは禁物だ。この実のネバネバはオクラとか納豆のようにネバネバ効果が有るのではないか。何故かこの実を食べるようになってから坂を登っても息切れしないようになった気がする。まあ信じる者は救われると言う事か。 ★太陽光発電(事業用)の買い取り価格が下がり続けてているが、今迄高値で買い取ってその差額を低所得者(太陽光発電が設置できない人)に払わせていたのは明らかに間違いである。公平の原則は全てに於いて守るべきであり、一般家庭用の差額負担金をゼロまで早急に持っていくべきである。設置に数百万円もかかるのだから金銭的に余裕の有る人しか設置できないのだから不公平は当たり前である。要するに金持ちの道楽を貧乏人が援助しているようなものだ。太陽光発電の今後は売電ではなく直接自家消費に変えていくべきであろう。 太陽光発電は環境に良いという触れ込みだが、電気自動車を昼間帯に充電し、それだけで100%運用できるのならば環境に良いのは当たり前だ。しかしパネルの生産には電力=石油を必要とするし設置工事も必要である。早い話がこうした経費が省かれたまま環境に良いとされてきたのである。言い換えれば電気自動車は環境に良いというのと同義である、結局は莫大な電力を消費するのだから火力発電所のCO2の排出も大きいだろう。 日本人はNHKの言う事だったら無条件に信じるという風潮がある。これを正さないと政府の世論操作に欺されることになる。街頭インタビューでも政府の意見に誘導しやすい発言だけを採用し放送すれば良いのだから簡単な事だ。 昔の事だが、紅白歌合戦の司会者が都はるみが歌うとき「美空」と発言してたぶん懲戒委員会にもかけられないまま左遷させられたことがあった。たかが歌謡ショーの司会者が一言間違えたぐらいで左遷というのは官僚組織か軍隊組織ではないのかと驚いたものだ。同じように福島第一原発が爆発した時にその内容を専門的に詳しく解説していたキャスターが降板させられたという事件もあったと聞く。視聴者のカネで全て運用している企業(協会)が特高警察組織のような動きをしているのは遺憾である。本来ならばNHKの会長を始め重要ポストの人事権は視聴者にある事を忘れてはなるまい。協会でなく企業と書いたが、下請け制度を始め天下りや利権など一般企業と何ら変わる事もない組織だと感じている。収入が増えればそれなりに番組に無駄なカネを投じてつじつま合わせ、期末にカネが余ればパソコンを買い換えるような事ををしているようにも感じられてならない。

【2018.10.09】
★ウオーキングに出ると以前飼っていたパグの「ブブ」君が好きだった場所を必ず通るようにしている。足が悪くなって歩けないようになってからも専用のカートに乗せて約2年間同じ場所を毎日廻った。コスモスの咲く見晴らしの良い場所は散歩の途中で必ずオヤツを食べる場所だった。そしてボブが生きていた最後の秋に撮った写真がちょうど今頃のコスモスが満開になったこの場所だった。ここのコスモスはその後雑草として畑の持ち主が切り払ってしまったが、3年ぐらい前から再び咲き出した、昨年こっそり何本か引き抜いて家に持ち帰り裏庭に植えたところ、このコスモスは今年は数十本になり一杯花が咲いている。 16年間一緒に寝ていた犬との別れは本当に辛かった。だから僕がこの先に入るお墓の横にボブの墓を造った、たぶん天国で待ってくれていると思う。猫も同じように一緒に寝ていたから墓を造ってある、彼らもまた僕を待っていると思う。それだけでも僕自身が死というものを容易く受け入れられるように思う。更に父や母も既に亡くなったが、同じように僕が行っても淋しくないように先に行って待っていてくれるのだと思うと改めて両親の有り難さが伝わってくるではないか。 ★今日も様々な人達の死が伝わってくる、昔の横綱だったり動物園の飼育係だったり様々だが..。報道されようがされまいが毎年日本の人口の1%の人は確実に逝ってしまうということだ。全員が百歳まで生きるとして毎年100人に一人という計算になる。 最近のビジネスは若者にターゲットを置いた産業は確実に衰退し、老人や介護それに葬儀関連のビジネスは盛り上がっているはずだ。例えば保育園が足りないといって多数建設してもまだまだ人口は減っていくからガラガラになってしまうかもしれない。特に自動車産業は衰退する産業だし、付随して自動車教習所も減るだろう。だから天下り先の収入減に呼応して、教習所での老人の免許講習を義務付けたりしているが焼け石に水だろう。それこそ10年後には免許証自体が不要になってしまうかも知れないからだ。 我が家の周りでも破産して空き家になる会社がどんどん増えている、景気は株価とイコールでは無い、特に地方の産業は衰退の一途である。 なぜ株価が高止まりするかというと、政府が年金資産で株を買っているからだ。これでは公平な取引処の話では無い、年金で会社の株を大量に買って貰えれば安泰である。そして年金かでどこの会社の株を買うか決めるのは誰か?。いまの政治の様子では誰かに筒抜けになっているに違いない。 家計学園理事長の記者会見のように忘れたとか記録に無いとかで通用するなら世の中の犯罪は半減するだろう。なぜ特捜が捜査に当たらないのか不思議でならない。明らかに民の資金の横領のような事件だからである。ともかく特捜にも期待できないような社会こそ軍事政権下の警察と何ら変わらないのだ。

【2018.10.08】
★実りの秋である、農家は猫の手も借りたいほどの忙しさなのだ。友人のN君も連日収穫作業に没頭していたが、長時間同じような姿勢で働いていたために腰痛を起こしてしまった。彼から電話があり、エゴマの収穫が出来ないので畑に行って欲しいだけ収穫していって貰いたいと言う話だった。そこで午後1時に妻と二人で畑に出向いたのはいいが、日当たりの良い畑なので気温は体感で30度を遙かに超していた。1時間半ほど刈り取ってからシートの上で叩いてこなし、その後フルイにかけて完了だが汗だくになって大変だった。約3kg程になったので自家用としては十分なのでお終いにした。このエゴマは来年の春タラの芽を食べるために使う、これで和えることによってタラの芽本来の香りと味を引き出すことが出来るのだ。天ぷらにする料理人もいるようだが勘違いも甚だしい、テンプラにすればタラの芽も本来の味の殆どを失ってしまうことになる。 ともかく温暖化の異常気象は日本中の気温や雨に影響を与え、食物である野菜や果物の減収を招いているのは間違いない。未だに日本近海の海水温は28度を超えている。まだ台風の1つや2つはやってきそうだ。 ★今日の朝日新聞デジタルによると、小泉首相のテレビでの発言が取り上げられている。内容は現政権と安倍首相に対する助言なのだが、安倍首相は例え世話になった元首相の話でも聞く耳を持たないだろう。 以前から小泉氏が言っていることだが、 「総理が原発をゼロにしようと言えば、野党も協力できる、国民も支持する。自然エネルギーを活用して日本を発展させる方針を立てるべきなのに、なんで立てないのか。できることをやらない」。 「憲法改正なんかできるわけない。自民党案をまとめて、来年の通常国会に出そうと言うが、憲法改正というものは与党と野党が協力してやらなきゃ。憲法改正は選挙の争点にしてはいけない。できないことをやろうとしている。」というもので、ごもっともな指導助言である。なんで原発に固執するのか、日本人の99%はその考え方が全く理解できないだろう。最初は電力不足だと言っていたが、原発など一基も稼働しなくとも電力は有り余る程有る。原発の電力は安いと言うが核廃棄物の処理費用や経年後の解体を考えれば極めて高い物に付く。更に稼働していれば地震や台風、テロによる放射能飛散のリスクは大きい。福島第一原発の爆発の事を考えれば誰でも理解できよう。それでも止めようとしないのは何らかの利権構造を崩せないのだろう。地元との約束も去ることながら、建設や点検工事に関する利害関係が複雑に絡み合い、アメリカとの思惑やプルトニュームを蓄積する事による隼核保有国の仲間入りなどが原因だろうか?。とうてい真意はわからないが今の風潮には逆行するのは確かだ。しかし世の中にはこうした政策に賛同する人も多く居るのも事実だ。それは自分だけ良ければ良いという者と、何も関心を持たない馬鹿者達なのだろうか?。

【2018.10.07】
★南アルプス山麓の山小屋に行ってきた、矢筈トンネル入口付近2箇所の土砂崩落場所はまだ一方通行のままだ。昨日の台風では殆ど雨も降らなかったので河川の水量もずいぶん減ったが、まだ平常の倍ぐらいはある。そこで川に下りて被害の様子を見てきた。 たぶん先月の洪水は昭和29年以来の水量になったのは間違いない。土地の一部が削られて大木が何本も倒れ川を横切っている、橋の一部が流れてきて倒れた木に引っかかっている。建設以来土砂が溜まったことの無かった大島河原のダムもほぼ砂で埋まっていた。 もう秋の風が吹いているが紅葉はまだ先だろう、紅葉見物の車両は何台もしらびそ高原ロッジ方向に登って行ったが、まだ途中が通行止めなので行けないし海抜の低い所は紅葉はしていない。 今年は各地で松茸が豊作だと聞くから、山に苦労して登ってみたが我が家の山には一本も出ていなかった。もちろん出た形跡も無かった。微妙に気温とか雨の量が影響しているのだろう。雨が続いたために畑には草が生い茂り刈る気力も出なかった。しかし雑草が茂る姿も自然で良いものだ、結局はこうした名も無き雑草が世界を征服していくのだろう。赤トンボを探してみたが見付からない、もう飛んでいても良い頃なのだが..。昔畑だった林の中を歩いていると高さ3m位の石を見付けた。子供の頃にみた石はずいぶん大きく見えたものだ。両親が畑で仕事をしている時に妹とこの石の上に登って見ていたものだが、畑は林になってしまった。古希を超えると故郷で石一つ見ても子供の頃が鮮明に思い起こされるものだ。 鮭も故郷に帰るが、遠くに出てしまった人達は最後に骨になってこの故郷に帰ってくるのだろうか?。 山小屋の近くに97歳まで住んでいたお婆さんは昨年亡くなった、この山奥に墓はあるのだが名古屋方面に住んでいる子供からしたら気軽に墓参が出来なくなっていまう。だから近くに墓地を購入してそこに葬るという。お婆さんは生前ここに帰りたいと言っていたが、家族の近くに居た方が見守るには良いのではないかとも思う。故郷を出てしまった家族にとって墓は大きな問題であり迷うところだ。 ★各地で続いていた停電は一段落したようだが、海岸沿いの地方では今も塩害がひどくて大変らしい。昔から海岸に面した県から持って来た中古車は買ってはいけないと言う鉄則っがあったが正解である。塩害でなくとも日常的に海岸を走った車は見えない所が錆びてしまうのだ。この見えない所というのが問題でシャーシーのパイプの内部とか構造上重要な場所なのだ。とにかく信州では10年持つトタンは1年で穴が開いてしまうから塩害は大変なリスクである。 東京では塩害のために野菜が値上がりしていると言うが、野菜は付け足しみたいな物だから10日ぐらい食べなくとも死ぬことは無い。少しの間待っていれば安くなるからその時にたらふく食べれば良いではないか。しかし無いと言われると食べたくなるのが人情である。どうせ醤油や塩をかけて食べるのだから塩害で黄色くなったのも売れば良いかもしれない。とにかく消費者は曲がった瓜を買わないというのだから明らかに間違っている。瓜はずんぐりしていて中にタネが一杯つまったものが一番旨いことを知らないのだ。

【2018.10.06】
★北海道でまた震度5の地震があった、揺れに対してトラウマになっている人達はさぞ心臓に悪かろう。本震から丁度1ヶ月目に起きたと言う事は何かが関係していそうである。例えば月の引力とか惑星の並び具合とか..。ともかく特定の場所で本震がありその後大きな余震が来ると判っていても全く予知など出来ないのだから、地震の研究費などドブに捨てているような物だろう。外国ではこうしう無駄をやめている国も多いと言うから従ったらどうか。「もんじゅ」のように外国では余りにも危険なため全く手を出さなかった研究炉も何兆円もの税金を垂れ流した挙げ句に、今度は解体費用がかかり再び税金が投入される。おおよそ世の中には「夢のエネルギー」などというものは存在しないのだ。国民は極めて大きなリスクを払った見返りが増税と年金のカットでは馬鹿馬鹿しい限りの政策と言えよう。 いま政治は利権だけで動いているが、僕は昔から国家の重要な決定は高校生のグループ討議で決めた方が良いと言っている。 人間も長い間生きていると泥にまみれて正義も失われてしまうのだ。 父母が赤ちゃんや子供を殺す事件は後を絶たないが、なぜ肉親までが手を下してしまうのだろうか。それは赤ちゃんや子供は汚れがないからだ。泥に汚れてしまった父母は子供に言えば何でも言うことを聞くと誤解した結果の殺人なのだ。赤ちゃんも子供も親の言う事を聞かなければならないという認識すら無い無垢な人なのである。この事を念頭に置いて議論しないと対策が出ても何の意味も無いものになってしまうだろう。 毎日のように何か有れば有識者会議が編成されて議論し、何らかの結論を出すのだが、今迄それが功を奏したという話は聞いた事が無い。 有識者会議に参加する有識者とはいったい何を知っているのだろうか。犯罪を方程式に置き換えて解くようなやり方は最初から結論ありきなのだ。 政府もこうした有識者会議を開催するが、その人員は政府の思惑に沿った意見を持った者が7割、残り3割が反対派だ。いうなれば結論は決まっているのだが、いままでに一度だけその目論見が通らなかったことがある。それは自民党が国会に憲法の専門家3人を招いて参考人質疑を行い、招いた憲法学者全員が「安保法制は違憲」であると断言したことだ。予期しなかったというか、明らかに違法行為であり自民党支持派の学者でさえ賛成しなかったのだ。要するに今の安倍政権は確実に違法であるにも拘わらず、閣議決定で憲法までネジ曲げてしまったと言う事だ。世界の先進国でこのような独裁政治を堂々と行っている国が果たしてあるのだろうか?。 昭和21年に日本国憲法が交付された11月3日も近い。訳のわからない人達に叙勲する暇が有ったら憲法を逸脱した者達を罰する行事が有ってもいいではないか。それこそが近代国家の国家たる由縁であろう。

【2018.10.05】
★銀行という企業もいい加減なものだ、如何に政府の保護があり国民が血税で救済しても腐った根性は全く治っていない。6ヶ月の一部業務停止になったスルガ銀行は顧客の預金残高を故意に高額に修正し、あたかも預金が数億円あるように見せ掛けて個人に対し莫大な融資をしたのだ。近くにこんな銀行があったら僕もすぐに乗り換えて預金額を100倍にして貰いたかった。その資金を使って何らかに投資して例え赤字になっても銀行に返せなくなり自己破産するだけで終わりだ。500万とか1千万の負債では自己破産は出来ない、働いて返せという判決になる。だが数億円となると働いて返せる金額では無いから働かない。 一年前に問題になった成人式の晴れ着にまつわる詐欺事件も同様だ。晴れの日という会社の社長が裁判で言ったことは、銀行に融資を頼んだら債務超過だったので断られたが、架空の売り上げを計上して赤字を隠したら銀行が簡単に融資をしてくれたという。いったい誰がどのような審査をして金を貸しているのだろうか?。銀行と言えばお堅い職場として有名だが、何億というような横領事件が頻繁に起きているのも銀行だ。世間体を考えて職員による数億程度の横領だったら隠蔽してしまうのも銀行だ。 警察官による犯罪、役人による官主導の談合など一般的にそんなことはしないだろうと思われる人達が大事件を起している。これを考えたらコソドロなどは犯罪には入らない。 総括すれば如何に高度な教育を受け、名高い大学を卒業したとしても人間の本質は全く変わらない処かより悪質な行動に出やすくなると言う事だ。ここで言う高度な教育とは何か?、おそらくカネ儲けに係わるようなことではなかったか。 こうした大学に税金を投入するのは相撲協会に税金を与えるのと変わらない、学門などヤル気さえあれば誰でもどこでも出来るのだ。 しかし相撲協会の堕落ぶりはどうだ、まだ暴力団と縁が切れないのか?。入場券販売の利権がまだ改革されないのか?。再び八百長が起きる可能性は大きい、何故なら戦う相手と地方巡業で漫才までやっている始末だからだ。本気で戦うなら場所中に飲み屋で一緒に飲むことなど出来る筈がないだろう。貴乃花の言う通りに改革は待ったなしで行わなければならない。 同じようにオリンピックの費用3兆円はどうだ、予想していたとはいえデタラメな金額ではないか、老人問題や医療問題、更に防災など税金の使途は幾らでも有る。ただの遊びに対しての3兆円など今後の納税意識を無くすほどの大問題なのだ。今からでも遅くはない開催地返上も可の選択肢もあるだろう。それによって世界から賞賛の声を聞くことも出来ようというものだ。

【2018.10.04】
★霧雨は降っていたが傘を持つこともなくウオーキングに出掛けた。たまには良いこともある、それはいつも通る道の脇の畑に植えてある「フジバカマ」という花畑だ。この花は「アサギマダラ」という蝶が大好きな花で、毎年この時期になるとこの蝶が飛んできて蜜を吸って長い旅に備えて栄養補給をする。どこから飛んで来るかというと、たぶん北国の涼しい高原だろうということだ。行き先は暖かい沖縄とか台湾である。日本の高原で産まれた蝶は何と一日に最大200kmも飛んで1,500kmも離れた場所まで移動するのだ。 移動する途中にどうやって「フジバカマ」の有る場所を見付けるのだろうか?。毎年来るとしても同じ蝶ではないから直接子供に教えるわけにもいかない。不思議でならないし、渡り鳥と違って小さな蝶が気の遠くなる程の遠い海を渡って移動する事自体が神秘である。これも子孫繁栄の一環で種の存続のために必要な行動なのだろう。僕は例え生まれ変わってもアサギマダラにはなりたくない。 聞くところによるとこの畑に「フジバカマ」を育てている人はアサギマダラ好きの人らしい。近くに余り人家は無いから毎年同じ場所に花を咲かせるのも大変だろう。しかし咲かせた花に一羽でも寄ってくれたらさぞかし嬉しかろう。食物連鎖の頂点に君臨する人間にはこうした優しさこそ必要なのだ。カネ儲けだけに没頭し、株価が上がった下がったと一喜一憂している者達もこうした優しい人達や昆虫に学ぶべきだろう。彼らがいかに儲けようが日本にとって何の効果も意味も無い。だから損して路上生活者になったとしても知った事ではない。 ★また3連休がある、この休みに多くの学校や企業それに自治体が運動会などを企画しているようだ。しかし台風はそんなイベントなど知った事では無いと思うが、実は知っているのである。台風は自然現象に見えるが、見方を変えると確実に生きていて認識しているのだ。要するに生きているから行動するのである。この時期になぜ何度も台風がやってくるかと言えば人間に対する警告しかない、大勢の人が集まる運動会や秋のイベントを少しでも止めさせたいのだと考えるとわかり易いだろう。温暖化の原因は人間の享楽に基づいた様々な無駄な集会であるのは以前から何度も指摘した通りである。この無駄を制限する政治家も役人も存在しないどころか協力している始末である。だから天に変わって雨を降らし風をもたらすのだ。それを称して「神の仕業」というのである。 神が存在していた千数百年前、神々は嵐や大蛇などと戦って庶民を守っていた。いま我々がほしいと思って居るのはたぶん神であろう、だがその神もこの世に現れることは無い。明らかに馬鹿馬鹿しいと考えている筈だ。

【2018.10.03】
★先月30日の台風以来多くの都市や市町村で今もまだ停電が続いている。風による倒木や雨による被害だと言うが、先進国として日本の生命線である電力や水道それにガスなどのインフラが弱体すぎないか?。温暖化によって大雨や大雪がこの先減る事は無いのは明らかだが、一向に対策が進んでいない。電力は生活に最も必要なインフラだ。停電被害が多発するのは明らかに電線の地中化が先進国に比べて格段に遅れていることだ。いわば株主を喜ばせるため安全のための投資を怠ってきた結果だろう。日本人の識者に会社は誰の物かと問うと、殆どの人が株主の物だという。とんでもない話だ、会社は国民のために存在するのである。識者や一般人までこんな基本的な常識さえ知らないのだから停電が長引いても甘受するしかないし、水道が停まっても文句は言えないだろう。特に水道は水道代金を集めているだけで、老朽管の取替など何十年も実施せずにいる、資金は何かにプールされているのだろうか?。これらは全て地方自治体の怠慢である。こうした企業や自治体の怠慢によって庶民の暮らしは今後、世界でも最低レベルの質になることは間違いないと断言できる。ガスが止まる位ならまだしも人命に関わる溢水確実という危険な堤防までほったらかしにし、文化会館のような箱物造りの没頭するような自治体は解散した方がいい。文化会館が老朽化したら当面危険の無いように壊しておいて、財政に余裕が出たら新築するのが当たり前だろう。なにか立派な文化会館が市中に無いと文化後進都市と言われるのが役人にとって心苦しいのだろうか。歌謡ショーなどは晴れた日に屋外の球場や公園を利用すればいい、雨が降ってきたら傘を差すのは当然だ。全国で行われる野外コンサートは雨が降ってくるとより大きな盛り上がりを見せ大成功となる。雨が嫌なら行かなければ良い、情報時代だからテレビでもネットでも何でも利用できるではないか。情報社会というのは会社の建物さえ不要とする技術である。その場所に行かなくとも歌ぐらい聴けるし買い物も出来るのだ。海外旅行しなくとも旅番組の方が内容も詳しく、実際に行くよりも大きな知識を得ることも出来る。一人が海外旅行を止めればレジ袋トラック一杯分よりもCO2削減効果が大きい。温暖化とか、CO2と騒ぐ前に何をやったら簡単に削減できるか考えるべきだ。 以前、似たような宣伝文句で森の木を大切にしようと言って割り箸を止めたことがあった。その結果が何をもたらしたかというと、森の間伐をしなくなり森が荒れ放題になった。更に割り箸を作る中小の工場が閉鎖し、恵まれない人達や身体の不自由な人達の職場を奪ったのである。要するに何も考えずに庶民が不便さを訴えるような事をすればかえって物事は悪化するのだ。それを考えるのは、やはり東大出のような社会勉強不足の連中では無いのか?。 ★大型の台風24号が再び沖縄経由で日本を襲って来そうである。停電がやっと復旧した途端にまた停電ではアフリカの電力事情と変わりない。昔のように水道も各戸で汲み上げていればこんなに混乱しなかっただろう。何事に付け相撲協会の特定の部家に所属を義務付けるような利権中心の集中システムを構築すると、被害もそれなりに連鎖し大規模な物になるのは当たり前だ。要するに大きな駅前デパートが閉店したら、回り住んでいる多くの庶民が買い物難民になるようなものだ。一極集中は日本の現政治と同じで良いことなど殆ど無いのである。 ※ちなみに飯田駅前の大型スーパー「ピアゴ飯田店」は先月末に閉店した。

【2018.10.02】
★爽やかな秋晴れの一日になった。ウオーキングに出て見ると空気が澄んでいて伊那山脈から南アルプスまでくっきりと浮かび上がっている。こういう日は足取りも軽くどんどん遠くまで歩いていける。 近くの神社に参拝していると老婦人が声をかけてきた。これから癌で入院している友人を病院に見舞うそうである。既に癌は全身に転移して医者もサジを投げた様子で、見舞う方も気が重いという。こんな時にどのような言葉をかけたら良いのだろうか悩んでいるようだった。 今日僕が神社に行ったのは、先日病気になった猫についてお願いし、先日平癒したので御礼に立ち寄ったのだ。 神社というのは人生の様々な喜怒哀楽について相談しお願いする場所でもある。願ったことにより自分自身が納得するためだ。例え病人が死のうと猫が死のうと祈ってあげたという自己満足のために祈るのである。そうすることによって結果として自分自身に心の安らぎが生まれ、以後のの健康にも結び付くのだ。 墓詣りも全く同じ事が言える、先祖に花と線香を手向けることによって父母や祖父母が自分を守ってくれるような気がするからだ。これが「気」の正体なのである。 点在するパワースポットに行って来るだけで元気になったり、車椅子の人が歩けるようになるのも「気」である。元気も気から、本気も気から、浮気も気からである。 日本にはパワースポットがいっぱいあるが中でも多く点在するのが中央構造線沿いである。なかでも伊那市にある「分杭峠」は中国の湖北省連花山のゼロ磁場(気場)を発見した高名な気功師が、伊那市の中央構造線沿いの長谷を訪れたとき偶然山中で連花山に匹敵するゼロ磁場を発見した場所である。中央構造線沿いには豊川稲荷とか伊勢神宮など多くのパワースポットが有名である。 下らないコンサートに出掛けるよりも人生にとってプラスになる事は間違いないし、金持ちに無駄にカネを支払う事も無いだろう。 ★トヨタ自動車がイギリスの欧州連合(EU)離脱するにあたり「合意なし離脱」になった場合には英国で車の生産を休止すると発表した。車の生産などどうでもいいが、このニュースを詳しく読んでみて驚いた。車の生産にあたり組み立て工場には4時間分の在庫しか無いという、だから毎日50代のトラックが部品工場から次々に輸送して工場に届けているるのだ。これが滞るとまずいことになるからEUとの様々な合意が必要なのだ。 何故ここまでして車を造らなければならないのかという疑問が湧いてきた。自動車産業は最もCO2を排出する自動車を生産している業界である。 政府と大企業のもたれ合いによって、新車をどんどん売る為にハイブリット車を減税したり、10〜13年使った車に重税をかけるなどしているが、そもそもこれが間違いなのである。例え多少燃費は悪くとも新車を製造する資源とエネルギーの量を考慮すれば明らかに車を長年乗り続けた方が環境に優しい。 様々な家庭用品も修理しながら長く使うことが環境に良いのは当たり前だろう。イギリスではテーブル一つでも祖父から孫の代まで使うのは当たり前だというではないか。 車の税制も10年以上乗る事によって毎年10%ずつ自動車税を安くしていき、20年乗ったらタダになるという方が明らかに理に叶っている。経済成長と癒着による政治を改め無い限り、温暖化で毎年台風や集中豪雨に襲われることになるのだ。もしかしたら経済産業省などは集中豪雨で車が水没し新車が売れたら良いと願っているのかも知れないが..。

【2018.10.01】
★台風一過晴天となった、気温も上がってウオーキングには暑すぎるぐらいである。幸にして台風は殆ど被害が無かった、コスモスが倒れた程度である。しかし天竜川の水位を見ると朝にかけて急激に増えていた。南アルプス山麓の山小屋でも河川の水量は先の台風の時よりも30%ぐらい少なかったが思ったより増水していた。 伊那谷を始め各地の監視カメラを深夜もずっと見ていたので寝不足になってしまった。 朝一番に今日の天候を判断するには、朝日が伊那谷で一番先に当たる飯田市上村のしらびそ高原ロッジのカメラを見る。今朝は霧が多かったが一日良い天気に恵まれるのは間違いない風景だった。 しかしこのしらびそ高原ロッジは9月初旬から休業している。紅葉が最も美しいこの時期の休業は何か問題が有るのだろうと思って居たが、案の定従業員が過労に耐えかねて離職してしまい運営が困難になったのだという。全く情けない話である、経営トップは僕の後輩に当たる者だが労働基準法を完全に無視していたようだ。長時間労働させた挙げ句に残業代も払わないというのは労働者の敵でしか無い。ちなみに残業代の未払いだけで1千万を超えるというから立ちもう直るのは困難だろう。 儲からないのは従業員のせいではなく経営の基本が出来ていないからだ。旅館の経営というのはラーメン店とか電気店の経営などとは全く違ったノウハウが必要なのだが、たぶんそのようなことを学んだことが無かったのだろう。 しかしこのしらびそ高原ロッジは元々儲かるという施設では無い、なぜなら11月末から4月末まで雪が降り道路の通行が困難になるため休館を余儀なくされるからだ。こうした施設にはそれなりの経営法があることを学ばねばならない。 市田柿の詐欺事件に絡んで、伊那谷道中株式会社ちゃん村も従業員全員を解雇し破産状態だ。 最近の景気判断を見るとどんどん下がっている、明らかに政府や日銀の経済対策手法が誤っていることを物語っている。このままだと国民の年金資産が極端に目減りすることは間違いない。株相場で踊り狂った者達の宴会のツケを年金で支払われることになる。 ★沖縄県知事選挙は軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止派の玉城デニー氏が当選した。この当選の裏には応援に駆けつけた自民党官房長官の一言が災いしたという。彼は辺野古移設には全く触れずに基地賛成にまわれば補助金を出すとか、携帯電話代を4割安くすると息巻いたのだ。これが沖縄県民の怒りをかったのである。補助金で心まで買おうという根性もだが、知事が誰になろうと電話料金などは知事に決定権がない、こんないい加減な発言こそ沖縄県民を馬鹿にしたものなのだ。小池東京都知事の「排除します」発言と似たようなものだ。明らかに政権の奢(おご)りが県民に見えたのだ。 首相も3選を果たした直後の敗戦だけに多少は反省しているのだろうか?。国民の声をアメリカよりも大切に聞くことが何よりの反省なのだが..。 ともかく沖縄は基地と騒音を始め台風にまで苦労をしている。アメリカとか北朝鮮など関係無く全て(給料水準など)東京都民と変わらないようにすべきである、当たり前のことだが地方の都市も同じような水準にすることが公平な政治と言うことだ。 ふるさと納税の返礼品のことでもめているようだが、元々東京に本社がある企業が他県にある支店の売り上げの分まで東京に納税していることが間違いなのだ。

【2018.09.30】
★先日僕が衛星画像から予測した通り、台風24号に続く25号が発生した。今日一日でずいぶん発達して18時現在は975Hpとなっており強力な台風に成長するのは間違いない。25号も24号と似たような経路で進み再び沖縄県から近畿に接近すると思う。 しかし衛星画像をよく見ると25号に続いて26号になる水蒸気の塊が見えている。数日後には台風になる可能性が高い。発生場所と気圧配置から見て秋台風のお決まりのコースを辿り太平洋から東京を直撃しそうな予感がする。もし当たって居たら台風占い師となって喰っていけそうな気もする。 ★毎日雨の中をウオーキングしているため帽子が濡れてしまう、乾燥しようとしても格好の陽射しがない。もう20個位の帽子を壁に干しているが、台風が過ぎた明日の昼過ぎには何とか干すことが出来るだろうと思う。 僕はTPOに応じて帽子を変えて外出している、ウオーキングの時は気分とか季節によって15個位の帽子を使う。また町に出るときはそれなりの帽子を20個位のなかから選ぶ。車に乗るときも普通車とオープンカーで当然替える、昔はスーパーセブンとかジープなどにも乗っていたのでその時に使っていたのが20個位有る。たぶん今、帽子は120個位はあるだろうと思う。価格はだいたい千円ぐらいから5万円ぐらいのものまである。あの黒澤明監督の帽子と全く同じ物とか、F1レース場で限定で売っていたもの、中には飯田市の知久町にある帽子専門店に生地を持参し特注で造ってももらったものが12個位有る。特殊なものとしては登山用、電気工事用などもあって保管には苦労する。廊下には通路全体に2段に帽子掛けがあるし、マネキンの頭に被せているものもある。箱に入れておくと目につかないから使う事が少なくなり、カビが生えてしまうから箱は使えない。家族からは始末するように言われるのだが、良い物を捨てる気にはなれないから棺桶の中に20個位入れてくれと言いながらごまかしている始末だ。 僕は特に○○を集めるというような収集癖は無い。昔一度だけ電気や電波を目で見る事が出来るオシロスコープという機器を30台ぐらい集めていたことがあった。同時に真空管も集めていて約2、000本保管していたが既に処分して今は一本も無い。オシロスコープは家電製品やパソコンの修理や製作に欠かせない測定機器のため現在は2台は稼働している。これらの付属機器を併せると部屋の棚には30台ぐらいの機器があり家のスペースをずいぶん取っている。更にパソコンは現在使っている物だけで9台、24時間稼働しているのが3台ある。更に倉庫には取替後の中古パソコンが部品取り用に10台ぐらい保管してある。要するに小さな家の半分ぐらいは僕が占有しているような感じで家族の反発も止むを得ないか。家の敷地の空いている場所の殆どは僕の車の車庫と車に占有されているから大変だ。 更に最近になって猫が三匹増えたので彼らの為に一部屋を占有されて、いつも出入りしていた縁側の戸まで塞いでしまった。まあ、僕はそう大した道楽も無いのでこのままで良い思う、本当の道楽者とは、例えば奇人の天才と言われる「南方熊楠」のような人だ。また棟方志功も似たような道楽者の一人だ。彼らの道楽は昭和天皇まで魅了し、特に植物学者だった昭和天皇は越中ふんどし一つで粘菌研究をしていた南方熊楠の大ファンだったのである。人間もそこまで行くと決して馬鹿者とは言われないのだがいい。

【2018.09.29】
★沖縄はいまごろ風速50mを超える風雨に耐えているのだろう。この惨劇は台風の通過場所に住んでいる誰が悪いのでもない、カネ儲けに走っている亡者達の仕業である。どうせ吹き飛ばすならば東証ビルでも同じ事だからその方が理に叶っていると思うのだが..。ガソリン価格も急騰しているが、その原因も彼らのせいである。彼らが支持する大国の国会議員会は何とか価格を吊り上げようと暴動や戦争まで画策する始末である。 儲けた一兆円の現金を棺に詰め込んで一緒に燃やそうというのだろうか?、それとも外国に何カ所も別荘を買おうというのだろうか?。例え家が10箇所に有ったとしても自分は一人しかいないのだ。 ともかく彼らの行動はもう限界になっているのは間違いない、すぐに崩壊が訪れることは目に見えている。驕(おご)れる者久しからず..と説いた人も有るが、人生訓として実に正しくいつも座右に置くべきものであろう。 ここで日本で一番高い所にいると言われる天皇家について考えてみよう。天皇家は日本で一番歴史の長い家族で有る..と表現したのは「バカの壁」でおなじみの養老孟司氏である。日本一というのは間違いで世界一長く続いている家族なのである。世界のどの国にも天皇家に勝る歴史を持っている家族はいないのだ。だから世界の王族からも崇拝されているのである。 養老氏によると天皇陛下は何をする人かというと、自然を敬い世の中の平穏を願う人なのだという。その証拠に東日本大震災のあと津波で流された町に出向いたとき、陛下と妃殿下はちょっとした休み時間に海岸に出て海に向かって深々と頭を下げていた。これは荒れ狂った海に対して、もうこのような事の無いように鎮まってほしいと願っていたのだという。要するにこの祈りこそ神に近い行動なのである。 誰もが神に近付いていくような考えと行動を持って生活をすれば世の中に平穏がもたらされるのは間違いない。 僕の飼っている三匹の猫は素晴らしい行動をする。最初は餌を3つの食器で与えて居たが、都合で1つだけで与えたところ彼らは食べている他の猫を押しのけず順番を待っているのだ。誰が教えた訳でもないが本能的に身に付いたものなのだろう。 それを他から来た猫と一緒にしたり犬と一緒にさせたら彼らは先を争って食べるのだと思う。穏やかな争いの無い世界は食糧の奪い合いが無いことだろう想像できる。 昔、朝鮮国で戦争が起きて双方の兵士がある村で対峙したという。にらみ合ってすぐにでも戦いになろうと言うときに、村人達は総出で食料を集めて炊き出しをして双方の兵士に与えたという。満腹になった兵士達はその後戦うことをせずに戻っていったという話がある。要するに腹一杯になれば殺し合いなど馬鹿馬鹿しくて出来ないと言うことだ。逆に言えば国民が腹を減らすような政策をとれば戦争に突き進むと言う事である。政府が庶民の年収を上げず、年金も減らすことによって庶民の怒りの矛先を戦争を肯定させるように仕向けるということだ。何かいい加減な話に聞こえるかも知れないが、あらゆる戦争はこうして国民を飢えさせることによって始まると言う事を忘れてはならない。

【2018.09.28】
★餌を食べなくなって先日医者に行ってきた猫の「はな」が今日は少しずつ食べるようになって安心した。猫には植物も必要なためホームセンターで猫のための草「ペットグラス」を買って置いたところ、病気の「はな」がすぐに食いついてずいぶん食べた。やはり猫は野生動物である、土を舐めたり雨水を飲んだりして生きるのだから野の草も食べないと健康が保てないのだろう。 僕は野良猫を何匹も保護して飼っていたが、彼らは家の中に置いた水道水を飲まずに道路の凹みに溜まった水とか側溝の水を好んで飲んでいた。薬品の入った水道水よりも雨水の方が健康に良いと言うことなのだろうか。動物は誰にも教えられていないが長生きのための秘訣をちゃんと心得て居る。だから判らない事や不思議なことは動物に訪ねるのが一番良い。 「クロ」という今年の春に死んだ飼い猫が居たが、この猫は外傷も無くたぶん内臓の病気にかかったのだと思うが、その時にこの猫の取った行動は絶食だった。何と20日間も餌も水も飲まなかったのだ。当然骨と皮だけになってフラフラになり起き上がることも出来ない程になってしまった。僕はもうダメだと思い墓石の準備を始めていた所、21日目にして始めて水を飲み次の日から缶詰などを食べ始め数日後には元気になったのだ。これが野生動物の癌とか内臓病の治療法なのだと僕は確信したのだった。だから人間も癌になったら、自分が死ぬか癌が死ぬかという瀬戸際まで行けば退治できるのではないか。体温を42〜43度?ぐらいにすると癌が死んで生還したという話も聞いたことがある。 ★地球全体の気圧の配置図を見ると、すでに太平洋には台風24号の後継となる熱帯低気圧のような雲が発生した。台風24号が本土に上陸する頃には台風になっているかも知れない。 これは太平洋の水温が30度近くまで上昇しているためである。沖縄の近海でも28度になっていて飯田市の今日の最高気温よりも3度以上も高い。明らかに地球温暖化の影響だが、気象庁と関係のある気象予報会社は温暖化という言葉は禁句になっている。またテレビ局も同じように温暖化という言葉を使わない、これは明らかに温暖化に貢献している企業と政府に対する忖度であろう。こんな事で地球環境は守れるのか?。 福島第一原発の爆発と放射能のまき散らしにしても、その後の癌患者数の推移にしても明らかに政府に対する忖度で報道されない。こんな実態で良くもマスコミが務まったものだ。僕の友人N君も先月から新聞を止めたと言っていた、僕も止めようと思うが妻が訃報欄を見たいと言うことだけて取っている始末である。まあ新聞も包み紙とか焚き付けとか汚れ物の下敷きに必要となるから無いと不便だということもある。まあその程度のものだ。 テレビも最近はどのチャンネルにしても全く同じニュースを流し、東大卒のクイズ番組とか、お笑い芸人の喰い歩きぐらいしか放送していない。それどころか番組の放送時間とCMの時間が同じぐらいに感じる時すらある。放送電波は国民全員が利用する権利を持ったものだ、当然外国人は利用する事は出来ない。この国民の財産を占有して使っているのだから放送局は明らかに馬鹿者であってはならないのだ。国民のため弱者のために使われるのが当然である。だがこの事を放送局の従業員ですら知らないのではないかと思う?..。明らかに教育不足であろうと思われるが如何だろうか。

【2018.09.27】
★飼っている3匹の猫の内の一匹が2日ほど前から餌を食べなくなって体重も減ってきた。そこで今日は大事を取って動物病院に連れて行った。人間と同じ血液検査をしたが特に異常が無く点滴と注射をしてきた。血液検査の結果を見て驚いた、以前僕が医者に行ってやっていた検査と何ら変わらないものだった、それに機械が新しいのだろうか即座に結果が出てきた。僕が以前行っていた医者は中部公衆医学研究所に送って検査をするため翌日以降しか検査結果がわからなかった。たぶん人間ならば保険がきくから3割負担で3千円ぐらいだろうが、動物は丁度1万円になった。昼過ぎに帰ってきたのですぐに食べる飯がなくて1食100円のパックの御飯を食べたのだった。ともかくいま動物病院は大変な混雑である、犬や猫を連れて来るのはいいが老衰と聞いて泣き出す人もある。ともかく親子とか隣近所との関係性が薄れた昨今は動物を家族同様に扱う人が増えてきたのは仕方ないだろう。遠くの我が子より我が家の犬猫というところか。 僕はこの二年間一度も医者に行っていないが、自分のことは自分で判断できからだ、しかし動物は会話が出来ないので医者に行くしか無い。今日連れて行った猫は僕が7月ウオーキング中に発見し保護してきた3匹の捨て猫の内の一匹である。捨てられて良かったと猫たちに感じて貰えるように暖かく飼うのが目標である。 ★他の調べ物をしていて偶然見付けたことだが、最近まで還暦の祝いは年を重ねてきた老人の御祝いだとばっかり思っていたが間違っていた。僕はとうに還暦は過ぎてしまったが、生まれてから干支が12回まわって元に戻る、要するに60年経過したことになる。60歳で老齢となったという事ではなく、生まれた時のゼロ歳に戻ると言う意味だったのである。外国では生まれた時が60歳で一年経つごとに1歳ずつ若返って年令を現す風習もあるようだ。60歳になったら再びゼロ歳の初心に戻って新しい人生を歩もうという意味も含まれるという。だから80歳になると二十歳である、心機一転とか老いを感じるなという意味も含まれていて健康の秘訣と言う事にもなろう。 こうした人生の区切りを始め昔の人達は実に研究熱心だったようだ、特に漢方薬に至っては研究に気の遠くなるほどの年月を要していたと思う。僕は時々胃の調子が悪くなると「キハダ」というコルクの取れる木の内皮を乾燥したものを煎じて飲んでいる。食べ過ぎたりしてもっと胃が悪くなったときは「大柴胡湯」という漢方薬も併用して飲んでいるが、大概はこれで治ってしまう。胃がもたれるとか、胃が痛いとか、膨満感があるなどということで医者に行くとすぐに胃癌検診をやるという話を聞いた。大方は精神的に胃腸に痛みが出ているだけだし、胃壁に何か見付かっても殆どはすぐに治るポリープであるから心配した事は無い。

【2018.09.26】
★夕方になって雨が降り出したが、予報では昼から雨となっていた。こんな適当な予報しか出せないような役所が3ヶ月予報などとんでもない話だ。と言っても気象庁の役人が天気や台風を予測しているのではなく、数百軒分もの電力を使うパソコンのプログラムが予測しているだけのことだ。言わば予報ゲームの如きであり、早い話が職員など殆ど必要の無い省庁なのだ。 午後は雨という予報に基づいて農業をやっているN君と昼食を食べにいった。雨では屋外で仕事が出来ないから安心して出掛けたのだ。食後は市内の湯〜眠(ゆーみん)という温泉に入ってもまだ雨が降ってこないではないか。振り出したのは家に戻って昼寝をして起きた17時すぎてからだった。 今日は先月飯田市内に一店舗目としてオープンした「スシロー」という回転寿司に行ってみた。アプリで11時30分に予約したのだが満員で10分待たされた。しかし一般の人は30分以上待っているようだったし、12時過ぎたら待合室の外まで大勢の客で溢れていた。ここは「かっぱ寿司」と違って寿司の種類が半分以下のようだ、それと注文システムが違うし、醤油の皿も無いのだ。「沢寿司」とほぼ同じシステムを使っているようだ。ともかく安く寿司が食べられるのは良いこに違いはない。 ★昨日も触れたが、貴乃花は年寄りでは無いから引退届を出したのは正解であった。先日もここに書いたが、若さとは何かと言えば「あらゆる権力に反発する勇気」である。若さからの多少の暴走はあっても良い、勘違いも許される。とにかく権力に対して異を唱える心が若さなのだ。 相撲協会は既に官僚組織であり相撲をネタにしたカネ儲け一座を取り仕切っている利権団体である。有ったことも握りつぶして体裁を保とうとする様子は今迄事件になった様々なスポーツと何ら変わることは無い。 貴乃花部屋の力士が弟子に暴力を振るったことに因縁を付けて師匠である貴乃花を降格したのは明らかに間違いである。横綱だった日馬富士が酒に酔って貴乃花部屋の力士に大けがをさせたのとは内容が全く違うのだ。言い換えれば指導に等しいものなのだ。こんな些細なことを理由にして正義をネジ曲げようとするのは明らかに相撲協会の組織暴力であろう。 オリンピックに関係するスポーツ団体に血税を投入するのは明らかに間違いだが、相撲協会に対しての補助金も何らかの利権と相撲部屋を文部科学省の監督下に置くための方策の一つだろう。こんなことに血税を使って由としている役人はもっと下等と言われても仕方が無いだろう。極論すれば国民の敵なのである。 文部科学省ではトップが2名も連続して辞職している、その荒涼とした内実は気象庁と同様で無い方が国民にとって喜ばしい組織なのである。

【2018.09.25】
★南の海ではまた大型の台風(24号)が発生し日本の方向に向かって進んでいるという。今日の18時現在で915Hpというから猛烈な台風で最大風速も55mで瞬間的には風速75mにもなる、この風速になると車も木の葉の如くすっ飛んでしまう。幸いここ伊那谷は周りを山脈に囲まれているため強風はあまり吹いたことが無い。もしもこんな風が吹いたとしたら大きな被害が出ることは間違いない。 ★日本の因習というのは未だにそこかしこに山ほど残っている。例えば落語家になるにはそれなりの師匠に弟子入りしなければならないとか、幾ら強くても相撲部屋に籍を置かないと試合に出られないとか..。これも世間で言う利権の一つだろうが、余り褒められたシステムではない。貴乃花もこうしたイザコザのなかに埋もれてしまって協会に引退届を出したのだと思う。相撲道に対して自ら厳しい道を歩き、指導者としても惜しい人材が離れていくのは業界にとってもマイナスだろう。地方巡業に行っても横綱ではなくて貴乃花を見たいという客が多いということからも人気の程が判る。業界には大スターが必要でスターが業界全体を引っ張っていくのである。僕はカネ儲けのための格闘技はテレビや新聞でも一切見ないので今誰が人気があるのかは知らないが、時々会合があると御嶽海の話が出てくるが全く興味が無い。勝った負けたと一喜一憂している御仁の方がなにかおかしいのでは無いかとさえ思う。 ★国民の健康と財産を守るためにある行政にまた疑問が浮かんだ。兵庫県で起きた監禁事件である、親が障害のある子供を立ち上がれないような檻に20年間も閉じ込めていたというのである。なぜ公にならなかったのか、出生届が出ているのだから学校に行かなければどこかで発覚する筈である。住基ネットは何の為に構築したのか?。関わり合いになる事を恐れて見て見ぬふりをしていたのだろうか。いままでも児童相談所という組織が有り事実を把握していながら何人もの子供が親に殺されている。職務怠慢という言葉があるが、まさにこれに該当する。保育園の増設よりも先に、宇宙開発よりも優先してやるべき仕事ではないのか。この国家は何かが狂っている、それを正すべき人材も助言者もいないのだ。これが勉強だけに集中して大人になった人間たちの弱みであろう。大学の教授などもこうして辿り付いた頂点にある人達だ。 研究者という分野も似たような者ばかりだ、特に土器とか生命の進化について研究している人達など狂気に近いものが見て取れる。確かに後世に残るような実績を残すには狂気も必要だかもしれないが、やはり全て無駄の一つでしか無い。 秋の叙勲も近いが、僕は政治家とか芸人よりも例えば勲一等ならば即席ラーメンを発明した人にあげたい。彼の発明は世界の命を繋ぐ食糧として何億食も消費されている。国の為になったかどうかはともかく、庶民の為になった人こそ叙勲に値するのではないか。

【2018.09.24】
★60歳で亡くなった友人の墓参りに市内にある寺に出掛けた。だが、今日になっても家族が来た様子も無く花一輪も無かったので持っていった菊を供えてきた。彼が亡くなって丁度10年になる、あれほど悲しがっていた家族も存在すら忘れてしまったのだろうか。会社に勤めていたが膵臓癌になってしまった、定年退職の日に彼は入院していて病院のベッドで退職辞令を受け取りすぐに死んでしまった。働くだけ働いて、やっと一段落したらお終いとは..彼は一体何のために産まれて来たのだろうか。もちろん年金も受け取って使う事すら出来ない。今日の墓詣りには独身時代に彼と伊勢神宮と賢島に旅行したときに買った帽子を被っていった。帰りにはフェリーで伊良湖を回って海岸で走りまくったものだ。当時僕は自炊生活をしていたので彼は月に一回ぐらい土曜日には泊まりに来ていた。そして町に出て仲間も呼んで深夜まで飲んでいたこともあった。しかしその仲間も彼を含めて大切な有人が3人も亡くなってしまったのだ。一人は58歳、もう一人は64歳だったから平均寿命にはほど遠い年令である。 春よりも秋の彼岸になると彼らを思い出してしまうのも冬に向かう季節のせいだろうか。僕たちはバブルの時代に倍の時間も働いた、今ならば労働基準法に引っかかることは間違いない。 今もバブル真っ只中だが、労働者は明らかにコキ使われているのが見て取れる。 そしてバブルの崩壊は確実にやって来る、その時になって始めて働き過ぎるとこうなるのだと学んだはずである。働く事それは高収入を得るという事も有るが役人に無駄な税金を与えてしまうことだ。そうなれば彼らもバブルの波に乗り無駄遣いをしてしまう、その金額はおそらく毎年10兆円を超えているのは間違いない。更に国民の積み立てた年金もその無駄と一緒に無くなってしまった。働き過ぎは結局は庶民の収入を減らすことになる事を僕たちは学んだのだ。 先日も書いたが僕は57歳から働いていない、何故なら働かなければ無駄に税金を納める必要が無いからだ。それこそが日本の政治を正しく導き、役人に仕事をまともにさせることになるのである。 こんな単純なことで日本は見違えるように良くなることは間違いないし、格差も縮まって過ごしやすい社会が実現出来る。 1000兆円の赤字を抱えてもなお利権事業は止まらない、それどころか先日もニュースを見れば北朝鮮と同様に軍事利用目的でロケットを開発し、言い訳がましく「小惑星リュグウ」にに向けて試験飛行をさせている。明らかにこれは弾頭を乗せて他国に飛ばすことが出来るICBMである。科学とか探検とか言う言葉に欺された国民は小惑星の写真を見てただ「ホー」と言って終わりである。ここで投じられた無駄な税金は一万円札を並べると小惑星まで届くかも知れない。この税金を国民医療費に回し厚生労働省と医師会と手を切らせれば日本は(往復の交通費も含めて)完全に無料で病院に行けるのだ。

【2018.09.23】
★南アルプス山麓も秋の訪れを感じさせる風が吹いていた。気温もいい加減で絶好の墓詣り日和ということだろうか。自家を始め数軒の親戚の墓詣りをし、最後の親戚の家でお茶を飲んできた。世間話は止まることを知らず12時近くまで喋って居たがようやく腰を上げて家に戻ってきた。 命がけで登った山に松茸は一本も発見できなかったが、栗は豊作で妻は10kgぐらい拾って来た。親戚の家などに分けてきたところ持ち帰ったのは3kgぐらいになったが秋の味覚を味わうには十分である。最初は栗御飯というのが我が家の決まりなのだが、松茸が採れた時には松茸御飯になる。山には雑キノコがいっぱい出ていたが松茸はもう少し後になるのだろうか、それとも出ないのだろうか。これだけはなんとも判らないが、森の手入れを全くしていないので分け前など以ての外と言う事だろうか。 東京や中京方面に住んでいる人は彼岸と言っても中々来ることは出来ない、だから墓は荒れ放題で草が生い茂って行くことも出来ない。そのうちに誰の墓なのか判らなくなってしまうのも時間の問題だろう。墓ならともかく住宅も空き家だらけで人が住んでいる家を探す方が難しい。人が居ないと家はすぐに朽ち果ててしまう、湿気で畳は腐り障子はボロボロになりお化け屋敷みたいになっている。 タダでも良いから貰ってほしいという人も有るが未だに一人も貰い手は居ない。 選挙の時などは里山の復興だとか、山村の活性化などと言っては居るが何一つ実施に移される事は無い。森を守ることは水を守ることである、森が崩壊すると水資源も失われ都会の水も満足に飲めなくなるのだ。また森の栄養が海に行かないと貝とか昆布を始め海の資源の崩壊にも繋がる。長良川では河口に堰を造ったために栄養分が海に届かず河口付近の貝は全滅したという。九州の諫早湾を始め人間が自然に対して手を加えると良いことなど一つも起きない、もちろん沖縄の米軍基地建設も地球規模の破壊行動である。こんな事をしている国が自然遺産の申請などするほうがおかしい。ほかにも核拡散を容認している国がなぜ北朝鮮に対して核放棄を望むのか不思議でならない。 福島第一原発が爆発しても放射能が広範囲に撒き散らされても何ともないと言っている学者が税金で喰っている国家である。もはや正気の沙汰とも思えない。 こういう連中は速いとこ墓に入って貰いたいが、ちゃんと馬鹿のDNAを受け継いでいる子孫が出てきて同じ事やるから困るのだ。地球を救うには人類の滅亡しか無いことは間違いない事実である。

【2018.09.22】
★暑さ寒さも彼岸までというから今後は冷え込んでくることだろう。やはり暑くても夏の方がいい、なんたって薄着で良いから肩がこらない。それと風呂などの光熱費が格段に安い、10度の水を湧かすのと20度の水を湧かすのとでは燃料費が倍違う。 冬は大雨の被害は減少するが、大雪の被害が多発する。温暖化によって上空に溜まった水蒸気は雪となって降って来るからだ。今となっては病気よりも自然災害に注意が必要だ、いつ食べ物が無くなるかも知れないから腹一杯食べて皮下脂肪を蓄えておくべきだろう。肥満だ何だと言っても死んではどうしようも無いし、今迄飲んだ薬や医者代も無駄になる。 人生あまり細かい事を気にせずに適当にいい加減に生きるべきだろう。実践している僕はその点で現世に未練はあまりない、何故なら57歳から全く働いていないからだ。だから収入は60歳からの年金だけであり一円の収入も得ていない。幸い仕事をしていたときに購入した車が何台かあったので、それを売却したりして喰い繋いでいるのである。特に19年間乗り続けていたランドクルーザー70という車は300万近い値段で売れた。 カネが無くなる前に天国に行こうと思って、もう2年ぐらい医者にかかっていないが飯だけは2人前は食べている。東に腹を減らした人が居れば行って一緒に飯を食べようと言い、西に暇な人が居ればレストランに誘う..そういう人になりたいではなく、なってしまった。 勝つと思うな思えば負けよ..という美空ひばりの歌があった。死のうと思って居る人ほど死ねないという事でもある。また死んだら良いのにと思うような偉い人達は仕事を休みもせずに元気である。憎まれっ子世にはばかるという見本を見ているようだ。 50代の頃は体力があったので車で北海道を始め日本中を走り回り、ホテルに泊まって名物を山ほど食べたので糖尿病になってしまった。未だに血糖値は高いが食事は決して減らさない、血糖値よりも栄養と体力維持が先決だからだ。 ★明日は彼岸の中日である、我が家の墓は南アルプス山麓の山小屋にあるので明日は家族で墓詣りに出掛ける。同時に世話になった祖母や叔父さんなどの墓詣りもする。何か毎年行かないと不運になりそうな気がするし、本当に世話になった人と来世で出会った時に堂々と向かい合えるだろう。信心というのは幸運を呼び込むための一つの手法であると考えた方がわかり易いだろう。ともかく一年の区切りである、あと3ヶ月もすれば正月になってしまう、時の流れだけは誰にも平等で有る。しかし時間だけではなく全ての人は平等だと思わないか、それはカネだけに係わらず精神的に家族的にも自由時間という点でもそうだ。貴方が10億円持っていたらどうなるか、たぶん数年先は路上生活者になっているだろう。

【2018.09.21】
★この冷え込みはどうだろうか..以前から何度もここで書いているように温暖化の現象とは暑くなるだけではない、春と秋がなくなって気温が急変する気候のことを云うのだ。この夏の暑さからの急激な気温低下で老人は体温調節が間に合わないのだろうか?。 長期間入院していた親戚の方も19日にあっけなく他界してしまった。今日は葬儀と言う運びになったので行ってきたが、斎場は雨で寒いぐらいだった。最近は家族葬という形式での葬式が増えていると言うことで、今日葬儀が行われた葬儀場もこの家族葬専用の施設だった。たぶん参列者も25人位が限界だろうと思う。 僕はこの人を19日の午前中に見舞ったが、その時の声をかけると目を開いて認識しているようだった。しかし当日の午後には亡くなったのでギリギリ間に合ったのだった。僕は以前から葬式に行くよりも生きている内に行って合ってきなさいと言っている。死んでしまってから葬式に行っても何にもならないからだ。 だから南アルプス山麓の村に行くときは出来るだけ近隣の家に寄って話をしたり写真を一緒に撮ったりしている。 こうして多くの写真を撮っているので昨年は2度も僕の写真が遺影に使われた。娘や息子が居てもしっかりした親の写真を撮ることなど殆ど無いと言うことである。たまには親の写真ぐらい撮っておくべきであろう。 葬式から帰ってきてから雨の中をウオーキングに出掛けると、コスモスの花を傘にして雨を凌いでいる昆虫がいたので写真に収めた、彼らもこの気温低下には閉口していることだろう。 ★首相再選で沖縄の基地問題は泥沼化の一途となるだろうが、今日の報道に寄れば今月7日夜10時に酒に酔った米兵が民家に侵入した。家には女子高生と生後5ヶ月の妹が居たが、彼女は妹を抱えて裸足で逃げて助かったという。 沖縄に米軍が駐留して数十年間何か良いことが有ったのだろうか。米兵によって殺された人、酔っ払いに車でひかれた人、ヘリは墜落するし基地周辺の騒音は限界を超えている。 政府は中国や北朝鮮から日本を守るために駐留して貰って居ると云うが..本土に攻め込まれたときには殆ど用を為さない。明らかに日本とアメリカの安保以外の密約の延長なのだろう、これによって戦闘機やミサイルを山ほど買わされている。 明らかに日本はアメリカの属国であり主権国家では無い、なぜなら北朝鮮に日本国民が拉致されたと云ってアメリカに頼みに行っているのだから当然であろう。頼む前に自衛隊が宣戦布告をすべきなのだがなぜできないか?。それは北朝鮮の資金が政治家に回っていると考えるのが自然であろう。この飯田市でも市内中心部の大きなビルや店舗は朝鮮の人の持ち物だと聞いたことがある。要するに日本に住んでいる朝鮮の人は大金持ちが多いのである。これらのカネによって属国にまで落ちぶれた日本に首相など何人居ても意味が無いのである。

【2018.09.20】
★秋の長雨の始まりだろうか、予報はずっと雨続きのようだ。屋外は肌寒く半袖では出歩けないほど冷え込んでいる。あの酷暑はどこに行ってしまったのだろうか。 自民党総裁選も片付いたようだが、小泉進次郎氏が党所属国会議員による投票の後に「石破さんに票を入れた」と言った事ぐらいがニュースだろうか。結果的には安倍が勝ったが、得票率から見た結果は負けに等しいものとなった。無駄な税金の垂れ流しは今後も果てしなく続くことが懸念される。 災害など重大事が起きたときに責任者たる都知事を始めとする首長の所在が問題になるが、湯河原に行っていた都知事と同じように、今度は台風21号で下呂市が大停電している最中にも係わらず市長が名古屋市内でロックコンサートに酔いしれていたという事実が明らかになった。トドの詰まりは市長とか町長などと言う役職はさほどのものではないということだ。市長など役所に居なくとも重要な決定は総務課長が行うのだから口を挟まない方が市政などはスムーズに運ぶのだ。トランプ氏のように自分の意志で全ての政策を実行に移せば馬鹿者だと言われるから、本人にとっても口を出さない方が良いことは間違いない。安倍首相のように下らない事に口出しすると忖度されて事態は犯罪に結び着いて土地代金を数億円も値引きするような結末になる。だからトップは再選を望むならば口出しをしないことだろう。日本の政治もも落ちぶれたものだ。 ★南北朝鮮のトップ会談は順調に進んだようだ、文在寅大統領への土産は何と北朝鮮産の松茸が2トンだという。そう言えば日本の外務省の連中も北朝鮮から貰ったことがあった。大統領は戻ってから北朝鮮に拉致された人が居る家族に配るというが、日本の外務省がもらった松茸はどうなったのだろうか?、拉致被害者家族に配ったという話は聞いた事が無いのだが..。 今年の松茸が豊作なのか?、我が家の山が心配になってきた。 松茸の出る量は夏から秋にかけての気温とか雨の降り具合と頻度など微妙に影響する。 もうすぐ彼岸の中日なので南アルプス山麓の山小屋に出掛けるから何とか体にむち打ってでも山に登って見てこようと思って居る。しかし落ち葉で足が滑るから今日のウオーキングついでにホームセンターに寄って「サポートスパイク」という靴に付けて使う鉄製のガンジキを買ってきた。松茸は険しい山の岩場のような所に出てくるからザイルなど相応の準備が必須である。秋の味覚の栗などは簡単に拾えるが、松茸だけはある意味で命と引き換えになる。家族は毎年行くのをやめるように苦言を呈するが、何か秋になるとどうしても行かねばならないという血が騒ぐのが困りものである。まあ、冒険家などの事を考えたら病院のベッドで酸素と点滴を受けて死ぬなど愚の骨頂であろう。

【2018.09.19】
★親戚のお婆さんが危篤状態になったという連絡が入ったので病院まで見舞いに行った。もう90歳近いと言う事で延命治療は断ったと言う、食事は出来ないが点滴もしていなかった。要するに死ぬのを待つだけの状態である。こうして実際に現場で見てみると、僕ならば例え本人が延命治療を断っていたとしても点滴などして一日でも長く生きていて貰いたいと思うのだが..。如何に老人が増えたとは言え今の社会は高齢者にとって良い社会とは言えない。一人暮らしの人が増えて買い物にも行けないが地方自治体としてほとんど手を打っていない。近隣の食料品店が見るに見かねて週に1度ぐらい適当な食品を車で持って回るぐらいだ。しかしそお車の場所まで行けない人も有るのだ。 老人が増えて○○の予算が不足するとか、施設が足らないとかいうのは明らかに行政の怠慢である。なぜなら国勢調査などで人口の推移は50年後を確実に予想できるからだ。地震と違ってこんなにはっきりと予測できる数値など他に無い。これを知りながら年金を何十兆円もドブに捨てたのだから関係者は絞首刑も当然の犯罪である。 しかし今日見舞ったお婆さんが19時過ぎに亡くなったという電話が入った。僕が行って名前を言うと目を開けてちゃんと僕を見て認識したようだった。親戚まで駆けつけるようだからもうダメだろうと悟ったのかも知れない。案外そういうものだと言うからいち早く見舞いに行くのも考えもである。 ★丁度近くまで行ったので中先生と昼食に出掛けた、爽やかな風と丁度良い気温なので松川町の高原にある清流園で食事をしようと思って行ったのだがあいにく定休日だった。そこで飯島の道の駅まで移動して何とか飯にありつけた。1時間ほど談笑しながら食事をして帰ってきたが、この中先生も一人暮らしである。この夏は痩せてしまったようだからとにかく旨い物を沢山食べるように言ってきた。しかし太りたい人はなかなか太れないものだ、落語家の桂歌丸さんのように骨に皮が被っただけのような身体になってしまう。 しかし僕の祖父も90歳を過ぎた頃から歌丸さんのような体になっていたが、何と96歳まで一度も医者にかからず薬も飲まずに命を長らえた。当時(昭和49年)にしては村で一番の長生きだったのだ。 祖父の言っていた長生きの秘訣は旨い物は食べ過ぎるな、ということだった。それに反して僕は確実に旨い物の食べ過ぎだから祖父ほどの長生きは出来ないだろう。 人間、ただ長生きすれば良いというものではない、自分が如何に自己に正直に生きて来たか満足できれば良いのだ。 若さとはどういうことか..それは「権力に対して反発する力」のことである。筋力が強いとかマラソンが出来るとか..それはタダの健康に過ぎない。現在の社会の矛盾に対して何の恐れも無く声をあげること..それが本当の若さである。

【2018.09.18】
★高原はそろそろ紅葉のシーズンに入る。南アルプス山麓もずいぶん秋めいてきたが、僕が毎日のように見ている近隣の情報カメラに、しらびそ高原にある「ハイランドしらびそ」というホテルが夜も真っ暗でこの3連休も車が一台も来ていないようだった。そこで調べてみたところ台風による道路の崩落と板前の病気によって当分の間休業すると言う事だ。これから一年で最も美しい季節を迎えるというのに残念なことである。でも地震や洪水で崩壊したのでは無いから問題さえ解決すれば即刻営業できるだろう。 飯田市上村という所は日本でも有数の過疎地である、3軒の家があれば2軒は空き家と言うほど人が少ない。僕の親戚に数千万円かけて建てた家もあるが、すぐに老夫婦が死去して空き家になり、管理する人が居ないので朽ち果ててしまいそうになっている。まことにもったいない話である、自治体などで空き家の情報を流して買う人を探してはいるがこの15年間で3軒ほど入居したぐらいだろう。 昨年名古屋に住んでいる僕の従兄弟が割合新しい家を土地付きで売り出して何とか売れたが、その価格は土地付きで200万円だった。いわばタダみたいな物だ。 こうした家にも利用法がある、それは都市で生活している人に多い「ぜんそく」を煩っている人の転地療養の場所として使うのである。実際に移住した人と何度も話した事があるが、転居してすぐに治ってしまったという。それどころか空気と環境が気に入って住み着いてしまった。 ともかく田舎には他に無い良いことが有るが、その反面で病院まで1時間かかったり、近くには歯医者も眼科医もない。車を運転出来ない人の住む所では無い事は間違いない。 道路環境は悪く、大雨が降れば通行止めになるし、最近は三遠南信道路の工事で大型車の往来が増えてすれ違いに危険が伴う。 ともかく田舎暮らしも都会暮らしもメリット、デメリットが確実に有ることを知っておくべきだろう。 ★アメリカと中国の貿易戦争はエスカレートするばかりだが、本来なら日本も大いに影響を受けて株価は低迷するはずだが一向に下がらない。何故だろうか、それは政府が我々の年金資産を大量に株式投資にまわしているからだ。こうなれば株価は政府が操作していると言っても過言では無いどころか、確実に株価操作を行っている。国が買い込んでいる企業の株式は下がる筈が無い、だから個人投資家も買うことになり株価はどんどん上がる。こうして利益を得ているのは一般庶民ではく裕福な金持ちなのだ。要するに株価操作は金持ちの資金を増やし安定させるのだ。 こうして得た不労所得には昔から税金がかけられているが、最近はどんどん低率となって投資家がより多くの利益を上げられるようになっている。これが日銀の考えている経済の実態なのだが、すでに多くのカネが流通しており、これ以上増えると経済を大混乱に導くその手前まで来てしまった。今後どうしていくのか、一歩間違えたら日本発の恐慌も夢ではない。ともかく馬鹿者達がやることは庶民など眼中に無いことだけは間違いない。

【2018.09.17】
★気温が上がって31度になった。その中をウオーキングしていたら目眩がするほど疲れてしまった。家で横になって休んでいてノビをしたら左足がつってしまい声も出ないほど痛かった。僕はほとんど手足がつる事は無いが2年に一回ぐらい足に来る。この症状に良いという薬のCMを目にするが、つったら即飲んで本当に効くのだろうか?。いささか疑問である。 果樹園の多い場所をウオーキングしていると真っ赤になったリンゴが目につく。このリンゴを見る度に僕は三橋美智也の「リンゴ村から」という歌謡曲を思い出す。僕が小学生だった頃に地蔵峠を超えて年に数回「行商人」が家に来た。その頃はアズキを作っていて赤いダイヤと呼ばれ高値で売れた。だから現金は多少有ったのだろう、行商人が持って来た「蓄音機」を父が買い込んだ。その蓄音機と一緒に買ったのが三橋美智也の「リンゴ村から」と広沢虎造の浪曲のレコードだった。良く聞いたので今も歌詞は全部覚えていて忘れることは無い。この曲と同時に南アルプス山麓の家で家族5人で暮らしていた毎日が目に浮かんでくるのだ。 祖父は僕に釣を教えてくれた、それは蚕に与える桑の枝を竿にして餌はイタドリの根の中に住んでいるゴトウムシという幼虫である。当時は川に淵があれば30cm位のアメノウオが20匹ぐらいは泳いでいたものだ。父母が桑を採っている間に何匹も魚を釣って家族のオカズにしていた。それより少し前の昭和27年頃だったと思うが、僕が川に遊びに行くと一番大きな淵の岩と岩のあいだの洞穴みたいな所に木の枝で造った巣に「カワウソ」が住んでいて魚を捕まえていた。しかし昭和28年に起きた集中豪雨で大洪水となり川が氾濫し、淵も洞穴も無くなってしまってから今日までカワウソを見たことは一度も無い。この洪水と共に絶滅してしまったのだろう。 ★樹木希林という女優さんが亡くなったという、彼女も僕もそう年令は変わらないから死というものを身近に感じてしまう。僕は彼女の考え方というか行動が好きだった、それは彼女は車を一台持っていたが、他の女優さんからスターは2台ぐらい持っていないと..と言われてもう一台買った。しかし全く同じ車種だったのだ。なぜか聞いた所、違う車だと運転しにくいから同じものにしたということだ。たぶんこれが彼女の生き方を物語っている話では無いか。 人の事など余り気にせず評価もせず自分の思ったように毎日を過ごしていく。でも癌という病気には勝てなかった、しかし現在は癌で死ぬのが一番楽な死に方だと言うから無碍(むげ)に癌を悪者には出来ない。人間の体から「悪玉コレステロール」を完全に退治して無くしてしまうと人は死んでしまうのだ。悪玉があるから善玉がある、悪人が居るからこそ善人もある。世の中が善人ばかりだったら人類は滅亡してしまうのだ。 ★今日は「敬老の日」である、これはその昔聖徳太子が身寄りの無い老人のために「悲田院」という施設を9月15日に造ったことに由来している。では何歳からが敬老対象となるのだろうか、調べてみたら国連の世界保健機構(WHO)で65歳以上と定められているようだ。そうなると僕もお祝いしてもらって何かプレゼントでも貰いたいが、誰も気にもかけようとしないのは何故なのだろうか?。

【2018.09.16】
★食品スーパーに買い出しに行くために買った軽自動車のラジオが先日から鳴らなくなってしまった。ダッシュボードのオーディオ全体を取り外して家で試験してみたが何ともない。仕方なくオークションで回路図を購入して配線やコネクタを辿ってみたが特に異常は無い。ただスピーカーの導通が無かった。左右のスピーカーが2個同時に故障したのでまさかスピーカーでは無いと確信しながらドアの内張を外してスピーカーを取り出してみたら何とスピーカーが断線していた。何が原因かはわからないが、たぶん10年も経過した車なので自然劣化だろう。 ここで再びオークションである、同じメーカーのスピーカーだと大概が取付穴とかコネクタの形状が同じである。一番安くて品質の良い物を入手するには新車から取り外した物が一番良い。なぜ購入者が新車から外してしまうかというと、新車時についているスピーカーは1個1,500円位の安物だから音がいまいちなのだ。そこで新車時からカロッツエリアなど高音質の物と取り替えるのである。タイヤも同様で新車から外したものが一番良いしメーカーの純正装備品であるから間違いない、オークションでも多数出品されている。僕はすでにyahooのオークションで約3、000の評価を得ている。たぶん一日に一回はオークションで売り買いしている。 ★そんなわけで今日は一日屋外で車をいじっていたが夕方になって雨が降ってきた、今日は降らなかったはずだが..最近の予報など全く当てにならない。だから気象庁は解体して、その代わり役人の給与と無駄な投資を仮設住宅建設にまわせばいいといつも言っているのである。当たらない予測をしようが、大雨の予測が当たったとしても被害は何ら変わらないからだ。要するに庶民は役人の言う事など聞く耳を持っていないのだ。どうせ死ぬなら我が家もろとも逝った方がどれだけスッキリするかしれないという人も居よう。長年住み慣れた家と共に死んでいくのも充実した死の迎え方だろう。例え若くてもこの先の苦労を考えたら天国行きも生きるという選択肢の中の一つである。 朝のテレビを見ていたら、イタリアの災害についての番組だった。被災者の仮設住宅はほとんど当日中に用意できるという。もちろんトイレも風呂もエアコンも完備している。トイレは水洗で手洗いの水も出る。更に食事は大型のレストランバスが来て旨い料理をシェフが腕によりをかけて造るのだという。 なぜ日本ではそれが出来ないかというと、庶民の下らない遠慮を良いことにして、こうしたサービスがほったらかしにされているのだ。中にはイタリアのようないたせり尽くせリの救援をしたら庶民は居心地が良くなって出て行かなくなると考えている行政もあるという。こんな連中を税金で養っても一文の得にもならないと言う事であり、馬鹿者に行政を任せるとこういう国になることを肝に銘じようではないか。

【2018.09.15】
★中央アルプスの千畳敷カールのホテルにある監視カメラでみると既にカールは紅葉が美しい時期になったようだ。僕も元気な若い頃は大型のカメラと重たい三脚とカメラバッグを背負って駒ヶ岳に何度も登った。丁度今頃がナナカマドの紅葉がきれいで山が燃えているようで写真撮影にも力が入った。もう少し経つと宝剣にも雪が来て僅かな時間だが三段紅葉が見られる。 同様に上高地にも何度も足を運んだが当日の山の様子がわからないので無駄足になった事も何度か有った。最近は上高地の西糸屋山荘などにライブカメラがあって現在の確実に様子がわかるが、山の天気は急変するので確実とは言えない。 しかし山に行くと何かしら友達も出来るのも楽しみである。その中でも千畳敷カールで撮影中に意気投合した写真家の「前田真三」さんにはお世話になった。彼は北海道の美瑛に何年も腰を据えてその四季を撮影し、素晴らしい風景を全国に写真集で紹介した。その後富良野は全国的に有数の観光地になった。 最近は体力に自信がなくなり4x5インチの大型カメラなど担ごうということすら考えていない。従って小型のデジタルカメラを主体に撮影している、写真もコマーシャル用ではなく全てスナップ写真しか撮らない。写真は集合写真に始まり集合写真に終わるとも言われていた。要するに写真とは記念写真なのである、気軽にパチパチ撮って心に残ったものを印刷してアルバムに貼る。しかしこのアルバムを見る者は僕しか居ないという事を考えると単なる自己満足に過ぎない世界なのだ。 しかし最近は7月に保護してきた三匹の猫の写真を撮って施設に入っている義母に見せると大いに喜んで貰えるので頑張っている。L版やLL版の小さな写真では見にくいので、最近はA3まで印刷できるカラーレーザープリンタを使っているが発色も良く解像度も高いので保存したり義母に見せたりするには十分である。一応全ての写真はA4サイズで印刷しているが、トナー代金を考えてもインクジェットプリンターよりも安く出来上がる。それにメンテナンスが楽なのが良い、インクジェットだと10日ぐらい使わないとノズルにインクが詰まってしまう。インクや印画紙が高価だが、画質を追求する時にはやはりインクジェットしかないだろう。 インクジェットが開発された頃はシャープのプリンターを使っていたが、今でも印刷したものがあまり劣化せずに残っているのは凄いと思う。 昔の車もカメラも造りが丁寧で頑丈である、これは日本人の技術者魂がいい加減なものは造らせなかったからだ。今も保管している報道写真撮影用のマミヤプレス.スーパー23はレンスも機構も正常でいつでも撮影できる。ハッセルブラッドもよく使ったがこのカメラも頑丈でカメラバックが2個有ればフィルムもコダクロームとエクタクロームを簡単に使い分けできた。もちろんマミヤプレスもロールフィルムホルダーを交換すれば良かったが重たかったので山向きではない。4x5インチは長いジャバラがあるためアオリが効いて商業写真には必須のカメラだが、フィルムを交換するのにダークバックが必要になり現地では出来ない、その代わりフィルムホルダーを20枚ぐらい持つと容積と重さで参ってしまう。ともかく写真はプロとしてやる仕事では無い、自由に適当に目の前に綺麗だと思った物を写すのが一番いい。それが趣味というものであろう、いつも書いているようにスポーツもカネ稼ぎや名誉と捉えるとその目的や意味も変わってくる。

【2018.09.14】
★瞬く間に日暮れが速くなって17時過ぎればもう暗くなってしまう。今日のように曇り空だと一段早く夕暮れになる。秋の夜長というが確かに夜は3時間ぐらい長くなっているようである。ちょっと長く昼寝をしていると夕暮れ時になってしまうから、やろうと思っていた仕事もすぐに諦めてしまうし、最近は特に面倒な事はしなくなったから、妻に怒られる回数も増える一方である。 それと老い先短く感じてしまうから嫌な事は最初から考えない。嫌な事をしない人生こそ最高に楽しく充実した人生であることを初老になって悟っても無駄な気がする。もっと早く気が付けば良かったと後悔するばかりだ。人生のこの無駄な時間の積み重ねが温暖化に悪影響を及ぼしているのは間違いない。若者も無駄な労働や娯楽、スポーツや飲酒など取りやめるべきだろう。こうすれば無駄使いもなくなり生活も豊かになるのは間違いない。 ★やはり先日の北海道の地震の時、苫東厚真火力発電所の電源喪失事故に際して行政は意図的にこの事故を庶民に隠蔽し知らせなかった。こんな重大事故を知らせないと言う事は放射能漏れが起きて近隣が汚染されつつあっても隠蔽すると言う事である。停電になっているので広報車や市町村の車両を動員して広報すべき最重要事項なのだ。 この電源喪失事故は福島第一原発の時と何ら変わらない、津波が来なかったので予備エンジンが起動して何とか助かっただけのことだ。もしも停電が長時間続いたらどうなったか、予備エンジンが故障したらどうなったか..明らかに燃料冷却プールの温度が上がり続けて危険な状態になり、その後は北海道全域に放射能を撒き散らしたにちがいない。 いまこそ真相を究明し行政を糾弾しないと道民を始め国民の将来も暗くなるばかりだろう。 原発の電力は一般の電力と違い、「悪魔のエネルギー」として別格に扱うべきであろう。 ★いま世の中では将来を期待される先進技術が幾つも実用化され、今後はもっと大衆的になって誰でも使えるようになる。 しかしその技術の危険性についてマスコミは何も報道していない。これも企業や誰かに忖度して居ることは間違いないだろう。 例えば「ドローン」は現在も撮影や物資の運搬に適用されて大いに活躍している。荷物も大量に積載出来る大型機も安価になり個人でも買うことが出来るようになった。飛ばすには1時間ぐらい説明を聞けば誰にでも出来るし、マニアなら説明など聞かなくても出来る。この荷物に爆弾に替えて飛ばしたらどうなるか?。有名人の演説会場に薬品を撒かれたらどうなるだろうか?。 現実に首相官邸の屋上に放射能の入った砂を積んだドロ−ンが着陸した事件もあったが、ほぼ防ぎようが無いのである。これらは今後テロに使われるものであることは間違いないだろう。 もっと怖いのは自動運転の車である。名古屋から数百キロの爆弾を積んで東京まで無人で走り、目的の建物の前に誤差10cm程度で止まる事が可能なのだ。世界で頻繁に起きているテロの大半は有人の自動車に爆弾を積んで突っ込む特攻作戦で行われている。それが今後は無人で出来るのである。 犯人捜しも長引くだろうし、時間稼ぎが出来るから海外に逃亡も出来る。技術の発達は即便利極まりない兵器の開発なのである。 要は便利な物はその便利さと引き換えに同等以上のマイナス面を覚悟しておく必要があるという事だ。

【2018.09.13】
★秋の長雨も今日は休みらしく曇天ながら降らなかった。早速朝からウオーキングに出掛けたが、一週間ぶりに通った道には彼岸花が満開になっていた。暑さ寒さも彼岸までと言うが、この土手にある彼岸花の球根も夏の暑さに晒されながらもちゃんと時間の経過と季節の移ろいを認識していたのだろう。まさに地中で生きている生命体である。 もう少し歩いていくと農家の裏側にあるゴミ捨て場の問うな場所があり、どこから飛んで来たのか知らないが今年最後の花を咲かせている朝顔が目についた。鮮やかなな色は花壇にあったのではそう目立たない。こういう場所にあれば鮮やかに映えるのだ。 テレビで活躍している芸人を見ると、余程の美人か極端なデブしか目立たないのと似通っているようだ。要するに同じ花でもデブでも咲く場所によって人の評価は天と地ほども変わるのである。 ★スポーツ界の馬鹿者共の起こす事件は後を絶たない、だがこんな税金泥棒のような腐った連中のことなどここで書いても仕方が無い。それよりもこの税金泥棒を気違いみたいになって応援し崇拝している庶民の方が余程の馬鹿であろう。こうした何百万人の馬鹿の声が税金を無駄にドブに捨ててしまう掛け声となっているのだ。 今やスポーツは狂気の時代に入っている、殴ったり国家が薬物を飲ませたりするのは当たり前だが、もっと恐ろしいのは人間まで改造していることだ。例えばロシアのアーティスティックスイミング(旧称シンクロナイズドスイミング)競技を見てみよう。この競技の選手に選ばれると一日のほぼ24時間全部を水中で過ごすことになる。もちろん食事も水中である。訓練の大半は長時間潜る練習ばかりしているのだが、これを長期間やっていると肺ではなく脾臓だったと思うがこの臓器が発達して魚のようになる。こうなると長時間潜って演技がが出来るから優勝できるようになる。ここまでやるのは人道的にも明らかに異常でありその目的など理解できない。古代ローマの円形闘技場で囚人同士を戦わせて娯楽にしていた時代を彷彿とさせるが、しかしローマの戦いは勝った方が無罪放免されるということで戦士は命を賭けていたが、今の連中は何なのだろうメダルか名誉か狂人達のやる事は僕たちには全く判らない。 ★2ヶ月前に大阪府警富田林署を脱走した犯人はまだ捕まっていない、毎日3,000人を投じて探しているが、彼らも飽きが来て喫茶店で時間潰しでもするようになったのだろうか。ともかく既に使った税金は単純に計算しても50億円に達している。挙げ句の果てが200万円の懸賞金だと..。そのぐらいなら3日探して見付からなかったら懸賞金制度に移行して警官の人数を半減したらどうだろうか。明らかに国家的に得で有ろうし犯人も賞金が1億円単位となればすぐに捕まる。こうすれば賞金額を差し引いても一年に3兆円以上は税金が不要になると思われる。 何か昔の西部劇に出てくる「WANTED」というポスターが思い起こされる。この時代も犯人を捕まえるために地区(市町村)に一人の保安官だけで用が足りていたのである。日本も近代的な国家になったのだから昔ながらの因習はどんどん新しく変えて時代に相応しいものにしていくのも必要だろう。何かに固執していては新しい未来はやってこないどいころか庶民の知らぬ間に危険な社会に変わっていく。

【2018.09.12】
★やはり亜熱帯性気候特有の症状が現れている。先日まで35度を超す暑さで死者まで出ていたが、何と今日は北海道の稚内市内で−0.9度という氷点下の気温を観測した。地震の被災地も5度前後の気温でエアコン処か石油ストーブが必要になった。この季節の急変こそが亜熱帯性気候なのである。温暖化による異常気象は明らかに毎日享楽に更けていた人達に対する天罰とも言えるだろう。 同じように温暖化に後ろ向きになって自国の利益だけを追究していたアメリカという国ももうすぐ天罰が下るようだ。超大型のハリケーン「フローレンス」がアメリカの東海岸を直撃するコースに入ったという。この位の大きさのハリケーンが来ると、避難指示は100〜200万人、死者は2,000人を超えるのが通例である。享楽のツケにしては高すぎるような気もするが、自然界は罪に見合った罰を与えるのであろうか。 アメリカはまず手始めにフットボールと野球を法的に禁止にすれば温暖化防止に大きく貢献できるだろう。その程度の遊びを禁じられないような国家ならば何度も不幸に見舞われそうな気がしてならない。 ★済産業大臣は昨日の閣議のあとの記者会見で、地震の影響で運転停止している北海道最大の火力発電所、苫東厚真火力発電所の復旧は、1号機が9月末以降、全面的な復旧は11月以降にずれ込むと公表した。だから20%の節電を何としてもしてほしいと言う事だ。ずさんな電力系統の設計と運用、それに錆び付いた発電機の取替もせずにいた電力会社の責任は重い。 しかし地震で壊れたのが苫東厚真火力発電所で良かった、この場所に若しも原発を建設していたらどうなったか?。原発だったら、おそらく今頃は北海道全道の住民が樺太や国後島に避難しなければならない事態になっていただろう。不幸中の幸いである、多少の停電や電力不足はありがたいことだと思わねばならぬ。それが原発を誘致したり建設した人達への罪と罰の一端であろう。 今のうちにロシアから樺太を10兆円ぐらいで買い取ったほうがいい、北朝鮮のミサイル迎撃に使う費用と自衛隊の費用を考えれば明日にも買える。 この事は小説家の小松左京さんが「日本沈没」のなかで言及している中心的な事項でもある。日本が大災害や地殻変動によって住めなくなったときの逃げ場所の確保である。福島県から新潟や長野に逃げるのは容易い、なぜなら同じ国家だからである。しかし日本に住めないとなると、まず数千万人が逃げる場所はアメリカとかカナダでは遠すぎて不可能だ。だから近い国、韓国や中国それにロシアと普段から仲良くしなければダメだよと言う苦言である。「遠くの親戚より近くの他人」という諺はまさにこの事なのである。

【2018.09.11】
飯田市内も朝の気温が16度ぐらいまで下がって秋本番を感じさせている。気候の急変は高齢者にとって体調にも大きな影響を及ぼす。 朝から中繁彦先生と会食するために松川町に出掛け16時頃家に帰ってきたところ庭の横に救急車が止まっていた。隣の家のお婆さんがトイレで倒れてしまったという。早々に運び出されていったが顔色が良くいなかった。このお婆さんは80歳ぐらいで毎朝決まってウオーキングに出掛けていたので元気だと思っていたが、急に倒れてしまったのだという。 人の命など何処でどのようにして終わりを迎えるのか自分でも判らないのだ。 松川町では「SUBARU」というレストランでステーキなど食べて話をしてきたが、先生はもう87歳にもなるので体調が心配である。 先生の家に寄って今年始めて二十世紀梨をいただいたが、もうしっかり甘くなっていて秋本番を感じさせてくれた。伊那谷はこれから梨、柿、リンゴと霜が降りるまで収穫が続く。こうなると太らないわけにはいかないだろうと思うが、太りたい人ほど太らないものだ。世の中はそう簡単にはいかないということだ。 ★北海道の停電はほぼ解消されたと言うが、大阪では未だに6,250件の停電が復旧していないという。殆どが電柱の被害によるものだが、今の時代になって簡単に停電が起きてしまうのはやはり保守.整備不足であろう。倒木など日常のパトロールで前もって予想できるものだから、木が倒壊する前に伐採すべきなのだ。こうした業務を怠った結果が停電となる。その為に電力保安規定というものがあって危険なものは取り除くよう明記されているし、併せて山奥の村まで無電柱化を推進すべきであろう。 北海道も停電は戻ったが、まだ電力不足で市民に節電を要請していると言うが、こんな時のために大口の工場と電力を制限する協定をしている筈である。市民生活は最も重要な負荷だから、最初にこうした大きな工場を稼働停止にすべきであろう。野球場などスポーツ施設、演芸目的の会館、研究所などは当然だ。しかし乳牛を飼っている牧場は早急に送電しないと牛が死んでしまう。牛は乳を搾らないとすぐに死んでしまうのである。大きな牧場ならば自家発電設備を持つのは当然だろうが、このままでは牛が可哀想でならない。発電機も搾乳だけだったら同時に稼働しない限り数十キロワットあれば十分ではないか。僕もコンピューターの販売に修理とインターネット事業に係わっていたので、2.4キロワットの発電機を備えていたが十分だった。ガソリンも100リットルも確保しておけば飯も炊けるしゲームも出来る。日本の農業や畜産農家はあまりにも危機管理意識が無い、コンビニだって5キロワット程度の発電機があれば照明もレジも使えるようになる。電力も税金も天から降って来る物で無い事を農家も役人も承知しておきたい。

【2018.09.10】
★飯田市と遠山郷をつなぐ唯一の道路が台風のために通行止めになっていたが昨日からようやく通行可能になった。雨模様だったが山小屋の風水害の被害を調べるために行ってきた。道路には土砂崩れの場所が何カ所かあるのと矢筈トンネルが工事のために片側通行になっているため待ち時間があるが無事に行くことが出来た。行ってみると家の周りに何本か倒木があった、それと山小屋の入口から30m位先の道路が決壊しているのを発見した。 建設事務所に知らせておいたが大きな被害である。河川も氾濫し昭和36年6月以来の洪水になったとみられる。氾濫した濁流は山小屋の下の植林の中を通過していて、既に水は引いていたが砂が大量に入ってしまった。もう少し水量が増えたら杉林が流失するところだった。 見回りをしている間に雨が激しく降ってきたのでやめたが、飲料水を汲むために時間がかかりずぶ濡れになってしまった。予想して着替え一式を持っていったので助かった、備えあれば..ということか。 ともかく大雨の被害は全国的になっていることは間違いない。家が流されなかっただけ幸運だったと思うほかない。 今日は大失敗をしてしまった、監視カメラシステムの中枢であるカメラの自動切り替え器を手動運転にしたままにして帰ってきてしまったことだ。これが手動だと12台のカメラの内の1台しか見る事が出来ないのだ。幸い雨量と気温が見る事が出来るカメラが使えるので何とかなりそうだ。明日からは雨も一段落するようだからしばらくは大丈夫だろう。ただ台風22号が日本列島に接近してくるので1週間以内にもう一度山小屋に行かねばならない。 ★いろいろなニュースや情報を見てみると面白い。例えば高層マンション(タワーマンション)の最上階は価格も高く見晴らしも良いので富裕層御用達物件だ。しかし北海道や大阪の停電を経験すると、こんな物件は大きな間違いだったことが判る。エレベーターが止まった高層階を想像しただけでも住む所では無いと感じるだろう。とにかく階段を30階ぐらい往復することを想像すれば1階が如何に住みよい場所かが判る。いくら金を出してもエレベーターは動かせないから食料品も入手できない、例え階段を降りて買ったとしても階段を持ち上げなければならない。レストランに行っても帰りのことを考えたら腹一杯食べられない。まあそんな所だが、実際に高層階に住んで居る人達は窓の外をどのぐらい見るのだろうか?、たぶん3日も見ればいいところだろう。僕の知り合いにT電気の社長がいるが、彼の家は高台にあって市内一望でき、夏になると何カ所もの花火大会が見えた。彼の話に寄れば2年ぐらいみれば飽きてカーテンを閉め切っていたという。 億単位で稼いでも世の中は難しいことばかりで、資金を維持するだけでも大変な事になる。減らさないように投資すれば余計に減ってしまう。 人間、普通に喰うだけあれば良いのだ、暇に任せて旅行に行けば最後は空港の床に段ボールを敷いて寝ることになる、まるで路上生活者ではないか。

【2018.09.09】
★雨の合間を縫ってウオーキングに出掛けると、時々降ってきて大木の下で雨宿りしていた。これもまた風流なことだと考えれば楽しい。災害に遭わなかっただけでも儲けものと思えばも心も晴れるというものだ。 しかし北海道の地震を大災害だと言っている方も多いが間違いだろう。確かに停電したり家屋が傾いたが、現時点での死者は37人で行方不明者は2名となっている。 こんな程度で大災害とは言えない、なぜなら今年になって熱中症で救急車で運ばれた人は10万人にのぼるし、死者は160人となっている。この夏の暑さこそ大災害だと言う現実を認識しなければならない。要するに地球温暖化は震度7を超える大地震がひっきりなしに起きていると同じ事なのだ。飛行場など水没しても数日間飛行機が飛ばないだけで人命には影響ないから災害には値しない。ただ金儲けを企んでいる人達にとっては、観光客の減少とかで売り上げが減るから面白くないだけのことだ。 しかしインバウンド増加を期待して騒いでいる割りには今回の停電で空港は無様な姿を晒してしまった。停電になればマイクもスピーカーも使えないから外人観光客などに適切な案内が出来なかったのだ。こんな事は最低限想定できるのに訓練さえしてなかったのだろう。 もちろん北海道の千歳空港でも停電で右往左往している外人観光客が目立った。早い話が、外国に対して日本は地震や台風それに火山などが多く極めて危険な国であり、飛行場など閉鎖されたりホテルが倒壊したり流されたりするリスクが高いことを説明していないのだ。これは見方を変えれば外国人を欺していることにもなる。 ★北海道の停電について検証してみた。本来ならば送電系統の受給の負荷バランスが崩れて周波数が下がった場合は、系統安定化装置(SSC)という保護リレーが動作して自動的に負荷を切り離して安定させるようになっている。今回の場合最悪の状態に起きたと言うが、こんな時こそ系統を安定させることが必要ではないのか。今回の大停電は明らかに系統設計のミスである。最悪を想定しなかったら何の意味も無いし、実際に起きたときに想定外だなどと言い訳するのは技術者とは言えない。 今回もたぶん技術者が設計を誤ったのではないと思う、ここまでを想定して電源配置を決めると送電ロスが発生したりしてカネ儲けできないからだ。だからトップから設計を甘くするように指示が有ったのだろうと推測する。 黒字を出して株主から喜ばれて社長の座を守ろうという根性があからさまに見えて来る事故ではないのか。 また大阪に目をやれば未だに停電が完全に回復していないというではないか。なぜかというと町の中に立っているコンクリート柱が倒れてしまったからだ。こいつを立て直して電線を張り直すとなると時間がかかる。世界の大都市で電線の地中化が進んでいないのは日本だけだ。これも利益優先で景観とか、倒壊したときの人命に対する危険性を全く考慮していないからだ。ここでもカネ儲け優先主義が企業の中心に有り、企業は社会のためにあるのだという理念すら誰も考えていない。電柱は倒れると道路を塞いで交通を遮断してしまうから救急車さえ通行できないから人命にも関わるのは間違いない。 外国の観光地をテレビなどで見る機会があるが、とんでもない田舎でも電柱一本立っていない。日本では電柱に蜘蛛の巣のように電線が張りめぐらされていて美しい風景も台無しとなっている観光地も多い。また山麓には送電鉄塔が縦断していて見た目処か日本の風景を蔑ろにしているのも目につく。配電線も送電線も全て地中化するように株主の配当を減らしてでも対応すべき時代なのだ。 既に南の海には台風22号も発生したし熱帯性低気圧になろうとしている雲の塊もいくつか確認できる。これからが本当の台風シーズンなのである。

【2018.09.08】
★第二次世界大戦が終結した後から我々は必死になって働き、列島改造だと称して山河を破壊し、バブルと称してリゾート建設や道路建設に没頭してきた。科学だとか医学だとかIPSだとか大騒ぎしながらエネルギーを湯水の如く使ってきたが、その結果が次々に表面化している。それが災害と人の心の荒廃と退廃的な考え方しか出来ない人の増加だろう。 更にハードウエア面をみれば明らかに我々が働いて造ってきたモノは「砂上の楼閣」だったことがわかる。少しの風でボロボロと壊れて吹き飛んでいく壁や屋根、電力系統は少しの揺れで全停してしまう。技術の最高峰だという原発は爆発寸前までになる。河川は氾濫し橋は流れ住宅は泥水に沈み、警察は囚人を逃がして何十億円という税金を使う。こんな社会が出来あがっても人はまだ70歳まで働いて国土をボロボロにしようというのだ。何歳まで働こうが知った事では無いと思われるが、あなたたちは70歳の高齢者の運転する高速バスに乗って安心して旅行に行けるか?。例えば星野仙一さんも70歳で亡くなっている、西城秀樹さんは63歳で亡くなった。一昔前なら70歳はとっくに亡くなっている年令である。いくら元気と言っても物忘れはひどくなるし、運動神経も鈍ってくる。これも役人の考えた事だが、単に労働させて税金をむしり取って自分達の報酬だけは安泰にしようというものだろう。 年金が足らないと言うが、役人が5、000万人を超える庶民の年金を無駄遣いしてしまったためだ。若者が減ったというのは単なる言い訳にすぎない。不足分は公務員全員が給料の中から補填していくべきが筋であろう。犯人を逃がして探し回っている費用も役人の自己負担分を儲けるべき性質のものであろう。こうしたボンクラ集団による国家の運営は既に限界が来ているという証拠であろう。 ★ともかく日本人はNHKとか新聞の書いたことを信用しすぎる。こうした単一思考者が増えてくると社会は混乱するし、再び数百万人が戦争に行くことにもなる。元々戦争は経済摩擦というような問題で起きるのでは無い。軍需産業(大企業)昔なら財閥の利益を捻出するために始まるものだ。そのために今も国家は貧富の差を縮めようとしない、なぜなら米が食えなくて進んで戦争に志願する者がでるからだ。 多くの日本人はマスコミなどが黒と言えばそれに迎合し、シロと言えばそれになびいてしまう。例えばテレビで宣伝している「青汁」だが本当に青いのか、緑だろう。青信号と言えば青だと思い込んでいるが実際は緑だろう。こうした主体性の無い人間は政府や自治体にとって実に扱い易いと思わないか?。日本人はもっと利口な民族ではなかったか?、改めて縄文時代が懐かしく思われるのは僕だけだろうか。

【2018.09.07】
★台風が去ったので明日は南アルプス山麓の山小屋に飲料水を汲みに行く予定にしていたが、5日の大雨で土砂崩落があり道路が通行止めとなってしまった。もう通行できるかと思って建設事務所に問い合わせてみると、相当大規模な崩落であと数日は通行は無理だという。この道路は南信濃や上村から高校に通学する唯一の道路であり、救急車が飯田市の病院に行くための道路でもある。また食料品などを買い出しに行く為にも必要でもある。どうしても行かなければならない人は、平岡から阿南を経由して行く事になり2時間以上の回り道になる。 北海道の災害のことを思えばたいしたことは無いが、身の回りで同じような災害が起きると実に不便である。長野県の南部は実に道路が悪い、最近は徐々に良くなっているが土砂崩落の危険がある道ばかりだ。最近でも先の回り道になる平岡〜阿南に抜ける道路は崩落で数ヶ月通行止めになっていた。山間部の生活者は普通に考えても不便な生活を強いられているが現実は相当厳しい。要するに災害に遭ったときに復旧順序が下位になってしまうのだ。北海道でも停電が解消するのは大都市が最初である、山間部の集落は1週間もかかるという。 ★今回の「北海道胆振中東部地震」では泊原発が停電となり非常用電源(ディーゼル発電機6台)で何とか持ちこたえていた。しかしこの原発付近の震度は2だった、それで電源喪失である。外部電源は若しもに備えて3箇所から受電できるようになっていたが、全て停電してしまった。これはあと一歩で燃料プールの燃料棒の冷却が出来ずに高熱となり自発的に臨界に達して崩壊しセシウムを始めとする放射能を撒き散らす寸前だったということだ。 マスコミは政府に忖度して報道を控えたが現実は福島第一原発の二の舞一歩手前だったのである。原発は停止していたと言うが、現実には燃料棒を大きなプールに移して発熱を抑えている状態で、その危険度は運転中と何ら変わらないものだ。こうした忖度の結果が福島第一原発の爆発という悲劇を招いたのである。福島で被爆した子供の甲状腺癌の発症率は全国平均の5倍を超えている。こうした事実も忖度されて報道されない、日本のマスコミは一体何を考えているのだろうか。政府に替わって国民を戦争に導こうとでもしているのだろうか?。まんざら間違いとは言えないのが恐ろしいところである。 こうした忖度は例えばオーム真理教による松本サリン事件の時と何ら替わらない。要するに警察と一体となって冤罪を造り出してしまったのだ。あの時に反省したマスコミの連中はどこで何を考えているのだろうか、思い出したら一言ぐらい記者の精神を後輩に教えておこうではないか。 大学を出てろくに社会の常識も知らない連中が記者のなるのだから省庁の連中と同じで誰かにすがって記事を書くしか能が無いのだろう。新聞にやたらとスポーツ蘭が多いのもその結果であろう、遊びについて書く事だけは得意なのである。 こうした嘘と偽装に操られている庶民は野球やサッカーを見てストレスを発散するぐらいが関の山だろう、情けないとはこのことだ。

【2018.09.06】
★庭の隅に植えてあるサツキが一輪だけ咲いた。周りの田んぼを見ると稲刈りが始まっている。暑くもなく寒くもなく実に過ごしやすい一日だ。しかし今日は寝不足である、4時頃にトイレに起きたときにテレビを付けたら何と北海道で大地震発生のニュースである。あれやこれや見ているうちに7時になってしまった。 それにしても先日(9/1)に僕が予測し注意を促していた9月の大災害が現実に発生してしまったのだ。気候に特異日があるように何か自然災害にも特異月があるようだ。たぶん月の影響とか他の天体の影響があるのだろうと思われる。なぜかと言えば月の引力は海面を1メートルも引き上げる力を持っているからだ。海水の何万トンという重さの変化が断層のズレに影響を与えるというのは考えられないことではない。 今朝の地震では多くの山の山麓が無残に滑り落ちている。この状況について、国土交通省の土砂災害研究室の専門家と言われる人達がテレビで解説を加えていたが何の意味も効果も教訓にもならない。なぜなら、彼らが如何に理論を並べても実際に対策を施さない限り全くの無意味だと言う事だ。こんな研究に税金を投じても無駄なことは明らかである。同じように地方自治体で作成している崩落や冠水の危険地帯マップも無意味である。今迄の災害で役に立ったという話は聞いた事が無い。 今年も各地で都市が大規模に冠水したが、それぞれハザードマップを作って配布していたが役に当たっていないのだ。庶民が知っていても対策を施さない限り何の効果も無いと言うことである。 マップを造る暇が有ったら河川の堤防の低い所に土のうの一袋でも積んで来た方が効果が有るという事だ。要するに机上の空論など時間の無駄と言う事だ。 河川の危険な場所は学者や土木の専門家が見なくとも住民に聞けば判る、なぜなら彼らはその土地に住み着いて何度も洪水を経験しているからだ。その危険な場所に土のうの一つでも積んだらどうかというのである。税金もかからずに効果的な災害対策が出来るのは間違いない。 ★今回の地震を見ても判るが、電気や水道が止まったらお手上げである。その為にも家庭でもエネルギーの分散を図るべきだ。僕は電気と、風呂は石油、台所はプロパンガスを使っているが、このように分散することによって困ったときに何らかの工夫が出来る。更に南アルプス山麓の山小屋で飲料水を汲んできてまかなっているので、多いときは100リットル、少なくとも20リットルは備蓄できている。更に自宅にも山小屋にも2.4キロワットの発電機を常備し、ガソリンも各50リットルぐらいは備蓄している。こうすれば発電機にも車にも緊急用として利用できる。とにかく災害列島日本である、備えあれば憂い無しということだ。 いま政府も行政も何が日本にとって必要な事なのか全く判っていない。いまさら北朝鮮のミサイル迎撃に1兆円もかけようなどとは愚の骨頂である。北朝鮮のミサイルが飛んで来る前に日本は災害で全滅している。 ともかくロシアとかスイスとかは台風は来ない、なぜなら周りに海が無いからだ。温暖化によってお湯のようになった海が出来ることは台風によって経済活動を停滞させ、すこしでも温度を下げようとすることだけなのだ。少しは見習うといい。

【2018.09.05】
★12時頃になってようやく南アルプス山麓の山小屋の停電が復旧した。幸い大きな被害はなかったが、12台有る監視カメラのうち一台の架台が風によって曲がったぐらいだった。 ★ウオーキングしながら近隣の果樹園を見て歩いたが、昨日の台風被害でリンゴも梨も強風で落ちているものは殆ど見当たらなかった。何とか被害は免れたようだが、実はこれからが台風シーズンなのである安心してはならない。 昨日からテレビをよく見ている、それは台風による各地の被害がどのようなものだったのか知るためだ。スマートフォンで撮影した動画がテレビ局に送られてきてニュースでその貴重な記録が放送されている。ある局では3,000本も届いたという。大阪市内で屋根が風で飛んだり木が倒れるのは一般的な被害だが、強風による自動車の被害は想像を超えていた。しかし看板類がいい加減な工事によって壁や屋根に取り付けられていて簡単に落ちてしまうという事も判った。またバス停とか道路の標識も明らかに強度不足である。 僕は今年の春にこの台風を予見していた、温暖化によって海水温が上がり強力な風や雨を維持したまま上陸し大きな災害を起こすという予測だ。今回は台風の気圧が950hp前後で上陸したが、次は予想通りに900hp位下で上陸の可能性も高い。 今回の台風が人間に知らせていること、それを理解しないと未来は明るくならない。 飛行場が水没したこと、これは無駄な旅行や貨物の往来を減らせということだ。車の被害については、もっと数を減らしてガスの排出を減らせと言うこと。道路の冠水や崩落は、無駄な外出や旅行はやめなさいと言う事。 このように馬鹿な地球人に自然は警告している、まさに地球は生きていると言う事だ。 今回の台風の報道で関心を引いたのは何と言っても関西空港の冠水と橋に衝突したタンカーの映像であろう。橋に衝突し大きな波に揺られて艦橋部が橋の鉄をゴリゴリ切断して居る様子の映像は映画を見ているようだった。ここまで来ると台風の映像は映画に近い出来になってくる、どんな名監督の大作でも本物にはかなわない。確実に迫力が違うのだ、今後は下らない映画を見るよりもニュース映像の方が楽しめる時代になったということだろう。 今迄広島や九州など各地の様々な被害の状況を見てきた都市の人達も実際に災害を体験できたことは今後の教訓になったこといだろう。次に来る10mを超す東南海沖地震の津波への備えも万全になることを期待したい。 行政が避難指示を出しても実際に避難する人は3%程度だというが、若しも全員が避難してきたら行政も困るだろうからこの程度の数字が適当かも知れない。5万人が一気に避難してきたらどうするのか誰も考えた事すら無いと思う。しかし東南海沖地震は別だ、100万人の避難者も想定しなければならない。この機会に下らない行政の主催するイベントは全てやめて次なる災害に備えようではないか。 しかし数千万年前から人類の持っている遺伝子(DNA)には災害に備えようという項目は少ない。なぜ猿だったものが人になったか?..それは楽天的な考え方を常に持っていたからだ。関東大震災が17年以内に起きると言って地方に移住する人など殆ど聞いた事が無い、来たら何とかなるだろうという楽観的な考え方が楽しい毎日をおくり元気の原動力になっているのだ。同じように病気についても何とかなるさという楽観的な考え方が長生きをするための重要な要素となっていることも間違いない。

【2018.09.04】
★台風21号も駆け足で日本海に抜けていったようだ。伊那谷も雨と風に見舞われたが大きな被害はないようだ。しかし南アルプス山麓の山小屋は16時半頃に停電したまま未だに復旧していない。たぶん上村の一部もまだ停電していると思われる。天竜川上流工事事務所が設置している伊那市を始め駒ヶ根市や飯田市の監視カメラのうち半分が停止している。電気が止まった時にこそ必要とされる設備ではないのか?。これでは何の為に設置したカメラなのか判らない、要するにこれも無駄な投資の一つであろう。 今回の台風で見応えがあったのは関西国際空港の冠水だろう。元々海を埋め立てて造ったのだから覚悟の上での施設だと思うが、連絡橋にタンカーが衝突するというのは想定外だったに違いない。空港が孤立してしまうなどというのは日本の恥ではないのか、何の意味も無い迎撃ミサイルを設置するより国土をもっと強靱にするのが先決だろう。こう言うとゼネコンが喜ぶのだが、官主導の談合さえやめれば工事費は格段に安くなり防災工事も順次進めていけるはずである。その為にも外国の建設会社を広く入札に参加させる道しか残されていないというのも恥の一つで有る。 ★こうした大型台風は以前からここでも書いている通り温暖化のツケである。しかしここでようやく異常だと気が付いたのが世界の投資家たちである。何と900にものぼる大型投資家が化石燃料関連企業の株式や債券を売却すると決めたというではないか。この売りだけで700兆円にのぼると言うからただ事ではない。石油関連株の暴落や自動車産業株の低迷の始まりだろう。更にこうした温暖化を助長している企業への融資も停止する動きが顕著になっている。 温暖化防止には電気自動車を代替えにするなどと言うのは愚の骨頂である、そもそも電気は石油から造られているからだ。石油は直接エンジンで動力に変換した方が効率が良い、石油で水を湧かして蒸気を作りタービンを回して発電し、幾つもの変電所を介して送電すると、使った石油の半分ぐらいしか動力にはならないのだ。多少車の回生エネルギーを使って補ってもまだ効率が悪い。中国で電気自動車に切り替えようという動きもあるが、これは中国では良いエンジンが出来ないからだ。 投資家諸君にはもっと他に投資を制限するべき企業が有る、それはスポーツやオリンピックに協賛している企業だ。こうした馬鹿な企業は株式で懲らしめるしかないのだ。個人で株を買っている諸君も先を読んで買うのならこうした企業は避けるべきだろう。 アメリカは温暖化に背を向けているが、近いうちにバチが当たることは間違いない、どのようなバチなのかは判らないがハリケーンとか国内の暴動とか様々な問題が確実に起きる。輸入品に25%追加課税すれば困るのは自国民である。高い電気製品とか車を買わなければならないから、これも大きな社会不安の一つになる。 社会は大きく道を逸れようとすると元に引き戻す力が必ず働くことを忘れてはならない。社会ばかりではなく政治に始まり体操連盟まで同じように引き戻しが起きる。全ての物理学の収束は安定に向かっていくのである。

【2018.09.03】
★まだ夏を感じさせるような暑さが続いているが、四国の南方海上からは相当強力な台風が北上している。この巨大さの原因こそ下らないスポーツやイベントに熱狂した人間のツケが回ってきているのだから誰も文句は言えまい。家が水没しながらもまだスポーツ観戦している人を見るにつけ何か哀れさを感じてしまう今日この頃である。 災害に際しては他人はともかく自分が生き残ることが先決である、これは東日本大震災で津波を経験した人達の言葉である。家族や友人を助けに行って2人とも犠牲になったのでは元も子もない。まず自分が助かることだけを考えよう。 これは悪いことではなく褒められる行動なのだ、大きな船が沈んで小さなボートに乗って助かったが2人しか乗れない。だが4人も乗っている、どうするかというと2人を海に落とすのだ。こうすることによって2人助かるのだ、4人のままだと転覆して4人全員が死んでしまう。だから人間として正当な行為なのである。最近はこうした選択は行われないが、戦争の時代には幾らでも有った行動だという。だから結果として我々が今生きていられると言う事なのである。 ★飯田市でいま大きな話題になっているのが「かぶちゃん」である。これは「伊那谷道中かぶちゃん村」というテーマパークを経営している会社のグループ会社の「ケフィア」という会社が詐欺で破産したからだ。何でも1,000億円以上が未払いになっているという。双方の会社は親子で代表になっていると言うが、たぶん逮捕者も出るだろう。これに伴ってかぶちゃん村の横で営業していた系列の「満願成就の湯」という温泉も破産した。僕も秋から春にかけて友人のN君とほぼ毎月1度は行っていた温泉である。広くて泉質も良く洞窟風呂など有って実に良い温泉だったので残念だ。 この「かぶちゃん」は市田柿の販売で急成長した会社なので、今後は市田柿の販売にも悪影響を及ぼすかも知れない。 人はなぜ詐欺をするのか..根底には「もっと儲けよう」という邪心が働いているのだろう。 詐欺の始まりは個人の名前と住所を集めることから始める。例えば健康食品を無料で送るとか、今日だけ半額で販売というようなテレビコマーシャルで住所を集める。集まったら、その住所に半年で10%で利息が付く商品とか投資を勧めるダイレクトメールを発送する。それに引っかかった人には2から3回広告通りの金(儲け)を払い、もっと多額の投資を誘ったり、口コミで多くの客を集めて巨額の資金を集めるのだ。そうして頃合いを見て倒産し社長は夜逃げしてしまう。とにかく旨い話には乗らないことだ、欲の深い人だけが詐欺の被害者になる。「ケフィア」の手口も利息も同様のものだったが、銀行の利息が0.1%の時代に20%の利息という話は明らかに詐欺なのである。 一般的に詐欺の犯人は刑罰が軽い、なぜなら欺される方も悪いからである。 この「かぶちゃん」の系列会社は天竜峡にあるカフェテリアとか下条村にある道の駅にもあるようだ。

【2018.09.02】
★もしかしたら今より良い時代が来るかも知れない。人工知能(AI)の発達は自動車の運転者を不要にする。そうなれば免許も不要だしヨボヨボになっても乗って北海道にも行ける。他の機械にも人工知能が搭載され人為的な間違いや失敗を無くすから怪我をしたり火事になる事も無い。この人工知能というのはコンピューターに基本的な知識を与えた上で自ら学習させることによって完成度を高めていく。だから自動運転の自動車に何度も乗って居るうちに期間箇所とか混雑する道を避けて行くようになる。 これは遠い将来ではなく目の前まで来ている技術である。しかしこの人工知能の発達は社会にもっと凄いことを引き起こすことになる。まず英語などの外国語の勉強は必要なくなる、過去の記録とか歴史など学ばなくともいい、法律など覚えなくとも司法試験に合格できるなど、とんでもないことが多々起きてくる。こうなると不要になる人間が出てくる、それは東大をはじめ京大など大学で高度な教育を受けた者だろう。要するに高度な教育など不要になる、それよりも様々な経験を積んで幅広い知識と想像力をもった人だけが必要とされ優遇される。だから普通に生活するならば中学生程度の知識が有れば良いことになる。この事によって記憶力だけが勝っているだけの者は無用の長物となるのは間違いない。 社会が此処まで来ても格差は解消されない、なぜならば卓越した想像力を持った人が先頭にたって企業を興し、新しい機械をつくる事が出来るからだ。要は格差の順番が変わるという事である。 今後不要になる人間とはどういう人達だろうか?、例えば役人を対象に考えてみると、少子化問題に取り組んでいる者が居るが、考え方が現実と180度違うから何の役にも立っていない、それは現状を見れば誰でも判ることだ。なぜ彼らが有効な手立てを考案できないのか..それが問題なのだ。 彼らは猿山に行って実際に猿の群れを長時間観察したことがあるだろうか?。たぶん学生時代は塾通いなどでそんな時間は無かっただろう。だから一般常識に欠けてしまったのだ。猿山で猿たちは毎年一定の子供を産んでいる、どうして少子化にならないのだろうか。それは子供を群れで育てているからだ。子供というのは産んだ人や家族で育てる物ではないということに考えが及ばないのである。 この猿山は..実はいまから60年ぐらい前まで人間の社会でも当たり前だった。母親が用事があるときは気楽に近所の家に一日でも預けていったものだ。病気も医者に行かなくとも周囲の経験者の知識で90%は治るのだ。悪いことをすれば誰でも暖かく叱ってやっていた。ともかく人工知能は将来こうした子育てまですることになるだろうが、社会はどんどん変わっていくから順応するしかない。新しい技術を恐れる事はない、多くの庶民が理解して使わなれないかぎり売れないから誰でも使えるような物しか実用化されないのだ。安心して明日も生きることにしよう。

【2018.09.01】
★ウオーキングをしていたら急に雨が降ってきた、大きな木の枝の下に隠れてやり過ごしていたところ、目の前の葉っぱにも昆虫が雨を避けて隠れていた。何という昆虫かは知らないが保護色を使っているらしく全く動かなかった。5分ぐらいで止んでくれたので早々に家に戻ったが、汗と雨でずぶ濡れになってしまった。これも夏の楽しみの一つだろうと思えば、死ぬほど暑かったのにゆく夏を惜しむ気持ちもわいてくるではないか。 ★9月は大災害の多発する時期だ、日本の代表的な災害は主に9月に起きているのである。例を挙げるまでもないが、1923年には関東大地震。1945年には明応関東地震で相模沿岸に大津波、鎌倉高徳院の大仏殿が流失。1108年には浅間山が大噴火し30億トン以上の降灰や火砕流が発生。1948年には明応地震が発生、太平洋沿岸の紀伊から房総にかけ津波が襲来駿河湾岸で高さ15m以上、伊勢・駿河湾を中心に26,000名が死亡。1954年には洞爺丸台風が北海道へ接近。青函連絡船「洞爺丸」が転覆1761名死亡。他にも関東大水害や足尾台風、狩野川台風などの災害が9月に起きているのである。 今年も猛烈な台風21号が本土に向けて進んでいる最中だ。再び多くの犠牲者や田畑の被害、農業被害が出ると思われるから危険地域に住んでいる人は今から避難先を検討しておきたい。 こんな時に好都合なのがキャンピングカーだろうか、食料や水それに生活に必要な物を積み込めば一家で北にも南にも行ける。それに家屋のように固定資産税も不要だし空き地があれば寝泊まりできる。 日本は島国だから外敵の侵入に対する備えがない、だから土地とか家屋などの固定資産を大切にする。しかし大陸に住む人達は川を1本越えれば他国である、いつ敵に襲われるか知れないので固定資産などどうでもいい、それよりも身に付けられる金銀の装飾品が好まれる。いつも身に付けていれば全財産を持って即刻逃げることが可能だ。 日本もこれからはこうした大陸的な考え方をしなければ生き延びることが出来ないだろう。ともかく9月は気候が大きく変わる時期である、こんな時は体調にも大きく影響を及ぼす。年配者は無理をしないように来たるべき冬に順応するよう体調を整えたい。 ★暑かった今年の夏に売れたのは「梅干し」だったという。反対に生ビールなどは売れなかったようだ。この暑さで屋外ビアガーデンでビールを飲もうなどと考える人が減るのは当たり前だ。しかし梅干しが本当に熱中症の予防に効くのだろうか?。テレビのバラエティー番組で、熱中症予防には梅干しがいい、と誰かが発言しただけの事で塩分補給程度の効果しか無いのではいか。あれが効く、これが効果が有る、血圧が下がる、血糖値が下がる.など良いとされる物の殆どは嘘っぱちである。野菜は良いという人も多いが、当然少しは食べなければ「かっけ」になってしまう可能性もある。しかし野菜を食べ過ぎるとなぜ悪いのかは誰も知らないだろう。全ての植物は昆虫から喰われないために僅かな毒を持っているからだ。食べると危険だという毒草や植物も単にこの毒が他に比べて少し多いだけなのだ。ほうれん草でも毎日食べていると毒に当たって病気になるということだ。 食べ物に何が良いとか悪いとかなど無い、とにかく多くの種類の物を十分に食べるべきだ。血糖値が上がるからと言って甘い物を減らすと脳が働かなくなり痴呆が進む。血糖値は病的な高さで無い限り多少高くても(200ぐらい)大丈夫なのだ。御用学者の言う事を聞いて病気になっても誰も助けてはくれはしない。